Prime Collaboration Assurance(PCA)の「RequestError」メッセージのトラブルシューティング

概要

このドキュメントでは、「RequestError:j_spring_security_checkステータスをロードできません：500" Error at PCA log in.

前提条件 

要件

ルートアクセスが必要です。ルートアクセスがまだ有効になっていない場合は、「ルートアクセスの取得」の項を参照してください。

使用するコンポーネント

このドキュメントは、ハードウェアまたはソフトウェアのバージョンに限定されるものではありません

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

背景説明

この問題は、無効な値が/opt/emms/emsam/conf/LdapSettings.propertiesファイルで見つかるために発生します。

これらの値は、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)が無効になっている場合は予期されません。 

また、アップグレード前にLDAP設定を有効にし、無効にした場合にも発生する可能性があります。

問題 

Graphical User Interface（GUI；グラフィカルユーザインターフェイス）にログインすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。 

「RequestError:j_spring_security_checkステータスをロードできません：500"

これは、ブラウザに関係なく、アップグレード後に発生することがあります。 

注：PCA 12.1 SP3では「pgbouncer」が導入されています。このバージョン以上を実行している場合は、まず次の手順を実行してください
ステップ1:rootで「ps -ef | grep pgbouncer"
ステップ2：これが次のように戻らない場合は、続行する前にPCAサービスを再起動してください

解決方法

ステップ1:PCAコマンドラインインターフェイス(CLI)にrootとしてログインします。

ステップ2:cd /opt/emms/emsam/conf/

ステップ3:vi LdapSettings.properties

ステップ4:Iと入力してこのファイルを編集し、すべてのエントリを削除します。

ステップ5：入力：wq!ファイルを保存するには

ステップ6:/opt/emms/emsam/bin/cpcmcontrol.sh restart 

注サービスの完全な再起動には、最大20 ～ 30分かかります。

ルートアクセスの取得

ここでは、PCAのルートアクセスを取得する方法について説明します

ステップ1：セキュアシェルホスト(SSH)を介してPCAにログインし、ポート26を管理ユーザとして使用します

ステップ2:Input.root_enable

ルートパスワードを入力します

ステップ3:rootパスワードを入力します。

ステップ4: root Input./opt/emms/emsam/bin/enableRoot.shとしてログインした後

ステップ5:パスワードを入力し、ルートパスワードを再入力します

これで、SSHセッションを閉じて、rootとして直接ログインし直せるようになります