UCS Bシリーズ ブレード サーバ

Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ をご覧ください。

データ シート





Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ



製品概要


Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS™)は、1 つのシステム内で Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバおよび C シリーズ ラック サーバにネットワーキングとストレージ アクセスを融合します。より進化した可視性と管理機能により、管理を簡素化し、コスト効率と俊敏性を高めることができます。Cisco UCS B22 M3サーバは、コアとキャッシュ、メモリ容量とディスク ドライブ、そして高速の I/O をバランスよく増強することで、コンピューティング密度を高めています。サーバの強化と相互補完的な Cisco UCS システムの進歩により、機能とコスト効率の最適な組み合わせを提供して多様な IT ニーズをサポートします。

バランスのとれた費用対効果を実現する Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバは、スケーラブルな IT インフラストラクチャや Web 2.0 アプリケーションのプラットフォームとして利用できます。Cisco UCS B22 M3 には、最新の Intel® Xeon® プロセッサ E5-2400 製品ファミリに加え、最大 384 GB の RAM(32 GB DIMM を使用)、ホットプラグ可能な 2 基のディスク ドライブ、2 つの PCI Express(PCIe)メザニン スロット、そして 8 つの 10 ギガビット スループット コネクタなど、強力なコンポーネントが搭載されています。さらに、Cisco UCS の各ブレード シャーシには、余剰スイッチへの給電と冷却が不要であるという構造上の利点もあります。そのためブレード サーバごとの電力提供効率を拡大でき、妥協のない拡張性と汎用性を実現できます。高密度かつ最適な費用対効果を実現する Cisco UCS ブレード サーバと、その業界トップクラスのメモリ スロットおよびドライブ容量がそれを証明しています。

Cisco UCS B22 M3 の特長:

  • Intel® Xeon® プロセッサ E5-2400 製品ファミリ用の 2 基のマルチコア CPU ソケット(最大コア数 16)
  • 業界標準の DDR3 メモリ用 DIMM スロット 12 個(最大 1600 MHz)。総メモリ容量は最大 384 GB(32 GB DIMM を使用)
  • オプションで 2 台のホットプラグ対応 SAS または SATA ハード ドライブ(HDD)またはソリッドステート ドライブ(SSD)
  • 組み込まれている Cisco Integrated Management Controller(CIMC)GUI または CLI のインターフェイスを通じて、サーバのインベントリ、稼働状態、システム イベント ログの監視

Cisco UCS B22 M3 はハーフ幅のブレードです(図 1)。この高密度 2 ソケット サーバは、6 RU の Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシに最大 8 台まで搭載することができ、ラック ユニットあたりの高い密度を実現します。

シスコは、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの M3 世代専用の革新的な仮想インターフェイス カード(VIC)も新たに提供しています。この Cisco UCS VIC 1240 は、4 ポートの 10 ギガビット イーサネットと、モジュール式の Fibre Channel over Ethernet(FCoE)対応 LAN on Motherboard(LOM)を装備しています。

Cisco UCS VIC 1240 では、ポリシーベースでステートレス、かつ俊敏性の高いサーバ インフラストラクチャを構築できます。このインフラストラクチャは、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に設定可能な、最大 256 の PCIe 規格準拠インターフェイスをホストに提供します。さらに、Cisco UCS VIC 1240 は Cisco UCS ファブリック インターコネクト ポートを仮想マシンに拡張し、サーバの仮想化展開を簡素化する Cisco® Data Center Virtual Machine ファブリック エクステンダ(VM-FEX)テクノロジーをサポートしています。

図 1 Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ

図 1 Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ


Cisco UCS の機能をさらに拡張する Cisco UCS B22 M3 は、エントリ クラスのブレード サーバとして高い管理性、価格対性能比、エネルギー効率、信頼性、セキュリティ、および I/O 帯域幅を汎用クラスのアプリケーションに提供します。

アプリケーション


Cisco UCS B22 M3 は、次のような多様な用途のプラットフォームとして適しています。

  • Web インフラストラクチャ
  • ITインフラ
  • Web 2.0
  • 分散アプリケーション
  • バランスのよい価格性能比が必要とされる環境

データセンターの経済性を変革する Cisco UCS サーバ


企業は、常に IT インフラストラクチャの効率性を重要視しており、インフラストラクチャ提供サービス(IaaS)、ベア メタル、仮想化サーバ、およびクラウド コンピューティングなどの潜在能力を最大限に引き出すべく模索が行われています。シスコは、Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバによって、エントリ ブレード サーバとして Cisco UCS の簡素性、俊敏性、効率性のさらなる強化を図り(図 2)、引き続きデータセンター変革をリードしていきます。Cisco UCS B22 M3 サーバは、他社とは異なる独自の価値、ファブリックの統合、および市場でも類を見ないほど容易な管理を提供するというシスコの取り組みを継承しています。

図 2 Cisco UCS のコンポーネント

図 2 Cisco UCS のコンポーネント


たとえば、サーバ モデルや筐体の違いにとらわれない Cisco UCS Manager ソフトウェアなどのシスコの革新技術を使用すると、管理者は(シスコのサービス プロファイルおよびテンプレートを使用して)目的のサーバの論理モデルを作成し、モデルと物理リソースを関連付けることで、サーバとその I/O 接続をインスタンス化することができます。ステートレスなこの方法は、要素ごとのマネージャを使用して、各システム リソースを 1 つずつ手動で設定するという従来のやり方とは一線を画しています。従来型のシステムを提供するベンダーとは異なり、シスコは統合化された管理モデルにサービス プロファイルを使用しています。しかも、このプロファイルは、Cisco UCS サーバ間であればブレード サーバでもラック サーバでも、Cisco UCS Manager 内で簡単に移行させることができます。

Cisco UCS の構成要素には本サーバ以外に、Cisco UCS VIC オプションや、拡張された Cisco UCS ファブリック インターコネクト、および追加のファブリック エクステンダなどのオプションが含まれており、ブレード サーバとラック サーバのスループット、投資保護、および管理の容易さが向上します。投資保護の例をいくつか紹介します。

  • ファブリック エクステンダはアップグレード後も、同じ Cisco UCS 5108 サーバ シャーシに搭載できます。また、同じファブリック インターコネクトをそのまま使用できます。
  • ファブリック インターコネクトは、シャーシ内のファブリック エクステンダやブレード サーバとは別にアップグレードすることが可能です。
  • Cisco UCS 5108 シャーシの高性能ミッドプレーンは、8 枚のブレードにより、1.2 テラビット/秒(Tbs)のイーサネット スループットを提供できるため、ブレードや I/O の将来の要件にも十分に対応できます。

さらに、シスコはこれらの分野の技術革新を継続して進めており、Cisco UCS 環境全体に新技術を導入し続けることで、さらに強化された新型ブレード サーバに見合う I/O 帯域幅とコンピューティング能力を提供しています。

Cisco UCS B22 M3 は、ブレード サーバの製品ファミリである Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの 1 つです。Cisco UCS B シリーズ サーバには数多くのシスコの革新技術が導入され、最も複雑かつ高い作業負荷に対応してお客様を支援します。Cisco UCS 管理フレームワーク内で稼働する Cisco UCS B シリーズ サーバには、次のものが組み込まれています。

  • 標準ベースのユニファイド ネットワーク ファブリック
  • Cisco Data Center VM-FEX 仮想化のサポート
  • Cisco UCS Manager ソフトウェア
  • シスコ ファブリック エクステンダ アーキテクチャ

シスコはこれらすべてのテクノロジーの革新を続けています。このような Cisco UCS のアーキテクチャの利点に、シスコのソフトウェアの進化、継続的な技術革新、およびブレード サーバとシャーシにおけるシスコ独自の設計が加わって、Cisco UCS は真に統合されたデータセンター プラットフォームです。さらに、Cisco UCS はポリシーベースの自動化と、一般的なシステム管理とオーケストレーション ツールの密接な統合により、IT 部門に変革をもたらします。

機能と利点


表 1 に、Cisco UCS B22 M3 サーバの機能と利点を示します。

表 1 機能と利点

機能 利点
ユニファイド ファブリック
  • 必要な NIC、HBA、スイッチおよびケーブルの数を低減することにより総所有コスト(TCO)を削減
  • Cisco UCS 5108 では、シャーシ内の HBA、NIC、およびスイッチを減らすことで削減できた電力を、DIMM スロット数が多く、ブレードごとのパフォーマンスが高い高密度かつ強力なブレード サーバに再分配が可能
Cisco UCS Manager のサービス プロファイル
  • データセンターへのサーバの導入に必要な手作業を軽減し、サーバ ポリシーの一貫性と整合性を向上
  • 数日かかっていたサーバとインフラストラクチャのプロビジョニングを分レベルで行えるため、IT 部門のリソースを管理ではなく戦略的イニシアチブに注力させることが可能
  • ブレードの追加時や別の用途での利用時に、設定エラーの大幅な削減が可能
  • ブレード サーバからブレード サーバへ、ラック サーバからブレード サーバへ、ブレード サーバからラック サーバへ、またはブレード サーバから別のシャーシ内のブレード サーバへとサービス プロファイルを移行可能
自動検出
  • すべての Cisco UCS コンポーネントと同様に、ブレードは Cisco UCS Manager により自動的に認識、設定されるため、設定が不要
高度なモニタリング
  • Cisco UCS Manager により各ブレードに高度な環境モニタリングを提供
  • ブレードの環境管理を最適化するために、ユーザのしきい値を設定可能
Cisco VIC アダプタ
  • 4 ポート 10 ギガビット イーサネット FCoE 対応アダプタ Cisco UCS VIC 1240 を提供
  • VIC 1280 と併用すると、2 つの VIC で 8 X 10 GbE の総スループットを実現し、ハードウェアの冗長性も確保
メザニン アダプタ
  • 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)、VIC アダプタ、またはサードパーティ製 PCIe カードを選択可能。柔軟性、パフォーマンスの向上、業界標準への適合、仮想環境におけるネットワーク ポリシーの一貫性を提供
Cisco Flexible Flash Secure Digital カード
  • オプションとして 2 つの Cisco FlexFlash ドライブ(SD カード)を搭載可能
  • サーバの前面左側に SDHC フラッシュ カード ソケットを 2 つ装備
オプションのローカル ストレージ
  • オプションとして、ブレードあたり最大 2 台のホットプラグ対応 SAS、SATA HDD、または SSD をサポート(前面からアクセス可能)
Intel Xeon プロセッサ E5-2400 製品ファミリ
  • エネルギー効率を高める自動機能により、必要なパフォーマンスを提供しながらプロセッサとメモリをできるだけ低電力に保つことでエネルギー コストを削減。また、仮想環境への移行やダイレクト I/O をプロセッサでサポートするなど、柔軟性の高い仮想化テクノロジーを活用し、仮想化環境のパフォーマンスを最適化
  • 浮動小数点演算のパフォーマンスを最大 2 倍に向上。Intel Advanced Vector Extensions(AVX)は、浮動小数点演算やベクトル演算を多用するアプリケーションのパフォーマンスを大幅に向上させる新しい命令セットを提供
  • Intel Xeon プロセッサの技術革新に合わせて、プロセッサの周波数とセキュリティ機能を強化した最新のプロセッサを搭載。Cisco UCS B シリーズは、Intel Xeon プロセッサ E5-2400 製品ファミリの高いパフォーマンスにより、価格性能比が大幅に向上し、業界で高い評価を得ている
  • ハードウェア エラーを自動的に監視し、レポートし、回復する Machine Check Architecture Recovery など、信頼性に関わる高度な機能が追加されているため、データの整合性が維持され、ミッション クリティカルなサービスを稼働状態に保つことができる
  • Intel® Trusted Execution Technology(Intel® TXT)によって確立された信頼できる仮想リソース プールを使用し、仮想環境やクラウド環境の保護を強化。Intel TXT は、暗号化技術を使用した検証によって物理サーバとハイパーバイザを確実に「既知の良好な状態」で起動し、起動前や起動中のプラットフォームへのマルウェアの侵入を防ぐことで、ビジネスを効果的に保護


仕様


Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、Cisco UCS 環境の重要なコンポーネントとして、Cisco UCS Manager、Cisco UCS 6200 および 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト、5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ、2200 および 2100 シリーズ ファブリック エクステンダとともに機能します。

表 2 に、Cisco UCS B22 M3 の仕様を示します。

表 2 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ Intel® Xeon® プロセッサ E5-2400 製品ファミリ CPU X 2
プロセッサ コア 全プロセッサの一覧は、対応するスペックシートを参照してください。
メモリ
  • DIMM スロット X 12
  • 32 GB DDR3 RDIMM で最大 384 GB
メザニン アダプタ スロット 2
ディスク ドライブ オプションの前面アクセス SAS、SATA HDD、または SSD 最大 2 つ
ディスク ドライブ オプション ドライバの全リストについては、対応するスペックシートを参照してください。
内部ストレージ最大容量 最大 2TB
ドライブ コントローラ
  • LSI SAS 2002 統合 RAID コントローラ
  • RAID 0 および 1 をサポート
フラッシュ メモリ 16 GB SD フラッシュ メモリ カード用スロット X 2(ソフトウェア更新により将来導入予定)
管理 Cisco UCS 6100/6200 シリーズ ファブリック インターコネクトから、Cisco UCS Manager により管理
温度:動作時 10 〜 35 °C(50 〜 95 °F)
温度:非動作時 -40 〜 65 °C(-40 〜 149 °F)
湿度:動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
湿度:非動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
高度:動作時 0 〜 3000 m(0 〜 10,000 フィート)(最大周囲温度は、300 m ごとに 1 °C 低下)
高度:非動作時 12,000 m(40,000 フィート)


表 3 は、適合標準規格です。

表 3 適合規格:安全性および EMC

仕様 説明
適合認定 指令 2004/108/EC および 2006/108/EC による CE マーキングに準拠
安全性
  • UL 60950-1 No. 21CFR1040 第 2 版
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1 第 2 版
  • IEC 60950-1 第 2 版
  • EN 60950-1 第 2 版
  • IEC 60950-1 第 2 版
  • AS/NZS 60950-1
  • GB4943 2001
EMC:放射
  • 47CFR Part 15(CFR 47)Class A
  • AS/NZS CISPR22 Class A
  • CISPR2 2 Class A
  • EN55022 Class A
  • ICES003 Class A
  • VCCI Class A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • KN22 Class A
  • CNS13438 Class A
EMC:イミュニティ
  • EN55024
  • CISPR24
  • EN300386
  • KN24


保証に関する情報


保証については、Cisco.com の製品保証のページを参照してください。

発注情報


部品番号の全リストについては、対応するスペックシートを参照してください。

シスコ ユニファイド コンピューティング サービス


シスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、Cisco UCS ソリューションの導入・移行を支援するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスを利用することにより、サーバの設計配置や、ビジネス ニーズに応じた運用の最適化、シスコのユニファイド コンピューティング アーキテクチャの導入・移行が確実・スムーズになります。これらのサービスおよびその他のシスコのデータセンター サービスの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/dcservices/ を参照してください。

シスコが選ばれる理由


シスコは、お客様の要求に耳を傾け、エンタープライズ データセンターのための確かな技術革新を提供することに関する豊富な経験があります。シスコが提供する標準ベースのソリューションは、業界をリードするさまざまな企業から成るパートナー エコシステムに支えられて、お客様のソリューションをエンドツーエンドでサポートします。ユニファイド コンピューティングは、製品をネットワーク、サーバ、ストレージ、オペレーティング システム、およびアプリケーションに分類する従来の方法を改善し、データセンター全体としてのビジョンへと高めます。シスコは世界最大級のテクノロジー プロバイダーとして、ユニファイド コンピューティングのビジョンを実現するためのリソースと経験を持ち、カスタマー フォーカスに力を入れています。

関連情報


Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの詳細については、
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ucs/ucs_b/index.html を参照するか、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。

Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバの詳しい技術情報については、
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/ps10265/ps10280/b22m3_specsheet.pdf をご覧ください。