サービスプロバイダー向けデータセンターと仮想化

Cisco CloudVerse:クラウドの遍在化への対応

ソリューション概要





Cisco CloudVerse:クラウドの遍在化への対応



概要


多くのクラウドが存在する今日の社会では、IT は IT as a Service(ITaaS)へと変化し、ユーザは動的にコラボレーションしたり、オンデマンドでコンテンツを利用するようになっています。Cisco® CloudVerse は、クラウド ビジネス アプリケーションおよびサービスを、シスコ ユニファイド データセンターおよびシスコ クラウド インテリジェント ネットワークで 1 つに連携させて利用できるようにする、一連の機能です(図 1)。

図 1 Cisco CloudVerse は、クラウド ビジネス アプリケーションおよびサービスと、シスコ ユニファイド データセンターおよびシスコ クラウド インテリジェント ネットワークとの連携を実現

図 1 Cisco CloudVerse は、クラウド ビジネス アプリケーションおよびサービスと、シスコ ユニファイド データセンターおよびシスコ クラウド インテリジェント ネットワークとの連携を実現


Cisco CloudVerse は、データセンター内のコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ リソースを連携させ、複数のクラウドと接続し、質の高いクラウド サービスをエンド ユーザに提供します。また、業界をリードするエコシステム パートナーの技術をソリューションと連携させ、コラボレーション、セキュリティ、Infrastructure as a Service(IaaS)、ビデオ配信などの統合サービスを提供します。これらの統合サービスは、プライベート、パブリック、およびハイブリッド クラウドで利用できることが事前にテストされています。

クラウド コンピューティングの概要


クラウド コンピューティングは、インターネットの進化における次のステップです。クラウドは、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、リソース管理を強力に連携させたもので、場所やデバイスを問わずオンデマンドで利用可能な次世代のコンシューマおよびエンタープライズ IT サービスを、セキュリティや機能を低下させることなく低コストで実現します。この瞬間にもクラウド コンピューティングは実行されています。

クラウドは、企業やユーザによるサービスの利用方法を根本から変えつつあります。IT を ITaaS として提供可能にし、ユーザのコラボレーションを進化させ、コンテンツの配信方法に変革をもたらしています。また、俊敏性と経済性の向上により、より簡潔な運用を実現します。

クラウドに関する初期の議論では、万能で巨大なクラウドが 1 つあれば、すべてのお客様のニーズを満たすことができると説明されてきました。しかし実際には、プライベート クラウド、パブリック クラウド、ハイブリッド クラウドのように多くの種類のクラウドが存在し、医療機関、メディア、政府/自治体など、特定の業種のニーズに合わせて構築されています(図 2)。

図 2 多様化したクラウド

図 2 多様化したクラウド


私たちは現在、クラウドが遍在する世界に移行しつつあります。この環境では、ユーザは場所やデバイスを選ばずにいつでもクラウド サービスを利用でき、企業はサービスとしての IT、つまり IT-as-a-Service(ITaaS)を必要としています。

お客様の課題


多くの大企業、サービス プロバイダー、中小企業、政府/自治体が、コストの削減、より一層の効率化、収益の増加をもたらす革新的なビジネス モデルの促進など、業務上および技術上の大きな課題を解決するクラウド ソリューションを求めています。

クラウドの遍在化における課題とチャンスのいずれも、クラウド コンピューティング、ネットワーク、ストレージを複数のクラウドにまたがって統合して、場所や手段を問わずアプリケーションを利用できるクラウド サービスを提供することにあります。この場合、各クラウドは膨大な数のインフラストラクチャ要素と増え続けるコンテンツで構成されており、これらがオンデマンドで安全に連携されなければなりません。

クラウドの導入に成功すると、クラウド プロバイダーはビジネスの優先順位と技術を緊密に連携させることができます。サービス プロバイダーは新しいサービスやコンテンツをお客様に提供できます。政府/自治体や新興国はより短い期間で技術を統合し、進化させることが可能となり、パートナーはクラウド対応のネットワーク、データセンター、クラウド サービスをお客様に提供できます。また、一般ユーザは新しいサービスやコンテンツにすぐにアクセスできます。

クラウドの遍在化の主な課題は、組織やチャンスに適したクラウド モデルの判断と、クラウドの潜在的な能力をフルに活用できるような他のクラウドとの最適な接続方法の把握です。つまり、ユーザ、プロセス、テクノロジーを統合し、利用するサービスやアプリケーションを問わず、ユーザにメリットがもたらされるような方法でコラボレーションやビデオなどのクラウド サービスを安全に提供する必要があります。

Cisco CloudVerse


Cisco CloudVerse は、クラウド ビジネス アプリケーションおよびサービスと、ユニファイド データセンターおよびクラウド インテリジェント ネットワークを独自に連携させてクラウドを提供可能にする、一連の機能です。データセンター内のコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ リソースを連携させ、データセンター間でクラウドを接続し、質の高いクラウド サービスをエンド ユーザに提供します。

Cisco CloudVerse は、業界をリードするエコシステム パートナーの技術と連携して、コラボレーション、セキュリティ、IaaS、ビデオ配信などの統合サービスを提供します。これらの統合サービスは、プライベート、パブリック、およびハイブリッド クラウドで利用できることが事前にテストされています。

Cisco CloudVerse のクラウド セキュリティでは、一貫性のあるセキュリティ ポリシーの適用、最新の脅威への対応、拡張性の強化、およびパフォーマンスの向上を実現可能にする Cisco SecureX アーキテクチャを通じてお客様のリスクを低減します。シスコのクラウド セキュリティによりクラウドの障壁が取り除かれ、お客様にはスケール メリットとクラウド コンピューティングの効率性がもたらされます。

Cisco CloudVerse はシスコ パートナーからお客様に提供されます。シスコ パートナーは、お客様の課題に耳を傾け、ビジネスの成功と変化への適応をサポートするソリューションを設計して導入する、信頼できる専門家です。Cisco CloudVerse は、シスコとシスコ パートナーが提供するクラウド ソリューションやサービスの設計、構築、管理を支援するクラウド導入サービス(プロフェッショナル サービス)のポートフォリオによってサポートされます。

シスコ ユニファイド データセンター


シスコ ユニファイド データセンターは、より効率的なネットワーク運用、ビジネスに革新をもたらす IT の俊敏性の向上、複数のクラウドと仮想化戦略をサポートするオープン システムの組み込みを提供する、簡素化されたアーキテクチャです。このアーキテクチャには、シスコ ユニファイド ファブリック、ユニファイド コンピューティング、ユニファイド マネジメントという 3 つの主要コンポーネントがあります(図 3)。

シスコ ユニファイド ファブリック

データセンターでは高性能な IT サービスの配信が不可欠です。シスコは、インテリジェント ネットワークによる配信で高い評価を得ています。シスコ ユニファイド データセンターのシスコ ユニファイド ファブリック コンポーネントは、Cisco Nexus® ファミリのスイッチと、統合ネットワーク サービスを基盤として、高速接続、高可用性、セキュリティ、一貫した品質のデータセンター アプリケーションを提供します。

シスコのファブリックベース アプローチは、階層化されたサイロ アプローチと複数のネットワーク ドメインによる非効率性を排除し、高性能で耐障害性のある単一のファブリック上で SAN およびネットワーク接続(NAS)のネットワーク セグメントを統合する、フラット化されたユニファイド ファブリックに置き換えます。

企業の仮想リソースへの依存度が高まるにつれ、既存のネットワーク インフラに対する要求も厳しくなっています。シスコ ユニファイド ファブリック アーキテクチャは、仮想化されたネットワーク リソースの大規模なプールを作成し、既存および新しい仮想資産を簡単に移行して再プロビジョニング可能にすることで、きわめて高い拡張性と耐障害性を提供します。シスコのアーキテクチャでは、既存の IT リソースが保持されると同時に、将来の新しい仮想マシンやアプリケーションを容易に導入できるようになっています。

Cisco Unified Computing

データセンターの効率化は、ネットワークにアクセスするコンピューティングとストレージ ネットワーキングを、x86 ベース アプリケーション用のスケーラブルなプラットフォームに統合する、システムレベルのインフラストラクチャから始まります。Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS™)は、単に 2 つの既存技術を統合しただけのものではなく、真の技術革新とエンジニアリングの結果、生み出されたものです。データセンターにかかるコストを削減し、あらゆる業種でデータセンターの効率を高めます。何百ものブレードと何千もの仮想マシンに規模を拡大できる、オープンでプログラミング可能な単一の管理インターフェイスを提供するのは、Cisco UCS だけです。Cisco UCS だけが、物理、仮想、およびクラウド インフラストラクチャ全体で統合された運用モデルを提供できます。

Cisco UCS では、モデルベースのサービス テンプレートを使用してサーバ設定プロセス全体を自動化します。各テンプレートは、ロールまたはサービスベースのポリシーを使用して、サーバが 1 台でも何百台でも簡単に設定できます。このようなテンプレートを使用することで、100 を超える設定手順をわずか 2 つに減らすことができます。一方、IT 管理者にとっては、コンピューティング環境全体の把握と管理がしやすくなります。

シスコ ユニファイド ファブリック フレームワーク内で Cisco UCS を使用すると、柔軟性および俊敏性が高い、仮想化されたリソース プールを提供する wire-once(配線は初回のみ)プラットフォームを構築できます。また、Cisco ファブリック エクステンダ(FEX)テクノロジーも、シスコのブレード サーバのサポートに必要なインターフェイス、ケーブル、スイッチの数を削減します。この統合だけでもサーバあたりのインフラストラクチャ コストが半減し、必要な電力および冷却コストも削減されます。さらに、Cisco UCS でオープン API を使用することで、データセンターでのプラットフォームの選択やネットワークの統合と移行に、高い柔軟性がもたらされます。

シスコ ユニファイド マネジメント

IT で求められる柔軟性には簡潔さとスピードが不可欠です。シスコは、コンピューティング、アプリケーション、ネットワーク サービス、セキュリティ、ストレージ、クラウド コンピューティングなど、データセンターのすべてのリソースを統合する、業界唯一のセルフサービスでオープンな管理プラットフォームを提供します。シスコ ユニファイド データセンターのシスコ ユニファイド マネジメントコンポーネントは、物理および仮想リソース全体の透過的な管理を可能にし、データセンター内またはクラウド環境内での IT サービス配信の簡素化と高速化を実現します。

シスコ ユニファイド マネジメント ソリューションには、Cisco UCS Manager、Cisco Network Services Manager、Cisco Intelligent Automation for Cloud が含まれます。Cisco UCS Manager は、すべてのコンピューティング ハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントを一元管理できる組み込み機能を提供します。Cisco Network Services Manager は、多様なネットワーク コンポーネントのプロビジョニングと導入を自動化し、高速に実行します。Cisco Intelligent Automation for Cloud は、IT サービス カタログ、セルフサービスのプロビジョニング、自動化、サービスのオーケストレーションをサポートする機能を提供します。Cisco Intelligent Automation for Cloud は Cisco UCS および Cisco Nexus インフラストラクチャに合わせて最適化されていますが、異種混在の IT 環境にも対応するように設計されており、ポリシーベースのガバナンス、サービス保証、ライフサイクル管理、従量制での利用状況のトラッキングなど、高度なサービス管理機能を提供します。多くの場合、シスコ ユニファイド マネジメント ソリューションを利用すると、手動で行っていた保守作業を完全に自動化できるため、複雑さが軽減され、メンテナンス時間が短縮されます。オープン API は、アプリケーション、仮想化、ストレージ、およびシステム管理分野のパートナーのオープンなエコシステムとの統合を可能にし、データセンター内の統合管理の対象をさらに拡大できます。

図 3 シスコ ユニファイド データセンターのコンポーネント

図 3 シスコ ユニファイド データセンターのコンポーネント
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また、シスコはクラウドベース ソリューションに多額の投資を行っており、シスコ ユニファイド マネジメントのセルフサービス ポータルを通じて、自動化された完全なクラウド管理機能も提供しています。これにより、データセンターのスタッフは、クラウドベースのアプリケーション層から下位のハードウェア層まで、クラウドのパフォーマンス、セキュリティ、信頼性に影響するすべての側面を、Cisco UCS および Cisco Network Services Manager のコンポーネントを使用して効率的に管理できます。

Cloud Intelligent Network


堅牢なクラウド サービスの配信には、安全で信頼性の高い、予測可能な配信機能が不可欠です。配信するのが、独立したキャンパス内のプライベート クラウド サービスまたはハイブリッド クラウド サービスであろうと、エンタープライズクラスの商用パブリック クラウド サービスであろうと、要求の厳しい今日のユーザのほとんどは、ベストエフォート型のサービス アクセスでは満足してくれません。

ユーザのニーズを満たせるようにするために、シスコは、透過的に連携するように設計されたソリューションの包括的なセット、シスコ クラウド インテリジェント ネットワークを開発しました。シスコ クラウド インテリジェント ネットワークはシスコ ユニファイド データセンターと一体化して、強力なエンドツーエンドのクラウド サービス配信プラットフォームを提供します。

シスコ クラウド インテリジェント ネットワークは、個々のデータセンターの壁を越えて拡張され、データセンター間のピアリングと相互接続を提供します。これにより、エンターテインメント、情報、およびコミュニケーションをベースとしたサービスをプロビジョニングするためのサービスの統合、柔軟性、および俊敏性がもたらされます。データセンターのリソースは、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ピアリング、スケーラブルな相互接続、セキュリティ保護されたインターネット ゲートウェイ機能を使用してネットワーク全体で安全に統合されます。シスコ クラウド インテリジェント ネットワークを利用することで、プロバイダーはきわめて安全に論理的および物理的にサービスを分離できるため、企業およびホームユーザのお客様のプライバシーとセキュリティが確保されます。

シスコは、インテリジェント ネットワークはクラウドが遍在する環境をつなぐ重要な基盤であると考えています。シスコ クラウド インテリジェント ネットワークのインテリジェンスとスケーラブルなポリシーをネットワークに組み込むことによって、ユーザの場所や、サービスの配信に関わるクラウド プラットフォームの数に関係なく、安全で一貫したユーザ エクスペリエンスが提供されます。

シスコ クラウド インテリジェント ネットワーク戦略は、複雑さを増す市場でクラウド サービスを独自に実現するために必要な 3 つの領域に、次のように対応しています。

   
  • Cisco Cloud Customer Connect:サービスの配信元からエンド ユーザへのエンタープライズクラスのサービス配信を可能にすると同時に、ビジネス向けのポリシー制御とコンテキスト認識型のセキュリティ機能で Quality-of-Service(QoS)のニーズに応えます。
  • クラウド間の接続:クラウドへの接続と、クラウド内に分散した配信センターからデータやコンテンツを最適に取得する方法について、高まるニーズに対応します。この課題に対応するには、データセンター ファブリックを各データセンターおよびクラウド全体に拡張し、ネットワークとクラウド配信ソリューションの緊密な統合を可能にするテクノロジーを導入する必要があります。
  • ネットワーク管理と自動化:クラウドの動的な性質に不可欠な俊敏性へのニーズはますます高まっているため、ネットワーク管理と自動化を重要視しています。

Cisco CloudVerse には、一般ユーザ、企業、サービス プロバイダーをつなぎ、クラウド内、クラウド間、クラウド外の革新的な機能を連携させる共通のプラットフォームとして、シスコ クラウド インテリジェント ネットワークが組み込まれています。これにより、まったく新しい方法で、動的な相互接続を実現し、さまざまな機能を活用して統合的なアプローチでサービスを配信できるようになります。

シスコ クラウド アプリケーションとサービス


コンテンツやアプリケーションのオンデマンド配信やモバイル ユーザへの配信が増加しているため、IT の重点はサービスの配信に移りつつあります。企業や組織は、クラウドを介して提供されるアプリケーションやサービスを利用することで、以下のような大きなメリットを享受できます。

   
  • 多様なデバイスへの一貫したサービスの配信
  • 常に最新のバージョンにアクセス可能
  • サービスの簡単な入手とアクティベーションのサポート
  • 規模に応じた迅速な導入
  • お客様、パートナー、サプライヤの企業間電子取引(B2B)への対応
  • IT 支出の導入コスト(CapEx)から運用コスト(OpEx)への移行
  • 「コア」と「コンテキスト」のどちらを重視するか 状況に応じて選択可能

しかし時代が変化しても、重要なのは、システムを適切に機能させて、チームが作業できるようにすることです。シスコは、クラウドから配信されるすべてのサービスで、訴求力のあるユーザ エクスペリエンスを提供できるように尽力しています。これらのサービスでは、場所や時間を問わず、多様なデバイスにセキュリティ、性能、信頼性を提供できます。これは、以前は従来型のオンプレミスの導入環境でしか実現できなかったことです。

シスコは、企業向けのクラウドベースのビジネス アプリケーションおよびサービスのポートフォリオを提供しています。これらは、直接利用することも、シスコのパートナーやサービス プロバイダーのサービスとして利用することもできます。

   
  • Cisco Hosted Collaboration Solution(HCS)を含むホステッド サービス。このサービスはシスコのサービス プロバイダーを通じて提供され、オンプレミスでの導入や保守にかかる経費なしで、市場をリードするエンタープライズ ボイスおよびテレプレゼンス サービスやコラボレーション アプリケーションへのアクセスを導入したい組織をサポートします。
  • 革新的なアプリケーションとサービスがセットになった Cisco Collaboration Cloud ポートフォリオ。業界トップクラスのユニファイド コミュニケーション スイート、テレプレゼンス、カスタマー コンタクト、ミーティング、インスタント メッセージング、プレゼンス、および市販のアプリケーションの利用を通して、多彩で魅力のあるインタラクティブなユーザ エクスペリエンスを提供します。シスコおよびシスコ パートナーとサービス プロバイダーのグループのクラウドから、ユーザ エクスペリエンスを損なうことなく、ホステッド サービスとして利用できます。
  • TV 配信を変革する、革新的なサービス プロバイダー ソリューションの Cisco Videoscape。
  • 効果的でスケーラブルな、常に最新の Web および電子メール セキュリティを提供するシスコ クラウド セキュリティ ソリューション。Cisco ScanSafe クラウド Web セキュリティは、Web リクエストが、悪意のあるコンテンツ、不適切なコンテンツ、受け入れ可能なコンテンツのいずれであるかを分析します。Cisco IronPort Cloud Email Security は、スパム、ウイルス、および混合型の脅威から組織を保護します。
  • CloudVerse 用にテスト済みの、サードパーティのクラウド サービスおよびアプリケーションの幅広いポートフォリオ。

シスコ クラウド アプリケーションとサービスは、企業のユーザが、必要なタイミング、場所、方法でコラボレーションできる環境を提供します。クラウドのプロビジョニングに基づく柔軟な導入モデルにより、シスコのソリューションは、効率的なコラボレーション環境のモバイル、ソーシャル、ビジュアル、仮想化の各側面をサポートします。これらのアプリケーションは、音声と画像によるユーザの対話、会議、アイデアやコンテンツの共有、業務上の関係や生産性の向上をサポートし、より自然なコラボレーションを実現します。

シスコのコラボレーション サービスのプロバイダーによる提供

シスコは、統合された事前テスト済みのシスコおよびパートナーのインフラストラクチャ ソリューションをプロバイダーが使用してクラウド サービスを提供することを可能にしています。シスコのエンドツーエンド コラボレーション アーキテクチャと Cisco Validated Design 上で構築することで、パートナーは、進化と拡張を続けるシスコのコラボレーション ソリューションのポートフォリオ、アーキテクチャ設計、優れたサービスを基盤としたクラウドおよびコラボレーション サービスを提供できます。このような設計構造により、マルチメディアのコラボレーション スイート全体にセキュリティと管理のフル機能が提供され、場所、コンテンツ、デバイス、利用モデルを問わず一貫したユーザ エクスペリエンスが実現します。クラウド ソリューションの包括的なエコシステムを構築するために、シスコ パートナーは Cisco TelePresence® Exchange System および Cisco Hosted Collaboration Solution(HCS)を使用しています。

Cisco Collaboration Cloud アプリケーションの提供

Cisco Collaboration Cloud アプリケーションおよびサービスを使用すると、企業は柔軟性の高いクラウド プロビジョニング モデルを導入し、ユーザのコラボレーションに必要な環境を、タイミングや場所を問わずに、必要な方法で提供できます。ワールドクラスのパートナーと共に、Cisco WebEx® の会議、インスタント メッセージ、プレゼンス、Cisco TelePresence など、シスコが提供するコラボレーションやサービスの導入を進めることができます。

クラウド導入サービス ポートフォリオ


クラウド導入サービス ポートフォリオを利用すると、クラウド ソリューションやアプリケーションの導入が促進され、専門家によるテクニカル サービスを受けたり、クラウド内のコラボレーションおよびビデオ テクノロジーの最適な運用を実現することができます。シスコとシスコ パートナーは、クラウド戦略、クラウドの計画および設計、クラウドの導入、クラウドの最適化という 4 つのクラウド サービス カテゴリにおいて専門知識を提供しています。シスコおよびシスコ パートナーには豊富なサービス経験と専門知識があり、お客様の市場投入までの時間の短縮、コストの削減、クラウドへの投資の迅速な回収をサポートします。

Cisco Cloud Enablement Services には、以下が含まれます。

   
  • Cloud Enablement Services for Building IaaS Clouds
  • Cloud Enablement Services for Adopting Clouds

Cloud Enablement Services for Building IaaS Clouds

Cloud Enablement Services for Building IaaS Clouds は、目的のプライベート クラウド製品に基づいてカスタマイズされた戦略、計画および設計、導入、最適化を提供します。シスコが安全なエンドツーエンドの仮想データセンターを提供してきた幅広い経験を活かして提供する、包括的なアーキテクチャ アプローチは、ネットワーク、コンピューティング、ストレージ リソース全体に関するテクノロジーと、ユーザ、およびプロセスが考慮された IaaS を実現するように設計されています。サービスには、クラウド戦略、クラウドの計画および設計、クラウドの導入、クラウドの最適化があり、すべてのサービスでクラウドのセキュリティが重視されています。

Cloud Enablement Services for Adopting Clouds

Cloud Enablement Services for Adopting Clouds は、現在の環境やビジネス目標に基づいてパブリック クラウド モデルの適用を促進するために必要な、専門家によるサポートを提供します。このサービスでは、パブリック クラウドのメリットを享受できるように、既存のインフラストラクチャを最適化します。クラウドへの移行に関する意思決定を迅速に進めるために、Cisco Cloud Enablement Services for Adopting Clouds には、クラウド適用戦略サービスとクラウド適用計画サービスという 2 つのサービス モジュールが用意されています。

シスコが選ばれる理由


多くの大企業、サービス プロバイダー、中小企業(SMB)、政府/自治体が、コストの削減、効率の向上、組織の簡素化、革新的なビジネスモデルの提供、生産性の向上をクラウド コンピューティングに求めています。シスコの戦略は、クラウド アプリケーションにユニファイド データセンターとクラウド インテリジェント ネットワークが統合されたクラウド プラットフォームをお客様とパートナーに提供して、クラウドが遍在する環境全体でお客様固有のニーズを満たせるようにすることです。

シスコ ユニファイド データセンター アーキテクチャは、データセンター内およびデータセンター間で IT サービスを配信するためのコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ リソースの共有ファブリックを自動的にプロビジョニングし、管理する機能を提供します。コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの統合および最適化されたリソースを、異なるユーザやアプリケーションのニーズに合わせて安全かつ迅速にオンデマンドで再利用したり、管理できるようになり、クラウド コンピューティングの基盤となる動的な機能が実現します。

シスコ クラウド インテリジェント ネットワークは、クラウドが遍在する環境をつなぐ重要な基盤です。シスコ クラウド インテリジェント ネットワークのインテリジェンスとスケーラブルなポリシーをネットワークに組み込むことによって、ユーザの場所や、サービスの配信に関わるクラウド プラットフォームの数に関係なく、安全で一貫したユーザ エクスペリエンスが提供されます。クラウドを結合し、クラウド内、クラウド間、クラウド外とエンド ユーザの接続を仮想化するネットワークは、ビジネスの成功にとって重要なコンポーネントです。

シスコは市場をリードするコラボレーション スイートをクラウド サービスとして提供し、サードパーティのクラウド サービスの広範なエコシステムを実現しています。現在、クラウド パートナーが提供しているシスコのサービスは、クラウド コラボレーション、ビデオ配信、IaaS、Security as a Service(SaaS)など、多数あります。この柔軟性の高いアプローチを通じて、シスコのクラウド アーキテクチャはお客様に競争力をもたらします。

Cisco CloudVerse は、シスコ クラウド インテリジェント ネットワーク、シスコ ユニファイド データセンター、シスコ クラウド アプリケーションというクラウド コンピューティングの 3 つの柱を透過的に統合し、セキュリティを確保すると同時に、新たなレベルの拡張性、柔軟性、QoS をデバイスや場所を問わず提供します。シスコのプラットフォームにはさまざまな革新的技術が組み込まれており、この革新性が、クラウドが遍在する環境に求められるビジネス ニーズを実現します。

関連情報


http://www.cisco.com/jp/go/cloud/

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