Cisco 7800 シリーズ Media Convergence Server

Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance


注意:本製品は既に生産/販売を終了しております。

 

データ シート





Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance


シスコ ユニファイド コミュニケーションにおける音声および IP コミュニケーションの製品およびアプリケーションは、コミュニケーションを円滑にし、ビジネス プロセスの短縮、適切なリソースの迅速な活用、および生産性と利益の拡大を可能にします。シスコ ユニファイド コミュニケーションの製品は、シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションに不可欠です。シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、ネットワーク管理の各製品、無線接続、ライフサイクル サービスなどから構成されます。


製品概要

Cisco® MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance(MCS 7835-H1)は、Cisco Unified CallManager 5.0 用の高い可用性を備えたサーバ プラットフォームで、企業のデータ ネットワーク上で新世代の高品質 IP コミュニケーション ソリューションを実現するスケーラブルなアーキテクチャに不可欠のコンポーネントです。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance は、企業ネットワークに要求される高いパフォーマンスと可用性を備え、展開が容易でコスト効率の高いターンキー ソリューションとなります。このサーバ アプライアンスには、オペレーティング システムと Cisco Unified CallManager 5.0 がプレインストールされています。また、サーバ アプライアンスは初期起動時から運用可能で、IP アドレスやドメインなど、いくつかの設定項目を入力するだけで済みます。わずか 2 RU の高さの Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance は、ラック スペースを節約できる薄型シャーシのなかに強力な機能を装備しています。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance は、アプライアンスあたり最大 2,500 台の IP フォン、クラスタ構成の場合最大 10,000 台の IP フォンをサポートします。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の機能とコンポーネントを次に示します。

  • Intel Xeon 3.4 GHz(以上)プロセッサ、800 MHz Front Side Bus(FSB; フロント サイド バス)、および 2 MB レイヤ 2 キャッシュ
  • PC2-3200R 2 GB 400 MHz Double Data Rate 2(DDR2)メモリ(オンライン スペア機能を装備)
  • 内蔵型 Ultra320 Smart Array 6i Redundant Array of Independent Disks(RAID)コントローラ(64 MB リード キャッシュおよび 128 MB バッテリ バックアップ式ライト キャッシュを装備)
  • 2 ポート ギガビット イーサネット コントローラ(内蔵型)
  • 取り付けが簡単なサードパーティ製レール キット
  • Integrated Lights-Out(iLO)サーバ管理のサポート
  • 最大 6 基の 1 インチ Ultra320 Small Computer System Interface(SCSI)ホットプラグ対応ハード ドライブ、または 5 基のホットプラグ対応ハード ドライブと 1 基の Digital Audio Tape(DAT)ホットプラグ対応テープ ドライブのサポート
  • ホットプラグ対応の冗長電源装置
  • ホットプラグ対応の冗長ファン

主な機能と利点

パフォーマンス

Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance は、最新の IP コミュニケーション アプリケーションをサポートするように設計された、可用性の高い堅牢なサーバ プラットフォームです。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance では、64 MB のキャッシュを備えた内蔵型の Smart Array 6i コントローラを使用してオンボード RAID をサポートするため、サーバの Peripheral Component Interconnect(PCI)-X スロットを使用する必要はありません。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance が占有する 2 RU のスペースだけで、高い可用性を備えたサーバ プラットフォームで最も必要とされる機能を実装できます。Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の初期出荷時には、Intel Xeon 3.4 GHz プロセッサが搭載されていますが、将来は Intel 社の新型プロセッサに対応して、Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance シャーシでも新型プロセッサを搭載していくため、プロセッサの速度は増強されます。

高い可用性

Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance では、以下のメカニズムによって高い可用性を実現します。

  • 冗長性のあるホットスワップ対応 575 W 電源装置
  • ホットスワップ対応 SCSI ハード ドライブ(RAID 1 構成)
  • オプションの DC 電源装置(バッテリ バックアップ式の電源設置に対応)

保守性

システム ヘルス LED
Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の前面および背面には、システム ヘルス LED とユニット識別ランプが装備されており、システム問題を簡単に特定できます。内部コンポーネントに障害が発生すると、内部コンポーネント LED がオレンジになり、Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の前面パネル上に障害が発生したことが表示されます。障害の発生した部分が、冗長電源装置のようにサーバのカバーを取り外さずに保守できるものであれば、外部ヘルス LED が点灯します。ファンのようにサーバのカバーを取り外さないと保守できない部分に障害が発生した場合には、内部ヘルス LED が点灯します。障害が発生していなければ、システム ヘルス LED はグリーンです。障害が発生したが、冗長機能によりシステムが継続して稼働している場合、LED はオレンジです。重大な障害のためにシステムがシャットダウンすると、LED はレッドになります。

Integrated Lights-Out
マザーボードには、Integrated Lights-Out(iLO)標準が搭載されています。主要な管理機能および診断機能と基本的な Lights-Out 機能がサーバの標準コンポーネントとして装備されているので、iLO は追加コストなしで使用できます。iLO 標準では、最大限のセキュリティ、可用性、および業務上重要なサーバの管理をリモートで実現できます。

iLO 標準は、主要な Lights-Out テクノロジーを Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance アーキテクチャに直接統合することにより、基本的なサーバ管理およびモニタリング機能を提供します。

主要な Lights-Out 機能には、リモート電源管理、テキスト ベースのコンソール、ログ、ステータス、およびアラート転送などがあります。

使いやすい専用の Lights-Out LAN ポートが装備されており、ブラウザ インターフェイスを使ってアクセスできます。iLO 標準は、以下の機能も提供します。

  • iLO 標準では、機能追加に備えて貴重な PCI スロットを節約でき、設置とセットアップにかかる時間も短縮できます。
  • iLO 標準では、外部の電源アダプタ、その他の内部または外部ケーブルはまったく必要ありません。
  • iLO 標準では、Secure Sockets Layer(SSL)など、一連の豊富なセキュリティ機能が提供されます。
  • iLO 標準では、iLO プロセッサのグループ管理が可能なので、スケーラブルなソリューションを実現できます。

冗長 ROM
Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance では、ROM は 2 つの論理セクションに分かれます。システム起動時には、プライマリ ROM セクションが実行され、サーバの運用に使用されます。ROM フラッシュの際は、バックアップ セクションがフラッシュされます。フラッシュが完了すると、バックアップ セクションがプライマリになります。万一、停電などのためにフラッシュが正常に完了しなければ、バックアップを使用してシステムを起動します。ROM イメージが両方とも有効であれば、ユーザはどちらのイメージを使用するかを起動時に選択できます。

DAT ドライブのサポート
Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance には、36/72 GB USB 外付け DAT ドライブ(製品番号:DAT-USB-EXT-72=)、またはラックマウント DAT ドライブ(製品番号:DAT-USB-RM-72=)をオプションで取り付けることができます。このテープ ドライブの接続には、Cisco MCS 7835-H1 アプライアンスに搭載されている 4 つの USB 2.0 ポートのいずれかを使用します。

なお、日本国内では DAT ドライブに電源を供給するための電源ケーブルとして CAB-JPN= の発注が必要です。


製品仕様

表 1 に、Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の製品仕様を示します。

表 1 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ(製品標準装備)
プロセッサ(CPU) Xeon DP
プロセッサ内部クロック速度 3400 MHz(以上)
レベル 2 キャッシュ 2048 KB
最大プロセッサ数 2
出荷時のプロセッサ数 1
BIOS タイプ フラッシュ
メモリ
最大メモリ容量 12 GB
メモリ バス クロック 400 MHz
メモリ技術 PC2-3200R 400 MHz DDR2 SDRAM
マルチビット エラー緩和 Advanced Error Checking and Correcting(AECC)
合計 RAM スロット数 6
搭載メモリ容量 2 GB(1 GB DIMM × 2)
RAID コントローラ
コントローラ モデル HP 内蔵型 Smart Array 6i コントローラ
インターフェイス PCI-X 133 MHz、64 ビット
キャッシュ 64 MB
バッテリ バックアップ式ライト キャッシュ あり(128 MB)
サポートされる RAID レベル 0、1、1 + 0、5
サポートされる SCSI プロトコル Ultra2、Ultra3、Ultra320
SCSI ピーク データ転送レート 320 MB/チャネル
最大ドライブ数 6
SCSI ポート(外部/内部) 0/2
ハード ディスク
搭載ハード ディスク 72 GB × 2(RAID 1)
ハード ディスク(RPM) 15,000
ハード ディスク平均シーク時間 3.8 ms
ホットスワップ対応ベイの数 6
ハード ディスク インターフェイスのタイプ Ultra320 SCSI
ハード ドライブの最大容量 880.8 GB(146.8 GB 内部ディスク× 6)
ネットワーク接続
NIC(ネットワーク インターフェイス カード) オンボード 10/100/1000 × 2
コネクタ RJ-45 コネクタ× 2(サーバ背面)
10 BASE-T ケーブルのサポート カテゴリ 3、4、または 5 Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)(2 または 4 ペア)、最大 100 m(328 フィート)
100 BASE-TX ケーブルのサポート カテゴリ 5 UTP(2 ペア)、最大 100 m(328 フィート)
1000 BASE-T ケーブルのサポート カテゴリ 5 UTP、5E UTP、6 UTP(2 ペア)、最大 100 m(328 フィート)
インターフェイス
シリアル ポート 1
パラレル ポート 0
USB 1.1 ポート 2
キーボード ポート PS/2 × 1
マウス ポート PS/2 × 1
オーディオ ポート なし
システム管理ポート RJ-45(HP iLO 用)
外部 SCSI ポート 1
セキュリティ
電源投入時パスワード
キーボード パスワード
選択可能ブート デバイス
ディスケット ドライブ制御
QuickLock、ネットワーク サーバ モード
シリアル インターフェイス制御
管理者パスワード
ディスク コンフィギュレーション ロック
業界標準準拠
Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)2.0 準拠
PCI 2.2 準拠
Wake On LAN(WOL)サポート
Microsoft ロゴ認定
USB 2.0 サポート
拡張オプション
ホットプラグ非対応 133 MHz/64 ビット PCI-X スロット 1
ホットプラグ非対応 100 MHz/64 ビット PCI-X スロット 2
電力
最大入力電力 735 W
定常状態出力電力 575 W
オートレンジ AC 電源入力 あり
力率補正(回路)Power Factor Correction(PFC) あり
ホットスワップ対応最大電源数 2
出荷時のホットスワップ最大電源数 2
電源入力周波数範囲 50 ~ 60 Hz
入力電圧(ローレンジ)
  • 100 VAC(最小)
  • 132 VAC(最大)
入力電圧(ハイレンジ)
  • 200 VAC(最小)
  • 265 VAC(最大)
入力電流
  • 7.5 A(100 VAC)
  • 3.8 A(200 VAC)
環境仕様
温度(サーバ動作時) 10 ~ 35°C(50.0 ~ 95.0°F)
温度(サーバ停止時) -40 ~ 70°C(-40.0 ~ 158°F)
湿度(サーバ動作時) 10 ~ 90%
湿度(サーバ停止時) 5 ~ 95%
BTU 定格 1475 BTU/Hr
音響ノイズ(アイドル時) 7.4 bel
最大音響ノイズ 7.4 bel
周辺での音圧(アイドル時) 58 dBa
周辺での音圧(動作時) 58 dBa
冷却システム
  • ベース システム:5 基のファンを搭載
  • 冗長ファン システム:8 基のファンを搭載
外形寸法
フォーム ファクタ 2 RU
ラックマウント 標準のサードパーティ製ラックに対応
重量(最大) 27.22 kg(60 ポンド)
重量(ドライブ取り外し時) 20.41 kg(47.18 ポンド)
高さ 8.59 cm(3.38 インチ)
44.54 cm(17.54 インチ)
奥行 66.07 cm(26.01 インチ)



発注情報

Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance の発注方法は、次のとおりです。Cisco.com の Dynamic Configuration Tool で CALLMANAGER-5.0 と入力すると、Cisco Unified CallManager Appliance および関連するライセンスのリストが表示されます。次の製品 ID を使用して、各コンポーネントを個別に発注することもできます。

  • MCS7835H1-K9-CM50
  • LIC-CM5.0-K9-7835-H1=
  • KEY-CCM-ADMIN-K9=(2 個から発注可能)
  • DAT-USB-EXT-72=(オプションの外付け USB DAT テープ ドライブ)
  • DAT-USB-RM-72=(オプションのラックマウント USB DAT テープ ドライブ)
  • DAT-USB-ADPT=(DAT-USB-EXT-72= または DAT-USB-RM-72= を使用するために必要)

アプライアンスのスペア品

スペア アプライアンスを発注する際は、下の表を参照してください。

表 2 スペア アプライアンスの発注情報

アプリケーション スペア製品番号
Cisco Unified CallManager 5.0 MCS7835H1-K9-CM50



現場で交換可能なスペア品

アプライアンスのスペア製品を発注する際は、表 3 を参照してください。

表 3 アプライアンスのスペア製品の発注情報

説明 スペア製品番号
スペア 72 GB U320 ホットプラグ SCSI ドライブ(Cisco MCS 7835-H1 用) HDD-7835-H1-72=
スペア 575 W 電源装置(Cisco MCS 7835-H1 用) PWR-7835-H1=
スペア ファン(Cisco MCS 7835-H1 用) FAN-7835-H1=
スペア外付け USB 36/72 GB DAT ドライブ DAT-USB-EXT-72=
スペア ラックマウント USB 36/72 GB DAT ドライブ DAT-USB-RM-72=
PCI-to-USB DAT アダプタ DAT-USB-ADPT=(DAT-USB-EXT-72= または DAT-USB-RM-72= が必要)



アプライアンスの CPU 速度の識別方法

Cisco MCS 7835-H1 Unified CallManager Appliance では、Intel 社によって高速のプロセッサが更新されると、サーバのプロセッサが変更されます。表 4 は、シャーシに記載されるシスコの製造製品番号を示しています。これによって個々のサーバのプロセッサ速度を識別できます。

表 4 製造製品番号(プロセッサ速度別)

プロセッサ 製造製品番号(サーバに記載) 導入
Intel Xeon 3.4 GHz 74-4246-01 サーバの初期生産時
Intel Xeon 3.4 GHz 74-4246-02 レイヤ 2 キャッシュを 2 MB にした新プロセッサを搭載



シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポート

シスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。


保証に関する情報

シスコは、Cisco MCS について 1 年間のハードウェア保証を行っています。この保証の条件については、http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/1y1cen__.htm をご覧ください。

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