Cisco TelePresence 500

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Cisco TelePresence 500



Cisco® TelePresence は、臨場感にあふれた "フェイスツーフェイス" の環境をネットワーク経由で実現し、これまでにない形の対話とコラボレーションを可能にします。

遠隔地の参加者も自分と同じ会議室にいるように思わせる、テクノロジーと設計の強力な組み合わせから生まれた Cisco TelePresence は、ビジネスを変革させる可能性を秘めています。Cisco TelePresence はすでに多くの組織に採用されており、意思決定時間の短縮、顧客との親密度の向上、異文化コミュニケーションの改善、少ないリソースの有効活用、製品市場投入までの時間の短縮といった効果を挙げています。

Cisco TelePresence は、次のようにさまざまなエンドポイント モデルから構成されており、多様な会議のニーズに応えます。

  • Cisco TelePresence 500 は、1 〜 2 名で使用するように設計されています。Cisco TelePresence の仮想対面体験をそのまま個人オフィスに導入できます。
  • Cisco TelePresence 1000 は、少人数のグループ会議や一対一の会話に適しています。
  • Cisco TelePresence 3000 は、ビジネス会議に適しており、1 室あたりの参加者は最大 6 名です。
  • Cisco TelePresence 3200 は、大規模なグループ会議に適しており、1 室あたりの参加者は最大 18 名です。

これらのエンドポイントは、Cisco TelePresence Manager ソフトウェアと組み合わせることで会議のスケジューリングや設定が容易になります。また、Cisco TelePresence Multipoint Switch と組み合わせればマルチポイント会議が可能です。このデータ シートでは、Cisco TelePresence 500 について説明します(図 1)。

Cisco TelePresence 500

図 1 Cisco TelePresence 500


製品概要

Cisco TelePresence は、実物大の超高精細度ビデオ(1080p)と高品質音声、および特別に設計された環境と対話のための要素を組み合わせたもので、遠隔地にいる参加者との会議で「直接対面」しているような感覚を作り出します。シンプルで使いやすいため、参加者はテクノロジーではなく会議に集中し、自然で効果的なコミュニケーションができるようになります。

Cisco TelePresence 500(製品番号 CTS-500)は、Cisco TelePresence の仮想対面体験を個人オフィスでも利用できるようにするための製品です。「パーソナル TelePresence」という新たなカテゴリを切り開いた Cisco TelePresence 500 によって、個人、専門家、エグゼクティブが等身大で Cisco TelePresence 会議に参加できるようになります。参加者の姿は、Cisco TelePresence 3000 やその他のエンドポイントに実物大で表示されます。

設置面積を抑えた Cisco TelePresence 500 によって、このソリューションを個人オフィスにも導入できるようになりました。遠隔地にいる相手と一対一のミーティングにも、大規模なマルチポイント Cisco TelePresence 会議への参加にも利用できます。Cisco TelePresence の他の製品と同様に、Cisco TelePresence 500 もビデオ、音声、環境の優れた機能を備えており、直接顔を合わせているような臨場感を味わうことができます。

用途

Cisco TelePresence 500 が適しているのは、複数の場所を結ぶ大規模なグループ会議、たとえば事業活動報告会議、進捗報告会議、顧客への四半期プレゼンテーションです。また、交渉、採用面接、人事考課などの個人的な面談にも利用できます。

Cisco TelePresence 500 の非常に鮮明なビデオ画像によってあらゆる表情が伝わり、CD 品質の音声によって言葉の一つ一つがはっきりと聞こえます。さまざまな機能が使いやすく一体化され、最適化されており、ボタンを押すだけで会議のスケジューリングや開始が可能です。アベイラビリティの高いシスコ ネットワークとの統合によって、信頼性、QoS(Quality of Service)、セキュリティが確保されているため、社内と社外のどちらの会議にも安心して利用できます。

さらに、Cisco TelePresence 500 は他の Cisco TelePresence 製品と透過的に統合されており、次のように高品質の Cisco TelePresence 体験を実現します。

  • 解像度 720p と 1080p をサポートする高画質ビデオ。
  • 特別に設計された高精細度カメラが鮮明な画像をとらえます。アイ コンタクトも認識でき、ユーザの操作は不要です。
  • 全二重方式、CD 品質の音声で、自然に会話することができます。気になる遅延も発生しません。音声が明瞭なので、参加者はリラックスして落ち着いた声で話すことができます。発言者の声は、まるで同じ部屋にいるかのように聞こえます。マイクの電子回路は、モバイル デバイスや携帯電話からの干渉を除去するように設計されています。
  • 照明と音響の品質を最適にするように、特別に設計されたユニットです。
  • Cisco TelePresence は、Cisco TelePresence エンドポイントの任意の組み合わせによる最大 48 か所のマルチポイント会議をサポートします。
  • 他の Cisco TelePresence エンドポイントと同様に、ボタンを押すだけで操作できます。一般的なエンタープライズ アプリケーションの予定表プログラムと統合すれば、会議の開始とコントロールが容易です。
  • 即時会議のサポート:Cisco TelePresence 500 では即時会議がサポートされています。Cisco TelePresence エンドポイントが設置されていればどこでも、電話をかけるだけで会議を開始できます。
  • ネットワークとの統合によって信頼性、ハイアベイラビリティ、セキュリティ、QoS(Quality of Service)が確保され、いつでも快適な会議が可能です。ビデオと通話シグナリングの両方が暗号化されるため、通信のセキュリティが強化されます。
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch を介して、従来の標準ベースのビデオ エンドポイントと相互運用することができます。
  • 社内と社外のどちらの Cisco TelePresence 会議も、このソリューションを利用して実施できます。

Cisco TelePresence の設計が持つ利点に加えて、Cisco TelePresence 500 は表 1 に示す革新的な機能と利点を備えています。

表 1 Cisco TelePresence 500 の機能と利点

機能 説明 利点
個人オフィスの 1 〜 2 名での利用に合わせて最適化
  • 37 インチ ディスプレイ、カメラ、マイク、スピーカー、および照明を備えたエレガントな設計です。
  • 設置面積を抑えています。
  • 3 とおりの構成(スタンド、壁掛け、卓上)があります。
  • インターフェイスが洗練されており、個人やエグゼクティブのオフィスにも違和感がありません。
  • カメラから 1.2 〜 1.8 m の位置に座ることができます(一般的なオフィス構成で快適に会話できる距離)。
  • さまざまな設置方法が可能で、部屋の特性を最大限に活かすことができます。設置は容易で、室内のレイアウト変更や改装のコストはほとんどかかりません。
優れた音声/ビデオ品質
  • どの Cisco TelePresence エンドポイントにも映像を表示できるので、大規模なマルチポイント会議にも一対一のミーティングにも利用できます。
  • 他の Cisco TelePresence エンドポイント製品と同じ品質の仮想会議室体験を実現します。
  • Cisco TelePresence 500 ユーザの姿は、他の参加者に実物大で表示されます。
  • TelePresence を利用できる範囲を、妥当なコストで組織内に広げることができます。
補助グラフィックス ディスプレイの接続*
  • データまたはグラフィック コンテンツを別の補助ディスプレイに、または PIP(Presentation-In-Picture)モードで表示できます。
  • TelePresence 会議に使用していないときは、PC のセカンダリ モニタとして、あるいはデジタル サイネージ(電子看板)のビデオ出力として使用できます。
  • さまざまな方法でデータを表示できます。スペースの制約がある場合は PIP(Presentation-In-Picture)モードが適しています。
  • TelePresence 会議に使用していないときも生産性向上ツールとして利用できます。
照明による最適な着席位置の指示
  • ベゼルに目立たない位置指示灯が設置されており、この指示に従うと最適なカメラ位置に座ることができます。
  • Cisco TelePresence 500 ユーザの姿が他の Cisco TelePresence エンドポイントに最適な状態で表示されるようにフレームが決定されます。


* シスコではグラフィック ディスプレイおよび取り付け用部品は用意していません。データ ディスプレイのオプションについては、シスコ TelePresence パートナーにお問い合わせください。

表 2 に、Cisco TelePresence ポートフォリオ全体の機能と利点を示します。

表 2 Cisco TelePresence ポートフォリオの機能と利点

機能 説明
ディレクトリ 便利な短縮ダイヤルを最大 40 件登録できます。また、Cisco Unified Communications Manager の総合ディレクトリ サービスと統合すれば、数千件ものディレクトリ エントリの検索が可能です。
スケジューリング サービス 電子メールによる予定表機能や Web 対応アプリケーションからのスケジューリング サービスを利用できます。この機能を使用するには、Cisco TelePresence Manager サーバをインストールして、予定表や電子メールのアプリケーションと連携するように設定する必要があります。
ギガビット イーサネット スイッチ シスコ ギガビット イーサネット スイッチが内蔵されているため、10/100/1000 BASE-T イーサネット ネットワークに RJ-45 インターフェイスを通して直接接続できます。1 つの LAN 接続で、Cisco TelePresence システムと、同じ場所にある Cisco Unified IP Phone 7975G およびイーサネットに接続された PC の両方に接続できます。PC 用と Cisco IP Phone 用にそれぞれ別の VLAN(802.1Q)を指定すれば、音声およびデータ トラフィックのセキュリティと信頼性が向上します。
音量調節 電話機のソフト キー メニューにある音量調節ボタンを使用して簡単に調節できます。
Cisco Auto Collaborate 他の部屋にいる人との情報共有を可能にするシスコの革新的技術です。ノート型コンピュータやオプションの内蔵型高精細度ドキュメント カメラなどのデバイスに接続するだけで、同じ情報や物体をすぐに全員が見ることができます。
ドキュメント カメラの制御 オプションのドキュメント カメラをソフトウェアからコントロールする機能が Cisco IP Phone 上の Cisco TelePresence ユーザ インターフェイスに組み込まれています。ソリューションの統合がより緊密になると共に、ユーザ操作がより自然になります。
マルチポイント サポート Cisco TelePresence Multipoint Switch を使用すれば、Cisco TelePresence システムをマルチポイント会議に参加させることができます。
ミュートと保留 ミュートと保留の機能がサポートされています。これらの機能は、Cisco IP Phone からコントロールします。
音声ミュート Cisco IP Phone のミュート機能がオンになったことを示すインジケータが画面上に表示されます。
ビデオ ミュート 保留/再開ボタンを押すとビデオと音声のミュート機能が切り替わります。内密の話をするときに Cisco TelePresence システムを保留状態にすることができます。
ダイヤリング ボタン 手動でもアドレス帳からでもダイヤルできる便利なボタンです。
PoE(Power over Ethernet)による高精細度カメラと Cisco Unified IP Phone 7975G への電力供給 シスコの高精細度カメラと Cisco Unified IP Phone 7975G は、Cisco TelePresence コーデックに組み込まれた Cisco IEEE 803.3af PoE スイッチから LAN 経由で電力供給を受けます。
U.S. Section 508 の機能

Cisco Unified IP Phone 7975G のダイヤル パッドは、U.S. Section 508 のガイドラインに適合しています。触感でホーム キーを識別できるように、ダイヤル パッドの 5 のキーに突起が付いています。アクセシビリティに関するその他の機能については、http://www.cisco.com/go/accessibility から U.S. 508 VPAT(Voluntary Product Accessibility Template)(英語)を入手してください。

シグナリング プロトコルのサポート SIP(Session Initiation Protocol)が Cisco Unified Communications Manager でサポートされます。
音声コーデックのサポート G.711 および AAC-LD(Advanced Audio Coding with Low Delay)の音声圧縮コーデックが利用可能です。
システム照明 照明装置がソリューションの一部として組み込まれています。顔に影を作らず、自然なビデオ映りになります。強いスタジオ照明やメイクアップは不要です。照明は、Cisco TelePresence 会議が開始すると点灯します。


製品仕様

表 3 〜 5 に、Cisco TelePresence 500 の仕様を示します。

表 3 製品仕様

仕様 説明
製品の互換性
  • Cisco TelePresence 1000 と Cisco TelePresence ソフトウェア バージョン 1.4 以降
  • Cisco TelePresence 3000 と Cisco TelePresence ソフトウェア バージョン 1.4 以降
  • Cisco TelePresence 3200 と Cisco TelePresence ソフトウェア バージョン 1.4 以降
  • Cisco Unified Communications Manager 6.0 以降
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch 1.0 以降
  • Cisco TelePresence Manager 1.4 以降
ソフトウェアの互換性 Cisco TelePresence ソフトウェア バージョン 1.5 以降
プロトコル Cisco Discovery Protocol、SIP、IP、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)、SSH(Secure Shell)プロトコル、802.1p/q、RTP(Real-Time Transport Protocol)
接続 イーサネット(LAN × 1、RJ-45 接続 100/1000m)、内蔵 4 ポート イーサネット スイッチ、高精細度ビデオ コネクタ
プログラミング インターフェイス Web ベースのユーザ インターフェイス(IP アドレスを静的に割り当てることも Cisco TelePresence 管理者用 Web インターフェイスで設定することも可能)
物理寸法(高さ×幅×奥行) 部屋の大きさが 2.5 × 1.8 × 2.5 m 以上であること
重量
  • 104 kg(230 ポンド、スタンドを含む)
  • 30 kg(65 ポンド、スタンドおよびコーデックを含まない)
消費電力
  • 350W(3 A @ 120V 〜 1.5 A @ 240V)
  • 電源コンセントが 2 つ必要です。


表 4 ビデオおよび音声の仕様

仕様 説明
帯域幅消費 3 〜 4 Mbps(1080p)または 1 〜 3 Mbps(720p)(IP QoS 接続の推奨値)
注:Cisco TelePresence 500 の帯域幅推奨値は Cisco TelePresence 1000 と同一です。
ビデオ規格 H.264
ビデオ フレーム レート 30 フレーム/秒(H.264 を使用)
データ/グラフィック フレーム レート
  • グラフィック共有:5 フレーム/秒(標準構成)
  • オプションのグラフィック共有:30 フレーム/秒(専用のプレゼンテーション コーデックを使用)
ネイティブ NTSC(National Television Standards Committee)
  • 720p および 1080p
解像度
  • 1920 × 1080 ネイティブ
音声規格
  • G.711 および AAC-LD(22 kHz)
音声機能
  • シスコ ダイナミック エコー キャンセレーション
Cisco TelePresence 高精細度カメラ
  • CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)2/3 インチ センサー
  • C マウント レンズ
  • 1080p 30
  • 最小照度 300 ルクス
  • 手動フォーカス
H.264 相互運用性 CIF および G.711 を使用して CUVC35xx シリーズ プラットフォームと相互運用


表 5 その他の仕様

仕様 説明
ファームウェア アップグレード Cisco Unified Communications Manager からダウンロード可能
ビデオ ネットワーク機能 ビデオ伝送のパケット損失をインテリジェントに回復
ネットワーク インターフェイス
  • LAN/イーサネット(RJ-45) × 1、100/1000 Mbps
  • 4 ポート イーサネット スイッチを内蔵、コーデック上に PoE(IEEE 802.3af)ポート 2 個


表 6 に、Cisco TelePresence 500 の定格温度を示します。

表 6 定格温度

温度 説明
オフィスの動作温度 動作時:-5 〜 40°C(23 〜 104°F)
非動作時:-25 〜 70°C(-13 〜 158°F)
相対湿度 10 〜 95%(結露しないこと)


適合規格

  • UL/CSA 60950
  • IEC/EN 60950
  • AS/NZS 60950
  • 47CFR(Part 15)FCC Class B
  • CISPR 22/ EN55022 Class B
  • CISPR 24/EN55024

発注情報

シスコ製品の購入方法については、「購入案内」を参照してください。表 7 に、Cisco TelePresence 500 の発注情報を示します。

表 8 発注情報

製品名 製品番号
Cisco TelePresence 500 CTS 500
Cisco TelePresence 500 の発注オプション
電源コード Cisco TelePresence システムを設置する国の電源コンセントに差し込める電源コードを選択します。
補助コントロール ユニット CTS-LIGHT-CTRL
これはオプションです。このコントロール ユニットがなくても Cisco TelePresence 500 は動作可能です。照明はシステムに組み込まれているので、別途発注する必要はありません。
プレゼンテーション コーデック CTS-HFR-COLLAB
高フレーム レートの Auto Collaboration を利用できるように専用のプレゼンテーション コーデックを追加するための有料オプションです。
取り付けオプション(NC でいずれかを選択)

CTS500-STRUC-PED
床置き自立型として設置する場合に選択します。CTS-500 とコーデックがスタンドと一体化します。
CTS500-STRUC-TABL
テーブルまたは棚にディスプレイを置き、コーデックを床に置いてケーブル ハーネスで接続する場合に選択します。
CTS500-STRUC-WALL
ディスプレイを壁に取り付け、コーデックは床に置いてケーブル ハーネスで接続する場合に選択します。


サービス&サポート

革新的な Cisco TelePresence 環境を実現するには、シスコが認定パートナーと共に提供する統合されたライフサイクル サービスが不可欠です。このサービスは複数の拠点を持つ組織のために設計されており、Cisco TelePresence のすみやかな導入と、品質および信頼性に優れた、相手と直接顔を合わせているような体験の実現を支援します。

初期の準備、計画立案、および設計のサービスを通してお客様のネットワークと組織の準備を整えることで、常に一定の品質レベルで Cisco TelePresence 会議を実施できるようになります。また、IT スタッフの負担を減らして TelePresence の継続的な利用を可能にする運用サービスも提供しています。重要な Day 2 メンテナンス サポート、リモート監視と管理、およびリモート アシスタンス サービスによって、アベイラビリティを高めます。Cisco TelePresence をご利用いただくためのこれらのサービスには、シスコの実績あるライフサイクル サービス アプローチが採用されています。

関連情報

Cisco TelePresence 500 の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/telepresence/ をご覧ください。

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