この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco IMC Supervisor は、大規模なラックマウント サーバを管理できる管理システムです。ラックマウント サーバのグループを作成して、グループ単位でモニタリングや資産管理を行うことができます。
Cisco IMC Supervisor を使用して、次のタスクを実行できます。
サーバの論理的なグループ化とグループごとのサマリーの表示
管理対象サーバのインベントリの収集
サーバとグループのモニタリング
ファームウェアのダウンロード、アップグレードおよびアクティベーションを含むファームウェアの管理
サーバを検出、モニタ、管理し、ファームウェア アップグレードをプログラムで実行するためにノースバウンド REST API を提供します。
電源制御、LED 制御、ログの収集、KVM の起動、CIMC UI の起動など、スタンドアロン サーバのアクションの管理。
ロールベース アクセス コントロール(RBAC)を使用したアクセスの制限
電子メール アラートの設定
ポリシーおよびプロファイルを使用したサーバ プロパティの設定
ファームウェアのアップデートまたはサーバ検出などのタスクを延期するためのスケジュールの定義
UCS サーバ設定ユーティリティを使用したサーバのハードウェア問題の診断
Cisco Smart Call Home による、プロアクティブな診断、アラート、修復案の提供
UCS C-220 M3 および M4
UCS C-240 M3 および M4
UCS C-460 M4
UCS C-22 M3
UCS C-24 M3
UCS C-420 M3
UCS C3160
UCS EN120E M2
UCS EN120S M2
UCS E-140S M2
UCS E-160D M2
UCS E-180D M2
UCS E-140S M1
UCS E-140D M1
UCS E-160D M1
UCS E-140DP M1
UCS E-160DP M1
Cisco IMC Supervisor は 1000 台までの UCS C シリーズおよび E シリーズ サーバをサポートします。
サーバ |
ファームウェアの最低バージョン |
---|---|
UCS C シリーズ サーバ |
1.5(4) |
UCS E シリーズ サーバ |
2.3.1 |
Cisco IMC Supervisor 環境は、次の表に示す最小システム要件を満たしている必要があります。
要素 | サポートされる最小要件 |
---|---|
vCPU |
4 |
メモリ |
12 GB |
ハード ディスク |
100 GB |
ストレージの最小書き込み速度 |
10 MB/sec |
次の表に、該当するサービスおよびポートをリストします。
サービス |
ポート番号 |
---|---|
サーバ |
ファームウェアの最低バージョン |
SSH Port |
22 |
HTTP(S) |
80/443 |
DHCP |
UDP 67 および 68 |
Active Directory |
TCP/UDP 389/636 および TCP 3268/3269 |
DNS |
TCP/UDP 53 |
NTP |
TCP/UDP 123 |
MySQL |
3306 |
Cisco IMC Supervisor ↔ IMC の接続 |
UDP 80/443 |
(注) |
これらのポートとプロトコルがファイアウォールでブロックされている場合、Cisco IMC Supervisor をアップグレードするときにタイムアウトまたは内部エラーが発生することがあります。 |
Cisco IMC Supervisor 基本ライセンス。
Cisco IMC Supervisor 基本ライセンスのあとにインストールする Cisco IMC Supervisor バルク エンドポイント イネーブルメント ライセンス。
Cisco IMC Supervisor Advanced ライセンス。ポリシーやプロファイルの追加、編集、および削除は基本ライセンスで行えますが、サーバへのポリシーまたはプロファイルの適用には Advanced ライセンスが必要です。ポリシーを適用する際にこのライセンスがないとエラーが発生します。
デフォルトの組み込み Cisco IMC Supervisor 評価ライセンス。評価ライセンスは、エンドユーザが Cisco IMC Supervisor をインストールし、すべてのサービスを初めて起動するときに自動的に生成されます。50 個のサーバに適用可能です。
Cisco IMC Supervisor の評価ライセンスを使用している場合は、このライセンスの有効期限(ライセンスが生成されてから 60日)が切れると、インベントリおよびシステム ヘルス情報(障害など)を取得できなくなることに注意してください。システム データの更新だけでなく、新しいアカウントの追加もできなくなります。その時点で、Cisco IMC Supervisor のすべての機能を使用するには、永久ライセンスをインストールする必要があります。
いずれのライセンスも、入手してインストールするためのプロセスは同じです。ライセンスを取得するには、次の手順を実行します。
Cisco IMC Supervisor をインストールする前に、Cisco IMC Supervisor ライセンス キーを生成し、証明書(製品アクセス キー)を要求します。
シスコのソフトウェア ライセンス サイトに製品アクセス キー(PAK)を登録します(製品アクセス キーの契約履行 を参照してください)。
Cisco IMC Supervisor をインストールした後、ライセンスの更新 の手順に従ってライセンスを更新します。
ライセンスが検証されると、Cisco IMC Supervisor の使用を開始できます。
実行可能な他のさまざまなライセンス タスクについては、「ライセンス タスク」を参照してください。
PAK 番号が必要です。
ステップ 1 |
シスコ ソフトウェア ライセンスの Web サイトに移動します。 |
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ステップ 2 | [Product License Registration] ページに転送されたら、トレーニングを受けるか、[Continue to Product License Registration] をクリックして続行してください。 | ||||||||||||||||
ステップ 3 | [Product License Registration] ページで、[Get New Licenses from a PAK or Token] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 | [Enter a Single PAK or TOKEN to Fulfill] フィールドに PAK 番号を入力します。 | ||||||||||||||||
ステップ 5 | [Fulfill Single PAK/TOKEN] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 6 |
PAK を登録するために、[License Information] でその他のフィールドに情報を入力します。
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ステップ 7 |
[Issue Key] をクリックします。 ライセンス契約した機能が表示され、デジタル ライセンス契約書と zip 圧縮のライセンス ファイルが電子メールに添付されて、ユーザ指定の電子メール アドレスに送信されます。 |