はじめに
このドキュメントでは、仮想アプライアンス(VA)/Active Directory(AD)およびポリシー階層と、VA/AD +ローミングクライアントについて説明します。
VA/ADおよびポリシー階層
Insightsでは、要求がそのInsights IDのポリシーに一致した場合にのみ、Active Directoryまたは内部ネットワークIDがレポートの「ID」列に表示されます。
Insights Identityは次のいずれかです。
ポリシー階層で、ネットワークまたは内部ネットワークが実際の特定のインサイトのユーザまたはコンピュータのIDよりも高い位置に設定されている場合、ダッシュボードの[レポート]セクションの[ID]列には、インサイトIDの検索時に一致したネットワークまたは内部ネットワークが表示されます。
「レポート」セクションの「IDによるフィルタリング」を使用すると、IDの要求履歴が正しく表示されますが、ネットワーク/内部ネットワークと表示されるだけです。
次の例では、「Zachary Gilman」というIDを検索しましたが、ネットワークポリシーがポリシー階層の上位にあるため、一致したポリシーのIDからのIDとして表示されます。ポリシー階層の上位にあるユーザの特定のポリシーがある場合、そのポリシーは自分のユーザとして表示されます。基本的に、AD IDの検索は可能ですが、ポリシーが一致したIDとして表示されます。
policy_hierarchy.jpg
VA/AD +ローミングクライアント
詳細については、「クライアントのローミングとレポート:予想される動作」の記事全体を参照してください。このスニペットは、Insightsと組み合わせてUmbrellaローミングクライアントを使用する場合にのみ関連します。
Umbrellaローミングクライアントは、Insights環境を離れるラップトップで使用されることが多いですが、UmbrellaローミングクライアントがInsightsネットワーク内にある場合のレポート作成ではどうなりますか。
Umbrellaローミングクライアントが仮想アプライアンスによって保護されている場合、Umbrellaローミングクライアントは自動的に無効になり、Umbrellaローミングクライアントとして報告しなくなるため、そのUmbrellaローミングクライアントIDのレポートを検索する機能がありません。ただし、Active Directoryユーザ、コンピュータ、またはコンピュータの内部IPアドレスで検索できます。
仮想アプライアンスによって保護されているかどうかは、トレイアイコン(MacまたはWindows)を確認するか、「Primary Policy」アイコンにカーソルを合わせてダッシュボードでそのIDを確認することで確認できます。
トレイアイコン(Mac用) |
Umbrellaダッシュボード([コンピューターの移動]セクション) |

|
 |