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目次
Cisco uBR7100シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ
データ シート
Cisco uBR7100シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ
- ルーティング、ブリッジング、PPPoE終端モードをサポートするCMTSとルータの統合
- ケーブル インターフェイスに統合されたアップコンバータ
- お客様による発注と設定が可能なネットワーク インターフェイスを搭載できる、組み込みのデュアル10/100BASE-Tイーサネット インターフェイス
多機能、高コスト効率CMTS
Cisco uBR7100シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータは、機能を完備した使いやすい製品です。この製品を使用すると、ケーブル事業者、ISP、および大学、ホテル、コンベンション センター、アパートやマンションのオーナーなどのMulti Unit(MxU;マルチユニット)事業者は、電子メール、インターネット アクセス、デジタル ビデオなどの高速データ サービスを提供できるようになります。ケーブル事業者やISPは、高性能バックボーン テクノロジーをサポートするルータと、アップコンバータ内蔵のライン カードを搭載したCMTSが統合された、コスト効率の高いソリューションを利用できます。MxU事業者は、この製品により「プラグアンドプレイ機能」が可能になり、ケーブル ヘッドエンド(ブロードキャスト信号を送り、サブスクライバとのデータ接続を可能にする中央ロケーション)を迅速かつ簡単に展開するための、さまざまなハードウェアおよびソフトウェアを選択できるようになります。サポートされるサブスクライバ デバイスには、ケーブル モデム、Set-Top Box(STB;セットトップ ボックス)、シスコのケーブル事業者/顧客宅内機器などがあります。
図1 Cisco uBR7100シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ

Cisco uBR7100シリーズには、特定のネットワーク トポロジーと用途に最適な、次のようなハードウェア構成があります。
- Cisco uBR7111およびuBR7111Eには、1つのダウンストリーム(ヘッドエンドからサブスクライバへのトラフィック)ポートと1つのアップストリーム(サブスクライバからヘッドエンドへのトラフィック)ポートがあります。
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- Cisco uBR7111およびuBR7111Eモデルは、双方向ケーブル トラフィックをサポートしています。
- Cisco uBR7111は、ケーブル システムによる高速ダウンストリーム アクセスと、PSTN(公衆交換電話網)に接続されたダイアルアップ モデムによるアップストリーム接続をサポートしています。
- Cisco uBR7114およびuBR7114Eには、1つのダウンストリーム ポートと4つのアップストリーム ポートがあります。
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- Cisco uBR7114およびuBR7114Eは、双方向ケーブル トラフィックをサポートしています。アップストリーム ポートが4つあるため、容量が大きく、サービスを柔軟に分割できます。
- Cisco uBR7114は、高速ダウンストリーム ケーブル アクセスとアップストリームPSTN接続をサポートしています。単方向システムのアップグレードを計画しているケーブル事業者は、このモデルを使用することで、テレフォンリターンを使用して速やかにインターネットによるサービスを利用でき、双方向ケーブル オペレーションへの移行を容易に行うことができます。
Cisco uBR7111およびuBR7114は、北米チャネル プランを採用しているケーブル プラントを対象に、6 MHzのNational Television Systems Committee(NTSC)運用に対応したDOCSISベースの双方向ケーブル モデムとの、ダウンストリーム トラフィックおよびアップストリーム トラフィックをサポートしています。双方向送信に完全にアップグレードしていないNTSCケーブル プラントを対象として、ダイアルアップ アクセス製品との連携も可能になっているため、DOCSISベースのTelcoリターン ケーブル インターフェイスからのアップストリーム トラフィックもサポートされます。
Cisco uBR7100シリーズは、8 MHzのチャネル幅を使用している海外のケーブル プラントを対象に、Phase Alternating Line(PAL)およびSysteme Electronique Couleur Avec Memoire(SECAM)チャネル プランをサポートしています。Cisco uBR7111EおよびuBR7114Eは、EuroDOCSISベースのケーブル モデムと、EuroDOCSISモデムが統合されたSTBユニットにも対応しています。
Cisco uBR7100シリーズは、オープン スタンダードに準拠しており、ケーブル事業者は業界最先端のCisco uBR7246VXRユニバーサル ブロードバンド ルータの威力と実績ある信頼性を実感することができます。Cisco uBR7100シリーズには、機能豊富なソフトウェアも用意されています。標準ネットワーキング ソフトウェアとして認められているCisco IOS®ソフトウェアが、エンドツーエンドのインターネット接続を保証します。このソフトウェアには、ケーブルおよびIPネットワークを介した通信の安全性を確保するオプションがあります。
ルーティングおよびブリッジング サポート
Cisco uBR7100シリーズは、次の動作モードをサポートしています。
- ルーティング モード - Cisco uBR7100シリーズのデフォルト モード。このモードでは、広範囲のスペクトルの高度なCisco IOSルーティング機能が利用できます。
- Cisco IOS Release 12.1(7)EC以降の使用によりサポートされるトランスペアレント ブリッジング モード - ケーブルとネットワーク インターフェイス間のブリッジングをサポート。このモードは、既存のブリッジング ネットワークをCMTSに移行しているMxU環境や、CPEデバイスの数が少ないCMTS環境に適しています。通常、パフォーマンスやセキュリティ上の潜在的な問題のため、ブリッジングはDOCSIS CMTSインストレーションには使用しません。
- Cisco IOS Release 12.1(7)EC以降の使用によりサポートされるIntegrated Routing and Bridging(IRB) - IRBの動作により、ネットワークまたはホストの特定セグメント内のブリッジングが可能になります。また、ルーティングされた別のネットワーク上のデバイスとこれらのホストの接続を、2つのネットワークを相互接続する専用のルータを使用せずに行うこともできます。
DSGサポート
通常、OOBメッセージングの物理的送信は、Society of Cable Telecommunication Engineers Digital Video Subcommittee(SCTE DVS)167およびSCTE DVS 178で定義された専用チャネルを使用して行われます。Cisco uBR7100シリーズは、DSGに準拠しているため、Cisco IOS Release 12.2(15)BC2以降を使用してソフトウェアをアップグレードするだけで、OOBメッセージングの利用が可能になります。DSGは、CableLabs OpenCable基準に基づき、従来の映像世界と次世代OOBとを橋渡しするテクノロジーです。DSGは、従来のOOB送信に留まらず、現在ケーブル モデム サービスに使用されている、DOCSISのデジタル変換キャリアにも統合されています。CMTSは、ビデオ ヘッドエンドとサブスクライバのデジタル セットトップ ボックス間で、デジタル ビデオOOBメッセージング/シグナリングを送信します。共通仕様のDOCSISネットワーク上でケーブル モデムとSTBトラフィックを一元管理することにより、ケーブル事業者は最低限のハードウェア変更で新しい機能とテクノロジーをサポートでき、投資収益率(ROI)の向上と運用コストの低減を可能にする、高機能で耐久性に優れたネットワーク インフラストラクチャを提供できます。DSGでは、DOCSISテクノロジーを利用した新しいサービスにより、オンライン ゲーム、Tコマース、対象限定広告などの、高帯域の相互通信ビデオ サービスの普及が加速します。相互通信サービスの導入には、OOBメッセージング トラフィックを、高機能で高帯域のDOCSISチャネルに移行することが必要不可欠です。こうしたサービスには従来のOOBメカニズム(DVS 167およびDVS 178)では不十分で、コストがかかるうえに不十分な帯域幅しか得られません。
Cisco uBR7100シリーズの仕様
表 4 Cisco uBR7111およびuBR7114のダウンストリーム ケーブル物理層
- ダウンストリーム物理層では、コンボリューショナル方式とリードソロモン方式のForward Error Correction(FEC;前方エラー訂正)を使用し、ITU J.83 Annex Bを拡張
- 可変深度インターリービング、(I, J)=(8, 16)、(32, 4)、(64, 2)、(128, 1)
- 6 MHzチャネルのDOCSISの物理層パラメータ
- 出力インピーダンス:75 ohm(公称)
- ケーブル固定ライン カード コネクタ:Fコネクタ
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64 QAM |
5.056941 Mbps シンボル レート |
12% Nyquistフィルタ(平方根レイズド コサイン[二乗余弦]) |
30.34 Mbps回線ビット レート |
27 Mbps有効ビット レート |
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256 QAM |
5.36057 Mbps シンボル レート |
18% Nyquistフィルタ(平方根レイズド コサイン) |
42.88 Mbps回線ビット レート |
39 Mbps有効ビット レート |
表 5 Cisco uBR7111およびuBR7114のアップストリーム ケーブル物理層
- 160、320、640、1280、2560 ksym/秒のシンボル レート
- 変調方式:Quadrature Phase Shift Keying(QPSK;4位相偏移変調)および16 QAM
- アップストリーム周波数範囲:5~42 MHz(エッジ間)、FEC長(T = 0~10)
- キャリブレーションされ広範囲に調節可能なアップストリーム電圧レベル
- 合計入力電力:35 dBmV未満
- 動作電力範囲:指定レベルのバースト値6 dB以内
- RFパフォーマンス安定度1.5 dB(-5~50°Cの場合)
- すべての入出力におけるRF発生5 V未満
- ケーブル固定ライン カード コネクタ:Fコネクタ
表 6 Cisco uBR7111EおよびuBR7114Eのダウンストリーム ケーブル物理層
- ダウンストリーム物理層拡張では、コンボリューショナル方式とリードソロモン方式のFECを使用し、ITU J.83 Annex Bを拡張
- 可変深度インターリービング、(I, J)=(8, 16)、(16, 8)、(32, 4)、(64, 2)、(128, 1)
- 6 MHzチャネルのDOCSISの物理層パラメータ
- 出力インピーダンス:75 ohm(公称)
- ケーブル固定ライン カード コネクタ:Fコネクタ
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64 QAM |
(6ビット/sym) |
40.44 MHz |
36 Mbps |
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256 QAM |
(8ビット/sym) |
57.2 MHz |
57 Mbps |
表 7 Cisco uBR7111EおよびuBR7114Eのアップストリーム ケーブル物理層
- 160、320、640、1280、2560 ksym/秒のシンボル レート
- 変調方式:QPSKおよび16 QAM
- アップストリーム周波数範囲:5~65 MHz(エッジ間)
- FEC長(T = 0~10)
- キャリブレーションされ広範囲に調節可能なアップストリーム電圧レベル
- 合計入力電力:35 dBmV未満
- 動作電力範囲:指定レベルのバースト値6 dB以内
- RFパフォーマンス安定度±1.5 dB(-5~50°Cの場合)
-
すべての入出力におけるRF発生5 mV未満
DSG仕様
DSG機能は、SP-DSG-I01-020228(http://www.cablelabs.comを参照)に基づいています。この仕様は原案であるため、変更されることがあります。Cisco IOS Release 12.2(15)BC2(DSGをサポートした最初のリリース)のサポート内容は、次のとおりです。
- 1ルータあたり最大4つのConditional Access(CA;限定受信)ベンダー。ベンダー名は一意であり、7文字以内でなければなりません。
- 1つのCAベンダーあたり最大8つのDSGトンネル(MACアドレスによって識別)。1ルータあたり合計最大32のDSGトンネルが利用可能。
- 複数のCAベンダーが同一のDSGトンネルを使用することはできません(つまり、2つのベンダーが同じIPマルチキャスト アドレスのトンネルを使用することはできません)。
- 各ベンダーは、他と重複しないIPマルチキャスト アドレスのセットを使用する必要があります。IPマルチキャスト アドレスがDSGトンネルに割り当てられると、そのアドレスは別の目的に使用できなくなります。ただし、それ以外のマルチキャスト アドレスおよびグループは、他のマルチキャスト アプリケーションのインターフェイスで使用できます。
- DSG関連のIPユニキャスト トラフィックを利用するには、ケーブルおよびWANインターフェイスでNetwork Address Translation(NAT;ネットワーク アドレス変換)を設定する必要があります。「DOCSIS Set-Top Gateway for the Cisco CMTS」フィーチャ モジュールを参照してください。
- 1ベンダーあたりのDSGトラフィックは、DSG仕様に準拠して、2.048 Mbps 未満に抑える必要があります。
- バンドルしたインターフェイスを使用している場合、DSGコンフィギュレーションの設定は、マスター インターフェイスでのみ行います。マスター インターフェイス上でDSGの設定を正しく行うと、DSGトラフィックをマスター インターフェイスとスレーブ インターフェイスの両方に送信することが可能になります。
