はじめに
このドキュメントでは、Cisco UmbrellaのTop Domainsレポートに、ワイルドカードが付加されたドメインが表示される理由について説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco Umbrellaに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
概要
Top Domainsレポートを表示すると、ワイルドカードが付加されたドメインが表示されることがあります。この最も一般的な例には、次のようなドメインがあります。
- *.dyndns.org
- *.amazonaws.com
- *.l.google.com
ドメインのトリミングについて
Cisco Umbrellaでは、Top DomainsレポートとScheduled ReportsでDomain Trimming機能が使用されます。この機能は、サブドメインのグループを取り込み、ワイルドカードが付加された単一のドメインとしてまとめてグループ化します。Umbrellaがこれを行わなかった場合、Top Domainsレポートにこれらのサブドメインが含まれることがあり、それほど多くの貴重な情報は含まれません。
この例を示すために、これらのドメインは*.l.google.comのカウントにカウントできます。
- play.l.google.com
- www-google-analytics.l.google.com
- plus.l.google.com
- gas.l.google.com
- sandbox.l.google.com
- mobile.l.google.com
ドメインが完全に表示される場所
これらのドメインでワイルドカードを使用していると示される場所は、Scheduled ReportsレポートとTop Domainsレポートだけです。その他の場所では、完全なドメイン名で表示されます。