Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ

Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ データ シート

データ シート





Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ



Cisco® 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(図 1)は、中規模から大規模の企業およびキャンパス環境において、ミッションクリティカルなワイヤレス ネットワーキングのための機能をシステム全体で実現する、拡張性と柔軟性に優れたプラットフォームです。5500 シリーズは、802.11n のパフォーマンスと優れた拡張性に対応するように設計されており、稼働時間を延長するとともに次の特長を備えています。

  • RF 可視性と保護
  • 最大 500 台のアクセス ポイントを同時に管理する機能
  • 安定したストリーミング ビデオとトール品質の音声を提供する優れたパフォーマンス
  • プライマリからセカンダリ コントローラへのすべてのアクセス ポイントの 1 秒以下のステートフル フェールオーバー

図 1 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ

機能


高パフォーマンスのワイヤレス ネットワーキング用に最適化された Cisco 5500 シリーズ コントローラは、モビリティを高め、次世代のモバイル デバイスとアプリケーションに対応します。既存の 802.11a/g ネットワークの 9 倍以上のスループットを実現しながら、より高いクライアント密度をサポートし、効率的なローミングを提供します。

5500 シリーズではワイヤレスの設定と管理の機能が自動化され、ネットワーク管理者は、ワイヤレス ネットワークのパフォーマンスの管理、セキュリティの維持、および最適化をコスト効率よく行うのに必要な可視性と管理性を得られます。搭載されている Cisco CleanAir™ テクノロジーにより、迅速なトラブルシューティングと解決に必要な RF 干渉に関するリアルタイム情報と履歴情報へのネットワーク間アクセスが提供され、802.11n のパフォーマンスを保護します。

Cisco 5508 Wireless Controller はアプリケーションの可視性と管理性(AVC)をサポートします。AVC には、シスコのディープ パケット インスペクション(DPI)機能、Network-Based Application Recognition 2(NBAR-2)エンジンが含まれています。NBAR-2 エンジンはアプリケーションを分類でき、トラフィックをドロップまたはマークする Quality of Service(QoS)設定を適用して、ネットワーク内でビジネスクリティカルなアプリケーションの優先順位を判断します。AVC では NetFlow バージョン 9 を使用してフローをエクスポートします。Bonjour Services をアドバタイズして個別のレイヤ 3 ネットワークで使用できるようにする Bonjour Services Directory もサポートします。

このコントローラは、Cisco Unified Wireless Network のコンポーネントとして、Cisco Aironet® アクセス ポイント、Cisco Wireless Control System(WCS)、および Cisco Mobility Services Engine 間のリアルタイム通信を提供して、セキュリティ ポリシー、ワイヤレス侵入防御システム(IPS)、受賞歴のある RF 管理、および QoS を一元化します。

ソフトウェア ライセンスの柔軟な運用


基本のアクセスポイント ライセンスは、ビジネス ニーズの増大に応じて 500 台の追加アクセスまでを柔軟に提供します。ライセンス構成では、セキュアなモバイル テレワーキングを実現する Cisco OfficeExtend ソリューションや、有線ネットワークへの物理的な接続が困難または不可能な場所で、アクセス ポイントによるワイヤレス接続の動的な確立を可能にするシスコ エンタープライズ ワイヤレス メッシュを含む、多種多様なビジネス モビリティ ニーズを基本フィーチャ セットの一部としてサポートします。

表 1 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの特長を示します。

表 1 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの特長

特長 利点
拡張性
  • 12、25、50,100、250、500 台のアクセス ポイントをサポートし、あらゆる規模のネットワークにビジネスクリティカルなワイヤレス サービスを提供
高パフォーマンス
  • 802.11n ネットワークでノンブロッキングの有線ネットワーク スピードを実現
RF 管理
  • システム全体に及ぶ Cisco CleanAir テクノロジーの搭載により、コントローラのネットワーク パフォーマンスに影響する RF 干渉についてリアルタイム情報と履歴情報の両方を提供
OfficeExtend
  • Cisco Aironet® 1130 または 1140 シリーズ アクセス ポイントへの安全な有線トンネルを使って、モバイルおよびリモート ワーカー向けの企業ワイヤレス サービスをサポート
  • 最小限の設定および保守要件で企業ネットワークをリモート ロケーションまで延長(ゼロタッチ導入)
  • 離れた拠点での生産性とコラボレーションを向上
  • 独立した SSID トンネルにより、企業と個人の両方のインターネット アクセスをサポート
  • 通勤の減少により CO2 排出量を削減
  • 在宅勤務を可能にすることで従業員の仕事への満足度を高める
  • 万一の災害、伝染病の大流行、悪天候のときに、継続的でセキュアな接続を提供してビジネスの復元力を向上
包括的なエンドツーエンド セキュリティ
  • Control and Provisioning of Wireless Access Points(CAPWAP)に準拠した DTLS 暗号化により、リモートの WAN/LAN リンクを越えたアクセス ポイントとコントローラ間でフルラインレートの暗号化を保証
エンタープライズ ワイヤレス メッシュ
  • アクセス ポイントがワイヤレス接続を動的に確立できるため、有線ネットワークへの物理的な接続が不要です。
  • 特定の Cisco Aironet アクセス ポイントで提供されるエンタープライズ ワイヤレス メッシュは、倉庫、製造現場、ショッピング センターなど、有線による接続拡張が困難な場所や外観を妨げる場所に最適です。
高性能ビデオ
  • Cisco VideoStream テクノロジーをメディアネット フレームワークの一部として統合して、WLAN でのビデオ アプリケーション配信を最適化
エンドツーエンドの音声サービス
高可用性
  • オプションの冗長電源により、最大限の可用性を実現
環境への配慮
  • オフピーク時にアクセス ポイント無線出力をオフにすることで、消費電力を削減できます。
IPv6 およびデュアル スタック クライアントのモビリティ、セキュリティ、管理
  • セキュアで信頼性の高いワイヤレス接続と、一貫したエンドユーザ エクスペリエンス
  • 既知の脅威の予防的防御によりネットワーク可用性を向上
  • 有線と無線に共通の管理システムを使用して、IPv6 のトラブルシューティング、計画、クライアント追跡が可能


表 2 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの製品仕様を示します。

表 2 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの製品仕様

項目 仕様
ワイヤレス IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11d、WMM/802.11e、802.11h、802.11n、802.11u
有線/スイッチング/ルーティング IEEE 802.3 10BASE-T、IEEE 802.3u 100BASE-TX 仕様、1000BASE-T、1000BASE-SX、1000-BASE-LH、IEEE 802.1Q Vtagging、IEEE 802.1AX リンク アグリゲーション
Data Request For Comments(RFC)
  • RFC 768 UDP
  • RFC 791 IP
  • RFC 2460 IPv6(パススルー ブリッジ モードのみ)
  • RFC 792 ICMP
  • RFC 793 TCP
  • RFC 826 ARP
  • RFC 1122 インターネットホストの要件
  • RFC 1519 CIDR
  • RFC 1542 BOOTP
  • RFC 2131 DHCP
  • RFC 5415 CAPWAP プロトコル仕様
  • RFC 5416 802.11 向け CAPWAP バインディング
セキュリティ規格
  • WPA
  • IEEE 802.11i(WPA2、RSN)
  • RFC 1321 MD5 Message Digest アルゴリズム
  • RFC 1851 ESP トリプル DES 変換
  • RFC 2104 HMAC:メッセージ認証用の鍵付きハッシュ
  • RFC 2246 TLS プロトコル バージョン 1.0
  • RFC 2401 インターネット プロトコルのためのセキュリティ アーキテクチャ
  • RFC 2403 ESP および AH における HMAC-MD5-96
  • RFC 2404 ESP および AH における HMAC-SHA-1-96
  • RFC 2405 明示的 IV を伴う ESP DES-CBC 暗号アルゴリズム
  • RFC 2406 IPsec
  • RFC 2407 ISAKMP の解釈
  • RFC 2408 ISAKMP
  • RFC 2409 IKE
  • RFC 2451 ESP CBC モード暗号アルゴリズム
  • RFC 3280 Internet X.509 PKI 証明書および CRL プロファイル
  • RFC 3602 AES-CBC 暗号アルゴリズムおよび IPsec でのその使用法
  • RFC 3686 IPsec ESP における AES カウンタ モードの使用
  • RFC 4347 データグラム トランスポート層セキュリティ
  • RFC 4346 TLS プロトコル バージョン 1.1
暗号化
  • WEP および TKIP-MIC:RC4 40、104、および 128 ビット(静的キーと共有キーの両方)
  • AES:CBC、CCM、CCMP
  • DES:DES-CBC、3DES
  • SSL および TLS:RC4 128 ビットと、RSA 1024 ビットおよび 2048 ビット
  • DTLS:AES-CBC
  • IPSec:DES-CBC、3DES、AES-CBC
認証、許可、アカウンティング(AAA)
  • IEEE 802.1X
  • RFC 2548 Microsoft ベンダー固有の RADIUS 属性
  • RFC 2716 PPP EAP-TLS
  • RFC 2865 RADIUS 認証
  • RFC 2866 RADIUS アカウンティング
  • RFC 2867 RADIUS トンネル アカウンティング
  • RFC 2869 RADIUS 拡張機能
  • RFC 3576 RADIUS への動的許可拡張機能
  • RFC 3579 EAP の RADIUS サポート
  • RFC 3580 IEEE 802.1X RADIUS ガイドライン
  • RFC 3748 拡張認証プロトコル
  • Web ベース認証
  • 管理ユーザのための TACACS サポート
管理
  • SNMP v1、v2c、v3
  • RFC 854 Telnet
  • RFC 1155 TCP/IP ベースのインターネットの管理情報
  • RFC 1156 MIB
  • RFC 1157 SNMP
  • RFC 1213 SNMP MIB II
  • RFC 1350 TFTP
  • RFC 1643 イーサネット MIB
  • RFC 2030 SNTP
  • RFC 2616 HTTP
  • RFC 2665 Ethernet-Like インターフェイス タイプ MIB
  • RFC 2674 トラフィック クラス、マルチキャスト フィルタリング、および仮想拡張機能を使用したブリッジの管理対象オブジェクトの定義
  • RFC 2819 RMON MIB
  • RFC 2863 インターフェイス グループ MIB
  • RFC 3164 Syslog
  • RFC 3414 SNMPv3 のユーザベース セキュリティ モデル(USM)
  • RFC 3418 SNMP MIB
  • RFC 3636 IEEE 802.3 MAU の管理対象オブジェクトの定義
  • シスコのプライベート MIB
管理インターフェイス
  • Web ベース:HTTP/HTTPS
  • コマンドライン インターフェイス:Telnet、Secure Shell(SSH)Protocol、シリアル ポート
  • Cisco Wireless Control System(WCS)
インターフェイスおよびインジケータ
  • アップリンク:1000BaseT、1000Base-SX、1000Base-LH トランシーバ スロット X 8(5508)
  • Small Form-Factor Pluggable(SFP)オプション(Cisco SFP のみのサポート):GLC-T、GLC-SX-MM、GLC-LH-SM
  • LED インジケータ:リンク
  • サービス ポート:10/100/1000 Mbps イーサネット(RJ45)
  • サービス ポート:10/100/1000 Mbps イーサネット(RJ45)。将来的な使用のために高可用性に対応
  • LED インジケータ:リンク
  • ユーティリティ ポート:10/100/1000 Mbps イーサネット(RJ45)
  • LED インジケータ:リンク
  • 拡張スロット:1(5508)
  • コンソール ポート:RS232(DB-9 オス/RJ-45 コネクタ付属)、ミニ USB
  • その他のインジケータ:Sys、ACT、Power Supply 1、Power Supply 2
物理仕様および環境仕様
  • 寸法(幅 X 奥行 X 高さ):440 X 539 X 44.5 mm (17.30 X 21.20 X 1.75 インチ)
  • 重量:電源装置 2 基の場合 9.1 kg(20 ポンド)
  • 動作温度:0 〜 40 °C(32 〜 104 °F)、保管温度:-25 〜 70 °C(13 〜 158 °F)
  • 湿度:動作時の湿度:10 〜 95 %(結露しないこと) 保管時の湿度:最大 95 %
  • 入力電源:100 〜 240 VAC、50/60 Hz、1.05 A @ 110 VAC、最大 115 W、0.523 A @ 220 VAC、最大 115 W、テスト条件:冗長電源、40C、フル トラフィック
  • 熱放散:最大 110/220 VAC で 392 BTU/時
適合認定 CE マーク
安全性:
  • UL 60950-1:2003
  • EN 60950:2000
  • EMI および耐障害性(クラス A)
  • 米国:FCC Part 15.107 および 15.109
  • カナダ:ICES-003
  • 日本:VCCI
  • ヨーロッパ:EN 55022、EN 55024


表 3 および表 4 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの発注情報とアクセサリの情報を示します。

表 3 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの発注情報

製品番号 製品名 Cisco SMARTnet® サービス 8 X 5 X NBD
AIR-CT5508-12-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 12 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT0812
AIR-CT5508-25-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 25 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT0825
AIR-CT5508-50-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 50 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT0850
AIR-CT5508-100-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 100 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT08100
AIR-CT5508-250-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 250 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT08250
AIR-CT5508-500-K9 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(最大 500 台のシスコ アクセス ポイント) CON-SNT-CT08500
AIR-CT5508-500-2PK 2 パック X 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、各パックが最大 500 台のシスコ アクセス ポイントに対応(合計 1000 台のアクセス ポイント) CON-SNT-AIRC552P
AIR-CT5508-HA-K9 Cisco 5508 Wireless Controller(高可用性対応) CON-SNT-CT5508HA


表 4 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのアクセサリ

製品番号 製品名
AIR-PWR-5500-AC= 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用冗長 AC 電源装置
AIR-FAN-5500= 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用ファン トレイ
AIR-CT5500-RK-MNT 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用スペア マウント キット


ユーザ追加アップグレード ライセンス


表 5 および表 6 に Cisco 5500 シリーズのユーザ追加アップグレード ライセンスを示します。

表 5 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用ユーザ追加アップグレード ライセンス(電子配布による製品認証キー(PAK))

  製品番号 製品の説明 Cisco SMARTnet サービス 8 X 5 X NBD
電子ライセンス L-LIC-CT5508-UPG プライマリ アップグレード SKU:1 つの製品認証キー(PAK)で 1 台または複数台のコントローラをアップグレードする場合は、この SKU の以下のオプションから任意の製品番号または組み合わせを選択してください。 CON-SNT-LCTUPG
L-LIC-CT5508-5A 5508 Controller 用アクセス ポイント 5 台追加ライセンス(電子配布) CON-SNT-LICT55A
L-LIC-CT5508-25A 5508 Controller 用アクセス ポイント 25 台追加ライセンス(電子配布) CON-SNT-LCT25A
L-LIC-CT5508-50A 5508 Controller 用アクセス ポイント 50 台追加ライセンス(電子配布) CON-SNT-LCT50A
L-LIC-CT5508-100A 5508 Controller 用アクセス ポイント 100 台追加ライセンス(電子配布) CON-SNT-LCT100A
L-LIC-CT5508-250A 5508 Controller 用アクセス ポイント 250 台追加ライセンス(電子配布) CON-SNT-LCT250A


表 6 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用ユーザ追加アップグレード ライセンスの発注情報(書面 PAK)

  製品番号 製品の説明 Cisco SMARTnet サービス 8 X 5 X NBD
ペーパー ライセンス LIC-CT5508-UPG プライマリ アップグレード SKU:1 つの製品認証キー(PAK)で 1 台または複数台のコントローラをアップグレードする場合は、この SKU の以下のオプションから任意の製品番号または組み合わせを選択してください。 CON-SNT-LCTUPG
LIC-CT5508-5A 5508 Controller 用アクセス ポイント 5 台追加ライセンス CON-SNT-LICT55A
LIC-CT5508-25A 5508 Controller 用アクセス ポイント 25 台追加ライセンス CON-SNT-LCT25A
LIC-CT5508-50A 5508 Controller 用アクセス ポイント 50 台追加ライセンス CON-SNT-LCT50A
LIC-CT5508-100A 5508 Controller 用アクセス ポイント 100 台追加ライセンス CON-SNT-LCT100A
LIC-CT5508-250A 5508 Controller 用アクセス ポイント 250 台追加ライセンス CON-SNT-LCT250A


ユーザ追加アップグレード ライセンスを利用することで、コントローラがサポートするアクセス ポイントのキャパシティを最大 500 台まで増やすことができます。たとえば、当初 250 台のアクセス ポイント サポートで発注したコントローラの場合は、250 台のアクセス ポイント ユーザ追加アップグレード ライセンス(LIC-CT5508-250A X 1)を購入することで、後からキャパシティを最大 500 台のアクセス ポイントまで増やすことができます。

Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラでアクセス ポイント キャパシティを追加するには、PAK を記載した証明書が必要です。

証明書は E メールでの送付が可能です。税関手続き用に書面による証明書が必要な場合は、米国郵便での郵送を依頼してください。 インストールの前にそれぞれの追加キャパシティ ライセンスおよび PAK を登録する必要があります。

Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの追加キャパシティ ライセンスの注文およびインストール手順は、次のとおりです。

  1. E メールまたは書面での送付に適した SKU を選択します。
  2. PAK 証明書を登録します(PAK 証明書の登録を参照)。
  3. Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラでライセンスをインストールします(ライセンスのインストールを参照)。

Cisco 5500 シリーズのユーザ追加アップグレード ライセンスの発注、登録、およびインストールの詳細については、『シスコ ワイヤレス LAN コントローラ設定ガイド リリース 6.0 以降』を参照してください。

表 5 に記載された電子ライセンス SKU を注文することで、同一の PAK の電子配布が利用できます。書面による証明書が必要な場合は、表 6 に示す SKU を使用してください。

PAK 証明書の登録


Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのすべてのアップグレード ライセンスについて、PAK 証明書を登録する必要があります。PAK 証明書を http://cisco.com/go/license/ で登録するには、お客様の E メール アドレスおよびホスト名が必要です。

Cisco WCS サーバでのライセンスのインストール

ライセンス ファイルのインストール手順は、次のとおりです。ライセンス ファイルのインストールについてご不明な点は、Cisco Japan TAC(0120-608-802 または japan-tac@cisco.com)までお問い合わせください。

  1. Cisco WCS ソフトウェアのインストールが完了していない場合は、Cisco WCS ソフトウェアをインストールします。
  2. ライセンス ファイル(.lic)をハード ドライブの一時ディレクトリに保存します (ライセンス ファイルが添付された E メールがシスコから送付されます)。
  3. サポート対象バージョンの Internet Explorer を起動します。
  4. ロケーション フィールドまたはアドレス フィールドで、https: // <IP address> の URL を入力します(<IP address> を Cisco WCS サーバの IP アドレスまたはホスト名に置き換えます)。
  5. Cisco WCS サーバにシステム管理者としてログインします (ユーザ名とパスワードは、大文字と小文字が区別されることに注意してください)。
  6. [Help] メニューから [Licensing] を選択します。
  7. [Licensing] ページで、コマンド メニューから [Add License] を選択します。
  8. [Add License] ページで [Browse] をクリックし、.lic ファイルを保存した場所に移動します。
  9. [Download] をクリックします。Cisco WCS サーバからライセンスがインポートされます。

表 7 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用のオプション DTLS のライセンスを示します。

データプレーン トラフィックを暗号化するためには、すべての OfficeExtend 製品にデータグラム トランスポート層セキュリティ(DTLS)が必要です。このデバイスをロシアに設置する場合は DTLS を無効にしたコントローラを発注した後で、DTLS ライセンスを有効にするために物理的な PAK の取得が必要となりますので、Cisco.com からライセンスをダウンロードしないでください。現地の規制において Data DTLS 暗号化が許可されているかどうかをご確認ください。

SWC5500K9-60、SWC5500K9-70、または SWC5500K9-72 を選択した場合は、デフォルトで DTLS データ暗号化が有効になります。5500 シリーズのご注文時に [Optional Licenses] タブの SWC5500LPE-K9-70 または SWC5500LPE-K9-72 を選択した場合は、データ DTLS 暗号化は無効になります。

輸入制限によって DTLS 機能が無効になっているコントローラを購入し、その後 DTLS 機能の追加が許可された場合は、DTLS Paper PAK ライセンスをご利用いただけます。Cisco OfficeExtend を導入するには、このオプション DTLS ライセンスが必要です。

表 7 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのオプション ライセンス(PAK)

製品番号 説明
LIC-CT5508-LPE-K9 5508 Wireless Controller DTLS ライセンス(書面による PAK)
L-LIC-CT55-LPE-K9= Cisco 5508 Controller DTLS ライセンス(電子証明書)


その他のお客様は、CCO から DTLS ライセンスをダウンロードする場合に下記の手順を使用してください。

データ DTLS ライセンスを取得するには

ステップ 1. http://cisco.com/go/license/ に移動します。

ステップ 2. [Product License Registration] ページで、[Licenses Not Requiring a PAK] を選択します。

ステップ 3. [Wireless] の [Cisco Wireless Controllers DTLS License] を選択します。

ステップ 4. 残りの手順を完了して、ライセンス ファイルを生成します。ライセンスは、オンラインまたは E メールによって提供されます。

ステップ 5. ライセンス ファイルをご使用の TFTP サーバにコピーします。

ステップ 6. [WLC Web Administration] ページに移動して、ライセンスをインストールします。

[Management] --> [Software Activation] --> Commands --> [Action: Install License]

ステップ 7. Cisco 5508 Wireless Controller Software Download ページに移動します。

http://www.cisco.com/cisco/software/release.html?mdfid=282600534&release=7.0.230.0&relind=AVAILABLE&softwareid=280926587&rellifecycle=ED&reltype=latest

ステップ 8. ワイヤレス コントローラで実行しているソフトウェアに対応するリリースを選択します。

ステップ 9. NON LDPE ソフトウェア リリース:AIR-CT5500-K9-X-X-XX.aes を選択します。

ステップ 10. 残りの手順を完了してソフトウェアをダウンロードします。

サービスとサポート


シスコおよびパートナー各社が提供するインテリジェントなカスタマイズ サービスは、ワイヤレス ネットワークやモビリティ サービスへの投資を十分に活用し、早期にビジネス価値を得るために役立ちます。ネットワークに対する深い専門知識と幅広いパートナー エコシステムに支えられたシスコのプロフェッショナル サービスやテクニカル サービスをご利用いただくことで、ネットワークを強力なビジネス プラットフォームとして計画、構築、運用できます。お客様が Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラを適切に導入し、モビリティ ソリューションを効果的に統合して、総所有コストを削減するとともにワイヤレス ネットワークを保護することができるようサポートいたします。

Cisco Wireless LAN Service の詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/wireless/services.html を参照してください。

まとめ


Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラは 802.11n のパフォーマンスを実現するとともに、大規模な企業とサービス プロバイダーの導入に対応する優れた拡張性を提供します。この製品は、ワイヤレス ネットワークの導入と運用を簡素化し、優れたパフォーマンス、強化されたセキュリティ、およびネットワーク可用性の最大化に貢献します。Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラは、キャンパス環境やブランチ オフィスにおいてすべてのシスコ アクセス ポイントを管理します。複雑さを解消しつつ、ネットワーク管理者にワイヤレス LAN の可視性と管理性を提供します。

関連情報


シスコ ワイヤレス コントローラの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/wireless/5500wc/index.html を参照してください。

Cisco Unified Wireless Network の詳細は、http://www.cisco.com/jp/go/unifiedwireless/ を参照してください。