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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex Meetingsのクライアント参加サービスにおける脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、会議参加サービス内でキャッシュされたHTTP応答を操作する可能性があります。
この脆弱性は、影響を受けるサービスに対する悪意のあるHTTP要求の不適切な処理に起因します。攻撃者は、HTTPキャッシュポイズニングとも呼ばれるサービス内に格納されたHTTP応答を操作することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。不正利用に成功すると、攻撃者はWebex Meetingsサービスからクライアントに対して不正なHTTP応答を返す可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処しており、オンプレミスのソフトウェアやデバイスをアップデートするためにお客様が何らかのアクションを行う必要はありません。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-webex-cache-Q4xbkQBG
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、クラウドベースのCisco Webex Meetingsに影響します。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコは、クラウドベースのCisco Webex Meetingsでこの脆弱性に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。
その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいたMatthew B. Johnson(d3d)氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2025年5月21日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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