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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco E メール セキュリティ アプライアンス(ESA)のある特定の添付ファイル検出 メカニズムの脆弱性はリモート攻撃者非認証が影響を受けたシステムのフィルタリング 機能をバイパスするようにする可能性があります。
脆弱性は実行可能ファイル(EXE)ファイル内の内容の不適当な検出が原因です。 攻撃者は ESA によって認識されないし、ブロックされるカスタマイズされた EXE ファイルの送信によってこの脆弱性を不正利用する可能性があります。 正常なエクスプロイトは攻撃者がなにも疑わないユーザに悪意のある実行可能ファイルが含まれている電子メール メッセージを送信 することを可能にする可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20180815-esa-file-bypass
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、Cisco Security Advisories and Alerts ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。 不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性のエクスプロイト事例やその公表を確認していません。
出典
Cisco はこの脆弱性を報告するために InteliSecure EMEA のリーアム Romanis に感謝することを望みます。
URL
改訂履歴
Version | Description | Section | Status | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | 脆弱性を報告した外部研究者を信じました。 | Source | Final | 2018-August-20 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2018 年 8 月 15 日 |
利用規約
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