Firepower Device Manager(FDM)でのsyslogの設定と確認

はじめに

このドキュメントでは、Firepowerデバイスマネージャ(FDM)内でsyslogを設定する方法について説明します。

前提条件

要件

次の項目に関する知識があることが推奨されます。

• Firepower Threat Defense（脅威対策）
• syslogソフトウェアを実行してデータを収集しているsyslogサーバ

コンフィギュレーション

ステップ 1：Firepower Device Managerのメイン画面から、画面右下隅のSystem Settingsの下にあるLogging Settingsを選択します。

ステップ 2：System Settings画面で、左側のメニューからLogging Settingsを選択します。

ステップ 3：Data Loggingトグルスイッチを設定し、Syslog Serversの下の+記号を選択します。

ステップ 4：Add Syslog Serverを選択します。または、「オブジェクト – Syslogサーバ」でSyslogサーバオブジェクトを作成します。

ステップ 5：SyslogサーバのIPアドレスとポート番号を入力します。Data Interfaceのオプションボタンを選択し、OKをクリックします。

手順 6：新しいSyslogサーバを選択し、OKをクリックします。

手順 7：Severity levelを選択して、all eventsオプションボタンでフィルタリングし、目的のログレベルを選択します。

ステップ 8：画面の下部にあるSaveをクリックします。

ステップ 9：設定が正常に行われたことを確認します。

ステップ 10：新しい設定を展開します

Deploy Nowをクリックします。

オプション。

また、アクセスコントロールポリシーのアクセスコントロールルールは、Syslogサーバにログインするように設定できます。

ステップ 1：画面の上部にあるPoliciesをクリックします。

ステップ 2： ACPルールの右側にマウスを置き、ロギングを追加して鉛筆アイコンを選択します。

ステップ 3：Loggingタブを選択し、At End of Connectionのオプションボタンを選択します。次に、Select a Syslog Alert Configurationの下のドロップダウン矢印を選択し、Syslog Serverを選択して、OKをクリックします。

ステップ 4：設定変更を導入します。

確認

ステップ 1：タスクが完了したら、show running-config loggingコマンドを使用して、FTD CLIクリックモードの設定を確認します。

ステップ 2：Syslogサーバタブに移動し、SyslogサーバアプリケーションがSyslogメッセージを受け入れることを確認します。

トラブルシュート

ステップ 1：SyslogアプリケーションのSyslogメッセージからメッセージが生成される場合は、FTD CLIからパケットキャプチャを実行してパケットを確認します。Clishプロンプトでsystem support diagnostic-cliコマンドを入力し、ClishモードからLinaに変更します。

ステップ 2：UDP 514（またはtcpを使用している場合はtcp 1468）のパケットキャプチャを1つ作成します。

ステップ 3：通信がSyslogサーバのネットワークインターフェイスカード(NIC)に到達することを確認します。ロードされたユーティリティをキャプチャするWiresharkまたは別のパケットを使用します。SyslogサーバのWiresharkでインターフェイスをダブルクリックして、パケットキャプチャを開始します。

ステップ 4：udp 514の上部バーで表示フィルタを設定し、udp.port==514と入力してバーの右側にある矢印を選択します。出力から、パケットがSyslogサーバに到達できることを確認します。

ステップ 5：Syslogサーバアプリケーションにデータが表示されない場合は、Syslogサーバアプリケーション内の設定をトラブルシューティングします。正しいプロトコルudp/tcpと正しいポート514/1468が使用されていることを確認します。

関連情報

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