シスコ 2023 コンシューマプライバシー調査

世代別に見るプライバシー:主導するのは若年消費者

この調査について

シスコサイバーセキュリティ調査シリーズの一環として毎年発行している『シスコ コンシューマ プライバシー調査』は、調査に基づいたデータ主導の出版物の 1 つです。二重盲検法によるこの調査は、世界 12 か国の 2,600 人を超える消費者を対象に実施しています。

詳細については、シスコ プライバシー ディレクターの Robert Waitman による、こちらのブログをご覧ください。Cisco Newsroom の記事でも Robert の発言が紹介されています。

主な調査結果

消費者、特に若い世代は、データ主体のアクセス権(DSAR)を行使し、データの取り扱いやポリシーをめぐってプロバイダーを利用しなくなっています。

出典:シスコ 2023 コンシューマプライバシー調査

消費者は、人工知能(AI)での個人データの使用を支持すると同時に、懸念も示しています。

AI を使用することへの支持

現在の AI の使い方に関する懸念

48%

AI は生活を向上させるのに役立つ

54%

AI 製品を改善する目的で、匿名化された個人データを共有してもかまわない

62%

ビジネスにおける現在の AI の使い方に懸念を抱いている

60%

AI の使い方に関して、組織への信頼はすでに損なわれている

出典:シスコ 2023 コンシューマプライバシー調査

責任あるイノベーション

責任ある AI はプライバシーと人権の尊重から始まります。その仕組みをご覧ください。

責任あるイノベーションには、倫理面を重視したフレームワークを用いた設計と構築が必要です。