はじめに
このドキュメントでは、Cisco Umbrellaの設定に適用されているポリシーを判別する方法について説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco Umbrellaに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
概要
組織のUmbrella管理者として、特定のエンドポイントにどのポリシーが適用されているかを確認する必要がある場合があります。これは、新しいポリシーを導入する際のデバッグやテストに役立ちます。
ポリシー適用の決定
Umbrellaに適用されているポリシーを確認するには、次の手順を実行します。
1. 適用するポリシーを決定するクライアントマシンからデバッグ出力を収集します。デバッグ出力を収集するには、Windowsのコマンドプロンプト、またはOS Xのターミナルウィンドウから次のコマンドを実行します。
nslookup -q=txt debug.opendns.com
次のような出力が表示されます。

ここでの目的にとって重要な情報は、OrgIDとバンドルです。OrgIDは組織のダッシュボードの識別子で、バンドルはその組織内で適用されるポリシーの識別子です。
2. Umbrellaダッシュボードにログインし、ブラウザで新しいタブまたはウィンドウを開きます。
3. デバッグ出力から取得した2つの変数をこのURLに追加します。ここで、「<OrgID」と「<Bundle-ID>」は次のとおりです。
https://dashboard.umbrella.com/o/<OrgID>/#/configuration/policy/<Bundle-ID>
これにより、デバッグ出力が実行されたコンピュータ(またはユーザ)に適用されたポリシーが、実行時に直接表示されます。
追加情報
詳細については、シスココミュニティの「Umbrella Learning:DNS Deployment and Policy Playlist」セクションにある「Policy Troubleshooting video」を参照してください。