HUU を使用した Cisco UCS C シリーズ サーバのファームウェアの更新
HUU ISO を使用して、書き込み可能なディスク(DVD または CD)によりホストからローカルでサーバのコンポーネントをアップグレードしたり、HUU ISO を仮想デバイスとしてマウントすることによりリモートでサーバのコンポーネントをアップグレードしたりできます。この手順では、HUU を使用してファームウェアをアップグレードする方法について説明します。
手順
ステップ 1 |
HUU ISO ファイルをダウンロードします。
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ステップ 2 |
ローカル アップグレード用に ISO を準備する場合は、このステップを完了するか、ステップ ステップ 3に進みます。
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ステップ 3 |
KVM コンソールを使用してリモート アップグレードのために ISO を準備します。 |
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ステップ 4 |
サーバを起動し、[Boot Menu] 画面を開くよう求められたら、F6 を押します。 |
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ステップ 5 |
[Boot Menu] 画面で、準備された ISO を選択します。
選択したデバイスからサーバがブートします。 |
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ステップ 6 |
HUU をブートすると、Cisco End User License Agreement(EULA)が表示されるので、EULA を読み、
EULA に同意すると、[Cisco Host Upgrade Utility] ウィンドウが表示され、更新が利用可能なすべてのコンポーネントのリストが表示されます。 |
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ステップ 7 |
リストされたすべてのコンポーネントを更新する場合は、[Update all] をクリックします。
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ステップ 8 |
確認ボックスの内容を注意深く読み、先に進んでファームウェアを更新し Cisco IMC セキュア ブートをイネーブルにする場合は、[Yes] をクリックします。
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ステップ 9 |
リストの特定のコンポーネントを更新する場合は、更新するコンポーネントを選択します。 セキュアなアダプタの更新ファームウェアをダウングレードする場合は、後続のステップ 10 から 12 を実行します。それ以外の場合はステップ 13 に進みます。 |
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ステップ 10 |
セキュアなアダプタの更新ファームウェアをダウングレードするには、HUU をマッピングして HUU からの起動を可能にします。 |
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ステップ 11 |
仮想 KVM コンソールで、HUU 起動時に「Loading firmware tools」メッセージが表示されるのを待ちます。 |
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ステップ 12 |
「Loading firmware tools」メッセージが表示されたら、[enable-security-version-check] を無効にします。 |
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ステップ 13 |
[Update] をクリックして、更新プロセスに戻ります。
これにより更新が開始され、更新のステータスが、[Update Status] カラムに表示されます。また、ファームウェアの更新中は、[Execution Logs] セクションに、関連する一連のアクティビティとステータスの詳細なログが表示されます。 |
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ステップ 14 |
サーバのハード ディスクのファームウェアを更新する場合は、[Update HDD Firmware] をクリックします。ウィンドウに新しいファームウェアをサポートするサーバのハードディスク ドライブのリストが表示されます。ファームウェアのアップグレードをサポートしていないハードディスク ドライブは表示されません。
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ステップ 15 |
HUU を終了する場合は、[Exit] をクリックします。
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ステップ 16 |
確認プロンプトで、[Yes] をクリックします。 |
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ステップ 17 |
サーバを再起動してファームウェアの変更を適用します。 |
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ステップ 18 |
サーバを起動して HUU ISO に戻し、[Last Update Verify] をクリックします。 このアクションは、各コンポーネントで、以前 HUU を使用して更新されたファームウェアのバージョンと、コンポーネントのファームウェアの現在のバージョンを比較し、更新のステータスを表示します。 |
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ステップ 19 |
更新ステータスのログ ファイルを後で使用できるように保存する場合は、[Save Logs] をクリックします。 更新の詳細なステータスを含むログ ファイルは、サーバに物理的または KVM vMedia 経由で接続されている外部 USB デバイスに保存されます。
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