ブロックページバイパスまたは許可のみモードのトラブルシューティング

はじめに

このドキュメントでは、ブロックページのバイパスまたは許可のみモードで動作しないWebサイトをトラブルシューティングする方法について説明します。

前提条件

要件

このドキュメントに関する固有の要件はありません。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、Cisco Umbrellaに基づくものです。

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

問題

ブロックページバイパスまたは許可のみモードを使用している場合、Webサイトにすべてのコンテンツを完全に読み込めないか、ログインできないか、または一部のビデオやオーディオが正しくストリーミングされません。  

コンテンツフィルタリングが「高」または「カスタム」に設定され、多くのカテゴリまたはほとんどのカテゴリがブロックされている場合に、問題が発生する頻度が高くなり、顕著になります。その理由は、前述のコンテンツ（イメージ、JavaScriptなど）の多くが、「ビジネスサービス」、「リサーチ/リファレンス」、「ファイルストレージ」、「Eコマース/ショッピング」などのタグが付けられたドメインからロードできるためです。

この記事では、これらの問題の原因と、要求の高いサイトの追加ドメインのリストについて説明します。 

解決方法

これがブロックページバイパスの仕組みであるため、Umbrellaでは追加ドメインを宛先リストに追加することを推奨します。 

注：これは、トップレベルドメイン(netflix.comなど)を追加するために使用するブロックページバイパス許可リストとは異なります。

同様に、Allow-Onlyモードでは、Webサイトを完全に利用するために、許可リストに他のドメインを追加する必要があります。

問題が検出され、ドメインが適切にロードされない場合は、サイトへのアクセスに問題があったIDを検索し、アクセスされたドメイン以外の追加ドメインのブロックを確認します。これらは、許可リストに追加する必要があるドメインです。 

このレポートを実行するには、次の手順に従います。

1. 「レポート」 > 「活動検索」にナビゲートします。

2. テスト対象のIDにフィルタを適用し、「ブロックされた」結果のみが表示されることを確認します。  

3. 「レポートの実行」を選択します。

これにより、グローバル許可リストへの追加、グローバル許可リストへのドメインの追加、または新しい許可リストの作成に必要な情報が得られます。詳細については、前述のUmbrellaのマニュアルを参照してください。

注：ポリシーの変更が適用されるまで数分かかります。

これらの問題に関して最もよく寄せられるドメイン名のリストについては、Umbrellaのナレッジベース記事を参照してください。