はじめに
このドキュメントでは、CDFW用の複数のIPSECトンネルを作成する方法について説明します。
トンネルの作成
Umbrella SIGには、同じ場所からでも複数のトンネルを作成できます。
注:同じトンネルIDを再利用することはできません。各IPSEC接続は、一意のトンネルIDを使用する必要があります。トンネルIDが重複していると、トラフィックの受け渡しが失敗する可能性があります。
FQDN VPN IDをサポートするデバイスの場合:
「ユーザFQDN」VPN IDを使用してトンネルを識別する場合、同じ出力IPの背後に複数のトンネルを作成できます。
- Umbrellaの(Deployments > Network Tunnels)にある「Other」プロファイルを使用して、ネットワークトンネルを設定します。
- これにより、オプションで、トンネルIDとしてIPアドレスの代わりに使用されるFQDNを設定できます。
- 設定済みの「ユーザFQDN」ピアIDを使用するように、デバイスを再設定します(例:site1@12345678-987654321-umbrella.com)。
トンネルは同じUmbrella DCで終端することもできます。たとえば、トンネルIDがsite1@12345678-987654321-umbrella.comおよびsite2@12345678-987654322-umbrella.comの場合、同じヘッドエンドで終端できる
注:同じトンネルIDを再利用することはできません。各IPSEC接続は、一意のトンネルIDを使用する必要があります。トンネルIDが重複していると、トラフィックの受け渡しが失敗する可能性があります。
同じ出力IPからマイアミのデータセンターへの複数の接続の例を次に示します。
(トンネルID)
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SRC IP
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DST IP
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送信元ポート
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DST PORT
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プロトコル
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one@123-123-umbrella.com
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146.112.84.8
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4500
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4500
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IPSEC
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two@123-456-umbrella.com
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146.112.84.8
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4501
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4500
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IPSEC
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three@123-789-umbrella.com
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146.112.84.8
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4502
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4500
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IPSEC
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