Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
プロアクティブなセキュリティと製品の品質に対するシスコの継続的な取り組みの一環として、シスコセキュアワークロードエンジニアリングチームは、包括的な社内セキュリティレビューを実施しました。このレビューの結果、社内で発見された複数の脆弱性に対処するソフトウェアのセキュリティ強化リリースが公開されました。
これらの脆弱性は内部テストで発見されたものであり、現時点でエクスプロイトの事例は確認されていません。お客様によるパッチ適用を支援し、開示プロセスを効率化するために、シスコはこれらの問題をその根本的な脆弱性クラス(Common Weakness Enumeration(CWE))ごとに分類し、CWE の各グループに 1 つの共通脆弱性識別子(CVE ID)を割り当てました。
シスコはこれらの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。これらの脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-hardening-csw1-shSvndWP
該当製品
脆弱性のある製品
これらの脆弱性は、デバイスの設定に関係なく、Cisco Secure Workload Software as a Service(SaaS)およびオンプレミス展開に影響を与えます。
脆弱性が存在する Cisco ソフトウェアリリースについては、このアドバイザリの「修正済みソフトウェア」セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの「脆弱性のある製品」セクションに記載されている製品のみが、これらの脆弱性の影響を受けることが分かっています。
詳細
次の表に、これらの強化リリースで対処されている脆弱性クラスの概要を示します。各 CVE ID に割り当てられる CVSS スコアは、その特定の CWE カテゴリ内で最も影響の大きい 1 つの根本的な脆弱性がもたらす可能性がある最大のシビラティ(重大度)を表しています。
| CVE ID | CVSS最高スコア | 脆弱性クラス(最高レベルの CWE) | 説明 |
|---|---|---|---|
| CVE-2026-20231 | 9.9 | CWE-74 | 特殊要素の不適切な無効化(コマンド、OS、引数インジェクションなど) |
| CVE-2026-20315 | 10 | CWE-284 | 不適切なアクセス制御(承認、認証、権限、およびバイパスなど) |
| CVE-2026-20317 | 10 | CWE-287 | 不適切な認証(認証の欠落、認証バイパス、および信頼できない入力への依存を含む) |
| CVE-2026-20318 | 9.6 | CWE-20 | 不適切な入力検証(入力検証、パストラバーサル、外部パス制御など) |
| CVE-2026-20319 | 7.5 | CWE-119 | メモリバッファの範囲内での操作の不適切な制限(バッファのオーバーフローと範囲外の書き込みなど) |
回避策
これらの脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
これらの脆弱性を完全に修正し、本アドバイザリに記載されているような将来のリスクを回避するために、シスコでは、本アドバイザリに記載されている修正済みソフトウェアにアップグレードすることを強く推奨します。
修正済みリリース
次の表では、左の列にシスコ ソフトウェアリリースを記載しています。右側の列は、リリースがこのアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けるかどうか、およびこの脆弱性に対する修正を含む最初のリリースを示しています。このセクションの表に記載されている適切な修正済みソフトウェアリリースにアップグレードすることをお勧めします。
| Cisco Secure Workload リリース | First Fixed Release(修正された最初のリリース) |
|---|---|
| 3.10 以前 | 3.10.9.1 |
| 4.0 | 4.0.4.16 |
注:これらの脆弱性をすべて解決するには、Cisco Secure Workload のクラスタ、エージェント、およびコネクタのソフトウェアをアップグレードする必要があります。SaaS 展開の場合、シスコはクラスタソフトウェアをアップグレード済みであり、お客様は、エージェントとコネクタのソフトウェアのみをアップグレードする必要があります。
ソフトウェアのアップグレードに関する追加情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
シスコの Product Security Incident Response Team(PSIRT; プロダクト セキュリティ インシデント レスポンス チーム)は、このアドバイザリに記載されている該当するリリース情報と修正済みリリース情報のみを検証します。
不正利用事例と公式発表
Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例とその公表は確認しておりません。
出典
これらの脆弱性は、既存のテストプロセスおよびフロンティアの AI モデルを使用した内部セキュリティテストで発見されました。
URL
改訂履歴
| バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2026 年 8 月 19 日 |
利用規約
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