Catalyst 8000でのマルチキャストサービスリフレクションの設定とトラブルシューティング

Updated: 2023 年 10 月 20 日
Document ID:221125

偏向のない言語

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翻訳について

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    はじめに

    このドキュメントでは、Catalyst 8000のマルチキャストサービスリフレクション(MSPR)機能をトラブルシューティングするプロセスについて説明します。 

    前提条件

    要件

    次の項目に関する知識があることが推奨されます。

    • 基本的なマルチキャストルーティングの知識
    • Cisco IOS® XEコマンドラインの知識

    使用するコンポーネント

    このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

    • ルータCatalyst 8500
    • Cisco IOS XE 17.9.4

    このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

    背景説明

    このドキュメントの目的は、Cisco Catalyst 8000を使用したマルチキャストからマルチキャストへの宛先変換シナリオを検証するための、マルチキャストサービスリフレクション(MSR)機能の基本設定とトラブルシューティングを示すことです。 

    Multicast Service Reflectionは、特定のマルチキャスト要件を満たすために、ネットワーク内のさまざまなポイントに導入できる汎用的な機能です。マルチキャストサービスの効率と信頼性の向上に役立つ イン 複雑なネットワーク環境では、ユーザは受信したマルチキャストまたはユニキャストの宛先アドレスを、内部のアドレッシングポリシーに準拠したマルチキャストまたはユニキャストアドレスに変換できます。

    Multicast Service Reflectionには、両方のパケットを変換する source および宛先アドレス イン IPv4ヘッダーを指定します。これは、（事前定義された設定に基づいて）変換する必要がある（特定のマルチキャストグループおよび送信元に関連付けられた）マルチキャストトラフィックストリームを特定し、トラフィックがリフレクションポイントに到達したときに、変換を実行するルータがこれらのパケットを選択的にリフレクトします。

    この機能のコアコンポーネントの1つが仮想インターフェイス(Vif)です。このVifインターフェイスは、反映する必要があるグループに静的に参加できる論理インターフェイスです イン マルチキャストツリーを構築します。つまり、このVifインターフェイスはマルチキャスト受信側として機能します を参照 元のストリームと、トラフィックがVifインターフェイスに転送されると、パケットが反映され、送信元/宛先アドレスが新しい目的のIPv4アドレスに変換されます。

    note-icon

    注：この機能を実装するには、ルータに少なくとも1つのnetwork-advantageライセンスがインストールされている必要があります。インストールされていない場合、Vifインターフェイスを設定しようとするとエラーが発生する可能性があります。

    トポロジ

    Topology Diagramトポロジ ダイアグラム

    コンフィギュレーション

    この設定で機能を設定するには、パス全体でマルチキャストルーティングを有効にする必要があり、マルチキャスト送信元と受信側の間の基本的なIPv4接続も必要です。このシナリオでは、ファーストホップルータ(FHR)として機能するCatalyst 9Kスイッチ(C9000)、マルチキャストサービスリフレクタ(MCR)であり、異なるマルチキャストグループのランデブーポイント(RP)として機能するCatalyst 8Kルータ(C8000)、および受信側が接続されているLast Hop Router(LHR)がASR1Kルータ(ASR1000)です。この例では、これらのデバイスの相互接続に外部ボーダーゲートウェイプロトコル(eBGP)が使用されていますが、特定のルーティングプロトコルを実装する必要はありません。 

    note-icon

    注：この例では、さまざまなマルチキャストストリームに対して1つのRPのみを使用しています。マルチキャストドメインに異なるRPを使用するシナリオの詳細については、『IPマルチキャスト設定ガイド、Cisco IOS XE 17.x』の「マルチキャストサービスリフレクションの設定例」を参照してください。

    FHR(C9000)

    FHRで設定を開始するには、マルチキャストルーティングを有効にし、RP IPv4アドレスを追加し、マルチキャスト送信元とマルチキャストサービスリフレクタルータ(C8000)に接続されているインターフェイスでProtocol Independent Multicast Sparse Mode(PIM-SM)を設定します。 

    C9000#show run | i multicast|rp-address ip multicast-routing class-map match-any system-cpp-police-multicast-end-station class-map match-any system-cpp-police-multicast ip pim rp-address 10.100.100.1 
    C9000#show run interface Ten 1/0/6 Building configuration... Current configuration : 116 bytes ! interface TenGigabitEthernet1/0/6 no switchport ip address 192.168.0.1 255.255.255.252 ip pim sparse-mode end C9000#show run interface Ten 1/0/3 Building configuration... Current configuration : 116 bytes ! interface TenGigabitEthernet1/0/3 no switchport ip address 192.168.0.5 255.255.255.252 ip pim sparse-mode end

    C9000スイッチはC8000ルータにeBGP隣接関係を確立し、接続されたルートをアドバタイズします。

    C9000#show run | section router bgp 
router bgp 65003
 bgp log-neighbor-changes
 redistribute connected
 neighbor 192.168.0.6 remote-as 65001

    マルチキャストサービスリフレクタルータ(C8000)

    Catalyst 8Kルータで、マルチキャストルーティングをイネーブルにする初期設定のために、適切なRP IPv4アドレスを追加し、さらにC9000およびASR1000デバイスに接続されたインターフェイスとLoopback0インターフェイスにPIM-SMを設定します。

    Mcast_SR#show run | i multicast|rp-address ip multicast-routing distributed ip pim rp-address 10.100.100.1

    Mcast_SR#show run interface Ten 0/0/2
Building configuration...

Current configuration : 156 bytes
!
interface TenGigabitEthernet0/0/2
 description to C9000
 ip address 192.168.0.6 255.255.255.252
 ip pim sparse-mode
 no negotiation auto
 cdp enable
end

Mcast_SR#show run interface Ten 0/0/5
Building configuration...

Current configuration : 157 bytes
!
interface TenGigabitEthernet0/0/5
 description to ASR1000
 ip address 172.16.0.1 255.255.255.252
 ip pim sparse-mode
 no negotiation auto
 cdp enable
end

    Mcast_SR#show run interface loopback 0
Building configuration...

Current configuration : 88 bytes
!
interface Loopback0
 ip address 10.100.100.1 255.255.255.255
 ip pim sparse-mode
end

    このルータには2つのeBGPネイバーがあります。192.168.0.5ネイバーは、マルチキャスト送信元に到達するためにプレフィックスを送信するC9000スイッチです。2番目のネイバーは、レシーバに到達するために使用されるASR1000ルータです。このルータがローカルLoopback0をアドバタイズし、Vifサブネットもアドバタイズしていることに注目してください。 

    Mcast_SR#show run | section router bgp
router bgp 65001
 bgp log-neighbor-changes
 network 10.100.100.1 mask 255.255.255.255 network 172.16.101.0 mask 255.255.255.252
 neighbor 172.16.0.2 remote-as 65002 neighbor 192.168.0.5 remote-as 65003

    次に、マルチキャストグループを239.5.5.5から239.55.55.55に変換するのに役立つVifインターフェイスを設定します。この論理インターフェイスにはIPアドレスが必要であり、このサブネットはルーティング可能である必要があります。さらに、PIM-SMを設定する必要があります。マルチキャストサービスリフレクション機能を有効にするには、コマンドip service reflect <interface_id> destination <destination_ip1> to <destination_ip2> mask-len <subnet_mask_length> source <source_ip>を使用します。ここで、interface_idは元のマルチキャストトラフィックを受信するインターフェイス、destination_ip1は変換する必要がある元のIPv4アドレス(239.5.5.5)、およびdestination_ip2は変換後の新しいIPIP4アドレスです55.55.55)。最後に、このインターフェイスを元のマルチキャストグループの静的に接続されたメンバーにするには、コマンドip igmp static-group <group-address>が必要です。 

    Mcast_SR#configure terminal 
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Mcast_SR(config)#interface Vif1
Mcast_SR(config-if)#ip address 172.16.101.1 255.255.255.252
Mcast_SR(config-if)#ip pim sparse-mode
Mcast_SR(config-if)#ip service reflect TenGigabitEthernet0/0/2 destination 239.5.5.5 to 239.55.55.55 mask-len 32 source 172.16.101.2
Mcast_SR(config-if)#ip igmp static-group 239.5.5.5
Mcast_SR(config-if)#end
    note-icon

    注：インターフェイス「Vif1」は、マルチキャストサービスリフレクション機能のデフォルトのVirtual Route Forwarding(VRF)に厳密に関連付けられています。このインターフェイスに別の番号を選択すると、「Only Vif1 can be used for Service Reflect in global table」のようなメッセージがコンソールに表示されます。

    次の出力は、設定が適用された後のVifインターフェイスを示しています。インターフェイスの動作がUP/UPになり、show ip interface <interface>コマンドを使用して出力機能がSERVICE REFLECTになっていることに注目してください。  

    Mcast_SR#show run interface Vif1 
Building configuration...

Current configuration : 229 bytes
!
interface Vif1
 ip address 172.16.101.1 255.255.255.252
 ip pim sparse-mode
 ip service reflect TenGigabitEthernet0/0/2 destination 239.5.5.5 to 239.55.55.55 mask-len 32 source 172.16.101.2
 ip igmp static-group 239.5.5.5
end

    Mcast_SR#show ip interface vif1
Vif1 is up, line protocol is up
  Internet address is 172.16.101.1/30
  Broadcast address is 255.255.255.255
  Address determined by non-volatile memory
  MTU is 1514 bytes
  Helper address is not set
  Directed broadcast forwarding is disabled
  Multicast reserved groups joined: 224.0.0.1 224.0.0.2 224.0.0.22 224.0.0.13
  Outgoing Common access list is not set 
  Outgoing access list is not set
  Inbound Common access list is not set 
  Inbound  access list is not set
  Proxy ARP is enabled
  Local Proxy ARP is disabled
  Security level is default
  Split horizon is enabled
  ICMP redirects are always sent
  ICMP unreachables are always sent
  ICMP mask replies are never sent
  IP fast switching is enabled
  IP Flow switching is disabled
  IP CEF switching is enabled
  IP CEF switching turbo vector
  IP Null turbo vector
  Associated unicast routing topologies:
        Topology "base", operation state is UP
  Associated multicast routing topologies:
        Topology "base", operation state is UP
  IP multicast fast switching is enabled
  IP multicast distributed fast switching is disabled
  IP route-cache flags are Fast, CEF
  Router Discovery is disabled
  IP output packet accounting is disabled
  IP access violation accounting is disabled
  TCP/IP header compression is disabled
  RTP/IP header compression is disabled
  Probe proxy name replies are disabled
  Policy routing is disabled
  Network address translation is disabled
  BGP Policy Mapping is disabled
  Input features: MCI Check
  Output features: SERVICE REFLECT
  IPv4 WCCP Redirect outbound is disabled
  IPv4 WCCP Redirect inbound is disabled
  IPv4 WCCP Redirect exclude is disabled
  IP Clear Dont Fragment is disabled  

    LHR(ASR1000)

    LHRでの設定の場合も同様に、Multicast Service Reflector（MSR；マルチキャストサービスリフレクタルータ）に接続されているインターフェイスと、レシーバに向かうインターフェイスで、マルチキャストルーティングとPIM-SMを有効にし、RPのIPv4アドレスも必ず設定します。

    ASR1000#show run | i multicast|rp-address ip multicast-routing distributed ip pim rp-address 10.100.100.1 
    ASR1000#show run interface Ten 0/1/1 Building configuration... Current configuration : 133 bytes ! interface TenGigabitEthernet0/1/1 ip address 172.16.0.2 255.255.255.252 ip pim sparse-mode no negotiation auto cdp enable end ASR1000#show run interface GigabitEthernet0/0/0 Building configuration... Current configuration : 127 bytes ! interface GigabitEthernet0/0/0 ip address 172.16.0.5 255.255.255.252 ip pim sparse-mode negotiation auto cdp enable end

    IP接続に関して、このルータは接続されたプレフィックスを交換するためにBGPも使用しています。

    ASR1000#show run | section router bgp
router bgp 65002
 bgp log-neighbor-changes
 redistribute connected
 neighbor 172.16.0.1 remote-as 65001

    初期検証

    最初の検証として、基本的なIP接続、デバイス間のルート交換、およびPIMステータスのチェックを開始できます。次の出力はCatalyst 9Kから取得したもので、レシーバ(172.16.0.6)、RP Loopback0(10.100.100.1)、およびVif(172.16.101.1)に向けてインストールされたルートを示しています。また、C8000ルータとのPIM隣接関係が存在し、RPマッピングがアドレス10.100.100.1を指していることも確認できます。

    C9000#show ip route 172.16.0.6
Routing entry for 172.16.0.4/30
  Known via "bgp 65003", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 192.168.0.6 2d22h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 192.168.0.6, from 192.168.0.6, 2d22h ago
      opaque_ptr 0x7FD797D4BA18 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 2
      Route tag 65001
      MPLS label: none

C9000#ping 172.16.0.6
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.16.0.6, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms

C9000#show ip route 10.100.100.1
Routing entry for 10.100.100.1/32
  Known via "bgp 65003", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 192.168.0.6 2d22h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 192.168.0.6, from 192.168.0.6, 2d22h ago
      opaque_ptr 0x7FD797D4B8D8 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65001
      MPLS label: none

C9000#ping 10.100.100.1
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.100.100.1, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms

C9000#show ip route 172.16.101.1 
Routing entry for 172.16.101.0/30
  Known via "bgp 65003", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 192.168.0.6 2d00h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 192.168.0.6, from 192.168.0.6, 2d00h ago
      opaque_ptr 0x7FD797D4B8D8 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65001
      MPLS label: none

C9000#ping 172.16.101.1 
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.16.101.1, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms 

C9000#show ip pim neighbor 
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
192.168.0.6       TenGigabitEthernet1/0/3  2d22h/00:01:29    v2    1 / DR S P G

C9000#show ip pim interface 

Address          Interface                Ver/   Nbr    Query  DR         DR
                                          Mode   Count  Intvl  Prior
192.168.0.5      TenGigabitEthernet1/0/3  v2/S   1      30     1          192.168.0.6
192.168.0.1      TenGigabitEthernet1/0/6  v2/S   0      30     1          192.168.0.1

    C9000#show ip pim rp mapping 
PIM Group-to-RP Mappings

Group(s): 224.0.0.0/4, Static
    RP: 10.100.100.1 (?)

    マルチキャストサービスリフレクタ(MSRR)は、172.16.101.1(Vif)と10.100.100.1(Loopback0)の両方のアドレスが直接接続されており、BGPを介して学習された送信元と受信側へのルートを示しています。

    Mcast_SR#show ip route 10.100.100.1
Routing entry for 10.100.100.1/32
  Known via "connected", distance 0, metric 0 (connected, via interface)
  Advertised by bgp 65001
  Routing Descriptor Blocks:
  * directly connected, via Loopback0
      Route metric is 0, traffic share count is 1

    Mcast_SR#show ip route 172.16.101.1
Routing entry for 172.16.101.1/32
  Known via "connected", distance 0, metric 0 (connected)
  Routing Descriptor Blocks:
  * directly connected, via Vif1
      Route metric is 0, traffic share count is 1       

    Mcast_SR#show ip route 172.16.0.6
Routing entry for 172.16.0.4/30
  Known via "bgp 65001", distance 20, metric 0
  Tag 65002, type external
  Last update from 172.16.0.2 5d20h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 172.16.0.2, from 172.16.0.2, 5d20h ago
      opaque_ptr 0x7F841CBD53D0 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65002
      MPLS label: none

    Mcast_SR#show ip route 192.168.0.2
Routing entry for 192.168.0.0/30
  Known via "bgp 65001", distance 20, metric 0
  Tag 65003, type external
  Last update from 192.168.0.5 5d20h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 192.168.0.5, from 192.168.0.5, 5d20h ago
      opaque_ptr 0x7F841CBD5290 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65003
      MPLS label: none

    ルータC8000では、PIM-SMで4つのインターフェイス（VifおよびLoopback0を含む）が有効になっている2つのPIMネイバーも表示されています。正しいRPマッピングも表示され、show ip multicastコマンドを使用すると、デバイスの機能を反映したマルチキャストサービスを確認できます。

    Mcast_SR#show ip pim neighbor 
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
192.168.0.5 TenGigabitEthernet0/0/2 5d20h/00:01:34 v2 1 / S P G 172.16.0.2 TenGigabitEthernet0/0/5 5d20h/00:01:15 v2 1 / DR S P G

Mcast_SR#show ip pim interface 

Address          Interface                Ver/   Nbr    Query  DR         DR
                                          Mode   Count  Intvl  Prior
10.100.100.1     Loopback0                v2/S   0      30     1          10.100.100.1
192.168.0.6      TenGigabitEthernet0/0/2  v2/S   1      30     1          192.168.0.6
172.16.0.1       TenGigabitEthernet0/0/5  v2/S   1      30     1          172.16.0.2
172.16.101.1     Vif1                     v2/S   0      30     1          0.0.0.0

Mcast_SR#show ip pim rp mapping 
PIM Group-to-RP Mappings

Group(s): 224.0.0.0/4, Static
    RP: 10.100.100.1 (?)

    Mcast_SR#show ip multicast 
  Multicast Routing: enabled
  Multicast Multipath: disabled
  Multicast Route limit: No limit
  Multicast Fallback group mode: Sparse
  Number of multicast boundaries configured with filter-autorp option: 0
  MoFRR: Disabled
  Multicast Service-Reflect Capabilities: Multicast to Multicast Unicast to Multicast Multicast to Unicast

    LHRでも同様の検証が完了します。ASR1000ルータから取得した次の出力は、変換されたマルチキャスト送信元172.16.101.2（この時点ではマルチキャストストリームパケットが新しい送信元および宛先IPv4ヘッダーで受信されているため重要）およびRP IPv4アドレス10.100.100.1にインストールされたルートを示しています。LHRは元のマルチキャストソース192.168.0.2にも到達可能ですが、トポロジのこの時点で、Vifサブネット(172.16.101.0/30)に到達可能であることの方が重要です。

    ASR1000#show ip route 10.100.100.1
Routing entry for 10.100.100.1/32
  Known via "bgp 65002", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 172.16.0.1 2d22h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 172.16.0.1, from 172.16.0.1, 2d22h ago
      opaque_ptr 0x7F2BFA855B80 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65001
      MPLS label: none

ASR1000#ping 10.100.100.1
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.100.100.1, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms

ASR1000#show ip route 172.16.101.1 
Routing entry for 172.16.101.0/30
  Known via "bgp 65002", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 172.16.0.1 2d00h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 172.16.0.1, from 172.16.0.1, 2d00h ago
      opaque_ptr 0x7F2BFA855B80 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 1
      Route tag 65001
      MPLS label: none

ASR1000#ping 172.16.101.1 
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.16.101.1, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms 

ASR1000#show ip pim neighbor 
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
      P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable,
      L - DR Load-balancing Capable
Neighbor          Interface                Uptime/Expires    Ver   DR
Address                                                            Prio/Mode
172.16.0.1        TenGigabitEthernet0/1/1  2d22h/00:01:24    v2    1 / S P G

ASR1000#show ip pim interface 

Address          Interface                Ver/   Nbr    Query  DR         DR
                                          Mode   Count  Intvl  Prior
172.16.0.5       GigabitEthernet0/0/0     v2/S   0      30     1          172.16.0.5
172.16.0.2       TenGigabitEthernet0/1/1  v2/S   1      30     1          172.16.0.2

    ASR1000#show ip route 192.168.0.2
Routing entry for 192.168.0.0/30
  Known via "bgp 65002", distance 20, metric 0
  Tag 65001, type external
  Last update from 172.16.0.1 5d21h ago
  Routing Descriptor Blocks:
  * 172.16.0.1, from 172.16.0.1, 5d21h ago
      opaque_ptr 0x7F2BFA855E00 
      Route metric is 0, traffic share count is 1
      AS Hops 2
      Route tag 65001
      MPLS label: none

ASR1000#ping 192.168.0.2 source 172.16.0.5
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.0.2, timeout is 2 seconds:
Packet sent with a source address of 172.16.0.5 
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/1 ms

    （「トラブルシューティング」）

    マルチキャストソースがグループ239.5.5.5のストリームの送信を開始し、トポロジ全体で異なるデバイスのdebug ip pimを有効にすると、FHRがマルチキャストソース192.168.0.2をRPに登録し、インターフェイスTenGigabitEthernet1/0/3を発信インターフェイスリスト(OIL)に追加することを確認できます。 

    C9000#
*Oct 16 16:23:01.817: PIM(0)[default]: Re-check RP 10.100.100.1 into the (*, 239.5.5.5) entry
*Oct 16 16:23:01.817: PIM(0)[default]: Building Triggered (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 239.5.5.5
*Oct 16 16:23:01.817: PIM(0)[default]: Adding register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (192.168.0.2, 239.5.5.5).
*Oct 16 16:23:01.839: PIM(0)[default]: Received v2 Join/Prune on TenGigabitEthernet1/0/3 from 192.168.0.6, to us
*Oct 16 16:23:01.839: PIM(0)[default]: Join-list: (192.168.0.2/32, 239.5.5.5), S-bit set
*Oct 16 16:23:01.839: PIM(0)[default]: MIDB Add TenGigabitEthernet1/0/3/192.168.0.6 to (192.168.0.2, 239.5.5.5), Forward state, by PIM SG Join
*Oct 16 16:23:01.839: PIM(0)[default]:  Join to 0.0.0.0 on TenGigabitEthernet1/0/6 for (192.168.0.2, 239.5.5.5), Ignored.
*Oct 16 16:23:03.869: PIM(0)[default]: Received v2 Join/Prune on TenGigabitEthernet1/0/3 from 192.168.0.6, to us
*Oct 16 16:23:03.869: PIM(0)[default]: Join-list: (192.168.0.2/32, 239.5.5.5), S-bit set
*Oct 16 16:23:03.869: PIM(0)[default]: MIDB Update TenGigabitEthernet1/0/3/192.168.0.6 to (192.168.0.2, 239.5.5.5), Forward state, by PIM SG Join
*Oct 16 16:23:05.818: PIM(0)[default]: Received v2 Register-Stop on TenGigabitEthernet1/0/3 from 10.100.100.1 *Oct 16 16:23:05.818: PIM(0)[default]: for source 192.168.0.2, group 239.5.5.5
*Oct 16 16:23:05.818: PIM(0)[default]: Removing register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (192.168.0.2, 239.5.5.5).
*Oct 16 16:23:05.818: PIM(0)[default]: Clear Registering flag to 10.100.100.1 for (192.168.0.2/32, 239.5.5.5)
*Oct 16 16:23:11.997: PIM(0)[default]: Send v2 join/prune to 192.168.0.6 (TenGigabitEthernet1/0/3)

    C9000#show ip mroute 239.5.5.5 IP Multicast Routing Table Flags: D - Dense, S - Sparse, B - Bidir Group, s - SSM Group, C - Connected, L - Local, P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag, T - SPT-bit set, J - Join SPT, M - MSDP created entry, E - Extranet, X - Proxy Join Timer Running, A - Candidate for MSDP Advertisement, U - URD, I - Received Source Specific Host Report, Z - Multicast Tunnel, z - MDT-data group sender, Y - Joined MDT-data group, y - Sending to MDT-data group, G - Received BGP C-Mroute, g - Sent BGP C-Mroute, N - Received BGP Shared-Tree Prune, n - BGP C-Mroute suppressed, Q - Received BGP S-A Route, q - Sent BGP S-A Route, V - RD & Vector, v - Vector, p - PIM Joins on route, x - VxLAN group, c - PFP-SA cache created entry, * - determined by Assert, # - iif-starg configured on rpf intf, e - encap-helper tunnel flag, l - LISP decap ref count contributor Outgoing interface flags: H - Hardware switched, A - Assert winner, p - PIM Join t - LISP transit group Timers: Uptime/Expires Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode (*, 239.5.5.5), 00:24:22/stopped, RP 10.100.100.1, flags: SPF Incoming interface: TenGigabitEthernet1/0/3, RPF nbr 192.168.0.6 Outgoing interface list: Null (192.168.0.2, 239.5.5.5), 00:24:22/00:03:11, flags: FT Incoming interface: TenGigabitEthernet1/0/6, RPF nbr 0.0.0.0 Outgoing interface list: TenGigabitEthernet1/0/3, Forward/Sparse, 00:24:22/00:02:47, flags: 

    同時に、マルチキャストサービスリフレクタルータ（両方のグループのRPでもある）はS,G(192.168.0.2、239.5.5.5)の登録を受信し、このグループが以前に定義されたリフレクションルールに該当することをただちに検出します。次に、TenGigabitEhternet0/0/2を239.5.5.5ストリームの着信インターフェイスとして追加し、後で新しいS,G(172.16.101.2, 239.55.55.55)を自身に登録します。ルータは239.55.55.55ストリームの着信インターフェイスとしてVif1を追加し、デバッグとshow ip mrouteコマンドの出力に示すように、TenGigabitEthernet0/0/5（ASR1000に接続）をOILに配置します。 

    Mcast_SR#
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]: Received v2 Register on TenGigabitEthernet0/0/2 from 192.168.0.5 *Oct 16 15:46:11.758: for 192.168.0.2, group 239.5.5.5
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]: Adding register decap tunnel (Tunnel1) as accepting interface of (192.168.0.2, 239.5.5.5). *Oct 16 15:46:11.758: MSR(0)[default]: Add 239.5.5.5 to all the SR rules *Oct 16 15:46:11.758: MSR: Found Grp idx 553648130 for rule 239.5.5.5->239.55.55.55 *Oct 16 15:46:11.758: MSR: Found Grp idx 553648130 for rule 239.5.5.5->239.55.55.55
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]: Insert (192.168.0.2,239.5.5.5) join in nbr 192.168.0.5's queue
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]: Building Join/Prune packet for nbr 192.168.0.5
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]:  Adding v2 (192.168.0.2/32, 239.5.5.5), S-bit Join
*Oct 16 15:46:11.758: PIM(0)[default]: Send v2 join/prune to 192.168.0.5 (TenGigabitEthernet0/0/2)
*Oct 16 15:46:12.929: PIM(0)[default]: Building Periodic (*,G) Join / (S,G,RP-bit) Prune message for 239.55.55.55
*Oct 16 15:46:12.929: PIM(0)[default]: rp our address for group 239.55.55.55
*Oct 16 15:46:13.251: PIM(0)[default]: Received v2 Join/Prune on TenGigabitEthernet0/0/5 from 172.16.0.2, to us
*Oct 16 15:46:13.251: PIM(0)[default]: Join-list: (*, 239.55.55.55), RPT-bit set, WC-bit set, S-bit set
*Oct 16 15:46:13.252: PIM(0)[default]: MIDB Update TenGigabitEthernet0/0/5/172.16.0.2 to (*, 239.55.55.55), Forward state, by PIM *G Join
*Oct 16 15:46:13.732: PIM(0)[default]: Received v2 Register on TenGigabitEthernet0/0/2 from 192.168.0.5
*Oct 16 15:46:13.732:      for 192.168.0.2, group 239.5.5.5
*Oct 16 15:46:13.732: PIM(0)[default]: Removing register decap tunnel (Tunnel1) as accepting interface of (192.168.0.2, 239.5.5.5).
*Oct 16 15:46:13.732: PIM(0)[default]: Installing TenGigabitEthernet0/0/2 as accepting interface for (192.168.0.2, 239.5.5.5).
*Oct 16 15:46:13.732: PIM(0)[default]:  Prune to 0.0.0.0 on  for (192.168.0.2, 239.5.5.5), Ignored.
*Oct 16 15:46:13.773: PIM(0)[default]: Adding register decap tunnel (Tunnel1) as accepting interface of (172.16.101.2, 239.55.55.55). *Oct 16 15:46:13.773: PIM(0)[default]: Adding register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (172.16.101.2, 239.55.55.55).
*Oct 16 15:46:13.773: PIM(0)[default]: Removing register decap tunnel (Tunnel1) as accepting interface of (172.16.101.2, 239.55.55.55).
*Oct 16 15:46:13.773: PIM(0)[default]: Installing Vif1 as accepting interface for (172.16.101.2, 239.55.55.55).
*Oct 16 15:46:13.788: PIM(0)[default]: Insert (192.168.0.2,239.5.5.5) join in nbr 192.168.0.5's queue
*Oct 16 15:46:13.788: PIM(0)[default]: Building Join/Prune packet for nbr 192.168.0.5
*Oct 16 15:46:13.788: PIM(0)[default]:  Adding v2 (192.168.0.2/32, 239.5.5.5), S-bit Join
*Oct 16 15:46:13.788: PIM(0)[default]: Send v2 join/prune to 192.168.0.5 (TenGigabitEthernet0/0/2)
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]: Received v2 Register on Vif1 from 10.100.100.1
*Oct 16 15:46:13.794:      for 172.16.101.2, group 239.55.55.55
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]: Send v2 Register-Stop to 10.100.100.1 for 172.16.101.2, group 239.55.55.55
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]: Received v2 Register-Stop on Loopback0 from 10.100.100.1
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]:   for source 172.16.101.2, group 239.55.55.55
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]: Removing register encap tunnel (Tunnel0) as forwarding interface of (172.16.101.2, 239.55.55.55).
*Oct 16 15:46:13.794: PIM(0)[default]: Clear Registering flag to 10.100.100.1 for (172.16.101.2/32, 239.55.55.55)
*Oct 16 15:46:13.809: PIM(0)[default]: Received v2 Join/Prune on TenGigabitEthernet0/0/5 from 172.16.0.2, to us
*Oct 16 15:46:13.809: PIM(0)[default]: Join-list: (172.16.101.2/32, 239.55.55.55), S-bit set
*Oct 16 15:46:13.809: PIM(0)[default]: MIDB Update TenGigabitEthernet0/0/5/172.16.0.2 to (172.16.101.2, 239.55.55.55), Forward state, by PIM SG Join

    Mcast_SR#show ip mroute IP Multicast Routing Table Flags: D - Dense, S - Sparse, B - Bidir Group, s - SSM Group, C - Connected, L - Local, P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag, T - SPT-bit set, J - Join SPT, M - MSDP created entry, E - Extranet, X - Proxy Join Timer Running, A - Candidate for MSDP Advertisement, U - URD, I - Received Source Specific Host Report, Z - Multicast Tunnel, z - MDT-data group sender, Y - Joined MDT-data group, y - Sending to MDT-data group, G - Received BGP C-Mroute, g - Sent BGP C-Mroute, N - Received BGP Shared-Tree Prune, n - BGP C-Mroute suppressed, Q - Received BGP S-A Route, q - Sent BGP S-A Route, V - RD & Vector, v - Vector, p - PIM Joins on route, x - VxLAN group, c - PFP-SA cache created entry, * - determined by Assert, # - iif-starg configured on rpf intf, e - encap-helper tunnel flag, l - LISP decap ref count contributor Outgoing interface flags: H - Hardware switched, A - Assert winner, p - PIM Join t - LISP transit group Timers: Uptime/Expires Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode (*, 239.5.5.5), 00:50:36/stopped, RP 10.100.100.1, flags: SJC Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0 Outgoing interface list: Vif1, Forward/Sparse, 00:50:36/00:00:23, flags: (192.168.0.2, 239.5.5.5), 00:10:08/00:02:36, flags: T Incoming interface: TenGigabitEthernet0/0/2, RPF nbr 192.168.0.5 Outgoing interface list: Vif1, Forward/Sparse, 00:10:08/00:01:51, flags: (*, 239.55.55.55), 00:50:21/00:03:11, RP 10.100.100.1, flags: SF Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0 Outgoing interface list: TenGigabitEthernet0/0/5, Forward/Sparse, 00:50:21/00:03:11, flags: (172.16.101.2, 239.55.55.55), 00:10:06/00:03:23, flags: FT Incoming interface: Vif1, RPF nbr 0.0.0.0 Outgoing interface list: TenGigabitEthernet0/0/5, Forward/Sparse, 00:10:06/00:03:16, flags: (*, 224.0.1.40), 00:50:36/00:03:28, RP 10.100.100.1, flags: SJCL Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0 Outgoing interface list: TenGigabitEthernet0/0/2, Forward/Sparse, 00:50:13/00:03:28, flags: TenGigabitEthernet0/0/5, Forward/Sparse, 00:50:28/00:03:10, flags: Loopback0, Forward/Sparse, 00:50:36/00:02:17, flags:  
    note-icon

    注：デバッグ出力で使用されているMulticast Service Reflectionルールを確認するには、debug ip multicast service-reflectを有効にする必要があります。この特定のデバッグは、Cisco IOS XEリリース17.9.1aで導入されました。詳細については、『IPマルチキャストコンフィギュレーションガイド、Cisco IOS XE 17.x』の「マルチキャストサービスリフレクションの機能情報」セクションを参照してください

    上記のshow ip mrouteの出力から、元のマルチキャストグループと新しいマルチキャストグループの両方に*、GおよびS、Gエントリがあることがわかります。また、show ip mroute <group> countコマンドを使用すると、各マルチキャストストリームに対して受信および転送されたパケットを把握できます。この出力は、カウンタの増加を確認してトラフィックの転送を特定する際にも役立ちます。

    Mcast_SR#show ip mroute 239.5.5.5 count 
Use "show ip mfib count" to get better response time for a large number of mroutes.

IP Multicast Statistics
5 routes using 5796 bytes of memory
3 groups, 0.66 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)

Group: 239.5.5.5, Source count: 1, Packets forwarded: 4053, Packets received: 4056
  RP-tree: Forwarding: 11/0/100/0, Other: 12/1/0
  Source: 192.168.0.2/32, Forwarding: 4042/0/113/0, Other: 4044/2/0

    Mcast_SR#show ip mroute 239.5.5.5 count 
Use "show ip mfib count" to get better response time for a large number of mroutes.

IP Multicast Statistics
5 routes using 5796 bytes of memory
3 groups, 0.66 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)

Group: 239.5.5.5, Source count: 1, Packets forwarded: 4058, Packets received: 4061
  RP-tree: Forwarding: 11/0/100/0, Other: 12/1/0
  Source: 192.168.0.2/32, Forwarding: 4047/0/113/0, Other: 4049/2/0

    Mcast_SR#show ip mroute 239.55.55.55 count
Use "show ip mfib count" to get better response time for a large number of mroutes.

IP Multicast Statistics
5 routes using 5796 bytes of memory
3 groups, 0.66 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)

Group: 239.55.55.55, Source count: 1, Packets forwarded: 4046, Packets received: 4046
  RP-tree: Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
  Source: 172.16.101.2/32, Forwarding: 4046/0/114/0, Other: 4046/0/0

    Mcast_SR#show ip mroute 239.55.55.55 count
Use "show ip mfib count" to get better response time for a large number of mroutes.

IP Multicast Statistics
5 routes using 5796 bytes of memory
3 groups, 0.66 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)

Group: 239.55.55.55, Source count: 1, Packets forwarded: 4051, Packets received: 4051
  RP-tree: Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
  Source: 172.16.101.2/32, Forwarding: 4051/0/114/0, Other: 4051/0/0

    S,Gエントリが作成されていない場合は、マルチキャストパケットが予期されるインターフェイスで受信されているかどうかを判断することが重要です。この状況を確認するには、Embedded Packet Capture(EPC)を使用するか、パケットトレースを使用します。次の出力では、C8000ルータからの着信(Te0/0/2)インターフェイスと発信(Te0/0/5)インターフェイスでEPCが取得されています。この動作シナリオでは、元のマルチキャストストリームである239.5.5.5着信と、新しい239.55.55.55ストリームがルータから出力される様子を確認できます。

    Mcast_SR#monitor capture msr buffer size 10 match any interface tenGigabitEthernet 0/0/2 in      
Mcast_SR#monitor capture msr start
Started capture point : msr
*Oct 16 17:59:06.986: %BUFCAP-6-ENABLE: Capture Point msr enabled.
Mcast_SR#monitor capture msr stop
Stopped capture point : msr
Mcast_SR#s
*Oct 16 17:59:25.699: %BUFCAP-6-DISABLE: Capture Point msr disabled        
Mcast_SR#show monitor capture msr buffer brief
 ----------------------------------------------------------------------------
 #   size   timestamp     source             destination      dscp    protocol
 ----------------------------------------------------------------------------
   0 114 0.000000 192.168.0.2 -> 239.5.5.5 0 BE ICMP
   1 114 2.000000 192.168.0.2 -> 239.5.5.5 0 BE ICMP
   2   68    2.979961   192.168.0.5      ->  224.0.0.13       48 CS6  PIM
   3  114    4.000000   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   4  114    6.000000   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   5  114    8.000000   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   6  114   10.000000   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   7  114   12.000000   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   8  114   14.001007   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
   9  114   16.001999   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP
  10  114   18.001007   192.168.0.2      ->  239.5.5.5        0  BE   ICMP


Mcast_SR#monitor capture msr buffer size 10 match any interface tenGigabitEthernet0/0/5 out      
Mcast_SR#monitor capture msr start
Started capture point : msr
*Oct 16 18:07:26.846: %BUFCAP-6-ENABLE: Capture Point msr enabled.
Mcast_SR#monitor capture msr stop 
Stopped capture point : msr
*Oct 16 18:07:50.360: %BUFCAP-6-DISABLE: Capture Point msr disabled.
Mcast_SR#show monitor capture msr buffer brief
 ----------------------------------------------------------------------------
 #   size   timestamp     source             destination      dscp    protocol
 ----------------------------------------------------------------------------
   0   73    0.000000   172.16.0.1       ->  172.16.0.2       48 CS6  TCP
  1 114 0.172040 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP 2 114 2.173047 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP
   3  114    4.172040   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   4  114    6.173047   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   5  114    8.172040   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   6  114   10.172040   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   7  114   12.173047   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   8  114   14.175046   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   9  114   16.176038   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  10  114   18.176038   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  11   46   19.318029   172.16.0.1       ->  224.0.0.1        48 CS6  IGMP
  12  114   20.177045   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  13   72   20.629017   172.16.0.1       ->  224.0.0.13       48 CS6  PIM
  14  114   22.178037   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  15  430   23.273033  90:77:EE:3C:80:05 -> 01:00:0C:CC:CC:CC   --    LLC

    239.5.5.5で拡張アクセスコントロールリスト(ACL)フィルタリングを使用したパケットトレースも実装されました。次の出力から、パケットがインターフェイスTe0/0/2で受信され、最初は内部で消費され、後でVif1インターフェイスへの入力パケットとして使用されるようにコピーされ、その後、インターフェイスTe0/0/5全体で変換されて転送されていることが確認できます。  

    Mcast_SR#configure terminal
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Mcast_SR(config)#ip access-list extended original-mcast 
Mcast_SR(config-ext-nacl)#permit ip any host 239.5.5.5
Mcast_SR(config-ext-nacl)#end
Mcast_SR#
*Oct 16 18:31:49.187: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console

Mcast_SR#debug platform packet-trace packet 16
 Please remember to turn on 'debug platform condition start' for packet-trace to work
Mcast_SR#debug platform condition ipv4 access-list original-mcast ingress 
Mcast_SR#debug platform condition start
Mcast_SR#show platform packet-trace packet all
Packet: 0           CBUG ID: 0
Summary
  Input     : TenGigabitEthernet0/0/2
  Output    : 
    
    
      State : CONS Packet Consumed Silently Timestamp Start : 521286121898055 ns (10/16/2023 18:33:39.36879 UTC) Stop : 521286122522268 ns (10/16/2023 18:33:39.37503 UTC) Path Trace Feature: IPV4(Input) Input : TenGigabitEthernet0/0/2 Output : 
     
       Source : 192.168.0.2 Destination : 239.5.5.5 Protocol : 1 (ICMP) Packet: 1 CBUG ID: 0 Summary 
      Input : TenGigabitEthernet0/0/2 Output : 
       
       State : CONS Packet Consumed Silently Timestamp Start : 521286121980895 ns (10/16/2023 18:33:39.36962 UTC) Stop : 521286122618968 ns (10/16/2023 18:33:39.37600 UTC) 
       Path Trace Feature: PACKET_COPY Original packet number: 0 Feature: IPV4(Input) Input : TenGigabitEthernet0/0/2 Output : 
        
         Source : 192.168.0.2 Destination : 239.5.5.5 Protocol : 1 (ICMP) Packet: 2 CBUG ID: 0 Summary 
         Input : Vif1 Output : TenGigabitEthernet0/0/5 
         State : FWD Timestamp Start : 521286122038938 ns (10/16/2023 18:33:39.37020 UTC) Stop : 521286122694795 ns (10/16/2023 18:33:39.37676 UTC) Path Trace Feature: PACKET_COPY Original packet number: 1 Feature: IPV4(Input) Input : Vif1 Output : 
         
          Source : 172.16.101.2 Destination : 239.55.55.55 Protocol : 1 (ICMP)

    また、Catalyst 8KでMulticast Routing Information Base(MRIB)とMulticast Forwarding Information Base(MFIB)を確認することも重要です。ハードウェアの取り付け(HW)フラグとハードウェア転送カウンタが増加し、リバースパス転送(RPF)の障害やドロップがほとんど発生しないのが理想です。また、ASR1000ルータへの出力インターフェイス(Te0/0/5)に関連付けられた転送(F)フラグにも注目してください。

    Mcast_SR#show ip mrib route                             
IP Multicast Routing Information Base
Entry flags: L - Domain-Local Source, E - External Source to the Domain,
    C - Directly-Connected Check, S - Signal, IA - Inherit Accept, D - Drop
    ET - Data Rate Exceeds Threshold,K - Keepalive,DDE - Data Driven Event
    ME - MoFRR ECMP Flow based, MNE - MoFRR Non-ECMP Flow based,
    MP - Primary MoFRR Non-ECMP Flow based entry,
    e  - Encap helper tunnel flag
Interface flags: F - Forward, A - Accept, IC - Internal Copy,
    NS - Negate Signal, DP - Don't Preserve, SP - Signal Present,
    II - Internal Interest, ID - Internal Disinterest, LI - Local Interest,
    LD - Local Disinterest, MD - mCAC Denied, MI - mLDP Interest
    A2 - MoFRR ECMP Backup Accept

(*,224.0.0.0/4) Flags: C

(*,224.0.1.40) RPF nbr: 0.0.0.0 Flags: C
  TenGigabitEthernet0/0/2 Flags: F NS
  TenGigabitEthernet0/0/5 Flags: F NS
  Loopback0 Flags: F IC NS
  Tunnel1 Flags: A

(*,239.5.5.5) RPF nbr: 0.0.0.0 Flags: C
  Vif1 Flags: F NS  SR(172.16.101.2, 239.55.55.55)      Index(2, 2)
  Tunnel1 Flags: A

(*,239.55.55.55) RPF nbr: 0.0.0.0 Flags: C
  TenGigabitEthernet0/0/5 Flags: F NS
  Tunnel1 Flags: A

(172.16.101.2,239.55.55.55) RPF nbr: 0.0.0.0 Flags: Vif1 Flags: A TenGigabitEthernet0/0/5 Flags: F NS (192.168.0.2,239.5.5.5) RPF nbr: 192.168.0.5 Flags: TenGigabitEthernet0/0/2 Flags: A NS Vif1 Flags: F NS SR(172.16.101.2, 239.55.55.55) Index(2, 2)


Mcast_SR#show ip mfib 192.168.0.2 239.5.5.5
Entry Flags:    C - Directly Connected, S - Signal, IA - Inherit A flag,
                ET - Data Rate Exceeds Threshold, K - Keepalive
                DDE - Data Driven Event, HW - Hardware Installed
                ME - MoFRR ECMP entry, MNE - MoFRR Non-ECMP entry, MP - MFIB 
                MoFRR Primary, RP - MRIB MoFRR Primary, P - MoFRR Primary
                MS  - MoFRR  Entry in Sync, MC - MoFRR entry in MoFRR Client,
                e   - Encap helper tunnel flag.
I/O Item Flags: IC - Internal Copy, NP - Not platform switched,
                NS - Negate Signalling, SP - Signal Present,
                A - Accept, F - Forward, RA - MRIB Accept, RF - MRIB Forward,
                MA - MFIB Accept, A2 - Accept backup,
                RA2 - MRIB Accept backup, MA2 - MFIB Accept backup

Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kbits per second
Other counts:      Total/RPF failed/Other drops
I/O Item Counts:   HW Pkt Count/FS Pkt Count/PS Pkt Count   Egress Rate in pps
Default
 (192.168.0.2,239.5.5.5) Flags: HW
   SW Forwarding: 1/0/100/0, Other: 0/0/0
   HW Forwarding: 6530/0/114/0, Other: 2/2/0
   TenGigabitEthernet0/0/2 Flags: A
   Vif1, SR/(172.16.101.2,239.55.55.55):553648130 Flags: F NS
     Pkts: 0/0/1    Rate: 0 pps
          
Mcast_SR#show ip mfib 172.16.101.2 239.55.55.55
Entry Flags:    C - Directly Connected, S - Signal, IA - Inherit A flag,
                ET - Data Rate Exceeds Threshold, K - Keepalive
                DDE - Data Driven Event, HW - Hardware Installed
                ME - MoFRR ECMP entry, MNE - MoFRR Non-ECMP entry, MP - MFIB 
                MoFRR Primary, RP - MRIB MoFRR Primary, P - MoFRR Primary
                MS  - MoFRR  Entry in Sync, MC - MoFRR entry in MoFRR Client,
                e   - Encap helper tunnel flag.
I/O Item Flags: IC - Internal Copy, NP - Not platform switched,
                NS - Negate Signalling, SP - Signal Present,
                A - Accept, F - Forward, RA - MRIB Accept, RF - MRIB Forward,
                MA - MFIB Accept, A2 - Accept backup,
                RA2 - MRIB Accept backup, MA2 - MFIB Accept backup

Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kbits per second
Other counts:      Total/RPF failed/Other drops
I/O Item Counts:   HW Pkt Count/FS Pkt Count/PS Pkt Count   Egress Rate in pps
Default
 (172.16.101.2,239.55.55.55) Flags: HW
   SW Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
   HW Forwarding: 6550/0/114/0, Other: 0/0/0
   Vif1 Flags: A TenGigabitEthernet0/0/5 Flags: F NS
     Pkts: 0/0/0    Rate: 0 pps

Mcast_SR#show adjacency vif1 detail 
Protocol Interface                 Address
IP       Vif1                      point2point(8)
                                   13270 packets, 657502 bytes
                                   epoch 0
                                   sourced in sev-epoch 0
                                   empty encap string
                                   P2P-ADJ

    Mcast_SR#show platform software ip rp active mfib group 239.5.5.5/32 
Route flags:
S - Signal;             C - Directly connected;
IA - Inherit A Flag;    L - Local;
BR - Bidir route
*, 239.5.5.5/32 --> OBJ_INTF_LIST (0x15)
                Obj id: 0x15, Flags: C
                OM handle: 0x3480200a50 

Mcast_SR#show platform software ip rp active mfib group 239.55.55.55/32 
Route flags:
S - Signal;             C - Directly connected;
IA - Inherit A Flag;    L - Local;
BR - Bidir route
*, 239.55.55.55/32 --> OBJ_INTF_LIST (0x36)
                Obj id: 0x36, Flags: C
                OM handle: 0x34801fa988 

Mcast_SR#show platform software mlist rp active index 0x15
Multicast List entries

OCE Flags:
NS - Negate Signalling; IC - Internal copy;
A - Accept;             F - Forward;

OCE              Type             OCE Flags        Interface                            
--------------------------------------------------------------------------------------
0xf8000029 OBJ_ADJACENCY NS, F Vif1                                 
0xf8000186       OBJ_ADJACENCY    A                Tunnel1                              

Mcast_SR#show platform software mlist rp active index 0x36    
Multicast List entries

OCE Flags:
NS - Negate Signalling; IC - Internal copy;
A - Accept;             F - Forward;

OCE              Type             OCE Flags        Interface                            
--------------------------------------------------------------------------------------
0xf80000d1 OBJ_ADJACENCY NS, F TenGigabitEthernet0/0/5              
0xf8000186       OBJ_ADJACENCY    A                Tunnel1

    RPFチェックでは、マルチキャストパス内の異なるデバイス間でこれを確認することが重要です。

    C9000#show ip rpf 192.168.0.2
RPF information for ? (192.168.0.2)
  RPF interface: TenGigabitEthernet1/0/6
  RPF neighbor: ? (192.168.0.2) - directly connected
  RPF route/mask: 192.168.0.0/30
  RPF type: multicast (connected)
  Doing distance-preferred lookups across tables
  RPF topology: ipv4 multicast base

Mcast_SR#show ip rpf 192.168.0.2
RPF information for ? (192.168.0.2)
  RPF interface: TenGigabitEthernet0/0/2
  RPF neighbor: ? (192.168.0.5)
  RPF route/mask: 192.168.0.0/30
  RPF type: unicast (bgp 65001)
  Doing distance-preferred lookups across tables
  RPF topology: ipv4 multicast base, originated from ipv4 unicast base

Mcast_SR#show ip rpf 172.16.101.2
RPF information for ? (172.16.101.2)
  RPF interface: Vif1
  RPF neighbor: ? (172.16.101.2) - directly connected
  RPF route/mask: 172.16.101.0/30
  RPF type: multicast (connected)
  Doing distance-preferred lookups across tables
  RPF topology: ipv4 multicast base

ASR1000#show ip rpf 172.16.101.2
RPF information for ? (172.16.101.2)
  RPF interface: TenGigabitEthernet0/1/1
  RPF neighbor: ? (172.16.0.1)
  RPF route/mask: 172.16.101.0/30
  RPF type: unicast (bgp 65002)
  Doing distance-preferred lookups across tables
  RPF topology: ipv4 multicast base, originated from ipv4 unicast base

    最後に、LHRで受信および転送されるトラフィックを確認できます。最初のキャプチャは、IPv4アドレスが期待どおりに変換された新しいストリーム(172.16.101.2、239.55.55.55)からASR1000がパケットを受信した方法を示しています。 2番目のキャプチャは、トラフィックが受信側に転送されていることを示しています。  

    ASR1000#monitor capture LHR buffer size 10 match any interface TenGigabitEthernet 0/1/1 in
ASR1000#monitor capture LHR start 
Started capture point : LHR
*Oct 17 15:16:06.192: %BUFCAP-6-ENABLE: Capture Point LHR enabled.show moni

ASR1000#show monitor capture LHR buffer brief 
 ----------------------------------------------------------------------------
 #   size   timestamp     source             destination      dscp    protocol
 ----------------------------------------------------------------------------
   0   73    0.000000   172.16.0.1       ->  172.16.0.2       48 CS6  TCP
   1 114 0.050992 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP 2 114 2.051984 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP
   3   54    2.896993   172.16.0.1       ->  172.16.0.2       48 CS6  TCP
   4  114    4.051984   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   5   72    4.967989   172.16.0.1       ->  224.0.0.13       48 CS6  PIM
   6  114    6.052991   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   7  114    8.053983   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   8  114   10.053983   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   9  114   12.053983   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  10  114   14.055997   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  11  114   16.056989   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  12  114   18.055997   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP

ASR1000#monitor capture LHR stop              
Stopped capture point : LHR
ASR1000#
*Oct 17 15:16:32.029: %BUFCAP-6-DISABLE: Capture Point LHR disabled.

ASR1000#monitor capture TO_RECEIVER buffer size 10 match any interface GigabitEthernet 0/0/0 out 
ASR1000#monitor capture TO_RECEIVER start 
Started capture point : TO_RECEIVER
*Oct 17 15:19:00.309: %BUFCAP-6-ENABLE: Capture Point TO_RECEIVER enabled.ni

ASR1000#show monitor capture TO_RECEIVER buffer brief 
 ----------------------------------------------------------------------------
 #   size   timestamp     source             destination      dscp    protocol
 ----------------------------------------------------------------------------
   0  114    0.000000   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   1   46    0.276994   172.16.0.5       ->  224.0.0.1        48 CS6  IGMP
 2 114 1.999009 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP 3 114 4.000000 172.16.101.2 -> 239.55.55.55 0 BE ICMP
   4   46    5.550027   172.16.0.5       ->  224.0.1.40       48 CS6  IGMP
   5  114    5.999009   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   6  114    8.000000   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   7  114   10.001007   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   8  114   12.001999   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
   9  114   14.003006   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP
  10  114   16.003998   172.16.101.2     ->  239.55.55.55     0  BE   ICMP

ASR1000#monitor capture TO_RECEIVER stop            
Stopped capture point : TO_RECEIVER
*Oct 17 15:19:24.938: %BUFCAP-6-DISABLE: Capture Point TO_RECEIVER disabled.

    何らかの理由で*,Gが欠落している場合、show ip igmp membership <group>コマンドとshow ip igmp groups <group>コマンドを使用して、Internet Group Management Protocol(IGMP)のステータスを確認できます。  このシナリオでは、変換されたマルチキャストグループ239.55.55.55のエントリが表示されることが想定されています。

    ASR1000#show ip igmp membership 239.55.55.55
Flags: A  - aggregate, T - tracked
       L  - Local, S - static, V - virtual, R - Reported through v3 
       I - v3lite, U - Urd, M - SSM (S,G) channel 
       1,2,3 - The version of IGMP, the group is in
Channel/Group-Flags: 
       / - Filtering entry (Exclude mode (S,G), Include mode (G))
Reporter:
       
    
    
      - last reporter if group is not explicitly tracked 
     
       / 
      
        - 
       
         reporter in include mode, 
        
          reporter in exclude Channel/Group Reporter Uptime Exp. Flags Interface 
          *,239.55.55.55 172.16.0.6 1w0d 02:40 2A Gi0/0/0 
         ASR1000#show ip igmp groups 239.55.55.55 IGMP Connected Group Membership Group Address Interface Uptime Expires Last Reporter Group Accounted 239.55.55.55 GigabitEthernet0/0/0 01:11:56 00:02:49 172.16.0.6

    さらに、LHRでは、mrouteの検証を使用して、レシーバへのインターフェイスがOILに追加されていることを確認し、mtraceを使用して両方のソースへの逆パスを確認できます。

    ASR1000#show ip mroute 239.55.55.55
IP Multicast Routing Table
Flags: D - Dense, S - Sparse, B - Bidir Group, s - SSM Group, C - Connected,
       L - Local, P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag,
       T - SPT-bit set, J - Join SPT, M - MSDP created entry, E - Extranet,
       X - Proxy Join Timer Running, A - Candidate for MSDP Advertisement,
       U - URD, I - Received Source Specific Host Report, 
       Z - Multicast Tunnel, z - MDT-data group sender, 
       Y - Joined MDT-data group, y - Sending to MDT-data group, 
       G - Received BGP C-Mroute, g - Sent BGP C-Mroute, 
       N - Received BGP Shared-Tree Prune, n - BGP C-Mroute suppressed, 
       Q - Received BGP S-A Route, q - Sent BGP S-A Route, 
       V - RD & Vector, v - Vector, p - PIM Joins on route, 
       x - VxLAN group, c - PFP-SA cache created entry, 
       * - determined by Assert, # - iif-starg configured on rpf intf, 
       e - encap-helper tunnel flag, l - LISP Decap Refcnt Contributor
Outgoing interface flags: H - Hardware switched, A - Assert winner, p - PIM Join
 Timers: Uptime/Expires
 Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode

(*, 239.55.55.55), 23:28:12/stopped, RP 10.100.100.1, flags: SJC
  Incoming interface: TenGigabitEthernet0/1/1, RPF nbr 172.16.0.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/0/0, Forward/Sparse, 00:01:52/00:02:48
          
(172.16.101.2, 239.55.55.55), 00:10:11/00:02:40, flags: JT
  Incoming interface: TenGigabitEthernet0/1/1, RPF nbr 172.16.0.1
  Outgoing interface list:
    GigabitEthernet0/0/0, Forward/Sparse, 00:01:52/00:02:48

    ASR1000#mtrace 172.16.101.2 Type escape sequence to abort. Mtrace from 172.16.101.2 to 172.16.0.2 via RPF From source (?) to destination (?) Querying full reverse path... 0 172.16.0.2 -1 172.16.0.2 ==> 172.16.0.2 PIM/MBGP [172.16.101.0/30] -2 172.16.0.1 ==> 172.16.101.1 PIM_MT [172.16.101.0/30] -3 172.16.101.2

    ASR1000#mtrace 192.168.0.2 Type escape sequence to abort. Mtrace from 192.168.0.2 to 172.16.0.2 via RPF From source (?) to destination (?) Querying full reverse path... 0 172.16.0.2 -1 172.16.0.2 ==> 172.16.0.2 PIM/MBGP [192.168.0.0/30] -2 172.16.0.1 ==> 192.168.0.6 PIM/MBGP [192.168.0.0/30] -3 192.168.0.5 ==> 192.168.0.1 PIM_MT [192.168.0.0/30] -4 192.168.0.2

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    更新履歴

    改定 発行日 コメント
    1.0
    20-Oct-2023
    初版
    TAC Authored

    シスコ エンジニア提供

    • フリオ・ヒメネス
    • フアン・ランゲル

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