はじめに
このドキュメントでは、Cisco Secure Client for Umbrella製品の詳細な「トレース」ロギングを有効にする方法について説明します。
背景説明
状況によっては、より詳細な「トレース」ロギングを有効にするようCisco Umbrellaサポートから要求されることがあります。トレースロギングを有効にするには、フラグファイルを作成し、このドキュメントで説明するディレクトリのいずれかに配置します。Umbrellaサポートはファイルを提供するか、または自分で作成することができます。
Windows
ローミングセキュリティモジュールを使用したCisco Secure Client:
C:\ProgramData\Cisco\Cisco Secure Client\Umbrella\data
自分でファイルを作成する場合は、「trace」という語を引用符なしで含め、loglevel.txtやloglevel.flag.txtではなくloglevel.flag
として保存する必要があります。
ディレクトリにloglevel.flag
ファイルを配置したら、ローミングクライアントサービスを再起動して有効にしてください。
ファイルを.txt以外の形式で「保存」しないでください。.rft .odtなどの特定の形式では、不要な情報が作成され、トレースロギングが有効になりません。
MacOS
force_log_level.plist
を次のディレクトリに配置します。
ローミングセキュリティモジュールを使用したCisco Secure Client:
/opt/cisco/secureclient/umbrella/data
ファイルを自分で作成する場合は、必ずforce_log_level.plist
としてファイルを保存してください。
ファイルの内容は次のように表示されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>logLevel</key>
<string>trace</string>
</dict>
</plist>
ディレクトリにフラグファイルを配置したら、ローミングクライアントサービスを再起動して有効にしてください。