Cisco 860 および 880 シリーズ サービス統合型ルータのワイヤレス LAN サポート

Q&A





Cisco 860 および 880 シリーズ サービス統合型ルータのワイヤレス LAN サポート



WLAN 機能の概要


WLAN 機能の詳細

WLAN 機能の概要

Q: Cisco® 860 および 880 シリーズ サービス統合型ルータはワイヤレス LAN をどのようにサポートしていますか。
A: Cisco 860 および 880 シリーズは内蔵アクセス ポイントを使用して、2.4 GHz 周波数範囲で統合型の MIMO(Multiple Input, Multiple Output)テクノロジーを使用した 802.11n ワイヤレス LAN 機能を提供します。これによって、ワイヤレス環境のスループットが向上し、信頼性が高くなります。
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Q: Cisco 860 および 880 シリーズの内蔵アクセス ポイントは、シスコの WLAN 製品ポートフォリオでどのような位置付けになるのでしょうか。
A: 内蔵アクセス ポイントは既存の Cisco Aironet® アクセス ポイント製品ファミリと同じソフトウェア リリース トレイン イメージを使用し、同様の機能と機能ロードマップを共有しています。スタンドアロン(Autonomous)モードまたはユニファイド モード(Cisco 880 シリーズのみ)のどちらでも動作できます。ユニファイド モードで実行すると、内蔵アクセス ポイントはワイヤレス ネットワーク上のノードになり、全範囲のワイヤレス LAN コントローラおよび Cisco Wireless Control System(WCS)によってサポートされます。そのため、ゲスト アクセス、ワイヤレスでの侵入検知と侵入防御、レイヤ 3 モビリティなどのユニファイド機能のセットを利用できます。
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Q: Cisco 860 および 880 シリーズ ルータではどのようなワイヤレス LAN 標準がサポートされていますか。
A: Cisco 860 および 880 シリーズは IEEE 802.11n ドラフト 2.0 だけでなく、標準の IEEE 802.11b/g をサポートしており、Wi-Fi 802.11n ドラフト 2.0 で認証されています。
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Q: Cisco 850 および 870 シリーズ サービス統合型ルータと Cisco 860 および 880 シリーズでのワイヤレス LAN サポートの主な相違点について教えてください。
A: Cisco 860 および 880 シリーズは、複数のアンテナを使用する 802.11n および MIMO のサポートによりワイヤレス スループットが向上します。これらのルータには、デフォルトで 3 つの固定式無指向性アンテナが付属しています。Cisco 860 および 880 シリーズの内蔵アクセス ポイントは、ホスト ルータとは独立したイメージを実行し、Autonomous モードまたはユニファイド モード(Cisco 880 シリーズのみ)のどちらでも動作できます。
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Q: Cisco 860 および 880 シリーズの内蔵アクセス ポイントと互換性があるクライアント デバイスはどれですか。
A: Cisco 860 および 880 シリーズの内蔵アクセス ポイントは、802.11n ドラフト 2.0、802.11b、または 802.11g Wi-Fi 認証の任意のクライアントと相互運用できます。Cisco クライアントおよびサードパーティの Cisco Compatible Extensions クライアントは、アクセス ポイントによって提供される拡張機能を利用できます。
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WLAN 機能の詳細

Q: Cisco 880 シリーズはユニファイド モードをあらかじめ有効にして発注できますか。
A: シスコから直接購入する場合は、Cisco Dynamic Configuration Tool を使って発注する際に、この設定を行うことができます。ディストリビュータを通して販売された Cisco 880 シリーズ ルータは、デフォルトで Autonomous モードが有効になっており、オプションでユニファイド モードに移行できます。
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Q: 内蔵アクセス ポイントは現場でユニファイド モードへアップグレードできますか。
A: はい。Autonomous モードで導入したアクセス ポイントは、後から現場でユニファイド モードにアップグレードすることができます。この後の要件を参照してください。
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Q: 内蔵アクセス ポイントをユニファイド モードで動作させるには何が必要ですか。
A: ユニファイド モードは Cisco 880 シリーズのみでサポートされています。内蔵アクセス ポイントに対してユニファイド モードを有効にするためには、ホスト ルータに Advanced IP Services 機能セットが必要です。ホスト ルータでアクセス ポイントのブート イメージの種類を設定して、ユニファイド モードを有効にする必要があります。この後、コマンドライン インターフェイス(CLI)を呼び出し、ユニファイド モードに移行するためにアクセス ポイントを再起動する必要があります。ワイヤレス LAN コントローラがバージョン 5.1 以降を実行していることを確認してください。
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Q: 内蔵アクセス ポイントのソフトウェアはどのようにアップグレードされますか。
A: 内蔵アクセス ポイントはホスト ルータとは独立したイメージを実行します。そのため、ホスト ルータに影響を与えることなく、アクセス ポイント イメージをアップグレードできます。内蔵アクセス ポイントはデフォルトで、Autonomous イメージ(AP801-k9w7)とユニファイド モードへのアップグレードを可能にするリカバリ イメージ(rcvk9w8)とともに出荷されます。詳細については、アクセス ポイント ソフトウェアのアップグレード方法に関するオンライン ドキュメントを参照してください。
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Q: 内蔵アクセス ポイントの管理方法と設定方法を教えてください。
A: アクセス ポイントが Autonomous モードで動作している場合は、いくつかの設定方法があります。
  • 初めて設定を行う場合は、Cisco Configuration Professional Express(Cisco CP Express)を使用して、Secure Set Identifier(SSID)や単一の SSID の暗号化などの最小限の設定が行えます。
  • さらに高度な設定を行うには、http://x.x.x.x から GUI を使用します。x.x.x.x は、アクセス ポイントの管理インターフェイス(BVI)の IP アドレスです。
  • アクセス ポイントの CLI を使用して設定することもできます。「service-module wlan-ap 0 session」という CLI を使用して、ホスト ルータからセッションを開始します。
  • アクセス ポイントがユニファイド モードで動作している場合は、ワイヤレス LAN コントローラの GUI を使用してアクセス ポイントを設定できます。
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Q: H-REAP モードとは何ですか。
A: H-REAP はハイブリッド REAP(Remote Edge Access Point)の略で、ブランチ オフィスおよびリモート オフィスへの導入に適したワイヤレス ソリューションです。H-REAP を使用すると、自社のオフィスから WAN リンクを通してブランチ オフィスまたはリモート オフィス内のアクセス ポイントを設定および制御できるので、各オフィスにコントローラを導入する必要がありません。コントローラとの接続が失われたときは、H-REAP アクセス ポイントにより、クライアント データ トラフィックの切り替えとクライアント認証をローカルに実行することができます。コントローラに接続されている場合は、H-REAP を実行しているアクセス ポイントからトンネルを経由してトラフィックをコントローラに伝送できます。ほとんどのセキュリティ機能は中央スイッチまたはローカル スイッチのどちらの WLAN でも動作します。ただし、H-REAP とコントローラの間のパスが動作可能であることが前提です。このリンクに障害があるときは、これらのセキュリティ オプションのサブセットのみで、新しいクライアントをローカル スイッチ WLAN へ接続できるようにします。詳細については、H-REAP の設計および導入ガイドを参照してください。H-REAP はユニファイド モードでのみ使用できます。そのため、Cisco 860 シリーズ アクセス ポイントではサポートされません。
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Q: 内蔵アクセス ポイントはリンク役割の柔軟性をサポートしていますか。
A: Autonomous モードで動作している場合、内蔵アクセス ポイントはアクセス ポイント、ルート ブリッジ、非ルート ブリッジ、およびワークグループ ブリッジをサポートします。
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Q: 内蔵アクセス ポイントではどのようなワイヤレス LAN セキュリティ機能が使用できますか。
A: 内蔵アクセス ポイントは、標準ベースの認証と暗号化をサポートします。これには、802.11i、Wi-Fi Protected Access(WPA)、WPA2、さまざまな種類の Extensibel Authentication Protocol(EAP)のサポートが含まれます。これらの認証により、ユーザベースの認証用の IEEE 802.1X、WPA 暗号化用の Temporal Key Integrity Protocol(TKIP)、および WPA2 暗号化用の Advanced Encryption Standard(AES)がサポートされます。無線インターフェイスで TKIP と WEP を設定すると、802.11g までの速度のみを実現できます。
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Q: Cisco 860 および 880 シリーズ アクセス ポイントでワイヤレス サービス品質(QoS)はサポートされていますか。
A: 内蔵アクセス ポイントは Wi-Fi Multimedia(WMM)をサポートします。WMM は、Wi-Fi Alliance によって発行された IEEE 802.11e ドラフトに基づく QoS システムです。Autonomous モードで動作しているアクセス ポイントでは、WMM がデフォルトで有効になります。ユニファイド モードでの WMM サポートについては、ワイヤレス LAN コントローラのワイヤレス QoS に関する設定ガイドを参照してください。
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Q: Cisco 860 および 880 シリーズの内蔵アクセス ポイントでサポートされる SSID とワイヤレス VLAN の数はいくつですか。
A: 内蔵アクセス ポイントは、無線インターフェイスで 16 の SSID、MBSSID、および VLAN をサポートします。ホスト ルータで、アクセス ポイントから送信される VLAN トラフィックに対して VLAN 間のルーティングを有効にするためには、ホスト ルータでサポートされている VLAN の数を計算に入れる必要があります。サポートされる VLAN の数の詳細については、Cisco 860 および 880 シリーズのデータ シートを参照してください。
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