Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイント

Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイント データ シート

データ シート





Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイント




強力な 802.11n デュアル無線パフォーマンス


Cisco® Aironet® 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントは、従業員の自宅にセキュアな企業ワイヤレス環境を構築します。802.11n 対応のデュアルバンド アクセス ポイントにより、企業ネットワークを在宅テレワーカーや請負モバイル ワーカーが利用できるようになります。このアクセス ポイントは、自宅のブロードバンド インターネット アクセスに接続し、企業ネットワークへのセキュアなトンネルを構築するため、リモート ワーカーはデータ、音声、ビデオ、クラウド サービスにアクセスして企業のオフィスと同等のモビリティ環境を得られます。デュアルバンド対応で 2.4 GHz および 5 GHz の 2 つの無線周波数帯を同時に利用できるため、2.4 GHz 帯を使用する一般家庭用機器による干渉の影響を受けることがありません。Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントは、自宅のトラフィックをセグメント化してセキュアな企業データ アクセスと個人の家庭用機器への接続を両立させるテレワーカー向けの製品として設計されています。

機能の概要


Cisco Aironet 600 シリーズを経由して、企業のオフィスのワイヤレス ネットワークで提供されているのと同じサービスに遠隔地から安全にアクセスできます。Cisco Aironet 600 シリーズでは、データ、音声、ビデオに加え、Cisco Unified MeetingPlace® の会議機能、Cisco WebEx® テクノロジー、デュアルモードの電話などのアプリケーションがすべてサポートされています。

家庭のブロードバンド モデムまたはルータにアクセス ポイントを接続すれば、初期セットアップできます。Cisco Aironet 600 シリーズ アクセス ポイントは事前プロビジョニングされているため、Cisco Wireless Controller により企業へのセキュアなトンネルが自動設定されます。事前登録されている IP 電話があれば、Cisco Unified Communications Manager によって自動接続され、企業の電話番号、ボイスメール、ユーザ設定にアクセスできるようになります。

リモート ワーカーにとっての利点


Cisco Aironet 600 シリーズは、従業員の生産性、ビジネスの耐障害性、仕事のスケジュールの柔軟性を向上すると同時に、出張費および二酸化炭素排出量を削減します。本シリーズは、あらゆる業界の商用ネットワーク、企業ネットワーク、サービス プロバイダー ネットワークを対象としています。Cisco Aironet 600 シリーズは、ネットワークで提供されているビジネス サービスへの信頼性の高い安定したアクセスを職場でも自宅でも必要とする従業員や、社内と同等のワイヤレス接続を自宅で利用する必要がある在宅勤務者に最適です。携帯電話ではなく Wi-Fi を使用した音声通話が可能なため、音声通話コストが削減されます。

表 1 に、Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの機能と利点を示します。

表 1 Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの機能と利点

機能 利点
パフォーマンス
  • 世界をリードするパフォーマンスと信頼性を備えた 802.11n 対応のホーム オフィス向けデュアルバンド アクセス ポイントにより、既存の 802.11a/g ネットワークの 6 倍以上のスループットを実現します。
  • 2.4 GHz および 5 GHz の 2 つの無線周波数帯を同時に利用できるため、家庭用機器による干渉を回避できます。
運用と管理の簡素化
  • 音声、ワイヤレス、ビデオ、データなどのリアルタイム サービスを、IT スタッフが配置されていない遠隔地でも利用できるようにします。
  • 企業のワイヤレス LAN(WLAN)と同じインフラストラクチャとデバイス(Cisco Wireless Controller、Cisco Wireless Control System(WCS)、アクセス ポイント)を使用して同様に管理できます。
  • Cisco Unified Wireless IP Phone を事前に設定することも、将来に追加することもできます。
堅牢なセキュリティ
  • Cisco Aironet 600 シリーズは、アクセス ポイントとコントローラとの間にセキュアな Datagram Transport Layer Security(DTLS; データグラム トランスポート レイヤ セキュリティ)接続を構築し、企業のオフィスと同じプロファイルを使用してリモート WLAN 接続を確立します。
  • セキュア トンネリングにより、スプリット トンネリングで見られる企業ネットワークへのウイルスや攻撃の発生リスクを軽減します。
  • 自宅と企業のトラフィックのセグメント化により、企業ポリシーにセキュリティ リスクをもたらすことなく家庭用機器の接続を維持します。
エンドツーエンドの音声サービス
環境への配慮
  • 通勤時間と二酸化炭素排出量を削減することで、グリーン イニシアチブのベスト プラクティスを実現します。


製品仕様


表 2 に、Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの製品仕様を示します。

表 2 Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの製品仕様

項目 仕様
製品番号 Cisco Aironet 600 OfficeExtend シリーズ アクセス ポイント
  • AIR-OEAP602I-x-K9:デュアルバンド コントローラベース 802.11a/g/n
  • AIR-OEAP602I-xK910:エコパック(デュアルバンド 802.11a/g/n)10 台のコントローラベース アクセス ポイント
規制区域:(x = 規制区域)
お客様の国における使用認可をご確認ください。認可状況および特定の国に対応する規制区域を確認するには、http://www.cisco.com/go/aironet/compliance/ [英語] を参照してください。
すべての規制区域で使用が認可されているわけではありません。使用が認可され次第、グローバル プライス リストに製品番号が記載されます。
ソフトウェア
  • Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 7.0 MR1 以降
対応コントローラ
  • Cisco 2500 シリーズおよび Cisco 5500 シリーズ Wireless Controller、および Cisco Wireless Services Module 2(WiSM2)
802.11n
  • Multiple-Input Multiple-Output(MIMO)と 2 つの空間ストリーム
  • Maximal Ratio Combining(MRC)
  • 20 MHz および 40 MHz チャネル
  • 最大 300 Mbps の PHY データ レート
  • パケット集約:A-MPDU(Tx/Rx)
  • Cyclic Shift Diversity(CSD)のサポート
サポートされるデータ レート 802.11a:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps
802.11g:1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、54 Mbps
802.11n データ レート(2.4 GHz および 5 GHz):
MCS インデックス1 GI2 = 800ns GI = 400ns
20 MHz のレート(Mbps) 40 MHz のレート(Mbps) 20 MHz のレート(Mbps) 40 MHz のレート(Mbps)
0 6.5 13.5 7.2 15
1 13 27 14.4 30
2 19.5 40.5 21.7 45
3 26 54 28.9 60
4 39 81 43.3 90
5 52 108 57.8 120
6 58.5 121.5 65 135
7 65 135 72.2 150
8 13 27 14.4 30
9 26 54 28.9 60
10 39 81 43.3 90
11 52 108 57.8 120
12 78 162 86.7 180
13 104 216 115.6 240
14 117 243 130 270
15 130 270 144.4 300
周波数帯および 20 MHz 動作チャネル A(南・北・中央アメリカ [FCC]):
  • 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
  • 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
C(中国):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
E(ETSI):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
I(中東):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
K(韓国):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
  • 5.745 〜 5.805 GHz、4 チャネル
N(非 FCC):
  • 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
  • 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
P(日本 2):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
R(ロシア):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
  • 5.745 〜 5.805 GHz、4 チャネル
S(シンガポール):
  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
  • 5.180 〜 5.240 GHz、4 チャネル
  • 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
T(台湾):
  • 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
  • 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
注:数値は規制区域によって異なります。各規制区域別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
非オーバーラップ チャネルの最大数 2.4 GHz
  • 802.11b/g:20 MHz:3
  • 802.11n:20 MHz:3
5 GHz
  • 802.11a:20 MHz:9
  • 802.11n:20 MHz:9、40 MHz:4
注:数値は規制区域によって異なります。各規制区域別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
受信感度 2.4 GHz
  • 802.11b:-87 dBm(11Mbps)
  • 802.11:-77 dBm(54 Mbps)
  • 802.11n 20MHz:-71 dBm(MCS15)
  • 802.11n 40MHz:-68 dBm(MCS15)
5 GHz
  • 802.11a:-74 dBm(54 Mbps)
  • 802.11n 20MHz:-68 dBm(MCS15)
  • 802.11n 40MHz:-65 dBm(MCS15)
最大送信出力 2.4 GHz
  • 802.11b(CCK):20 dBm(アンテナ 1 本)
  • 802.11g:20 dBm(アンテナ 2 本)
  • 802.11n(HT20):20 dBm(アンテナ 2 本)
  • 802.11n(HT40):20 dBm(アンテナ 2 本)
5 GHz
  • 802.11a:20 dBm(アンテナ 2 本)
  • 802.11n(HT20):20 dBm(アンテナ 2 本)
  • 802.11n(HT40):20 dBm(アンテナ 2 本)
注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。個別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
内蔵アンテナ
  • 2.4 GHz、ゲイン 3.5 dBi、水平ビーム幅 360 度
  • 5 GHz、ゲイン 4.0dBi、水平ビーム幅 360 度
インターフェイス
  • 10/100/1000BASE-T 自動検知(RJ-45)X 4
  • 10/100/1000BASE-T WAN ポート(RJ-45)X 1
  • USB:未サポート(今後のリリースで対応検討中)
インジケータ
  • ステータス LED はブート ローダ ステータス、アソシエーション ステータス、動作ステータス、ブート ローダ エラー、ポート ステータスを表示 [USB(今後のリリース)]
寸法
(幅 X 奥行 X 高さ)
  • アクセス ポイント(クレードルを除く)195.3 x 176.3 x 39.65 mm(7.75 x 7 x 1.6 インチ)
  • アクセス ポイント(クレードルを含む)206.15 x 176.3 x 67 mm(8.1 x 7.0 x 2.7 インチ)
重量
  • 0.452 kg(0.99 ポンド) - クレードルを除く
  • 0.653 kg(1.44 ポンド) - クレードルを含む
環境
  • 非動作(保管)時温度:-25 〜 60 °C(-13 〜 +140 °F)
  • 動作温度:0 〜 40 °C(32 〜 104 °F)
  • 動作時湿度:10 〜 80 % RH(結露しないこと)
システム メモリ
  • 64 MB の DRAM
  • 16 MB のフラッシュ メモリ
電源オプション
  • Cisco AP600 ローカル電源装置:100 〜 240 VAC、50 〜 60 Hz(AIR-PWR-ADTR-cc、cc は次の国コードを示します:AP = アジア太平洋、AR = アルゼンチン/ウルグアイ、AU = オーストラリア、BR = ブラジル、CE = 中央ヨーロッパ、CH = 中国、DM = デンマーク、IS = イスラエル、IT = イタリア、JP = 日本、NA = 北米、SA = 南アフリカ、SW = スイス、UK = 英国)
消費電力
  • 消費電力:12 W(公称)、15 W(最大)
保証 制限付きライフタイム ハードウェア保証
適合規格および安全規格
  • 安全規格:
    • UL 60950-1、第 2 版
    • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1、第 2 版
    • IEC 60950-1、第 2 版
    • EN 60950-1、第 2 版
  • 無線の許可:
    • FCC Part 15.247、15.407
    • RSS-210(カナダ)
    • EN 300 328、EN 301 893(欧州)
    • ARIB-STD 33(日本)
    • ARIB-STD 66(日本)
    • ARIB-STD T71(日本)
    • AS/NZS 4268.2003(オーストラリアおよびニュージーランド)
    • EMI および耐障害性(クラス B)
    • FCC Part 15.107 および 15.109
    • ICES-003(カナダ)VCCI(日本)
    • EN 301 489-1 および -17(欧州)
  • IEEE 規格:
    • IEEE 802.11a/b/g、IEEE 802.11n、IEEE 802.11h、IEEE 802.11d
  • セキュリティ:
    • 802.11i、Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)、WPA
    • 802.1X
    • Advanced Encryption Standards(AES)、Temporal Key Integrity Protocol(TKIP)
  • EAP タイプ:
    • Extensible Authentication Protocol-Transport Layer Security(EAP-TLS)
    • EAP-Tunneled TLS(TTLS)またはマイクロソフト チャレンジ ハンドシェーク認証プロトコル バージョン 2(MSCHAPv2)
    • Protected EAP(PEAP)v0 または EAP-MSCHAPv2
    • Extensible Authentication Protocol-Flexible Authentication via Secure Tunneling(EAP-FAST)
    • PEAPv1 または EAP-Generic Token Card(GTC)
    • EAP-Subscriber Identity Module(SIM)
  • マルチメディア:
    • Wi-Fi Multimedia(WMM™)
  • その他:
    • FCC Bulletin OET-65C
    • RSS-102

1 MCS インデックス:Modulation and Coding Scheme(MCS)インデックスは、空間ストリーム数、変調、符号化レート、およびデータ レート値を決定します。
2 GI:シンボル間の Guard Interval (GI)により、レシーバーはマルチパス遅延の影響を抑制することができます。

サービスおよびサポート


シスコおよびパートナー各社が提供するインテリジェントで個別化されたサービスによって、Cisco Unified Wireless Network のビジネス価値を素早く引き出すことができます。ビジネス目標にあわせて調整され、メディア リッチなリアルタイムのモビリティ アプリケーションと緊密に統合された、実績のあるワイヤレス アーキテクチャを、シスコ サービスが提供します。パフォーマンス、セキュリティ、管理を最適化する統合型のワイヤレス ソリューションの導入、管理、拡張を行うことができるように、幅広い専門知識を活かして各段階でサポートを行います。知識と先進の手法を共有することにより、安全で、モバイルに対応した、インタラクティブなビジネス環境の構築を支援して、イノベーション、俊敏性、および差別化のための基盤を提供します。

関連情報


Cisco Aironet 600 シリーズ OfficeExetnd アクセス ポイントの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/wireless/ を参照するか、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。