この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータでブロードバンド ネットワーク ゲートウェイ(BNG)の IPv4 および IPv6 のコマンドの設定に使用される Cisco IOS XR ソフトウェアのコマンドについて説明します。 関連設定の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Broadband Network Gateway Configuration Guide』を参照してください。
インターフェイスで送信される IPv4 パケットの最大伝送単位(MTU)サイズを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv4 mtu コマンドを使用します。 デフォルトの MTU サイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv4 mtu bytes
no ipv4 mtu
bytes |
バイト単位の MTU。 範囲は、IPv4 パケットで 68 ~ 65535 バイトです。 インターフェイスで設定できる最大 MTU サイズは、インターフェイス メディアにより異なります。 |
MTU サイズが、インターフェイスで送信される IPv4 パケットに設定されていない場合、そのインターフェイスは、レイヤ 2 MTU から MTU を取得します。
インターフェイス コンフィギュレーション モード
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ルータは、インターフェイスに設定されている MTU サイズを超えているすべての IPv4 パケットをフラグメントします。
インターフェイスで設定できる最大 MTU サイズは、インターフェイス メディアにより異なります。 レイヤ 2 MTU がレイヤ 3 MTU より小さい場合、Cisco IOS XR ソフトウェアは、レイヤ 3 MTU にレイヤ 2 MTU 値を使用します。 逆に、レイヤ 3 MTU がレイヤ 2 MTU より小さい場合、ソフトウェアは、レイヤ 3 MTU 値を使用します。 つまり、Cisco IOS XR ソフトウェアは、MTU の 2 つの値のうち小さい方を使用します。
物理メディアのすべてのデバイスは、同じプロトコル MTU を使用しなければなりません。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
(注) |
MTU 値を変更すると(mtu インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用)、IPv4 MTU 値に影響を与えます。 現在の IPv4 MTU 値が、MTU 値と同じ場合、MTU 値を変更すると、IPv4 MTU 値は、新しい MTU に合わせて自動的に修正されます。 ただし、この逆の作用はなく、IPv4 MTU 値を変更しても、mtu コマンドの値には影響しません。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 の最大 IPv4 パケット サイズを 300 バイトに設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet0/1/1/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 mtu 300
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp p1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv4 mtu 300
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 に設定されているインターフェイスの MTU ステータスを表示します。 |
明示的な IPv4 アドレスをポイントツーポイント インターフェイスに割り当てることなく、そのインターフェイスでの IPv4 処理をイネーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv4 unnumbered コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv4 unnumbered interface-type interface-instance
no ipv4 unnumbered interface-type interface-instance
ポイントツーポイント インターフェイスでの IPv4 処理は、IPv4 アドレスがそのインターフェイスに明示的に割り当てられない限りディセーブルです。
インターフェイス コンフィギュレーション モード
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
unnumbered インターフェイスがパケットを生成する場合(たとえば、ルーティング アップデートのため)、必ず、IPv4 パケットの送信元アドレスとして指定されているインターフェイスのアドレスが使用されます。 また、unnumbered インターフェイスを介してアップデートを送信するルーティング プロセスを判別する場合、指定されたインターフェイスの IPv4 アドレスが使用されます。 制約事項は次のとおりです。
interface-type および interface-number 引数で指定されたインターフェイスは、イネーブルにされている必要があります(show interfaces コマンド出力に「up」と表示)。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次の例では、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 にループバック インターフェイス アドレス 5 が割り当てられます。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface loopback 5 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 192.168.6.6 255.255.255.0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/1/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 unnumbered loopback 5
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp p1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv4 unnumbered Bundle-Ether100.10
IPv4 インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)到達不能メッセージの生成をディセーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv4 unreachables disable コマンドを使用します。 ICMP 到達不能メッセージの生成を再びイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv4 unreachables disable
no ipv4 unreachables disable
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
IPv4 ICMP 到達不能メッセージが生成されます。
インターフェイス コンフィギュレーション モード
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ソフトウェアが、それ自体を宛先とした、認識しないプロトコルを使用する非ブロードキャスト パケットを受信した場合、その送信元に ICMP プロトコル到達不能メッセージを送信します。
宛先アドレスまでのルートが不明なため最終的な宛先に配信できないデータグラムを受信した場合、ソフトウェアはそのデータグラムの発信者に ICMP ホスト到達不能メッセージで応答します。
このコマンドは、多くの ICMP 到達不能メッセージに影響を与えます。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 で ICMP 到達不能メッセージの生成をディセーブルにする例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet0/1/1/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 unreachables disable
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp foo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv4 unreachables disable
IPv4 ユニキャスト リバース パス転送(RPF)チェックをイネーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv4 verify unicast source reachable-via コマンドを使用します。 ユニキャスト RPF をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv4 verify unicast source reachable-via { any | rx } [allow-default] [allow-self-ping]
no ipv4 verify unicast source reachable-via { any | rx } [allow-default] [allow-self-ping]
any | ルーズ ユニキャスト RPF チェックをイネーブルにします。 ルーズ ユニキャスト RPF がイネーブルの場合、パケットは、その送信元プレフィックスがルーティング テーブルに存在しない限り転送されません。 |
rx | ストリクト ユニキャスト RPF チェックをイネーブルにします。 ストリクト ユニキャスト RPF がイネーブルの場合、パケットは、その送信元プレフィックスがルーティング テーブルに存在し、出力インターフェイスがパケットの受信インターフェイスと一致しない限り転送されません。 |
allow-default | (任意)デフォルト ルートのマッチングをイネーブルにします。 このオプションは、ルーズおよびストリクトの両方の RPF に適用されます。 |
allow-self-ping | (任意)ルータによるインターフェイスの PING をイネーブルにします。このオプションは、ルーズおよびストリクトの両方の RPF に適用されます。 |
IPv4 ユニキャスト RPF はディセーブルです。
インターフェイス コンフィギュレーション モード
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
ルータを通過する変形または偽造(スプーフィング)された IP 送信元アドレスによって発生する問題を減少させるには、ipv4 verify unicast source reachable-via インターフェイス コマンドを使用します。 変形または偽造(スプーフィング)されたソース アドレスは、ソース IP アドレスのスプーフィングに基づいたサービス拒絶(DoS)攻撃を示すことができます。
ストリクト ユニキャスト RPF がインターフェイスでイネーブルの場合、ルータは、そのインターフェイスで受信されるすべてのパケットを検証します。 ルータは、送信元アドレスがルーティング テーブルにあり、パケットが受信されるインターフェイスと一致するか確認します。
ルーズ ユニキャスト RPF がインターフェイスでイネーブルの場合、ルータは、そのインターフェイスで受信されるすべてのパケットを検証します。 ルータは、送信元アドレスが任意のルータ インターフェイスを介して送信できるか確認します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、gigabitethernet インターフェイス 0/1/0/0 でストリクト RPF を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/0/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 verify unicast source reachable-via rx
次に、gigabitethernet インターフェイス 0/0/0/1 でルーズ RPF を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:routerios(config)# interface gigabitethernet 0/0/0/1 RP/0/RSP0/CPU0:routerios(config-if)# ipv4 verify unicast source reachable-via any
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp p1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv4 verify unicast source reachable-via rx
明示的な IPv6 アドレスが設定されていないインターフェイス上で IPv6 処理をイネーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv6 enable コマンドを使用します。 明示的な IPv6 アドレスでまだ設定されていないインターフェイスで IPv6 処理をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 enable
no ipv6 enable
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
IPv6 はディセーブルです。
インターフェイス コンフィギュレーション
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ipv6 enable コマンドは、インターフェイスの IPv6 リンクローカル ユニキャスト アドレスを自動的に設定し、そのインターフェイスでの IPv6 処理をイネーブルにします。 no ipv6 enable コマンドを使用しても、明示的な IPv6 アドレスが設定されているインターフェイスでの IPv6 処理はディセーブルになりません。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 での IPv6 処理をイネーブルにする例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/1/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv6 enable
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp foo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv6 enable
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 向けに設定されたインターフェイスの使用状況を表示します。 |
インターフェイスで送信される IPv6 パケットの最大伝送単位(MTU)サイズを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv6 mtu コマンドを使用します。 デフォルトの MTU サイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 mtu bytes
no ipv6 mtu
bytes | バイト単位の MTU。 範囲は、IPv6 パケットで 1280 ~ 65535 バイトです。 インターフェイスで設定できる最大 MTU サイズは、インターフェイス メディアにより異なります。 |
MTU サイズが、インターフェイスで送信される IPv6 パケットに設定されていない場合、そのインターフェイスは、レイヤ 2 MTU から MTU を取得します。
インターフェイス コンフィギュレーション
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IPv6 パケットが、インターフェイスで設定されている MTU を超える場合、パケットの発信元ルータだけがこれをフラグメントできます。
インターフェイスで設定できる最大 MTU サイズは、インターフェイス メディアにより異なります。 レイヤ 2 MTU がレイヤ 3 MTU より小さい場合、Cisco IOS XR ソフトウェアは、レイヤ 3 MTU にレイヤ 2 MTU 値を使用します。 逆に、レイヤ 3 MTU がレイヤ 2 MTU より小さい場合、ソフトウェアは、レイヤ 3 MTU 値を使用します。 つまり、Cisco IOS XR ソフトウェアは、MTU の 2 つの値のうち小さい方を使用します。
物理メディアのすべてのデバイスは、同じプロトコル MTU を使用しなければなりません。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
(注) |
MTU 値を変更すると(mtu インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用)、IPv6 MTU 値に影響を与えます。 現在の IPv6 MTU 値が、MTU 値と同じ場合、MTU 値を変更すると、IPv6 MTU 値は、新しい MTU に合わせて自動的に修正されます。 ただし、この逆の作用はなく、IPv6 MTU 値と変更しても、mtu コマンドの値には影響しません。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 の最大 IPv6 パケット サイズを 1350 バイトに設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet0/1/1/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv6 mtu 1350
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp foo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv6 mtu 1350
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 向けに設定されたインターフェイスの使用状況を表示します。 |
IPv6 インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)到達不能メッセージの生成をディセーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで ipv6 unreachables disable コマンドを使用します。 ICMP 到達不能メッセージの生成を再びイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 unreachables disable
no ipv6 unreachables disable
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
IPv6 ICMP 到達不能メッセージが生成されます。
インターフェイス コンフィギュレーション モード
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モード
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ソフトウェアが、それ自体を宛先とした、認識しないプロトコルを使用する非ブロードキャスト パケットを受信した場合、その送信元に ICMP プロトコル到達不能メッセージを送信します。
宛先アドレスまでのルートが不明なため最終的な宛先に配信できないデータグラムを受信した場合、ソフトウェアはそのデータグラムの発信者に ICMP ホスト到達不能メッセージで応答します。
このコマンドは、多くの ICMP 到達不能メッセージに影響を与えます。
ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read, write |
network |
read, write |
config-services |
read, write |
次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/6/0/0 で ICMP 到達不能メッセージの生成をディセーブルにする例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/6/0/0 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv6 unreachables disable
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# dynamic-template type ppp foo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-dynamic-template-type)# ipv6 unreachables disable
IPv4 に設定されたインターフェイスの使用可能性ステータスを表示するには、EXEC モードで show ipv4 interface コマンドを使用します。
show ipv4 [ vrf vrf-name ] interface [ type interface-path-id | brief | summary ]
vrf |
(任意)VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンス情報を表示します。 |
||
vrf-name |
(任意)VRF の名前。 |
||
type |
インターフェイスのタイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
||
interface-path-id |
次に示す、物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。
ルータ構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
brief |
(任意)ルータのインターフェイス、およびそのプロトコルとライン ステートで設定されているプライマリ IPv4 アドレスを表示します。 |
||
summary |
(任意)ルータの割り当て済み、未割り当てまたは unnumbered のインターフェイス数。 |
VRF が指定されない場合、デフォルトの VRF が表示されます。
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipv4 interface コマンドの出力は、IPv4 に固有である点を除き、show ipv6 interface コマンドの出力と似ています。
インターフェイスの名前は、名前が VRF インスタンスに属する場合だけ表示されます。 vrf-name が指定されない場合、インターフェイス インスタンスは、インターフェイスがデフォルト VRF に属する場合だけ表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read |
network |
read |
これは、show ipv4 interface コマンドの出力例です。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv4 interface Loopback0 is Up, line protocol is Up Internet address is 10 .0.0.1/8 Secondary address 10.0.0.2 /8 MTU is 1514 (1514 is available to IP) Multicast reserved groups joined: 10.0.0.1 Directed broadcast forwarding is disabled Outgoing access list is not set Inbound access list is not set Proxy ARP is enabled ICMP redirects are always sent ICMP unreachables are always sent gigabitethernet0 /0/0/0 is Up, line protocol is Up Internet address is 10.25.58.1/16 MTU is 1514 (1500 is available to IP) Multicast reserved groups joined: 10 .0.224 .1 Directed broadcast forwarding is disabled Outgoing access list is not set Inbound access list is not set Proxy ARP is enabled ICMP redirects are always sent ICMP unreachables are always sent gigabitethernet0 /0/0/0 is Shutdown, line protocol is Down Vrf is default (vrfid 0x60000000) Internet protocol processing disabled
フィールド |
説明 |
---|---|
Loopback0 is Up |
インターフェイス ハードウェアが使用可能な場合、インターフェイスには「Up」マークが付けられます。インターフェイスが使用可能になるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態になければなりません。 |
line protocol is Up |
インターフェイスが、双方向通信を提供できる場合、回線プロトコルには「UP」マークが付けられます。インターフェイスが使用可能になるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態になければなりません。 |
Internet address |
インターフェイスの IPv4 インターネット アドレスおよびサブネット マスク。 |
Secondary address |
セカンダリ アドレス(設定されている場合)を表示します。 |
MTU |
インターフェイスに設定されている IPv4 MTU 値を表示します。1 |
Multicast reserved groups joined |
このインターフェイスが属するマルチキャスト グループを示します。 |
Directed broadcast forwarding |
ダイレクト ブロードキャスト転送がイネーブルまたはディセーブルかを示します。 |
Outgoing access list |
インターフェイスに発信アクセス リストが設定されているかどうかを示します。 |
Inbound access list |
インターフェイスに着信アクセス リストが設定されているかどうかを示します。 |
Proxy ARP |
インターフェイスでプロキシ ARP がイネーブルまたはディセーブルのいずれになっているかを示します。2 |
ICMP redirects |
ICMPv4 リダイレクトがこのインターフェイスに送信されるかどうかを指定します。3 |
ICMP unreachables |
このインターフェイスで到達不能メッセージが送信されるかどうかを指定します。 |
Internet protocol processing disabled |
インターフェイスで IPv4 アドレスが設定されていないことを示します。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 向けに設定されたインターフェイスの使用状況を表示します。 |
IPv4 トラフィックの統計情報を表示するには、EXEC モードで show ipv4 traffic コマンドを使用します。
show ipv4 traffic [brief]
brief |
(任意)IPv4 およびインターネット制御メッセージ プロトコル バージョン 4(ICMPv4)トラフィックだけを表示します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.2.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipv4 traffic コマンドの出力は、IPv4 に固有である点を除き、show ipv6 traffic コマンドの出力と似ています。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv4 |
read |
network |
read |
これは、show ipv4 traffic コマンドの出力例です。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv4 traffic
IP statistics:
Rcvd: 16372 total, 16372 local destination
0 format errors, 0 bad hop count
0 unknown protocol, 0 not a gateway
0 security failures, 0 bad source, 0 bad header
0 with options, 0 bad, 0 unknown
Opts: 0 end, 0 nop, 0 basic security, 0 extended security
0 strict source rt, 0 loose source rt, 0 record rt
0 stream ID, 0 timestamp, 0 alert, 0 cipso
Frags: 0 reassembled, 0 timeouts, 0 couldn't reassemble
0 fragmented, 0 fragment count
Bcast: 0 sent, 0 received
Mcast: 0 sent, 0 received
Drop: 0 encapsulation failed, 0 no route, 0 too big, 0 sanity address check
Sent: 16372 total
ICMP statistics:
Sent: 0 admin unreachable, 0 network unreachable
0 host unreachable, 0 protocol unreachable
0 port unreachable, 0 fragment unreachable
0 time to live exceeded, 0 reassembly ttl exceeded
5 echo request, 0 echo reply
0 mask request, 0 mask reply
0 parameter error, 0 redirects
5 total
Rcvd: 0 admin unreachable, 0 network unreachable
2 host unreachable, 0 protocol unreachable
0 port unreachable, 0 fragment unreachable
0 time to live exceeded, 0 reassembly ttl exceeded
0 echo request, 5 echo reply
0 mask request, 0 mask reply
0 redirect, 0 parameter error
0 source quench, 0 timestamp, 0 timestamp reply
0 router advertisement, 0 router solicitation
7 total, 0 checksum errors, 0 unknown
UDP statistics:
16365 packets input, 16367 packets output
0 checksum errors, 0 no port
0 forwarded broadcasts
TCP statistics:
0 packets input, 0 packets output
0 checksum errors, 0 no port
フィールド |
説明 |
---|---|
bad hop count |
TTL フィールドがゼロに減少されたためパケットが廃棄されるときに発生します。4 |
encapsulation failed |
通常、ルータに ARP 要求エントリがないため、データグラムを送信しなかったことを示します。 |
format errors |
不可能なインターネット ヘッダー長など、パケット フォーマットでの大きな間違いを示します。 |
IP statistics Rcvd total |
ソフトウェア プレーンで受信されるローカル宛先およびその他のパケットの合計数を示します。 ハードウェアで転送または廃棄される IP パケットは考慮されません。 |
no route |
Cisco IOS XR ソフトウェアが送信方法を認識していなかったデータグラムを廃棄するときにカウントされます。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 トラフィックに関する統計情報を表示します。 |
IPv6 に設定されたインターフェイスの使用可能性ステータスを表示するには、EXEC モードで show ipv6 interface コマンドを使用します。
show ipv6 [ vrf vrf-name ] interface [ type interface-path-id | brief | summary ]
vrf |
(任意)VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンス情報を表示します。 |
||
vrf-name |
(任意)VRF の名前。 |
||
type |
(任意)インターフェイスのタイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
||
interface-path-id |
(任意)次のような物理インターフェイスのインスタンスまたは仮想インターフェイスのインスタンスです。
ルータ構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
brief |
(任意)ルータ インターフェイス、およびそのプロトコルとライン ステートで設定されているプライマリ IPv6 アドレスを表示します。 |
||
summary |
(任意)ルータの割り当て済み、未割り当てまたは unnumbered のインターフェイス数。 |
なし
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipv6 interface コマンドの出力は、IPv6 に固有である点を除き、show ipv4 interface コマンドの出力と似ています。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read |
これは、show ipv6 interface コマンドの出力例です。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv6 interface
GigabitEthernet0/2/0/0 is Up, line protocol is Up, Vrfid is default (0x60000000)
IPv6 is enabled, link-local address is fe80::212:daff:fe62:c150
Global unicast address(es):
202::1, subnet is 202::/64
Joined group address(es): ff02::1:ff00:1 ff02::1:ff62:c150 ff02::2
ff02::1
MTU is 1514 (1500 is available to IPv6)
ICMP redirects are disabled
ICMP unreachables are enabled
ND DAD is enabled, number of DAD attempts 1
ND reachable time is 0 milliseconds
ND advertised retransmit interval is 0 milliseconds
ND router advertisements are sent every 200 seconds
ND router advertisements live for 1800 seconds
Hosts use stateless autoconfig for addresses.
Outgoing access list is not set
Inbound access list is not set
フィールド |
説明 |
||
---|---|---|---|
GigabitEthernet0 /3/0/0 is Shutdown, line protocol is Down |
インターフェイス ハードウェアが現在アクティブかどうか(回線信号が存在するかどうか)、およびそれが管理者によりダウン状態にされているかどうかを示します。 インターフェイス ハードウェアが使用可能な場合、インターフェイスには「Up」マークが付けられます。インターフェイスが使用可能になるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態になければなりません。 |
||
line protocol is Up (or down) |
回線プロトコルを扱うソフトウェア プロセスが回線を使用可能と見なしているかどうか(つまり、キープアライブが成功しているかどうか)を示します。 インターフェイスが、双方向通信を提供できる場合、回線プロトコルには「UP」マークが付けられます。インターフェイスが使用可能になるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態になければなりません。 |
||
IPv6 is enabled, stalled, disabled (stalled and disabled are not shown in sample output) |
IPv6 がインターフェイスでイネーブル、ストールまたはディセーブルかを示します。 IPv6 がイネーブルの場合、インターフェイスには「enabled」マークが付けられます。重複アドレス検出処理がインターフェイスのリンクローカル アドレスを重複アドレスと識別した場合、IPv6 パケットは、そのインターフェイスでディセーブルであり、インターフェイスには「stalled」マークが付けられます。IPv6 がイネーブルでない場合、インターフェイスには「disabled」マークが付けられます。 |
||
link-local address |
インターフェイスに割り当てられているリンクローカル アドレスを表示します。 |
||
TENTATIVE |
重複アドレス検出に関連するアドレスの状態。 状態は次のいずれかです。
|
||
Global unicast addresses |
インターフェイスに割り当てられているグローバル ユニキャスト アドレスを表示します。 |
||
ICMP redirects |
インターフェイスでのインターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)IPv6 リダイレクト メッセージの状態(メッセージの送信かイネーブルかディセーブルか)。 |
||
ND DAD |
インターフェイスでの重複アドレス検出の状態(イネーブルまたはディスーブル)。 |
||
number of DAD attempts |
重複アドレス検出が実行されているときに、インターフェイスで送信されるネイバー送信要求メッセージの連続数。 |
||
ND reachable time |
このインターフェイスに割り当てられているネイバー探索到達可能時間(ミリ秒)を表示します。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 用に設定されたインターフェイスの使用可能性ステータスを表示します。 |
IPv6 ネイバー探索キャッシュ情報を表示するには、EXEC モードで show ipv6 neighbors コマンドを使用します。
show ipv6 neighbors [ type interface-path-id | location node-id ]
type |
(任意)インターフェイスのタイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
||
interface-path-id |
(任意)次のような物理インターフェイスのインスタンスまたは仮想インターフェイスのインスタンスです。
ルータ構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
location node-id |
(任意)ノードを指定します。 node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。 |
すべての IPv6 ネイバー探索キャッシュ情報が表示されます。
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
interface-type および interface-number 引数が指定されていない場合、すべての IPv6 隣接のキャッシュ情報が表示されます。 interface-type および interface-number 引数を指定すると、指定してインターフェイスのキャッシュ情報だけが表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read |
次に、インターフェイス タイプおよび番号を指定して入力された show ipv6 neighbors コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv6 neighbors gigabitethernet 0/0/0/0 IPv6 Address Age Link-layer Addr State Interface 2000:0:0:4::2 0 0003.a0d6.141e REACH gigabitethernet2 FE80::203:A0FF:FED6:141E 0 0003.a0d6.141e REACH gigabitethernet2 3001:1::45a - 0002.7d1a.9472 REACH gigabitethernet2
次に、IPv6 アドレスを指定して入力された show ipv6 neighbors コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv6 neighbors 2000:0:0:4::2 IPv6 Address Age Link-layer Addr State Interface 2000:0:0:4::2 0 0003.a0d6.141e REACH gigabitethernet2
フィールド |
説明 |
||
---|---|---|---|
IPv6 Address |
隣接またはインターフェイスの IPv6 アドレス。 |
||
Age |
アドレスが到達可能と確認されてから経過した時間(分)。 ハイフン(-)はスタティック エントリを示します。 |
||
Link-layer Addr |
MAC アドレス。 アドレスが不明の場合、ハイフン(-)が表示されます。 |
||
State |
隣接キャッシュ エントリの状態。 次に、IPv6 ネイバー探索キャッシュのダイナミック エントリの状態を示します。
次に、IPv6 ネイバー探索キャッシュのスタティック エントリの可能な状態を示します。
|
||
Interface |
アドレスに到達可能であったインターフェイス。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
近隣エントリのサマリー情報を表示します。 |
ネイバー エントリのサマリー情報を表示するには、EXEC モードで show ipv6 neighbors summary コマンドを使用します。
show ipv6 neighbors summary
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
デフォルト値は、disabled です。
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read |
この show ipv6 neighbors summary コマンドの出力例では、ネイバー エントリのサマリー情報が表示されています。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv6 neighbors summary
Mcast nbr entries:
Subtotal: 0
Static nbr entries:
Subtotal: 0
Dynamic nbr entries:
Subtotal: 0
Total nbr entries: 0
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 ネイバー探索キャッシュ情報を表示します。 |
IPv6 トラフィックの統計情報を表示するには、EXEC モードで show traffic コマンドを使用します。
show ipv6 traffic [brief]
brief |
(任意)IPv6 およびインターネット制御メッセージ プロトコル バージョン 6(ICMPv6)トラフィック統計情報だけを表示します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 4.3.0 |
このコマンドが BNG でサポートされました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipv6 traffic コマンドの出力は、IPv6 に固有である点を除き、show ipv4 traffic コマンドの出力と似ています。
タスク ID |
操作 |
---|---|
ipv6 |
read |
network |
read |
これは、show ipv6 traffic コマンドの出力例です。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipv6 traffic
IPv6 statistics:
Rcvd: 0 total, 0 local destination
0 source-routed, 0 truncated
0 format errors, 0 hop count exceeded
0 bad header, 0 unknown option, 0 bad source
0 unknown protocol
0 fragments, 0 total reassembled
0 reassembly timeouts, 0 reassembly failures
0 reassembly max drop
0 sanity address check drops
Sent: 0 generated, 0 forwarded
0 fragmented into 0 fragments, 0 failed
0 no route, 0 too big
Mcast: 0 received, 0 sent
ICMP statistics:
Rcvd: 0 input, 0 checksum errors, 0 too short
0 unknown error type
unreach: 0 routing, 0 admin, 0 neighbor,
0 address, 0 port, 0 unknown
parameter: 0 error, 0 header, 0 option,
0 unknown
0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,
0 unknown timeout, 0 too big,
0 echo request, 0 echo reply
Sent: 0 output, 0 rate-limited
unreach: 0 routing, 0 admin, 0 neighbor,
0 address, 0 port, 0 unknown
parameter: 0 error, 0 header, 0 option
0 unknown
0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,
0 unknown timeout, 0 too big,
0 echo request, 0 echo reply
Neighbor Discovery ICMP statistics:
Rcvd: 0 router solicit, 0 router advert, 0 redirect
0 neighbor solicit, 0 neighbor advert
Sent: 0 router solicit, 0 router advert, 0 redirect
0 neighbor solicit, 0 neighbor advert
UDP statistics:
0 packets input, 0 checksum errors
0 length errors, 0 no port, 0 dropped
0 packets output
TCP statistics:s
0 packets input, 0 checksum errors, 0 dropped
0 packets output, 0 retransmitted
フィールド |
説明 |
---|---|
Rcvd: |
この項の統計情報は、ルータにより受信されたパケットについての情報です。 |
total |
ソフトウェアにより受信されたパケットの合計数。 |
local destination |
ローカルに送信され、ソフトウェアにより受信されたパケットの合計数。 |
source-routed |
RH でソフトウェアにより参照されるパケット。 |
truncated |
ソフトウェアにより参照される、切り捨てられたパケット。 |
bad header |
通常の HBH、RH、DH または HA でエラーが検出されました。 ソフトウェア限定。 |
unknown option |
IPv6 ヘッダーの不明なオプション タイプ。 |
unknown protocol |
受信されたパケットの IP ヘッダーで指定されているプロトコルが到達不能です。 |
Sent: |
この項の統計情報は、ルータにより送信されたパケットについての情報です。 |
forwarded |
ソフトウェアにより送信されたパケット。 パケットが最初のルックアップで転送できない場合(たとえば、パケットでオプション処理が必要な場合)、ソフトウェアにより転送された場合でも、パケットはこのカウントに含まれません。 |
Mcast: |
マルチキャスト パケット。 |
ICMP statistics: |
インターネット制御メッセージ プロトコルの統計情報。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 トラフィックに関する統計情報を表示します。 |