はじめに
このドキュメントでは、Umbrellaの内部ドメインリストと外部ドメインリストの違いについて説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Umbrellaローミングクライアントに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
概要
Umbrella SIGソリューションの導入後、Umbrellaは外部ドメインリストの概念を追加しました。この記事では、内部ドメインリストと外部ドメインリストの違いについて説明します。
内部ドメインリスト
内部ドメインリストに追加されるすべてのドメインに対して、DNSクエリはローカルネットワークのDNSサーバーを介して送信されます。これらのドメインは、マシンに設定されたDNSを使用して解決するために、Roamingデバイスと仮想アプライアンスをバイパスしています。これは、Umbrella DNSレイヤもバイパスします。Umbrellaダッシュボード管理者は、ダッシュボードでDNSレコードを確認できません。
外部ドメインリスト
外部ドメインリストに追加されたすべてのドメインはSWGをバイパスでき、ドメインをプロキシすることはできません。外部ドメインリストは、Umbrellaプロキシレイヤをバイパスできます。外部ドメインリストは、ホステッドPAC、AnyConnectデバイスにのみ適用できます。Umbrellaダッシュボードの管理者は、ダッシュボードの下にWebレコードを表示できません。
警告
内部ドメインリストにリストされているドメインは、DNSレイヤ保護とSWGプロキシの両方をバイパスできます。
外部ドメインリストにリストされているドメインは、SWGプロキシだけをバイパスしてDNSレイヤ保護をバイパスしません。
推奨事項
ドメインを追加したリストによっては、Umbrella保護のレイヤをバイパスできるため、信頼できるドメインのみを追加する必要があります。