Cisco Nexus 7000 シリーズ
Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチはマルチプロトコル対応の高密度、高性能スイッチであり、これには、イーサネット/IP、仮想化、レイヤ 4 から 7 のサービス、Low-Latency Interconnect(LLI)テクノロジーが組み込まれています。Cisco Nexus 7000 シリーズ モデルについては、次のトピックで説明します。
Cisco Nexus 7004 スイッチ
Cisco Nexus 7004 のシャーシには 4 個のスロットがあり、1 台または 2 台のスーパーバイザ モジュールおよび 2 台までの I/O モジュールを装備できます。また、シャーシはファン トレイ、4 つまでの電源モジュールおよびケーブル管理フレームを格納します。オプションで、扉とエアー フィルタを含めることができます。図 1-1 はシャーシ前面から見たこれらの機能を示しています。
図 1-1 Cisco Nexus 7004 のシャーシの前面および側面の標準ハードウェア機能
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4 つまでの AC または DC 電源モジュール(N7K-AC-3KW/N7K-DC-3KW/N7K-HV-3.5KW)の空気取り入れ口エリアまたは設計上のエアーフローを確保するための、電源モジュールがない場合にその代わりとなるブランク フィラー プレート |
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ファン トレイ |
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ケーブル管理サイド フレーム |
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シャーシを移動するために使用されるハンドル(これらのハンドルをシャーシを持ち上げるために使用するにはシャーシ重量を 54.4 kg(120 ポンド)以下に減らします)。 |
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I/O モジュールまたは NAM モジュール(スロット 3 ~ 4 の 1 ~ 2 モジュール)。 |
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スーパーバイザ モジュールおよび I/O モジュール用空気取り入れ口 |
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スーパーバイザ モジュール(スロット 1 およびスロット 2 の 1 モジュールまたは 2 モジュール)。これらのモジュールは、次のうちいずれかのタイプのみ(スーパーバイザ モジュールが 2 つ設置されている場合、両方のモジュールが同じメモリ容量のタイプである必要があります)。
- Supervisor 2(N7K-SUP2)
- Supervisor 2 Enhanced(N7K-SUP2E)
(注) 複数の I/O モジュールとともに 1 つのスーパバイザ モジュールのみが取り付けられている Cisco Nexus 7004 スイッチでは、スーパバイザ モジュールが停止したりスイッチから取り外されたりしても、I/O モジュールは停止しません。このシナリオでは、短期間のトラフィックがブラックホール化する可能性があります。このシナリオを防ぐために、Cisco Nexus 7004 スイッチに 2 つのスーパバイザ モジュールを取り付けて、最大限の冗長性を確保することをお勧めします。
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(注) 図 1-1 は、管理およびネットワーク接続用ケーブルを取り付ける前の、完全装備した Cisco Nexus 7004 シャーシを示しています。スーパーバイザ モジュール、I/O モジュール、または電源モジュールを最大数でシステムに完全装備していない場合は、コンポーネントを搭載していない場所に取り付けるためのブランク パネルがあり、システム冷却用に設計された通気が確保されます。
I/O モジュール スロットには以下のタイプのモジュールが 1 台または 2 台装着されます。
– XL オプションおよび FEX サポート付き 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25 および N7K-F248XP-25E)
– XL オプション付き 48 ポート 1-/10-GBASE-T(NN7K-F248XT-25E)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP/SFP+(N7K-F348XP-25)
– 12 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-F312FQ-25)
– 6 ポート 100 ギガビット イーサネット CPAK(N7K-F306CK-25)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000(N7K-M148GT-11L)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット(N7K-M148GS-11L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M108X2-12L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 24 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M224XP-23L)
– XL オプション付き 6 ポート 40 ギガビット イーサネット(N7K-M206XP-23L)
– XL オプション付き 2 ポート 100 ギガビット イーサネット(N7K-M202XP-23L)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP+(N7K-M348XP-25L)
– 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-M324FQ-25L)
- ネットワーク解析モジュール(N7K-SM-NAM-K9)
(注) • Cisco NX-OS リリース 8.0(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000(N7K-M148GT-11L)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット(N7K-M148GS-11L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M108X2-12L)
Cisco Nexus 7004 のシャーシは、次の仕様を満たす 2 支柱または 4 支柱 19 インチ EIA ラックに取り付ける必要があります。
- ANSI/EIA-310-D-1992 に指定されている イングリッシュ ユニバーサル ホール スペーシングに準拠した取り付けレール。
- ラックの縦方向の最小スペースは、シャーシを 1 つ取り付ける場合は 12.25 インチ(31.1 cm)または 7 ラックユニット(RU)です。
安定性を確保するために、Cisco Nexus 7004 のシャーシはラックの最も低い RU に取り付けます。ラックに他のデバイスがある場合は、軽いシャーシの下に重いシャーシを取り付けます。
警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 1048
Cisco Nexus 7009 スイッチ
Cisco Nexus 7009 のシャーシには 9 個のスロットがあり、1 つまたは 2 つのスーパーバイザ モジュールおよび 7 個までの I/O モジュールを装備できます。また、シャーシには、5 個のファブリック モジュール、1 個のファン トレイ、最大 2 個の電源モジュール、およびケーブル管理フレームを装備できます。シャーシには、シャーシをリフトまたは下部支持ブラケットに配置した後、シャーシを位置決めするために使用するフロントマウント ブラケット(代わりにセンターマウント ブラケットを発注できます)と 4 個の位置決めハンドル(両サイドに 2 つずつ)も装備されています。オプションで、扉と空気取り入れ口フレームを含めることができます。
図 1-2 は Cisco Nexus 7009 のシャーシの前面および側面の標準機能を示し、図 1-3 はシャーシ背面の標準機能を示しています。
図 1-2 Cisco Nexus 7009 のシャーシの前面および側面の標準ハードウェア機能
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電源装置用空気取り入れ口 |
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スーパーバイザ モジュール(スロット 1 およびスロット 2 の 1 モジュールまたは 2 モジュール)。これらのモジュールは、次のうちいずれかのタイプのみ(スーパーバイザ モジュールが 2 つ設置されている場合、両方のモジュールが同じメモリ容量のタイプである必要があります)。
- Supervisor 1(N7K-SUP1)
- Supervisor 2(N7K-SUP2)
- Supervisor 2 Enhanced(N7K-SUP2E)
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ファブリック モジュール(最大 5 個)(N7K-C7009-FAB-2) |
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LED 付きケーブル管理フード |
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ケーブル管理サイド フレーム |
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スーパーバイザ、I/O、およびファブリック モジュール用空気取り入れ口 |
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I/O モジュールまたは NAM モジュール(スロット 3 ~ 9 の 1 ~ 7 モジュール)。 |
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リフトのシャーシの位置を調整するために使用するハンドル |
図 1-3 Cisco Nexus 7009 のシャーシの背面の標準ハードウェア機能
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ファン トレイ(1) |
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電源モジュール(1 または 2):これらのモジュールは以下のモジュールを組み合わせたものです。
- 6 kW AC 電源モジュール(N7K-AC-6.0KW)
- 7.5 kW AC 電源モジュール
(N7K-AC-7.5KW-INT(国際プラグ)) (N7K-AC-7.5KW-US(米国プラグ))
- 6 kW DC 電源モジュール(N7K-DC-6.0KW)
- ブランク フィラー プレート(電源が失われた場合に設計どおりの通気を確保するために設置されます)
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(注) 図 1-2 および図 1-3 は、管理およびネットワーク接続用ケーブルを取り付ける前の、完全装備した Cisco Nexus 7009 シャーシを示しています。スーパーバイザ モジュール、I/O モジュール、ファブリック モジュール、または電源モジュールの最大数がシステムに完全装備されていない場合は、システムの冷却用に設計された通気を確保するために、欠落したコンポーネントの代わりにブランク パネルが取り付けられています。
I/O モジュール スロットには以下のタイプのモジュールが 1 台または 2 台装着されます。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– XL オプション付き 48 ポート 1-/10-GBASE-T(NN7K-F248XT-25E)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25 および N7K-F248XP-25E)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP/SFP+(N7K-F348XP-25)
– 12 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-F312FQ-25)
– 6 ポート 100 ギガビット イーサネット CPAK(N7K-F306CK-25)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11L)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11L)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M108X2-12L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)
– XL オプション付き 6 ポート 40 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M206XP-23L)
– XL オプション付き 2 ポート 100 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M202XP-23L)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP+(N7K-M348XP-25L)
– 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-M324FQ-25L)
- ネットワーク解析モジュール(NAM)(N7K-SM-NAM-K9)
(注) M3 シリーズ I/O モジュールは、Sup-1 モジュールおよび Fab-1 モジュールと互換性がありません。M3 シリーズ I/O モジュールを、同じ Cisco Nexus 7009 スイッチ内で M1、F1、または F2 シリーズの I/O モジュールと組み合わせることはできません。
(注) • Cisco NX-OS リリース 7.3(0)D1(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
- Cisco NX-OS リリース 8.0(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000(N7K-M148GT-11L)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット(N7K-M148GS-11L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M108X2-12L)
Cisco Nexus 7009 のシャーシは、次の仕様を満たす 2 支柱または 4 支柱 19 インチ EIA ラックに取り付ける必要があります。
- ANSI/EIA-310-D-1992 に指定されている イングリッシュ ユニバーサル ホール スペーシングに準拠した取り付けレール。
- ラックの縦方向の最小スペースは、シャーシを 1 つ取り付ける場合は 24.5 インチ(62.2 cm)または 14 ラック ユニット(RU)です(下部支持レールを使用する場合は 15 RU。これは、センターマウントの取り付けには必須であり、フロントマウントの取り付けにはオプション)。
安定性を確保するために、Cisco Nexus 7009 のシャーシはラックの最も低い RU に取り付けます。ラックに他のデバイスがある場合は、軽いシャーシの下に最も重いシャーシを取り付けます。
警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 1048
Cisco Nexus 7010 システム
Cisco Nexus 7010 のシャーシには 10 個のスロットがあり、2 つのスーパーバイザ モジュールおよび 8 つまでの I/O モジュールを装備できます。また、シャーシには 5 つまでのファブリック モジュール、2 つのシステム ファン トレイ、2 つのファブリック ファン トレイ、3 つまでの電源モジュール、およびケーブル管理フレームを装備できます。さらに、ラックに配置したあとでシャーシを取り付けるために使用する取り付けブラケットおよび 4 つの位置づけハンドル(両サイドに 2 つずつ)があります。エアー フィルタおよびミッドフレーム ドアをオプションで付けることもできます。
図 1-4 は Cisco Nexus 7010 の前面および側面の標準機能を示し、図 1-5 はシャーシ前面のオプション機能を示し、図 1-6 はシャーシ背面の標準機能を示しています。
図 1-4 Cisco Nexus 7010 のシャーシの前面および側面の標準ハードウェア機能
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ケーブル管理エリアのドア |
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シャーシの再配置に使用するハンドル(シャーシを持ち上げるのにこのハンドルを使用しないでください。その場合はリフトを使用します) |
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システム ステータス LED |
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I/O モジュールまたは NAM モジュール(スロット 1~4 および 7~10 の 1 ~ 8 モジュール)。 |
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ケーブル管理エリア(必要に応じて上部のルーティング部分を取り外し可能) |
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スーパーバイザ モジュール(スロット 5 およびスロット 6 の 1 モジュールまたは 2 モジュール)。これらのモジュールは、次のうちいずれかのタイプのみ(スーパーバイザ モジュールが 2 つ設置されている場合、両方のモジュールが同じメモリ容量のタイプである必要があります)。
- Supervisor 1(N7K-SUP1)
- Supervisor 2(N7K-SUP2)
- Supervisor 2 Enhanced(N7K-SUP2E)
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ラック マウント ブラケット(2)(両側に 1 つずつ) |
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空気取り入れ口(オプションのエアー フィルタなしで表示) |
図 1-5 Cisco Nexus 7010 のシャーシ前面にあるオプションのハードウェア機能
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ミッドフレーム ドア アセンブリ |
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エアー フィルタ |
図 1-6 Cisco Nexus 7010 のシャーシの背面の標準ハードウェア機能
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スーパーバイザ モジュールおよび I/O モジュールのファン排気口 |
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ファブリック モジュール(最大 5 個)(N7K-C7010-FAB-1 または N7K-C7010-FAB-2)) |
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スーパーバイザ モジュールおよび I/O モジュールのシステム ファン トレイ(2 個)(N7K-C7010-FAN-S)と排気口 |
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電源装置(最大 3 個)および電源装置用の排気口:これらのモジュールは次のモジュールの組み合わせです。
- 6 kW AC 電源モジュール(N7K-AC-6.0KW)
- 7.5 kW AC 電源(N7K-AC-7.5KW-INT(国際プラグ)および N7K-AC-7.5KW-US(米国プラグ))
- 6 kW DC 電源モジュール(N7K-DC-6.0KW)
- ブランク フィラー プレート(電源が失われた場合に設計どおりの通気を確保するために交換します)
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ファブリック ファン トレイ(2 個)(N7K-C7010-FAN-F)およびファブリック モジュール用の排気口 |
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(注) 図 1-4 および図 1-6 に、インターネットおよびコンソールへの接続用ケーブルを設置する前の、完全装備した Cisco Nexus 7000 シリーズ のシャーシを示します。スーパーバイザ モジュール、I/O モジュール、ファブリック モジュール、または電源モジュールを最大数でシステムに完全装備していない場合は、システム冷却用に設計された通気を確保するために、欠落したコンポーネントの代わりにブランク フィラー パネルが取り付けられています。
I/O モジュール スロットには以下のタイプのモジュールが 1 台または 2 台装着されます。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– XL オプション付き 48 ポート 1-/10-GBASE-T(NN7K-F248XT-25E)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25 および N7K-F248XP-25E)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP/SFP+(N7K-F348XP-25)
– 12 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-F312FQ-25)
– 6 ポート 100 ギガビット イーサネット CPAK(N7K-F306CK-25)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11L)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11L)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M108X2-12L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)
– XL オプション付き 6 ポート 40 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M206XP-23L)
– XL オプション付き 2 ポート 100 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M202XP-23L)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP+(N7K-M348XP-25L)
– 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-M324FQ-25L)
- ネットワーク解析モジュール(NAM)(N7K-SM-NAM-K9)
(注) M3 シリーズ I/O モジュールは、Sup-1 モジュールおよび Fab-1 モジュールと互換性がありません。M3 シリーズ I/O モジュールを、同じ Cisco Nexus 7010 スイッチ内で M1、F1、または F2 シリーズの I/O モジュールと組み合わせることはできません。
(注) • Cisco NX-OS リリース 7.3(0)D1(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
- Cisco NX-OS リリース 8.0(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000(N7K-M148GT-11L)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット(N7K-M148GS-11L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M108X2-12L)
Cisco Nexus 7010 システムのシャーシは、次の仕様を満たす 4 支柱 19 インチ EIA(米国電子工業会)ラックに取り付ける必要があります。
- ANSI/EIA-310-D-1992 に指定されている イングリッシュ ユニバーサル ホール スペーシングに準拠した取り付けレール。
- ラックの縦方向の最小スペースは、シャーシを 1 つ取り付ける場合は 36.75 インチ(93.3 cm)または 21 ラック ユニット(RU)、シャーシを 2 つ取り付ける場合は 73.5 インチ(186.6 cm)または 42 RU です。シャーシを 2 つ取り付ける場合は、45 RU ラックの使用を推奨します。
シャーシを 1 つ取り付ける場合は、図 1-7 のように、ラックのできるだけ最下部の RU に設置し安定させます。2 つのシャーシを同じラックに取り付ける場合は、図 1-8 に示すように、先に下からシャーシを取り付け、次にもう 1 つのシャーシをその上に取り付けます。
警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 1048
図 1-7 4 支柱ラックに取り付けられた 1 つの Cisco Nexus 7010 シャーシ
図 1-8 4 支柱ラックに取り付けられた 2 つの Cisco Nexus 7010 シャーシ
Cisco Nexus 7018 システム
Cisco Nexus 7018 のシャーシには 18 個のスロットがあり、2 つのスーパーバイザ モジュールおよび 16 個までの I/O モジュールを装備できます。また、シャーシには 5 つまでのファブリック モジュール、2 つのファン トレイ、4 つまでの電源モジュール、およびケーブル管理システムも装備できます。さらに、ラックに配置したあとでシャーシを取り付けるために使用する取り付けブラケットおよび 4 つの位置づけハンドル(両サイドに 2 つずつ)があります。オプションで I/O ケーブル接続を保護する前面扉を含めることができます。
図 1-9 は Cisco Nexus 7018 の前面および側面の標準機能を示し、図 1-10 はケーブル管理システムのコンポーネントを示し、図 1-11 はシャーシ前面のオプション機能を示し、図 1-12 はシャーシ背面の標準機能を示しています。
図 1-9 Cisco Nexus 7018 のシャーシの前面および側面の標準ハードウェア機能
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システム ステータス LED |
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電源装置用空気取り入れ口 |
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ラックマウント ブラケット(2 個) |
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スーパーバイザ モジュールおよび I/O モジュール用空気取り入れ口 |
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I/O モジュールまたは NAM モジュール(スロット 1~8 および 11~18 の 1 ~ 16 )。 |
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ファブリック モジュール用空気取り入れ口 |
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スーパーバイザ モジュール(スロット 1 およびスロット 2 の 9 モジュールまたは 10 モジュール)。これらのモジュールは、次のうちいずれかのタイプのみ(スーパーバイザ モジュールが 2 つ設置されている場合、両方のモジュールが同じメモリ容量のタイプである必要があります)。
- Supervisor 1(N7K-SUP1)
- Supervisor 2(N7K-SUP2)
- Supervisor 2 Enhanced(N7K-SUP2E)
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シャーシの再配置に使用するハンドル(シャーシを持ち上げるのにこのハンドルを使用しないでください。その場合はリフトを使用します) |
図 1-10 Cisco Nexus 7018 シャーシ用のケーブル管理システム
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システム ステータス LED(これらの LED はシャーシ LED によって表示されたシステム ステータスを示します) |
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上部ケーブル管理アセンブリ |
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フード |
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下部ケーブル管理アセンブリ |
図 1-11 Cisco Nexus 7018 シャーシ用のオプションの前面扉
図 1-12 Cisco Nexus 7018 のシャーシ背面の標準ハードウェア機能
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ファブリック モジュール(最大 5 個)(N7K-C7018-FAB-1 または N7K-C7018-FAB-2) |
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ファブリック モジュール用ファン排気口 |
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電源モジュール(最大 4 個):これらのモジュールは、次のモジュールの組み合わせです。
- 6 kW AC 電源モジュール(N7K-AC-6.0KW)
- 7.5 kW AC 電源モジュール
(N7K-AC-7.5KW-INT(国際プラグ)) (N7K-AC-7.5KW-US(米国プラグ))
- 6 kW DC 電源モジュール(N7K-DC-6.0KW)
- ブランク フィラー プレート(電源が失われた場合に設計どおりの通気を確保するために交換します)
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スーパーバイザ モジュールおよび I/O モジュール用ファン排気口 |
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スーパーバイザ、I/O、およびファブリック モジュールを冷却するファン トレイ |
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シャーシの再配置に使用するハンドル(シャーシを持ち上げるのにこのハンドルを使用しないでください。その場合はリフトを使用します) |
(注) 図 1-9 および図 1-12 は、インターネットおよびコンソールへの接続用ケーブルを設置する前の、完全装備した Cisco Nexus 7018 のシャーシを示しています。スーパーバイザ モジュール、I/O モジュール、ファブリック モジュール、または電源モジュールの最大数がシステムに完全装備されていない場合は、システムの冷却用に設計された通気を確保するために、欠落したコンポーネントの代わりにブランク パネルが取り付けられています。
I/O モジュール スロットには以下のタイプのモジュールが 1 台または 2 台装着されます。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– XL オプション付き 48 ポート 1-/10-GBASE-T(NN7K-F248XT-25E)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25 および N7K-F248XP-25E)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP/SFP+(N7K-F348XP-25)
– 12 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-F312FQ-25)
– 6 ポート 100 ギガビット イーサネット CPAK(N7K-F306CK-25)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11L)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11L)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M108X2-12L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)
– XL オプション付き 6 ポート 40 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M206XP-23L)
– XL オプション付き 2 ポート 100 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M202XP-23L)
– 48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット SFP+(N7K-M348XP-25L)
– 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-M324FQ-25L)
- ネットワーク解析モジュール(NAM)(N7K-SM-NAM-K9)
(注) M3 シリーズ I/O モジュールは、Sup-1 モジュールおよび Fab-1 モジュールと互換性がありません。M3 シリーズ I/O モジュールを、同じ Cisco Nexus 7018 スイッチ内で M1、F1、または F2 シリーズの I/O モジュールと組み合わせることはできません。
(注) • Cisco NX-OS リリース 7.3(0)D1(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 32 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F132XP-15)
– 48 ポート 10/100/1000 I/O モジュール(N7K-M148GT-11)
– FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12)
– 48 ポート 1 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M148GS-11)
- Cisco NX-OS リリース 8.0(1) 以降では、次の I/O モジュールはサポートされていません。
– 48 ポート 1/10 ギガビット SFP+(N7K-F248XP-25)
– XL オプション付き 48 ポート 10/100/1000(N7K-M148GT-11L)
– XL オプション付き 48 ポート 1 ギガビット イーサネット(N7K-M148GS-11L)
– XL オプションおよび FEX サポート付き 32 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M132XP-12L)
– XL オプション付き 8 ポート 10 ギガビット イーサネット(N7K-M108X2-12L)
Cisco Nexus 7018 スイッチには、最大 10 個の 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+(N7K-M324FQ-25L)I/O モジュールを挿入できます。この I/O モジュールは、スロットあたり 96 VQI を使用します。Cisco Nexus 7018 スイッチの最大 VQI は 1024 で、合計 11 個の 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+ I/O モジュールには 1056 VQI が必要です。このようなシナリオでは、11 番目の I/O モジュールはオンラインになることを 3 回試みてから、電源が切れます。11 個の 24 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP+ I/O モジュールを備えたスイッチのリロード中に、最後に起動した I/O モジュールの電源が切れます。
Cisco Nexus 7018 のシャーシは、次の仕様を満たす 4 支柱 19 インチ EIA ラックに取り付ける必要があります。
- ANSI/EIA-310-D-1992 に指定されている イングリッシュ ユニバーサル ホール スペーシングに準拠した取り付けレール。
- ラックの縦方向の最小スペースは、シャーシを 1 つ取り付ける場合は 43.75 インチ(111.1 cm)または 25 ラック ユニット(RU)、および 87.5 インチ(222.2 cm)です。
Cisco Nexus 7018 のシャーシをラックの最も低い RU に取り付けます(図 1-13 を参照)。ラックに別のデバイスがある場合は、最下部に最も重いものを取り付けます。
警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 1048
図 1-13 4 支柱ラックに取り付けられた Cisco Nexus 7018 のシャーシ