限界を超える革新的なスイッチング技術
Cisco Virtual Switching System(VSS)1440

顧客や社員にさまざまなサービスを提供するネットワーク アプリケーションの運用などにおいて、基盤となるネットワークのパフォーマンス(帯域)、信頼性、可用性を保つことはこれまで以上に求められます。多数のスイッチを導入し、冗長構成を採ることは、主に可用性を保つ手法として一般的になっています。

一方で、従来の手法では、ネットワークの構成が複雑化し、運用負荷や資産管理にかかる負担の増大を招くことも事実です。障害時の切り替え時間(ダウンタイム)は避けられないなど、課題も指摘されています。求める要件を満たすべく最善の機器を選択していても、それらの物理的な限界によって、ネットワーク アプリケーションの基盤として求められる条件を 100% 満たすことが難しい状況もまた、一般化しつつあります。

  • ネットワークの帯域を今以上に引き上げると同時に、可用性(冗長性)の面でもレベルアップを図りたい。
  • 機器の追加や増強によってネットワーク構成が複雑になり、管理性や効率性、コスト効果が下がってしまうことは避けたい。

これまでは、どちらを優先させるか、トレード オフが必要でした。それは、スイッチ製品の物理的な仕様や構成に縛られていたからです。物理的な筐体に依存せず、限界を超えることができれば、これからの企業に必要とされる優れたネットワークを速やかに構築し、ビジネスの基盤とすることが可能になります。
そのための画期的なソリューション、それがシスコのネットワーク仮想化テクノロジーを基にした Virtual Switching System(VSS)1440 です。

VSS は、2 台の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチをクラスタ化し、1 台の仮想スイッチとして再構成します。これにより、従来の限界を超えるパフォーマンスと可用性、運用管理の効率向上を実現します。物理的な限界を突破し、ネットワーク構築を新たな次元に導く、シスコのスイッチング技術の成果なのです。

1. Virtual Switching System 1440 とは

(1:12 min)

Viewing this embedded video requires the latest version of Adobe Flash Player with JavaScript enabled.

Get the Flash Player


1. Virtual Switching System 1440 とは

(1:12 min)