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データ シート
Cisco 7600シリーズ1ポート チャネライズドOC-12/STM-4 - DS3/E3 OSM
図1 1ポートCHOC12/STM4オプティカル サービス モジュール

大企業の本社でのDS3/E3、OC3c/STM1集約を実現
企業では、インターネットやイントラネットの利用頻度増大に伴って、WANの利用も増え続けています。VoIP、ビデオ会議、大規模なファイル転送といったアプリケーションによって、帯域幅の需要はますます高まる一方です。リモート サイトの接続に求められる速度がnxDS1/E1からDS3/E3へと拡大するにつれて、本社ではスケーラブルな高速専用線集約ソリューションを使用することが急務になっています。シスコシステムズは、Cisco 7600シリーズ ルータおよびCisco Catalyst 6500シリーズ スイッチでDS3、E3、およびサブレートDS3とOC3c/STM1をサポートするチャネライズドOC12/STM4カードを開発し、このニーズに応えています。
チャネライズドOC12/STM4カードは、複数の高速回線を使用してローカルの通信事業者が提供するリモート サイトに接続している企業にとって最適な製品です。また、既存の専用線ネットワークの帯域幅拡張を検討しているお客様にも適しています。その他、金融機関、医療機関、諸官庁、学区、大学など、地理的に分散した組織にも大きな利点をもたらします。
新しい高度なCHOC12/STM4カードは、1つのオプティカル インターフェイスで最大12のDS3/E3チャネルを提供することで、DS3/E3およびOC3c/STM1サービスを簡単に実現できるように設計されています。SONETモードでは、このカードは、DS3/E3、サブレートDS3、OC3cのいずれの組み合わせもサポートするように設定できます。SDHモードでは、E3/DS3およびSTM1をサポートできます。このカードには、4つのギガビット イーサネット インターフェイスも搭載されているため、サーバ ファームまたはサービス プロバイダー ネットワークへの接続を追加することもできます。
高度なOSM機能には、将来のソフトウェア拡張機能のサポートが含まれています。そのためIPまたはMPLSプロトコルに基づいて、統合ネットワーク アーキテクチャにレイヤ2またはレイヤ3のネットワーク アグリゲーション サービスを展開することができます。この設計により、フレーム リレー、イーサネット、ATMなどのプロトコルに基づいたレイヤ2サービスのサポートが拡張され、同時に、インターネット アクセス、IETF RFC 2547 VPNなどのレイヤ3サービスもサポートされます。
CHOC12/STM4 - DS3/E3には、次の利点があります。
- コストの削減 - 高価なケーブルやDS3機器、場合によってはフレーム リレー スイッチング機器が不要になります。
- DS3/E3構成の簡素化 - 1本の光ファイバにより、複雑なケーブル配線や機器の設置が不要になります。
- 簡単な管理 - 機器の数が減少するため、DS3/E3の構成がより効率的に行えます。
- ネットワークの可用性と信頼性の向上 - APS/MSPをサポートしているため、カードに障害が発生した場合の保護が強化されます。
- 投資保護 - CHOC12/DS3は、主要なDS3 DSU/CSUと互換性があります。
- 消費電力の削減 - 機能を1枚のライン カードに集約することで、DS3/E3 1枚あたりの消費電力を削減できます。
- ラックスペースの節約 - ライン カード1枚あたりのスペースは、Cisco 7500シリーズ ルータのポート アダプタ12個分よりもコンパクトです。
IP over SONET
1ポートCHOC12/T3は、SONET/SDHベースのオプティカル インターフェイスによって、回線速度で直接IPパケットを送信します。Cisco 7600にこのカードを使用すれば、機器を追加しなくても、標準のSONET/SDH伝送機器によってDS3/E3ベースのIPパケットを送受信できます。SPまたは企業のネットワーク設計者は、このカードを使用することで、Cisco 7600をAdd Drop Multiplexer(ADM;分岐挿入装置)に直接接続できます。IPパケット データは、PPP(ポイントツーポイント プロトコル)、High-Level Data Link Control(HDLC;ハイレベル データリンク制御)、またはフレーム リレー プロトコルを使用してカプセル化されます。ライン カードは、IPパケットに含まれるルーティング情報に基づいて、IPパケットを12個の仮想DS3ポートの1つ(またはOC3cなど)に転送します。IPパケットがDS3フレームに配置されると、DS3フレームは適切なSONET/SDHペイロード エンベロープにマッピングされます。
Cisco 7600は、Cisco Catalyst 6500シリーズおよびCisco 7500シリーズ ルータをベースとするハイ パフォーマンス ルータです。安定した基盤に高速WANモジュールを組み合わせたCisco 7600は、サービス プロバイダーのネットワークに最適です。Cisco 7600では、それぞれNEBS-3準拠のシャーシを提供しています。また、Cisco 7600のルート処理とフォワーディングは、完全に冗長化されています。プラットフォームでは、Border Gateway Protocol 4(BGP4)、Intermediate System(IS-IS)、Open Shortest Path First(OSPF)などのコア ルーティング プロトコルをサポートしています。Cisco 7600では、さらにさまざまなIPサービス、トラフィック シェーピング、およびパケット フィルタリングも提供しています。Cisco 7600には、高い総スループットを実現する256 Gbpsスイッチ ファブリックもオプションで含まれています。Cisco 7500およびCisco 7200の多数のWANポート アダプタを使用できるFlexWANモジュールなど、従来のCisco Catalyst 6000シリーズ インターフェイスにOSM(オプティカル サービス モジュール)を組み合わせて構成することもできます。Cisco 7600は、DS0からOC48/STM16までの接続を提供するだけでなく、10 Mbpsイーサネットからギガビット イーサネットまでのLANインターフェイスも提供します。
図2

機能の概要
- ライン カードのParallel eXpress Forwarding(PXF)IPサービス プロセッサ
PXF IPサービス プロセッサは、4×4配列のマイクロプロセッサで構成され、それぞれにローカル メモリが装備されています。これにより、パイプライン型の並列処理配列が実現します。各PXF IPサービス プロセッサは、そのハイレベルなパフォーマンスで、16の異なるパケットにIPサービスを同時に適用することができます。OC12ライン カードには、2つのPXF IPサービス プロセッサが装備されています。 - 分散型IPサービスのハイ パフォーマンス フォワーディング
- 「常に最新の」IPサービスを提供する、プログラム可能なソフトウェア フィーチャ セット
フィーチャ セットがシリコンにハードコードされている従来のASICとは異なり、PXFエンジンは、簡単なソフトウェア アップグレードにより現場で拡張することができます。 - TCPスループットを最大化する十分なパケット バッファリング
高度なトラフィック管理および優先順位付けにより、確定されたパケット配信が可能になります。 - プログラム可能なソフトウェア フィーチャ セット
ソフトウェアでプログラム可能なASICを使用して機能を拡張できます。 - ギガビット イーサネットを4ポート追加
「お客様側の」スロットをすべて使用しなくても、他のルータやサーバに接続することができます。 - 新しいCisco 7600またはCisco Catalyst 6500シャーシとの互換性 (Cisco Catalyst 6500が適切にアップグレードされた場合)
高度な機能の例
- キュー管理メモリは、PXFネットワーク プロセッサあたり256 MBで、高度なQoSおよびトラフィック シェーピング キューをサポートします。PXFネットワーク プロセッサあたり少なくとも8000の単方向QoSキューをサポートし、トラフィック シェーピングおよびQoS機能も向上させます。
- インターフェイス カードあたり1000のVPN Routing/Forwarding instance(VRF;VPNルーティング/転送インスタンス)(シャーシに非拡張モジュールがある場合は500のVRF)
- Weighted Random Early Detection(WRED;重み付きランダム早期検出)のサポート
- フレーム リレーおよびイーサネット カプセル化に対応した階層型QoSの将来的なサポート
発注情報
表1 1ポートCHOC12オプティカル サービス モジュールの発注情報
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注: 「=」はスペアを表します(たとえば、OSM-1OC12/T3-SI=は、OSMがシステムで発注されていない場合のスペアの番号です)。
技術仕様
SONETへの適合
- Telecordia(Bellcore)GR-253-CORE(該当する場合)
- ITU-T G.707、G.957、G825(該当する場合)
- GR-253-COREに基づく1+1 SONET Automatic Protection Switching(APS;自動保護スイッチング)のサポート - ポート単位、ライン カード単位、シャーシ単位(該当する場合)
- G.783 Annex Aに基づく1+1 SDH Multiplex Section Protection(MSP)のサポート - ポート単位、ライン カード単位、シャーシ単位(該当する場合)
SONETエラー、アラーム、およびパフォーマンス モニタリング
- Signal Failure Bit Error Rate(SF-ber)
- Signal Degrade Bit Error Rate(SD-ber)
- Signal Label Payload Construction(C2)
- Path Trace Byte(J1)
- セクション:
- Loss of Signal(LOS;信号損失)
- Loss of Frame(LOF;フレーム損失)
- B1のエラー カウント
- B1のThreshold Crossing Alarms(TCA;スレッシュホールド超過アラーム)
- 回線:
- Line Alarm Indication Signal(LAIS;回線アラーム検出信号)
- Line Remote Defect Indication(LRDI;回線リモート障害検出)
- Line Remote Error Indication(LREI;回線リモート エラー検出)
- B2のエラー カウント
- B2のTCA
- パス:
- Path Alarm Indication Signal(PAIS;パス アラーム検出信号)
- Path Remote Defect Indication(PRDI;パス リモート障害検出)
- Path Remote Error Indication(PREI;パス リモート エラー検出)
- B3のエラー カウント
- B3のTCA
- Loss of Pointer(LOP;ポインタ損失)
- New Pointer Event(NEWPTR)
- Positive Stuffing Event(PSE)
- Negative Stuffing Event(NSE)
- Path Unequipped Indication Signal(PUNEQ)
- Path Payload Label Mismatch(PPLM)
SONET同期
- ローカル(内部)タイミング(ダーク ファイバまたはWDM機器経由のルータ間接続に対応)
- ループ(回線)タイミング(SONET/SDH機器への接続に対応)
- ± 4.6 ppmクロック精度(完全動作温度)
ネットワーク管理
- ローカル ループバック
- ネットワーク ループバック
- NetFlowデータ エクスポート
- RFC 1595、定期的なパフォーマンス統計(現在、15分、15分の倍数、および1日間隔)
- リジェネレータ セクション
- マルチプレックス セクション
- パス エラー秒数
- 重大エラー秒数
- 重大エラー フレーム秒数
DS3仕様
- DS3速度(44.736 MHz)での全二重および半二重接続
- 主要なDSUベンダーのスクランブリングとサブレートのサポート:Kentrox、Digital Link、Larscom、Verilink、およびAdtran
- Cビット フレーミングまたはM23フレーミング(ソフトウェアで設定可能)
- 16ビットおよび32ビットのCycles Redundancy Check(CRC;巡回冗長検査)をサポート(デフォルトは16ビット)
- DS3 FEACチャネルのサポート
- エラー統計と障害数の履歴を24時間保持
- ループバックのサポート(内部、回線、およびリモート[リモートはCビット フレーミングの場合のみ])
- DS3アラーム/イベント検出(1秒間隔のポーリング)
- AIS:Alarm Indication Signal(AIS;アラーム表示信号)
- OOF:Out of Frame(OoF;フレーム同期外れ)
- FERF:Far-End Receive Failure(FERF;遠端側受信障害)
E3仕様
- E3速度(34.368 MHz)での全二重動作
- AU-3またはAU-4経由のマッピング
- 回線およびローカル ループバックのサポート
- G.751フレーミング
- 16ビットおよび32ビットのCRCをサポート(デフォルトは16ビットCRC)
- ソフトウェアで設定可能なE3ナショナル サービス ビット
- エラー統計と障害数の履歴を24時間保持
E3アラーム/イベント検出(1秒間隔のポーリング)
- RCLK:Receive Clock Signal
- AIS:Alarm Indication Signal
- OOF:Out of Frame状態
- FERF:Far-End Receive Failure
DS3/E3/POSカプセル化
- HDLC:High-Level Data Link Control
- PPP:Point-to-Point Protocol
- フレーム リレー プロトコル
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表2 光ファイバ仕様
ファイバ インターフェイス 出力電力 入力電力 波長 最小 最大 最小 最大 最小 最大 SI(LCコネクタ) -15.0 dBm -8.0 dBm -28.0 dBm -8.0 dBm 1270 nm 1380 nm
ギガビット イーサネット仕様
- IEEE 802.3zに適合
- SCコネクタを装備したGBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)ベースのギガビット イーサネット インターフェイス
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表3 ギガビット イーサネットの光ファイバ仕様
GBIC 距離 1000BASE-LX:50 umマルチモード ファイバ 最大550 m 1000BASE-LX:9/10 umシングルモード ファイバ 最大5 km 1000BASE-LH:62.5 umマルチモード ファイバ 最大550 m 1000BASE-LH:50 umマルチモード ファイバ 最大550 m 1000BASE-LH:9/10 umシングルモード ファイバ 最大10 km 1000BASE-ZX:9/10 umシングルモード ファイバ 最大70 km 1000BASE-ZX:分散シフト型ファイバ 最大100 km - IEEE 802.1Q VLANトランキングのサポート
- Hot Standby Router Protocol(HSRP)のサポート
- IEEE 802.3xの自動ネゴシエーション フロー制御のサポート
- 9216バイトのMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)を使用したジャンボ フレームのサポート
物理仕様
- Cisco 7600シャーシの1スロットを使用
- Cisco Catalyst 6500シャーシの1スロットを使用
- OSMごとにOC12/STM4ポート×1をサポート
- OSMごとにギガビット イーサネット オプティカル ポート×4をサポート
- 9スロット シャーシで最大8つのOSMをサポート
- Cisco 7600またはCisco Catalyst 6500シャーシでの要件:
- Supervisor Engine 2:WS-X6K-S2-MSFC2
- Cisco 7600またはCisco Catalyst 6500シャーシでの推奨事項:
スイッチ ファブリック モジュール - 256 Gbpsクロスバー ファブリック: -
- WS-C6500-SFM
- 2500 Wの電源装置
- 寸法(高さ×幅×奥行):3.0×35.6×40.6 cm(1.2×14.4×16インチ)
- 重量:4.9 kg(10.8ポンド)
-
表4 ライン カードの電力要件
インターフェイスの数および速度 電力要件 1ポートCHOC12/STM4 189 W
インジケータおよびインターフェイス
- ポートごとに4つのLED:
- ポート アクティブ:ポートが有効でアクティブな場合はグリーン。ポートが有効ではない場合は消灯
- キャリア/アラーム:SONET/SDHフレームが有効でアラームがない場合はグリーン。SONET/SDHフレームが有効でアラームがある場合はイエロー。SONET/SDH信号を受信できない場合は消灯
- Txアクティビティ:ポートがデータを伝送している場合はグリーンで点滅。データを伝送していない場合は消灯
- Rxアクティビティ:ポートがデータを受信している場合はグリーンで点滅。データを受信していない場合は消灯
プロセッサおよびメモリ
- 262 MHz RM7000 MIPS RISCプロセッサ×1(ライン カードの制御と管理に使用)
- 設定可能なプロセッサおよびルート テーブルのメモリ オプション:
- 64 MB ECC SDRAM(デフォルト)
- 128 MB ECC SDRAM
- 256 MB ECC SDRAM
- 512 MB ECC SDRAM
- PXF IPサービス プロセッサ×2
- PXF IPサービス プロセッサごとに最大6 Mppsの分散型IPサービス アプリケーションを提供
- ライン カードごとのPXFメモリ(固定構成):
- PXF IPサービス プロセッサごとに128 MB SDRAMのルート テーブル メモリ
- PXF IPサービス プロセッサごとに256 MB SDRAMのパケット バッファ メモリ(パケット単位のCRCチェック)
- PXF IPサービス プロセッサごとに4 MB SDRAMのパケット処理メモリ
環境条件
- 動作温度:0~40°C(32~104°F)
- 保管温度:-20~65°C(-4~149°F)
- 相対湿度:5~90%(結露しないこと)
- 動作高度:-500~6,500フィート
適合規格
安全規格
- UL 60950
- CAN/CSA C22.2 No.60950
- 21CFR1040 Laser Safety
- EN60950
- IEC 60950
- TS 001
- AS/NZS 3260
EMC適合規格
- FCC Part 15(CFR 47)クラスA
- VCCIクラスA
- EN55022クラスA
- CISPR 22クラスA
- AS/NZS 3548クラスA
- EN55024
- EN50082-1
- ICEA 003クラスA
- CEマーキング
ETSI適合規格
- ETS-300386-2スイッチング機器
最低限必要なソフトウェア リビジョン
Cisco IOS®ソフトウェア リリース12.1(12)E - 正確なリリース情報については、Cisco.comを参照してください。
