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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
アプリケーション層プロトコルである SNMP を使用すると、ノードやルータなどのネットワーク デバイス間の管理情報を簡単に交換できます。 TCP/IP プロトコル スイートの一部である SNMP を使用すると、管理者はリモートでネットワークのパフォーマンスを管理し、ネットワークの問題を検出および解決し、ネットワークの拡張計画を立てることができます。
(注) |
任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を介してシスコが認定する SFTP 製品を使用することをシスコでは推奨します。 CTDP パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しています。 ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager と自社製品の互換性を保証しているベンダーについては、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl サポートされている Cisco Unified Communications バージョンで GlobalSCAPE を使用する方法の詳細については、次の URL を参照してください。 http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。 いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。
CTDP プロセスでまだ認定されていないサードパーティ製品で問題が発生した場合、サポートについてはそのサードパーティ ベンダーに問い合わせてください。 |
Serviceability GUI を使用して、V1、V2c、および V3 のコミュニティ ストリング、ユーザ、通知先など、SNMP 関連の設定を行います。 ユーザが設定した SNMP 設定は、ローカル ノードに適用されます。ただし、システム構成でクラスタをサポートしている場合、SNMP の設定ウィンドウで、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)]" "オプションを使用して、クラスタ内のすべてのサーバに設定を適用することもできます。
CISCO-CCM-MIB には IPv6 アドレス、プリファレンスなどのカラムとストレージが含まれますが、SNMP は IPv4 をサポートしています。
SNMP 管理のネットワークは、管理対象デバイス、エージェント、およびネットワーク管理システムという 3 つの主要コンポーネントで構成されています。
管理対象デバイス:SNMP エージェントを含み、管理対象ネットワークに存在するネットワーク ノード。 管理対象デバイスには管理情報が収集および格納され、その情報は SNMP を使用することによって利用可能になります。
Unified Communications Manager および IM and Presence Service のみ:クラスタをサポートする設定では、クラスタ内の最初のノードが管理対象デバイスとして機能します。
エージェント:管理対象デバイスに存在するネットワーク管理対象ソフトウェア モジュール。 エージェントには、管理情報のローカルな知識が蓄積され、SNMP と互換性のある形式に変換されます。
SNMP をサポートするため、マスター エージェントとサブエージェントのコンポーネントが使用されます。 マスター エージェントはエージェント プロトコル エンジンとして機能し、SNMP 要求に関連する認証、許可、アクセス コントロール、およびプライバシーの機能を実行します。 同様に、マスター エージェントには、MIB-II に関係するいくつかの管理情報ベース(MIB)変数が含まれています。 また、マスター エージェントは、サブエージェントへの接続も行います。サブエージェントでの必要なタスクが完了すると、その接続を解除します。 SNMP マスター エージェントはポート 161 で待ち受けし、ベンダー MIB の SNMP パケットを転送します。
Cisco Unified Communications Manager サブエージェントは、ローカルの Cisco Unified Communications Manager とのみ対話します。 Cisco Unified Communications Manager サブエージェントは SNMP マスター エージェントにトラップと情報メッセージを送信し、SNMP マスター エージェントは SNMP トラップ レシーバ(通知の宛先)と通信します。
IM and Presence Service サブエージェントは、ローカルの IM and Presence Service とのみ対話します。 IM and Presence Service サブエージェントは SNMP マスター エージェントにトラップと情報メッセージを送信し、SNMP マスター エージェントは SNMP トラップ レシーバ(通知の宛先)と通信します。
ネットワーク管理システム(NMS):SNMP 管理アプリケーション(および動作する PC)。ネットワーク管理に必要な処理リソースとメモリ リソースのほとんどを提供します。 NMS では、管理対象デバイスをモニタおよび制御するアプリケーションが実行されます。 次の NMS がサポートされます。
SNMP では、階層的に編成された情報のコレクションである管理情報ベース(MIB)にアクセスできます。 MIB は、オブジェクト ID で識別される管理対象オブジェクトで構成されます。 MIB オブジェクトには、管理対象デバイスの特定の特性が格納され、1 つ以上のオブジェクト インスタンス(変数)で構成されます。
SNMP インターフェイスでは、次のシスコ標準 MIB が提供されます。
次の制限事項があります。
Cisco Unified Communications Manager では CISCO-UNITY-MIB はサポートされません。
IM and Presence Service では CISCO-CCM-MIB および CISCO-UNITY-MIB はサポートされません。
SNMP 拡張エージェントはサーバに常駐し、サーバが認識しているデバイスに関する詳細情報を提供する CISCO-CCM-MIB を公開します。 クラスタ構成の場合、SNMP 拡張エージェントはクラスタ内の各サーバに常駐します。 CISCO-CCM-MIB は、サーバ(クラスタでなく、クラスタをサポートする構成内のサーバ)にデバイスの登録状態、IP アドレス、説明、およびモデル タイプなどのデバイス情報を提供します。
SNMP インターフェイスでは、次の業界標準 MIB も提供されます。
Cisco Discovery Protocol MIB(CISCO-CDP-MIB)を読み取るには、CDP サブエージェントを使用します。 この MIB を使用すると、SNMP 管理対象デバイスが自身をネットワーク上の他のシスコ デバイスにアドバタイズできるようになります。
CDP サブエージェントは CDP-MIB を実装します。 CDP-MIB には、次のオブジェクトが含まれています。
cdpInterfaceIfIndex
cdpInterfaceMessageInterval
cdpInterfaceEnable
cdpInterfaceGroup
cdpInterfacePort
cdpGlobalRun
cdpGlobalMessageInterval
cdpGlobalHoldTime
cdpGlobalLastChange
cdpGobalDeviceId
cdpGlobalDeviceIdFormat
cdpGlobalDeviceIdFormatCpd
(注) |
CISCO-CDP-MIB は、次の MIB の存在に依存しています。CISCO-SMI、CISCO-TC、CISCO-VTP-MIB。 |
インストールされているアプリケーション、アプリケーション コンポーネント、システム動作しているプロセスなど、SYSAPPL-MIB から情報を取得するには、System Application Agent を使用します。
System Application Agent は、SYSAPPL-MIB の次のオブジェクト グループをサポートしています。
コマンド |
説明 |
||
デバイスに関連するクエリー | |||
sysApplInstallPkgVersion | ソフトウェアの製造元によってアプリケーション パッケージに割り当てられたバージョン番号を提供します。 | ||
sysApplElmPastRunUser | プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 | ||
メモリ、ストレージ、CPU に関連するクエリー | |||
sysApplElmPastRunMemory | このプロセスが終了するまでに割り当てられた実システム メモリの合計(KB 単位)の最新の既知の値を提供します。 | ||
sysApplElmtPastRunCPU | このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計(1/100 秒単位)の最新の既知の値を提供します。
|
||
sysApplInstallElmtCurSizeLow | 現在のファイル サイズ(modulo 2^32 バイト)を提供します。 たとえば、合計サイズが 4,294,967,296 バイトのファイルの場合、この値は、0 になり、合計サイズが 4,294,967,295 バイトのファイルの場合、この値は、4,294,967,295 になります。 | ||
sysApplInstallElmtSizeLow | インストールされたファイル サイズ(modulo 2^32 バイト)を提供します。 これは、インストール直後のディスク上のファイル サイズです。 たとえば、合計サイズが 4,294,967,296 バイトのファイルの場合、この値は、0 になり、合計サイズが 4,294,967,295 バイトのファイルの場合、この値は、4,294,967,295 になります。 | ||
sysApplElmRunMemory | このプロセスに現在割り当てられている実システム メモリの合計値(KB 単位)を提供します。 | ||
sysApplElmRunCPU | このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)を提供します。
|
||
プロセスに関連するクエリー | |||
sysApplElmtRunState | 実行中のプロセスの現在の状態を提供します。 値は次のとおりです。実行中 (1)、 実行可能 (2)、実行可能であるが、CPU などのリソースを待機中 (3)、終了 (4)、その他 (5)。 | ||
sysApplElmtRunNumFiles | プロセスによって現在開かれている通常ファイルの数を提供します。 この値の計算には、転送接続(ソケット)や、オペレーティング システム固有の特殊なファイル タイプは含まれません。 | ||
sysApplElmtRunTimeStarted | プロセスが開始された時刻を提供します。 | ||
sysApplElmtRunMemory | このプロセスに現在割り当てられている実システム メモリの合計値(KB 単位)を提供します。 | ||
sysApplElmtPastRunInstallID | インストール済み要素テーブルのインデックスを提供します。 このオブジェクトの値は、このエントリが以前実行されたプロセスを表しているアプリケーション要素の sysApplInstallElmtIndex の値と同じです。 | ||
sysApplElmtPastRunUser | プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 | ||
sysApplElmtPastRunTimeEnded | プロセスが終了した時刻を提供します。 | ||
sysApplElmtRunUser | プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 | ||
sysApplRunStarted | アプリケーションが起動された日時を提供します。 | ||
sysApplElmtRunCPU | このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)を提供します。
|
||
ソフトウェア コンポーネントに関連するクエリー | |||
sysApplInstallPkgProductName | 製造元によってソフトウェア アプリケーション パッケージに割り当てられた名前を提供します。 | ||
sysApplElmtRunParameters | プロセスの起動パラメータを提供します。 | ||
sysApplElmtRunName | プロセスのフル パスとファイル名を提供します。 たとえば、実行パスが「opt/MYYpkg/bin/myyproc」のプロセス「myyproc」の場合は「/opt/MYYpkg/bin/myyproc」が返されます。 | ||
sysApplInstallElmtName | アプリケーションに含まれるこの要素の名前を提供します。 | ||
sysApplElmtRunUser | プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 | ||
sysApplInstallElmtPath | この要素がインストールされているディレクトリのフル パスを提供します。 たとえば、「/opt/EMPuma/bin」ディレクトリにインストールされている要素の場合、値は「/opt/EMPuma/bin」になります。 ほとんどのアプリケーション パッケージには、パッケージ内の要素に関する情報が含まれています。 また、要素は通常、パッケージのインストール ディレクトリのサブディレクトリにインストールされます。 パッケージの情報自体に要素のパス名が含まれていない場合、通常はサブディレクトリの簡易検索でパスを特定することができます。 要素がその場所にインストールされておらず、エージェント実装のために別の情報も参照できない場合には、パスは不明となり、null が返されます。 | ||
sysApplMapInstallPkgIndex | このオブジェクトの値を提供し、このプロセスが含まれているアプリケーションのインストール済みソフトウェア パッケージを特定します。 プロセスの親アプリケーションを特定できる場合、このオブジェクトの値は、このプロセスが含まれているインストール済みアプリケーションに対応する sysApplInstallPkgTable のエントリの sysApplInstallPkgIndex と同じになります。 ただし、親アプリケーションを特定できない場合には(プロセスが特定のインストール済みアプリケーションに含まれない場合など)、このオブジェクトの値は「0」になります。これは、このプロセスをアプリケーションやインストール済みソフトウェア パッケージと関連付けることができないことを示します。 | ||
sysApplElmtRunInstallID | sysApplInstallElmtTable のインデックスを提供します。 このオブジェクトの値は、このエントリが稼働中のインスタンスを表しているアプリケーション要素の sysApplInstallElmtIndex の値と同じです。 このプロセスが、インストール済みの実行可能ファイルと関連付けられない場合、値は「0」になります。 | ||
sysApplRunCurrentState | 実行中のアプリケーション インスタンスの現在の状態を提供します。 値は次のとおりです。実行中 (1)、 実行可能 (2)、実行可能であるが、CPU などのリソースを待機中 (3)、終了 (4)、その他 (5)。 この値は、このアプリケーション インスタンスの実行要素の評価(sysApplElmRunState を参照)および sysApplInstallElmtRole で定義されたロールに基づきます。 1 つ以上の REQUIRED 要素が稼動を停止した場合、エージェント実装により、アプリケーション インスタンスが終了プロセスに入ったと検出される場合があります。 エージェント実装のほとんどは、システム時刻を提供して REQUIRED 要素を開始するために、2 番目の内部ポーリングが完了するまで待機してからアプリケーション インスタンスを終了としてマークします。 | ||
sysApplInstallPkgDate | このソフトウェア アプリケーションがホストにインストールされた日時を提供します。 | ||
sysApplInstallPkgVersion | ソフトウェアの製造元によってアプリケーション パッケージに割り当てられたバージョン番号を提供します。 | ||
sysApplInstallElmtType | インストール済みアプリケーションに含まれている要素のタイプを提供します。 | ||
日付または時刻に関連するクエリー | |||
sysApplElmtRunCPU | このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)です。
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sysApplInstallPkgDate | このソフトウェア アプリケーションがホストにインストールされた日時を提供します。 | ||
sysApplElmtPastRunTimeEnded | プロセスが終了した時刻を提供します。 | ||
sysApplRunStarted | アプリケーションが起動された日時を提供します。 |
MIB-II から情報を取得するには、MIB2 エージェントを使用します。 MIB2 エージェントは、インターフェイスや IP など、RFC 1213 で定義されている変数へのアクセスを提供し、次のオブジェクト グループをサポートしています。
コマンド |
説明 |
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デバイスに関連するクエリー | |||
sysName | この管理対象ノードに管理上割り当てられた名前を提供します。 慣例として、この名前はノードの完全修飾ドメイン名になります。 名前が不明な場合、この値は長さがゼロの文字列になります。 | ||
sysDescr | エンティティの説明テキストを提供します。 この値には、システムのハードウェア タイプ、ソフトウェア オペレーティング システム、ネットワーク ソフトウェアの完全な名前とバージョン識別番号が含まれます。 | ||
SNMP 診断クエリー | |||
sysName | この管理対象ノードに管理上割り当てられた名前を提供します。 慣例として、この名前はノードの完全修飾ドメイン名になります。 名前が不明な場合、この値は長さがゼロの文字列になります。 | ||
sysUpTime | システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化されてからの時間(1/100 秒単位)を提供します。 | ||
snmpInTotalReqVars | 有効な SNMP Get-Request と Get-Next PDU を受信した結果として、SNMP プロトコル エンティティによって正常に取得された MIB オブジェクトの合計数を提供します。 | ||
snmpOutPkts | SNMP エンティティから転送サービスに渡された SNMP メッセージの合計数を提供します。 | ||
sysServices | このエンティティが提供する可能性があるサービスのセットを示す値を提供します。 値は合計値です。 この合計は最初は 0 の値を取りますが、このノードがトランザクションを実行する各レイヤ(L)について 1 ~ 7 の範囲を取り、この合計に(L - 1)の 2 乗が加算されます。 たとえば、アプリケーション サービスを提供するホストであるノードの値が 4(2^(3-1))になる場合や、 逆に、アプリケーション サービスを提供するホストであるノードの値が、72 (2^(4-1) + 2^(7-1)) になる場合があります。
|
||
snmpEnableAuthenTraps | SNMP エンティティが authenticationFailure トラップの生成を許可されているかどうかを示します。 このオブジェクトの値は、すべての設定情報を上書きします。そのため、すべての authenticationFailure トラップを無効化できる手段が提供されます。
|
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Syslog に関連するクエリー | |||
snmpEnabledAuthenTraps | SNMP エンティティが authenticationFailure トラップの生成を許可されているかどうかを示します。 このオブジェクトの値は、すべての設定情報を上書きします。そのため、すべての authenticationFailure トラップを無効化できる手段が提供されます。
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日付または時刻に関連するクエリー | |||
sysUpTime | システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化されてからの時間(1/100 秒単位)を提供します。 |
HOST-RESOURCES-MIB から値を取得するには、Host Resources Agent を使用します。 Host Resources Agent は、ストレージ リソース、プロセス テーブル、デバイス情報、およびインストールされたソフトウェア ベースなど、ホスト情報に対する SNMP アクセスを提供します。 Host Resources Agent は次のオブジェクト グループをサポートしています。
コマンド |
説明 |
デバイスに関連するクエリー | |
hrFSMountPoint | このファイル システムのルートのパス名を提供します。 |
hrDeviceDescr | デバイスの製造元やリビジョン、シリアル番号(オプション)など、このデバイスの説明テキストを提供します。 |
hrStorageDescr | ストレージのタイプおよびインスタンスの説明を提供します。 |
メモリ、ストレージ、CPU に関連するクエリー | |
hrMemorySize | ホストに搭載されている物理的な読み取り/書き込みメイン メモリ(通常は RAM)の容量を提供します。 |
hrStorageSize | ストレージのサイズを hrStorageAllocationUnits の単位で提供します。このオブジェクトは書き込み可能であるため、操作が理に適っており、基盤となるシステムで実行可能な場合には、ストレージ エリアのサイズのリモート設定が可能です。 たとえば、バッファ プールに割り当てるメモリの量や、仮想メモリに割り当てるディスク容量を変更できます。 |
プロセスに関連するクエリー | |
hrSWRunName | 製造元、リビジョン、一般に知られている名前など、この実行中のソフトウェアの説明テキストを提供します。 このソフトウェアがローカルにインストールされている場合は、対応する hrSWInstalledName で使用されているものと同じ文字列である必要があります。 |
hrSystemProcesses | このシステムに現在ロードされているか、実行中のプロセス コンテキストの数を提供します。 |
hrSWRunIndex | ホストで実行中の各ソフトウェアに固有の値を提供します。 可能な限り、ネイティブかつ一意のシステム識別番号を使用します。 |
ソフトウェア コンポーネントに関連するクエリー | |
hrSWInstalledName | 製造元、リビジョン、一般に知られている名前、およびシリアル番号(オプション)など、このインストールされているソフトウェアの説明テキストを提供します。 |
hrSWRunPath | このソフトウェアのロード元である長期ストレージの場所(ディスク ドライブなど)の説明を提供します。 |
日付または時刻に関連するクエリー | |
hrSystemDate | ホストのローカルの日時を提供します。 |
hrFSLastPartialBackupDate | このファイル システムの一部が、バックアップのために別のストレージ デバイスにコピーされた最後の日付を提供します。 この情報はバックアップが定期的に実施されているかを確認するのに便利です。 この情報が不明な場合、この変数は 0000 年 1 月 1 日 00:00:00.0 に対応する値となり、「00 00 01 01 00 00 00 00」(16 進数)と符号化されます。 |
Syslog は、情報レベルから重大なものまでのすべてのシステム メッセージを追跡し、ログに記録します。 この MIB を使用すると、ネットワーク管理アプリケーションでは Syslog メッセージを SNMP トラップとして受信できるようになります。
Cisco Syslog Agent では、次の MIB オブジェクトによるトラップ機能をサポートしています。
(注) |
CISCO-SYSLOG-MIB は、CISCO-SMI MIB の存在に依存します。 |
コマンド |
説明 |
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Syslog に関連するクエリー | |||
clogNotificationEnabled | デバイスが Syslog メッセージを生成するときに、clogMessageGenerated 通知が送信されるかどうかを示します。 通知を無効化しても、syslog メッセージは、clogHistoryTable に追加されます。 | ||
clogMaxSeverity | syslog のどの重大度レベルを処理するかを示します。 エージェントは、重大度がこの値より大きい Syslog メッセージを無視します。
|
CISCO-CCM-MIB には、Cisco Unified Communications Manager と、それに関連する電話やゲートウェイなどの Cisco Unified Communications Manager ノードで確認できるデバイスについての動的な(リアルタイム)情報と設定された(静的な)情報の両方が含まれています。 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)テーブルには、IP アドレス、登録ステータス、およびモデル タイプなどの情報が格納されています。
CISCO-CCM-MIB には IPv6 アドレス、プリファレンスなどのカラムとストレージが含まれますが、SNMP は IPv4 をサポートしています。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager は Cisco Unified Communications Manager システムでこの MIB をサポートしています。 IM and Presence Service と Cisco Unity Connection はこの MIB をサポートしていません。 |
CISCO-CCM-MIB および MIB 定義のサポート リストを参照するには、次のリンクにアクセスしてください。
ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/supportlists/callmanager/callmanager-supportlist.html
廃止オブジェクトも含めて Cisco Unified Communications Manager リリース全体での MIB の依存関係と MIB コンテンツを表示するには、次のリンクにアクセスしてください。 http://tools.cisco.com/Support/SNMP/do/BrowseMIB.do?local=en&step=2&mibName=CISCO-CCM-CAPABILITY
動的テーブルは、Cisco CallManager サービス(Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合はローカルの Cisco CallManager サービス)が起動され、実行中の場合にのみ入力されます。静的テーブルは、Cisco CallManager SNMP サービスが実行中の場合に入力されます。
(注) |
CISCO-CCM-MIB の "ccmAlarmConfigInfo" グループおよび "ccmQualityReportAlarmConfigInfo" グループでは、通知に関する設定パラメータを定義します。 |
CISCO-UNITY-MIB では、 Cisco Unity Connection に関する情報を入手するために Connection SNMP エージェントを使用します。
CISCO-UNITY-MIB の定義を確認するには、次のリンクにアクセスして [SNMP v2 MIB(SNMP v2 MIBs)] をクリックしてください。
http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml [英語]
(注) |
Cisco Unity Connection ではこの MIB をサポートしています。 Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service ではこの MIB をサポートしていません。 |
Connection SNMP エージェントでは次のオブジェクトをサポートしています。
トラブルシューティングのヒントについては、この項を参照してください。 すべての機能サービスとネットワーク サービスが動作していることを確認してください。
問題
システムから MIB をポーリングできない
この状態は、コミュニティ ストリングまたは SNMP ユーザがシステム上に設定されていないか、システム上に設定されているものと一致しないことを意味します。 デフォルトでは、コミュニティ ストリングまたはユーザはシステムに設定されていません。
ソリューション
SNMP の設定ウィンドウを使用して、コミュニティ ストリングまたは SNMP ユーザがシステム上に適切に設定されているかどうかを確認します。
問題
システムから通知を受信できない。
この状態は、通知の宛先がシステム上に正しく設定されていないことを意味します。
ソリューション
[通知先(Notification Destination)](V1/V2c または V3)設定ウィンドウで、通知の宛先を正しく設定したことを確認します。
システムにはデフォルトの SNMP 設定はありません。 MIB 情報にアクセスするには、インストール後に SNMP の設定を行う必要があります。 シスコでは、SNMP V1、V2c、および V3 バージョンをサポートしています。
SNMP エージェントは、コミュニティ名と認証トラップによるセキュリティを提供します。 MIB 情報にアクセスするには、コミュニティ名を設定する必要があります。 次の表に、必要な SNMP 構成時の設定を提供します。
SNMP バージョン 1(SNMPv1)は、管理情報構造(SMI)の仕様の範囲内で機能する SNMP の初期実装で、User Datagram Protocol(UDP)や Internet Protocol(IP)などのプロトコル上で動作します。
SNMPv1 SMI では、高度な構造を持つテーブル(MIB)が定義されます。このテーブルは、表形式のオブジェクト(つまり、複数の変数を含むオブジェクト)のインスタンスのグループ化に使用されます。 テーブルにはインデックスが付けられた 0 個以上の行が格納されるため、SNMP では、サポートされているコマンドを使用して、行全体を取得したり変更したりできます。
SNMPv1 では、NMS が要求を発行し、管理対象デバイスから応答が返されます。 エージェントは、トラップ オペレーションを使用して、NMS に重要なイベントを非同期的に通知します。
Serviceability GUI では、SNMPv1 サポートを [V1/V2c の設定(V1/V2c Configuration)] ウィンドウで設定します。
SNMPv2c は、SNMPv1 と同様に、Structure of Management Information(SMI)の仕様の範囲内で機能します。 MIB モジュールには、相互に関係のある管理対象オブジェクトの定義が格納されます。 SNMPv1 で使用されるオペレーションと SNMPv2 で使用されるオペレーションは、ほぼ同じです。 たとえば、SNMPv2 トラップ オペレーションは、SNMPv1 で使用する機能と同じですが、異なるメッセージ形式を使用する、SNMPv1 トラップに代わる機能です。
SNMPv2c のインフォーム オペレーションでは、ある NMS から別の NMS にトラップ情報を送信して、その NMS から応答を受信することができます。
Serviceability GUI では、SNMPv2c サポートを [V1/V2c の設定(V1/V2c Configuration)] ウィンドウで設定します。
SNMP バージョン 3 は、認証(要求が正規の送信元から送信されたものかどうかの確認)、プライバシー(データの暗号化)、認可(要求された操作がユーザに許可されているかどうかの確認)、およびアクセス コントロール(要求されたオブジェクトにユーザがアクセスできるかどうかの確認)などのセキュリティ機能を提供します。 SNMP パケットがネットワーク上で公開されないように、SNMPv3 では暗号化を設定できます。
SNMPv3 では、SNMPv1 や SNMPv2 のようにコミュニティ ストリングを使用するのではなく、SNMP ユーザを使用します。
Serviceability GUI では、[V3の設定(V3 Configuration)] ウィンドウで SNMP v3 のサポートを設定します。
注意 |
SNMP サービスを停止すると、ネットワーク管理システムが Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unity Connection ネットワークをモニタしなくなるため、データが失われる場合があります。 テクニカル サポート チームの指示がない限り、サービスを停止しないでください。 |
SNMP コミュニティ ストリングでは、セキュリティは確保されませんが、MIB オブジェクトへのアクセスを認証し、組み込みパスワードとして機能します。 SNMP コミュニティ ストリングは、SNMP v1 および v2c の場合にのみ設定します。
SNMPv3 では、コミュニティ ストリングを使用しません。 バージョン 3 では、代わりに SNMP ユーザを使用します。 SNMP ユーザを使用する目的はコミュニティ ストリングと同じですが、ユーザの暗号化や認証を設定できるため、セキュリティが確保されます。
SNMP エージェントは、重要なシステム イベントを識別するために、トラップ形式またはインフォーム形式で NMS に通知を送信します。 トラップ形式の場合は宛先からの確認応答を受信しませんが、インフォーム形式の場合は確認応答を受信します。 通知先を設定するには、Serviceability GUI の [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウを使用します。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager は、 Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service システムの SNMP トラップをサポートしています。 |
SNMP 通知では、対応するトラップ フラグが有効な場合、トラップが即座に送信されます。 Syslog エージェントの場合、アラームとシステム レベルのログ メッセージが Syslog デーモンに送信され、ログに記録されます。 また、一部の標準的なサードパーティ製アプリケーションでもログ メッセージが syslog デーモンに送信され、ログに記録されます。 これらのログ メッセージはローカルの syslog ファイルに記録され、SNMP トラップまたは通知への変換も行われます。
次に、設定済みのトラップ通知先に送信される、 Cisco Unified Communications Manager の SNMP のトラップおよびインフォーム メッセージを示します。
Cisco Unified Communications Managerで障害が発生( Cisco Unified Communications Manager failed)
Phone failed(電話機で障害が発生)
Phones status update(電話機ステータスの更新)
Gateway failed(ゲートウェイで障害が発生)
Media resource list exhausted(メディア リソース リストが使い果たされた)
Route list exhausted(ルート リストが使い果たされた)
Gateway layer 2 change(ゲートウェイ レイヤ 2 の変更)
Quality report(品質レポート)
Malicious call(悪質なコール)
Syslog message generated(syslog メッセージの生成)
ヒント |
通知先を設定する前に、必要な SNMP サービスがアクティブ化され、動作していることを確認します。 また、コミュニティ ストリング/ユーザに対する特権が正しく設定されていることを確認します。 Serviceability GUI の または を選択して SNMP トラップの宛先を設定します。 |
次の表では、ネットワーク管理システム(NMS)で設定するトラップとインフォームのパラメータについて説明します。 この表の値を設定するには、その NMS をサポートする SNMP 製品のドキュメントの説明に従って、NMS 上で適切なコマンドを実行します。
(注) |
この表に一覧されているパラメータは、最後の 2 つのパラメータを除き、すべて CISCO-CCM-MIB の一部です。 最後の 2 つの clogNotificationsEnabled と clogMaxSeverity は、CISCO-SYSLOG-MIB の一部です。 |
IM and Presence Service の場合、NMS で clogNotificationsEnabled パラメータと clogMaxSeverity trap/inform パラメータのみを設定します。
Cisco Unified Communications Manager Administration では Cisco ATA 186 デバイスを電話機として設定できますが、 Cisco Unified Communications Manager が SNMP トラップを Cisco ATA デバイスに送信するときには、ゲートウェイ タイプのトラップが送信されます(たとえば、ccmGatewayFailed)。 |
|||
このトラップは、Cisco Extended Functions サービスがサーバ上、または、クラスタ設定の場合には( Cisco Unified Communications Manager のみ)ローカル Cisco Unified Communications Manager サーバ上でアクティブ化されて実行されている場合にのみ生成されます。 |
|||
clogMaxSeverity を warning に設定すると、アプリケーションが、重大度が警告以上の Syslog メッセージを生成したときに SNMP トラップが生成されます。 |
Cisco Unified Communications Manager の場合、Cisco CallManager SNMP エージェントのトレースを設定するには、 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで、[パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring Services)] サービス グループの [Cisco CallManager SNMPサービス(Cisco CallManager SNMP Service)] を選択します。 デフォルトの設定は、すべてのエージェントに対して存在します。 Cisco CDP Agent および Cisco Syslog Agent の場合、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』に従って、CLI を使用してトレース設定を変更します。
Cisco Unity Connection の場合、Cisco Unity Connection SNMP エージェントのトレースを設定するには、 Cisco Unity Connection Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで Connection SNMP エージェントのコンポーネントを選択します。
SNMP をセットアップするための手順の概要のタスクを確認します。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [コミュニティストリングの検索、名前が(Find Community Strings where Name)] リスト ボックスから、コミュニティ ストリングに対して使用する検索条件を選択します。 | ||
ステップ 3 | 検索するコミュニティ ストリングを入力します。 | ||
ステップ 4 | コミュニティ ストリングが存在するサーバのホスト名または IP アドレスを、[サーバ(Server)] リスト ボックスから選択します。 | ||
ステップ 5 | [検索(Find)] を選択します。 | ||
ステップ 6 |
(任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 この手順は、Unified Communications Manager および IM and Presence Service のクラスタにのみ適用されます。 |
||
ステップ 7 |
結果のリストから表示するコミュニティ ストリングを選択します。
|
||
ステップ 8 | 結果のリストから、表示するコミュニティ ストリングをクリックします。 |
SNMP エージェントはコミュニティ ストリングを使用してセキュリティを提供するため、SNMP 管理対象デバイスのシステムで管理情報ベース(MIB)にアクセスするには、コミュニティ ストリングを設定する必要があります。 SNMP 管理対象デバイスのシステムへのアクセスを制限するには、コミュニティ ストリングを変更します。 コミュニティ ストリングを追加、変更、削除するには、[SNMP コミュニティ ストリング設定(SNMP Community String Configuration)] ウィンドウにアクセスします。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [サーバ(Server)] リスト ボックスで必要なサーバを選択し、[検索(Find)] を選択します。 | ||
ステップ 3 |
次のいずれかの作業を実行します。
|
||
ステップ 4 |
コミュニティ ストリングの構成時の設定を入力します。
|
||
ステップ 5 |
設定が完了したら、新しいコミュニティ ストリングを保存する場合は [新規追加(Add New)] をクリックし、既存のコミュニティ ストリングへの変更を保存する場合は [保存(Save)] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
||
ステップ 6 | 次のいずれかの操作を実行します。 |
フィールド | 説明 | ||
---|---|---|---|
コミュニティ ストリングを検索する際に手順を実行してサーバの選択を指定しているため、[コミュニティ ストリング設定(Community String configuration)] ウィンドウの設定は読み取り専用として表示されます。 |
|||
コミュニティ ストリングの名前を入力します。 この名前には、最長 32 文字を指定でき、英数字、ハイフン(-)、および下線文字(_)を任意に組み合わせることが可能です。
|
|||
任意のホストからの SNMP パケットを受け入れる(Accept SNMP Packets from any host) |
|||
指定したホストからの SNMP パケットのみ受け入れる(Accept SNMP Packets only from these hosts) |
指定したホストからのみ SNMP を受け入れるには、このオプション ボタンをクリックします。
|
||
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|||
クラスタ内のすべてのノードにコミュニティ ストリングを適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このフィールドは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service のクラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 1 | コミュニティ ストリングを探します。 |
ステップ 2 | 一致するレコードのリストから削除するコミュニティ ストリングをオンにします。 |
ステップ 3 | [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。 このコミュニティ ストリングに関連する通知エントリが削除されることを示すメッセージが表示されます。 |
ステップ 4 | 削除を続行するには、[OK] を選択します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
ステップ 5 | 次のいずれかの操作を実行します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 2 | [通知先 IP の検索(Find Notification where Destination IP)] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先を検索するために使用する検索条件を選択します。 | ||
ステップ 3 | 検索する通知先を入力します。 | ||
ステップ 4 |
通知先をサポートするサーバのホスト名または IP アドレスを [サーバ(Server)] リスト ボックスに入力し、[検索(Find)] をクリックします。 [検索(Find)] をクリックすると、[新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 検索結果が表示された後、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスが表示されます。 |
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ステップ 5 |
(任意)次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
|
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [サーバ(Server)] リスト ボックスで必要なサーバを選択し、[検索(Find)] を選択します。 | ||
ステップ 3 |
次のいずれかの作業を実行します。
|
||
ステップ 4 |
通知先の設定を入力します。
|
||
ステップ 5 | 次のいずれかの操作を実行します。 | ||
ステップ 6 |
[OK] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動するか、または [キャンセル(Cancel)] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行します。
|
フィールド | 説明 |
---|---|
ドロップダウン リスト ボックスから、トラップ宛先のホストの IP アドレスを選択するか、[新規追加(Add New)] をクリックします。 [新規追加(Add New)] をクリックした場合は、トラップ通知先の IP アドレスを入力します。 |
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[SNMPバージョン情報(SNMP Version Information)] ペインで、適切な SNMP バージョンのオプション ボタン([V1] または [V2c])をクリックします。これは使用している SNMP のバージョンによります。 |
|
ドロップダウン リスト ボックスから、このホストで生成される通知メッセージに使用するコミュニティ ストリング名を選択します。 最小限の通知権限(ReadWriteNotify または Notify Only)を持つコミュニティ ストリングのみが表示されます。 これらの権限を持つコミュニティ ストリングを設定していない場合、ドロップダウン リスト ボックスに選択肢が表示されません。 必要に応じて、[新規コミュニティ ストリングの作成(Create New uiCommunity String)] をクリックしてコミュニティ ストリングを作成します。 IM and Presence のみ:最小限の通知権限(ReadWriteNotify、ReadNotifyOnly、または Notify Only)を持つコミュニティ ストリングのみが表示されます。 これらの権限を持つコミュニティ ストリングを設定していない場合、ドロップダウン リスト ボックスに選択肢が表示されません。 必要に応じて、[新規コミュニティ ストリングの作成(Create New Community String)] をクリックしてコミュニティ ストリングを作成します。 |
|
クラスタ内のすべてのノードに通知先の設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 1 | 削除する通知先を検索します。 | ||
ステップ 2 | [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウの一致するレコードのリストから、削除する通知先の隣にあるチェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 3 | [Delete Selected] をクリックします。 通知先エントリを削除するかどうか確認するメッセージが表示されます。 | ||
ステップ 4 | 削除を続行するには、[OK] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 | ||
ステップ 5 |
次のいずれかを実行します。
ウィンドウが更新されると、削除した通知先が結果に表示されなくなっています。 |
ヒント |
[新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンをクリックするまで [SNMP ユーザ設定(SNMP User Configuration)] ウィンドウに表示されません。 ユーザが存在せず、ユーザを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | ユーザを検索するために使用する検索条件(たとえば [が次の文字列で始まる(begins with)])を選択します。 |
ステップ 3 | 検索するユーザ名を入力します。 |
ステップ 4 | ユーザにアクセスするサーバのホスト名または IP アドレスを、[サーバ(Server)] リスト ボックスから選択し、[検索(Find)] をクリックします。 |
ステップ 5 |
(任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 6 | 結果のリストから表示するユーザを選択します。 |
ステップ 1 |
を選択し、設定する SNMP V3 のユーザを見つけます。 詳細については、SNMP V3 のユーザを検索する手順を参照してください。 |
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ステップ 2 |
次のいずれかの作業を実行します。
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||||
ステップ 3 |
SNMP V3 ユーザの設定を入力します。
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||||
ステップ 4 |
新しいユーザを追加するには、[挿入(Insert)] をクリックするか、[保存(Save)] をクリックして既存のユーザに対する変更を保存します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
||||
ステップ 5 |
次のいずれかを実行します。
|
フィールド | 説明 | ||
---|---|---|---|
このフィールドには、アクセスを提供するユーザの名前を入力します。 この名前には、最長 32 文字を指定でき、英数字、ハイフン(-)、および下線文字(_)を任意に組み合わせることが可能です。
|
|||
認証を義務付けるには、このチェックボックスをオンにして、[パスワード(Password)] フィールドと [パスワードを再入力(Reenter Password)] フィールドにパスワードを入力し、適切なプロトコルを選択します。 パスワードには 8 文字以上が必要です。 |
|||
[認証を要求(Authentication Required)] チェックボックスをオンにした場合は、プライバシー情報を指定できます。 プライバシーを義務付けるには、このチェックボックスをオンにして、[パスワード(Password)] フィールドと [パスワードを再入力(Reenter Password)] フィールドにパスワードを入力し、プロトコルのチェックボックスをオンにします。 パスワードには 8 文字以上が必要です。
|
|||
任意のホストからの SNMP パケットを受け入れる(Accept SNMP Packets from any host) |
|||
指定したホストからの SNMP パケットのみ受け入れる(Accept SNMP Packets only from these hosts) |
特定のホストからの SNMP パケットを受け入れるには、このオプション ボタンをクリックします。 [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] フィールドに、SNMP パケットを受け入れるホストを入力し、[挿入(Insert)] をクリックします。 SNMP パケットを受け入れるホストごとにこの手順を繰り返します。 ホストを削除するには、そのホストを [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] ペインから選択し、[削除(Remove)] をクリックします。 |
||
|
|||
クラスタ内のすべてのノードにユーザ設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 1 |
を選択し、削除する SNMP V3 ユーザを検索します。 詳細については、SNMP V3 のユーザを検索する手順を参照してください。 |
ステップ 2 | 一致するレコードのリストから、削除するユーザの隣にあるチェックボックスをオンにします。 |
ステップ 3 |
[Delete Selected] をクリックします。 このユーザに関連する通知エントリが削除されることを示すメッセージが表示されます。 |
ステップ 4 |
削除を続行するには、[OK] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
ステップ 5 |
次のいずれかの操作を実行します。
SNMP の設定をすべて終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。 ウィンドウが更新されると、削除したユーザが結果に表示されなくなっています。 |
ヒント |
[新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンをクリックするまで [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウに表示されません。 ユーザが存在せず、ユーザを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [通知先 IP の検索(Find Notification where Destination IP)] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先を検索するために使用する検索条件(たとえば [が次の文字列で始まる(begins with)])を選択します。 |
ステップ 3 | 検索する通知先の IP アドレスまたはホスト名を入力します。 |
ステップ 4 |
[サーバ(Server)] フィールドに、通知先をサポートするサーバのホスト名または IP アドレスを選択し、[検索(Find)] をクリックします。 [検索(Find)] をクリックすると、[新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 検索結果が表示された後、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスが表示されます。 |
ステップ 5 |
(任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 6 | 結果のリストから表示する通知先を選択します。 |
ステップ 1 |
の順に選択し、設定する SNMP V3 の通知先を検索します。 詳細については、SNMP V3 の通知先を検索する手順を参照してください。 |
||
ステップ 2 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||
ステップ 3 |
SNMP V3 通知先の構成時の設定を行います。
|
||
ステップ 4 |
通知先を保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
||
ステップ 5 |
次のいずれかの操作を実行します。
|
フィールド | 説明 | ||
---|---|---|---|
ドロップダウン リスト ボックスからホストの IP アドレスを選択するか、[新規追加(Add New)] を選択します。 [新規追加(Add New)] を選択した場合は、ホストの IP アドレスを入力します。 |
|||
ドロップダウン リスト ボックスから [インフォーム(Inform)] または [トラップ(Trap)] を選択します。
|
|||
この設定は、[通知の種類(Notification Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [インフォーム(Inform)] を選択した場合に表示されます。 ドロップダウン リスト ボックスからエンジン ID を選択するか、[新規追加(Add New)] を選択します。 [新規追加(Add New)] を選択した場合は、[リモート SNMP エンジン ID(Remote SNMP Engine Id)] フィールドに 16 進数値で ID を入力します。 |
|||
|
|||
ペインから、次のいずれかのタスクを実行し、通信先とユーザの間の関連付けを設定または解除します。 |
|||
クラスタ内のすべてのノードに通知先の設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
ステップ 1 |
を選択し、削除する通知先を検索します。 詳細については、SNMP V3 の通知先を検索する手順を参照してください。 |
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ステップ 2 | 一致するレコードのリストから、削除する通知先の隣にあるチェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 3 | [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。 通知先を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 | ||
ステップ 4 | 削除を続行するには、[OK] を選択します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 | ||
ステップ 5 |
次のいずれかの操作を実行します。
|
SNMP MIB-II システム グループのシステム コンタクト オブジェクトとシステム ロケーション オブジェクトを設定するには、Serviceability GUI を使用します。 たとえば、システム コンタクトとして Administrator, 555-121-6633 と入力し、システム ロケーションとして San Jose, Bldg 23, 2nd floor と入力できます。
MIB-II システム グループのシステム コンタクトとシステム ロケーションを設定するには、次の手順を実行します。
ヒント |
この手順では、SNMP v1、v2c、および v3 の構成がサポートされます。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | SNMP MIB2 システム グループの設定を構成します。 |
ステップ 3 | [保存(Save)] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 |
ステップ 4 | [OK] を選択して SNMP マスター エージェント サービスを再起動するか、または [キャンセル(Cancel)] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行します。 |
ステップ 5 | 次のいずれかの操作を実行します。 |
システム設定をクラスタ内のすべてのノードに適用するには、このチェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。 |
設定可能な SNMP トラップ設定を行うには、CLI コマンドを使用します。 SNMP トラップの設定パラメータと推奨される設定のヒントは、CISCO-SYSLOG-MIB、CISCO-CCM-MIB、および CISCO-UNITY-MIB で提供されています。
SNMP トラップをセットアップするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Unified Serviceability にログインし、次の手順を実行して Cisco CallManager SNMP サービスと SNMP Master Agent がアクティブ化され実行されていることを確認します。 |
ステップ 2 | SNMP V1 または V2 を実行する場合は、次の手順を実行してコミュニティ ストリングと通知先がセットアップされていることを確認してください。 |
ステップ 3 | SNMP V3 を実行する場合は、次の手順を実行してユーザと通知先がセットアップされていることを確認してください。 |
ステップ 4 | CLI にログインし、utils snmp test CLI コマンドを実行して SNMP が実行されていることを確認します。 |
ステップ 5 | 「SNMP トラップの生成」の記述に従い、特定の SNMP トラップを生成します(ccmPhoneFailed または MediaResourceListExhausted トラップなど)。 |
ステップ 6 | トラップが生成されない場合は、次の手順を実行します。 |
ステップ 7 | トラップを再現し、対応するアラームが CiscoSyslog ファイルに記録されるかどうかを確認します。 |
ここでは、特定のタイプの SNMP トラップを生成するためのプロセスについて説明します。 個別のトラップを生成するために、SNMP をサーバ上でセットアップし、実行する必要があります。 SNMP トラップを生成するためのシステムのセットアップ方法については、SNMP トラップのセットアップ の指示に従ってください。
(注) |
個々の SNMP トラップの処理時間は、生成しようとしているトラップによって異なります。 一部の SNMP トラップは、生成するために最大で数分がかかる場合があります。 |
SNMP トラップ |
プロセス |
||
---|---|---|---|
ccmPhoneStatusUpdate |
ccmPhoneStatusUpdate トラップをトリガーするには: |
||
ccmPhoneFailed |
ccmPhoneFailed トラップをトリガーするには: |
||
ccmGatewayFailed |
ccmGatewayFailed SNMP トラップをトリガーするには: |
||
ccmGatewayLayer2Change |
レイヤ 2 がモニタされている動作中のゲートウェイ(MGCP バックホール ロードなど)で ccmGatewayLayer2Change トラップをトリガーするには: |
||
MediaResourceListExhausted |
MediaResourceListExhausted トラップをトリガーするには:
|
||
RouteListExhausted |
RouteListExhausted トラップをトリガーするには: |
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MaliciousCallFailed |
MaliciousCallFailed トラップをトリガーするには: |
||
ccmCallManagerFailed |
ccmCallManagerFailed トラップをトリガーするには:
CallManager 障害アラームは、内部エラーが発生すると生成されます。 内部エラーには、CPU の不足による内部スレッドの終了、16 秒を超える CallManager サーバの停止、タイマーの問題などがあります。
|
||
トラップとしての syslog メッセージ |
特定の重大度を超える syslog メッセージをトラップとして受信するには、clogBasic テーブルで次の 2 つの MIB オブジェクトを設定します。
|
システムの CISCO-SYSLOG-MIB トラップ設定を行う場合は次のガイドラインを使用してください。
snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.2.0 i 1
SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
snmpset -c public -v2c 1<transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.3.0 i <value>
<value> には重大度の数値を入力します。 値が大きくなるほど、重大度は低くなります。 値 1(緊急)は最も高い重大度を表し、値 8(デバッグ)は最も低い重大度を表します。 Syslog Agent では、指定した値よりも大きいメッセージは無視されます。たとえば、すべての Syslog メッセージをトラップする場合は値 8 を使用します。
SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
(注) |
指定されている Syslog バッファ サイズよりも大きいトラップ メッセージ データは、ロギング前に Syslog によって切り捨てられます。 Syslog トラップ メッセージの長さの制限は 255 バイトです。 |
snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.2 .0 i <value>
SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.4.0 i <value>
SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
Cisco Unity Connection のみ:Cisco Unity Connection SNMP エージェントはトラップ通知を有効化しませんが、トラップは Cisco Unity Connection アラームによってトリガーできます。 Cisco Unity Connection のアラーム定義は、 Cisco Unity Connection Serviceability の 画面で確認できます。
目次
- 簡易ネットワーク管理プロトコル
- 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)のサポート
- SNMP の基礎
- SNMP 管理情報ベース
- SNMP のセットアップ
- SNMP のトラブルシューティング
- SNMP の設定要件
- SNMP バージョン 1 のサポート
- SNMP バージョン 2c のサポート
- SNMP バージョン 3 のサポート
- SNMP サービス
- SNMP のコミュニティ ストリングとユーザ
- SNMP のトラップとインフォーム
- SNMP トレースの設定
- SNMP V1 および V2c の設定
- コミュニティ ストリングの検索
- コミュニティ ストリングのセットアップ
- コミュニティ ストリングの構成時の設定
- コミュニティ ストリングの削除
- SNMP V1 および V2c 通知先の検索
- SNMP V1 および V2c の通知先の設定
- SNMP V1 および V2c の通知先の設定
- SNMP V1 および V2c 通知先の削除
- SNMP V3 の設定
- SNMP V3 ユーザの検索
- SNMP V3 ユーザの設定
- SNMP V3 のユーザ構成時の設定
- SNMP V3 ユーザの削除
- SNMP V3 通知先の検索
- SNMP V3 の通知先の設定
- SNMP V3 の通知先の設定
- SNMP V3 通知先の削除
- MIB2 システム グループ
- MIB2 システム グループのセットアップ
- MIB2 システム グループの設定
- SNMP トラップの設定
- SNMP トラップのセットアップ
- SNMP トラップの生成
- CISCO-SYSLOG-MIB トラップ パラメータ
- CISCO-CCM-MIB トラップ パラメータ
- CISCO-UNITY-MIB トラップ パラメータ
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)のサポート
アプリケーション層プロトコルである SNMP を使用すると、ノードやルータなどのネットワーク デバイス間の管理情報を簡単に交換できます。 TCP/IP プロトコル スイートの一部である SNMP を使用すると、管理者はリモートでネットワークのパフォーマンスを管理し、ネットワークの問題を検出および解決し、ネットワークの拡張計画を立てることができます。
(注)
任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を介してシスコが認定する SFTP 製品を使用することをシスコでは推奨します。 CTDP パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しています。 ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager と自社製品の互換性を保証しているベンダーについては、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl
サポートされている Cisco Unified Communications バージョンで GlobalSCAPE を使用する方法の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx
シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。 いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。
Open SSH(http://sshwindows.sourceforge.net/)
Cygwin(http://www.cygwin.com/)
Titan(http://www.titanftp.com/)
CTDP プロセスでまだ認定されていないサードパーティ製品で問題が発生した場合、サポートについてはそのサードパーティ ベンダーに問い合わせてください。
Serviceability GUI を使用して、V1、V2c、および V3 のコミュニティ ストリング、ユーザ、通知先など、SNMP 関連の設定を行います。 ユーザが設定した SNMP 設定は、ローカル ノードに適用されます。ただし、システム構成でクラスタをサポートしている場合、SNMP の設定ウィンドウで、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)]" "オプションを使用して、クラスタ内のすべてのサーバに設定を適用することもできます。
ヒント
Unified Communications Manager のみ:Cisco Unified CallManager または Cisco Unified Communications Manager 4.X で指定した SNMP 設定パラメータは、 Cisco Unified Communications Manager 6.0 以降のアップグレード時に移行されません。 Cisco Unified Serviceability で SNMP 設定手順を繰り返す必要があります。
CISCO-CCM-MIB には IPv6 アドレス、プリファレンスなどのカラムとストレージが含まれますが、SNMP は IPv4 をサポートしています。
- SNMP の基礎
- SNMP のセットアップ
- SNMP のトラブルシューティング
- SNMP の設定要件
- SNMP バージョン 1 のサポート
- SNMP バージョン 2c のサポート
- SNMP バージョン 3 のサポート
- SNMP サービス
- SNMP のコミュニティ ストリングとユーザ
- SNMP のトラップとインフォーム
SNMP の基礎
SNMP 管理のネットワークは、管理対象デバイス、エージェント、およびネットワーク管理システムという 3 つの主要コンポーネントで構成されています。
管理対象デバイス:SNMP エージェントを含み、管理対象ネットワークに存在するネットワーク ノード。 管理対象デバイスには管理情報が収集および格納され、その情報は SNMP を使用することによって利用可能になります。
Unified Communications Manager および IM and Presence Service のみ:クラスタをサポートする設定では、クラスタ内の最初のノードが管理対象デバイスとして機能します。
エージェント:管理対象デバイスに存在するネットワーク管理対象ソフトウェア モジュール。 エージェントには、管理情報のローカルな知識が蓄積され、SNMP と互換性のある形式に変換されます。
SNMP をサポートするため、マスター エージェントとサブエージェントのコンポーネントが使用されます。 マスター エージェントはエージェント プロトコル エンジンとして機能し、SNMP 要求に関連する認証、許可、アクセス コントロール、およびプライバシーの機能を実行します。 同様に、マスター エージェントには、MIB-II に関係するいくつかの管理情報ベース(MIB)変数が含まれています。 また、マスター エージェントは、サブエージェントへの接続も行います。サブエージェントでの必要なタスクが完了すると、その接続を解除します。 SNMP マスター エージェントはポート 161 で待ち受けし、ベンダー MIB の SNMP パケットを転送します。
Cisco Unified Communications Manager サブエージェントは、ローカルの Cisco Unified Communications Manager とのみ対話します。 Cisco Unified Communications Manager サブエージェントは SNMP マスター エージェントにトラップと情報メッセージを送信し、SNMP マスター エージェントは SNMP トラップ レシーバ(通知の宛先)と通信します。
IM and Presence Service サブエージェントは、ローカルの IM and Presence Service とのみ対話します。 IM and Presence Service サブエージェントは SNMP マスター エージェントにトラップと情報メッセージを送信し、SNMP マスター エージェントは SNMP トラップ レシーバ(通知の宛先)と通信します。
ネットワーク管理システム(NMS):SNMP 管理アプリケーション(および動作する PC)。ネットワーク管理に必要な処理リソースとメモリ リソースのほとんどを提供します。 NMS では、管理対象デバイスをモニタおよび制御するアプリケーションが実行されます。 次の NMS がサポートされます。
SNMP 管理情報ベース
SNMP では、階層的に編成された情報のコレクションである管理情報ベース(MIB)にアクセスできます。 MIB は、オブジェクト ID で識別される管理対象オブジェクトで構成されます。 MIB オブジェクトには、管理対象デバイスの特定の特性が格納され、1 つ以上のオブジェクト インスタンス(変数)で構成されます。
SNMP インターフェイスでは、次のシスコ標準 MIB が提供されます。
次の制限事項があります。
Cisco Unified Communications Manager では CISCO-UNITY-MIB はサポートされません。
IM and Presence Service では CISCO-CCM-MIB および CISCO-UNITY-MIB はサポートされません。
SNMP 拡張エージェントはサーバに常駐し、サーバが認識しているデバイスに関する詳細情報を提供する CISCO-CCM-MIB を公開します。 クラスタ構成の場合、SNMP 拡張エージェントはクラスタ内の各サーバに常駐します。 CISCO-CCM-MIB は、サーバ(クラスタでなく、クラスタをサポートする構成内のサーバ)にデバイスの登録状態、IP アドレス、説明、およびモデル タイプなどのデバイス情報を提供します。
SNMP インターフェイスでは、次の業界標準 MIB も提供されます。
CISCO-CDP-MIB
Cisco Discovery Protocol MIB(CISCO-CDP-MIB)を読み取るには、CDP サブエージェントを使用します。 この MIB を使用すると、SNMP 管理対象デバイスが自身をネットワーク上の他のシスコ デバイスにアドバタイズできるようになります。
CDP サブエージェントは CDP-MIB を実装します。 CDP-MIB には、次のオブジェクトが含まれています。
cdpInterfaceIfIndex
cdpInterfaceMessageInterval
cdpInterfaceEnable
cdpInterfaceGroup
cdpInterfacePort
cdpGlobalRun
cdpGlobalMessageInterval
cdpGlobalHoldTime
cdpGlobalLastChange
cdpGobalDeviceId
cdpGlobalDeviceIdFormat
cdpGlobalDeviceIdFormatCpd
(注)
CISCO-CDP-MIB は、次の MIB の存在に依存しています。CISCO-SMI、CISCO-TC、CISCO-VTP-MIB。
SYSAPPL-MIB
インストールされているアプリケーション、アプリケーション コンポーネント、システム動作しているプロセスなど、SYSAPPL-MIB から情報を取得するには、System Application Agent を使用します。
System Application Agent は、SYSAPPL-MIB の次のオブジェクト グループをサポートしています。
表 1 SYSAPPL-MIB のコマンド コマンド
説明
デバイスに関連するクエリー sysApplInstallPkgVersion ソフトウェアの製造元によってアプリケーション パッケージに割り当てられたバージョン番号を提供します。 sysApplElmPastRunUser プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 メモリ、ストレージ、CPU に関連するクエリー sysApplElmPastRunMemory このプロセスが終了するまでに割り当てられた実システム メモリの合計(KB 単位)の最新の既知の値を提供します。 sysApplElmtPastRunCPU このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計(1/100 秒単位)の最新の既知の値を提供します。
(注) マルチプロセッサ システムでは、この値は実際の時間(実時間)の 1/100 秒よりも大きい単位で増加する可能性があります。
sysApplInstallElmtCurSizeLow 現在のファイル サイズ(modulo 2^32 バイト)を提供します。 たとえば、合計サイズが 4,294,967,296 バイトのファイルの場合、この値は、0 になり、合計サイズが 4,294,967,295 バイトのファイルの場合、この値は、4,294,967,295 になります。 sysApplInstallElmtSizeLow インストールされたファイル サイズ(modulo 2^32 バイト)を提供します。 これは、インストール直後のディスク上のファイル サイズです。 たとえば、合計サイズが 4,294,967,296 バイトのファイルの場合、この値は、0 になり、合計サイズが 4,294,967,295 バイトのファイルの場合、この値は、4,294,967,295 になります。 sysApplElmRunMemory このプロセスに現在割り当てられている実システム メモリの合計値(KB 単位)を提供します。 sysApplElmRunCPU このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)を提供します。
(注) マルチプロセッサ システムでは、この値は実際の時間(実時間)の 1/100 秒よりも大きい単位で増加する可能性があります。
プロセスに関連するクエリー sysApplElmtRunState 実行中のプロセスの現在の状態を提供します。 値は次のとおりです。実行中 (1)、 実行可能 (2)、実行可能であるが、CPU などのリソースを待機中 (3)、終了 (4)、その他 (5)。 sysApplElmtRunNumFiles プロセスによって現在開かれている通常ファイルの数を提供します。 この値の計算には、転送接続(ソケット)や、オペレーティング システム固有の特殊なファイル タイプは含まれません。 sysApplElmtRunTimeStarted プロセスが開始された時刻を提供します。 sysApplElmtRunMemory このプロセスに現在割り当てられている実システム メモリの合計値(KB 単位)を提供します。 sysApplElmtPastRunInstallID インストール済み要素テーブルのインデックスを提供します。 このオブジェクトの値は、このエントリが以前実行されたプロセスを表しているアプリケーション要素の sysApplInstallElmtIndex の値と同じです。 sysApplElmtPastRunUser プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 sysApplElmtPastRunTimeEnded プロセスが終了した時刻を提供します。 sysApplElmtRunUser プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 sysApplRunStarted アプリケーションが起動された日時を提供します。 sysApplElmtRunCPU このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)を提供します。
(注) マルチプロセッサ システムでは、この値は実際の時間(実時間)の 1/100 秒よりも大きい単位で増加する可能性があります。
ソフトウェア コンポーネントに関連するクエリー sysApplInstallPkgProductName 製造元によってソフトウェア アプリケーション パッケージに割り当てられた名前を提供します。 sysApplElmtRunParameters プロセスの起動パラメータを提供します。 sysApplElmtRunName プロセスのフル パスとファイル名を提供します。 たとえば、実行パスが「opt/MYYpkg/bin/myyproc」のプロセス「myyproc」の場合は「/opt/MYYpkg/bin/myyproc」が返されます。 sysApplInstallElmtName アプリケーションに含まれるこの要素の名前を提供します。 sysApplElmtRunUser プロセス所有者のログイン名(root など)を提供します。 sysApplInstallElmtPath この要素がインストールされているディレクトリのフル パスを提供します。 たとえば、「/opt/EMPuma/bin」ディレクトリにインストールされている要素の場合、値は「/opt/EMPuma/bin」になります。 ほとんどのアプリケーション パッケージには、パッケージ内の要素に関する情報が含まれています。 また、要素は通常、パッケージのインストール ディレクトリのサブディレクトリにインストールされます。 パッケージの情報自体に要素のパス名が含まれていない場合、通常はサブディレクトリの簡易検索でパスを特定することができます。 要素がその場所にインストールされておらず、エージェント実装のために別の情報も参照できない場合には、パスは不明となり、null が返されます。 sysApplMapInstallPkgIndex このオブジェクトの値を提供し、このプロセスが含まれているアプリケーションのインストール済みソフトウェア パッケージを特定します。 プロセスの親アプリケーションを特定できる場合、このオブジェクトの値は、このプロセスが含まれているインストール済みアプリケーションに対応する sysApplInstallPkgTable のエントリの sysApplInstallPkgIndex と同じになります。 ただし、親アプリケーションを特定できない場合には(プロセスが特定のインストール済みアプリケーションに含まれない場合など)、このオブジェクトの値は「0」になります。これは、このプロセスをアプリケーションやインストール済みソフトウェア パッケージと関連付けることができないことを示します。 sysApplElmtRunInstallID sysApplInstallElmtTable のインデックスを提供します。 このオブジェクトの値は、このエントリが稼働中のインスタンスを表しているアプリケーション要素の sysApplInstallElmtIndex の値と同じです。 このプロセスが、インストール済みの実行可能ファイルと関連付けられない場合、値は「0」になります。 sysApplRunCurrentState 実行中のアプリケーション インスタンスの現在の状態を提供します。 値は次のとおりです。実行中 (1)、 実行可能 (2)、実行可能であるが、CPU などのリソースを待機中 (3)、終了 (4)、その他 (5)。 この値は、このアプリケーション インスタンスの実行要素の評価(sysApplElmRunState を参照)および sysApplInstallElmtRole で定義されたロールに基づきます。 1 つ以上の REQUIRED 要素が稼動を停止した場合、エージェント実装により、アプリケーション インスタンスが終了プロセスに入ったと検出される場合があります。 エージェント実装のほとんどは、システム時刻を提供して REQUIRED 要素を開始するために、2 番目の内部ポーリングが完了するまで待機してからアプリケーション インスタンスを終了としてマークします。 sysApplInstallPkgDate このソフトウェア アプリケーションがホストにインストールされた日時を提供します。 sysApplInstallPkgVersion ソフトウェアの製造元によってアプリケーション パッケージに割り当てられたバージョン番号を提供します。 sysApplInstallElmtType インストール済みアプリケーションに含まれている要素のタイプを提供します。 日付または時刻に関連するクエリー sysApplElmtRunCPU このプロセスによって消費されたシステム CPU リソースの合計値(1/100 秒単位)です。
(注) マルチプロセッサ システムでは、この値は実際の時間(実時間)の 1/100 秒よりも大きい単位で増加する可能性があります。 sysApplInstallPkgDate このソフトウェア アプリケーションがホストにインストールされた日時を提供します。 sysApplElmtPastRunTimeEnded プロセスが終了した時刻を提供します。 sysApplRunStarted アプリケーションが起動された日時を提供します。 MIB-II
MIB-II から情報を取得するには、MIB2 エージェントを使用します。 MIB2 エージェントは、インターフェイスや IP など、RFC 1213 で定義されている変数へのアクセスを提供し、次のオブジェクト グループをサポートしています。
表 2 MIB-II コマンド コマンド
説明
デバイスに関連するクエリー sysName この管理対象ノードに管理上割り当てられた名前を提供します。 慣例として、この名前はノードの完全修飾ドメイン名になります。 名前が不明な場合、この値は長さがゼロの文字列になります。 sysDescr エンティティの説明テキストを提供します。 この値には、システムのハードウェア タイプ、ソフトウェア オペレーティング システム、ネットワーク ソフトウェアの完全な名前とバージョン識別番号が含まれます。 SNMP 診断クエリー sysName この管理対象ノードに管理上割り当てられた名前を提供します。 慣例として、この名前はノードの完全修飾ドメイン名になります。 名前が不明な場合、この値は長さがゼロの文字列になります。 sysUpTime システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化されてからの時間(1/100 秒単位)を提供します。 snmpInTotalReqVars 有効な SNMP Get-Request と Get-Next PDU を受信した結果として、SNMP プロトコル エンティティによって正常に取得された MIB オブジェクトの合計数を提供します。 snmpOutPkts SNMP エンティティから転送サービスに渡された SNMP メッセージの合計数を提供します。 sysServices このエンティティが提供する可能性があるサービスのセットを示す値を提供します。 値は合計値です。 この合計は最初は 0 の値を取りますが、このノードがトランザクションを実行する各レイヤ(L)について 1 ~ 7 の範囲を取り、この合計に(L - 1)の 2 乗が加算されます。 たとえば、アプリケーション サービスを提供するホストであるノードの値が 4(2^(3-1))になる場合や、 逆に、アプリケーション サービスを提供するホストであるノードの値が、72 (2^(4-1) + 2^(7-1)) になる場合があります。
(注) 昨日トコルのインターネット スイートの場合には、レイヤ 1 の物理(リピータなど)、レイヤ 2 のデータリンクまたはサブネットワーク(ブリッジなど)、レイヤ 3 のインターネット(IP をサポート)、レイヤ 4 のエンドツーエンド(TCP をサポート)、レイヤ 7 のアプリケーション(SMTP をサポート)を計算します。
OSI プロトコルを含むシステムでは、レイヤ 5 および 6 も計算できます。
snmpEnableAuthenTraps SNMP エンティティが authenticationFailure トラップの生成を許可されているかどうかを示します。 このオブジェクトの値は、すべての設定情報を上書きします。そのため、すべての authenticationFailure トラップを無効化できる手段が提供されます。
(注) シスコでは、このオブジェクトを不揮発性メモリに保存して、ネットワーク管理システムの再初期化後にも維持されるようにすることを強く推奨します。
Syslog に関連するクエリー snmpEnabledAuthenTraps SNMP エンティティが authenticationFailure トラップの生成を許可されているかどうかを示します。 このオブジェクトの値は、すべての設定情報を上書きします。そのため、すべての authenticationFailure トラップを無効化できる手段が提供されます。
(注) シスコでは、このオブジェクトを不揮発性メモリに保存して、ネットワーク管理システムの再初期化後にも維持されるようにすることを強く推奨します。
日付または時刻に関連するクエリー sysUpTime システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化されてからの時間(1/100 秒単位)を提供します。 HOST-RESOURCES MIB
HOST-RESOURCES-MIB から値を取得するには、Host Resources Agent を使用します。 Host Resources Agent は、ストレージ リソース、プロセス テーブル、デバイス情報、およびインストールされたソフトウェア ベースなど、ホスト情報に対する SNMP アクセスを提供します。 Host Resources Agent は次のオブジェクト グループをサポートしています。
表 3 HOST-RESOURCES MIB のコマンド コマンド
説明
デバイスに関連するクエリー hrFSMountPoint このファイル システムのルートのパス名を提供します。 hrDeviceDescr デバイスの製造元やリビジョン、シリアル番号(オプション)など、このデバイスの説明テキストを提供します。 hrStorageDescr ストレージのタイプおよびインスタンスの説明を提供します。 メモリ、ストレージ、CPU に関連するクエリー hrMemorySize ホストに搭載されている物理的な読み取り/書き込みメイン メモリ(通常は RAM)の容量を提供します。 hrStorageSize ストレージのサイズを hrStorageAllocationUnits の単位で提供します。このオブジェクトは書き込み可能であるため、操作が理に適っており、基盤となるシステムで実行可能な場合には、ストレージ エリアのサイズのリモート設定が可能です。 たとえば、バッファ プールに割り当てるメモリの量や、仮想メモリに割り当てるディスク容量を変更できます。 プロセスに関連するクエリー hrSWRunName 製造元、リビジョン、一般に知られている名前など、この実行中のソフトウェアの説明テキストを提供します。 このソフトウェアがローカルにインストールされている場合は、対応する hrSWInstalledName で使用されているものと同じ文字列である必要があります。 hrSystemProcesses このシステムに現在ロードされているか、実行中のプロセス コンテキストの数を提供します。 hrSWRunIndex ホストで実行中の各ソフトウェアに固有の値を提供します。 可能な限り、ネイティブかつ一意のシステム識別番号を使用します。 ソフトウェア コンポーネントに関連するクエリー hrSWInstalledName 製造元、リビジョン、一般に知られている名前、およびシリアル番号(オプション)など、このインストールされているソフトウェアの説明テキストを提供します。 hrSWRunPath このソフトウェアのロード元である長期ストレージの場所(ディスク ドライブなど)の説明を提供します。 日付または時刻に関連するクエリー hrSystemDate ホストのローカルの日時を提供します。 hrFSLastPartialBackupDate このファイル システムの一部が、バックアップのために別のストレージ デバイスにコピーされた最後の日付を提供します。 この情報はバックアップが定期的に実施されているかを確認するのに便利です。 この情報が不明な場合、この変数は 0000 年 1 月 1 日 00:00:00.0 に対応する値となり、「00 00 01 01 00 00 00 00」(16 進数)と符号化されます。 CISCO-SYSLOG-MIB
Syslog は、情報レベルから重大なものまでのすべてのシステム メッセージを追跡し、ログに記録します。 この MIB を使用すると、ネットワーク管理アプリケーションでは Syslog メッセージを SNMP トラップとして受信できるようになります。
Cisco Syslog Agent では、次の MIB オブジェクトによるトラップ機能をサポートしています。
(注)
CISCO-SYSLOG-MIB は、CISCO-SMI MIB の存在に依存します。
表 4 CISCO-SYSLOG-MIB のコマンド コマンド
説明
Syslog に関連するクエリー clogNotificationEnabled デバイスが Syslog メッセージを生成するときに、clogMessageGenerated 通知が送信されるかどうかを示します。 通知を無効化しても、syslog メッセージは、clogHistoryTable に追加されます。 clogMaxSeverity syslog のどの重大度レベルを処理するかを示します。 エージェントは、重大度がこの値より大きい Syslog メッセージを無視します。
(注) 重大度は数値が大きくなるほど低くなります。 たとえば、エラー(4)は、デバッグ(8)より重大度が高いです。
CISCO-CCM-MIB および CISCO-CCM-CAPABILITY MIB
CISCO-CCM-MIB には、Cisco Unified Communications Manager と、それに関連する電話やゲートウェイなどの Cisco Unified Communications Manager ノードで確認できるデバイスについての動的な(リアルタイム)情報と設定された(静的な)情報の両方が含まれています。 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)テーブルには、IP アドレス、登録ステータス、およびモデル タイプなどの情報が格納されています。
CISCO-CCM-MIB には IPv6 アドレス、プリファレンスなどのカラムとストレージが含まれますが、SNMP は IPv4 をサポートしています。
(注)
Cisco Unified Communications Manager は Cisco Unified Communications Manager システムでこの MIB をサポートしています。 IM and Presence Service と Cisco Unity Connection はこの MIB をサポートしていません。
CISCO-CCM-MIB および MIB 定義のサポート リストを参照するには、次のリンクにアクセスしてください。
ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/supportlists/callmanager/callmanager-supportlist.html
廃止オブジェクトも含めて Cisco Unified Communications Manager リリース全体での MIB の依存関係と MIB コンテンツを表示するには、次のリンクにアクセスしてください。 http://tools.cisco.com/Support/SNMP/do/BrowseMIB.do?local=en&step=2&mibName=CISCO-CCM-CAPABILITY
動的テーブルは、Cisco CallManager サービス(Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合はローカルの Cisco CallManager サービス)が起動され、実行中の場合にのみ入力されます。静的テーブルは、Cisco CallManager SNMP サービスが実行中の場合に入力されます。
表 5 Cisco-CCM-MIB の動的テーブル このテーブルには、ローカル Cisco Unified Communications Manager のバージョンおよびインストール ID が保存されます。 また、ローカル Cisco Unified Communications Manager が認識するクラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Manager についての情報も保存されますが、バージョンの詳細は「unknown」と示されます。 ローカル Cisco Unified Communications Manager がダウンした場合は、バージョンおよびインストール ID の値を除き、テーブルは空のままになります。
ccmPhoneFailed、ccmPhoneStatusUpdate、ccmPhoneExtn、ccmPhone、ccmPhoneExtension
Cisco Unified IP Phone の場合、ccmPhoneTable の登録済み電話の数は、Cisco Unified Communications Manager/RegisteredHardware Phones perfmon カウンタと一致する必要があります。 ccmPhoneTable には、登録済み、未登録、および拒否された Cisco Unified IP Phone ごとに 1 つのエントリがあります。 ccmPhoneExtnTable では、インデックス ccmPhoneIndex と ccmPhoneExtnIndex を組み合わせて、ccmPhoneTable と ccmPhoneExtnTable のエントリが関連付けられます。
ccmCTIDeviceTable には、各 CTI デバイスが 1 つのデバイスとして保存されます。 CTI ルート ポイントまたは CTI ポートの登録ステータスに基づいて、Cisco Unified Communications Manager MIB の ccmRegisteredCTIDevices、ccmUnregisteredCTIDevices、ccmRejectedCTIDevices の各カウンタが更新されます。
ccmH323DeviceTable には、Cisco Unified Communications Manager(クラスタ構成の場合はローカル Cisco Unified Communications Manager)に情報が含まれる H.323 デバイスのリストが格納されます。 H.323 電話機または H.323 ゲートウェイの場合、ccmH.323DeviceTable には H.323 デバイスごとに 1 つのエントリが作成されます。 (H.323 電話機およびゲートウェイは、Cisco Unified Communications Manager には登録されません。 指定された H.323 電話機およびゲートウェイのコールを処理する準備ができると、Cisco Unified Communications Manager によって H.323Started アラームが生成されます。) システムにより、H.323 トランク情報の一部としてゲートキーパー情報が提供されます。
Cisco uOne、ActiveVoice の場合、ccmVoiceMailDeviceTable には音声メッセージング デバイスごとに 1 つのエントリが作成されます。 登録ステータスに基づき、Cisco Unified Communications Manager MIB の ccmRegisteredVoiceMailDevices、ccmUnregisteredVoiceMailDevices、ccmRejectedVoiceMailDevices の各カウンタが更新されます。
ccmRegisteredGateways、ccmUnregisteredGateways、および ccmRejectedGateways は、それぞれ、登録されたゲートウェイ デバイスまたはポートの数、登録されていないゲートウェイ デバイスまたはポートの数、および拒否されたゲートウェイ デバイスまたはポートの数を追跡します。
Cisco Unified Communications Manager は、デバイスまたはポート レベルでアラームを生成します。 ccmGatewayTable には、CallManager アラームに基づいて、デバイスレベルまたはポートレベルの情報が格納されます。 登録済み、未登録、または拒否されたデバイスまたはポートごとに、1 つのエントリが ccmGatewayTable に存在します。 2 つの FXS ポートと 1 つの T1 ポートを備えた VG200 の場合、ccmGatewayTable には 3 つのエントリが作成されます。 ccmActiveGateway および ccmInActiveGateway のカウンタは、アクティブな(登録済みの)ゲートウェイ デバイスまたはポート、および接続されていない(未登録または拒否)ゲートウェイ デバイスまたはポートの数を追跡します。
登録ステータスに基づき、ccmRegisteredGateways、ccmUnregisteredGateways、ccmRejectedGateways の各カウンタが更新されます。
このテーブルには、少なくとも 1 回はローカル Cisco Unified Communications Manager への登録を試みたすべてのメディア デバイスのリストが格納されます。
このテーブルには、Cisco Unified Communications Manager クラスタの Cisco Unified Communications Manager グループが格納されます。
このテーブルは、クラスタのすべての Cisco Unified Communications Manager を Cisco Unified Communications Manager グループにマッピングします。 ローカル Cisco Unified Communications Manager ノードがダウンしている場合、このテーブルは空のままになります。
表 6 CISCO-CCM-MIB の静的テーブル このテーブルには、Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合はクラスタ)でサポートされる製品タイプのリストが格納されます。タイプには、電話機タイプ、ゲートウェイ タイプ、メディア デバイス タイプ、H.323 デバイス タイプ、CTI デバイス タイプ、ボイス メッセージング デバイス タイプ、SIP デバイス タイプなどがあります。
ccmRegionTable には、Cisco Communications Network(CCN)システム内の地理的に離れたリージョンのリストが格納されます。 ccmRegionPairTable には、Cisco Unified Communications Manager クラスタの地理的リージョン ペアのリストが格納されます。 地理的リージョン ペアは、接続元リージョンと接続先リージョンで定義されます。
このテーブルには、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のすべてのタイム ゾーン グループのリストが格納されます。
このテーブルには、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のすべてのデバイス プールのリストが格納されます。 デバイス プールは、リージョン、日付/時刻グループ、Cisco Unified Communications Manager グループによって定義されます。
(注)
CISCO-CCM-MIB の "ccmAlarmConfigInfo" グループおよび "ccmQualityReportAlarmConfigInfo" グループでは、通知に関する設定パラメータを定義します。
CISCO-UNITY-MIB
CISCO-UNITY-MIB では、 Cisco Unity Connection に関する情報を入手するために Connection SNMP エージェントを使用します。
CISCO-UNITY-MIB の定義を確認するには、次のリンクにアクセスして [SNMP v2 MIB(SNMP v2 MIBs)] をクリックしてください。
http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml [英語]
(注)
Cisco Unity Connection ではこの MIB をサポートしています。 Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service ではこの MIB をサポートしていません。
SNMP のセットアップ
手順
ステップ 1 SNMP NMS をインストールし、設定します。 ステップ 2 [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] ウィンドウで、SNMP サービスが起動されたことを確認します。 ステップ 3 Unified Communications Manager:[サービスの開始(Service Activation)] ウィンドウで、Cisco CallManager SNMP サービスをアクティブ化します。 Cisco Unity Connection のみ:自動的に Connection SNMP Agent サービスがアクティブになります。 ステップ 4 SNMP V1/V2c を使用している場合は、コミュニティ ストリングを設定します。 ステップ 5 SNMP V3 を使用している場合は、SNMP ユーザを設定します。 ステップ 6 トラップまたはインフォームの通知先を設定します。 ステップ 7 MIB2 システム グループのシステム コンタクトとロケーションを設定します。 ステップ 8 CISCO-SYSLOG-MIB のトラップ設定を行います。 ステップ 9 Unified Communications Manager のみ:CISCO-CCM-MIB のトラップ設定を行います。 ステップ 10 マスター エージェント サービスをリスタートします。 ステップ 11 NMS で、 Cisco Unified Communications Manager のトラップ パラメータを設定します。
SNMP のトラブルシューティング
トラブルシューティングのヒントについては、この項を参照してください。 すべての機能サービスとネットワーク サービスが動作していることを確認してください。
問題
システムから MIB をポーリングできない
この状態は、コミュニティ ストリングまたは SNMP ユーザがシステム上に設定されていないか、システム上に設定されているものと一致しないことを意味します。 デフォルトでは、コミュニティ ストリングまたはユーザはシステムに設定されていません。
ソリューション
SNMP の設定ウィンドウを使用して、コミュニティ ストリングまたは SNMP ユーザがシステム上に適切に設定されているかどうかを確認します。
問題
システムから通知を受信できない。
この状態は、通知の宛先がシステム上に正しく設定されていないことを意味します。
ソリューション
[通知先(Notification Destination)](V1/V2c または V3)設定ウィンドウで、通知の宛先を正しく設定したことを確認します。
SNMP の設定要件
SNMP バージョン 1 のサポート
SNMP バージョン 1(SNMPv1)は、管理情報構造(SMI)の仕様の範囲内で機能する SNMP の初期実装で、User Datagram Protocol(UDP)や Internet Protocol(IP)などのプロトコル上で動作します。
SNMPv1 SMI では、高度な構造を持つテーブル(MIB)が定義されます。このテーブルは、表形式のオブジェクト(つまり、複数の変数を含むオブジェクト)のインスタンスのグループ化に使用されます。 テーブルにはインデックスが付けられた 0 個以上の行が格納されるため、SNMP では、サポートされているコマンドを使用して、行全体を取得したり変更したりできます。
SNMPv1 では、NMS が要求を発行し、管理対象デバイスから応答が返されます。 エージェントは、トラップ オペレーションを使用して、NMS に重要なイベントを非同期的に通知します。
Serviceability GUI では、SNMPv1 サポートを [V1/V2c の設定(V1/V2c Configuration)] ウィンドウで設定します。
SNMP バージョン 2c のサポート
SNMPv2c は、SNMPv1 と同様に、Structure of Management Information(SMI)の仕様の範囲内で機能します。 MIB モジュールには、相互に関係のある管理対象オブジェクトの定義が格納されます。 SNMPv1 で使用されるオペレーションと SNMPv2 で使用されるオペレーションは、ほぼ同じです。 たとえば、SNMPv2 トラップ オペレーションは、SNMPv1 で使用する機能と同じですが、異なるメッセージ形式を使用する、SNMPv1 トラップに代わる機能です。
SNMPv2c のインフォーム オペレーションでは、ある NMS から別の NMS にトラップ情報を送信して、その NMS から応答を受信することができます。
Serviceability GUI では、SNMPv2c サポートを [V1/V2c の設定(V1/V2c Configuration)] ウィンドウで設定します。
SNMP バージョン 3 のサポート
SNMP バージョン 3 は、認証(要求が正規の送信元から送信されたものかどうかの確認)、プライバシー(データの暗号化)、認可(要求された操作がユーザに許可されているかどうかの確認)、およびアクセス コントロール(要求されたオブジェクトにユーザがアクセスできるかどうかの確認)などのセキュリティ機能を提供します。 SNMP パケットがネットワーク上で公開されないように、SNMPv3 では暗号化を設定できます。
SNMPv3 では、SNMPv1 や SNMPv2 のようにコミュニティ ストリングを使用するのではなく、SNMP ユーザを使用します。
Serviceability GUI では、[V3の設定(V3 Configuration)] ウィンドウで SNMP v3 のサポートを設定します。
SNMP サービス
次の表のサービスでは、SNMP の操作をサポートしています。
(注) SNMP マスター エージェントは、MIB インターフェイスのプライマリ サービスとして機能します。 Cisco CallManager SNMP サービスは手動でアクティブ化する必要があります。他のすべての SNMP サービスは、インストール後に実行する必要があります。
表 9 SNMP サービスMIB サービス ウィンドウ 。 サーバを選択した後、[パフォーマンスおよびモニタリング(Performance and Monitoring)] カテゴリを選択します。
サーバを選択した後、[プラットフォーム サービス(Platform Services)] カテゴリを選択します。
サーバを選択した後、[プラットフォーム サービス(Platform Services)] カテゴリを選択します。
SNMP のコミュニティ ストリングとユーザ
SNMP のトラップとインフォーム
SNMP エージェントは、重要なシステム イベントを識別するために、トラップ形式またはインフォーム形式で NMS に通知を送信します。 トラップ形式の場合は宛先からの確認応答を受信しませんが、インフォーム形式の場合は確認応答を受信します。 通知先を設定するには、Serviceability GUI の [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウを使用します。
(注)
Cisco Unified Communications Manager は、 Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service システムの SNMP トラップをサポートしています。
SNMP 通知では、対応するトラップ フラグが有効な場合、トラップが即座に送信されます。 Syslog エージェントの場合、アラームとシステム レベルのログ メッセージが Syslog デーモンに送信され、ログに記録されます。 また、一部の標準的なサードパーティ製アプリケーションでもログ メッセージが syslog デーモンに送信され、ログに記録されます。 これらのログ メッセージはローカルの syslog ファイルに記録され、SNMP トラップまたは通知への変換も行われます。
次に、設定済みのトラップ通知先に送信される、 Cisco Unified Communications Manager の SNMP のトラップおよびインフォーム メッセージを示します。
Cisco Unified Communications Managerで障害が発生( Cisco Unified Communications Manager failed)
Phone failed(電話機で障害が発生)
Phones status update(電話機ステータスの更新)
Gateway failed(ゲートウェイで障害が発生)
Media resource list exhausted(メディア リソース リストが使い果たされた)
Route list exhausted(ルート リストが使い果たされた)
Gateway layer 2 change(ゲートウェイ レイヤ 2 の変更)
Quality report(品質レポート)
Malicious call(悪質なコール)
Syslog message generated(syslog メッセージの生成)
ヒント
通知先を設定する前に、必要な SNMP サービスがアクティブ化され、動作していることを確認します。 また、コミュニティ ストリング/ユーザに対する特権が正しく設定されていることを確認します。
Serviceability GUI の
または を選択して SNMP トラップの宛先を設定します。次の表では、ネットワーク管理システム(NMS)で設定するトラップとインフォームのパラメータについて説明します。 この表の値を設定するには、その NMS をサポートする SNMP 製品のドキュメントの説明に従って、NMS 上で適切なコマンドを実行します。
(注)
この表に一覧されているパラメータは、最後の 2 つのパラメータを除き、すべて CISCO-CCM-MIB の一部です。 最後の 2 つの clogNotificationsEnabled と clogMaxSeverity は、CISCO-SYSLOG-MIB の一部です。
IM and Presence Service の場合、NMS で clogNotificationsEnabled パラメータと clogMaxSeverity trap/inform パラメータのみを設定します。
表 10 Cisco Unified Communications Manager のトラップおよびインフォーム設定パラメータ Cisco Unified Communications Manager Administration では Cisco ATA 186 デバイスを電話機として設定できますが、 Cisco Unified Communications Manager が SNMP トラップを Cisco ATA デバイスに送信するときには、ゲートウェイ タイプのトラップが送信されます(たとえば、ccmGatewayFailed)。
このトラップは、Cisco Extended Functions サービスがサーバ上、または、クラスタ設定の場合には( Cisco Unified Communications Manager のみ)ローカル Cisco Unified Communications Manager サーバ上でアクティブ化されて実行されている場合にのみ生成されます。
clogMaxSeverity を warning に設定すると、アプリケーションが、重大度が警告以上の Syslog メッセージを生成したときに SNMP トラップが生成されます。
SNMP トレースの設定
Cisco Unified Communications Manager の場合、Cisco CallManager SNMP エージェントのトレースを設定するには、 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで、[パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring Services)] サービス グループの [Cisco CallManager SNMPサービス(Cisco CallManager SNMP Service)] を選択します。 デフォルトの設定は、すべてのエージェントに対して存在します。 Cisco CDP Agent および Cisco Syslog Agent の場合、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』に従って、CLI を使用してトレース設定を変更します。
Cisco Unity Connection の場合、Cisco Unity Connection SNMP エージェントのトレースを設定するには、 Cisco Unity Connection Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで Connection SNMP エージェントのコンポーネントを選択します。
SNMP V1 および V2c の設定
- コミュニティ ストリングの検索
- コミュニティ ストリングのセットアップ
- コミュニティ ストリングの構成時の設定
- コミュニティ ストリングの削除
- SNMP V1 および V2c 通知先の検索
- SNMP V1 および V2c の通知先の設定
- SNMP V1 および V2c の通知先の設定
- SNMP V1 および V2c 通知先の削除
コミュニティ ストリングの検索
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [コミュニティストリングの検索、名前が(Find Community Strings where Name)] リスト ボックスから、コミュニティ ストリングに対して使用する検索条件を選択します。 ステップ 3 検索するコミュニティ ストリングを入力します。 ステップ 4 コミュニティ ストリングが存在するサーバのホスト名または IP アドレスを、[サーバ(Server)] リスト ボックスから選択します。 ステップ 5 [検索(Find)] を選択します。 ステップ 6 (任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 この手順は、Unified Communications Manager および IM and Presence Service のクラスタにのみ適用されます。
ステップ 7 結果のリストから表示するコミュニティ ストリングを選択します。
ヒント [新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンを選択するまで [SNMP コミュニティ ストリング設定(SNMP Community String Configuration)] ウィンドウに表示されません。 コミュニティ ストリングが存在せず、コミュニティ ストリングを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンを選択し、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
ステップ 8 結果のリストから、表示するコミュニティ ストリングをクリックします。
コミュニティ ストリングのセットアップ
手順SNMP エージェントはコミュニティ ストリングを使用してセキュリティを提供するため、SNMP 管理対象デバイスのシステムで管理情報ベース(MIB)にアクセスするには、コミュニティ ストリングを設定する必要があります。 SNMP 管理対象デバイスのシステムへのアクセスを制限するには、コミュニティ ストリングを変更します。 コミュニティ ストリングを追加、変更、削除するには、[SNMP コミュニティ ストリング設定(SNMP Community String Configuration)] ウィンドウにアクセスします。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [サーバ(Server)] リスト ボックスで必要なサーバを選択し、[検索(Find)] を選択します。 ステップ 3 次のいずれかの作業を実行します。
新しいコミュニティ ストリングを追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
ヒント [新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンを選択するまで [SNMP コミュニティ ストリング設定(SNMP Community String Configuration)] ウィンドウに表示されません。 コミュニティ ストリングが存在せず、コミュニティ ストリングを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンを選択し、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
既存のコミュニティ ストリングを変更するには、結果リストで、編集するコミュニティ ストリングの名前をクリックします。
コミュニティ ストリングまたはサーバの名前は変更できません。
ステップ 4 コミュニティ ストリングの構成時の設定を入力します。
ヒント 設定を保存する前であれば、[すべてクリア(Clear All)] ボタンをクリックしてウィンドウ内の設定に入力した情報をすべて消去することができます。
ステップ 5 設定が完了したら、新しいコミュニティ ストリングを保存する場合は [新規追加(Add New)] をクリックし、既存のコミュニティ ストリングへの変更を保存する場合は [保存(Save)] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。
ステップ 6 次のいずれかの操作を実行します。
コミュニティ ストリングの構成時の設定
次の表で、コミュニティ ストリングの構成時の設定について説明します。
表 11 コミュニティ ストリングの構成時の設定フィールド 説明 コミュニティ ストリングを検索する際に手順を実行してサーバの選択を指定しているため、[コミュニティ ストリング設定(Community String configuration)] ウィンドウの設定は読み取り専用として表示されます。
コミュニティ ストリングの名前を入力します。 この名前には、最長 32 文字を指定でき、英数字、ハイフン(-)、および下線文字(_)を任意に組み合わせることが可能です。
ヒント 部外者が推測しにくいコミュニティ ストリング名を選択してください。
任意のホストからの SNMP パケットを受け入れる(Accept SNMP Packets from any host)
指定したホストからの SNMP パケットのみ受け入れる(Accept SNMP Packets only from these hosts)
指定したホストからのみ SNMP を受け入れるには、このオプション ボタンをクリックします。
ヒント [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] フィールドに、パケットを受け入れるホストを入力し、[挿入(Insert)] をクリックします。 パケットを受け入れるホストごとにこの手順を繰り返します。 ホストを削除するには、そのホストを [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] リスト ボックスから選択し、[削除(Remove)] をクリックします。
ドロップダウン リスト ボックスで、適切なアクセス レベルを次のリストの中から選択します。
- ReadOnly
コミュニティ ストリングは、MIB オブジェクトの値の読み取りのみが可能です。
- ReadWrite
コミュニティ ストリングは、MIB オブジェクトの値を読み書きできます。
- ReadWriteNotify
コミュニティ ストリングは、MIB オブジェクト値の読み取りおよび書き込みと、トラップおよびインフォーム メッセージでの MIB オブジェクト値の送信が可能です。
- NotifyOnly
コミュニティ ストリングは、トラップおよびインフォーム メッセージでの MIB オブジェクト値の送信のみ可能です。
- ReadNotifyOnly
コミュニティ ストリングは、MIB オブジェクト値の読み取りと、トラップおよびインフォーム メッセージでの値の送信が可能です。
- なし
コミュニティ ストリングはトラップ情報の読み取り、書き込み、送信を行えません。
ヒント トラップ設定パラメータを変更するには、NotifyOnly、ReadNotifyOnly、または ReadWriteNotify の権限でコミュニティ ストリングを設定する必要があります。
IM and Presence Service は ReadNoticyOnly をサポートしていません。
クラスタ内のすべてのノードにコミュニティ ストリングを適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
このフィールドは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service のクラスタにのみ適用されます。
関連タスク
コミュニティ ストリングの削除
SNMP V1 および V2c 通知先の検索
手順
ステップ 1 を選択します。 [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [通知先 IP の検索(Find Notification where Destination IP)] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先を検索するために使用する検索条件を選択します。 ステップ 3 検索する通知先を入力します。 ステップ 4 通知先をサポートするサーバのホスト名または IP アドレスを [サーバ(Server)] リスト ボックスに入力し、[検索(Find)] をクリックします。 [検索(Find)] をクリックすると、[新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 検索結果が表示された後、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスが表示されます。
ステップ 5 (任意)次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前のチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] をオンにします。
この手順は、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
項目の設定を表示するには、検索結果のその項目を選択します。
(注) [新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンを選択するまで [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウに表示されません。 通知先が存在せず、通知先を追加する場合は、[検索(Find)] を選択し、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
SNMP V1 および V2c の通知先の設定
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [サーバ(Server)] リスト ボックスで必要なサーバを選択し、[検索(Find)] を選択します。 ステップ 3 次のいずれかの作業を実行します。
新しい SNMP 通知先を追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
[検索/リスト(Find/List)] ウィンドウの [サーバ(Server)] ドロップダウン リスト ボックスで選択したサーバの通知先を設定します。
(注) [新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンを選択するまで [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウに表示されません。 通知先がなく、通知先を追加する場合は、[検索(Find)] を選択し、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
既存の SNMP 通知先を変更するには、編集する通知先を検索し、[検索/リスト(Find/List)] ウィンドウの結果リストで SNMP 通知先の名前をクリックします。
ステップ 4 通知先の設定を入力します。
ヒント 設定を保存する前であれば、[クリア(Clear)] ボタンをクリックしてウィンドウ内の設定に入力した情報をすべて消去することができます。
ステップ 5 次のいずれかの操作を実行します。 ステップ 6 [OK] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動するか、または [キャンセル(Cancel)] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行します。
(注) SNMP の設定を終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
SNMP V1 および V2c の通知先の設定
次の表では、SNMP V1/V2c の通知先の構成時の設定について説明します。
表 12 SNMP V1/V2c の通知先の構成時の設定フィールド 説明 ドロップダウン リスト ボックスから、トラップ宛先のホストの IP アドレスを選択するか、[新規追加(Add New)] をクリックします。 [新規追加(Add New)] をクリックした場合は、トラップ通知先の IP アドレスを入力します。
[SNMPバージョン情報(SNMP Version Information)] ペインで、適切な SNMP バージョンのオプション ボタン([V1] または [V2c])をクリックします。これは使用している SNMP のバージョンによります。
ドロップダウン リスト ボックスから、このホストで生成される通知メッセージに使用するコミュニティ ストリング名を選択します。
最小限の通知権限(ReadWriteNotify または Notify Only)を持つコミュニティ ストリングのみが表示されます。 これらの権限を持つコミュニティ ストリングを設定していない場合、ドロップダウン リスト ボックスに選択肢が表示されません。 必要に応じて、[新規コミュニティ ストリングの作成(Create New uiCommunity String)] をクリックしてコミュニティ ストリングを作成します。
IM and Presence のみ:最小限の通知権限(ReadWriteNotify、ReadNotifyOnly、または Notify Only)を持つコミュニティ ストリングのみが表示されます。 これらの権限を持つコミュニティ ストリングを設定していない場合、ドロップダウン リスト ボックスに選択肢が表示されません。 必要に応じて、[新規コミュニティ ストリングの作成(Create New Community String)] をクリックしてコミュニティ ストリングを作成します。
クラスタ内のすべてのノードに通知先の設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
SNMP V1 および V2c 通知先の削除
手順
ステップ 1 削除する通知先を検索します。 ステップ 2 [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウの一致するレコードのリストから、削除する通知先の隣にあるチェックボックスをオンにします。 ステップ 3 [Delete Selected] をクリックします。 通知先エントリを削除するかどうか確認するメッセージが表示されます。 ステップ 4 削除を続行するには、[OK] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 ステップ 5 次のいずれかを実行します。
SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、[OK] をクリックします。
SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
ヒント SNMP の設定をすべて終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
ウィンドウが更新されると、削除した通知先が結果に表示されなくなっています。
関連タスク
SNMP V3 の設定
- SNMP V3 ユーザの検索
- SNMP V3 ユーザの設定
- SNMP V3 のユーザ構成時の設定
- SNMP V3 ユーザの削除
- SNMP V3 通知先の検索
- SNMP V3 の通知先の設定
- SNMP V3 の通知先の設定
- SNMP V3 通知先の削除
SNMP V3 ユーザの検索
手順
ヒント
[新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンをクリックするまで [SNMP ユーザ設定(SNMP User Configuration)] ウィンドウに表示されません。 ユーザが存在せず、ユーザを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 ユーザを検索するために使用する検索条件(たとえば [が次の文字列で始まる(begins with)])を選択します。 ステップ 3 検索するユーザ名を入力します。 ステップ 4 ユーザにアクセスするサーバのホスト名または IP アドレスを、[サーバ(Server)] リスト ボックスから選択し、[検索(Find)] をクリックします。 ステップ 5 (任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
ステップ 6 結果のリストから表示するユーザを選択します。
SNMP V3 ユーザの設定
手順
ステップ 1 を選択し、設定する SNMP V3 のユーザを見つけます。 詳細については、SNMP V3 のユーザを検索する手順を参照してください。
ステップ 2 次のいずれかの作業を実行します。
新しい SNMP ユーザを追加するには、SNMP ユーザ設定の [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウの [新規追加(Add New)] ボタンをクリックします。
IM and Presence のみ:新しい SNMP ユーザを追加するには、
を選択します。
(注) [新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンを選択するまで [SNMP ユーザ設定(SNMP User Configuration)] ウィンドウに表示されません。 ユーザが存在せず、ユーザを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンを選択し、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
既存の SNMP ユーザを変更するには、SNMP ユーザ設定の [検索/リスト(Find/List)] ウィンドウでユーザを検索し、検索結果のリストから変更する SNMP ユーザの名前をクリックします。
ステップ 3 SNMP V3 ユーザの設定を入力します。
ヒント 設定を保存する前であれば、[すべてクリア(Clear All)] ボタンをクリックしてウィンドウ内の設定に入力した情報をすべて消去することができます。
ステップ 4 新しいユーザを追加するには、[挿入(Insert)] をクリックするか、[保存(Save)] をクリックして既存のユーザに対する変更を保存します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。
ステップ 5 次のいずれかを実行します。
SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、[OK] をクリックします。
SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
ヒント SNMP の設定を終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
(注) 設定したユーザが存在するこのサーバにアクセスするには、NMS で適切な認証およびプライバシー設定を使用してこのユーザを設定してください。
関連タスク
SNMP V3 のユーザ構成時の設定
次の表に、SNMP V3 のユーザ構成時の設定について説明します。
表 13 SNMP V3 のユーザ構成時の設定フィールド 説明 このフィールドには、アクセスを提供するユーザの名前を入力します。 この名前には、最長 32 文字を指定でき、英数字、ハイフン(-)、および下線文字(_)を任意に組み合わせることが可能です。
ヒント ネットワーク管理システム(NMS)に設定済みのユーザを入力します。
認証を義務付けるには、このチェックボックスをオンにして、[パスワード(Password)] フィールドと [パスワードを再入力(Reenter Password)] フィールドにパスワードを入力し、適切なプロトコルを選択します。 パスワードには 8 文字以上が必要です。
[認証を要求(Authentication Required)] チェックボックスをオンにした場合は、プライバシー情報を指定できます。 プライバシーを義務付けるには、このチェックボックスをオンにして、[パスワード(Password)] フィールドと [パスワードを再入力(Reenter Password)] フィールドにパスワードを入力し、プロトコルのチェックボックスをオンにします。 パスワードには 8 文字以上が必要です。
ヒント [プライバシーを要求(Privacy Required)] チェックボックスをオンにすると、[DES(データ暗号規格)(DES (Data Encryption Standard))] チェックボックスが自動的にオンになります。 DES プロトコルはパケットが暴露されないようにします。
任意のホストからの SNMP パケットを受け入れる(Accept SNMP Packets from any host)
指定したホストからの SNMP パケットのみ受け入れる(Accept SNMP Packets only from these hosts)
特定のホストからの SNMP パケットを受け入れるには、このオプション ボタンをクリックします。 [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] フィールドに、SNMP パケットを受け入れるホストを入力し、[挿入(Insert)] をクリックします。 SNMP パケットを受け入れるホストごとにこの手順を繰り返します。 ホストを削除するには、そのホストを [ホスト IP アドレス(Host IP Address)] ペインから選択し、[削除(Remove)] をクリックします。
ドロップダウン リスト ボックスから、アクセス レベルとして次のいずれかのオプションを選択します。
- ReadOnly
ユーザは、MIB オブジェクトの値の読み取りのみが可能です。
- ReadWrite
ユーザは、MIB オブジェクトの値を読み書きできます。
- ReadWriteNotify
ユーザは、MIB オブジェクト値の読み取りおよび書き込みと、トラップおよびインフォーム メッセージでの MIB オブジェクト値の送信が可能です。
- NotifyOnly
ユーザは、トラップおよびインフォーム メッセージでの MIB オブジェクト値の送信のみ可能です。
- ReadNotifyOnly
ユーザは、MIB オブジェクト値の読み取りと、トラップおよびインフォーム メッセージでの値の送信が可能です。
- なし
ユーザはトラップ情報の読み取り、書き込み、送信を行えません。
ヒント トラップ設定パラメータを変更するには、NotifyOnly、ReadWriteNotify、または ReadWriteNotify 権限付きでユーザを設定する必要があります。
クラスタ内のすべてのノードにユーザ設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
関連タスク
SNMP V3 ユーザの削除
手順
ステップ 1 を選択し、削除する SNMP V3 ユーザを検索します。 詳細については、SNMP V3 のユーザを検索する手順を参照してください。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するユーザの隣にあるチェックボックスをオンにします。 ステップ 3 [Delete Selected] をクリックします。 このユーザに関連する通知エントリが削除されることを示すメッセージが表示されます。
ステップ 4 削除を続行するには、[OK] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。
ステップ 5 次のいずれかの操作を実行します。 SNMP の設定をすべて終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
ウィンドウが更新されると、削除したユーザが結果に表示されなくなっています。
関連タスク
SNMP V3 通知先の検索
手順
ヒント
[新規追加(Add New)] ボタンは、[検索(Find)] ボタンをクリックするまで [SNMP 通知先設定(Notification Destination Configuration)] ウィンドウに表示されません。 ユーザが存在せず、ユーザを追加する場合は、[検索(Find)] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるのを待ちます。 [新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [通知先 IP の検索(Find Notification where Destination IP)] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先を検索するために使用する検索条件(たとえば [が次の文字列で始まる(begins with)])を選択します。 ステップ 3 検索する通知先の IP アドレスまたはホスト名を入力します。 ステップ 4 [サーバ(Server)] フィールドに、通知先をサポートするサーバのホスト名または IP アドレスを選択し、[検索(Find)] をクリックします。 [検索(Find)] をクリックすると、[新規追加(Add New)] ボタンが表示されます。 検索結果が表示された後、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスが表示されます。
ステップ 5 (任意)検索結果のいずれかのオプションの設定をクラスタのすべてのノードに適用するには、そのオプションの名前の隣にあるチェックボックスをオンにし、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにします。 これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
ステップ 6 結果のリストから表示する通知先を選択します。
SNMP V3 の通知先の設定
手順
ステップ 1 の順に選択し、設定する SNMP V3 の通知先を検索します。 詳細については、SNMP V3 の通知先を検索する手順を参照してください。
ステップ 2 次のいずれかの作業を実行します。 ステップ 3 SNMP V3 通知先の構成時の設定を行います。
ヒント 設定を保存する前であれば、[クリア(Clear)] ボタンをクリックしてウィンドウ内の設定に入力した情報をすべて消去することができます。
ステップ 4 通知先を保存するには、次のいずれかの操作を実行します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。
ステップ 5 次のいずれかの操作を実行します。
SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、[OK] をクリックします。
SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
ヒント SNMP の設定を終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
関連タスク
SNMP V3 の通知先の設定
次の表では、SNMP V3 の通知先の構成時の設定について説明します。
表 14 SNMP V3 の通知先の構成時の設定フィールド 説明 ドロップダウン リスト ボックスからホストの IP アドレスを選択するか、[新規追加(Add New)] を選択します。 [新規追加(Add New)] を選択した場合は、ホストの IP アドレスを入力します。
ドロップダウン リスト ボックスから [インフォーム(Inform)] または [トラップ(Trap)] を選択します。
ヒント [インフォーム(Inform)] オプションを選択することを推奨します。 通知機能では、受信確認されるまでメッセージが再送されるため、トラップよりも信頼性が高くなります。 この設定は、[通知の種類(Notification Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [インフォーム(Inform)] を選択した場合に表示されます。
ドロップダウン リスト ボックスからエンジン ID を選択するか、[新規追加(Add New)] を選択します。 [新規追加(Add New)] を選択した場合は、[リモート SNMP エンジン ID(Remote SNMP Engine Id)] フィールドに 16 進数値で ID を入力します。
ペインから、次のいずれかのタスクを実行し、通信先とユーザの間の関連付けを設定または解除します。
クラスタ内のすべてのノードに通知先の設定を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
これは、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service クラスタにのみ適用されます。
関連タスク
SNMP V3 通知先の削除
手順
ステップ 1 を選択し、削除する通知先を検索します。 詳細については、SNMP V3 の通知先を検索する手順を参照してください。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除する通知先の隣にあるチェックボックスをオンにします。 ステップ 3 [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。 通知先を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 ステップ 4 削除を続行するには、[OK] を選択します。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 ステップ 5 次のいずれかの操作を実行します。
(注) SNMP の設定を終えてから SNMP マスター エージェント サービスをリスタートすることを推奨します。
関連タスク
MIB2 システム グループ
SNMP MIB-II システム グループのシステム コンタクト オブジェクトとシステム ロケーション オブジェクトを設定するには、Serviceability GUI を使用します。 たとえば、システム コンタクトとして Administrator, 555-121-6633 と入力し、システム ロケーションとして San Jose, Bldg 23, 2nd floor と入力できます。
MIB2 システム グループのセットアップ
手順MIB-II システム グループのシステム コンタクトとシステム ロケーションを設定するには、次の手順を実行します。
ヒント
この手順では、SNMP v1、v2c、および v3 の構成がサポートされます。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 SNMP MIB2 システム グループの設定を構成します。 ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。 SNMP マスター エージェントをリスタートするまで変更内容が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。 ステップ 4 [OK] を選択して SNMP マスター エージェント サービスを再起動するか、または [キャンセル(Cancel)] を選択して SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行します。 ステップ 5 次のいずれかの操作を実行します。
関連資料
SNMP トラップの設定
設定可能な SNMP トラップ設定を行うには、CLI コマンドを使用します。 SNMP トラップの設定パラメータと推奨される設定のヒントは、CISCO-SYSLOG-MIB、CISCO-CCM-MIB、および CISCO-UNITY-MIB で提供されています。
- SNMP トラップのセットアップ
- SNMP トラップの生成
- CISCO-SYSLOG-MIB トラップ パラメータ
- CISCO-CCM-MIB トラップ パラメータ
- CISCO-UNITY-MIB トラップ パラメータ
SNMP トラップのセットアップ
手順
ステップ 1 Cisco Unified Serviceability にログインし、次の手順を実行して Cisco CallManager SNMP サービスと SNMP Master Agent がアクティブ化され実行されていることを確認します。 ステップ 2 SNMP V1 または V2 を実行する場合は、次の手順を実行してコミュニティ ストリングと通知先がセットアップされていることを確認してください。 ステップ 3 SNMP V3 を実行する場合は、次の手順を実行してユーザと通知先がセットアップされていることを確認してください。 ステップ 4 CLI にログインし、utils snmp test CLI コマンドを実行して SNMP が実行されていることを確認します。 ステップ 5 「SNMP トラップの生成」の記述に従い、特定の SNMP トラップを生成します(ccmPhoneFailed または MediaResourceListExhausted トラップなど)。 ステップ 6 トラップが生成されない場合は、次の手順を実行します。 ステップ 7 トラップを再現し、対応するアラームが CiscoSyslog ファイルに記録されるかどうかを確認します。
SNMP トラップの生成
ここでは、特定のタイプの SNMP トラップを生成するためのプロセスについて説明します。 個別のトラップを生成するために、SNMP をサーバ上でセットアップし、実行する必要があります。 SNMP トラップを生成するためのシステムのセットアップ方法については、SNMP トラップのセットアップ の指示に従ってください。
(注)
個々の SNMP トラップの処理時間は、生成しようとしているトラップによって異なります。 一部の SNMP トラップは、生成するために最大で数分がかかる場合があります。
表 16 SNMP トラップの生成SNMP トラップ
プロセス
ccmPhoneStatusUpdate
ccmPhoneStatusUpdate トラップをトリガーするには:
ccmPhoneFailed
ccmPhoneFailed トラップをトリガーするには:
ccmGatewayFailed
ccmGatewayFailed SNMP トラップをトリガーするには:
ccmGatewayLayer2Change
レイヤ 2 がモニタされている動作中のゲートウェイ(MGCP バックホール ロードなど)で ccmGatewayLayer2Change トラップをトリガーするには:
MediaResourceListExhausted
MediaResourceListExhausted トラップをトリガーするには:
Cisco Unified Communications Manager Administration で、標準会議ブリッジ リソース(CFB-2)のいずれかを含むメディア リソース グループを作成します。
作成したメディア リソース グループを含むメディア リソース グループ リストを作成します。
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[メディアリソースグループリスト(Media Resource Group List)] フィールドを作成したメディア リソース グループ リストに設定します。
IP Voice Media Streaming サービスを停止します。 このアクションにより、ConferenceBridge リソース(CFB-2)が動作を停止します。
メディア リソース グループ リストを使用する電話で電話会議を行います。 「使用可能な会議ブリッジがありません(No Conference Bridge available)」 というメッセージが電話画面に表示されます。
RouteListExhausted
RouteListExhausted トラップをトリガーするには:
MaliciousCallFailed
MaliciousCallFailed トラップをトリガーするには:
ccmCallManagerFailed
ccmCallManagerFailed トラップをトリガーするには:
show process list CLI コマンドを実行して、CallManager アプリケーション ccm のプロセス ID(PID)を取得します。
このコマンドは、多くのプロセスとその PID を返します。 具体的には、ccm の PID を取得する必要があります。アラームを生成するにはこの PID を停止する必要があるためです。
delete process <pid> クラッシュ CLI コマンドを実行します。
utils core active list CLI コマンドを実行します。
CallManager 障害アラームは、内部エラーが発生すると生成されます。 内部エラーには、CPU の不足による内部スレッドの終了、16 秒を超える CallManager サーバの停止、タイマーの問題などがあります。
(注) ccmCallManagerFailed アラームまたはトラップを生成して CallManager サービスをシャット ダウンし、コア ファイルを生成します。 混乱を避けるために、コア ファイルはすぐに削除することを推奨します。
トラップとしての syslog メッセージ
特定の重大度を超える syslog メッセージをトラップとして受信するには、clogBasic テーブルで次の 2 つの MIB オブジェクトを設定します。
clogNotificationsEnabled (1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.2) を true(1)に設定します。 デフォルト値は false(2)です。 例:snmpset -c <Community String> -v 2c <transmitter ip address> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.2.0 i 1
clogMaxSeverity (1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.3) を、トラップを生成するレベルよりも大きいレベルに設定します。 デフォルト値は警告(5)です。
設定された重大度レベル以下のアラーム重大度を持つすべての syslog メッセージがトラップとして送信されます。 例:snmpset -c <Community String> -v 2c <transmitter ip address> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.3.0 i <value>
CISCO-SYSLOG-MIB トラップ パラメータ
システムの CISCO-SYSLOG-MIB トラップ設定を行う場合は次のガイドラインを使用してください。
SNMP Set 操作を使用して、clogsNotificationEnabled(1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.2)を True に設定します。たとえば、次のように Linux コマンドラインから net-snmp set ユーティリティを使用してこの OID を True に設定します。snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.2.0 i 1SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
SNMP Set 操作を使用して clogMaxSeverity(1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.3)値を設定します。たとえば、次のように Linux コマンドラインから net-snmp set ユーティリティを使用してこの OID 値を設定します。snmpset -c public -v2c 1<transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.41.1.1.3.0 i <value><value> には重大度の数値を入力します。 値が大きくなるほど、重大度は低くなります。 値 1(緊急)は最も高い重大度を表し、値 8(デバッグ)は最も低い重大度を表します。 Syslog Agent では、指定した値よりも大きいメッセージは無視されます。たとえば、すべての Syslog メッセージをトラップする場合は値 8 を使用します。
SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
(注)
指定されている Syslog バッファ サイズよりも大きいトラップ メッセージ データは、ロギング前に Syslog によって切り捨てられます。 Syslog トラップ メッセージの長さの制限は 255 バイトです。
CISCO-CCM-MIB トラップ パラメータ
SNMP Set 操作を使用して、ccmPhoneFailedAlarmInterval(1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.2)を 30 ~ 3600 の範囲の値に設定します。たとえば、次のように Linux コマンドラインから net-snmp set ユーティリティを使用してこの OID 値を設定します。snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.2 .0 i <value>SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。
SNMP Set 操作を使用して、ccmPhoneStatusUpdateAlarmInterval(1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.4)を 30 ~ 3600 の範囲の値に設定します。たとえば、次のように Linux コマンドラインから net-snmp set ユーティリティを使用してこの OID 値を設定します。snmpset -c <community string> -v2c <transmitter ipaddress> 1.3.6.1.4.1.9.9.156.1.9.4.0 i <value>SNMP Set 操作にはその他の SNMP 管理アプリケーションを使用することもできます。