はじめに
このドキュメントでは、自動トンネル設定を使用するようにSD-WANを設定する方法について説明します。
概要
ここに示すように、自動トンネル設定を使用するようにSD-WANを設定できます。
この設定により、デバイスは自動的にSWGに接続し、選択を自動的に実行できます。次のDNSレコードを使用して、この宛先を確認します。
global-a.vpn.sig.umbrella.com
global-b.vpn.sig.umbrella.com
これにより、リージョンコードに基づいて最も近いDCが返されます。 取得できるリゾルバを予測するには、シスコのデータセンタードキュメントを参照すると役立ちます。
顧客がパリにいる場合
- グローバルA(プライマリ)の戻り値:146.112.102.8(パリ)
- グローバルB(セカンダリ)戻り値:146.112.103.8(プラハ)
パリが近いですから、これは理にかなっています。 お客様がプラハにいると、EU-2への接続と同じ情報が提供されます。
Cisco_Umbrella_Through_Tunnel.pngへの接続
これは、仮に顧客がプラハにあるという事実にもかかわらず、SD-WANに自動トンネルを設定すると、プライマリトンネルとしてパリが設定されることを意味します。
明確にするために、プラハでは、同じ「地域コード」内にあるため、顧客は同じレコードを期待できます。
- グローバルA(プライマリ)の戻り値:146.112.102.8(パリ)
- グローバルB(セカンダリ)戻り値:146.112.103.8(プラハ)
最適なデータセンターにルーティングしていないように見えるため、混乱が生じる可能性があります。
免責
これはバグではなく、設計どおりに機能することを強調することが重要です。
いくつかのオプションを使用できます。
- SD-WANを最新バージョンにアップグレードすると、DCの選択を元に戻すことができます。
- 手動トンネル設定の手順(V-Edge | C-Edge)を使用します。
UPDATE:vManageの最新バージョンでは、実際には自動トンネル経由で選択するDCを指定できます。
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