この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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TFTP サーバからスイッチまたはスイッチ スタックに新しいイメージをダウンロードし、既存のイメージを上書きするか、または保持するには、特権 EXEC モードで archive download-sw コマンドを使用します。
archive download-sw { /directory | /force-reload | /imageonly | /leave-old-sw | /no-set-boot | /no-version-check | /destination-system stack-member-number | /only-system-type system-type | /overwrite | /reload | /safe} source-url
現行のソフトウェア イメージは、ダウンロードされたイメージで上書きされません。ソフトウェア イメージと HTML ファイルの両方がダウンロードされます。新しいイメージは flash: ファイル システムにダウンロードされます。
BOOT 環境変数は、flash: ファイル システムの新しいソフトウェア イメージを示すよう変更されます。イメージ ファイルでは大文字と小文字が区別されます。イメージ ファイルは TAR フォーマットで提供されます。
ダウンロードするイメージのスタック プロトコル バージョンの互換性は、スタック上のバージョンと検査されます。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
このコマンドが導入されました。 |
/imageonly オプションは、既存のイメージが削除されているか置き換えられている場合に、既存のイメージの HTML ファイルを削除します。
(HTML ファイルのない)Cisco IOS イメージだけがダウンロードされます。
/safe または /leave-old-sw オプションを指定すると、十分なフラッシュ メモリがない場合に、新しいイメージのダウンロードが失敗することがあります。
ソフトウェアを残すことで、領域の制約により新しいイメージ用に十分なフラッシュ メモリがない場合は、エラー メッセージが表示されます。
/leave-old-sw オプションを使用し、新しいイメージをダウンロードしたときに古いイメージが上書きされなかった場合、delete 特権 EXEC コマンドを使用して古いイメージを削除することができます。
詳細については、deleteを参照してください。
スタックに存在しているバージョンとは異なるスタック プロトコル バージョンのイメージをダウンロードする場合は、/no-version-check オプションを使用します。
イメージで特定のメンバをアップグレードするよう指定するには、このオプションを /destination-system オプションと一緒に使用する必要があります。
(注) |
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
(注) |
/no-version-check オプションの使用には注意が必要です。同一のスタックにするためには、アクティブ スイッチを含め、すべてのメンバでスタック プロトコル バージョンが同一である必要があります。 このオプションを指定すると、最初にスタック プロトコルのバージョンと、スタックのバージョンの互換性を確認することなく、イメージをダウンロードできます。 |
アップグレードするスタック メンバごとのコマンドで /destination-system オプションを繰り返すことで、複数のスタック メンバを指定し、アップグレードできます。
フラッシュ デバイス上のイメージを、ダウンロードしたイメージで上書きする場合は、/overwrite オプションを使用します。
/overwrite オプションなしでこのコマンドを指定する場合、ダウンロード アルゴリズムは、新しいイメージが、スイッチ フラッシュ デバイスのイメージやスタック メンバで実行中のイメージと同じであるかどうかを確認します。
イメージが同じである場合は、ダウンロードは行われません。イメージが異なっている場合、古いイメージは削除され、新しいイメージがダウンロードされます。
新しいイメージをダウンロードした後で、/reload 特権 EXEC コマンドを入力して新しいイメージの使用を開始するか、または archive download-sw コマンドの /reload または /force-reload オプションを指定してください。
次の例では、172.20.129.10 の TFTP サーバから新しいイメージをダウンロードし、スイッチでイメージを上書きする方法を示します。
スイッチ# archive download-sw /overwrite tftp://172.20.129.10/test-image.tar
次の例では、172.20.129.10 の TFTP サーバからソフトウェア イメージだけをスイッチにダウンロードする方法を示します。
スイッチ# archive download-sw /imageonly tftp://172.20.129.10/test-image.tar
次の例では、ダウンロードに成功した後で古いソフトウェア バージョンを保存する方法を示します。
スイッチ# archive download-sw /leave-old-sw tftp://172.20.129.10/test-image.tar
次の例では、スタック メンバ 6 および 8 をアップグレードする方法を示します。
スイッチ# archive download-sw /imageonly /destination-system 6 /destination-system 8 tftp://172.20.129.10/test-image.tar
TAR ファイルを作成する、TAR ファイル内のファイルを一覧表示する、または TAR ファイルからファイルを抽出するには、特権 EXEC モードで archive tar コマンドを使用します。
archive tar { /create destination-url flash:/file-url} | /table source-url | { /xtract source-url flash:/file-url [ dir/file...] }
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
イメージ名では、大文字と小文字が区別されます。
次の例では、TAR ファイルを作成する方法を示します。このコマンドは、ローカル フラッシュ ファイル デバイスの new-configs ディレクトリの内容を、TFTP サーバの 172.20.10.30 にある saved.tar というファイルに書き込みます。
スイッチ# archive tar /create tftp:172.20.10.30/saved.tar flash:/new_configs
次の例では、フラッシュ メモリに含まれるファイルの内容を表示する方法を示します。TAR ファイルの内容が画面に表示されます。
スイッチ# archive tar /table flash:c2960-lanbase-tar.12-25.FX.tar info (219 bytes) c2960-lanbase-mz.12-25.FX/(directory) c2960-lanbase-mz.12-25.FX(610856 bytes) c2960-lanbase-mz.12-25.FX/ info (219 bytes) info.ver (219 bytes)
次の例では、/html ディレクトリおよびその内容だけを表示する方法を示します。
flash:2960-lanbase-mz.12-25.FX.tar 2960-lanbase-mz.12-25.FX/html c2960-lanbase-mz.12-25.FX/html/ (directory) c2960-lanbase-mz.12-25.FX/html/const.htm (556 bytes) c2960-lanbase-mz.12-25.FX/html/xhome.htm (9373 bytes) c2960-lanbase-mz.12-25.FX/html/menu.css (1654 bytes) <output truncated>
次の例では、172.20.10.30 のサーバにある TAR ファイルの内容を抽出する方法を示します。ここでは、ローカル フラッシュ ファイル システムのルート ディレクトリに new-configs ディレクトリだけを抽出します。saved.tar ファイルの残りのファイルは抽出されません。
スイッチ# archive tar /xtract tftp://172.20.10.30/saved.tar flash:/new-configs
サーバに既存のイメージをアップロードするには、archive upload-sw特権EXECコマンドを使用します。
archive upload-sw [ /source-system-num stack member number | /version version_string ] destination-url
flash: ファイル システムから現在稼働中のイメージをアップロードします。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
/version オプションを使用するためには、/source-system-num オプションを指定する必要があります。これらのオプションを同時に使用することで、指定のスタック メンバの特定のイメージ(実行イメージではない)をアップロードできます。
組み込みデバイス マネージャと対応している HTML ファイルが既存のイメージとともにインストールされている場合にだけ、アップロード機能を使用します。
ファイルは、Cisco IOS イメージ、HTML ファイル、info の順序でアップロードされます。これらのファイルがアップロードされると、ソフトウェアによって TAR ファイルが作成されます。
イメージ名では、大文字と小文字が区別されます。
次の例では、スタック メンバ 3 で現在実行中のイメージを、172.20.140.2 の TFTP サーバへアップロードする方法を示します。
Switch# archive upload-sw /source-system-num 3tftp://172.20.140.2/test-image.tar
スマート ロギング情報を表示するには、特権 EXEC モードで show logging smartlog コマンドを使用します。
show logging smartlog [ event-ids | events | statistics { interface interface-id | summary } ]
event-ids |
(任意)スマート ログ イベントの ID と名前を表示します。NetFlow コレクタは、イベント ID を使用して各イベントを識別します。 |
events |
(任意)スマート ログ イベントの説明を表示します。最後の 10 件のスマート ロギング イベントが表示されます。 |
statistics |
(任意)スマート ログ統計情報を表示します。 |
interface interface-id |
(任意)指定したインターフェイスのスマート ログ統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)スマート ログ イベント統計情報のサマリーを表示します。 |
なし
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
DHCP スヌーピング違反、ダイナミック ARP インスペクション違反、IP ソース ガード拒否トラフィック、ACL の許可または拒否されたトラフィックが原因でドロップされたパケットのスマート ロギングを設定できます。パケットの内容は、指定した Cisco IOS NetFlow コレクタに送られます。
統計カウンタは、スマート ロギングによってコレクタに送られるパケットの数を反映します。
次の例では、show logging smartlog event-ids コマンドの出力を示します。
Switch# show logging smartlog event-ids EventID: 1 Description: DHCPSNP Extended Events: ------------------------------------ ID | Description ------------------------------------ 1 | DHCPSNP_DENY_INVALID_MSGTYPE 2 | DHCPSNP_DENY_INVALID_PKTLEN 3 | DHCPSNP_DENY_INVALID_BIND 4 | DHCPSNP_DENY_INVALID_OPT 5 | DHCPSNP_DENY_OPT82_DISALLOW 6 | DHCPSNP_DENY_SRCMAC_MSMTCH EventID: 2 Description: DAI Extended Events: ------------------------------------ ID | Description ------------------------------------ 1 | DAI_DENY_INVALID_BIND 2 | DAI_DENY_INVALID_SRCMAC 3 | DAI_DENY_INVALID_IP 4 | DAI_DENY_ACL 5 | DAI_DENY_INVALID_PKT 6 | DAI_DENY_INVALID_DSTMAC EventID: 3 Description: IPSG Extended Events: ------------------------------------- ID | Description ------------------------------------- 1 | IPSG_DENY EventID: 4 Description: ACL Extended Events: ------------------------------------- ID | Description ------------------------------------- 1 | PACL_PERMIT 2 | PACL_DENY
次の例では、show logging smartlog statistics interface コマンドの出力を示します。
Switch# show logging smartlog statistics interface gigabitethernet1/0 Total number of DHCP Snooping logged packets: 0 DHCPSNP_DENY_INVALID_MSGTYPE: 0 DHCPSNP_DENY_INVALID_PKTLEN: 0 DHCPSNP_DENY_INVALID_BIND: 0 DHCPSNP_DENY_INVALID_OPT: 0 DHCPSNP_DENY_OPT82_DISALLOW: 0 DHCPSNP_DENY_SRCMAC_MSMTCH: 0 Total number of Dynamic ARP Inspection logged packets: 0 DAI_DENY_INVALID_BIND: 0 DAI_DENY_INVALID_SRCMAC: 0 DAI_DENY_INVALID_IP: 0 DAI_DENY_ACL: 0 DAI_DENY_INVALID_PKT: 0 DAI_DENY_INVALID_DSTMAC: 0 Total number of IP Source Guard logged packets: 793 IPSG_DENY: 793 Total number of ACL logged packets: 10135 PACL_PERMIT: 10135 PACL_DENY: 0
実行可能イメージをロードおよびブートして、コマンドライン インターフェイス(CLI)を表示するには、ブート ローダ モードで boot コマンドを使用します。
boot [ -post | -n | -p | flag] filesystem:/file-url...
-post |
(任意)拡張および総合 POST によってロードされたイメージを実行します。このキーワードを使用すると、POST の完了に要する時間が長くなります。 |
-n |
(任意)起動後すぐに、Cisco IOS デバッガが休止します。 |
-p |
(任意)イメージのロード後すぐに、JTAG デバッガが休止します。 |
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。USB メモリ スティックには usbflash0: を使用します。 |
/file-url |
ブート可能なイメージのパス(ディレクトリ)および名前。各イメージ名はセミコロンで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
引数を何も指定しないで boot コマンドを入力した場合、スイッチは、BOOT 環境変数が設定されていればその中の情報を使用して、システムを自動的にブートしようとします。
file-url 変数にイメージ名を指定した場合、boot コマンドは指定されたイメージをブートしようとします。
ブート ローダ boot コマンドのオプションを設定した場合は、このコマンドがただちに実行され、現在のブート ローダ セッションだけに適用されます。
これらの設定が保存されて次回のブート処理に使用されることはありません。
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
次の例では、new-image.bin イメージを使用してスイッチをブートする方法を示します。
スイッチ: set BOOT flash:/new-images/new-image.bin スイッチ: boot
このコマンドを入力すると、セットアップ プログラムを開始するように求められます。
NVRAM バッファ サイズを設定するには、boot buffersize グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
boot buffersize size
size | NVRAM バッファ サイズ(KB)有効な範囲は 4096 ~ 1048576 です。 |
デフォルトの NVRAM バッファ サイズは 512 KB です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
NVRAM バッファ サイズを設定後、スイッチまたはスイッチ スタックをリロードします。
スイッチをスタックに追加し、NVRAM サイズが異なる場合、新しいスイッチはスタックと同期し、自動的にリロードされます。
次の例では、バッファ サイズを 524288 KB に設定します。
Switch(config)# boot buffersize 524288
スタンドアロン スイッチで自動起動プロセスの割り込みをイネーブルにするには、boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot enable-break
no boot enable-break
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
ディセーブルコンソール上で Break キーを押しても自動起動プロセスへの割り込みはできません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、スタンドアロン スイッチからだけ正常に動作します。このコマンドを入力すると、flash: ファイル システムが初期化された後に Break キーを押して、自動起動プロセスに割り込むことができます。
(注) |
このコマンドの設定に関係なく、スイッチ前面パネルの MODE ボタンを押すと、いつでも自動起動プロセスを中断することができます。 |
このコマンドは、ENABLE_BREAK 環境変数の設定を変更します。
DHCP サーバからファイルをダウンロードするようにスイッチを設定するには、boot host dhcp グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
boot host dhcp
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次に、boot host dhcp コマンドを使用して、保存されているコンフィギュレーションで自動設定をイネーブルにする方法を示します。
Switch(config)# boot host dhcp
システムがコンフィギュレーション ファイルをダウンロードしようとする時間を設定するには、boot host retry timeout グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
boot host retry timeout timeout-value
timeout-value | システムがコンフィギュレーション ファイルをダウンロードしようとした後にタイムアウトになるまでの時間。 |
デフォルトはありません。タイムアウトを設定しないと、システムは無期限に DHCP サーバから IP アドレスを取得しようとします。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次に、タイムアウトを 300 秒に設定する例を示します。
Switch(config)# boot host retry timeout 300
次回のブート サイクル時のスタンドアロン スイッチの手動ブートをイネーブルにするには、boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
boot manual
no boot manual
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
手動による起動はディセーブルです。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、スタンドアロン スイッチからだけ正常に動作します。
システムを次回再起動すると、スイッチはブートローダ モードで起動します。これは switch: プロンプトによってわかります。システムを起動するには、boot ブート ローダ コマンドを使用してブート可能なイメージの名前を指定します。
このコマンドは、MANUAL_BOOT 環境変数の設定を変更します。
ブート イメージとして使用されるコンフィギュレーション ファイルの名前を指定するには、boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
boot system filename [ switch { switch number | all} ]
filename | ブート イメージ コンフィギュレーション ファイルの名前。 |
switch | (任意)スタック内のスイッチのシステム イメージを設定します。 |
switch number | スイッチ番号。 |
all | スタック内のすべてのスイッチのシステム イメージを設定します。 |
なし
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、ブート イメージ コンフィギュレーション ファイルの名前を config-boot.text と指定します。
Switch(config)# boot system config-boot.text
1 つ以上のファイルの内容を表示するには、ブート ローダ モードで cat コマンドを使用します。
catfilesystem:/file-url...
filesystem: |
ファイル システムを指定します。 |
/file-url |
表示するファイルのパス(ディレクトリ)と名前を指定します。ファイル名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
ファイルのリストを指定した場合は、各ファイルの内容が順に表示されます。
次の例では、イメージ ファイルの内容を表示する方法を示します。
スイッチ: cat flash:image_file_name
version_suffix: universal-122-xx.SEx
version_directory: image_file_name
image_system_type_id: 0x00000002
image_name: image_file_name.bin
ios_image_file_size: 8919552
total_image_file_size: 11592192
image_feature: IP|LAYER_3|PLUS|MIN_DRAM_MEG=128
image_family: family
stacking_number: 1.34
board_ids: 0x00000068 0x00000069 0x0000006a 0x0000006b
info_end:
すべてのオンボード障害ロギング(OBFL)データをクリアするには、スイッチ スタックまたはスタンドアロン スイッチで clear logging onboard 特権 EXEC コマンドを使用します。このコマンドを実行すると、フラッシュ メモリに保存されている稼働時間と CLI コマンドに関する情報以外の OBFL データがすべてクリアされます。
clear logging onboard [ module { switch-number | all} ]
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
module | (任意)スタック内の指定したスイッチの OBFL データをクリアします。 |
switch-number | 指定されたスイッチの ID。指定できる範囲は 1 ~ 4 です。 |
all | (任意)スタック内のすべてのスイッチの OBFL データをクリアします。 |
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
OBFL はイネーブルにしておき、フラッシュ メモリに保存されたデータは消さないようにすることを推奨します。
次の例では、動作時間と CLI コマンド情報以外のすべての OBFL 情報をクリアする方法を示します。
Switch# clear logging onboard Clear logging onboard buffer [confirm]
情報が削除されていることを確認するには、show logging onboard 特権 EXEC コマンドを入力します。
特定のダイナミック アドレス、特定のインターフェイス上のすべてのダイナミック アドレス、スタック メンバのすべてのダイナミック アドレス、
または、特定の VLAN 上のすべてのダイナミック アドレスを削除するには、clear mac address-table 特権 EXEC コマンドを使用します。
このコマンドはまた MAC アドレス通知グローバル カウンタもクリアします。
clear mac address-table { dynamic [ address mac-addr | interface interface-id | vlan vlan-id ] | notification}
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
dynamic | すべてのダイナミック MAC アドレスを削除します。 |
addressmac-addr | (任意)指定されたダイナミック MAC アドレスを削除します。 |
interfaceinterface-id | (任意)指定された物理ポートまたはポート チャネル上のすべてのダイナミック MAC アドレスを削除します。 |
vlanvlan-id | (任意)指定された VLAN のすべてのダイナミック MAC アドレスを削除します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
notification | 履歴テーブルの通知をクリアし、カウンタをリセットします。 |
デフォルトは定義されていません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、ダイナミック アドレス テーブルから特定の MAC アドレスを削除する方法を示します。
Switch# clear mac address-table dynamic address 0008.0070.0007
情報が削除されていることを確認するには、show mac address-table 特権 EXEC コマンドを入力します。
MAC アドレス テーブル移行更新関連カウンタをクリアするには、clear mac address-table move update 特権 EXEC コマンドを使用します。
clear mac address-table move update
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、MAC アドレス テーブル移行更新関連カウンタをクリアする方法を示します。
Switch# clear mac address-table move update
show mac address-table move update 特権 EXEC コマンドを入力することにより、情報がクリアされたかどうかを確認できます。
Network Mobility Services Protocol(NMSP)統計情報をクリアするには、EXEC モードで clearnmspstatistics コマンドを使用します。
clear nmsp statistics
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトの動作や値はありません。
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次は clear nmsp statistics コマンドのサンプル出力です。コントローラと接続中の Cisco モビリティ サービス エンジン(MSE)の間で交換される NMSP 情報に関するすべての統計情報をクリアする方法を示します。
スイッチ> clear nmsp statistics
メンバがクラスタ コマンド スイッチと通信ができなくなった場合に、クラスタ メンバ スイッチのクラスタ コマンド MAC アドレスを指定するには、
cluster commander-address グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デバッグまたはリカバリ手順の間だけスイッチをクラスタから削除する場合は、クラスタ メンバ スイッチ コンソール ポートから、このグローバル コンフィギュレーション コマンドの no 形式を
使用します。
cluster commander-address mac-address [ member number | name name]
no cluster commander-address
mac-address | クラスタ コマンド スイッチの MAC アドレス。 |
member number | (任意)設定されたクラスタ メンバ スイッチの番号を指定します。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
name name | (任意)設定されたクラスタの名前を指定します(最大 31 文字)。 |
このスイッチはどのクラスタのメンバでもありません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチ上でだけ使用できます。クラスタ コマンド スイッチは、メンバ スイッチがクラスタに加入した場合に、MAC アドレスをそのメンバ スイッチに自動的に提供します
。クラスタ メンバ スイッチは、この情報および他のクラスタ情報をその実行コンフィギュレーション ファイルに追加します。
各クラスタ メンバは、クラスタ コマンド スイッチを 1 つしか持てません。
クラスタ メンバ スイッチは、mac-address パラメータによりシステム リロード中にクラスタ コマンド スイッチの ID を保持します。
特定のクラスタ メンバ スイッチで no 形式を入力すると、デバッグまたはリカバリ手順の間そのクラスタ メンバ スイッチをクラスタから削除できます。通常は、メンバがクラスタ コマンド スイッチと通信ができなくなった場合にだけ、クラスタ メンバ スイッチ コンソール ポートから
このコマンドを使用することになります。通常のスイッチの設定では、クラスタ コマンド スイッチで
no cluster member n グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによってのみ、クラスタ メンバ スイッチを削除することを推奨します。
スタンバイ クラスタ コマンド スイッチがアクティブになった場合(クラスタ コマンド スイッチになった場合)、このスイッチは cluster commander-address 行をその設定から削除します。
次の例では、クラスタ メンバの実行コンフィギュレーションからの出力の一部を示します。
Switch(config)# show running-configuration <output truncated> cluster commander-address 00e0.9bc0.a500 member 4 name my_cluster <output truncated>
次の例では、クラスタ メンバ コンソールでクラスタからメンバを削除する方法を示します。
Switch # configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)# no cluster commander-address
設定を確認するには、show cluster 特権 EXEC コマンドを入力します。
候補スイッチの拡張検出のホップ カウント制限を設定するには、クラスタ コマンド スイッチ上で cluster discovery hop-count グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
cluster discovery hop-count number
no cluster discovery hop-count
number | クラスタ コマンド スイッチが候補の検出を制限するクラスタ エッジからのホップの数。指定できる範囲は 1 ~ 7 です。 |
デフォルトのホップ数は 3 です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチ上でだけ使用できます。このコマンドは、クラスタ メンバ スイッチでは機能しません。
ホップ カウントが 1 に設定された場合、拡張検出はディセーブルになります。クラスタ コマンド スイッチは、クラスタのエッジから 1 ホップの候補だけを検出します。クラスタのエッジとは、最後に検出されたクラスタのメンバ スイッチと最初に検出された候補スイッチの間の点です。
次の例では、ホップ カウント制限を 4 に設定する方法を示します。このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチ上から実行します。
Switch(config)# cluster discovery hop-count 4
設定を確認するには、show cluster 特権 EXEC コマンドを入力します。
コマンド対応スイッチをクラスタ コマンド スイッチとしてイネーブルにし、クラスタ名を割り当て、任意でメンバ番号を割り当てるには、
cluster enable グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。すべてのメンバを削除して、このクラスタ コマンド スイッチを候補スイッチにするには、このコマンドの no 形式を
使用します。
cluster enable name [ command-switch-member-number]
no cluster enable
name | クラスタの名前(最大 31 文字)。指定できる文字は、英数字、ダッシュ、および下線だけです。 |
command-switch-member-number | (任意)クラスタのクラスタ コマンド スイッチに割り当てるメンバ番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
このスイッチはクラスタ コマンド スイッチではありません。
クラスタ名は定義されません。
スイッチがクラスタ コマンド スイッチである場合、メンバ番号は 0 です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、どのクラスタにも属していない任意のコマンド対応スイッチ上で入力します。装置がすでにクラスタのメンバとして設定されている場合、コマンドはエラーとなります。
クラスタ コマンド スイッチをイネーブルにするときには、クラスタに名前を付けてください。スイッチがすでにクラスタ コマンド スイッチとして設定されていて、以前のクラスタ名と異なっている場合、このコマンドはクラスタ名を変更します。
次の例では、クラスタ コマンド スイッチをイネーブルにし、クラスタに名前を付け、クラスタ コマンド スイッチ メンバ番号を 4 に設定する方法を示します。
Switch(config)# cluster enable Engineering-IDF4 4
設定を確認するには、クラスタ コマンド スイッチで show cluster 特権 EXEC コマンドを入力します。
スイッチ(コマンドまたはクラスタ メンバ スイッチ)が、他のスイッチのハートビート メッセージを受信しなくなってからそのスイッチのダウンを宣言するまでの期間を秒単位で設定するには、
クラスタ コマンド スイッチ上で cluster holdtime グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。このコマンドの no 形式を使用して、期間をデフォルト値に設定します。
cluster holdtime holdtime-in-secs
no cluster holdtime
holdtime-in-secs | スイッチ(コマンドまたはクラスタ メンバ スイッチ)が、他のスイッチのダウンを宣言するまでの期間(秒)。指定できる範囲は 1 ~ 300 秒です。 |
デフォルトのホールド時間は 80 秒です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
クラスタ コマンド スイッチ上でのみ、このコマンドと cluster timer グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力してください。クラスタ コマンド スイッチにより、この値はすべてのクラスタ メンバに伝播されるため、クラスタ内のすべてのスイッチ間で設定の一貫性が保たれます。
ホールドタイムは通常インターバル タイマー(cluster timer)の倍数として設定されます。たとえば、「ホールドタイム(秒)をインターバル(秒)で割った値」回の ハートビート メッセージが連続して受信されない場合に、スイッチのダウンが宣言されます。
次の例では、クラスタ コマンド スイッチでインターバル タイマーおよびホールドタイムを変更する方法を示します。
Switch(config)# cluster timer 3 Switch(config)# cluster holdtime 30
設定を確認するには、show cluster 特権 EXEC コマンドを入力します。
クラスタに候補を追加するには、クラスタ コマンド スイッチで cluster member グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
メンバをクラスタから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
cluster member [ n] mac-address H.H.H [ password enable-password] [ vlan vlan-id]
no cluster member n
n | (任意)クラスタ メンバを識別する番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
mac-address H.H.H | クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレス(16 進数)を指定します。 |
password enable-password | (任意)候補スイッチのパスワードをイネーブルにします。候補スイッチにパスワードがない場合、パスワードは必要ありません。 |
vlan vlan-id | (任意)クラスタ コマンド スイッチが候補をクラスタに追加するときに使用する VLAN の ID を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
新しくイネーブルになったクラスタ コマンド スイッチには、関連するクラスタ メンバはありません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、候補をクラスタに追加したり、メンバをクラスタから削除したりする場合にクラスタ コマンド スイッチでだけ入力できます。
このコマンドをクラスタ コマンド スイッチ以外のスイッチで入力すると、スイッチはコマンドを拒否し、エラー メッセージを表示します。
スイッチをクラスタから削除する場合はメンバ番号を入力してください。ただし、スイッチをクラスタに追加する場合には、メンバ番号を入力する必要はありません。
クラスタ コマンド スイッチは、次に利用可能なメンバ番号を選択し、これをクラスタに加入しているスイッチに割り当てます。
候補スイッチがクラスタに加入した場合には、認証を行うためにそのスイッチのイネーブル パスワードを入力してください。パスワードは、実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションには保存されません。
候補スイッチがクラスタのメンバになった後、そのパスワードはクラスタ コマンド スイッチ パスワードと同じになります。
スイッチが、設定されたホスト名を持たない場合、クラスタ コマンド スイッチは、メンバ番号をクラスタ コマンド スイッチ ホスト名に追加し、これを クラスタ メンバ スイッチに割り当てます。
VLAN ID を指定していない場合、クラスタ コマンド スイッチは自動的に VLAN を選択し、候補をクラスタに追加します。
次の例では、スイッチを MAC アドレス 00E0.1E00.2222、パスワード key を持つメンバ 2 としてクラスタに追加する方法を示しています。クラスタ コマンド スイッチは、VLAN 3 を経由して候補をクラスタに追加します。
Switch(config)# cluster member 2 mac-address 00E0.1E00.2222 password key vlan 3
次の例では、MAC アドレス 00E0.1E00.3333 のスイッチをクラスタに追加する方法を示します。このスイッチにはパスワードはありません。クラスタ コマンド スイッチは次に
利用可能なメンバ番号を選択し、これをクラスタに加入しているスイッチに割り当てます。
Switch(config)# cluster member mac-address 00E0.1E00.3333
設定を確認するには、クラスタ コマンド スイッチで show cluster members 特権 EXEC コマンドを入力します。
クラスタのネットワーク アドレス変換(NAT)の外部インターフェイスを設定し、IP アドレスのないメンバがクラスタの外部にある装置と通信できるようにするには、クラスタ コマンド スイッチで cluster outside-interface グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式 を使用します。
cluster outside-interface interface-id
no cluster outside-interface
interface-id | 外部インターフェイスとして機能するインターフェイス。有効なインターフェイスとしては、物理インターフェイス、ポート チャネル、または VLAN があります。指定できるポート チャネルは 1 ~ 6 です。指定できる VLAN 範囲は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルトの外部インターフェイスは、クラスタ コマンド スイッチによって自動的に選択されます。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチ上でだけ入力できます。クラスタ メンバ スイッチでコマンドを入力すると、エラー メッセージが表示されます。
次の例では、VLAN 1 に外部インターフェイスを設定する方法を示します。
Switch(config)# cluster outside-interface vlan 1
設定を確認するには、show running-config 特権 EXEC コマンドを入力します。
スイッチでクラスタリングをイネーブルにするには、cluster run グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。スイッチでクラスタリングをディセーブルにする場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
cluster run
no cluster run
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
すべてのスイッチでクラスタリングがイネーブルです。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
クラスタ コマンド スイッチで no cluster run コマンドを入力すると、クラスタ コマンド スイッチはディセーブルになります。クラスタリングはディセーブルになり、スイッチは候補スイッチになることができません。
クラスタ メンバ スイッチで no cluster run コマンドを入力すると、このメンバ スイッチはクラスタから削除されます。クラスタリングはディセーブルになり、スイッチは候補スイッチになることができません。
クラスタに属していないスイッチで no cluster run コマンドを入力すると、クラスタリングはそのスイッチ上でディセーブルになります。このスイッチは候補スイッチになることができません。
次の例では、クラスタ コマンド スイッチでクラスタリングをディセーブルにする方法を示します。
Switch(config)# no cluster run
ハートビート メッセージ間の間隔を秒数で設定するには、クラスタ コマンド スイッチ上で cluster timer グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。間隔をデフォルト値に設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
cluster timer interval-in-secs
no cluster timer
interval-in-secs | ハートビート メッセージ間の間隔(秒)。指定できる範囲は 1 ~ 300 秒です。 |
デフォルト インターバルは 8 秒です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
このコマンドと cluster holdtime グローバル コンフィギュレーション コマンドは、クラスタ コマンド スイッチ上に限り入力してください。
クラスタ内のすべてのスイッチ間で設定の一貫性が保たれるように、クラスタ コマンド スイッチはこの値をそのすべてのクラスタ メンバに伝達します。
ホールド時間は通常ハートビート インターバル タイマー(cluster timer)の倍数として設定されます。
たとえば、スイッチのダウンが宣言される前に連続して抜けているハートビート メッセージの数は、ホールド時間の秒数を 間隔の秒数で割ることで計算されます。
次の例では、クラスタ コマンド スイッチでハートビート間隔のタイマーおよび期間を変更する方法を示します。
Switch(config)# cluster timer 3 Switch(config)# cluster holdtime 30
設定を確認するには、show cluster 特権 EXEC コマンドを入力します。
ファイルをコピー元からコピー先にコピーするには、ブート ローダ モードで copy コマンドを使用します。
copyfilesystem:/source-file-urlfilesystem:/destination-file-url
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。USB メモリ スティックの場合は、usbflash0: を使用します。 |
/source-file-url |
コピー元のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。 |
/destination-file-url |
コピー先のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 127 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。
指定できるファイル名は最大 127 文字です。ファイル名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。
ファイルを別のディレクトリにコピーする場合は、そのディレクトリが存在していなければなりません。
次の例では、ルートにあるファイルをコピーする方法を示します。
スイッチ: copy usbflash0:test1.text usbflash0:test4.text
File "usbflash0:test1.text" successfully copied to "usbflash0:test4.text"
ファイルがコピーされたかどうかを確認するには、dirfilesystem: ブート ローダ コマンドを入力します。
クラスタ固有イベントのデバッグをイネーブルにするには、debug cluster 特権 EXEC コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにする場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
debug cluster { discovery | events | extended | hrsp | http | ip [ packet] | members | nat | neighbors | platform | snmp | vqpxy}
no debug cluster { discovery | events | extended | hrsp | http | ip [ packet] | members | nat | neighbors | platform | snmp | vqpxy}
discovery | クラスタ ディスカバリ デバッグ メッセージを表示します。 |
events | クラスタ イベント デバッグ メッセージを表示します。 |
extended | 拡張ディスカバリ デバッグ メッセージを表示します。 |
hrsp | Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)デバッグ メッセージを表示します。 |
http | Hypertext Transfer Protocol(HTTP; ハイパーテキスト転送プロトコル)デバッグ メッセージを表示します。 |
ip [packet] | IP またはトランスポート パケット デバッグ メッセージを表示します。 |
members | クラスタ メンバ デバッグ メッセージを表示します。 |
nat | ネットワーク アドレス変換(NAT)デバッグ メッセージを表示します。 |
neighbors | クラスタ ネイバー デバッグ メッセージを表示します。 |
platform | プラットフォーム特定クラスタ デバッグ メッセージを表示します。 |
snmp | Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)デバッグ メッセージを表示します。 |
vqpxy | VLAN Query Protocol(VQP)プロキシ デバッグ メッセージを表示します。 |
デバッグはディセーブルです。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
undebug cluster コマンドの機能は、no debug cluster コマンドと同じです。
デバッグをイネーブルにすると、スタック マスターだけでデバッグがイネーブルになります。スタック メンバのデバッグをイネーブルにする場合は、session switch-number 特権 EXEC コマンドでスタック マスターからセッションを開始してください。
次に、スタック メンバのコマンドライン プロンプトで debug コマンドを入力します。
最初にセッションを開始せずに、メンバ スイッチでデバッグをイネーブルにするには、スタック マスタ スイッチで remote command stack-member-number LINE 特権 EXEC コマンドを 使用します。
MAC アドレス テーブル移行更新メッセージ処理のデバッグをイネーブルにするには、debug matm move update 特権 EXEC コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug matm move update
no debug matm move update
デバッグはディセーブルです。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
undebug matm move update コマンドは、no debug matm move update コマンドと同じように機能します。
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
デバッグをイネーブルにすると、スタック マスターだけでデバッグがイネーブルになります。スタック メンバのデバッグをイネーブルにする場合は、session switch-number 特権 EXEC コマンドでスタック マスターからセッションを開始してください。
次に、スタック メンバのコマンドライン プロンプトで debug コマンドを入力します。
スタック マスター スイッチ上で remote command stack-member-number LINE 特権 EXEC コマンドを使用して、最初にセッションを開始せずにメンバ スイッチのデバッグをイネーブルにすることもできます。
指定されたファイル システムから 1 つ以上のファイルを削除するには、ブート ローダ モードで delete コマンドを使用します。
deletefilesystem:/file-url...
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。USB メモリ スティックの場合は、usbflash0: を使用します。 |
/file-url... |
削除するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
各ファイルを削除する前に確認を求めるプロンプトが スイッチ によって表示されます。
次の例では、2 つのファイルを削除します。
スイッチ: delete usbflash0:test2.text usbflash0:test5.text
Are you sure you want to delete "usbflash0:test2.text" (y/n)?y
File "usbflash0:test2.text" deleted
Are you sure you want to delete "usbflash0:test5.text" (y/n)?y
File "usbflash0:test2.text" deleted
ファイルが削除されたことを確認するには、dir usbflash0: ブート ローダ コマンドを入力します。
指定されたファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示するには、ブートローダ モードで dir コマンドを使用します。
dirfilesystem:/file-url
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。USB メモリ スティックには usbflash0: を使用します。 |
/file-url |
(任意)表示するコンテンツが格納されているパス(ディレクトリ)およびディレクトリの名前です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブート ローダ
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。
次の例では、フラッシュ メモリ内のファイルを表示する方法を示します。
スイッチ: dir flash:
Directory of flash:/
2 -rwx 561 Mar 01 2013 00:48:15 express_setup.debug
3 -rwx 2160256 Mar 01 2013 04:18:48 c2960x-dmon-mz-150-2r.EX
4 -rwx 1048 Mar 01 2013 00:01:39 multiple-fs
6 drwx 512 Mar 01 2013 23:11:42 c2960x-universalk9-mz.150-2.EX
645 drwx 512 Mar 01 2013 00:01:11 dc_profile_dir
647 -rwx 4316 Mar 01 2013 01:14:05 config.text
648 -rwx 5 Mar 01 2013 00:01:39 private-config.text
96453632 bytes available (25732096 bytes used)
フィールド |
説明 |
---|---|
2 |
ファイルのインデックス番号 |
-rwx |
ファイルのアクセス権(次のいずれか、またはすべて) |
1644045 |
ファイルのサイズ |
<date> |
最終変更日 |
env_vars |
ファイル名 |
利用可能なコマンドを表示するには、ブート ローダ モードで help コマンドを使用します。
help
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
次に、利用可能なブート ローダ コマンドのリストを表示する例を示します。
スイッチ:help
? -- Present list of available commands
arp -- Show arp table or arp-resolve an address
boot -- Load and boot an executable image
cat -- Concatenate (type) file(s)
copy -- Copy a file
delete -- Delete file(s)
dir -- List files in directories
emergency-install -- Initiate Disaster Recovery
...
...
...
unset -- Unset one or more environment variables
version -- Display boot loader version
オンボード障害ロギング(OBFL)をイネーブルにするには、スイッチ スタックまたはスタンドアロン スイッチ上で、hw-module グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
hw-module module [ switch-number] logging onboard [ message level level]
no hw-module module [ switch-number] logging onboard [ message level level]
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
module | モジュール番号を指定します。 |
switch-number | (任意)スイッチ番号を入力します。これは、スタック メンバ番号です。スイッチがスタンドアロン スイッチの場合、スイッチ番号は 1 です。スイッチがスタック内にある場合は、スタック内のスイッチ メンバーの数に応じて、1 ~ 4 の範囲内の値を指定できます。 |
logging-onboard | オンボード障害ロギングを指定します。 |
message level level | (任意)フラッシュ メモリに保存されるハードウェア関連のメッセージの重大度を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 7 です。 |
OBFL はイネーブルになっており、すべてのメッセージが表示されます。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
OBFL はイネーブルにしておき、フラッシュ メモリに保存されたデータは消さないようにすることを推奨します。
OBFL データ ログ内のタイム スタンプを正確にするには、システム クロックを手動で設定するか、または Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)を使用して設定します。
message level level パラメータを入力しなければ、スイッチによって生成されたハードウェア関連のすべてのメッセージが、フラッシュ メモリに保存されます。
スタンドアロン スイッチで hw-module module [switch-number] logging onboard [message level level] コマンドを入力することは、 hw-module module logging onboard [message level level] コマンドを入力することと同じです。
スタック マスターで hw-module module logging onboard [message level level] コマンドを入力すると、OBFL をサポートするすべてのスタック メンバで OBFL がイネーブルになります。
次の例では、スイッチ スタック上で OBFL をイネーブルにし、スタック マスター上でこのコマンドが入力されたときにスタック メンバー 4 でのハードウェア関連のすべてのメッセージがフラッシュ メモリに保存されるように指定する方法を示します。
Switch(config)# hw-module module 4 logging onboard
次の例では、スタンドアロン スイッチ上で OBFL をイネーブルにし、ハードウェア関連の重大度 1 のメッセージだけがスイッチのフラッシュ メモリに保存されるように指定する方法を示します。
Switch(config)# hw-module module 1 logging onboard message level 1
設定を確認するには、show logging onboard 特権 EXEC コマンドを入力します。
UNIX syslog サーバ ホストへのメッセージを記録するには、logging グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
logging host
host | syslog サーバとして使用するホストの名前または IP アドレス。 |
なし
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
ログ メッセージを受信する Syslog サーバのリストを作成するには、このコマンドを複数回入力します。
次に、125.1.1.100 としてロギング ホスト IP を指定する例を示します。
Switch(config)# logging 125.1.1.100
内部バッファにメッセージを記録するには、logging buffered グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。スイッチまたはスタンドアロン スイッチ上か、または、スイッチ スタックの場合はスタック マスター上で使用します。
logging buffered [ size]
size | (任意)作成されるバッファのサイズです(バイト単位)。指定できる範囲は 4096 ~ 2147483647 バイトです。デフォルトのバッファ サイズは 4096 バイトです。 |
デフォルトのバッファ サイズは 4096 バイトです。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
スタンドアロン スイッチまたはスタック マスターに障害が発生した場合、事前に logging file flash グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、フラッシュ メモリに保存していない限り、ログ ファイルは失われます。
バッファ サイズを大きすぎる値に設定しないでください。他の作業に使用するメモリが不足することがあります。
スイッチ上の空きプロセッサ メモリを表示するには、show memory 特権 EXEC コマンドを使用します。
ただし、表示される値は使用できる最大バイト数であるため、バッファ サイズをこの値に設定しないでください。
次に、ロギング バッファを 8192 バイトに設定する例を示します。
Switch(config)# logging buffered 8192
重大度に応じてコンソールに保存するメッセージを制限するには、logging console コマンドを使用します。メッセージの保存をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging console level
no logging console
デフォルトで、コンソールはデバッグ メッセージ、および数値的により低いレベルのメッセージを受信します。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
次に、受信したコンソール メッセージのレベルを重大度 3(Errors)以上に設定する例を示します。
Switch(config)# logging console 3
フラッシュ メモリ内のファイルにログ メッセージを格納するには、logging file flash コマンドを使用します。スタンドアロン スイッチ上か、または、スイッチ スタックの場合はスタック マスター上で使用します。
logging file flash:filename [ max-file-size [ min-file-size]] [ severity-level-number | type]
:filename | ログ メッセージ ファイルの名前。 |
max-file-size | (任意)ログ ファイルの最大サイズ。指定できる範囲は 4096 ~ 2147483647 です。デフォルトは 4096 バイトです。 |
min-file-size | (任意)ログ ファイルの最小サイズ。指定できる範囲は 1024 ~ 2147483647 です。デフォルトは 2048 バイトです。 |
max-file-size | type | (任意)ロギングの重大度またはロギング タイプ。重大度に指定できる範囲は 0 ~ 7 です。 |
デフォルトの最大ファイル サイズは 4096 バイト、デフォルトの最小ファイル サイズは 1024 バイトです。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次に、logging flash: filename を log_msg.txt、最大ファイル サイズを 40960、最小ファイル サイズを 4096、メッセージの重大度を 3 に設定する例を示します。
Switch(config)# logging file flash:log_msg.txt 40960 4096 3
履歴ファイルに格納され、SNMP サーバに送信される syslog メッセージのデフォルトのレベルを変更するには、logging history コマンドを使用します。
logging history level
level | 履歴ファイルに保存され、SNMP サーバに送信される syslog メッセージのデフォルトのレベル。 |
デフォルトでは、warning、error、critical、alert、および emergency のメッセージが送信されます。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次の例では、履歴ファイルに保存され、SNMP サーバに送信される syslog メッセージのレベルを 3 に設定します。
Switch(config)# logging history 3
履歴テーブルに保存できる Syslog メッセージの数を指定するには、logging history size グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
(注) |
履歴テーブルに指定した最大メッセージ エントリ数が格納されている場合は、新しいメッセージ エントリを格納できるように、最も古いエントリがテーブルから削除されます。 |
logging history size number
number | 履歴テーブルに格納できる Syslog メッセージ数。 |
デフォルトでは 1 つのメッセージが格納されます。指定できる範囲は 0 ~ 500 です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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次に、履歴テーブルに格納できる Syslog メッセージ数を 200 に設定する例を示します。
Switch(config)# logging history size 200
重大度に従って端末回線に記録されるメッセージを制限するには、logging monitor コマンドを使用します。
logging monitor level
level |
|
デフォルトで、端末はデバッグ メッセージ、および数値的により低いレベルのメッセージを受信します。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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次に、受信した端末メッセージのレベルを重大度 3(エラー)以上に設定する例を示します。
Switch(config)# logging monitor 3
syslog サーバに記録されるメッセージを重大度に基づいて制限するには、logging trap コマンドを使用します。
logging trap level
level |
|
デフォルトで、syslog サーバはデバッグ メッセージ、および数値的により低いレベルのメッセージを受信します。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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次の例では、syslog サーバのメッセージ受信レベルを重大度 3(エラー)以上に設定します。
Switch(config)# logging trap 3
ダイナミック エントリが使用または更新された後、MAC アドレス テーブル内に保持される時間を設定するには、mac address-table aging-time グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
mac address-table aging-time { 0 | 10 -1000000} [ vlan vlan-id]
no mac address-table aging-time { 0 | 10 -1000000} [ vlan vlan-id]
0 |
この値はエージングをディセーブルにします。スタティック アドレスは、期限切れになることもテーブルから削除されることもありません。 |
エージング タイム(秒)。指定できる範囲は 10 ~ 1000000 秒です。 |
|
vlan vlan-id | (任意)エージング タイムを適用する VLAN ID を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルトは 300 秒です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
エージング タイムはすべての VLAN、または指定の VLAN に対して適用されます。特定の VLAN を指定しない場合、このコマンドはすべての VLAN に対してエージング タイムを設定します。エージングをディセーブルにするには、0 秒を入力します。
次の例では、すべての VLAN にエージング タイムを 200 秒に設定する方法を示します。
スイッチ(config)# mac address-table aging-time 200
show mac address-table aging-time 特権 EXEC コマンドを入力すると、設定を確認できます。
VLAN の MAC アドレス ラーニングをイネーブルにするには、mac address-table learning グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにして、MAC アドレスを学習できる VLAN を制御するには、このコマンドの no 形式を使用します。
mac address-table learning vlan vlan-id
no mac address-table learning vlan vlan-id
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
vlan-id |
VLAN ID、またはハイフンあるいはカンマで区切った VLAN ID の範囲。指定できる VLAN ID の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルトでは、MAC アドレス ラーニングはすべての VLAN でイネーブルです。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
VLAN で MAC アドレス ラーニングを制御する場合、MAC アドレスを学習できる VLAN、さらにポートを制御することで、利用可能な MAC アドレス テーブル スペースを管理できます。
MAC アドレス ラーニングは、1 つの VLAN ID(例:no mac address-table learning vlan 223)または VLAN ID の範囲(例: no mac address-table learning vlan 1-20, 15)でディセーブルにすることができます。
MAC アドレス ラーニングをディセーブルにする前に、ネットワーク トポロジとスイッチ システム設定に詳しいことを確認してください。
VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにすると、ネットワークでフラッディングを引き起こす可能性があります。
たとえば、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)を設定済みの VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにした場合、スイッチはレイヤ 2 ドメインにすべての IP パケットをフラッディングします。
3 つ以上のポートを含む VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにした場合、スイッチに着信するすべてのパケットは、その VLAN ドメインでフラッディングします。
MAC アドレス ラーニングのディセーブル化はポートを 2 つ含む VLAN だけで行い、SVI のある VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにする場合は十分注意してください。
スイッチが内部的に使用する VLAN で MAC アドレス ラーニングはディセーブルにできません。no mac address-table learning vlan vlan-id コマンドに入力する VLAN ID が内部 VLAN である場合、スイッチはエラー メッセージを生成してコマンドを拒否します。
使用されている内部 VLAN のリストを表示するには、show vlan internal usage 特権 EXEC コマンドを使用します。
プライベート VLAN のプライマリまたはセカンダリ VLAN として設定された VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにする場合、MAC アドレスは、そのプライベート VLAN に属する別の VLAN(プライマリまたはセカンダリ)上で引き続き学習されます。
RSPAN VLAN で MAC アドレス ラーニングはディセーブルにできません。設定すること自体できません。
セキュア ポートを含む VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにする場合、セキュア ポートで MAC アドレス ラーニングはディセーブルになりません。後でインターフェイスのポート セキュリティをディセーブルにすると、ディセーブルになった MAC アドレス ラーニングの状態がイネーブルになります。
すべての VLAN、または指定した VLAN の MAC アドレス ラーニングのステータスを表示するには、show mac-address-table learning [vlan vlan-id ] コマンドを入力します。
次の例では、VLAN 2003 で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにする方法を示します。
Switch(config)# no mac address-table learning vlan 2003
すべての VLAN、または指定した VLAN の MAC アドレス ラーニングのステータスを表示するには、 mac address-table learning vlan [vlan-id ] コマンドを入力します。
スマート ロギングをイネーブルにするには、スイッチ のグローバル コンフィギュレーション モードで logging smartlog コマンドを使用します。
スマート ロギングは、指定のドロップされたパケットの内容を、Cisco IOS Flexible NetFlow コレクタに送ります。
スマート ロギングをディセーブルにするか、デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging smartlog [ exporter name | packet capture size bytes]
no logging smartlog [ exporter name | packet capture size bytes]
(任意)ドロップされたパケットの内容の送り先となる Cisco IOS NetFlow エクスポータ(コレクタ)を指定します。Flexible NetFlow CLI を使用してエクスポータをあらかじめ設定しておく必要があります。エクスポータ名が存在しない場合、エラー メッセージが表示されます。デフォルトでは、スイッチ は 60 秒ごとにデータをコレクタに送信します。 | |
(任意)コレクタに送るスマート ログ パケットのサイズをバイト数で指定します。指定できる範囲は 64 ~ 1024 バイト(4 バイト単位)です。デフォルトのサイズは 64 バイトです。パケット キャプチャ サイズを増やすと、1 パケットあたりのフロー レコード数が減少します。 |
スマート ロギングをイネーブルにする前に、NetFlow コレクタを設定する必要があります。Cisco Flexible NetFlow の設定方法については、『Cisco IOS Flexible NetFlow Configuration Guide』を参照してください。
DHCP スヌーピング違反、ダイナミック ARP インスペクション違反、IP ソース ガード拒否トラフィック、ACL により許可または拒否されたトラフィックが原因でドロップされたパケットのスマート ロギングを設定できます。
設定を確認するには、show logging smartlog 特権 EXEC コマンドを入力します。
次の例では、一般的なスマート ロギングの設定を示します。ここでは、Flexible NetFlow CLI を使用して NetFlow エクスポータ cisco が設定されているものとし、パケットの先頭の 128 バイトをキャプチャするようにスマート ロギングを設定しています。
スイッチ(config)# logging smartlog スイッチ(config)# logging smartlog cisco スイッチ(config)# logging smartlog packet capture size 128
スイッチ スタックで MAC アドレス通知機能をイネーブルにするには、mac address-table notification グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
mac address-table notification [ mac-move | threshold [ [ limit percentage] interval time]
no mac address-table notification [ mac-move | threshold [ [ limit percentage] interval time]
mac-move |
(任意)MAC 移動通知をイネーブルにします。 |
threshold |
(任意)MAC しきい値通知をイネーブルにします。 |
limit percentage |
(任意)MAC 使用率しきい値を入力します。指定できる範囲は 1 ~ 100% です。デフォルト値は 50% です。 |
interval time |
(任意)MAC しきい値通知の時間間隔を設定します。指定できる範囲は 120 ~ 1000000 秒です。デフォルトは 120 秒です。 |
デフォルトでは、MAC アドレス通知、MAC 移動、および MAC しきい値モニタリングがディセーブルです。
デフォルトの MAC 利用率しきい値は 50% です。
MAC しきい値通知間のデフォルトの時間は 120 秒です。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
また、mac address-table notification mac-move コマンドおよび snmp-server enable traps mac-notification move global configuration グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することにより、MAC アドレスが 1 つのポートから同じ VLAN の別のポートに移動した場合に、常にトラップをイネーブルにできます。
MAC アドレス テーブルのしきい値制限に達するかそれを超えた場合に常にトラップを生成するには、mac address-table notification threshold [limit percentage] | [interval time] コマンドおよび snmp-server enable traps mac-notification threshold グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。
次の例に、しきい値制限を 10 に設定し、時間間隔を 120 秒に設定する方法を示します。
スイッチ(config)# mac address-table notification threshold limit 10 interval 120
設定を確認するには、show mac address-table notification 特権 EXEC コマンドを入力します。
MAC アドレス テーブルにスタティック アドレスを追加するには、mac address-table static グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。スタティック エントリをテーブルから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
mac address-table static mac-addr vlan vlan-id interface interface-id
no mac address-table static mac-addr vlan vlan-id interface interface-id
mac-addr |
アドレス テーブルに追加する宛先 MAC アドレス(ユニキャストまたはマルチキャスト)。この宛先アドレスを持つパケットが指定した VLAN に着信すると、指定したインターフェイスに転送されます。 |
vlanvlan-id |
指定した MAC アドレスを持つパケットを受信する VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
interface interface-id |
受信したパケットの転送先インターフェイスを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
スタティック アドレスは設定されていません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、MAC アドレス テーブルにスタティック アドレス c2f3.220a.12f4 を追加する方法を示します。VLAN 4 でこの MAC アドレスを宛先としてパケットを受信すると、パケットは指定されたインターフェイスに転送されます。
スイッチ(config)# mac address-table static c2f3.220a.12f4 vlan 4 interface gigabitethernet6/0/1
設定を確認するには、show mac address-table 特権 EXEC コマンドを入力します。
指定されたファイル システムに 1 つ以上のディレクトリを作成するには、ブート ローダ モードで mkdir コマンドを使用します。
mkdirfilesystem:/directory-url...
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。USB メモリ スティックの場合は、usbflash0: を使用します。 |
/directory-url... |
作成するディレクトリの名前です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。
スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 127 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。
次の例では、ディレクトリ Saved_Configs を作成する方法を示します。
スイッチ: mkdir usbflash0:Saved_Configs
Directory "usbflash0:Saved_Configs" created
1 つ以上のファイルの内容を表示するには、ブート ローダ モードで more コマンドを使用します。
morefilesystem:/file-url...
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。 |
/file-url... |
表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
ファイルのリストを指定した場合は、各ファイルの内容が順に表示されます。
次に、ファイルの内容を表示する例を示します。
スイッチ: more flash:image_file_name
version_suffix: universal-122-xx.SEx
version_directory: image_file_name
image_system_type_id: 0x00000002
image_name: image_file_name.bin
ios_image_file_size: 8919552
total_image_file_size: 11592192
image_feature: IP|LAYER_3|PLUS|MIN_DRAM_MEG=128
image_family: family
stacking_number: 1.34
board_ids: 0x00000068 0x00000069 0x0000006a 0x0000006b
info_end:
コントローラの Network Mobility Services Protocol(NMSP)通知間隔値をネットワークの遅延に対応するように変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで nmspnotificationinterval コマンドを使用します。
nmsp notification interval { attachment | location | rssi { clients | rfid | rogues { ap | client } } }
attachment | アタッチメント情報の集約に使用する時間を指定します。 |
location | ロケーション情報の集約に使用する時間を指定します。 |
rssi | RSSI 情報の集約に使用する時間を指定します。 |
clients | クライアントの時間間隔を指定します。 |
rfid | RFID タグの時間間隔を指定します。 |
rogues | 不正 AP および不正クライアントの時間間隔を指定します。 |
ap | 不正 AP の集約に使用する時間を指定します。 |
client | 不正なクライアントの集約に使用する時間を指定します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
次に、アクティブな RFID タグの NMSP 通知間隔を 25 秒に設定する例を示します。
スイッチ# configure terminal スイッチ(config)# nmsp notification-interval rfid 25 スイッチ(config)# end
次に、デバイス アタッチメント(ネットワークへの接続またはネットワークからの切断)の NMSP 通知間隔を 10 秒に変更する例を示します。
スイッチ# configure terminal スイッチ(config)# nmsp notification-interval attachment 10 スイッチ(config)# end
次に、ロケーション パラメータ(ロケーション変更)の NMSP 通知間隔を 20 秒に設定する例を示します。
スイッチ# configure terminal スイッチ(config)# nmsp notification-interval location 20 スイッチ(config)# end
Telnetセッションを開始し、コマンドを実行するには、rcommand ユーザ EXECコマンドを使用します。このコマンドは、スイッチ スタック、クラスタ コマンド スイッチまたはクラスタ メンバ スイッチ上で使用します。セッションを終了するには、exit コマンドを入力します。
rcommand { n | commander | mac-address hw-addr}
n | クラスタ メンバを識別する番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
commander | クラスタ メンバ スイッチからクラスタ コマンド スイッチへアクセスできるようにします。 |
mac-address hw-addr | クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレスを指定します。 |
ユーザ EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
スイッチがクラスタ コマンド スイッチで、クラスタ メンバ スイッチ n が存在していない場合、エラー メッセージが表示されます。スイッチ番号を得るには、クラスタ コマンド スイッチで show cluster members 特権 EXEC コマンドを入力します。
このコマンドを使用してクラスタ コマンド スイッチ プロンプトからクラスタ メンバ スイッチにアクセスしたり、メンバ スイッチ プロンプトからクラスタ コマンド スイッチにアクセスしたりすることができます。
Catalyst 2900 XL、Catalyst 3500 XL、Catalyst 2950、Catalyst 2960、Catalyst 2970、Catalyst 3550、Catalyst 3560、および Catalyst 3750 スイッチの場合、Telnet セッションは、クラスタ コマンド スイッチと同じ権限レベルでメンバ スイッチ コマンドライン インターフェイス(CLI)にアクセスします。
たとえば、このコマンドをクラスタ コマンド スイッチからユーザ レベルで入力した場合、メンバ スイッチはユーザ レベルでアクセスされます。このコマンドをクラスタ コマンド スイッチから特権レベルで使用すると、コマンドは特権レベルでリモート デバイスにアクセスします。
特権レベルよりも低い中間イネーブル レベルを使用した場合、クラスタ メンバ スイッチはユーザ レベルとなります。
Standard Edition ソフトウェアが稼働している Catalyst 1900 および Catalyst 2820 スイッチの場合、クラスタ コマンド スイッチの権限レベルが 15 であれば、Telnet セッションはメニュー コンソール(メニュー方式インターフェイス)にアクセスします。
クラスタ コマンド スイッチの権限レベルが 1 であれば、パスワードの入力を要求するプロンプトが表示され、入力後にメニュー コンソールにアクセスできます。
クラスタ コマンド スイッチの権限レベルは、Standard Edition ソフトウェアが稼働しているクラスタ メンバ スイッチに次のようにマッピングします。
クラスタ コマンド スイッチの権限レベルが 1 ~ 14 である場合、クラスタ メンバ スイッチへのアクセスは権限レベル 1 で行われます。
クラスタ コマンド スイッチの権限レベルが 15 である場合、クラスタ メンバ スイッチへのアクセスは権限レベル 15 で行われます。
Catalyst 1900 および Catalyst 2820 の CLI が利用できるのは、スイッチで Enterprise Edition ソフトウェアが稼働している場合に限られます。
クラスタ コマンド スイッチの vty ラインにアクセス クラス コンフィギュレーションがある場合、このコマンドは機能しません。
クラスタ メンバ スイッチはクラスタ コマンド スイッチのパスワードを継承するため、クラスタ メンバ スイッチがクラスタに加入してもパスワードを要求するプロンプトは表示されません。
次の例では、メンバ 3 でセッションを開始する方法を示します。exit コマンドを入力するか、あるいはセッションを閉じるまで、このコマンドに続くすべてのコマンドは、メンバ 3 に対して実行されます。
Switch> rcommand 3 Switch-3# show version Cisco Internet Operating System Software ... ... Switch-3# exit Switch>
ファイルの名前を変更するには、ブート コンフィギュレーション モードで rename コマンドを使用します。
renamefilesystem:/source-file-urlfilesystem:/destination-file-url
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。USB メモリ スティックの場合は、usbflash0: を使用します。 |
/source-file-url |
元のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。 |
/destination-file-url |
新しいパス(ディレクトリ)およびファイル名です。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 127 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。
指定できるファイル名は最大 127 文字です。ファイル名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。
次の例では、ファイル config.text の名前を config1.text に変更します。
スイッチ: rename usbflash0:config.text usbflash0:config1.text
ファイル名が変更されたかどうかを確認するには、dirfilesystem: ブート ローダ コマンドを入力します。
システムでハード リセットを実行するには、ブート ローダ モードで reset コマンドを使用します。ハード リセットを行うと、スイッチの電源切断後に電源を投入する手順と同様に、プロセッサ、レジスタ、およびメモリの内容が消去されます。
reset
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、システムをリセットする方法を示します。
スイッチ: reset
Are you sure you want to reset the system (y/n)? y
System resetting...
指定されたファイル システムから 1 つ以上の空のディレクトリを削除するには、ブート ローダ モードで rmdir コマンドを使用します。
rmdirfilesystem:/directory-url...
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。USB メモリ スティックの場合は、usbflash0: を使用します。 |
/directory-url... |
削除する空のディレクトリのパス(ディレクトリ)および名前です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 45 文字で、大文字と小文字の区別があります。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。
ディレクトリを削除する前に、まずディレクトリ内のファイルをすべて削除する必要があります。
スイッチは、各ディレクトリを削除する前に、確認を求めるプロンプトを出します。
次の例では、ディレクトリを 1 つ削除する方法を示します。
スイッチ: rmdir usbflash0:Test
ディレクトリが削除されたかどうかを確認するには、dirfilesystem: ブートローダ コマンドを入力します。
タイムスタンプが同じログ メッセージが複数ある場合に、シーケンス番号を使用してこれらのメッセージを表示するには、service sequence-numbers グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。
service sequence-numbers
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトでは、ログ メッセージにシーケンス番号は表示されません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、タイムスタンプが同じログ メッセージが複数ある場合に、シーケンス番号を使用してこれらのメッセージを表示する方法を示します。
Switch(config)# service sequence-numbers
環境変数を設定または表示するには、ブート ローダ モードで set コマンドを使用します。環境変数は、ブート ローダまたはスイッチで稼働している他のソフトウェアを制御するために使用できます。
set variable value
variable value |
variable および value の適切な値には、次のいずれかのキーワードを使用します。 MANUAL_BOOT:スイッチの起動を自動で行うか手動で行うかどうかを決定します。 有効な値は 1/Yes と 0/No です。0 または No に設定されている場合、ブート ローダはシステムを自動的に起動します。他の値に設定されている場合は、ブート ローダ モードから手動でスイッチを起動する必要があります。 |
BOOTfilesystem:/file-url:自動起動時にロードおよび実行される実行可能ファイルのセミコロン区切りリストを識別します。 BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に検出された実行可能イメージをロードして実行を試みます。BOOT 変数が設定されていても、指定されたイメージをロードできなかった場合、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に検出した起動可能なファイルを起動しようとします。 |
|
ENABLE_BREAK:ユーザがコンソールの Break キーを押すと自動起動プロセスを中断できるようになります。 有効な値は 1、Yes、On、0、No、および Off です。1、Yes、または On に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にコンソール上で Break キーを押すことで、自動起動プロセスを中断できます。 |
|
HELPERfilesystem:/file-url:ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストを識別します。ヘルパー ファイルは、ブートローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。 |
|
PS1prompt:ブート ローダ モードの場合に、コマンドライン プロンプトとして使用する文字列を指定します。 |
|
CONFIG_FILE flash:/file-url:Cisco IOS がシステム設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を指定します。 |
|
BAUDrate:コンソールのボー レートに使用する 1 秒あたりのビット数(b/s)を指定します。コンフィギュレーション ファイルに別の設定が指定されていない限り、Cisco IOS ソフトウェアはブートローダからボー レート設定を継承し、この値を引き続き使用します。指定できる範囲は 0 ~ 128000 b/s です。有効値は、50、75、110、150、300、600、1200、1800、2000、2400、3600、4800、7200、9600、14400、19200、28800、38400、56000、57600、115200、および 128000 です。 最も一般的な値は、300、1200、2400、9600、19200、57600、および 115200 です。 |
|
SWITCH_NUMBERstack-member-number:スタック メンバのメンバ番号を変更します。 |
|
SWITCH_PRIORITYpriority-number:スタック メンバのプライオリティ値を変更します。 |
環境変数のデフォルト値は、次のとおりです。
MANUAL_BOOT: No (0)
BOOT:ヌル ストリング
ENABLE_BREAK:No(Off または 0)(コンソール上で Break キーを押して自動起動プロセスを中断することはできません)。
HELPER: デフォルト値はありません(ヘルパー ファイルは自動的にロードされません)。
PS1 スイッチ:
CONFIG_FILE: config.text
BAUD:9600 b/s
SWITCH_NUMBER: 1
SWITCH_PRIORITY: 1
(注) |
値が設定された環境変数は、各ファイルのフラッシュ ファイル システムに保管されます。ファイルの各行には、環境変数名と等号に続いて、その変数の値が指定されます。 このファイルに表示されていない変数には値がありません。表示されていればヌル ストリングであっても値があります。ヌル ストリング(たとえば “ ”)が設定されている変数は、値が設定された変数です。 多くの環境変数は事前に定義されており、デフォルト値が設定されています。 |
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
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Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
環境変数は大文字と小文字の区別があり、指定どおりに入力する必要があります。
値を持つ環境変数は、フラッシュ ファイル システムの外にあるフラッシュ メモリに保管されます。
通常の環境では、環境変数の設定を変更する必要はありません。
MANUAL_BOOT 環境変数は、boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
BOOT 環境変数は、boot systemfilesystem:/file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
ENABLE_BREAK 環境変数は、boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
HELPER 環境変数は、boot helperfilesystem:/file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
CONFIG_FILE 環境変数は、boot config-file flash:/file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
SWITCH_NUMBER 環境変数は、switchcurrent-stack-member-numberrenumbernew-stack-member-number グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
SWITCH_PRIORITY 環境変数は、スイッチstack-member-numberprioritypriority-number グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。
ブート ローダのプロンプト ストリング(PS1)には、等号(=)を除く、出力可能な文字列を 120 文字まで指定できます。
次に、SWITCH_PRIORITY 環境変数を設定する例を示します。
スイッチ: set SWITCH_PRIORITY 2
設定を確認するには、set ブート ローダ コマンドを使用します。
BOOT 環境変数の設定を表示するには、show boot 特権 EXEC コマンドを使用します。
show boot
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
なし
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例は、show boot コマンドの出力を示します。次の表に、この出力で表示される各フィールドについて説明します。
Switch# show boot BOOT path-list :flash:/image Config file :flash:/config.text Private Config file :flash:/private-config.text Enable Break :no Manual Boot :yes HELPER path-list : Auto upgrade :yes -------------------
スイッチ スタックでは、情報はスタック内の各スイッチに対して表示されます。
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。
フィールド |
説明 |
---|---|
BOOT path-list |
自動起動時にロードおよび実行しようとする実行可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。 BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に検出された実行可能イメージをロードして実行を試みます。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。 BOOT 変数が設定されていても、指定されたイメージをロードできなかった場合、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に検出した起動可能なファイルを起動しようとします。 |
Config file |
Cisco IOS がシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Private config file |
Cisco IOS がシステム設定のプライベートの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Enable break |
起動中のブレークの許可がイネーブルか、またはディセーブルかを表示します。yes、on、または 1 に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にコンソール上で Break キーを押すと、自動起動プロセスを中断できます。 |
Manual boot |
スイッチが自動で起動するか、または手動で起動するかを表示します。no または 0 に設定されている場合、ブートローダはシステムを自動的に起動しようとします。それ以外に設定されている場合は、ブートローダ モードから手動でスイッチを起動する必要があります。 |
Helper path-list |
ブートローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。ヘルパー ファイルは、ブートローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。 |
Auto upgrade |
スイッチ スタックが、互換性のないスイッチがスタックに加入できるよう、ソフトウェア バージョンの自動コピーが設定されているかどうかを表示します。 Version-Mismatch モードにあるスイッチは、スタックとは異なるバージョンのスタック プロトコルが適用されています。Version-Mismatch モードのスイッチはスタックに加入できません。スタックが Version-Mismatch モードのスイッチにコピーできるイメージを保有し、boot auto-copy-sw 機能がイネーブルの場合、他のスタック メンバからのイメージを Version-Mismatch モードのスイッチに自動的にコピーします。その場合、スイッチは Version-Mismatch モードを終了し、再起動後にスタックに加入します。 |
NVRAM/Config file buffer size |
Cisco IOS がメモリ内のコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持するために使用するバッファ サイズを表示します。コンフィギュレーション ファイルは、バッファ サイズ割り当てを超えることはできません。 |
疑似乱数バイナリ シーケンス(PRBS)テスト結果を表示するには、特権 EXEC モードで show cable-diagnostics prbs コマンドを使用します。
show cable-diagnostics prbs interface interface-id
interface-id |
PRBS が実行されているインターフェイス。 |
なし
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
PRBS は 10 ギガビット イーサネット ポートだけでサポートされます。10/100/100 の銅線イーサネット ポートおよび Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール ポートではサポートされません。
次に、スイッチでの show cable-diagnostics prbs interfaceinterface-id コマンドの出力例を示します。
Switch# show cable-diagnostics prbs interface gigabitethernet1/0/23 prbs test last run on: March 01 00:04:08 Interface Speed Local pair Pair length Remote pair Pair status --------- ----- ---------- ------------------ ----------- -------------------- Gi1/0/23 1000M Pair A 1 +/- 1 meters Pair A Normal Pair B 1 +/- 1 meters Pair B Normal Pair C 1 +/- 1 meters Pair C Normal Pair D 1 +/- 1 meters Pair D Normal
フィールド |
説明 |
---|---|
Interface |
PRBS が実行されているインターフェイス。 |
Speed |
接続速度 |
Local pair |
ローカル インターフェイスで PRBS がテストを実行するワイヤ ペア名。 |
Pair length |
スイッチに関するケーブルの問題の場所。次のいずれかの場合に限り、PRBS は場所を特定できます。 |
Remote pair |
ローカル ペアが接続されたワイヤ ペア名。ケーブルが正しく接続され、リンクがアップ状態である場合だけ、PRBS はリモート ペアについて確認します。 |
Pair status |
PRBS が実行されているワイヤ ペアのステータス。 |
次の例では、PRBS が動作しているときの show interfaceinterface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show interface gigabitethernet1/0/2 gigabitethernet1/0/2 is up, line protocol is up (connected: TDR in Progress)
次の例では、PRBS が動作しているときの show cable-diagnostics prbs interfaceinterface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics PRBS interface gigabitethernet1/0/2 % PRBS test was never issued on Gi1/0/2
インターフェイスで PRBS がサポートされない場合、次のメッセージが表示されます。
% PRBS test is not supported on スイッチ 1
タイム ドメイン反射率計(TDR)の結果を表示するには、特権 EXEC モードで show cable-diagnostics tdr コマンドを使用します。
show cable-diagnostics tdr interface interface-id
interface-id |
TDR が実行されているインターフェイスを指定します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
TDR は、銅線のイーサネット 10/100/100 ポートだけでサポートされます。10 ギガビット イーサネット ポート、および Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール ポートではサポートされません。
次の例では、スイッチ での show cable-diagnostics tdr interfaceinterface-id コマンドの出力を示します。
スイッチ# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/23
TDR test last run on: March 01 00:04:08
Interface Speed Local pair Pair length Remote pair Pair status
--------- ----- ---------- ------------------ ----------- --------------------
Gi1/0/23 1000M Pair A 1 +/- 1 meters Pair A Normal
Pair B 1 +/- 1 meters Pair B Normal
Pair C 1 +/- 1 meters Pair C Normal
Pair D 1 +/- 1 meters Pair D Normal
フィールド |
説明 |
---|---|
インターフェイス |
TDR が実行されているインターフェイス。 |
Speed |
接続速度。 |
Local pair |
ローカル インターフェイスで TDR がテストを実行するワイヤ ペア名。 |
Pair length |
スイッチ に関するケーブルの問題の場所。次のいずれかの場合に限り、TDR は場所を特定できます。 |
Remote pair |
ローカル ペアが接続されたワイヤ ペア名。ケーブルが正しく接続されリンクがアップ状態である場合だけ、TDR はリモート ペアについて確認します。 |
Pair status |
TDR が実行されているワイヤ ペアのステータス |
次の例では、TDR が実行されているときの show interfaceinterface-id コマンドの出力を示します。
スイッチ# show interface gigabitethernet1/0/2
gigabitethernet1/0/2 is up, line protocol is up (connected: TDR in Progress)
次の例では、TDR が実行されていないときの show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
スイッチ# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/2
% TDR test was never issued on gigabitethernet1/0/2
インターフェイスで TDR がサポートされない場合、次のメッセージが表示されます。
% TDR test is not supported on スイッチ 1
スイッチが属するクラスタのステータスおよびサマリーを表示するには、show cluster EXEC コマンドを使用します。このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチとクラスタ メンバ スイッチで入力できます。
show cluster
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
クラスタのメンバでないスイッチ上でこのコマンドを入力すると、次のエラー メッセージが表示されます。
Not a management cluster member.
クラスタ メンバ スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ コマンド スイッチの ID、そのスイッチ メンバの番号、およびクラスタ コマンド スイッチとの接続状態が表示されます。
クラスタ コマンド スイッチのスタックまたはクラスタ コマンド スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ名およびメンバの総数が表示されます。
また、ステータス変更後のクラスタのステータスおよび時間も表示されます。冗長構成がイネーブルの場合は、プライマリおよびセカンダリ コマンド スイッチの情報が表示されます。
次の例では、クラスタ コマンド スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Switch# show cluster Command switch for cluster “Ajang” Total number of members: 7 Status: 1 members are unreachable Time since last status change: 0 days, 0 hours, 2 minutes Redundancy: Enabled Standby command switch: Member 1 Standby Group: Ajang_standby Standby Group Number: 110 Heartbeat interval: 8 Heartbeat hold-time: 80 Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Switch1# show cluster Member switch for cluster “hapuna” Member number: 3 Management IP address: 192.192.192.192 Command switch mac address: 0000.0c07.ac14 Heartbeat interval: 8 Heartbeat hold-time: 80
次の例では、メンバ 1 との接続が切断されたクラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Switch# show cluster Command switch for cluster “Ajang” Total number of members: 7 Status: 1 members are unreachable Time since last status change: 0 days, 0 hours, 5 minutes Redundancy: Disabled Heartbeat interval: 8 Heartbeat hold-time: 80 Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ コマンド スイッチとの接続が切断されたクラスタ メンバ スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Switch# show cluster Member switch for cluster “hapuna” Member number: <UNKNOWN> Management IP address: 192.192.192.192 Command switch mac address: 0000.0c07.ac14 Heartbeat interval: 8 Heartbeat hold-time: 80
候補スイッチのリストを表示するには、show cluster candidates EXEC コマンドを使用します。
show cluster candidates [ detail | mac-address H.H.H]
detail | (任意)すべての候補に関する詳細を表示します。 |
mac-address H.H.H | (任意)クラスタ候補の MAC アドレスを指定します。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
(注) |
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
スイッチがクラスタ コマンド スイッチでない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
出力内の SN は、スイッチ メンバ番号を意味します。SN 列の値に E が表示された場合、スイッチは拡張検出によって検出されています。
SN 列の値が E でない場合、スイッチ メンバ番号のスイッチは、候補スイッチのアップストリーム側ネイバーです。
ホップ カウントは、クラスタ コマンド スイッチから候補スイッチまでのデバイス数です。
次に、show cluster candidates コマンドの出力例を示します。
Switch# show cluster candidates |---Upstream---| MAC Address Name Device Type PortIf FEC Hops SN PortIf FEC 00d0.7961.c4c0 StLouis-2 WS-C2960-12T Gi0/1 2 1 Fa0/11 00d0.bbf5.e900 ldf-dist-128 WS-C3524-XL Fa0/7 1 0 Fa0/24 00e0.1e7e.be80 1900_Switch 1900 3 0 1 0 Fa0/11 00e0.1e9f.7a00 Surfers-24 WS-C2924-XL Fa0/5 1 0 Fa0/3 00e0.1e9f.8c00 Surfers-12-2 WS-C2912-XL Fa0/4 1 0 Fa0/7 00e0.1e9f.8c40 Surfers-12-1 WS-C2912-XL Fa0/1 1 0 Fa0/9
次の例では、クラスタ コマンド スイッチに直接接続された、クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates の出力を示します。
Switch# show cluster candidates mac-address 00d0.7961.c4c0 Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0 Device type: cisco WS-C2960-12T Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 0) Local port: Gi6/0/1 FEC number: Upstream port: GI6/0/11 FEC Number: Hops from cluster edge: 1 Hops from command device: 1
次の例では、クラスタ エッジからのホップ カウントが 3 である、クラスタ メンバ スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates の出力を示します。
Switch# show cluster candidates mac-address 0010.7bb6.1cc0 Device 'Ventura' with mac address number 0010.7bb6.1cc0 Device type: cisco WS-C2912MF-XL Upstream MAC address: 0010.7bb6.1cd4 Local port: Fa2/1 FEC number: Upstream port: Fa0/24 FEC Number: Hops from cluster edge: 3 Hops from command device: -
次に、show cluster candidates detail コマンドの出力例を示します。
Switch# show cluster candidates detail Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0 Device type: cisco WS-C3512-XL Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 1) Local port: Fa0/3 FEC number: Upstream port: Fa0/13 FEC Number: Hops from cluster edge: 1 Hops from command device: 2 Device '1900_Switch' with mac address number 00e0.1e7e.be80 Device type: cisco 1900 Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 2) Local port: 3 FEC number: 0 Upstream port: Fa0/11 FEC Number: Hops from cluster edge: 1 Hops from command device: 2 Device 'Surfers-24' with mac address number 00e0.1e9f.7a00 Device type: cisco WS-C2924-XL Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 3) Local port: Fa0/5 FEC number: Upstream port: Fa0/3 FEC Number: Hops from cluster edge: 1 Hops from command device: 2
クラスタ メンバに関する情報を表示するには、show cluster members 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cluster members [ n | detail]
n | (任意)クラスタ メンバを識別する番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
detail | (任意)すべてのクラスタ メンバの詳細情報を表示します。 |
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
(注) |
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
クラスタ内にメンバがない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
次の例では、show cluster members コマンドの出力を示します。出力内の SN は switch number を意味します。
Switch# show cluster members |---Upstream---| SN MAC Address Name PortIf FEC Hops SN PortIf FEC State 0 0002.4b29.2e00 StLouis1 0 Up (Cmdr) 1 0030.946c.d740 tal-switch-1 Fa0/13 1 0 Gi0/1 Up 2 0002.b922.7180 nms-2820 10 0 2 1 Fa0/18 Up 3 0002.4b29.4400 SanJuan2 Gi0/1 2 1 Fa0/11 Up 4 0002.4b28.c480 GenieTest Gi0/2 2 1 Fa0/9 Up
次の例では、クラスタ メンバ 3 に対する show cluster members の出力を示します。
Switch# show cluster members 3 Device 'SanJuan2' with member number 3 Device type: cisco WS-C2960 MAC address: 0002.4b29.4400 Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1) Local port: Gi6/0/1 FEC number: Upstream port: GI6/0/11 FEC Number: Hops from command device: 2
次の例では、show cluster members detail コマンドの出力を示します。
Switch# show cluster members detail Device 'StLouis1' with member number 0 (Command Switch) Device type: cisco WS-C2960 MAC address: 0002.4b29.2e00 Upstream MAC address: Local port: FEC number: Upstream port: FEC Number: Hops from command device: 0 Device 'tal-switch-14' with member number 1 Device type: cisco WS-C3548-XL MAC address: 0030.946c.d740 Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0) Local port: Fa0/13 FEC number: Upstream port: Gi0/1 FEC Number: Hops from command device: 1 Device 'nms-2820' with member number 2 Device type: cisco 2820 MAC address: 0002.b922.7180 Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1) Local port: 10 FEC number: 0 Upstream port: Fa0/18 FEC Number: Hops from command device: 2 Device 'SanJuan2' with member number 3 Device type: cisco WS-C2960 MAC address: 0002.4b29.4400 Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1) Local port: Gi6/0/1 FEC number: Upstream port: Fa6/0/11 FEC Number: Hops from command device: 2 Device 'GenieTest' with member number 4 Device type: cisco SeaHorse MAC address: 0002.4b28.c480 Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1) Local port: Gi0/2 FEC number: Upstream port: Fa0/9 FEC Number: Hops from command device: 2 Device 'Palpatine' with member number 5 Device type: cisco WS-C2924M-XL MAC address: 00b0.6404.f8c0 Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0) Local port: Gi2/1 FEC number: Upstream port: Gi0/7 FEC Number: Hops from command device: 1
オンボード障害ロギング(OBFL)情報を表示するには、show logging onboard 特権 EXEC コマンドを使用します。
show logging onboard [ module [ switch number]] {{ clilog | environment | message | poe | temperature | uptime | voltage} [ continuous | detail | summary] [ start hh:mm:ss day month year] [ end hh:mm:ss day month year] }
module [switch number] | (任意)指定したスイッチの OBFL 情報を表示します。 スイッチ番号(スタック メンバ番号)を指定するには、switch number パラメータを使用します。スイッチがスタンドアロン スイッチの場合、スイッチ番号は 1 です。スイッチがスタック内にある場合、スタック内のスイッチ メンバー番号に応じて 1 ~ 8 を指定できます。 このパラメータの詳細については、このコマンドの「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
clilog | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバに入力された OBFL CLI コマンドを表示します。 |
environment | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの固有デバイス識別子(UDI)情報を表示します。接続中のすべての FRU デバイスの製品 ID(PID)、バージョン ID(VID)、シリアル番号を表示します。 |
message | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバによって生成されたハードウェア関連のシステム メッセージを表示します。 |
poe | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの PoE ポートの消費電力を表示します。 |
temperature | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの温度を表示します。 |
uptime | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの起動時刻、スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの再起動の理由、およびスタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバの最後の再起動からの稼働時間を表示します。 |
voltage | スタンドアロン スイッチまたは指定したスイッチ スタック メンバのシステム電圧を表示します。 |
continuous | (任意)連続ファイルのデータを表示します。 |
detail | (任意)連続データおよびサマリー データの両方を表示します。 |
summary | (任意)サマリー ファイルのデータを表示します。 |
start hh:mm:ss day month year | (任意)指定した日時からのデータを表示します。詳細については、「使用上のガイドライン」セクションを参照してください。 |
end hh:mm:ss day month year | (任意)指定した日時からのデータを表示します。詳細については、「使用上のガイドライン」セクションを参照してください。 |
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
OBFL がイネーブルの場合、スイッチはすべてのデータが格納される連続ファイルに OBFL データを記録します。連続ファイルは循環式です。連続ファイルがいっぱいになると、スイッチはサマリー ファイル(別名、履歴ファイル)にデータをまとめます。
サマリー ファイルを作成すると、連続ファイルのスペースが解放されるので、スイッチは新しいデータを書き込めます。
module キーワードを入力し、スイッチ番号を入力しなかった場合、OBFL をサポートするスタック メンバに関する OBFL 情報が表示されます。
特定の時間内にだけ収集されたデータを表示するには、start キーワードと end キーワードを使用します。start 時刻および end 時刻を指定するときには、次の注意事項に従ってください。
hh:mm:ss:24 時間表記の 2 桁の数値で時刻を入力します。必ずコロン(:)を使用してください。たとえば、13:32:45 のように入力します。
day:日にちを入力します。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。
month:月を大文字または小文字で入力します。January または august など、月の名前をすべて入力することも、jan または Aug のように月の名前の最初の 3 文字を入力することもできます。
year:4 桁の数字で年を入力します(例:2008)。指定できる範囲は 1993 ~ 2035 です。
(注) |
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
次に、show logging onboard clilog continuous コマンドの出力例を示します。
Switch# show logging onboard clilog continuous -------------------------------------------------------------------------------- CLI LOGGING CONTINUOUS INFORMATION -------------------------------------------------------------------------------- MM/DD/YYYY HH:MM:SS COMMAND -------------------------------------------------------------------------------- 05/12/2006 15:33:17 show logging onboard temperature detail 05/12/2006 15:33:21 show logging onboard voltage detail 05/12/2006 15:33:32 show logging onboard poe detail 05/12/2006 16:14:09 show logging onboard temperature summary ... <output truncated> .... 05/16/2006 13:07:53 no hw-module module logging onboard message level 05/16/2006 13:16:13 show logging onboard uptime continuous 05/16/2006 13:39:18 show logging onboard uptime summary 05/16/2006 13:45:57 show logging onboard clilog summary --------------------------------------------------------------------------------
次の例では、スイッチ上での show logging onboard poe continuous end 01:01:00 jan 2000 コマンドの出力を示します。
Switch# show logging onboard message poe continuous end 01:01:00 jan 2000 POE CONTINUOUS INFORMATION -------------------------------------------------------------------------------- Sensor | ID | -------------------------------------------------------------------------------- Gi1/0/1 1 Gi1/0/2 2 Gi1/0/3 3 Gi1/0/4 4 ... <output truncated> ... Gi1/0/21 21 Gi1/0/22 22 Gi1/0/23 23 Gi1/0/24 24 -------------------------------------------------------------------------------- Time Stamp |Sensor Watts MM/DD/YYYY HH:MM:SS | Gi1/0/1 Gi1/0/2 Gi1/0/3 Gi1/0/4 Gi1/0/5 Gi1/0/6 Gi1/0/7 Gi1/0/8 Gi1/0/9 Gi1/0/10 Gi1/0/11 Gi1/0/12 Gi1/0/13 Gi1/0/14 Gi1/0/15 Gi1/0/16 Gi1/0/17 Gi1/0/18 Gi1/0/19 Gi1/0/20 Gi1/0/21 Gi1/0/22 Gi1/0/23 Gi1/0/24 -------------------------------------------------------------------------------- 03/01/1993 00:04:03 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.0 00 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0. 000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 03/01/1993 00:05:03 0.000 1.862 0.000 1.862 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 --------------------------------------------------------------------------------
次に、show logging onboard status コマンドの出力例を示します。
Switch# show logging onboard status Devices registered with infra Slot no.: 0 Subslot no.: 0, Device obfl0: Application name clilog : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name environment : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name errmsg : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name poe : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name temperature : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name uptime : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled Application name voltage : Path : obfl0: CLI enable status : enabled Platform enable status: enabled
次に、show logging onboard temperature continuous コマンドの出力例を示します。
Switch# show logging onboard temperature continuous -------------------------------------------------------------------------------- TEMPERATURE CONTINUOUS INFORMATION -------------------------------------------------------------------------------- Sensor | ID | -------------------------------------------------------------------------------- Board temperature 1 -------------------------------------------------------------------------------- Time Stamp |Sensor Temperature 0C MM/DD/YYYY HH:MM:SS | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 -------------------------------------------------------------------------------- 05/12/2006 15:33:20 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 16:31:21 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 17:31:21 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 18:31:21 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 19:31:21 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 20:31:21 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 21:29:22 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 22:29:22 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/12/2006 23:29:22 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 00:29:22 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 01:29:22 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 02:27:23 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 03:27:23 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 04:27:23 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 05:27:23 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 06:27:23 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 07:25:24 36 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 05/13/2006 08:25:24 35 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- <output truncated>
次に、show logging onboard uptime summary コマンドの出力例を示します。
Switch# show logging onboard uptime summary -------------------------------------------------------------------------------- UPTIME SUMMARY INFORMATION -------------------------------------------------------------------------------- First customer power on : 03/01/1993 00:03:50 Total uptime : 0 years 0 weeks 3 days 21 hours 55 minutes Total downtime : 0 years 0 weeks 0 days 0 hours 0 minutes Number of resets : 2 Number of slot changes : 1 Current reset reason : 0x0 Current reset timestamp : 03/01/1993 00:03:28 Current slot : 1 Current uptime : 0 years 0 weeks 0 days 0 hours 55 minutes -------------------------------------------------------------------------------- Reset | | Reason | Count | -------------------------------------------------------------------------------- No historical data to display --------------------------------------------------------------------------------
次に、show logging onboard voltage summary コマンドの出力例を示します。
Switch# show logging onboard voltage summary -------------------------------------------------------------------------------- VOLTAGE SUMMARY INFORMATION -------------------------------------------------------------------------------- Number of sensors : 8 Sampling frequency : 60 seconds Maximum time of storage : 3600 minutes -------------------------------------------------------------------------------- Sensor | ID | Maximum Voltage -------------------------------------------------------------------------------- 12.00V 0 12.567 5.00V 1 5.198 3.30V 2 3.439 2.50V 3 2.594 1.50V 4 1.556 1.20V 5 1.239 1.00V 6 0.980 0.75V 7 0.768 -------------------------------------------------------------------------------- Nominal Range Sensor ID -------------------------------------------------------------------------------- No historical data to display --------------------------------------------------------------------------------
特定の MAC アドレス テーブルのエントリを表示するには、EXEC モードで show mac address-table コマンドを使用します。
show mac-address-table
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
(注) |
この機能は、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
このコマンドは、特定のインターフェイスや VLAN 上の MAC アドレス テーブルのダイナミック/スタティック エントリを表示します。
次の例では、show mac address-table コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- All 0000.0000.0001 STATIC CPU All 0000.0000.0002 STATIC CPU All 0000.0000.0003 STATIC CPU All 0000.0000.0009 STATIC CPU All 0000.0000.0012 STATIC CPU All 0180.c200.000b STATIC CPU All 0180.c200.000c STATIC CPU All 0180.c200.000d STATIC CPU All 0180.c200.000e STATIC CPU All 0180.c200.000f STATIC CPU All 0180.c200.0010 STATIC CPU 1 0030.9441.6327 DYNAMIC Gi0/4 Total Mac Addresses for this criterion: 12
指定された MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示するには、EXEC モードで show mac address-table address コマンドを使用します。
show mac address-table address mac-address [ interface interface-id] [ vlan vlan-id]
mac-address | 48 ビットの MAC アドレスです。有効な形式は H.H.H です。 |
interface interface-id | (任意)特定のインターフェイスの情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id | (任意)特定の VLAN だけのエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次に、show mac address-table address コマンドの出力例を示します。
Switch# show mac address-table address 0002.4b28.c482 Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- All 0002.4b28.c482 STATIC CPU Total Mac Addresses for this criterion: 1
アドレス テーブル エントリのエージング タイムを表示するには、EXEC モードで show mac address-table aging-time コマンドを使用します。
show mac address-table aging-time [ vlan vlan-id]
(任意)特定の VLAN のエージング タイム情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
VLAN 番号が指定されない場合、すべての VLAN に対するエージング タイムが表示されます。このコマンドを使用すると、特定のアドレス テーブル インスタンスのエージング タイム、指定された VLAN 上または指定がない場合はすべての VLAN 上のすべてのアドレス テーブル インスタンスのエージング タイムが表示されます。
次の例では、show mac address-table aging-time コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table aging-time Vlan Aging Time ---- ---------- 1 300
次の例では、show mac address-table aging-time vlan 10 コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table aging-time vlan 10 Vlan Aging Time ---- ---------- 10 300
すべての VLAN または指定された VLAN で存在しているアドレス数を表示するには、EXEC モードで show mac address-table count コマンドを使用します。
show mac address-table count [ vlan vlan-id]
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のアドレス数を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
VLAN 番号が指定されない場合、すべての VLAN に対するアドレス カウントが表示されます。
次に、show mac address-table count コマンドの出力例を示します。
Switch# show mac address-table count Mac Entries for Vlan : 1 --------------------------- Dynamic Address Count : 2 Static Address Count : 0 Total Mac Addresses : 2
ダイナミック MAC アドレス テーブルのエントリのみを表示するには、EXEC モードで show mac address-table dynamic コマンドを使用します。
show mac address-table dynamic [ address mac-address] [ interface interface-id] [ vlan vlan-id]
address mac-address | (任意)48 ビットの MAC アドレスを指定します。有効なフォーマットは H.H.H です(特権 EXEC モードのみで利用可能)。 |
interface interface-id | (任意)照合を行うインターフェイスを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id | (任意)特定の VLAN のエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、show mac address-table dynamic コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table dynamic Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- 1 0030.b635.7862 DYNAMIC Gi0/2 1 00b0.6496.2741 DYNAMIC Gi0/2 Total Mac Addresses for this criterion: 2
指定された VLAN の指定されたインターフェイスの MAC アドレス テーブル情報を表示するには、show mac address-table interface EXEC コマンドを使用します。
show mac address-table interface interface-id [ vlan vlan-id]
interface-id |
インターフェイス タイプを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN のエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次の例では、show mac address-table interface コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table interface gigabitethernet0/2 Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- 1 0030.b635.7862 DYNAMIC Gi0/2 1 00b0.6496.2741 DYNAMIC Gi0/2 Total Mac Addresses for this criterion: 2
すべての VLAN または指定された VLAN の MAC アドレス ラーニングのステータスを表示するには、EXEC モードで show mac address-table learning コマンドを使用します。
show mac address-table learning [ vlan vlan-id]
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN の情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
設定された VLAN と、その VLAN で MAC アドレス ラーニングがイネーブルかディセーブルかを表示するには、キーワードを指定しないで show mac address-table learning コマンドを使用します。
デフォルトは、すべての VLAN で MAC アドレス ラーニングがイネーブルです。個々の VLAN の学習ステータスを表示するには、特定の VLAN ID を指定してこのコマンドを使用します。
(注) |
このコマンドは、LAN Base イメージのみでサポートされています。 |
次の例では、MAC アドレス ラーニングが VLAN 200 でディセーブルになっていることを示す show mac address-table learning コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table learning VLAN Learning Status ---- --------------- 1 yes 100 yes 200 no
スイッチ 上の MAC アドレス テーブル移動更新情報を表示するには、EXEC モードで show mac address-table move update コマンドを使用します。
show mac address-table move update
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトの動作や値はありません。
Cisco IOS 15.0(2)EX |
次の例では、 show mac address-table move update コマンドの出力を示します。
スイッチ# show mac address-table move update Switch-ID : 010b.4630.1780 Dst mac-address : 0180.c200.0010 Vlans/Macs supported : 1023/8320 Default/Current settings: Rcv Off/On, Xmt Off/On Max packets per min : Rcv 40, Xmt 60 Rcv packet count : 10 Rcv conforming packet count : 5 Rcv invalid packet count : 0 Rcv packet count this min : 0 Rcv threshold exceed count : 0 Rcv last sequence# this min : 0 Rcv last interface : Po2 Rcv last src-mac-address : 0003.fd6a.8701 Rcv last switch-ID : 0303.fd63.7600 Xmt packet count : 0 Xmt packet count this min : 0 Xmt threshold exceed count : 0 Xmt pak buf unavail cnt : 0 Xmt last interface : None
マルチキャスト MAC アドレス テーブルに関する情報を表示するには、show mac-address-table multicast コマンドを使用します。
show mac-address-table multicast [ count | { igmp-snooping [ count]} | { user [ count]} | { vlan vlan_num}]
count | (任意)マルチキャスト エントリの数を表示します。 |
igmp-snooping | (任意)IGMP スヌーピングによって学習されたアドレスだけを表示します。 |
user | (任意)ユーザが入力したスタティック アドレスだけを表示します。 |
vlan vlan_num | (任意)特定の VLAN だけの情報を表示します。有効値の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
ルーテッド ポートで使用される MAC アドレス テーブル エントリの場合、「vlan」列には内部 VLAN 番号ではなくルーテッド ポート名が表示されます。
次の例では、特定の VLAN のマルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示する方法を示します。
Switch# show mac-address-table multicast vlan 1 Multicast Entries vlan mac address type ports -------+---------------+-------+------------------------------------------- 1 ffff.ffff.ffff system Switch,Fa6/15 Switch#
次の例では、すべての VLAN のマルチキャスト MAC エントリ数を表示する方法を示します。
Switch# show mac-address-table multicast count MAC Entries for all vlans: Multicast MAC Address Count: 141 Total Multicast MAC Addresses Available: 16384 Switch#
すべてのインターフェイスまたは指定したインターフェイスの MAC アドレス通知設定を表示するには、EXEC モードで show mac address-table notification コマンドを使用します。
change |
MAC 変更通知機能パラメータおよび履歴テーブル。 |
interface |
(任意)すべてのインターフェイスの情報を表示します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
interface-id |
(任意)指定したインターフェイス。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
mac-move |
MAC アドレス移動通知のステータスを表示します。 |
threshold |
MAC アドレス テーブルのしきい値モニタリングのステータスを表示します。 |
デフォルトでは、MAC アドレス通知、MAC 移動、および MAC しきい値モニタリングがディセーブルです。
デフォルトの MAC 利用率しきい値は 50% です。
MAC しきい値通知間のデフォルトの時間は 120 秒です。
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
キーワードを指定せずに show mac address-table notification change コマンドを使用すると、MAC アドレス変更通知機能がイネーブルかディセーブルか、MAC 通知間隔(秒数)、
履歴テーブルの最大許容エントリ数、および履歴テーブルの内容を表示します。
すべてのインターフェイスの通知を表示するには、interface キーワードを使用します。interface-id が含まれる場合、そのインターフェイスのフラグだけが表示されます。
次の例では、show mac address-table notification change コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table notification change MAC Notification Feature is Enabled on the switch Interval between Notification Traps : 60 secs Number of MAC Addresses Added : 4 Number of MAC Addresses Removed : 4 Number of Notifications sent to NMS : 3 Maximum Number of entries configured in History Table : 100 Current History Table Length : 3 MAC Notification Traps are Enabled
History Table contents ------------------------------- History Index 0, Entry Timestamp 1032254, Despatch Timestamp 1032254 MAC Changed Message : Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0001 Module: 0 Port: 1 History Index 1, Entry Timestamp 1038254, Despatch Timestamp 1038254 MAC Changed Message : Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0000 Module: 0 Port: 1 Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0002 Module: 0 Port: 1 Operation: Added Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0003 Module: 0 Port: 1 History Index 2, Entry Timestamp 1074254, Despatch Timestamp 1074254 MAC Changed Message : Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0001 Module: 0 Port: 1 Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0002 Module: 0 Port: 1 Operation: Deleted Vlan: 2 MAC Addr: 0000.0000.0003 Module: 0 Port: 1
セキュア MAC アドレス テーブル エントリを表示するには、EXEC モードで show mac address-table secure コマンドを使用します。
show mac address-table secure [ address mac-address] [ interface interface-id] [ vlan vlan-id]
address mac-address | (任意)48 ビットの MAC アドレスを指定します。有効なフォーマットは H.H.H です(特権 EXEC モードの場合だけ利用可能)。 |
interface interface-id | (任意)照合を行うインターフェイスを指定します。有効なインターフェイスには、物理ポートとポート チャネルが含まれます。 |
vlan vlan-id | (任意)特定の VLAN のエントリを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次に、show mac address-table secure コマンドの出力例を示します。
Switch# show mac address-table secure Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- 1 0030.b635.7862 DYNAMIC Gi0/2 1 00b0.6496.2741 DYNAMIC Gi0/2 Total Mac Addresses for this criterion: 2
スタティック MAC アドレス テーブルのエントリだけを表示するには、EXEC モードで show mac address-table static コマンドを使用します。
show mac address-table static [ address mac-address] [ interface interface-id] [ vlan vlan-id]
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次の例では、show mac address-table static コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table static Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- All 0100.0ccc.cccc STATIC CPU All 0180.c200.0000 STATIC CPU All 0100.0ccc.cccd STATIC CPU All 0180.c200.0001 STATIC CPU All 0180.c200.0004 STATIC CPU All 0180.c200.0005 STATIC CPU 4 0001.0002.0004 STATIC Drop 6 0001.0002.0007 STATIC Drop Total Mac Addresses for this criterion: 8
指定された VLAN の MAC アドレス テーブル情報を表示するには、EXEC モードで show mac address-table vlan コマンドを使用します。
show mac address-table vlan vlan-id
vlan-id |
特定の VLAN のアドレス。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ユーザ EXEC
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次の例では、show mac address-table vlan 1 コマンドの出力を示します。
Switch# show mac address-table vlan 1 Mac Address Table ------------------------------------------ Vlan Mac Address Type Ports ---- ----------- ---- ----- 1 0100.0ccc.cccc STATIC CPU 1 0180.c200.0000 STATIC CPU 1 0100.0ccc.cccd STATIC CPU 1 0180.c200.0001 STATIC CPU 1 0180.c200.0002 STATIC CPU 1 0180.c200.0003 STATIC CPU 1 0180.c200.0005 STATIC CPU 1 0180.c200.0006 STATIC CPU 1 0180.c200.0007 STATIC CPU Total Mac Addresses for this criterion: 9
Network Mobility Services Protocol(NMSP)構成の設定を表示するには、shownmsp コマンドを使用します。
show nmsp { attachment | { suppress interfaces } | capability | notification interval | statistics { connection | summary } | status | subscription detail [ ip-addr ] | summary }
attachmentsuppressinterfaces | アタッチメント抑制インターフェイスを表示します。 |
capability | NMSP 機能を表示します。 |
notificationinterval | NMSP 通知間隔を表示します。 |
statisticsconnection | すべての接続別カウンタを表示します。 |
statisticssummary | NMSP カウンタを表示します。 |
status | アクティブな NMSP 接続のステータスを表示します。 |
subscriptiondetailip-addr | 特定の IP アドレスでサブスクライブされている NMSP サービスについてのみ詳細を表示します。 |
subscriptionsummary | コントローラがサブスクライブされているすべての NMSP サービスの詳細を表示します。特定の IP アドレスでサブスクライブされている NMSP サービスについてのみ詳細を表示します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次に、show nmsp notification interval コマンドの出力例を示します。
スイッチ# show nmsp notification interval
NMSP Notification Intervals
---------------------------
RSSI Interval:
Client : 2 sec
RFID : 2 sec
Rogue AP : 2 sec
Rogue Client : 2 sec
Attachment Interval : 30 sec
Location Interval : 30 sec
OBFL 情報を表示するには、show onboard switch 特権 EXEC コマンドを使用します。
show onboard switch switch-number { clilog | environment | message | counter | temperature | uptime | voltage | status }
switch-number | スイッチまたはスタック メンバ番号を指定します。 |
clilog | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバで入力された OBFL CLI コマンドを表示します。 |
environment | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバの UDI 情報を表示します。接続されているすべての FRU デバイスについては、PID、VID、およびシリアル番号を表示します。 |
message | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバによって生成されたハードウェア関連のメッセージを表示します。 |
counter | スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバのカウンタ情報を表示します。 |
temperature | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスイッチ スタック メンバの温度を表示します。 |
uptime | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが起動した時刻、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが再起動された理由、およびスタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが最後に再起動されて以来の稼働時間を表示します。 |
voltage | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバのシステム電圧を表示します。 |
status | スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバの状態を表示します。 |
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバで入力された OBFL CLI コマンドを表示します。
Switch# show onboard switch 1 clilog
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバの UDI 情報を表示します。接続されているすべての FRU デバイスについては、PID、VID、およびシリアル番号を表示します。
Switch# show onboard switch 1 environment
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバによって生成されたハードウェア関連のメッセージを表示します。
Switch# show onboard switch 1 message
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバのカウンタ情報を表示します。
Switch# show onboard switch 1 counter
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバの温度を表示します。
Switch# show onboard switch 1 temperature
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが起動した時刻、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが再起動した理由、およびスタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバが最後に再起動してからの稼働時間を表示します。
Switch# show onboard switch 1 uptime
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバのシステム電圧を表示します。
Switch# show onboard switch 1 voltage
次の例では、スタンドアロン スイッチまたは指定されたスタック メンバの状態を表示します。
Switch# show onboard switch 1 status
VLAN スイッチングをシャットダウンするには、グローバル コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。設定セットをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
shutdown [ vlan vlan-id ]
no shutdown
vlan vlan-id |
シャットダウンする VAN の VLAN ID。 |
デフォルトの動作や値はありません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
次に、VLAN をシャットダウンする方法の例を示します。
スイッチ(config)# vlan open1 スイッチ(config-wlan)# shutdown
次に、アクセス ポイントがシャットダウンされない例を示します。
スイッチ# configure terminal スイッチ(config)# ap name 3602a no shutdown
インターフェイス上で Pseudo-Random Binary Sequence(PRBS)機能を実行するには、特権 EXEC モードで test cable-diagnostics prbs コマンドを使用します。
test cable-diagnostics prbs interface interface-id
interface-id |
PRBS を実行するインターフェイス。 |
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
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このコマンドが導入されました。 |
PRBS がサポートされるのは 10 ギガビット イーサネット ポートのみです。10/100/100 銅線イーサネット ポートおよび Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール ポートではサポートされません。
test cable-diagnostics prbs interfaceinterface-id コマンドを使用して PRBS を実行した後に結果を表示するには、show cable-diagnostics prbs interfaceinterface-id 特権 EXEC コマンドを使用します。
次の例では、インターフェイス上で PRBS を実行する方法を示します。
Switch# test cable-diagnostics prbs interface gigabitethernet1/0/2 PRBS test started on interface Gi1/0/2 A PRBS test can take a few seconds to run on an interface Use 'show cable-diagnostics prbs' to read the TDR results
インターフェイス上でタイム ドメイン反射率計(TDR)機能を実行するには、特権 EXEC モードで test cable-diagnostics tdr コマンドを使用します。
test cable-diagnostics tdr interface interface-id
interface-id |
TDR を実行するインターフェイス。 |
デフォルトの動作や値はありません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
TDR は、銅線のイーサネット 10/100/100 ポートだけでサポートされます。10 ギガビット イーサネット ポートまたは Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール ポートではサポートされません。
test cable-diagnostics tdr interfaceinterface-id コマンドを使用して TDR を実行した後、結果を表示するには show cable-diagnostics tdr interfaceinterface-id 特権 EXEC コマンドを使用します。
次の例では、インターフェイス上で TDR を実行する方法を示します。
スイッチ# test cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/2
TDR test started on interface Gi1/0/2
A TDR test can take a few seconds to run on an interface
Use 'show cable-diagnostics tdr' to read the TDR results
インターフェイスのリンク ステータスがアップ状態で速度が 10 Mb/s または 100 Mb/s である場合、test cable-diagnostics tdr interfaceinterface-id コマンドを入力すると、次のメッセージが表示されます。
スイッチ# test cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/3
TDR test on Gi1/0/9 will affect link state and traffic
TDR test started on interface Gi1/0/3
A TDR test can take a few seconds to run on an interface
Use 'show cable-diagnostics tdr' to read the TDR results.
指定の送信元 MAC アドレスから指定の宛先 MAC アドレスまでをパケットが通過するレイヤ 2 パスを表示するには、特権 EXEC モードで traceroute mac コマンドを使用します。
traceroute mac [ interface interface-id ] source-mac-address [ interface interface-id ] destination-mac-address [ vlan vlan-id ] [detail]
interfaceinterface-id |
(任意)送信元または宛先スイッチ上のインターフェイスを指定します。 |
source-mac-address |
送信元スイッチの 16 進形式の MAC アドレス。 |
destination-mac-address |
宛先スイッチの 16 進形式の MAC アドレス。 |
vlanvlan-id |
(任意)送信元スイッチから宛先スイッチまでをパケットが通過するレイヤ 2 のパスをトレースする VLAN を指定します。指定できる VLAN ID の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
detail |
(任意)詳細情報を表示するよう指定します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
レイヤ 2 の traceroute を適切に機能させるには、Cisco Discovery Protocol(CDP)がネットワークのすべてのスイッチで有効になっている必要があります。CDP をディセーブルにすることは避けてください。
スイッチがレイヤ 2 パス内でレイヤ 2 traceroute をサポートしていないデバイスを検知した場合、スイッチはレイヤ 2 trace クエリを送信し続け、タイムアウトにします。
パス内で識別可能な最大ホップ数は 10 です。
レイヤ 2 traceroute はユニキャスト トラフィックだけをサポートします。マルチキャストの送信元または宛先 MAC アドレスを指定しても、物理的なパスは識別されず、エラー メッセージが表示されます。
指定された送信元および宛先アドレスが同じ VLAN にある場合、traceroute mac コマンド出力はレイヤ 2 パスを表示します。
異なる VLAN にある送信元および宛先アドレスを指定した場合、レイヤ 2 パスは識別されず、エラー メッセージが表示されます。
送信元または宛先 MAC アドレスが複数の VLAN に属する場合は、送信元および宛先 MAC アドレスの両方が属している VLAN を指定する必要があります。
VLAN を指定しないと、パスは識別されず、エラー メッセージが表示されます。
複数の装置がハブを介して 1 つのポートに接続されている場合(たとえば、複数の CDP ネイバーがポートで検出されるなど)、レイヤ 2 traceroute 機能はサポートされません。
複数の CDP ネイバーが 1 つのポートで検出された場合、レイヤ 2 パスは特定されず、エラー メッセージが表示されます。
この機能は、トークンリング VLAN ではサポートされません。
次の例では、送信元および宛先 MAC アドレスを指定することで、レイヤ 2 のパスを表示する方法を示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0601 0000.0201.0201
Source 0000.0201.0601 found on con6[WS-C3750E-24PD] (2.2.6.6)
con6 (2.2.6.6) :Gi0/0/1 => Gi0/0/3
con5 (2.2.5.5 ) : Gi0/0/3 => Gi0/0/1
con1 (2.2.1.1 ) : Gi0/0/1 => Gi0/0/2
con2 (2.2.2.2 ) : Gi0/0/2 => Gi0/0/1
Destination 0000.0201.0201 found on con2[WS-C3550-24] (2.2.2.2)
Layer 2 trace completed
次の例では、detail キーワードを使用することで、レイヤ 2 のパスを表示する方法を示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0601 0000.0201.0201 detail
Source 0000.0201.0601 found on con6[WS-C3750E-24PD] (2.2.6.6)
con6 / WS-C3750E-24PD / 2.2.6.6 :
Gi0/0/2 [auto, auto] => Gi0/0/3 [auto, auto]
con5 / WS-C2950G-24-EI / 2.2.5.5 :
Fa0/3 [auto, auto] => Gi0/1 [auto, auto]
con1 / WS-C3550-12G / 2.2.1.1 :
Gi0/1 [auto, auto] => Gi0/2 [auto, auto]
con2 / WS-C3550-24 / 2.2.2.2 :
Gi0/2 [auto, auto] => Fa0/1 [auto, auto]
Destination 0000.0201.0201 found on con2[WS-C3550-24] (2.2.2.2)
Layer 2 trace completed.
次の例では、送信元および宛先スイッチのインターフェイスを指定することで、レイヤ 2 のパスを表示する方法を示します。
スイッチ# traceroute mac interface fastethernet0/1 0000.0201.0601 interface fastethernet0/3 0000.0201.0201
Source 0000.0201.0601 found on con6[WS-C3750E-24PD] (2.2.6.6)
con6 (2.2.6.6) :Gi0/0/1 => Gi0/0/3
con5 (2.2.5.5 ) : Gi0/0/3 => Gi0/0/1
con1 (2.2.1.1 ) : Gi0/0/1 => Gi0/0/2
con2 (2.2.2.2 ) : Gi0/0/2 => Gi0/0/1
Destination 0000.0201.0201 found on con2[WS-C3550-24] (2.2.2.2)
Layer 2 trace completed
次の例では、スイッチが送信元スイッチに接続されていない場合のレイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0501 0000.0201.0201 detail
Source not directly connected, tracing source .....
Source 0000.0201.0501 found on con5[WS-C3750E-24TD] (2.2.5.5)
con5 / WS-C3750E-24TD / 2.2.5.5 :
Gi0/0/1 [auto, auto] => Gi0/0/3 [auto, auto]
con1 / WS-C3550-12G / 2.2.1.1 :
Gi0/1 [auto, auto] => Gi0/2 [auto, auto]
con2 / WS-C3550-24 / 2.2.2.2 :
Gi0/2 [auto, auto] => Fa0/1 [auto, auto]
Destination 0000.0201.0201 found on con2[WS-C3550-24] (2.2.2.2)
Layer 2 trace completed.
次の例では、スイッチが送信元 MAC アドレスの宛先ポートを検出できない場合のレイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0011.1111 0000.0201.0201
Error:Source Mac address not found.
Layer2 trace aborted.
次の例では、送信元および宛先デバイスが異なる VLAN にある場合のレイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0601 0000.0301.0201
Error:Source and destination macs are on different vlans.
Layer2 trace aborted.
次の例では、宛先 MAC アドレスがマルチキャスト アドレスの場合のレイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0601 0100.0201.0201
Invalid destination mac address
次の例では、送信元および宛先スイッチが複数の VLAN にある場合のレイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac 0000.0201.0601 0000.0201.0201
Error:Mac found on multiple vlans.
Layer2 trace aborted.
指定の送信元 IP アドレスまたはホスト名から、指定の宛先 IP アドレスまたはホスト名を通過するパケットのレイヤ 2 パスを表示するには、特権 EXEC モードで traceroute mac ip コマンドを使用します。
traceroute mac ip { source-ip-address | source-hostname } { destination-ip-address | destination-hostname } [detail]
source-ip-address |
32 ビットの値(ドット付き 10 進表記)で指定された送信元スイッチの IP アドレス。 |
source-hostname |
送信元スイッチの IP ホスト名。 |
destination-ip-address |
32 ビットの値(ドット付き 10 進表記)で指定された宛先スイッチの IP アドレス。 |
destination-hostname |
宛先スイッチの IP ホスト名。 |
detail |
(任意)詳細情報を表示するよう指定します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
特権 EXEC
リリース | 変更内容 |
---|---|
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このコマンドが導入されました。 |
レイヤ 2 の traceroute を適切に機能させるには、Cisco Discovery Protocol(CDP)がネットワークの各スイッチでイネーブルになっている必要があります。CDP をディセーブルにすることは避けてください。
スイッチがレイヤ 2 パス内でレイヤ 2 traceroute をサポートしていないデバイスを検知した場合、スイッチはレイヤ 2 trace クエリを送信し続け、タイムアウトにします。
パス内で識別可能な最大ホップ数は 10 です。
指定された送信元および宛先の IP アドレスが同一のサブネット内にある場合、traceroute mac ip コマンド出力はレイヤ 2 パスを表示します。
IP アドレスを指定した場合、スイッチは Address Resolution Protocol(ARP)を使用し、IP アドレスとそれに対応する MAC アドレスおよび VLAN ID を対応させます。
複数の装置がハブを介して 1 つのポートに接続されている場合(たとえば、複数の CDP ネイバーがポートで検出されるなど)、レイヤ 2 traceroute 機能はサポートされません。
複数の CDP ネイバーが 1 つのポートで検出された場合、レイヤ 2 パスは特定されず、エラー メッセージが表示されます。
この機能は、トークンリング VLAN ではサポートされません。
次の例では、detail キーワードを使用して、送信元と宛先の IP アドレスを指定することで、レイヤ 2 のパスを表示する方法を示します。
スイッチ# traceroute mac ip 2.2.66.66 2.2.22.22 detail
Translating IP to mac .....
2.2.66.66 => 0000.0201.0601
2.2.22.22 => 0000.0201.0201
Source 0000.0201.0601 found on con6[WS-C2950G-24-EI] (2.2.6.6)
con6 / WS-C3750E-24TD / 2.2.6.6 :
Gi0/0/1 [auto, auto] => Gi0/0/3 [auto, auto]
con5 / WS-C2950G-24-EI / 2.2.5.5 :
Fa0/3 [auto, auto] => Gi0/1 [auto, auto]
con1 / WS-C3550-12G / 2.2.1.1 :
Gi0/1 [auto, auto] => Gi0/2 [auto, auto]
con2 / WS-C3550-24 / 2.2.2.2 :
Gi0/2 [auto, auto] => Fa0/1 [auto, auto]
Destination 0000.0201.0201 found on con2[WS-C3550-24] (2.2.2.2)
Layer 2 trace completed.
次の例では、送信元および宛先ホスト名を指定することで、レイヤ 2 のパスを表示する方法を示します。
スイッチ# traceroute mac ip con6 con2
Translating IP to mac .....
2.2.66.66 => 0000.0201.0601
2.2.22.22 => 0000.0201.0201
Source 0000.0201.0601 found on con6
con6 (2.2.6.6) :Gi0/0/1 => Gi0/0/3
con5 (2.2.5.5 ) : Gi0/0/3 => Gi0/1
con1 (2.2.1.1 ) : Gi0/0/1 => Gi0/2
con2 (2.2.2.2 ) : Gi0/0/2 => Fa0/1
Destination 0000.0201.0201 found on con2
Layer 2 trace completed
次の例では、ARP が送信元 IP アドレスと対応する MAC アドレスを対応させられない場合の、レイヤ 2 のパスを示します。
スイッチ# traceroute mac ip 2.2.66.66 2.2.77.77
Arp failed for destination 2.2.77.77.
Layer2 trace aborted.
一つ以上のファイルの内容を表示するには、ブート ローダ モードで type コマンドを使用します。
typefilesystem:/file-url...
filesystem: |
ファイル システムのエイリアス。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。USB メモリ スティックには usbflash0: を使用します。 |
/file-url... |
表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
ファイル名およびディレクトリ名は、大文字と小文字を区別します。
ファイルのリストを指定すると、各ファイルの内容が順次表示されます。
次に、ファイルの内容を表示する例を示します。
スイッチ: type flash:image_file_name
version_suffix: universal-122-xx.SEx
version_directory: image_file_name
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1 つ以上の環境変数をリセットするには、ブート ローダ モードで unset コマンドを使用します。
unset variable...
variable |
variable には、次に示すキーワードのいずれかを使用します。 MANUAL_BOOT:スイッチの起動を自動で行うか手動で行うかどうかを指定します。 |
BOOT:自動起動時に、実行可能ファイルのリストをリセットして、ロードおよび実行します。BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に検出された実行可能イメージをロードして実行を試みます。BOOT 変数が設定されていても、指定されたイメージをロードできなかった場合、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に検出した起動可能なファイルを起動しようとします。 |
|
ENABLE_BREAK:フラッシュ ファイル システムの初期化後に、コンソール上の Break キーを使用して自動起動プロセスを中断できるかどうかを指定します。 |
|
HELPER:ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストを識別します。ヘルパー ファイルは、ブートローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。 |
|
PS1:ブート ローダ モードの場合に、コマンドライン プロンプトとして使用する文字列を指定します。 |
|
CONFIG_FILE:Cisco IOS がシステム設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名をリセットします。 |
|
BAUD:コンソールで使用される速度(ビット/秒(b/s)単位)をリセットします。コンフィギュレーション ファイルに別の設定が指定されていない限り、Cisco IOS ソフトウェアはブートローダからボー レート設定を継承し、この値を引き続き使用します。 |
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
通常の環境では、環境変数の設定を変更する必要はありません。
MANUAL_BOOT 環境変数は、no boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。
BOOT 環境変数は、no boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。
ENABLE_BREAK 環境変数は、no boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。
HELPER 環境変数は、no boot helper グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。
CONFIG_FILE 環境変数は、no boot config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。
次に、SWITCH_PRIORITY 環境変数をリセットする例を示します。
スイッチ: unset SWITCH_PRIORITY
ブートローダのバージョンを表示するには、ブート ローダ モードで version コマンドを使用します。
version
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
デフォルトの動作や値はありません。
ブートローダ
リリース |
変更内容 |
---|---|
Cisco IOS 15.0(2)EX |
このコマンドが導入されました。 |
次に、スイッチのブート ローダのバージョンを表示する例を示します。
スイッチ: version
C2960X Boot Loader (C2960X-HBOOT-M) Version 15.0(2r)EX, RELEASE SOFTWARE (fc1) Compiled Wed 15-May-13 21:39 by rel