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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、IPフラグメントの不適切な処理に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたフラグメント化されたIPトラフィックをCXモジュールに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者は共有メモリ(SHM)内の空きパケットバッファを使い果たし、CXモジュールがそれ以上のトラフィックを処理できなくなり、その結果DoS状態が発生する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしておらず、リリースする予定もありません。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20170125-cas
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
親Cisco ASAのモジュラポリシーフレームワーク(MPF)設定によってCisco ASA CXに向けられたユーザトラフィックのみが、このアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けます。
回避策
次のように、受信したIPフラグメントをドロップするようにASAを設定します。
注意:この設定はグローバルにのみ行うことができるため、Cisco ASA CXモジュールに特に向けられたトラフィックだけでなく、ASAを通過するすべてのユーザトラフィックに影響が及ぶことに注意してください。この設定では、このトラフィックがASA CXモジュールで処理されなくても、すべてのIPフラグメントがASAによって廃棄されます。ASA# conf t ASA(config)# fragment chain 1 ASA(config)# exit
修正済みソフトウェア
Cisco ASA CX Context-Aware SecurityおよびCisco Prime Security Managerの販売終了およびサポート終了のお知らせ
Cisco ASA with FirePOWER Servicesへの移行をお勧めします。
デバイスの移行を検討する際は、Cisco Security Advisories and Alerts ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、お客様は新しいデバイスがネットワークのニーズに十分に対応できることを確認する必要があります。新しいデバイスには十分なメモリが搭載され、現在のハードウェアおよびソフトウェア構成は新しい製品でも引き続き適切にサポートされます。情報が明確でない場合は、シスコアカウントチームの担当者またはシスコパートナーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この問題は、カスタマーサポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
| バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2017 年 1 月 25 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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