BPA v4.1.2には、MongoDB v5のサポート終了が近づいているため、MongoDB v7へのアップグレードが含まれています。このドキュメントでは、マイクロサービスのMongoDBバージョンのアップグレードの詳細について説明します。
マイクロサービスで次のパッケージバージョンを更新します。
次の変数は、MongoDB v7では廃止されています。
次の例に示すように、sslをtlsに置き換えます。
if (process.env.MONGO_SSL == "true") {
//options.ssl = true;
options.tls = true;
options.tlsAllowInvalidCertificates = true;
}
MongoDB v7では、MongoDBクエリのコールバックは廃止されました。更新されたクエリが下に緑色で表示されます。
削除クエリの実行後、応答変数はnの代わりにdeletedCountを使用する必要があります(例:result.nをresult.deletedCountで置き換えます)。
更新操作の実行後、応答変数はn/nModifiedの代わりにmodifiedCountを使用します(例:以下に示すように、devices.n / devices.nModifiedをdevices.modifiedCountに置き換えます)。
次の例に示すように、db.addUser()関数をdb.command(createUse: "username")に置き換えます。
次に示すように、MongoDB v7で廃止された次のメソッドを更新します。
非推奨のメソッド | 新しいメソッド |
---|---|
アップデート | updateOneまたはupdateMany |
削除 | deleteまたはdeleteMany |
count | countDocuments |
findOneAndRemove | findOneAndDelete |
MongoDB v7では、GridFSBucketクラスを使用して、大きなファイルを格納および取得するための仕様であるGridFSと対話します。GridFSBucketクラスは、GridFSでファイルをアップロード、ダウンロード、および管理するためのメソッドを提供します。
MongoDBからGridFSBucketをインポートして、gridfs-streamを置き換えます。変更を確認するには、次の図を参照してください。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
23-Sep-2025
|
初版 |