利用できる帯域幅は2倍に拡張
「止まらないネットワーク」にも効果大

VSS では、組み合わせる 2 台の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチをアクティブ/アクティブ状態で運用します。一般的な冗長構成におけるアクティブ/スタンバイ状態とは異なり、双方をハードウェア レベルで同期させ、均等なロード シェアリングを行うので、すべての帯域をフルに生かすことが可能です。これにより、最大で 1.4Tbps まで帯域幅を拡張できます。

負荷分散テクノロジーであるマルチ シャーシ イーサ チャンネル(MEC)によって、2 台の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチに処理を効率的に振り分けることが可能であり、サーバへのアクセスを最適化することや、スイッチの処理能力、システム帯域の有効活用にも大きな効果を生み出します。

VSS では、2 台の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチがアクティブ状態であること、ステート情報がハードウェア レベルで同期されることから、いわゆる「障害時の切り替え」に相当する処理がありません。もし一方に障害が発生した場合でも、待機系への切り替えという処理自体がないので、ダウンタイムはまったく生じず、処理を継続できます。「止まらないネットワーク」を実現する上で、非常に大きなポイントです。

6. 無停止ネットワーク機能

(1:21 min)

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6. 無停止ネットワーク機能

(1:21 min)



待機系として、ネットワーク処理を行わず、ただ電力を消費するだけのスイッチがなくなることから、システム全体に置ける電力効率の改善や、IT 資産への投資に対する効果(投資回収)にも貢献できます。

Cisco Virtual Switching System(VSS)1440 の詳細はこちらをご覧ください。