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Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)

データ シート





Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)


Cisco®  ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)は、Cisco ISR に組み込む強力なネットワーク モニタリング ソリューションです。ネットワークとアプリケーションのトラフィックを詳細に把握することで、エンド ユーザに影響が及ぶ前に問題を解決したり、リソースの使用状況の改善を計画したり、貴重なネットワーク リソースを効果的に管理したりできます。

製品の概要

Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)は、今までにない高いレベルの詳細さでネットワークを把握できるように設計されています。ネットワーク上で稼働しているアプリケーションの種類やその稼働状況が示されるので、問題を事前に解決し、WAN ネットワークのパフォーマンスを改善できます。Cisco NAM は、きわめて詳細なトラフィック モニタリングを行うための機能を備え、トラブルシューティングも簡易化されているので、ダイナミックに進化を続ける今日の企業に最適です。

Cisco NAM は、一連の豊富な組み込みデータ コレクションおよび解析機能を単一のネットワーク モジュールに格納し、リモートからアクセス可能な Web ベースの管理コンソールをサポートしています。このモジュールは Cisco ISR 2800、3800 シリーズ ルータおよび Cisco 3700 シリーズ マルチサービス アクセス ルータにインストールできます。Cisco NAM にはトラフィック アナライザの GUI が組み込まれているので、設定メニューに簡単にアクセスしたり、データ、音声、ビデオのトラフィックに関するわかりやすいパフォーマンス レポートを表示したりできます。

図 1 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)

図 1 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(NME-NAM)

フル サービス ブランチのための WAN/LAN 統合モニタリング

Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM は、WAN エッジまたはリモート ブランチ オフィスに設置された Cisco ISR 2800、3800、および Cisco 3800 シリーズ ルータに搭載できます。ローカルおよびリモートのルータとスイッチの機能を使用して、フル サービス ブランチの WAN および LAN トラフィックを包括的に監視します。Cisco IOS® ソフトウェアの特別なパケット処理機能によって、選択した WAN ポートのトラフィックがルータでコピーされ、Cisco NAM に送信されて解析されます。LAN ポートのトラフィックについては、ルータまたは周辺のスイッチから、Cisco NAM の外部接続用ギガビット イーサネット インターフェイスに送信されます。また、Cisco NAM はローカルおよびリモートのデバイスから NetFlow Data Export(NDE; NetFlow データ エクスポート)を収集、解析することで、アプリケーションレベルのトラフィックを詳細に把握できます。図 2 は、ネットワーク全体のトラフィック モニタリング戦略の主要コンポーネントとして Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM を導入した場合のモデル図です。

図 2 Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM のブランチ オフィス ネットワークへの導入

図 2 Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM のブランチ オフィス ネットワークへの導入

簡単な導入と使用

Cisco NAM には、手軽に使用できる Web ベースのトラフィック アナライザ GUI(図 3)が組み込まれています。任意のデスクトップからアクセスできるので、リモート サイトに担当者を派遣したり、WAN リンク経由で中央の集中管理サイトに大量のデータを転送する必要がありません。

図 3 Cisco NAM トラフィック アナライザを使用した Web ベースのトラフィック モニタリング

図 3 Cisco NAM トラフィック アナライザを使用した Web ベースのトラフィック モニタリング

Cisco NAM トラフィック アナライザは、収集したデータの解析と保存に RMON II(Remote Monitoring II; リモート モニタリング II)や NBAR-Protocol Discovery などの MIB(Management Information Base; 管理情報ベース)を使用します。このアナライザは、ネットワークおよびアプリケーションのパフォーマンスの全体像を示し、データ、音声、ビデオ トラフィック、DiffServ 設定、ホスト、カンバセーション ペア、アプリケーションの使用状況、および Application Response Time(ART)に関する重要な情報を提供します(図 4)。
セキュリティを強化するために、ロールベース アクセスを割り当てたり、Web ブラウザ アクセスで最大 168 ビットの暗号化を使用することができます。

図 4 Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM アーキテクチャの概要

図 4 Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM アーキテクチャの概要

主なアプリケーション

Cisco NAM によって収集された豊富なデータは、数多くの重要なパフォーマンス モニタリング作業で利用できます。たとえば、リアルタイムまたは履歴によるアプリケーションのモニタリング、応答時間のモニタリング、WAN の最適化計画と検証、障害隔離とトラブルシューティング、容量計画などです。Cisco NAM で音声、ビデオ、および QoS(Quality Of Service)を監視して、IP ベースのサービスを信頼性の高い方法で提供することもできます。

アプリケーション レイヤでの WAN の使用状況のモニタリング

Cisco NAM の最も基本的な機能の 1 つとして、パケットの内容をリアルタイムで調べて、アプリケーション、ホスト、およびカンバセーション ペアの情報を抽出できます。アプリケーションのモニタリングにより、アプリケーションでのネットワーク利用に関する貴重な統計(帯域幅を使用したすべてのアプリケーションと、その帯域幅の使用量)が示され、どのネットワーク ホストでどのアプリケーションを使用しているのかも把握できます。ホストとカンバセーション ペアの情報は、ホストあたりの帯域幅の使用量を表し、どのホスト同士が通信しているかや、各カンバセーション ペアで発生しているトラフィックの量も示されます。アプリケーション、ホスト、およびカンバセーションの統計では、サーバとルータのリソースを過度に使用しているホストが示されるので、パフォーマンス上の緊急の問題を特定するときに役立ちます。また、これらの統計は、WAN 帯域幅の使用状況を改善する作業を計画するときにも役に立ちます。統計情報により、ユーザ、ルータとスイッチ、インターフェイス、サーバ、およびアプリケーション リソース別の使用状況パターンを識別できるからです。

Cisco NAM は、帯域利用率と帯域幅の使用量のリアルタイムのスナップショットを提供するだけでなく、帯域利用率の連続的な履歴ビューも表示できるので、ネットワーク リソースの改善を行うタイミングと箇所について重要な決定を下す際にも役立てることができます。異常が発生した際に短時間で解決できるように、特定の選択期間のデータを収集し、イベント後解析を行い、発生時期を判断することもできます(図 5)。

図 5 ルータ上のトップ インターフェイスのモニタリング

図 5 ルータ上のトップ インターフェイスのモニタリング

ユーザが体感するアプリケーション パフォーマンスの改善

Cisco ISR サービス統合型 ルータ シリーズ NAM は、ブランチ オフィス内のユーザが体感するアプリケーション パフォーマンスに関する重要な情報を提供します。Cisco NAM では、シスコの拡張機能である Application Response Time(ART)MIB を使用することにより、ネットワークまたはアプリケーション サーバへの応答時間を追跡して、アプリケーション パフォーマンスの問題を特定します。ユーザが体感するネットワーク パフォーマンスを反映するこれらの測定値を知ることで、パフォーマンス低下の原因をすぐに特定し、ユーザが気付く前に問題を解決できます。

Cisco NAM は、TCP ベースのクライアント/サーバ要求の応答時間に関する統計を収集して、ポートまたはインターフェイスに接続されている重要なデバイスの応答時間統計のレポートを生成します。応答時間の解析とレポーティングは全面的にカスタマイズできます。ユーザは、アプリケーションとサーバの測定基準となる時間増分を定義できるため、応答時間に関するレポーティングを自由に制御できます。応答時間のデータで、一定期間の傾向を分析することもできます。そのため、ネットワークとアプリケーションの使用状況の変化を応答時間の変動に関連付けて、ユーザの数または WAN 帯域幅管理での変化がアプリケーション パフォーマンスに与える影響を予測できます(図 6)。

図 6 ART モニタリング

図 6 ART モニタリング

WAN 最適化の必要性の判断

Cisco Wide Area Application Services(WAAS)は、アプリケーションの高速化と WAN の最適化のための強力なソリューションです。WAAS は、TCP ベースのすべてのアプリケーションについて、アプリケーションと伝送の遅延を低減し、スループットを改善し、WAN 帯域幅の使用量を最小限に抑えます。これにより、ブランチ オフィスのサーバ統合、中央で集中管理されるアプリケーションとサービスのパフォーマンス改善、およびリモート ユーザに対する LAN 水準のサービス レベルの提供を実現できます。

Cisco NAM は、WAN アプリケーション トラフィックを詳細に把握して、稼働しているアプリケーション、アプリケーションによって使用される帯域幅の量、および貴重な WAN リソースを使用するユーザを検出します。さらに NAM には、アプリケーションの応答時間を追跡して、各アプリケーションの実行状況や、応答時間の遅いアプリケーションがパフォーマンスの問題の原因になっていないかどうかを調べる機能があります。この情報は、WAN 最適化の必要性、WAN 最適化によるメリットを最も多く受けるアプリケーション、およびメリットを最大化するために実装できるポリシーのタイプを判断するときに役立ちます。アプリケーション応答時間の測定値を WAN 最適化の後も検査することにより、アプリケーション パフォーマンスの予測値と実際の値を比較することもできます。

問題の検出と解決の簡素化

Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM は、使用率の増加、アプリケーション応答の著しい遅延、音声品質の低下などのさまざまなネットワーク パラメータでしきい値とアラームを設定し、潜在的な問題に対して警告を生成できます。潜在的な問題が検出されたときは、パケットをキャプチャしてデコードすることで、ユーザに影響が及ぶ前に問題を解決することができます。キャプチャは任意のデスクトップから Web ブラウザを使用して実行でき、デコードされた情報はトラフィック アナライザ GUI を使ってデータのキャプチャ中も表示できます。Cisco NAM のキャプチャおよびデコード機能は、トリガベースのキャプチャ、フィルタ、デコード、キャプチャ解析ツールセットによる詳細なデータ解析を可能にし、問題の領域を早急に特定して解決できるようにします(図 7)。

図 7 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM を使用したパケットのキャプチャとデコード

図 7 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM を使用したパケットのキャプチャとデコード

IP ベース サービスの解析

Cisco NAM は、音声およびビデオ サービスをユーザがどのように体感しているのかを解析できます。音声のトラフィック フローをほぼリアルタイムで監視して、コール セットアップの詳細や音声品質のメトリックなどの重要なパフォーマンス情報を収集し、音声品質が低下したときは警告を生成できます。ユーザが期待および要求する品質のビデオを提供できるように、ビデオ パケットの品質を監視して高速のパケット配信に役立てることもできます。Cisco NAM は、データ、音声、およびビデオの統合ネットワークにとって不可欠なコンポーネントです。

Cisco NAM は、音声などの IP サービスの QoS 展開を計画したり管理するときも役立ちます。また、QoS ポリシーによって定義される DSCP(Differentiated Services Code Point; DiffServ コード ポイント)割り当てごとにトラフィックを監視する DSMON(Differentiated Services Monitoring)MIB をサポートしています。Cisco NAM の DiffServ モニタリング機能を使用することにより、DiffServ クラスの各グループに参加しているアプリケーション、ホスト、およびカンバセーションを識別できます。この情報を使用して、計画の想定事項と QoS の割り当てを検証および微調整できます。間違ってマークされたトラフィックや、許可されていないトラフィックを検出することもできます(図 8)。

図 8 DSMON を使用した QoS モニタリング

図 8 DSMON を使用した QoS モニタリング

まとめ:ネットワーク全体の計画とレポート作成

ネットワーク全体に展開された Cisco NAM のデータは、Linux ベースの Cisco Performance Visibility Manager(PVM)ソフトウェア アプリケーションを使って収集して、ネットワーク全体のパフォーマンスのモニタリング、レポート作成、および計画で利用できます。Cisco PVM は Cisco NAM からデータを収集して、ネットワーク トラフィック、プロトコルのタイプ、およびアプリケーションとホストの帯域幅使用状況について、直観的で統合されたエンドツーエンドビューを提供します。また、アプリケーション パフォーマンスの一元的なビューの表示、アプリケーション応答時間との関連付け、アプリケーション パフォーマンスの問題の原因の局所化、他のトラフィックのアプリケーション パフォーマンスに対する影響の判断も行います。

図 9 Cisco NAM から収集した ART データの Cisco PVM による関連付け

図 9 Cisco NAM から収集した ART データの Cisco PVM による関連付け

ビジネス上のメリット

多くのユーザは、データの種類がテキスト、音声、ビデオのどれであっても、それを利用できる限り、データの入手方法について考えることはめったにありません。しかし、ネットワークおよびアプリケーションの使用状況が見えなくなったり、ネットワークに対するユーザの操作が制限されたり利用できなくなり、ダウンタイムが発生して重要なデータにアクセスできなくなってはじめて、ユーザは自分たちのデータがネットワークに依存していることを痛感します。また、今日では、どれだけ小さい問題であってもすべてがネットワークに起因すると判断されるので、ネットワーク モニタリングの必要性が強調されつつあります。

Cisco NAM を使用する場合、意思決定の重要な鍵はネットワーク内部の詳細を把握することです。Cisco NAM を使用してトラフィック管理戦略を適切に計画、実行することにより、一貫性と安全性に優れたネットワーク サービスが実現し、ユーザの生産性が高まります。Cisco NAM によって解析されるデータは、ネットワーク投資回収率の最大化や、変化の数値化にも活用できます。これにより、ネットワークの信頼性、セキュリティ、および実効性の全体的な向上に加えて、コストの節約も得られます。表 1 に、Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM がもたらすビジネス上のメリットの概要を示します。

表 1 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM がもたらすビジネス上のメリット

メリット 説明
ビジネスを構成するネットワーク サービスとアプリケーションの詳細の把握 アプリケーションとユーザがどのようにネットワークを使用し、サービスを受けるかを監視します。
ネットワーク パフォーマンスを改善します。
IT 投資回収率の最大化とネットワーク セキュリティの強化 ネットワーク リソースの無許可の使用または不正な使用を防止します。
ダウンタイムおよび障害の発生を減らします。
トラフィックのタイプとリソースの使用状況をプロファイルして、ネットワーク トラフィックの整合性を確保することにより、シスコのセキュリティ メカニズムを補完します。
ネットワークの規模を適切に設定することによるネットワーク コストの低減 サービスの傾向を判断して、サービスの需要増加に対応するために必要になるインフラストラクチャの改善点を予測します。
ネットワークの使用状況とビジネスのニーズを関連付けます。
総所有コスト(TCO)の節約の実現 Cisco NAM ソリューションが備えている統合性により、運用、保守、およびテクニカル サポートのコストが節減されます。Cisco NAM トラフィック アナライザは標準で装備されています。Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM の保守は、ブランチ ルータ保守契約に含まれています。


製品仕様

表 2 に、Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM の仕様を示します。

表 2 製品仕様

製品 説明
ハードウェア アーキテクチャ 1.0 GHz Intel Celeron M CPU、512 MB RAM、および 80 GB ハード ディスク ドライブ
モニタリング インターフェイス 2 つのモニタリング インターフェイス:1 つは、ルータの Cisco IOS ソフトウェアの特殊なパケット モニタリング機能によって LAN または WAN トラフィックのコピーを受信する内部バックプレーン インターフェイス、もう 1 つは、ローカルまたはリモートの LAN ポートから直接トラフィックを受信する外部接続用のギガビット イーサネット インターフェイスです。どちらのインターフェイスも、管理トラフィック用または NetFlow データの受信に使用できます。
ルータ プラットフォーム Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM は、Cisco 2811、Cisco 2821、Cisco 2851、Cisco 3725、Cisco 3745、Cisco 3825、および Cisco 3845 ルータのどのネットワーク モジュール スロットにも搭載できます。
1 台のルータには Cisco NAM を 1 枚だけ搭載できます。
Cisco IOS ソフトウェア Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T 以降
トポロジおよびデータ ソース:WAN WAN インターフェイス上のパケットは、Cisco IOS ソフトウェアの特殊なパケット モニタリング機能によって Cisco Express Forwarding を使用してコピーされ、内部バックプレーン インターフェイス経由で Cisco NAM に送信されて、IP レイヤから上のレベルで解析されます。ローカルおよびリモート デバイスからの NetFlow(バージョン 1、5、6、7、8、9)データは、内部または外部接続用のインターフェイス経由で送信されます。
トポロジおよびデータ ソース:LAN 外部接続用のギガビット イーサネット インターフェイスが、ローカルおよびリモートの LAN ポートから直接パケットを受信します。ローカルおよびリモート デバイスからの NetFlow(バージョン 1、5、6、7、8、9)データは、内部または外部接続用インターフェイス経由で送信されます。
インターフェイスおよび外部アプリケーション 組み込みの Web ベース NAM トラフィック アナライザを使用するための HTTP および HTTPS
SNMP バージョン 1 および 2c と、その他の標準ベースのアプリケーション
NAM トラフィック アナライザ
  • Cisco NAM ソフトウェア 3.6 に組み込まれています。
  • Web ベース - Microsoft Internet Explorer 6.0 以降、Mozilla 1.7 以降、Firefox 1.5 以降が必要です。英語版および日本語版のブラウザをサポートします。
  • SSL(Secure Sockets Layer)セキュリティ(最大 168 ビット暗号化)をサポートします。
  • ローカルまたは TACACS+ によるロールベースのユーザ許可および認証を実行します。
  • LAN および WAN トラフィックとネットワークベース サービスに関するリアルタイムの統計情報および履歴情報(最大 100 日)を提供します。
Cisco NAM ソフトウェア 3.6 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM、NME-NAM-80S をサポートします。
NME-NAM-80S については、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T 以降でサポートされています。
MIB Cisco NAM は各種の標準に準拠し、RMON および RMON2 MIB のほか、いくつかの拡張機能をサポートします。Cisco NAM でサポートされる主な MIB グループは次のとおりです。
  • MIB-II(RFC 1213)
  • RMON(RFC 2819)
  • RMON2(RFC 2021)
  • DSMON(RFC 3287)
  • HC-RMON(RFC 3273)
  • NBAR Protocol Directory
  • Application Response Time
プロトコル Cisco NAM は、数百種類のユニークなプロトコルに関する RMON2 統計情報を提供します。これには、RFC 2896 で定義されている各種プロトコルや、シスコ独自仕様のプロトコルも含まれます。
不明なプロトコルを自動的に検出します。
ユーザは、単一のポートまたは特定範囲のポートに対してプロトコルを定義することにより、プロトコル ディレクトリをカスタマイズできます。
Cisco IOS ソフトウェアの Cisco NBAR-PD MIB を使用して検出されたプロトコルをサポートします(Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(7)T 以降が必要)。
サポートされているプロトコルの一部を次に示します。
  • TCP/IP および UDP/IP - IPv6 など
  • HTTP および HTTPS
  • VoIP - SCCP(Skinny Client Control Protocol)、RTP/RTCP(Real Time Protocol/Real Time Control Protocol)、MGCP(Media Gateway Control Protocol)、SIP(Session Initiation Protocol)など
  • モバイル IP プロトコル
  • Storage Area Network(SAN; ストレージ エリア ネットワーク)プロトコル - Fibre Channel over TCP/IP など
  • AppleTalk、DECnet、Novell、Microsoft
  • データベース プロトコル - Oracle、Sybase など
  • ピアツーピア プロトコル - Gnutella、FastTrack、WinMX など
  • ブリッジおよびルータ プロトコル
  • シスコ独自仕様プロトコル - Cisco Discovery Protocol など
  • 不明プロトコル - TCP/UDP ポート、Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)プログラム番号など
物理仕様 寸法(高さ × 幅 × 奥行き):3.9 × 18.0 × 18.3 cm(1.55 × 7.10 × 7.2 インチ)
重量:最大 0.7 kg(1.5 ポンド)
動作環境 動作温度:5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
非動作保管温度:-40 ~ 70°C(-40 ~ 158°F)
動作湿度:5 ~ 85 %(結露しないこと) 動作高度:-60 ~ 1,800 m(-197 ~ 6,000 フィート)
安全性
  • UL 60950-1,Second Edition Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements(米国)。エンド ユーザに対して露出したプラスティック素材は、UL 60950 の定義に従って、防火エンクロージャの要件(UL94V-1)を満たすものとする。
  • CSA 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements(カナダ)。
  • IEC 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment-Safety-Part 1: General Requirements。現行の CB Bulletin の規定に従って、国別の規格変更をすべて含む。
  • EN 60950-1, Second Edition, Safety of Information Technology Equipment -Safety- Part 1: General Requirements(欧州連合)。規定どおり、規格変更をすべて含む。
  • GB 4943-95, Safety of Information Technology Equipment(業務用電気機器を含む)(中国での標準、IEC 60950 に相当)。
適合規格
  • 放射:
  • 47 CFR Part 15 クラス A
  • CISPR22 クラス A
  • EN300386 クラス A
  • EN55022 クラス A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • VCCI クラス I
  • AS/NZS CISPR 22 クラス A
  • 耐性:
  • CISPR24
  • EN300386
  • EN50082-1
  • EN55024
  • EN61000-6-1


発注情報

Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM、NME-NAM-80S は、2007年第2四半期での発売を予定しています。シスコ製品の購入方法の詳細については、「購入方法」を参照してください。表 3 に、Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM の発注情報を示します。

表 3 Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM の発注情報

製品名 製品番号
Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール NME-NAM-80S
Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール(スペア) NME-NAM-80S=
Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ ネットワーク解析モジュール ソフトウェア 3.6 NME-NAM-SW-3.6


サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワークサービスを最大限に活用するため、各種サービスプログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワークインテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。

サービス プログラム
http://www.cisco.com/jp/services/

シスコテクニカル サポート Japan TAC Web
http://www.cisco.com/jp/go/tac/

関連情報

Cisco ISR サービス統合型ルータ シリーズ NAM の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/nam を参照してください。