この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco Unified Serviceability、Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ アラームは、実行時のステータスとシステムの状態に関する情報を提供するため、システムに関する問題を修復できます。たとえば、 ディザスタ リカバリ システムを使用して問題を特定します。 説明と推奨処置を含むアラーム情報には、トラブルシューティングを支援し、クラスタにも適用するために、アプリケーション名、マシン名なども含まれています。
アラーム情報を複数の場所に送信するようにアラーム インターフェイスを設定し、それぞれの場所に独自のアラーム イベント レベル(デバッグから緊急まで)を持たせることができます。 Syslog ビューア(ローカル syslog)、Syslog ファイル(リモート syslog)、SDL トレース ログ ファイル(Cisco CallManager、CTIManager サービスのみ)、またはすべての宛先にアラームを送信できます。
サービスがアラームを発行すると、アラーム インターフェイスはユーザが設定し、アラーム定義のルーティング リストに指定されている場所(たとえば、SDI トレース)にアラーム情報を送信します。 システムは、SNMP トラップと同様にアラーム情報を転送することや、アラーム情報を最終宛先に書き込むことができます(ログ ファイルなど)。
Cisco Database Layer Monitor などのサービスのアラームを特定のノードで設定したり、クラスタのすべてのノードで特定のサービスのアラームを設定することができます。
(注) |
Cisco Unity Connection の SNMP ではトラップをサポートしていません。 |
ヒント |
リモート Syslog サーバの場合は、 Cisco Unified Communications Manager サーバを指定しないでください。このサーバは他のサーバからの Syslog メッセージを受け入れることができません。 |
Cisco Unified Unified Real-Time Monitoring Tool(Unifed RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集します(Cisco CallManager、CTIManager サービスの場合のみ)。 ローカル Syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT で Syslog ビューアを使用します。
Cisco Unified Serviceability で、Cisco Database Layer Monitor などのサービスのアラームを設定できます。 その後、システムがアラーム情報を送信する、Syslog ビューア(ローカル syslog)などのロケーションを設定します。 このオプションでは、次のことが可能です。
特定のサーバまたはすべてのサーバ(Unified Communications Manager クラスタのみ)のサービスにアラームを設定する
設定済みのサービスまたはサーバに異なるリモート syslog サーバを設定する
異なる宛先に異なるアラーム イベント レベルを設定する
Cisco Unified Communications Manager Administration の Cisco Syslog Agent エンタープライズ パラメータによって、リモート syslog サーバ名と syslog 重大度の 2 つの設定を使用して、設定されたしきい値を満たしているか、または超えているすべてのアラームをリモート syslog サーバに転送できます。 これらの Cisco Syslog Agent のパラメータにアクセスするには、使用している構成に対応する次のウィンドウを開きます。
Cisco Unified Communications Manager |
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 |
Cisco Unity Connection |
Cisco Unity Connection Administration で、 を選択します。 |
Cisco IM and Presence |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Administration で、 を選択します。 |
このアラームには、システム(OS/ハードウェア プラットフォーム)、アプリケーション(サービス)、およびセキュリティの各アラームが含まれます。
イベント レベル/重大度設定は、システムが収集するアラームおよびメッセージにフィルタリング メカニズムを提供します。 この設定は、Syslog およびトレース ファイルが過負荷状態になるのを防ぎます。 設定されたしきい値を超えるアラームおよびメッセージのみが転送されます。
アラームおよびイベントに関連する重大度レベルの詳細については、アラーム定義を参照してください。
アラーム定義とは、参照用に使用され、アラームの意味やアラームからの回復方法など、アラーム メッセージについて説明するものです。 アラーム情報は、[アラーム定義(Alarm Definitions)] ウィンドウで検索します。 サービス固有のアラーム定義をクリックすると、アラーム情報に関する説明(追加したユーザ定義のテキストなど)と推奨されるアクションが表示されます。
Serviceability GUI で表示されるすべてのアラームのアラーム定義を検索できます。 問題のトラブルシューティングを支援するため、対応するカタログに存在する定義には、アラーム名、記述、説明、推奨されるアクション、重大度、パラメータ、モニタなどが含まれています。
システムでアラームが生成されると、アラーム情報内のアラーム定義の名前が使用されるため、アラームを識別できます。 アラーム定義では、システムがアラーム情報を送信できる場所が指定されたルーティング リストを表示できます。 ルーティング リストには、次の場所が含まれます。これは、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できる場所に対応します。
Unified Communications Manager のみ:[SDL]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報は SDL トレースに送られます。
[SDI]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報は SDI トレースに送られます。
[システムログ(Sys Log)]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定して、リモート Syslog サーバのサーバ名または IP アドレスを入力した場合、アラーム情報はリモート Syslog サーバに送られます。
[イベントログ(Event Log)]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報はローカル Syslog に送られます。この情報は Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(Unified RTMT)の SysLog ビューアで表示できます。
[データ コレクタ(Data Collector)]:アラーム情報はリアルタイム情報システム(RIS データ コレクタ)に送られます(アラート目的のみ)。 このオプションは [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できません。
[SNMP トラップ(SNMP Traps)]:SNMP トラップが生成されます。 このオプションは [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できません。
ヒント |
SNMP トラップの場所がルーティング リストに表示されている場合、アラーム情報が CCM MIB SNMP エージェントに送られ、CISCO-CCM-MIB 内の定義に従ってトラップが生成されます。 |
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の場所に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に設定されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。 たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM で、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先のアラーム イベント レベルをそれよりも低い「警告」、「通知」、「情報」、または「デバッグ」として設定した場合、アラームは対応する宛先に送られます。 アラーム イベント レベルを「緊急」、「アラート」、「重要」、または「エラー」として設定した場合、アラームは対応する場所に送られません。
各アラーム定義について、追加説明または推奨事項を含めることができます。 すべての管理者が追加情報にアクセスできます。 [アラームの詳細(Alarm Details)] ウィンドウに表示される [ユーザ定義テキスト(User Defined Text)] ペインに直接情報を入力します。 標準的な水平および垂直スクロールバーでスクロールできます。 Cisco Unified Serviceability により、データベースに情報が追加されます。
アラーム情報を表示して、問題が存在するかどうかを特定できます。 アラーム情報を表示するために使用する方法は、アラームを設定するときに選択した宛先に依存します。 SDL トレース ログ ファイル(Cisco Unified Communications Manager)に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。 ローカル syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT の SysLog ビューアを使用します。
Cisco Syslog Agent エンタープライズ パラメータは、設定されたしきい値を超過したシステム、アプリケーション、セキュリティ アラームまたはメッセージを指定したリモート syslog サーバに送信するように設定できます。 Cisco Syslog Agent のパラメータにアクセスするには、使用している構成に対応する次のウィンドウを開きます。
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 |
|
Cisco IM and Presence |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Administration で、 を選択します。 |
次に、リモート syslog サーバ名(リモート syslog サーバ名 1、リモート syslog サーバ名 2、リモート syslog サーバ名 3、リモート syslog サーバ名 4、およびリモート syslog サーバ名 5)および syslog 重大度を設定します。 サーバ名を設定する際には、有効な IP アドレスを指定してください。 syslog の重大度は、設定するすべてのリモート syslog サーバに適用できます。 次に [保存(Save)] をクリックします。 [?] ボタンをクリックすると、入力できる有効な値が表示されます。 サーバ名が指定されていないと、Cisco Unified Serviceability は Syslog メッセージを送信しません。
注意 |
Cisco Unified Communications Manager でリモート syslog サーバを設定するときには、リモート syslog サーバ名に重複するエントリを追加しないでください。 重複するエントリを追加した場合、Cisco Syslog Agent はメッセージをリモート syslog サーバに送信するときに重複したエントリを無視します。 |
(注) |
Cisco Unified Communications Manager をリモート syslog サーバとして設定しないでください。 Cisco Unified Communications Manager ノードは、別のサーバからの Syslog メッセージを受け入れません。 |
ここでは、 Cisco Unified Serviceability で管理する機能サービスやネットワーク サービスのアラームを追加または更新する方法について説明します。
(注) |
SNMP トラップとカタログの設定は変更しないことを推奨します。 |
Cisco Unity Connection では、 Cisco Unity Connection Serviceability で使用可能なアラームも使用します。 Cisco Unity Connection Serviceability ではアラームを設定できません。 詳細については、『 Cisco Unity Connection Serviceability Administration Guide』を参照してください。
標準のレジストリ エディタの使用方法の詳細については、使用している OS のオンライン ドキュメントを参照してください。
ステップ 1 |
を選択します。 [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサーバを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 | ||
ステップ 3 |
[サービス グループ(Service Group)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサービスのカテゴリ([データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)] など)を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
|
||
ステップ 4 |
[サービス(Service)] ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 サービス グループと設定をサポートするサービスだけが表示されます。
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウには、選択したサービスのアラーム モニタとイベント レベルのリストが表示されます。 また、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスも表示されます。 |
||
ステップ 5 | Cisco Unified Communications Manager のみ:クラスタをサポートしている設定の場合は、必要に応じて [すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにして、クラスタ内のすべてのノードにサービスのアラーム設定を適用できます。 | ||
ステップ 6 | 「アラーム設定」の説明に従って設定を行います。この項ではモニタおよびイベント レベルについても説明されています。 | ||
ステップ 7 |
設定を保存するには、[保存(Save)] ボタンをクリックします。
|
ヒント |
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に設定されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。 たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM で、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先のアラーム イベント レベルをそれよりも低い「警告」、「通知」、「情報」、または「デバッグ」として設定した場合、アラームは対応する宛先に送られます。 アラーム イベント レベルを、重大度がより高い「緊急」、「警報」、「重大」、または「エラー」として設定した場合、アラームは対応する場所に送られません。 Cisco エクステンション モビリティ アプリケーション サービス、Cisco Unified Communications Manager Assistant サービス、Cisco エクステンション モビリティ サービス、および Cisco Web Dialer サービスのアラーム定義にアクセスするには、「アラーム定義」で説明されている [アラームメッセージ定義(Alarm Messages Definitions)] ウィンドウの [JavaApplications] カタログを選択します。 |
次のサービスは、アラームの生成に Cisco Tomcat を使用します。
システム ログイン アラーム AuthenticationFailed も Cisco Tomcat を使用します。 これらのサービスに対してアラームを生成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Unified サービスアビリティで、 を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサーバを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 3 | [サービスグループ(Services Group)] ドロップダウン リストから、[プラットフォームサービス(Platform Services)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 4 | [サービス(Services)] ドロップダウン リストから、[Cisco Tomcat] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 5 | Unified Commuications Manager のみ:クラスタをサポートしている設定の場合は、必要に応じて [すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにして、クラスタ内のすべてのノードにサービスのアラーム設定を適用できます。 |
ステップ 6 | 「アラーム設定」の説明に従って設定を行います。この項ではモニタおよびイベント レベルについても説明されています。 |
ステップ 7 | 設定を保存するには、[保存(Save)] ボタンをクリックします。 |
(注) | 一覧されているすべてのサービス グループとサービスが、すべてのシステム設定に適用されるわけではありません。 |
Cisco CTIManager、Cisco CallManager、Cisco DHCP Monitor サービス、Cisco Dialed Number Analyzer、Cisco Dialed Number Analyzer Server、Cisco Extended Functions、Cisco IP Voice Media Streaming App、Cisco Messaging Interface、および Cisco TFTP
CTI サービス
Cisco IP Manager Assistant および Cisco WebDialer Web サービス
Cisco CAR Scheduler、Cisco CDR Agent、および Cisco CDR Repository Manager
Cisco Bulk Provisioning サービス、Cisco Database Layer Monitor、および Cisco License Manager
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
Cisco Unity Connection がサポートしているサービス グループは、[データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)]、[パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring Services)]、[バックアップおよび復元サービス(Backup and Restore Services)]、[システム サービス(System Services)]、[プラットフォーム サービス(Platform Services)] だけです。 ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスのカテゴリ([データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)] など)を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
|||
[サービス(Service)] ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 サービス グループと設定をサポートするサービスだけが表示されます。
|
|||
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service のみ: |
|||
SysLog ビューアがアラームの宛先として機能します。 プログラムはエラーを Syslog ビューアの [アプリケーション ログ(Application Logs)] に記録して、アラームの説明と推奨処置を提供します。 Syslog ビューアには Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool からアクセスできます。 Syslog ビューアでのログの表示については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。 |
|||
SysLog ファイルがアラームの宛先として機能します。 このチェックボックスをオンにすると、Syslog メッセージを Syslog サーバに保存して、その Syslog サーバの名前を指定することができます。 この宛先が有効になっているときにサーバ名が指定されていないと、 Cisco Unified Serviceability は Syslog メッセージを送信しません。 設定されている AMC プライマリとフェールオーバー コレクタは、リモート Syslog 設定を使用します。 コレクタが使用するリモート Syslog 設定は、個々のノードでそれぞれ設定されている設定です。 リモート Syslog が AMC プライマリ コレクタでのみ設定されていて、AMC フェールオーバー コレクタでリモート Syslog が設定されていないときに、AMC プライマリ コレクタでフェールオーバーが発生すると、リモート Syslog は生成されません。 すべてのノードで同じ設定を正確に行い、リモート Syslog アラームが同じリモート Syslog サーバに送信されるようにする必要があります。 フェールオーバーが AMC コントローラで発生した場合、またはコレクタの設定が別のノードに変更される場合は、バックアップ ノードまたは新たに設定されたノードのリモート Syslog の設定が使用されます。 システムで非常に多くのアラームがフラッディングするのを防ぐには、[エンドポイント アラームを除外(Exclude End Point Alarms)] チェックボックスをオンにします。 これにより、エンドポイントの電話関連のイベントが別のファイルに記録されるようになります。 [エンドポイント アラームを除外(Exclude End Point Alarms)] チェックボックスは Call Manager サービスの場合にのみ表示され、デフォルトでは選択されていません。 このチェックボックスをオンにする場合は、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] もオンにする必要があります。 エンドポイント アラームの設定オプションは、アラームの構成時の設定に表示されます。
|
|||
リモート Syslog サーバ(Remote Syslog Server) |
[サーバ名 1(Server Name 1)]、[サーバ名 2(Server Name 2)]、[サーバ名 3(Server Name 3)]、[サーバ名 4(Server Name 4)]、[サーバ名 5(Server Name 5)] の各フィールドに、Syslog メッセージを受け入れるために使用するリモート Syslog サーバの名前または IP アドレスを入力します。 たとえば、アラームを Cisco Unified Operations Manager に送信する場合は、Cisco Unified Operations Manager をサーバ名として指定します。
|
||
SDI トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。 アラームを記録するには、このチェックボックスをオンにして、選択されたサービスの [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで [トレース オン(Trace On)] チェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウの構成時の設定の詳細については、トレース パラメータのセットアップを確認します。 |
|||
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Be のみ: |
SDL トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。 この宛先は Cisco CallManager サービスと CTIManager サービスの場合にのみ使用できます。 このアラームの宛先を設定するには、Trace SDL の設定を使用します。 SDL トレース ログ ファイルにアラームのログを記録するには、このチェックボックスをオンにして、選択したサービスの [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで [トレース オン(Trace On)] チェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)]ウィンドウの構成時の設定の詳細については、トレース パラメータのセットアップを確認します。 |
||
|
次の表に、デフォルトのアラームの構成時の設定について説明します。
ここでは、Serviceability のインターフェイスに表示されるアラーム定義のユーザ情報を検索、表示、作成する手順について説明します。
ヒント |
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection のみ: Cisco Unity Connection Serviceability で Cisco Unity Connection アラーム定義を表示できます。 Cisco Unity Connection Serviceability ではアラーム定義にユーザ定義の説明を追加できません。 Cisco Unity Connection は、 Cisco Unified Serviceability で特定のアラーム定義を使用します。それらのアラーム定義は、 Cisco Unified Serviceability で表示する必要があります。 システム カタログ内のカタログに関連したアラームは表示用であることに注意してください。 |
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | 次のいずれかの操作を実行します。 | ||
ステップ 3 | [検索(Find)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | 複数のアラーム定義ページが存在する場合は、次のいずれかの操作を実行します。 | ||
ステップ 5 | アラームの詳細を設定するアラーム定義を選択します。 | ||
ステップ 6 |
アラームに情報を追加する場合は、[ユーザ定義テキスト(User Defined Text)] フィールドにテキストを入力し、[保存(Save)] を選択します。
|
||
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 | ||
ステップ 8 | [アラーム メッセージ定義(Alarm Message Definitions)] ウィンドウに戻るには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リストから [アラームの検索/リストに戻る(Back to Find/List Alarms)] を選択します。 | ||
ステップ 9 | [移動(Go)] を選択します。 |
次の表に、システム アラーム カタログのアラームの説明を示します。 システム アラーム カタログでは、 Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection をサポートしています。
クラスタ内のサーバ間のセキュリティ アソシエーションの確立に関連するすべての Cluster Manager アラーム定義。 |
|||||
|
|||||
SystemAccess がすべてのプロセス統計カウンタと共にすべてのスレッド統計カウンタを提供するかどうかのトラッキングに使用されるすべてのアラーム定義 |
|||||
サービスのアクティブ化、非アクティブ化、開始、リスタート、および停止に関連するすべての Service Manager アラーム定義 |
|||||
コマンドライン インターフェイス(CLI)から SNMP トラップによってテスト アラームを送信するために使用されるすべてのアラーム定義。 CLI の詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』を参照してください。
|
|||||
ここで説明する内容は、 Cisco Unity Connection には適用されません。
次の表に、CallManager アラーム カタログの説明を示します。
SAMLSSOAlarmCatalog |
SAML シングル サインオン機能に対するアラーム |
次の表に、IM and Presence Service アラーム カタログの説明を示します。
IM and Presence Service IDS データベースの構成変更を IM and Presence Service SIP プロキシに通知する、すべての構成エージェント アラーム。 |
|
クラスタ間ルーティングのために IM and Presence Service クラスタ間でエンド ユーザ情報を同期化する、すべてのクラスタ間同期エージェント アラーム。 |
|
HTTPS を使用して外部クライアントとの間での安全な SOAP インターフェイスを提供する、すべての Simple Object Access Protocol(SOAP)アラーム。 |
|
Cisco Unified Communications Manager との IM and Presence Service データの同期を保つすべての Sync Agent アラーム。 |
|
IM and Presence Service 上の XCP コンポーネントとサービスのステータスに関する情報を収集するすべての XCP アラーム。 |
|
プレゼンス冗長グループ内のノード間のフェールオーバーおよびフォールバック プロセスに関するすべての Server Recovery Manager アラーム。 |
|
アラーム情報には、説明と推奨されるアクションが含まれているのに加えて、ローカル IM and Presence Service ノード以外の問題についてもトラブルシューティングを行うのに役立つ、アプリケーション名、サーバ名などが含まれています。
IM and Presence Service に固有のアラームの詳細については、『System Error Messages for IM and Presence on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
目次
概要
Cisco Unified Serviceability、Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ アラームは、実行時のステータスとシステムの状態に関する情報を提供するため、システムに関する問題を修復できます。たとえば、 ディザスタ リカバリ システムを使用して問題を特定します。 説明と推奨処置を含むアラーム情報には、トラブルシューティングを支援し、クラスタにも適用するために、アプリケーション名、マシン名なども含まれています。
アラーム情報を複数の場所に送信するようにアラーム インターフェイスを設定し、それぞれの場所に独自のアラーム イベント レベル(デバッグから緊急まで)を持たせることができます。 Syslog ビューア(ローカル syslog)、Syslog ファイル(リモート syslog)、SDL トレース ログ ファイル(Cisco CallManager、CTIManager サービスのみ)、またはすべての宛先にアラームを送信できます。
サービスがアラームを発行すると、アラーム インターフェイスはユーザが設定し、アラーム定義のルーティング リストに指定されている場所(たとえば、SDI トレース)にアラーム情報を送信します。 システムは、SNMP トラップと同様にアラーム情報を転送することや、アラーム情報を最終宛先に書き込むことができます(ログ ファイルなど)。
Cisco Database Layer Monitor などのサービスのアラームを特定のノードで設定したり、クラスタのすべてのノードで特定のサービスのアラームを設定することができます。
(注)
Cisco Unity Connection の SNMP ではトラップをサポートしていません。
ヒント
リモート Syslog サーバの場合は、 Cisco Unified Communications Manager サーバを指定しないでください。このサーバは他のサーバからの Syslog メッセージを受け入れることができません。
Cisco Unified Unified Real-Time Monitoring Tool(Unifed RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集します(Cisco CallManager、CTIManager サービスの場合のみ)。 ローカル Syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT で Syslog ビューアを使用します。
アラーム設定
Cisco Unified Serviceability で、Cisco Database Layer Monitor などのサービスのアラームを設定できます。 その後、システムがアラーム情報を送信する、Syslog ビューア(ローカル syslog)などのロケーションを設定します。 このオプションでは、次のことが可能です。
特定のサーバまたはすべてのサーバ(Unified Communications Manager クラスタのみ)のサービスにアラームを設定する
設定済みのサービスまたはサーバに異なるリモート syslog サーバを設定する
異なる宛先に異なるアラーム イベント レベルを設定する
Cisco Unified Communications Manager Administration の Cisco Syslog Agent エンタープライズ パラメータによって、リモート syslog サーバ名と syslog 重大度の 2 つの設定を使用して、設定されたしきい値を満たしているか、または超えているすべてのアラームをリモート syslog サーバに転送できます。 これらの Cisco Syslog Agent のパラメータにアクセスするには、使用している構成に対応する次のウィンドウを開きます。
Cisco Unified Communications Manager
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。
Cisco Unity Connection
Cisco Unity Connection Administration で、 を選択します。
Cisco IM and Presence
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Administration で、 を選択します。
このアラームには、システム(OS/ハードウェア プラットフォーム)、アプリケーション(サービス)、およびセキュリティの各アラームが含まれます。
(注)
Cisco Syslog Agent アラーム エンタープライズ パラメータとアプリケーション(サービス)アラームの両方を Cisco Unified Serviceability で設定すると、リモートの syslog に同じアラームが 2 回送信されることがある。
ローカル syslog がアプリケーション アラームに対して有効になっている場合、ローカルの syslog しきい値とエンタープライズしきい値の両方をアラームが超えたときにだけ、エンタープライズ リモート syslog サーバにアラームが送信される。
Cisco Unified Serviceability でリモートの syslog も有効になっている場合、システムは、 Cisco Unified Serviceability で設定されているアプリケーションしきい値を使用してリモート syslog サーバにアラームを転送します。このため、リモート syslog サーバにアラームが 2 回送信される場合があります。
イベント レベル/重大度設定は、システムが収集するアラームおよびメッセージにフィルタリング メカニズムを提供します。 この設定は、Syslog およびトレース ファイルが過負荷状態になるのを防ぎます。 設定されたしきい値を超えるアラームおよびメッセージのみが転送されます。
アラームおよびイベントに関連する重大度レベルの詳細については、アラーム定義を参照してください。
アラーム定義
アラーム定義とは、参照用に使用され、アラームの意味やアラームからの回復方法など、アラーム メッセージについて説明するものです。 アラーム情報は、[アラーム定義(Alarm Definitions)] ウィンドウで検索します。 サービス固有のアラーム定義をクリックすると、アラーム情報に関する説明(追加したユーザ定義のテキストなど)と推奨されるアクションが表示されます。
Serviceability GUI で表示されるすべてのアラームのアラーム定義を検索できます。 問題のトラブルシューティングを支援するため、対応するカタログに存在する定義には、アラーム名、記述、説明、推奨されるアクション、重大度、パラメータ、モニタなどが含まれています。
システムでアラームが生成されると、アラーム情報内のアラーム定義の名前が使用されるため、アラームを識別できます。 アラーム定義では、システムがアラーム情報を送信できる場所が指定されたルーティング リストを表示できます。 ルーティング リストには、次の場所が含まれます。これは、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できる場所に対応します。
Unified Communications Manager のみ:[SDL]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報は SDL トレースに送られます。
[SDI]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報は SDI トレースに送られます。
[システムログ(Sys Log)]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定して、リモート Syslog サーバのサーバ名または IP アドレスを入力した場合、アラーム情報はリモート Syslog サーバに送られます。
[イベントログ(Event Log)]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウでイベント レベルを指定した場合、アラーム情報はローカル Syslog に送られます。この情報は Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(Unified RTMT)の SysLog ビューアで表示できます。
[データ コレクタ(Data Collector)]:アラーム情報はリアルタイム情報システム(RIS データ コレクタ)に送られます(アラート目的のみ)。 このオプションは [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できません。
[SNMP トラップ(SNMP Traps)]:SNMP トラップが生成されます。 このオプションは [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで設定できません。
ヒント
SNMP トラップの場所がルーティング リストに表示されている場合、アラーム情報が CCM MIB SNMP エージェントに送られ、CISCO-CCM-MIB 内の定義に従ってトラップが生成されます。
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の場所に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に設定されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。 たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM で、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先のアラーム イベント レベルをそれよりも低い「警告」、「通知」、「情報」、または「デバッグ」として設定した場合、アラームは対応する宛先に送られます。 アラーム イベント レベルを「緊急」、「アラート」、「重要」、または「エラー」として設定した場合、アラームは対応する場所に送られません。
各アラーム定義について、追加説明または推奨事項を含めることができます。 すべての管理者が追加情報にアクセスできます。 [アラームの詳細(Alarm Details)] ウィンドウに表示される [ユーザ定義テキスト(User Defined Text)] ペインに直接情報を入力します。 標準的な水平および垂直スクロールバーでスクロールできます。 Cisco Unified Serviceability により、データベースに情報が追加されます。
アラーム情報
アラーム情報を表示して、問題が存在するかどうかを特定できます。 アラーム情報を表示するために使用する方法は、アラームを設定するときに選択した宛先に依存します。 SDL トレース ログ ファイル(Cisco Unified Communications Manager)に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。 ローカル syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、Unified RTMT の SysLog ビューアを使用します。
アラームのセットアップ
手順
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration、 Cisco Unity Connection Administration または Cisco Unified IM and Presence Administration で、指定したリモート Syslog サーバにシステム、アプリケーション(サービス)、およびセキュリティのアラーム/メッセージを送信するように Cisco Syslog Agent エンタープライズ パラメータを設定します。 Cisco Unified Serviceability でアプリケーション(サービス)アラーム/メッセージを設定する場合は、この手順をスキップしてください。 ステップ 2 Cisco Unified Serviceability では、収集するアプリケーション(サービス)アラーム情報のサーバ、サービス、宛先、およびイベント レベルを設定します。 ステップ 3 (任意)アラームに定義を追加します。
- サービスはすべて SDI ログに出力できます(ただし、トレースでも設定する必要があります)。
- すべてのサービスは SysLog ビューアに出力できます。
Cisco Unified Communications Manager のみ:Cisco CallManager サービスと Cisco CTIManager サービスでのみ、SDL ログを使用します。
- Syslog メッセージをリモート Syslog サーバに送信するには、宛先として [リモート Syslog(Remote Syslog)] チェックボックスをオンにし、ホスト名を指定します。 リモート サーバ名を設定していない場合、Cisco Unified Serviceability はリモート Syslog サーバに Syslog メッセージを送信しません。
ヒント Cisco Unified Communications Manager サーバをリモート Syslog サーバとして設定しないでください。 ステップ 4 アラームの宛先として SDL トレース ファイルを選択した場合は、Unified RTMT の Trace and Log Central オプションを使用してトレースの収集と情報の表示を行います。 ステップ 5 アラームの宛先としてローカル Syslog を選択した場合は、Unified RTMT の SysLog ビューアでアラーム情報を表示します。 ステップ 6 説明と推奨されるアクションについては、対応するアラーム定義を参照してください。
アラーム サービスの設定
Syslog Agent エンタープライズ パラメータ
Cisco Syslog Agent エンタープライズ パラメータは、設定されたしきい値を超過したシステム、アプリケーション、セキュリティ アラームまたはメッセージを指定したリモート syslog サーバに送信するように設定できます。 Cisco Syslog Agent のパラメータにアクセスするには、使用している構成に対応する次のウィンドウを開きます。
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。
Cisco IM and Presence
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Administration で、 を選択します。
次に、リモート syslog サーバ名(リモート syslog サーバ名 1、リモート syslog サーバ名 2、リモート syslog サーバ名 3、リモート syslog サーバ名 4、およびリモート syslog サーバ名 5)および syslog 重大度を設定します。 サーバ名を設定する際には、有効な IP アドレスを指定してください。 syslog の重大度は、設定するすべてのリモート syslog サーバに適用できます。 次に [保存(Save)] をクリックします。 [?] ボタンをクリックすると、入力できる有効な値が表示されます。 サーバ名が指定されていないと、Cisco Unified Serviceability は Syslog メッセージを送信しません。
注意
Cisco Unified Communications Manager でリモート syslog サーバを設定するときには、リモート syslog サーバ名に重複するエントリを追加しないでください。 重複するエントリを追加した場合、Cisco Syslog Agent はメッセージをリモート syslog サーバに送信するときに重複したエントリを無視します。
(注)
Cisco Unified Communications Manager をリモート syslog サーバとして設定しないでください。 Cisco Unified Communications Manager ノードは、別のサーバからの Syslog メッセージを受け入れません。
アラーム サービスのセットアップ
手順ここでは、 Cisco Unified Serviceability で管理する機能サービスやネットワーク サービスのアラームを追加または更新する方法について説明します。
(注)
SNMP トラップとカタログの設定は変更しないことを推奨します。
Cisco Unity Connection では、 Cisco Unity Connection Serviceability で使用可能なアラームも使用します。 Cisco Unity Connection Serviceability ではアラームを設定できません。 詳細については、『 Cisco Unity Connection Serviceability Administration Guide』を参照してください。
標準のレジストリ エディタの使用方法の詳細については、使用している OS のオンライン ドキュメントを参照してください。
ステップ 1 を選択します。 [アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサーバを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 ステップ 3 [サービス グループ(Service Group)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサービスのカテゴリ([データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)] など)を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
ヒント サービス グループに対応するサービスの一覧については、「サービス グループ」を参照してください。
ステップ 4 [サービス(Service)] ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 サービス グループと設定をサポートするサービスだけが表示されます。
ヒント ドロップダウン リストには、アクティブなサービスと非アクティブのサービスが表示されます。
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウには、選択したサービスのアラーム モニタとイベント レベルのリストが表示されます。 また、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスも表示されます。
ステップ 5 Cisco Unified Communications Manager のみ:クラスタをサポートしている設定の場合は、必要に応じて [すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにして、クラスタ内のすべてのノードにサービスのアラーム設定を適用できます。 ステップ 6 「アラーム設定」の説明に従って設定を行います。この項ではモニタおよびイベント レベルについても説明されています。 ステップ 7 設定を保存するには、[保存(Save)] ボタンをクリックします。
(注) デフォルトを設定するには、[デフォルトの設定(Set Default)] ボタンをクリックしてから、[保存(Save)] をクリックします。
次の作業
ヒント
[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に設定されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。 たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM で、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウで特定の宛先のアラーム イベント レベルをそれよりも低い「警告」、「通知」、「情報」、または「デバッグ」として設定した場合、アラームは対応する宛先に送られます。 アラーム イベント レベルを、重大度がより高い「緊急」、「警報」、「重大」、または「エラー」として設定した場合、アラームは対応する場所に送られません。
Cisco エクステンション モビリティ アプリケーション サービス、Cisco Unified Communications Manager Assistant サービス、Cisco エクステンション モビリティ サービス、および Cisco Web Dialer サービスのアラーム定義にアクセスするには、「アラーム定義」で説明されている [アラームメッセージ定義(Alarm Messages Definitions)] ウィンドウの [JavaApplications] カタログを選択します。
Cisco Tomcat を使用するアラーム サービスのセットアップ
手順次のサービスは、アラームの生成に Cisco Tomcat を使用します。
システム ログイン アラーム AuthenticationFailed も Cisco Tomcat を使用します。 これらのサービスに対してアラームを生成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unified サービスアビリティで、 を選択します。 ステップ 2 [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから、アラームを設定するサーバを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 ステップ 3 [サービスグループ(Services Group)] ドロップダウン リストから、[プラットフォームサービス(Platform Services)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 ステップ 4 [サービス(Services)] ドロップダウン リストから、[Cisco Tomcat] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 ステップ 5 Unified Commuications Manager のみ:クラスタをサポートしている設定の場合は、必要に応じて [すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] チェックボックスをオンにして、クラスタ内のすべてのノードにサービスのアラーム設定を適用できます。 ステップ 6 「アラーム設定」の説明に従って設定を行います。この項ではモニタおよびイベント レベルについても説明されています。 ステップ 7 設定を保存するには、[保存(Save)] ボタンをクリックします。
サービス グループ
次の表に、[アラーム設定(Alarm Configuration)] ウィンドウの [サービス グループ(Service Group)] ドロップダウン リスト ボックスに表示されるオプションに対応するサービスの一覧を示します。
(注) 一覧されているすべてのサービス グループとサービスが、すべてのシステム設定に適用されるわけではありません。
表 1 アラーム設定のサービス グループCisco CTIManager、Cisco CallManager、Cisco DHCP Monitor サービス、Cisco Dialed Number Analyzer、Cisco Dialed Number Analyzer Server、Cisco Extended Functions、Cisco IP Voice Media Streaming App、Cisco Messaging Interface、および Cisco TFTP
CTI サービス
Cisco IP Manager Assistant および Cisco WebDialer Web サービス
Cisco CAR Scheduler、Cisco CDR Agent、および Cisco CDR Repository Manager
Cisco Bulk Provisioning サービス、Cisco Database Layer Monitor、および Cisco License Manager
アラーム設定
次の表で、すべてのアラームの構成時の設定について説明します。サービスでこれらの設定をサポートしていない場合もあります。
表 2 アラーム設定名前 説明 Cisco Unity Connection がサポートしているサービス グループは、[データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)]、[パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring Services)]、[バックアップおよび復元サービス(Backup and Restore Services)]、[システム サービス(System Services)]、[プラットフォーム サービス(Platform Services)] だけです。
ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスのカテゴリ([データベースおよび管理サービス(Database and Admin Services)] など)を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
[サービス(Service)] ドロップダウン リストからアラームを設定するサービスを選択し、[移動(Go)] をクリックします。
サービス グループと設定をサポートするサービスだけが表示されます。
ヒント ドロップダウン リストには、実行中のサービスと実行されていないサービスの両方が表示されます。
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service のみ:
SysLog ビューアがアラームの宛先として機能します。 プログラムはエラーを Syslog ビューアの [アプリケーション ログ(Application Logs)] に記録して、アラームの説明と推奨処置を提供します。 Syslog ビューアには Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool からアクセスできます。
Syslog ビューアでのログの表示については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
SysLog ファイルがアラームの宛先として機能します。 このチェックボックスをオンにすると、Syslog メッセージを Syslog サーバに保存して、その Syslog サーバの名前を指定することができます。 この宛先が有効になっているときにサーバ名が指定されていないと、 Cisco Unified Serviceability は Syslog メッセージを送信しません。
設定されている AMC プライマリとフェールオーバー コレクタは、リモート Syslog 設定を使用します。 コレクタが使用するリモート Syslog 設定は、個々のノードでそれぞれ設定されている設定です。
リモート Syslog が AMC プライマリ コレクタでのみ設定されていて、AMC フェールオーバー コレクタでリモート Syslog が設定されていないときに、AMC プライマリ コレクタでフェールオーバーが発生すると、リモート Syslog は生成されません。
すべてのノードで同じ設定を正確に行い、リモート Syslog アラームが同じリモート Syslog サーバに送信されるようにする必要があります。
フェールオーバーが AMC コントローラで発生した場合、またはコレクタの設定が別のノードに変更される場合は、バックアップ ノードまたは新たに設定されたノードのリモート Syslog の設定が使用されます。
システムで非常に多くのアラームがフラッディングするのを防ぐには、[エンドポイント アラームを除外(Exclude End Point Alarms)] チェックボックスをオンにします。 これにより、エンドポイントの電話関連のイベントが別のファイルに記録されるようになります。
[エンドポイント アラームを除外(Exclude End Point Alarms)] チェックボックスは Call Manager サービスの場合にのみ表示され、デフォルトでは選択されていません。 このチェックボックスをオンにする場合は、[すべてのノードに適用(Apply to All Nodes)] もオンにする必要があります。 エンドポイント アラームの設定オプションは、アラームの構成時の設定に表示されます。
ヒント ノードが他のノードからの syslog メッセージを受け入れないため、Cisco Cisco Unified Communications Manager または Cisco Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service ノードを宛先に指定しないでください。
リモート Syslog サーバ(Remote Syslog Server)
[サーバ名 1(Server Name 1)]、[サーバ名 2(Server Name 2)]、[サーバ名 3(Server Name 3)]、[サーバ名 4(Server Name 4)]、[サーバ名 5(Server Name 5)] の各フィールドに、Syslog メッセージを受け入れるために使用するリモート Syslog サーバの名前または IP アドレスを入力します。 たとえば、アラームを Cisco Unified Operations Manager に送信する場合は、Cisco Unified Operations Manager をサーバ名として指定します。
ヒント ノードが他のノードからの syslog メッセージを受け入れないため、Cisco Cisco Unified Communications Manager または Cisco Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service ノードを宛先に指定しないでください。
SDI トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。
アラームを記録するには、このチェックボックスをオンにして、選択されたサービスの [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで [トレース オン(Trace On)] チェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウの構成時の設定の詳細については、トレース パラメータのセットアップを確認します。
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Be のみ:
SDL トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。 この宛先は Cisco CallManager サービスと CTIManager サービスの場合にのみ使用できます。 このアラームの宛先を設定するには、Trace SDL の設定を使用します。 SDL トレース ログ ファイルにアラームのログを記録するには、このチェックボックスをオンにして、選択したサービスの [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで [トレース オン(Trace On)] チェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)]ウィンドウの構成時の設定の詳細については、トレース パラメータのセットアップを確認します。
ドロップダウン リストから、次のオプションのいずれかを選択します。
- 緊急(Emergency)
このレベルは、システムを使用不能と指定します。
- アラート(Alert)
このレベルは、ただちに対処が必要であることを示します。
- クリティカル(Critical)
システムがクリティカルな状態を検出します。
- エラー(Error)
このレベルは、エラーがあることを示します。
- 警告(Warning)
このレベルは、警告状態が検出されたことを示します。
- 通知(Notice)
このレベルは、正常ではあるものの重要な状態を示します。
- 情報(Informational)
このレベルは、情報メッセージだけを示します。
- デバッグ(Debug)
このレベルは、Cisco Technical Assistance Center のエンジニアがデバッグに使用する詳細イベント情報を示します。
アラーム定義およびユーザ定義の説明の追加
アラーム定義の表示とユーザ定義の説明の追加
ここでは、アラーム定義の検索方法と表示方法について説明します。手順
ヒント
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection のみ: Cisco Unity Connection Serviceability で Cisco Unity Connection アラーム定義を表示できます。 Cisco Unity Connection Serviceability ではアラーム定義にユーザ定義の説明を追加できません。
Cisco Unity Connection は、 Cisco Unified Serviceability で特定のアラーム定義を使用します。それらのアラーム定義は、 Cisco Unified Serviceability で表示する必要があります。 システム カタログ内のカタログに関連したアラームは表示用であることに注意してください。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。 ステップ 3 [検索(Find)] を選択します。 ステップ 4 複数のアラーム定義ページが存在する場合は、次のいずれかの操作を実行します。 ステップ 5 アラームの詳細を設定するアラーム定義を選択します。 ステップ 6 アラームに情報を追加する場合は、[ユーザ定義テキスト(User Defined Text)] フィールドにテキストを入力し、[保存(Save)] を選択します。
ヒント [ユーザ定義テキスト(User Defined Text)] フィールドにテキストを追加する場合、いつでも [すべてクリア(Clear All)] を選択して入力した情報を削除できます。
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 8 [アラーム メッセージ定義(Alarm Message Definitions)] ウィンドウに戻るには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リストから [アラームの検索/リストに戻る(Back to Find/List Alarms)] を選択します。 ステップ 9 [移動(Go)] を選択します。
システム アラーム カタログの説明
次の表に、システム アラーム カタログのアラームの説明を示します。 システム アラーム カタログでは、 Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection をサポートしています。
表 3 システム カタログ クラスタ内のサーバ間のセキュリティ アソシエーションの確立に関連するすべての Cluster Manager アラーム定義。
ヒント Cisco Unified Communications Manager をサポートしている Cisco License Manager がこのカタログを使用します。
ヒント アラーム設定 GUI を使用して JavaApplications アラームを設定することはできません。 Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection の場合、通常はこれらのアラームをイベント ログに送るよう設定します。 Cisco Unified Communications Manager の場合は、SNMP トラップを生成して CiscoWorks LAN Management Solution と統合するようにこれらのアラームを設定することができます。 アラーム定義とパラメータを表示および変更するには、オペレーティング システムに付属しているレジストリ エディタを使用してください。 SystemAccess がすべてのプロセス統計カウンタと共にすべてのスレッド統計カウンタを提供するかどうかのトラッキングに使用されるすべてのアラーム定義
サービスのアクティブ化、非アクティブ化、開始、リスタート、および停止に関連するすべての Service Manager アラーム定義
コマンドライン インターフェイス(CLI)から SNMP トラップによってテスト アラームを送信するために使用されるすべてのアラーム定義。 CLI の詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』を参照してください。
ヒント Cisco Unity Connection SNMP では、Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection システムのトラップをサポートしていません。 CallManager アラーム カタログの説明
IM and Presence アラーム カタログの説明
次の表に、IM and Presence Service アラーム カタログの説明を示します。
表 5 IM and Presence Service アラーム カタログ IM and Presence Service IDS データベースの構成変更を IM and Presence Service SIP プロキシに通知する、すべての構成エージェント アラーム。
クラスタ間ルーティングのために IM and Presence Service クラスタ間でエンド ユーザ情報を同期化する、すべてのクラスタ間同期エージェント アラーム。
HTTPS を使用して外部クライアントとの間での安全な SOAP インターフェイスを提供する、すべての Simple Object Access Protocol(SOAP)アラーム。
Cisco Unified Communications Manager との IM and Presence Service データの同期を保つすべての Sync Agent アラーム。
IM and Presence Service 上の XCP コンポーネントとサービスのステータスに関する情報を収集するすべての XCP アラーム。
プレゼンス冗長グループ内のノード間のフェールオーバーおよびフォールバック プロセスに関するすべての Server Recovery Manager アラーム。
アラーム情報には、説明と推奨されるアクションが含まれているのに加えて、ローカル IM and Presence Service ノード以外の問題についてもトラブルシューティングを行うのに役立つ、アプリケーション名、サーバ名などが含まれています。
IM and Presence Service に固有のアラームの詳細については、『System Error Messages for IM and Presence on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。