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目次
Cisco Jabber for Windows を設定する方法について説明します。 設定できる設定パラメータを確認します。
クライアントは TFTP サーバ上にある XML ファイルから設定を取得します。 カスタム設定の作成が必要なタイミングと、作成できるさまざまなタイプの設定ファイルについて理解します。
ほとんどの環境では、Cisco Jabber for Windows には連絡先ソースまたはその他のサービスに接続するための設定は必要ありません。 デフォルト設定が環境に適していないか、カスタム設定が必要とされているに場合だけ、Cisco Jabber for Windows の設定ファイルを作成する必要があります。
グローバル設定ファイルは、すべての Cisco Jabber for Windows ユーザに適用されます。 Cisco Jabber for Windows は、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。
グローバル設定ファイルのデフォルト名は、jabber-config.xml です。
グループ設定ファイルは、Cisco Jabber for Windows ユーザのサブセットに適用されます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に、グループ設定ファイルを取得します。 Cisco Jabber for Windows は、その後、ユーザにサインアウトするよう指示します。 2 回目のログイン シーケンスの間、Cisco Jabber for Windows は TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします。
ユーザがサインアウトする前に、ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した場合、Cisco Jabber for Windows はユーザにサインアウトしてからサインインし直すよう指示し、グループ設定を読み込みます。
グループ設定ファイルの名前は、Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドで指定します。
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除すると、Cisco Jabber for Windows が変更を検出し、ユーザにサインアウトするよう指示し、グローバル設定ファイルを読み込みます。 CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名を削除するには、configurationFile=group_configuration_file_name.xml 文字列全体を削除するか、文字列からグループ設定ファイル名を削除します。
ヒント |
Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります。 |
オンプレミス およびハイブリッド クラウドベース 導入にカスタム設定ファイルを作成できます。 クラウドベース 導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用して Cisco Jabber for Windows を設定します。
クライアントは、TFTP サーバから設定ファイルを取得します。 このため、設定ファイルを作成する際は TFTP サーバ アドレスを指定する必要があります。
Cisco Unified Presence で TFTP サーバ アドレスを指定するには、次の手順を実行します。
Cisco Unified Communications IM and Presence で TFTP サーバ アドレスを指定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
ハイブリッド クラウドベース 導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用して TFTP サーバ アドレスを指定できます。
ステップ 1 | Cisco WebEx 管理ツール を開きます。 |
ステップ 2 | [設定(Configuration)] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。 |
ステップ 7 | [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 8 | [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。 |
ステップ 10 | [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
導入のすべてのユーザにクライアントを設定します。
複数の TFTP サーバがある環境の場合、すべての TFTP サーバで設定ファイルを同じにする必要があります。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
|
ステップ 2 |
jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します。
|
ステップ 3 |
TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 手順については、「ホスト設定ファイル」を参照してください。 |
異なるユーザのセットには異なるクライアント設定を適用します。
CSF のデバイスを持つユーザをプロビジョニングする場合、デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドにグループ設定ファイル名を指定します。
ユーザに CSF のデバイスがない場合は、インストール時に TFTP_FILE_NAME 引数を使用して、各グループの一意の設定ファイル名を設定します。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します。 グループ設定ファイルには、適切な名前を指定できます(例:jabber-groupa-config.xml)。 |
ステップ 2 |
グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します。
|
ステップ 3 |
グループ設定ファイル名を指定します。
|
ステップ 4 |
TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 手順については、「ホスト設定ファイル」を参照してください。 |
任意の TFTP サーバの設定ファイルをホストできます。 ただし、Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバ上の設定ファイルをホストすることを推奨します。このファイルは、デバイス コンフィギュレーション ファイルと同じ場所にあります。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 4 | [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。 |
ステップ 5 | ファイル システムにある jabber-config.xml を選択します。 |
ステップ 6 |
[ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。 設定ファイルが TFTP サーバのデフォルト ディレクトリに存在するように、[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスを空白にしておく必要があります。 |
ステップ 7 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
Cisco Jabber for Windows が設定ファイルにアクセスする前に、TFTP サーバを再起動する必要があります。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。 |
ステップ 4 |
[リスタート(Restart)] を選択します。 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
[OK] を選択します。 「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。 |
ステップ 6 | [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。 |
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> </config>
グループ要素には、指定した値および設定パラメータが含まれます。
要素 | 説明 |
---|---|
クライアント | |
ディレクトリ | ディレクトリ統合の設定パラメータが含まれます。 詳細については、ディレクトリ パラメータを参照してください。 |
オプション | |
電話 | |
ポリシー | |
プレゼンス | |
ボイスメール | ボイスメール サービスの設定パラメータが含まれます。 詳細については、サービス認証情報パラメータとボイスメール サービス パラメータを参照してください。 |
次の抜粋は、クライアント コンフィギュレーション ファイルの XML 構造を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <parameter_name>value</parameter_name> </Client> <Directory> <parameter_name>value</parameter_name> </Directory> <Options> <parameter_name>value</parameter_name> </Options> <Presence> <parameter_name>value</parameter_name> </Presence> <Policies> <parameter_name>value</parameter_name> </Policies> <Phone> <parameter_name>value</parameter_name> </Phone> <Voicemail> <parameter_name>value</parameter_name> </Voicemail> </config>
次の表に、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルで指定できるパラメータの要約を示します。
パラメータ | グループ要素 |
---|---|
ProductMode | クライアント |
PrtLogServerUrl | クライアント |
UpdateUrl | クライアント |
jabber-plugin-config | クライアント |
Forgot_Password_URL | クライアント |
Set_Status_Away_On_Inactive | オプション |
Set_Status_Inactive_Timeout | オプション |
Set_Status_Away_On_Lock_OS | オプション |
StartCallWithVideo | オプション |
Start_Client_On_Start_OS | オプション |
AllowUserCustomTabs | オプション |
ShowContactPictures | オプション |
ShowOfflineContacts | オプション |
DockedWindowVisible | オプション |
DockedWindowPosition | オプション |
TftpServer1 | 電話 |
CtiServer1 | 電話 |
CcmcipServer1 | 電話 |
Screen_Capture_Enabled | ポリシー |
File_Transfer_Enabled | ポリシー |
Disallowed_File_Transfer_Types | ポリシー |
EnableVideo | ポリシー |
InitialPhoneSelection | ポリシー |
UserDefinedRemoteDestinations | ポリシー |
enableLocalAddressBookSearch | ポリシー |
EnableAccessoriesManager | ポリシー |
ForceFontSmoothing | ポリシー |
PresenceServerType | プレゼンス |
PresenceServerAddress | プレゼンス |
PresenceServerDomain | プレゼンス |
VoiceMailService_UseCredentialsFrom | ボイスメール |
VVM_Mailstore_Server_0 | ボイスメール |
VVM_Mailstore_PollingInterval | ボイスメール |
ディレクトリ グループ要素内の次のパラメータを指定するには、オンプレミス 導入でディレクトリ統合を設定します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <PrtLogServerUrl>http://server_name.domain.com/prt_script.php</PrtLogServerUrl> <UpdateUrl>http://server_name.domain.com/update.xml</UpdateUrl> <Forgot_Password_URL>http://server_name.domain.com/password.html</Forgot_Password_URL> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="false" preload="true"> <tooltip>Cisco WebEx</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/icon.png</icon> <url>http://www.webex.com</url> </page> <page refresh="true" preload="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/logo.gif</icon> <url>http://www.cisco.com</url> </page> <page refresh="true" preload="false"> <tooltip>Cisco Jabber for Windows</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/jabber.png</icon> <url>http://www.cisco.com/en/US/prod/voicesw/ps6789/jabber_windows.html</url> </page> <page refresh="false" preload="false"> <tooltip>Cisco Jabber</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/jabber.png</icon> <url>http://www.cisco.com/web/products/voice/jabber.html</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> <Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BusinessPhone>aNonDefaultTelephoneNumberAttribute</BusinessPhone> <PhotoUriSubstitutionEnabled>true</PhotoUriSubstitutionEnabled> <PhotoUriSubstitutionToken>cn</PhotoUriSubstitutionToken> <PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/cn.jpg</PhotoUriWithToken> </Directory> <Policies> <Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi</Disallowed_File_Transfer_Types> </Policies> </config>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
ProductMode |
|
|
PrtLogServerUrl | URL |
|
UpdateUrl | URL |
HTTP サーバ 上の自動更新 XML 定義ファイルへの URL を指定します。 Cisco Jabber for Windows では、この URL を使用して HTTP サーバ から更新 XML ファイルを取得します。 自動更新の詳細については、「自動更新の設定」を参照してください。 ハイブリッド クラウドベース 導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用して自動更新を設定する必要があります。 |
jabber-plugin-config | プラグイン定義 |
カスタム埋め込みタブを定義し、Cisco Jabber for Windows の HTML コンテンツを表示できます。 詳細については、カスタム埋め込みタブを参照してください。 |
Forgot_Password_URL | URL |
パスワードを忘れた場合に、パスワードをリセットまたは取得するための Web ページの URL を指定します。 ハイブリッドクラウドベース導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用して、忘れたパスワードをリセットまたは取得するには Web ページを参照するようユーザに指示する必要があります。 |
ここでは、ディレクトリ 要素内で指定できるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI UDS |
使用するディレクトリ サーバのタイプを指定します。
|
ディレクトリ統合の詳細については、オンプレミス導入のディレクトリ サービスを参照してください。
クライアントは、ディレクトリ属性をユーザ プロファイルのフィールドにマッピングします。 たとえば、デフォルトでは、BusinessPhoneパラメータは telephoneNumber 属性にマッピングされます。
その結果、クライアントは各ユーザのディレクトリから telephoneNumber 属性の値を取得します。 その後、ユーザ プロファイルの職場の電話番号としてこの値が表示されます。 職場の電話番号に対し、telephoneNumber 以外の属性が使用されている組織では、設定ファイルのマッピングを変更する必要があります。
パラメータ | デフォルト値 |
---|---|
CommonName | cn |
DisplayName | displayName |
Firstname | givenName |
Lastname | sn |
EmailAddress | |
SipUri | msRTCSIP-PrimaryUserAddress |
PhotoSource | thumbnailPhoto |
BusinessPhone | telephoneNumber |
MobilePhone | mobile |
HomePhone | homePhone |
OtherPhone | otherTelephone |
Title | title |
CompanyName | company |
UserAccountName | sAMAccountName |
DomainName | userPrincipalName |
Location | co |
Nickname | displayName |
PostalCode | postalCode |
City | l |
State | st |
StreetAddress | StreetAddress |
デフォルトでは、クライアントは、sAMAccountName 属性を使用して、ディレクトリの連絡先を解決します。
ディレクトリからのユーザを Cisco Unified Communications Manager と同期すると、ユーザ ID の属性を指定できます。 その属性が sAMAccountName ではない場合、次のように設定ファイルで属性を指定する必要があります。
<UserAccountName>attribute-name</UserAccountName>
詳細については、「ユーザ ID の LDAP 属性の指定」のトピックを参照してください。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
ConnectionType | 0 1 |
クライアントが グローバル カタログ または ドメイン コントローラ へ接続する場合に指定します。
|
PrimaryServerName | IP アドレス FQDN |
プライマリ ディレクトリ サーバのアドレスを指定します。 このパラメータは、クライアントが自動的にディレクトリ サーバを検出できない手動接続に必要です。 |
SecondaryServerName | IP アドレス FQDN |
バックアップ ディレクトリ サーバのアドレスを指定します。 このパラメータは、クライアントが自動的にディレクトリ サーバを検出できない手動接続に必要です。 |
ServerPort1 | ポート番号 |
プライマリ ディレクトリ サーバのポートを指定します。 |
ServerPort2 | ポート番号 |
バックアップ ディレクトリ サーバのポートを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 1 |
クライアントが Microsoft Windows のユーザ名とパスワードを使用する場合に指定します。
|
ConnectionUsername | ユーザ名 |
ディレクトリ サーバに接続するためのユーザ名を指定します。 設定で認証情報を指定する場合、すべてのユーザに読み取り専用の共有ディレクトリ アカウントを使用する必要があります。 |
ConnectionPassword | パスワード |
ディレクトリ サーバに接続するためのパスワードを指定します。 設定で認証情報を指定する場合、すべてのユーザに読み取り専用の共有ディレクトリ アカウントを使用する必要があります。 |
UseSSL | 0 1 |
ディレクトリへのセキュア接続に SSL を使用します。
|
UseSecureConnection | 0 1 |
|
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
BaseFilter | 基本フィルタ |
Active Directory クエリーの基本フィルタを指定します。 ディレクトリのサブキー名のみを指定し、Active Directory へのクエリーの実行時にユーザ オブジェクト以外のオブジェクトを取得します。 デフォルト値は (&(objectCategory=person) です。 設定ファイルには、有効な XML 文字実体参照のみを含めることができます。 カスタム基本フィルタを指定する場合には、& の代わりに & を使用します。 |
||
PredictiveSearchFilter | サーチ フィルタ |
予測検索クエリーに適用するフィルタを定義します。 複数のカンマ区切り値を定義して、検索クエリーをフィルタすることができます。 デフォルト値は anr= です。 詳細については、「予測検索」のトピックを参照してください。 |
||
DisableSecondaryNumberLookups | 0 1 |
携帯電話番号、自宅の電話番号、他の電話番号などの仕事用の番号を使用できない場合に、ユーザが代替連絡先番号を検索できるかどうかを指定します。
|
||
PhoneNumberMasks | マスク文字列 |
ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します。 たとえば、ユーザが +14085550100 からのコールを受信するとします。 ディレクトリでは、この番号は +(1) 408 555 0100 です。 次のマスクにより番号を解決します。+14081+(#) ### ### #### マスク文字列の長さは、レジストリ サブキー名のサイズ制限を超えることはできません。 詳細については、「電話マスク」のトピックを参照してください。 |
||
SearchTimeout | 秒数 |
クエリのタイムアウト時間を秒数で指定します。 デフォルト値は 5 です。 |
||
UseWildcards | 0 1 |
ワイルドカード検索を有効にします。
ワイルドカードを使用する場合、ディレクトリの検索により長い時間がかかる場合があります。 |
||
MinimumCharacterQuery | 数値 |
ディレクトリを照会するための連絡先名に最小文字数を設定します。 たとえば、このパラメータの値として 2 を設定した場合、ユーザが検索フィールドに少なくとも 2 文字を入力すると、クライアントによりディレクトリ検索が行われます。 デフォルト値は 3 です。 |
||
ディレクトリ ツリーで検索可能な組織単位(OU) |
検索が開始されるディレクトリ サーバの場所を指定します。 つまり、検索ベースは、クライアントが検索を実行するルートです。 デフォルトでは、クライアントはディレクトリ ツリーのルートから検索します。 OU 内で最大 5 つの検索ベースの値を指定し、デフォルトの動作を無効にすることができます。 Active Directory は通常、検索ベースを必要としません。 特定のパフォーマンス要件にのみActive Directory に検索ベースを指定する必要があります。 ディレクトリの特定の場所にバインディングを作成するには、Active Directory 以外のディレクトリ サーバに対して検索ベースを指定する必要があります。
|
Cisco Jabber for Windows で PhoneNumberMasks パラメータを使用して電話番号のディレクトリを検索するときに使用するマスクを設定できます。
電話マスクは、Cisco Jabber for Windows でディレクトリを検索する前に電話番号に適用されます。 電話マスクを正しく設定すると、クエリーが完全に一致するため、ディレクトリ検索が成功し、ディレクトリ サーバのパフォーマンスへの影響が回避されます。
要素 | 説明 |
---|---|
電話番号パターン | 番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します。 電話マスクを追加するには、マスクを適用する番号パターンを指定します。 たとえば、+1408 で始まる検索に対してマスクを指定するには、+1408|+(#) ### ### #### のマスクを使用します。 桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには、桁数が同じ複数のマスクを使用します。
|
パイプ記号(|) | 番号パターンとマスクを区切ります。 たとえば、+1408|+(#) ### ### ####|+34|+(##) ### #### です。 |
ワイルドカード文字 | 一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します。 電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます。
|
逆マスク | 番号パターンを右から左に適用します。 たとえば、+34985590199 に +3498|R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると、+34 (98) 559 0199 が取得されます。 順マスクと逆マスクの両方を使用できます。 |
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PhotoUriSubstitutionEnabled | true false |
写真 URI の代替が有効であるかどうかを指定します。
写真 URI の代替は、ディレクトリ統合に EDI を使用する場合にのみサポートされます。 |
PhotoUriSubstitutionToken | ディレクトリ属性 |
写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指定します(sAMAccountName など)。 |
PhotoUriWithToken | URI |
変数値としてディレクトリ属性を使用する、写真 URI を指定します(http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg など)。 写真 URI の代替を設定するには、PhotoUriSubstitutionToken の値としてディレクトリ属性を設定します。 |
連絡先の写真のサポートされるファイル形式、寸法、およびその他の要件を確認するには、連絡先の写真の形式と寸法の項を参照してください。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
UseSIPURIToResolveContacts | true false |
ユーザが SipUri パラメータでマッピングした属性から、クライアントが連絡先情報を取得するかどうかを指定します。 デフォルトでは、SipUri パラメータは msRTCSIP-PrimaryUserAddress にマッピングされます。
|
UriPrefix | テキスト文字列 |
SipUri パラメータにマッピングされている属性の値にプレフィックスを定義します。 プレフィックスは、ユーザ名の前にあるテキストです。 たとえば、SipUri パラメータに msRTCSIP-PrimaryUserAddress 属性がマッピングされているとします。 ディレクトリで、msRTCSIP-PrimaryUserAddress 属性の値が sip:username@domain であるとすると、 プレフィックスは、sip: です。 デフォルト値はありません。 |
詳細は、ドメイン フェデレーションのセクションを参照してください。
ここでは、Cisco Jabber for Windows がサポートする特定の統合シナリオについて説明し、設定例を示します。
ディレクトリ サーバとの統合に関する詳細については、オンプレミス導入のディレクトリ サービスの項を参照してください。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | EDI 統合を使用します。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラに接続します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> </Directory>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | EDI 統合を使用します。 |
PrimaryServerName | FQDN IP アドレス |
プライマリ サーバのアドレスを指定します。 |
ServerPort1 | ポート番号 | プライマリ サーバのポート番号を指定します。 |
SecondaryServerName | FQDN IP アドレス |
セカンダリまたはバックアップ サーバのアドレスを指定します。 |
ServerPort2 | ポート番号 | セカンダリ サーバのポート番号を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>primary-server-name.domain.com</PrimaryServerName> <ServerPort1>1234</ServerPort1> <SecondaryServerName>secondary-server-name.domain.com</SecondaryServerName> <ServerPort2>5678</ServerPort2> </Directory>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | UDS | UDS 統合を使用します。 |
PhotoUriWithToken | 接続の写真の URL | 接続の写真が解決する URL を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>UDS</DirectoryServerType> <PhotoUriWithToken>http://server-name/%%uid%%.jpg</PhotoUriWithToken> </Directory>
Cisco Jabber for Windows は匿名バインドおよび認証済みバインドを使用して OpenLDAP との統合をサポートします。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ に接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホスト名 |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 1 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用しないでください。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> <UserAccountName>uid</UserAccountName> <BaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BaseFilter> <PredictiveSearchFilter>uid</PredictiveSearchFilter> </Directory>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ サーバに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホスト名 |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> <UserAccountName>uid</UserAccountName> <BaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BaseFilter> <PredictiveSearchFilter>uid</PredictiveSearchFilter> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> </Directory>
Cisco Jabber for Windows は、特定の設定を使用して、Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)、または Active Directory アプリケーション モード(ADAM)との統合をサポートします。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ サーバに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホスト名 |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <SearchBase1>dc=adam,dc=test</SearchBase1> </Directory>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホスト名 |
プライマリ サーバを指定します。 |
ServerPort1 | ポート番号 | プライマリ サーバのポート番号を指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 1 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用しないでください。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> <UserAccountName>cn</UserAccountName> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> </Directory>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホスト名 |
プライマリ サーバを指定します。 |
ServerPort1 | ポート番号 | プライマリ サーバのポート番号を指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> <UserAccountName>cn</UserAccountName> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> </Directory>
オプションのパラメータを使用すると、クライアントの [オプション(Options)] ウィンドウの特定の設定に対してデフォルト値を変更できます。 また、ユーザは [オプション(Options)] ウィンドウで独自の値を指定し、設定ファイルで設定したデフォルトを上書きすることもできます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Set_Status_Away_On_Inactive | true false |
|
Set_Status_Inactive_Timeout | 分単位での時間 |
ユーザが非アクティブになった場合にアベイラビリティ ステータスが [退席中(Away)] に変更される前の時間を分単位で指定します。 デフォルト値は 15 です。 |
Set_Status_Away_On_Lock_OS | true false |
|
StartCallWithVideo | true false |
|
Start_Client_On_Start_OS | true false |
|
AllowUserCustomTabs | true false |
カスタム埋め込みタブの詳細については、カスタム埋め込みタブのトピックを参照してください。 |
ShowContactPictures | true false |
|
ShowOfflineContacts | true false |
|
DockedWindowVisible | TRUE FALSE |
|
DockedWindowPosition |
|
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
TftpServer1 | IP アドレス ホスト名 FQDN |
電話機モード で導入する場合、TFTP サービスからデバイス設定を取得する際に、クライアントはこのパラメータが必要です。 詳細については、TFTP サーバ アドレスを参照してください。 |
CtiServer1 | IP アドレス ホスト名 FQDN |
|
CcmcipServer1 | IP アドレス ホスト名 FQDN |
ポリシー パラメータにより特定のクライアントの機能を制御できます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Screen_Capture_Enabled | true false |
ユーザが画面キャプチャを取得できるかどうかを指定します。
|
File_Transfer_Enabled | true false |
ユーザが他のユーザとファイルを交換できるかどうかを指定します。
|
Disallowed_File_Transfer_Types | ファイル拡張子 |
ユーザによる特定のファイルの交換を禁止します。 値としてセット ファイル拡張子(.exe など)を設定します。 複数のファイル拡張子(.exe、.msi、.rar、.zip など)を区切るには、セミコロンを使用します。 |
Cisco Unified Communications IM and Presence でのファイル転送および画面キャプチャは、Enable file transfer パラメータを使用して無効にできます。
サーバ上で設定を無効にした場合は、クライアント設定でもファイル転送と画面キャプチャを無効にする必要があります。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
EnableVideo | true false |
|
InitialPhoneSelection |
|
|
UserDefinedRemoteDestinations | true false |
CTI リモート デバイスだけを持つユーザをプロビジョニングする場合、このパラメータの値を設定します。 このパラメータは、ユーザが CTI リモート デバイスとして ソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスを備えている場合は有効になりません。 |
enableLocalAddressBookSearch | true false |
|
EnableAccessoriesManager | true false |
|
ForceFontSmoothing | true false |
|
ハイブリッド クラウドベース 導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用してクライアントのポリシーを設定できます。 使用可能なポリシーおよびその説明については、「Using policy actions available in Cisco WebEx」を参照してください。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PresenceServerType |
|
|
PresenceServerAddress | ホスト名 IP アドレス FQDN |
プレゼンス サーバがドメイン ネーム システム サービス レコード(DNS SRV)をサポートしていない場合は、この引数の値を指定する必要があります。 たとえば、Cisco Unified Presence 8.5.2 では DNS SRV をサポートしていません。 |
PresenceServerDomain | プレゼンス サーバのドメイン名を識別します。 この引数の値として、ドメイン名を指定します。たとえば、domain.com などです。 プレゼンス サーバのドメインが、クライアントがインストールされているワークステーションのドメインと同じではない場合は、この引数を指定する必要があります。 |
ユーザが特定のサービスに対して認証する必要がないように、設定ファイルでサービス認証情報パラメータを指定できます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
VoiceMailService_UseCredentialsFrom | 電話 | クライアントが電話サービスの認証情報を使用してボイスメール サービスにアクセスすることを指定します。 ユーザの電話サービスの認証情報とボイスメール サービスの認証情報が同じであることを確認します。 この設定を行うと、ユーザはクライアント インターフェイスでボイスメール サービスの認証情報を指定することはできません。 このパラメータはデフォルトでは設定されていません。 このパラメータは、ハイブリッド クラウドベース による導入でのみ設定できます。 オンプレミス 導入では、ボイスメール サービスに対する認証情報ソースをプレゼンス サーバ上で設定します。 詳細については、『Cisco Jabber for Windows Server Setup Guide』のボイスメールのセットアップの項を参照してください。 |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Voicemail> <VoicemailService_UseCredentialsFrom>phone</VoicemailService_UseCredentialsFrom> </Voicemail> </config>
デフォルトのオンプレミス 導入では、クライアントはサービス プロファイルからボイスメール サービスの設定を取得します。 クライアントを 電話機モード で導入する場合、設定ファイルでボイスメール サービス パラメータを指定できます。 クライアントは TFTP サーバからボイスメール サービスの設定を取得できます。
キー | 値 | 説明 |
---|---|---|
VVM_Mailstore_Server_0 | ホスト名 IP アドレス FQDN |
|
VVM_Mailstore_PollingInterval | 秒数 |
|
クライアントが電話サービスの認証情報を使用してボイスメール サービスにアクセスできるよう、認証情報を設定することもできます。 詳細については、サービス認証情報パラメータを参照してください。
(注) |
ハイブリッド クラウドベース 導入では、Cisco WebEx 管理ツール を使用して自動更新を設定する必要があります。 |
ステップ 1 | HTTP サーバ で更新インストール プログラムをホストします。 |
ステップ 2 |
任意のテキスト エディタを使用して更新の XML ファイルを作成します。 自動更新用の XML ファイルの構造は次のとおりです。 <JabberUpdate> <LatestBuildNum>value</LatestBuildNum> <LatestVersion>value</LatestVersion> <Message><![CDATA[your_html]]></Message> <DownloadURL>value</DownloadURL> </JabberUpdate> |
ステップ 3 |
次のように XML で値を指定します。
例: 次に、自動更新用の XML の例を示します。 <JabberUpdate> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.x</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]></Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </JabberUpdate> |
ステップ 4 | 更新の XML ファイルを保存して閉じます。 |
ステップ 5 | HTTP サーバ上で更新の XML ファイルをホストします。 |
ステップ 6 | 設定ファイルの UpdateUrl パラメータの値として更新の XML ファイルを指定します。 |
クライアントは、HTTP POST 方式を使用して問題レポートを提出します。 POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ 上のスクリプトの URL を指定します。 ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。
次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br /> <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" /> </form>
ステップ 1 | HTTP サーバ 上でカスタム スクリプトをホストします。 |
ステップ 2 | 設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。 |
カスタム埋め込みタブでは、Microsoft Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して、クライアント インターフェイスに HTML コンテンツが表示されます。
<Client> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="" preload=""> <tooltip></tooltip> <icon></icon> <url></url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client>
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
browser-plugin | カスタム タブのすべての定義 |
カスタム埋め込みタブのすべての定義が含まれます。 |
||
page | カスタム タブの 1 つの定義 |
カスタム埋め込みタブの 1 つの定義が含まれます。 |
||
refresh | true false |
このパラメータはオプションです。 refresh は page 要素の属性です。 |
||
preload | true false |
このパラメータはオプションです。 preload は page 要素の属性です。 |
||
tooltip | Unicode 文字の文字列 |
ユーザが埋め込みタブ上にカーソルを移動したときに表示されるテキストを定義します。 このパラメータはオプションです。 |
||
icon | URL |
Microsoft Internet Explorer で描画可能なアイコン(.JPG、.PNG、.GIF など)を使用できます。 カスタム アイコンの寸法と形式については、カスタム アイコンを参照してください。 このパラメータはオプションです。 アイコンを指定しない場合、クライアントによって HTML ページから favicon がロードされます。 HTML ページに favicon が存在しない場合、クライアントによってデフォルトのアイコンがロードされます。 |
||
url | URL |
埋め込みタブに表示される HTML ページ(つまり、他のコンテンツ)の URL を指定します。 ${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 詳細については、「UserID のトークン」のトピックを参照してください。 クライアントでは、Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 このため、Internet Explorer でサポートされているコンテンツの URL を指定できます。
このパラメータは必須です。 |
ユーザは、クライアント ユーザ インターフェイスを使用して、独自のカスタム埋め込みタブを作成できます。
<オプション> <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs> </オプション>
(注) |
ユーザのカスタム埋め込みタブはデフォルトでは無効になっています。 詳細については、「オプション パラメータ」のトピックを参照してください。 |
カスタム埋め込みタブのアイコンには、1 つのイメージ ファイル内の各状態に対して 10 個のフレームがあります。
(注) |
詳細については、プロトコル ハンドラのトピックを参照してください。
${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがログインすると、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。
ヒント |
また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。 |
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 このトピックでは、JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。
<html> <head> <script type="text/javascript"> function onPageSelected() { window.external.SetNotificationBadge(""); } function onPageDeselected() { window.external.SetNotificationBadge(""); } function addBadge() { var cell = document.getElementById("badgeid"); window.external.SetNotificationBadge(cell.value); } </script> </head> <body> <form onsubmit="addBadge()" > Badge: <input type="text" name="value" id="badgeid"/><br /> <input type="submit" value="Submit"> </form> </body> </html>
この例の JavaScript フォームをテストするには、前述の例を HTML ページにコピーしてから、そのページをカスタム埋め込みタブとして指定します。
次に、2 つのカスタム埋め込みタブの基本的な例を示します。
<jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="false" preload="false"> <tooltip>Cisco WebEx</tooltip> <icon></icon> <url>http://www.webex.com/</url> </page> <page refresh="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://cisco.com/icon.png</icon> <url>http://www.cisco.com/</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config>