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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Nexus 3600 プラットフォームスイッチおよび Cisco Nexus 9500-R シリーズ スイッチング プラットフォームにおけるイーサネット VPN(EVPN)レイヤ 2 入力パケット処理の脆弱性により、認証されていない隣接する攻撃者がレイヤ 2 トラフィックループを引き起こす可能性があります。
この脆弱性は、巧妙に細工されたレイヤ 2 入力フレームを処理する際の論理エラーに起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたイーサネットフレームのストリームを標的のデバイスから送信することで、この脆弱性をエクスプロイトする可能性があります。エクスプロイトに成功すると、レイヤ 2 仮想拡張 LAN(VxLAN)のトラフィックループを引き起こせるようになるため、サービス妨害(DoS)状態に陥る危険性があります。このレイヤ 2 ループによってネットワーク インターフェイスの帯域幅がオーバーサブスクライブされる可能性があり、これにより、すべてのデータプレーントラフィックがドロップされます。この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者は影響を受けるデバイスとレイヤ 2 隣接関係にある必要があります。
注:この脆弱性のアクティブなエクスプロイトを停止するには、手動による介入を行って、巧妙に細工されたトラフィックを停止し、関連するすべてのネットワーク インターフェイスをフラップする必要があります。この脆弱性に関連するレイヤ 2 ループの存在が疑われ、追加の支援が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または適切なサポートプロバイダーにお問い合わせください。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-nxos-ether-dos-Kv8YNWZ4
このアドバイザリは、2026 年 2 月に公開された Cisco FXOS および NX-OS ソフトウェアのセキュリティ アドバイザリ バンドルの一部です。アドバイザリとリンクの一覧については、『Cisco Event Response: February 2026 Semiannual Cisco FXOS and NX-OS Software Security Advisory Bundled Publication』を参照してください。
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性の影響を受けるのは、脆弱性が存在する Cisco NX-OS ソフトウェアのリリースを実行しており、EVPN が設定されている次の Cisco Nexus 3600 および 9500-R スイッチング プラットフォームの製品 ID(PID)のみです。
- N3K-C36180YC-R
- N3K-C3636C-R
- N9K-X96136YC-R
- N9K-X9636C-R
- N9K-X9636C-RX
- N9K-X9636Q-R
注:N9K-X9624D-R2 の PID は、この脆弱性の影響を受けません。
脆弱性が存在する Cisco ソフトウェアリリースについては、このアドバイザリの「修正済みソフトウェア」セクションを参照してください。
設置済み製品の PID の確認
設置済み製品の PID を表示するには、show inventory CLI コマンドを使用します。
9K-A# show inventory
NAME: "Chassis", DESCR: "Nexus9500 C9508 (8 Slot) Chassis"
PID: N85-C8508 , VID: V02 , SN: FGE19270WQ4
NNAME: "Slot 1", DESCR: "16x10G + 32x10/25G + 4x100G Module"
PID: N9K-X96136YC-R , VID: V01 , SN: JAE222808LK
NAME: "Slot 2", DESCR: "36p 100G Ethernet Module"
PID: N9K-X9636C-RX , VID: V00 , SN: JAE211803N0
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EVPN 設定の確認
EVPN が設定されているかどうかを確認するには、show running-config | include nv overlay evpn CLI コマンドを使用します。次の例に示すように、このコマンドがデバイス設定内に存在する場合、デバイスは脆弱であると見なされます。
n9K# show running-config | include "nv overlay evpn"
nv overlay evpn
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションにリストされている製品だけがこの脆弱性の影響を受けることが知られています。
シスコは、この脆弱性が以下のシスコ製品には影響を与えないことを確認しました。
- Firepower 1000 シリーズ
- Firepower 2100 シリーズ
- Firepower 4100 シリーズ
- Firepower 9300 セキュリティ アプライアンス
- MDS 9000 シリーズ マルチレイヤ スイッチ
- 「脆弱性のある製品」セクションに示されているモデル以外の Nexus 3000 シリーズ スイッチ
- Nexus 5500 プラットフォーム スイッチ
- Nexus 5600 プラットフォーム スイッチ
- Nexus 6000 シリーズ スイッチ
- Nexus 7000 シリーズ スイッチ
- ACI モードの Nexus 9000 シリーズ ファブリック スイッチ
- 「脆弱性のある製品」セクションに示されているモデル以外の Nexus 9000 シリーズ スイッチ
- Cisco Secure Firewall 200 シリーズ
- Cisco Secure Firewall 1200 シリーズ
- Cisco Secure Firewall 3100 シリーズ
- Cisco Secure Firewall 4200 シリーズ
- Cisco Secure Firewall 6100 シリーズ
- UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト
- UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト
- UCS 6500 シリーズ ファブリック インターコネクト
- UCS 6600 シリーズ ファブリック インターコネクト
- UCS X シリーズ ダイレクト ファブリック インターコネクト 9108 100G
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコでは、回避策や緩和策(該当する場合)は、修正済みソフトウェアリリースへのアップグレードが利用可能になるまでの一時的な解決策であると考えています。この脆弱性を完全に修正し、本アドバイザリに記載されているような将来のリスクを回避するために、シスコでは、本アドバイザリに記載されている修正済みソフトウェアにアップグレードすることを強く推奨します。
Cisco NX-OS ソフトウェア
お客様が Cisco NX-OS ソフトウェアの脆弱性による侵害の可能性を判断できるように、シスコは Cisco Software Checker を提供しています。このツールを使うことで、特定のソフトウェアリリースに関連するすべてのシスコ セキュリティ アドバイザリを検索でき、それぞれのアドバイザリで言及された脆弱性を修正した最初のリリース(「First Fixed」)を特定できます。 また、該当する場合には、Software Checker により判別されたすべてのアドバイザリに記載のすべての脆弱性が修正された最初のリリース(「Combined First Fixed」)を特定できます。
このツールを使用するには、「Cisco Software Checker」ページの手順に従います。または、次のフォームを使用して、特定のソフトウェアリリースに影響を及ぼす脆弱性を検索します。このフォームを使用するには、次の手順に従います。
- ツールで検索するアドバイザリを選択します。このアドバイザリのみ、セキュリティ影響評価(SIR)が「重大」または「高」のアドバイザリのみ、すべてのアドバイザリのいずれかです。
- 該当するソフトウェアを選択します。
- 該当するプラットフォームを選択します。
- リリース番号を入力します。たとえば、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチの場合は 10.4(4)、ACI モードの Cisco NX-OS ソフトウェアの場合は 16.0(8e) です。
- [チェック(Check)] をクリックします。
関連情報
Cisco Nexus スイッチに最適な Cisco NX-OS ソフトウェアリリースの決定に際してサポートが必要な場合は、以下の推奨リリースに関するドキュメントを参照してください。セキュリティ アドバイザリでより新しいリリースが推奨されている場合は、そのアドバイザリのガイダンスに従うことをお勧めします。
Cisco MDS シリーズ スイッチ
Cisco Nexus 3000 Series Switches
Cisco Nexus 5500 プラットフォーム スイッチ
Cisco Nexus 5600 プラットフォームスイッチ
Cisco Nexus 6000 Series Switches
Cisco Nexus 7000 Series Switches
Cisco Nexus 9000 Series Switches
ACI モードの Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチ
Cisco UCS ソフトウェアに最適なリリースを確認するには、デバイスのリリースノートに記載されている推奨リリースに関するドキュメントを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性は Cisco TAC サポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
| バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2026 年 2 月 25 日 |
利用規約
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