UCS C シリーズ ラックマウント サーバ

Cisco UCS C200 M2 高密度ラックマウント サーバ

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ をご覧ください。

データ シート





Cisco UCS C200 M2 高密度ラックマウント サーバ



製品の概要


Cisco® UCS C シリーズ ラックマウント サーバは、ユニファイド コンピューティングの革新技術を業界標準のフォーム ファクタに結集したもので、Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)を削減し、ビジネスの俊敏性を向上させます。このシリーズはスタンドアロン環境でも Cisco Unified Computing System™ の一部としてでも動作するように設計されています。このシリーズに採用されているシスコ テクノロジーにより、お客様は作業負荷の困難な課題を解決できるようになります。このシリーズには、標準ベースのユニファイド ネットワーク ファブリック、Cisco VN-Link 仮想化のサポート、およびシスコ拡張メモリ テクノロジーが組み込まれています。必要に応じたシステムの拡張が可能なため、お客様は投資を有効に活用しながら、ユニファイド コンピューティングへの移行を進めることができます。

Cisco UCS C200 M2 高密度ラックマウント サーバは、コンピュータのパフォーマンスおよび I/O の柔軟性のバランスに優れた高密度サーバです(図 1)。コストパフォーマンスに優れた、2 ソケット、1 ラックユニット(1RU)のこのラックマウント サーバは、Web インフラストラクチャおよびメインストリームのデータセンター、小規模オフィス、リモートオフィスでの用途に、簡易性、パフォーマンス、および密度の優れたバランスを発揮するよう設計されています。1 ラックユニットというサイズのため、専用ホスティングまたはマルチテナント ホスティングを提供しているサービス プロバイダーに適しています。また、経済的な価格になっているのでアプライアンス市場に最適です。

Cisco UCS C200 M2 サーバは、定評のある Cisco UCS C200 M1 高密度ラックマウント サーバを基盤としています。また、次世代の Intel プロセッサ技術である Intel® Xeon® 5600 シリーズ プロセッサを使用して、Cisco Unified Computing System の機能を拡張します。この強力なプロセッサによって、以前のモデルと同程度の消費電力で、処理可能なコア数、スレッド数、およびキャッシュが増え、投資回収期間の短縮と、生産性およびエネルギー効率の向上が可能になりました。Cisco Unified Computing System と Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを組み合わせて稼動させることで、TCO をさらに削減し、ビジネスの俊敏性を向上させ、データセンターの仮想化を大きく前進させることができます。

図 1 Cisco UCS C200 M2 サーバ

図 1 Cisco UCS C200 M2 サーバ


用途


Cisco UCS C200 M2 サーバは、高密度の汎用 2 ソケット サーバであり、コンパクトな 1RU フォーム ファクタで高パフォーマンスを実現するように最適化されています。Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを使用したこのサーバは、次のような作業負荷に対して優れたパフォーマンスと価値を提供します。

  • パフォーマンスと密度の両方が重要となる、Web サーバなどの水平にスケールする用途
  • 複数のプロセッサ コアにより、ハイパフォーマンスに直接貢献するアプリケーション サーバとして作業処理
  • メールおよびメッセージング サーバ、ファイアウォール、ファイルおよびプリント サーバ、侵入検知システムなどのインフラストラクチャ
  • 小規模オフィスおよびリモート オフィス
  • 共有および専用のホスティング モデルのサービス プロバイダーのインフラストラクチャ

機能と利点


シスコは、Cisco UCS C200 M2 サーバの投入によって製品ポートフォリオを拡大し、ラックマウント型サーバを選択するお客様のニーズに応えられるようにしました。このサーバを活用すれば、必要な数だけのサーバを使用し、事業のタイミングと予算に応じて、最適なスケジュールでシステムを拡大していくことができます。

このサーバは、スタンドアロン環境でも、Cisco Unified Computing System の構成要素としても使用できるように設計されています。ユニファイド ネットワーク ファブリックやネットワーク認識型の Cisco VN-Link テクノロジーなど、シスコの新技術を活用した I/O 設定と大規模ディスク容量を備えています。

このサーバは、これまで仮想化データセンターのニーズに対応できる製品がなかった商品市場に、差別化と新たな価値をもたらす製品といえます。シスコとそのデータセンター ネットワーク インフラ(DCNI)パートナーがこのサーバを提供することにより、ラックマウント サーバ市場は、表 1 で概説する機能によって大きく進化します。

表 1 機能と利点

機能 利点
10 Gbps ユニファイド ネットワーク ファブリック
  • 低遅延、ロスレスの 10 Gbps イーサネットと業界標準の Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリック
  • I/O 設定を変更しても、アダプタを取り付けたり、ラックやスイッチの配線を変える必要のない wire-once(配線は初回のみ)のシステムを実現可能
  • 購入、電源投入、設定、保守が必要なインターフェイス カード、ケーブル、アップストリーム ネットワーク ポートが少ない
仮想化への最適化
  • Cisco VN-Link テクノロジー、I/O 仮想化、そして Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサの機能により、仮想マシンにまでネットワークを拡張
  • 一貫性があり、スケーラブルな運用モデル
  • 複雑さが軽減し、セキュリティと効率が向上
統合管理*(Cisco Unified Computing System に統合した場合)
  • Cisco UCS Manager で、ソリューション全体を単一エンティティとして管理し、運用効率と柔軟性を改善
  • ロールベースおよびポリシーベースの管理を実装するサービス プロファイルとテンプレートを使用することにより、熟練したサーバ管理者、ネットワーク管理者、ストレージ管理者がそれぞれ独立した作業分担で効率的に作業可能
  • プロビジョニングの自動化とビジネスの俊敏性の向上により、データセンター管理者は、数日ではなく数分でアプリケーションをプロビジョニング可能
6 コア Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサ
  • アプリケーションのニーズに応じてサーバ パフォーマンスをインテリジェントに調整。必要なときにだけ自動的にパフォーマンスが増大するので、消費エネルギーの大幅な節約が可能
  • 必要とされるパフォーマンスを実現しながらも、プロセッサとメモリの電力状態を可能なかぎり自動的に節約することによって、エネルギー コストを削減
  • 移行および直接 I/O のためのプロセッサ サポートを含め、仮想化環境のパフォーマンスを最適化する柔軟な仮想化テクノロジー
  • 以前のモデルと同程度の消費電力で、処理可能なコア数、スレッド数、およびキャッシュが増加。Cisco Unified Computing System と Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを組み合わせることで、TCO をさらに削減し、ビジネスの俊敏性を向上させ、データセンターの仮想化を大きく前進させることが可能
  • シスコの C シリーズ サーバは、Intel Xeon プロセッサの革新的技術に対応する、プロセッサの周波数とセキュリティ機能が向上した最新シリーズの 5600 プロセッサを搭載。クロック速度が向上したことから、Intel Xeon 5600 シリーズを搭載した UCS C シリーズ ラックマウント サーバは優れた価格/性能を実現
ホットスワップ可能な SAS および SATA ドライブ
  • 前面アクセスとホットスワップが可能な内部 2.5 インチ SAS/SATA ドライブ(最大 8 台)または、前面アクセスとホットスワップが可能な内部 3.5 インチ SAS/SATA ドライブ(最大 4 台)により、冗長性および保守の簡易性が実現
  • パフォーマンスと容量のバランスに優れ、アプリケーション ニーズを最大限に満たす
    • 15,000-RPM SAS ドライブで最高パフォーマンス
    • 7200-RPM SAS ドライブで大容量とハイパフォーマンス
    • 7200-RPM SATA II ドライブで大容量と価値
RAID 0、1、5、6、10、50、60 のサポート
  • 最大 4 つまたは 8 つの SATA ドライブで組み込みの RAID 0 および 1 をサポート
  • オプションのメザニン カードを使用して最大 4 つ または 8 つの SAS/SATA ドライブで RAID 0 および 1 をサポート。4 つの SAS/SATA ドライブで RAID 0、1、5、6、10 をサポート。オプションの LSI MegaRAID カードを使用して 8 つの SAS/SATA ドライブで RAID 0、1、5、6、10、50、60 をサポート
Cisco UCS Integrated Management Controller
  • サーバ管理用の Web ユーザ インターフェイス、リモートのキーボード、ビデオ、およびマウス(KVM)、仮想メディア、および管理機能がある
  • リモートの KVM、CD ドライブ、DVD ドライブをまるでローカルであるかのように操作できる、仮想メディアのサポート
  • サードパーティ製エンタープライズ管理システムを使用したアウトオブバンド管理用に、Intelligent Platform Management Interface(IPMI; インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス) 2.0 をサポート
  • サーバ管理用 Command-line interface(CLI; コマンド ライン インターフェイス)
fast メモリのサポート 12 個の DIMM スロットで 1333 MHz メモリを最大 192 GB サポートし、パフォーマンスを最適化
冗長ファンと電源装置 エンタープライズクラスの信頼性とアップタイムを実現するためのデュアル冗長ファンとホットスワップ可能な冗長電源
最大 2 つの PCIe 2.0 スロットのサポート
  • 柔軟性とパフォーマンスの向上、および業界標準との互換性
  • PCIe 2.0 スロットは、帯域幅を前世代の 2 倍にしてさらなる柔軟性を提供しながらも、PCIe 1.1 との互換性を維持
  • * ロープロファイルでハーフレングスの x8 スロット 1 個、およびフルハイトでハーフレングスの x16 スロット 1 個による I/O パフォーマンスと柔軟性
統合デュアルポート ギガビット イーサネット
  • 優れたネットワーク I/O パフォーマンス、およびネットワーク効率と柔軟性の向上
  • フェールオーバー構成で設定した場合に、ネットワークの可用性が向上
光学式ドライブ オプションの CD メディアと DVD メディアに前面パネルから直接読み取り/書き込みアクセス


製品仕様


表 2 は Cisco UCS C200 M2 サーバの仕様です。

表 2 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ
  • Intel Xeon シリーズ 5500 または 5600 プロセッサ 1 基または 2 基
  • プロセッサの選択肢:Intel Xeon X5670、X5650、X5675、L5640、E5649、E5640、E5620、E5506、E5606
メモリ
  • 12 個の DIMM スロットがあり、16 GB DIMM を使用した場合最大 192 GB のメモリ
  • DDR3 registered DIMM をサポート
  • DDR3 低電圧 DIMM をサポート
  • アドバンスド ECC
  • ミラーリング オプション
PCIe スロット
  • 2 個の PCIe Gen 2.0 スロットを使用可能
    • x16 フルハイト スロット 1 個および x8 ロープロファイル スロット 1 個(どちらもハーフレングス)
    • x16 コネクタ、ロープロファイル スロットには x8 コネクタ
ハード ドライブ 前面アクセス、ホットスワップ可能な 2.5 インチ SAS/SATA ドライブ(最大 8 台)、または前面アクセス、ホットスワップ可能な 3.5 インチ SAS/SATA ドライブ(最大 4 台)
ハード ディスク オプション 2.5 インチ ドライブ オプション:
  • 73 GB SAS、6G、15,000 RPM
  • 146 GB SAS、6G、10,000 RPM
  • 300 GB SAS、6G、10,000 RPM
  • 500 GB SATA、7200 RPM
  • 600 GB SAS、10,000 RPM
3.5 インチ ドライブ オプション:
  • 500 GB SATA、7200 RPM
  • 1TB SAS、7200 RPM
  • 2TB SAS、7200 RPM、3.5 インチ HDD
  • 300 GB SAS、15,000 RPM
  • 450 GB SAS、15,000 RPM
光学式ドライブ オプションの 24x CD-R/RW DVD±R/RW 読み取り/書き込み光学式ドライブ
統合グラフィック ServerEngines Pilot-2 Baseboard Management Controller(BMC)に Matrox G200 コアを組み込み済み
Cisco UCS Integrated Management Controller
  • Integrated ServerEngines Pilot-2 BMC
  • IPMI 2.0 に準拠(管理および制御)
  • 10/100BASE-T アウトオブバンド管理インターフェイス× 1
  • 自動 Lights Out 管理用の CLI および WebGUI 管理ツール
  • KVM
前面パネル コネクタ アクセスしやすい前面パネル ビデオ ポート、USB ポート(2 個)、シリアル コンソール
前面パネル ロケータ LED 大規模データセンター環境で管理者の注意を特定サーバに喚起するインジケータ
その他の背面コネクタ DB-15 ビデオ ポート(1 個)、USB 2.0 ポート(2 個)、DB-9 シリアル ポート(1 個)を含む追加のインターフェイス
物理寸法(高さ×幅×奥行) 1RU:4.32 × 42.93 × 70.61 cm (1.7 × 16.9 × 27.8 インチ)
温度:動作時 10 〜 35°C(50 〜 95°F)
温度:非動作時 -40 〜 65 ℃(-40 〜 149°F)
湿度:動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
湿度:非動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
高度:動作時 0 〜 3000 m(0 〜 10,000 フィート)(最大周囲温度は、300 m ごとに 1°C 低下)
高度:非動作時 12,000 m(40,000 フィート)


適合規格


表 3 は適合標準規格の情報です。

表 3 適合標準規格:安全性および EMC

仕様 説明
安全性
  • UL 60950-1 No. 21CFR1040
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
  • IRAM IEC60950-1
  • CB IEC60950-1
  • EN 60950-1
  • IEC 60950-1
  • GOST
  • EC60950-1
  • SABS/CB IEC6095-1
  • CCC*/CB GB4943-1995
  • CNS14336
  • CB IEC60950-1
  • AS/NZS 60950-1
  • GB4943
EMC:放射
  • 47CFR Part 15 (CFR 47) Class A
  • AS/NZS CISPR22 Class A
  • CISPR2 2 Class A
  • EN55022 Class A
  • ICES003 Class A
  • VCCI Class A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • KN22 Class A
  • CNS13438 Class A
EMC:イミュニティ
  • EN55024
  • CISPR24
  • KN 61000-4 Series, KN 24


発注用製品番号情報 [英語]

シスコ ユニファイド コンピューティング サービス:Cisco C シリーズ ラックマウント サーバ


シスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ ソリューションへの移行を促進するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスを利用することにより、サーバの配置や、ビジネス ニーズに応じた運用の最適化、シスコのユニファイド コンピューティング アーキテクチャへの移行を加速することができます。詳細については、http://www.cisco.com/go/unifiedcomputingservices/ [英語] を参照してください。

関連情報


http://www.cisco.com/jp/go/unifiedcomputing/ を参照してください。