• ポートが 1 つの VLAN のみのメンバーの場合は、VLAN の行の Port カラムから Untag を選択します。その Port カラムで他のすべての VLAN 行について -- を選択します。
(注) Untagを選択した VLAN はポートに接続できますが、その他の VLAN はそのポートにアクセスできません。
• トランク接続が必要なすべての VLAN 行では、 Tagged を選択します。デフォルトの VLAN など、トランク接続する必要がない VLAN 行では、 Untag を選択します。
(注) 各イーサネット ポートは、Untag に設定された少なくとも 1 つの VLAN に接続する必要があります。トランク ポートでは、トランキングをサポートしているスイッチなどの外部のデバイスに複数の VLAN が接続されます。トランク ポートでは、外部のデバイスに接続するすべての VLAN に対してタギング(IEEE 802.1Q)がイネーブルでなければなりません。
ステップ 4 各ポートが適切な VLAN に配置されたら、 Apply をクリックします。 表19-3 に VLAN の設定を示します。
(注) Tagged を選択した場合、接続されている外部イーサネット デバイスは IEEE 802.1Q VLAN を認識する必要があります。
(注) E1000-2-G カード上の両ポートは、同じ VLAN のメンバーになることはできません。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP- D222 G シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、G シリーズ イーサネット ポートをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 G シリーズ カードの図をダブルクリックしてカードを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 3 各 G シリーズ ポートについて、次のパラメータをプロビジョニングします。
• Port Name ― ポートに名前を付ける場合は、ポート名を入力します。
• Admin State ― 「D214 ポートのサービス状態の変更」 を実行します。
• Auto Negotiation ― ポート上で自動ネゴシエーションをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします(デフォルト)。自動ネゴシエーション制御をイネーブルにしない場合は、このチェックボックスをオフにします。
• Flow Control ― ポート上でフロー制御をイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします(デフォルト)。フロー制御をイネーブルにしない場合は、ボックスをオフにします。カスタム フロー制御の水準点の設定については、「D353 G シリーズ フロー制御水準点のプロビジョニング」を参照してください。
• Max Size ― ジャンボ サイズのイーサネット フレームの受け入れを許可するには、 Jumbo (デフォルト)を選択します。ジャンボ サイズのイーサネット フレームの受け入れを許可しない場合は、 1548 を選択します。
(注) 最大フレーム サイズを 1548 バイトにすることによって、ISL(スイッチ間リンク)などのプロトコルを使用する有効なイーサネット フレームをポートで受け入れることができます。ISL によって 30 バイトのオーバーヘッドが追加され、フレーム サイズが従来の上限である 1518 バイトを超える可能性があります。
• Payload Type ― G シリーズ カードの LEX カプセル化を設定するには、Payload Type フィールドをクリックして Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)のサイズを選択します。
–LEX-FCS-16 は 16 ビット(2 バイト)CRCです。
–LEX-FCS-32 は 32 ビット(4 バイト)CRCです。
(注) ポイントツーポイント回線が、互換性のないカプセル化ペイロードタイプで 2 つのイーサネット カード ポート間に作成されると、カプセル化ミスマッチ パス アラームが表示されます。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 イーサネットの統計情報をリフレッシュします。
a. Performance > Statistics タブをクリックします。
b. Refresh ボタンをクリックします。
(注) G シリーズ カードにイーサネット ポートを再プロビジョニングしても、そのポートでのイーサネット統計情報はリセットされません。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D223 アラーム重大度プロファイルのダウンロード
目的 |
この作業では、ネットワークドライブからアクセスできる CD-ROM、フロッピー ディスク、またはハード ディスクから、カスタム アラーム重大度プロファイルをダウンロードします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ネットワーク ビューからアラーム プロファイル エディタにアクセスする場合は、Provisioning > Alarm Profiles タブをクリックします。
ステップ 2 ノード ビューからプロファイル エディタにアクセスする場合は、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
ステップ 3 カード ビューからプロファイル エディタにアクセスする場合は、次のタブをクリックします。
• カードが E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、STM-N、または電気回路
(DS3i-N-12、E1-N-14、E1-42、または E3-12)カードの場合 ― Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• カードが ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードの場合 ― プロファイルを前面物理ポートに適用するときは、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Profile Editor タブをクリックし、プロファイルを Packet Over SDH(POS)ポートに適用するときは、Provisioning > POS Alarming > Alarm Profile Editor タブをクリックします。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
• カードが FC_MR-4 カードの場合 ― Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
ステップ 4 Load をクリックします。
ステップ 5 ノードに存在するプロファイルをダウンロードする場合は、Load Profile(s) ダイアログ ボックスで From Node をクリックします。
a. Node Names リストで、ログイン中のノード名をクリックします。
b. Profile Names リストで、Default などのプロファイル名をクリックします。
ステップ 6 ローカルに、またはネットワーク ドライブに格納されているプロファイルをダウンロードする場合は、Load Profile(s) ダイアログ ボックスで From File をクリックします。
a. Browse をクリックします。
b. Open ダイアログボックスでファイルの格納場所に移動します。
c. Open をクリックします。
(注) Default アラーム プロファイル リストには、Telcordia GR-253-CORE のデフォルト値に対応したアラームと状態の重大度が含まれています(ただし、対応が可能な場合のみ)。
(注) デフォルトの定義またはユーザの定義で重大度がクリティカル(CR)またはメジャー(MJ)に設定されているものでも、サービスに影響しない(NSA)ものはすべて、Telcordia GR-474 の定義に従ってマイナー(MN)に格下げされます。
ステップ 7 OK をクリックします。
ダウンロードされたプロファイルは、Alarm Profiles ウィンドウの右側に表示されます。
ステップ 8 ダウンロードされたプロファイルのカラムの任意の場所を右クリックして、プロファイル編集ショートカット メニューを表示します。
ステップ 9 ショートカット メニューで Store をクリックします。
ステップ 10 Store Profile(s) ダイアログボックスで、To Node(s) をクリックします。
a. プロファイルを保存するノードを選択します。
–1 つのノードにのみプロファイルを保存する場合は、Node Names リストでそのノードをクリックします。
–すべてのノードにプロファイルを保存する場合は、Select All をクリックします。
–どのノードにもプロファイルを保存しない場合は、Select None を選択します。
–アラーム プロファイルの情報を更新する場合は、Synchronize をクリックします。
b. OK をクリックします。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D224 Java 仮想メモリ ヒープ サイズの調整
目的 |
この作業では、CTC のパフォーマンスを向上させるために、Java Virtual Memory(JVM; Java 仮想メモリ)ヒープ サイズをデフォルトの 256 MB から最大の 512 MB に調整します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Windows のタスクバーで、[スタート > 設定 > コントロール パネル] を選択します。Windows コントロール パネルが表示されます。
ステップ 2 [システム]をダブルクリックします。[システム プロパティ] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [詳細設定 ]タブをクリックします。
ステップ 4 [環境変数]をクリックします。[環境変数] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 5 [ユーザー環境変数] 領域で[新規]をクリックします。[新しいユーザー変数] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 6 [変数名] フィールドに CTC_HEAP と入力します。
ステップ 7 [変数値] フィールドに 512 と入力します。
ステップ 8 OK をクリックします。
ステップ 9 PC を再起動します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D225 アラーム フィルタのイネーブル化
目的 |
この作業では、すべてのネットワーク ノードのアラーム、状態、またはイベント履歴のアラーム フィルタをイネーブルにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード、ネットワーク、またはカード ビューで、Alarms タブをクリックします。
ステップ 2 下部のツールバーの右下にある Filter をクリックします。
このツールが選択されている場合は、アラーム フィルタがイネーブルです。このツールが選択されていない場合は、アラーム フィルタがディセーブルです。
アラーム フィルタは、現在のノードの Alarms タブのカード、ノード、およびネットワークのビューでイネーブルになっているほか、ネットワーク内のその他すべてのノードでもイネーブルになっています。たとえば、アラーム フィルタ ツールが、あるノードのノード ビューの Alarms タブでイネーブルになっている場合、そのノードのネットワーク ビューとカード ビューの Alarms タブでもツールはイネーブルになっています。ネットワーク内の他のノードもすべて、ツールはイネーブルになっています。
カード ビュー でアラームをフィルタリングする場合、そのアラームはノード ビューにも表示されています。このビューでは、カードは最も高いレベルのアラームの色を表示します。ノードのアラームは、ネットワーク ビューにも表示されます。
ステップ 3 状態を表示するときにアラーム フィルタをイネーブルにする場合は、Conditions ウィンドウでステップ 1 と 2 を繰り返します。
ステップ 4 アラーム履歴を表示するときにアラーム フィルタをイネーブルにする場合は、History ウィンドウでステップ 1 と 2 を繰り返します。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D227 アラーム フィルタのディセーブル化
ステップ 1 ノード、ネットワーク、またはカード ビューで、Alarms タブをクリックします。
ステップ 2 下部のツールバーの右下にある Filter をクリックします。
このツールが選択されている場合は、アラーム フィルタがイネーブルです。このツールが選択されていない場合は、アラーム フィルタがディセーブルです。
ステップ 3 状態の表示の際にアラーム フィルタをディセーブルにする場合は、Conditions タブをクリックして、 Filter をクリックします。
ステップ 4 アラーム履歴の表示でアラーム フィルタをディセーブルにする場合は、History タブをクリックして、 Filter をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D229 スパンにおける回線の表示
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH スパンで回線を表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
スパン上に回線を作成する必要があります。 第 6 章「回線と低次トンネルの作成」 を参照してください。 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューの View メニューから、 Go to Network View を選択します。すでにネットワーク ビューにいる場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 表示する回線を含むグリーンの線を右クリックし、次のいずれかを選択します。
• Circuits ― MS-SPRing、SNCP リング、1+1、VCAT、またはスパン上で保護されていない回線を表示する場合。
• PCA Circuits ― MS-SPRing 保護チャネル上でルーティングされた回線を表示する場合(このオプションは、右クリックしたスパンが MS-SPRing スパンではない場合は表示されません)。
Circuits on Span ダイアログボックスでは、このスパンを通過する回線について次の情報を参照できます。表示される情報は、回線のタイプによって異なります。スパン上でプロビジョニングされた低次回線および高次回線の場合、次の情報が表示されます。
• VC4 ― 回線で使用する VC4 を表示します。
• VC3/TUG3 ― 回線で使用する VC3 および TUG3 を表示します。
• TUG2 ― 回線で使用する TUG2 を表示します。
• VC12 ― 回線で使用する VC12 を表示します。
• VC11 ― 回線で使用する VC11 を表示します。
• SNCP ― (SNCP スパンだけ)オンにすると、SNCP 回線がスパン上に表示されます。
• Circuit ― 回線名を表示します。
• Switch State ― (SNCP スパンだけ)回線の切り替え状態(どのスパン切り替えがアクティブであるか)を表示します。SNCP スパンの場合、スイッチ タイプには、CLEAR(切り替え済みのスパンは存在しない)、MANUAL(マニュアル切り替えがアクティブ)、FORCE(強制切り替えがアクティブ)、または LOCKOUT OF PROTECTION(スパン ロックアウトがアクティブ)があります。
(注) Circuits on Span ダイアログボックスから、別の手順を実行できます。スパンが SNCP の場合、スパン トラフィックを切り替えることができます。手順については、「D197 SNCP の強制切り替え開始」を参照してください。スパン上で回線を編集するには、回線をダブルクリックします。手順については、「D231 回線名の編集」または「D233 SNCP 回線パス セレクタの編集」を参照してください。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D230 回線状態の変更
目的 |
この作業では回線の状態を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 状態を変更する回線をクリックします。
(注) ソフトウェアのリリース 3.3 のノードにルーティングされた回線の場合、その回線状態を編集できません。これらの回線は自動的にイン サービス(Unlocked)になります。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Set Circuit State を選択します。
ステップ 5 Set Circuit State ダイアログボックスの Target Circuit Admin State ドロップダウン メニューで、次の中から回線状態を選択します。
• Unlocked ― 回線のクロスコネクトを Unlocked-enabled サービス状態にします。
• Locked,disabled ― 回線のクロスコネクトを Locked-enabled,disabled サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
• Unlocked,automaticInService ― 回線のクロスコネクトを Unlocked-disabled,automaticInService サービス状態にして、アラームと状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に Unlocked-enabled になります。
• Locked,maintenance ― 回線のクロスコネクトを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームと状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この
Locked,maintenance を使用します。テストが完了したら、
管理状態を Unlocked、Unlocked,automaticInService、または Locked,disabled に変更します。
• Locked,outOfGroup ― (VCAT 回線のみ、未使用)メンバーのクロスコネクトのサービス状態を Locked-enabled,outOfGroup にします。この管理状態は、メンバーの回線をグループから外し、トラフィックの送信を停止するために使用します。Locked-enabled,outOfGroup は、VCAT があるエンド ノード上のクロスコネクトにだけ適用します。中間ノードのクロスコネクトは、
Locked-enabled,maintenance サービス状態です。
回線の詳細なサービス状態は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 6 この状態を回線の送信元ポートと宛先ポートに適用する場合、 Apply to Drop Ports チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 Apply をクリックします。
ステップ 8 Apply to Ports Results が表示されたら、結果を見て OK をクリックします。
CTC は、回線の送信元ポートと宛先ポートのサービス状態を変更しない場合があります。たとえば、ポートがループバック(Locked-enabled,loopback & maintenance)になっている場合、CTC はそのポートを Unlocked-enabled には変更しません。別の例として、回線のサイズがポートより小さい場合、CTC はそのポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled には変更しません。CTC がポートのサービス状態を変更できない場合、手動でポート状態を変更する必要があります。詳細については、「D214 ポートのサービス状態の変更」を参照してください。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D231 回線名の編集
目的 |
この作業では、VCAT 回線のメンバー名も含め、回線名を編集します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Circuits タブ(ノードまたはネットワークビューで)をクリックします。
ステップ 2 名前を変更する回線をクリックし、 Edit をクリックします。
ステップ 3 VCAT 回線のメンバー名を編集する場合は、Edit Circuit ウィンドウで次のステップを完了し、Edit Member ウィンドウにアクセスします。そうでない場合は、ステップ 4 へ進みます。
a. Members タブをクリックします。
b. 編集する VCAT メンバーをクリックしてから、 Edit Member をクリックします。Edit Circuit ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Edit Circuit または Edit Member ウィンドウの General タブで、 Name フィールドをクリックし、回線の編集または回線名の変更を行います。名前には 48 文字以下の英数字または特殊文字を使用できます。
(注) この回線上にモニタ回線を作成する場合、44 文字を超える文字数の名前は付けられません。モニタ回線では回線名に「_MON」(4 文字)を追加するためです。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 File メニューから Close を選択します。
ステップ 7 VCAT 回線のメンバー名を変更した場合は、Edit Circuit ウィンドウに対してステップ 6 を繰り返します。
ステップ 8 Circuits ウィンドウで、回線の名前変更が正しく行われたかどうかを確認します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D232 アクティブ スパンおよびスタンバイ スパンの色の変更
目的 |
この作業では、Edit Circuits ウィンドウの詳細な回線マップに表示される、アクティブ(動作中)およびスタンバイ(保護)の回線スパンの色を変更します。デフォルトでは、動作中のスパンはグリーン、保護スパンはパープルです。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビュー、ネットワーク ビュー、またはカード ビューの Edit メニューから、 Preferences を選択します。
ステップ 2 Preferences ダイアログボックスで、 Circuit タブをクリックします。
ステップ 3 必要に応じて、次の手順を 1 つまたは複数実行します。
• アクティブな(動作中の)スパンの色を変更する場合は、ステップ 4 を実行します。
• スタンバイ(保護)スパンの色を変更する場合は、ステップ 5 を実行します。
• アクティブおよびスタンバイ スパンをデフォルトの色に戻す場合は、ステップ 6 を実行します。
ステップ 4 必要に応じて、次の手順でアクティブなスパンの色を変更します。
a. Span Colors 領域で、Active という語の近くにある色の付いた四角をクリックします。
b. Pick a Color ダイアログボックスで、アクティブ スパン用の色をクリックします。また、直前に適用(保存)した色でアクティブ スパンを表示する場合は、 Reset をクリックします。
c. OK をクリックして、Pick a Color ダイアログボックスを閉じます。スタンバイ スパンの色を変更するには、ステップ 5 を実行します。スタンバイ スパンの色を変更しない場合は、 OK をクリックして Preferences ダイアログボックスを閉じるか、 Apply をクリックして変更を保存し Preferences ダイアログボックスを開いたままにしておきます。
ステップ 5 必要に応じて、次の手順でスタンバイ スパンの色を変更します。
a. Span Colors 領域で、Standby という語の近くにある色の付いた四角をクリックします。
b. Pick a Color ダイアログボックスで、スタンバイ スパン用の色をクリックします。また、直前に適用(保存)した色でスタンバイ スパンを表示する場合は、 Reset をクリックします。
c. OK をクリックして、変更を保存して Preferences ダイアログボックスを閉じるか、または Apply をクリックして、変更を保存して Preferences ダイアログボックスを開いたままにしておきます。
ステップ 6 必要に応じて、次の手順でアクティブ スパンおよびスタンバイ スパンをデフォルトの色に戻します。
a. Edit メニューから Preferences を選択します。
b. Preferences ダイアログボックスで、 Circuit タブをクリックします。
c. Reset to Defaults をクリックします。
d. OK をクリックして、変更を保存して Preferences ダイアログボックスを閉じるか、または Apply をクリックして、変更を保存して Preferences ダイアログボックスを開いたままにしておきます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D233 SNCP 回線パス セレクタの編集
目的 |
この作業では、SNCP SF および SD スレッシュホールド、反転および反転時間、1 つまたは複数の SNCP 回線に対する PDI-P 設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D44 SNCP ノードのプロビジョニング」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 Circuits タブで、編集する SNCP 回線(複数可)をクリックします。複数回線の設定を変更するには、 Shift キー(隣接している回線を選択する場合)または Ctrl キー(隣接していない回線を選択する場合)を押して、変更する各回線をクリックします。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Set Path Selector Attributes を選択します。
ステップ 5 Path Selectors Attributes ダイアログボックスで、必要に応じて次の SNCP セレクタを編集します。
• Revertive ― オンにしておくと、トラフィックを保護パスに変更した際の状況が修復したときに、トラフィックは現用パスに復帰します。オフにすると、トラフィックは現用パスに復帰しません。
• Reversion time (min) ― Revertive をオンにした場合は、トラフィックが現用パスに復帰するまでの時間を設定します。範囲は 0.5 ~ 12 分で、0.5 分の増分単位で指定します。
• (VC4 回線のみ)VC LO Circuits Only 領域で、次のスレッシュホールドを設定します。
–SF threshold ― SNCP SF BER スレッシュホールド
–SD threshold ― SNCP SD BER スレッシュホールド
• (VC4 回線のみ)VC4 Circuits Only 領域で、次のスレッシュホールドを設定します。
–SF Ber Level ― SNCP SF BER スレッシュホールド
–SD Ber Level ― SNCP SD BER スレッシュホールド
–Switch on PDI-P ― チェックマークを付けておくと、VC4 ペイロード障害表示を受信したときにトラフィックが切り替わります。
ステップ 6 OK をクリックし、Circuits ウィンドウで変更した値が正しいことを確認します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D234 特定の光回線の始点または終点のロール
目的 |
この作業では、トラフィックを特定の始点または終点から同じ回線上の別の始点または終点に再ルーティングして、元の始点または終点を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 ロールする回線をクリックします。ロールを開始する回線の状態は、DISCOVERED でなければなりません。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Roll Circuit を選択します。
ステップ 5 Roll Attributes 領域で、次の手順を実行します(図19-5)。
a. Circuit Roll Mode ドロップダウン リストで Auto を選択して、自動ロールを作成するか(一方向始点ロールの場合に必要)、または Manual を選択して、マニュアル ロールを作成します(一方向終点ロールの場合に必要)。
b. Circuit Roll Type ドロップダウン リストで Single を選択して、選択した回線上でクロスコネクトを 1 つロールするように指定します。
図19-5 単一ロール アトリビュートの選択
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Pivot/Fixed Point 1 ウィンドウの図で、保持するファシリティを表す正方形をクリックします(図19-6)。
このファシリティは、ロール プロセスに関連するクロスコネクトの固定位置を示します。図の下にあるテキスト ボックスに ID が表示されます。選択されていないファシリティは、Roll From パスです。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。
図19-6 パスの選択
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Select New End Point 領域のドロップダウン リストで、 Slot 、 Port 、および VC4 を選択して、Roll To ファシリティを選択します(図19-7)。
図19-7 新しいエンドポイントの選択
ステップ 10 Finish をクリックします。Circuits タブの Roll From ポートの回線ステータスが、DISCOVERED から ROLL_PENDING に変わります。
ステップ 11 Rolls タブをクリックします(図19-8)。保留中のロールの Roll Valid Signal ステータスを表示します。次のいずれかの条件が満たされる場合は、ステップ 12 に進みます。
• Roll Valid Signal ステータスが true である場合に、新しいポート上で有効な信号が検出されている。
• Roll Valid Signal ステータスが false である場合に、有効な信号が検出されていない。信号が検出されるまで待機してから、次のステップに進みます。信号が検出されない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』の「Circuits and Timing」を参照してください。ロールをキャンセルするには、「D240 ロールのキャンセル」を参照してください。
• ロールが一方向終点ロールであり、Roll Valid Signal が false である。一方向終点ロールの場合は、Roll Valid Signal ステータスが true になることはありません。
(注) 有効な信号が検出されたあとに、自動ロールをキャンセルすることはできません。
• Force Valid Signal ボタンを使用して、Roll To 回線に信号を強制的に送ることができる。Force Valid Signal を選択した場合、ロール実行時の回線の反対側の状態によっては、ロールに関連する回線でトラフィックが廃棄されることがあります。回線上に信号がない場合、または信号が不良な場合に、ロールを実行するには、信号を強制的に送る必要があります。
(注) マニュアル モードで一方向終点ロールを実行する場合、有効な信号を強制的に送る必要はありません。
図19-8 Rolls タブの表示
ステップ 12 ステップ 5 で Manual を選択した場合は、Rolls タブでロール済みのファシリティをクリックしてから、 Complete をクリックします。Auto を選択した場合は、ステップ 13 に進みます。
ステップ 13 マニュアル ロールと自動ロールのいずれの場合も、 Finish をクリックして、回線ロール プロセスを完了します。Rolls タブのロールがクリアされて、ロール済み回線のステータスが Circuits タブに DISCOVERED と表示されます。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D235 光回線間での単一クロスコネクトのロール
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 Ctrl キーを押しながら、ロール プロセスで使用する回線を 2 つクリックします。
回線のステータスはどちらも DISCOVERED でなければなりません。また、ロールを開始するには、これらの回線が同じサイズ、同じ方向でなければなりません。設定された Roll To 回線で、トラフィックが伝送されていてはなりません。Roll To ファシリティには、Roll To 回線の送信元ノードに接続された DCC を設定する必要があります。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Roll Circuit を選択します。
ステップ 5 Roll Attributes 領域で、次の手順を実行します(図19-9)。
a. Circuit Roll Mode ドロップダウン リストで、 Auto を選択して、自動ロールを作成するか(一方向始点ロールの場合に必要)、または Manual を選択して、マニュアル ロールを作成します(一方向終点ロールの場合に必要)。
b. Circuit Roll Type ドロップダウン リストで、 Single を選択して、Roll From 回線から Roll To 回線に接続を 1 つロールするように指定します。
c. Roll From Circuit 領域で、Roll From 接続を含む回線をクリックします。
図19-9 別の回線に割り当てる単一ロールのロール アトリビュートの選択
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Pivot/Fixed Point 1 ウィンドウで、保持するファシリティを表す正方形をクリックします(図19-6)。
このファシリティは、ロール プロセスに関連するクロスコネクトの固定位置を示します。図の下にあるテキスト ボックスに ID が表示されます。選択されていないファシリティは、Roll From パスです。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Select New End Point 領域のドロップダウン リストで、Slot、Port、および VC4 を選択して、ロール中の接続上の Roll To ファシリティを指定します。
ステップ 10 Finish をクリックします。
Circuits タブの Roll From 回線および Roll To 回線のステータスが、DISCOVERED から ROLL_PENDING に変わります。
ステップ 11 Rolls タブをクリックします。保留中のロールの Roll Valid Signal ステータスを表示します。次のいずれかの条件が満たされる場合は、ステップ 12 に進みます。
• Roll Valid Signal ステータスが true である場合に、新しいポート上で有効な信号が検出されている。
• Roll Valid Signal ステータスが false である場合に、有効な信号が検出されていない。信号が検出されるまで待機してから、次のステップに進みます。信号が検出されない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』の「Circuits and Timing」を参照してください。ロールをキャンセルするには、「D240 ロールのキャンセル」を参照してください。
• ロールが一方向終点ロールであり、Roll Valid Signal が false である。一方向終点ロールの場合は、Roll Valid Signal ステータスが true になることはありません。
(注) 有効な信号が検出されたあとに、自動ロールをキャンセルすることはできません。
• Force Valid Signal ボタンを使用して、有効な信号を送らなくても、Roll To Circuit 宛先にロールを強制実行することができる。Force Valid Signal を選択した場合、ロールを実行すると、ロールに関連する回線でトラフィックが廃棄されます。
ステップ 12 ステップ 5 で Manual を選択した場合は、Rolls タブでロールをクリックしてから、 Complete をクリックして、新しいポートにトラフィックをルーティングします。Auto を選択した場合は、ステップ 13 に進みます。
ステップ 13 マニュアル ロールと自動ロールのいずれの場合も、 Finish をクリックして、回線ロール プロセスを完了します。
Rolls タブのロールがクリアされて、ロール済みの新規回線のステータスが Circuits タブで DISCOVERED に戻ります。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D236 自動ルーティングを使用した単一光回線への 2 つのクロスコネクトのロール
目的 |
この作業では、同じ始点および終点を維持しながら、ネットワーク パスを再ルーティングします。CTC は Roll To パスを自動的に選択できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この作業では、オプションの自動ルーティングを使用します。Automatic Circuit Routing NE のデフォルト値およびNetwork Circuit Automatic Routing Overridable NE のデフォルト値が両方とも FALSE に設定されている場合は、自動ルーティングは使用できません。これらのデフォルト値の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 ロールする接続を含む回線をクリックします。ロールを開始する回線の状態は、DISCOVERED でなければなりません。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Roll Circuit を選択します。
ステップ 5 Roll Attributes 領域で、次の手順を実行します(図19-10)。
a. Circuit Roll Mode ドロップダウン リストで Auto を選択して、自動ロールを作成するか、または Manual を選択して、マニュアル ロールを作成します。
b. Circuit Type ドロップダウン リストで Dual を選択して、選択した回線上で接続を 2 つロールするように指定します。
図19-10 デュアル ロール アトリビュートの選択
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Pivot/Fixed Point 1 ウィンドウで、ロールする最初の接続の固定パスを表す正方形をクリックします(図19-6)。
このパスは、ロール プロセスに関連するクロスコネクトの固定位置を示します。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。選択されていないパスには、Roll From パスが含まれます。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 次のいずれかを行います。
• 複数の Roll From パスが存在する場合は、Select Roll From ダイアログボックスが表示されます。トラフィックのロール元となるパスを選択し、 OK をクリックします。
• 複数の Roll From パスが存在しない場合は、ステップ 10 に進みます。Roll To パスの回線ステータスが、DISCOVERED から ROLL_PENDING に変わります。
ステップ 10 Pivot/Fixed Point 2 ウィンドウで、ロールする 2 番めの接続の固定パスを表す正方形をクリックします。
選択されていないパスは、Roll From パスです。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。
ステップ 11 Next をクリックします。
ステップ 12 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオンにして、ルートを自動検索します(図19-11)。Route Automatically をオンにした場合は、次のオプションを使用できます。
• Using Required Nodes/Spans ― オンにした場合は、CTC が生成した回線ルートに含める、または除外するノードとスパンを指定できます(ステップ 15)。
• Review Route Before Creation ― オンにした場合は、回線を作成する前にその回線ルートを確認して編集することができます。
図19-11 ロール ルーティングのプリファレンス設定
ステップ 13 保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにします(保護されたパスに回線をルーティングしない場合は、ステップ 14 へ進みます)。CTC は、次に示すノード ダイバーシティ オプションに基づいて、プライマリ回線ルートおよび代替回線ルート(仮想 SNCP)を作成します。次の選択肢から 1 つを選択し、表示されるウィンドウ プロンプトに従ってルーティングを実行します。
• Nodal Diversity Required ― 完全な回線パスの拡張 SNCP 部分にあるプライマリ パスと代替パスをノード ダイバースにします。
• Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを試行するように指定します。ただし、ノード ダイバーシティが使用できない場合、CTC は完全な回線パスの拡張 SNCP 部分にリンク ダイバース パスを作成します。
• Link Diversity Only ― 完全な回線パスの拡張 SNCP 部分ではリンクダイバース プライマリ パスおよび代替パスだけが必要であることを指定します。パス全体がノードダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Route Automatically をオンにした場合は、次のサブステップを実行します。
• Using Required Nodes/Spans をオンにした場合は、ステップ 15 に進みます。
• Review Route Before Creation のみをオンにした場合は、ステップ 16 に進みます。
• Using Required Nodes/Spans または Review Route Before Creation をオンにしなかった場合は、ステップ 17 に進みます。
ステップ 15 ステップ 12 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Roll Route Constraints 領域の回線マップで、ノードまたはスパンをクリックします。
b. 回線にそのノードまたはスパンを含める場合は、 Include をクリックします。回線からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。含めるノードとスパンの順序によって、回線の順序が設定されます。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
c. 含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b を繰り返します。
d. 回線のルートを確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストでノードを選択し、 Up または Down ボタンをクリックして、回線のルーティング順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
ステップ 16 ステップ 12 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Roll Route Review and Edit 領域で、回線ルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
b. プロビジョニングした回線が予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。
注意 終端カードが DS3i-N-12、E1-N-14、E1-42、または E3-12 カードの場合は、Roll To ポートで有効な信号が検出されなくても、ロールが実行されます。Loss of Signal(LOS; 信号損失)、Loss Of Frame Alignment(LOF)、および Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)回線障害に関する PDI-P ダウンストリームが存在しない場合は、有効な信号がなくても、ロールは継続します。このようになるのは、回線の両端でここに記載されたカードが使用されていて、DUAL ロール モードの場合のみです。
ステップ 17 Finish をクリックします。
Circuits タブで、新しい回線が表示されたことを確認します。この回線は Roll To 回線です。この回線には、Roll From 回線名に ROLL** を付加した名前が付けられます。
ステップ 18 Rolls タブをクリックします。新しいロールが 2 つ表示されます。保留中のロールごとに、Roll Valid Signal ステータスを表示します。次のいずれかの条件が満たされる場合は、ステップ 19 に進みます。
• Roll Valid Signal ステータスが true である場合に、新しいポート上で有効な信号が検出されている。
• Roll Valid Signal ステータスが false である場合に、有効な信号が検出されていない。信号が検出されるまで待機してから、次のステップに進みます。有効な信号が検出されなかった場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。ロールをキャンセルするには、「D240 ロールのキャンセル」を参照してください。
• ロールが一方向終点ロールであり、Roll Valid Signal ステータスが false である。一方向終点ロールの場合は、Roll Valid Signal ステータスが true になることはありません。
(注) ロールを完了した場合は、付随するロールをキャンセルできません。2 つのロールは同時にキャンセルする必要があります。
(注) 有効な信号が検出されたあとに、自動ロールをキャンセルすることはできません。
• Force Valid Signal ボタンを使用して、有効な信号を送らなくても、Roll To Circuit 宛先にロールを強制実行することができる。Force Valid Signal を選択した場合、ロールを実行すると、ロールに関連する回線でトラフィックが廃棄されます。
ステップ 19 ステップ 5 で Manual を選択した場合は、Rolls タブで両方のロールをクリックしてから、 Complete をクリックして、新しいポートにトラフィックをルーティングします。Auto を選択した場合は、ステップ 20 に進みます。
(注) 付随するロールをキャンセルした場合は、ロールを完了できません。2 つのロールは同時に完了する必要があります。
ステップ 20 マニュアル ロールと自動ロールのいずれの場合も、 Finish をクリックして、回線ロール プロセスを完了します。
ステップ 21 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D237 手動ルーティングを使用した単一光回線への 2 つのクロスコネクトのロール
目的 |
この作業では、手動ルーティングを使用して光回線のネットワーク パスを再ルーティングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 新しいパスにロールする回線をクリックします。ロールを開始する回線の状態は、DISCOVERED でなければなりません。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Roll Circuit を選択します。
ステップ 5 Roll Attributes 領域で、次の手順を実行します(図19-10)。
a. Circuit Roll Mode ドロップダウン リストで Auto を選択して、自動ロールを作成するか、または Manual を選択して、マニュアル ロールを作成します。
b. Circuit Type ドロップダウン リストで Dual を選択して、選択した回線上で接続を 2 つロールするように指定します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Pivot/Fixed Point 1 ウィンドウで、ロールする最初のクロスコネクトの固定パスを表す正方形をクリックします(図19-6)。
このパスは、ロール プロセスに関連するクロスコネクトの固定位置を示します。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。選択されていないパスには、Roll From パスが含まれます。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 次のいずれかを行います。
• 複数の Roll From パスが存在する場合は、Select Roll From ダイアログボックスが表示されます。トラフィックのロール元となるパスを選択し、 OK をクリックしてから、 Next をクリックします。
• 複数の Roll From パスが存在しない場合は、 Next をクリックして、ステップ 10 に進みます。Roll From パスの回線ステータスが、DISCOVERED から ROLL_PENDING に変わります。
ステップ 10 Pivot/Fixed Point 2 ウィンドウで、ロールする 2 番めの接続の固定パスを表す正方形をクリックします。
選択されていないパスは、Roll From パスです。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。
ステップ 11 Next をクリックします。
ステップ 12 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオフにします。
ステップ 13 次のように、回線パスの保護を設定します。
• 保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 14 へ進みます。
• 保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
ステップ 14 Fully Protected Path をオンにした場合は、次のいずれかを選択します。
• Nodal Diversity Required ― 完全な回線パスの SNCP 部分にあるプライマリ パスと代替パスをノード ダイバースにします。
• Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバーシティが使用できない場合、CTC では完全な回線パスの SNCP 部分にファイバダイバース パスを作成します。
• Link Diversity Only ― 完全な回線パスの SNCP 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノードダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 15 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域にノード アイコンが表示されるので、回線を手動でルーティングします。
送信元ノードから他のネットワーク ノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 16 「D98 高次回線ルートのプロビジョニング」または「D3 低次 VC12 回線ルートのプロビジョニング」を実行します。
注意 次のようになるのは、回線の両端でここに記載されたカードが使用されていて、DUAL ロール モードの場合のみです。終端カードが DS3i-N-12、E1-N-14、E1-42、または E3-12 カードの場合は、Roll To ポートで有効な信号が検出されなくても、ロールが実行されます。LOS、LOF、および AIS 回線障害に関する PDI-P ダウンストリームが存在しない場合は、有効な信号がなくても、ロールは継続します。
ステップ 17 Finish をクリックします。Circuits タブで、新しい回線が表示されたことを確認します。
この回線は Roll To 回線です。この回線には、Roll From 回線名に ROLL** を付加した名前が付けられます。
ステップ 18 Rolls タブをクリックします。Rolls タブに新しいロールが 2 つ表示されます。保留中のロールごとに、Roll Valid Signal ステータスを表示します。次のいずれかの条件が満たされる場合は、ステップ 19 に進みます。
• Roll Valid Signal ステータスが true である場合に、新しいポート上で有効な信号が検出されている。
• Roll Valid Signal ステータスが false である場合に、有効な信号が検出されていない。信号が検出されるまで待機してから、次のステップに進みます。信号が検出されない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』の「Circuits and Timing」を参照してください。ロールをキャンセルするには、「D240 ロールのキャンセル」を参照してください。
• ロールが一方向終点ロールであり、Roll Valid Signal ステータスが false である。一方向終点ロールの場合は、Roll Valid Signal ステータスが true になることはありません。
(注) 有効な信号が検出されたあとに、自動ロールをキャンセルすることはできません。
• Force Valid Signal ボタンを使用して、有効な信号を送らなくても、Roll To Circuit 宛先にロールを強制実行することができる。Force Valid Signal を選択した場合、ロールを実行すると、ロールに関連する回線でトラフィックが廃棄されます。
ステップ 19 ステップ 5 で Manual を選択した場合は、各ロールをクリックし、 Complete をクリックして、新しいポートにトラフィックをルーティングします。Auto を選択した場合は、ステップ 20 に進みます。
(注) 付随するロールをキャンセルした場合は、ロールを完了できません。2 つのロールは同時に完了する必要があります。
ステップ 20 マニュアル ロールと自動ロールのいずれの場合も、 Finish をクリックして、回線ロール プロセスを完了します。
ステップ 21 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D238 光回線間での 2 つのクロスコネクトのロール
目的 |
この作業では、2 番めの回線の Roll To パスを CTC で自動選択できるように設定して、2 つの光回線を使用したネットワーク パスを再ルーティングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 Ctrl キーを押しながら、ロール プロセスで使用する回線を 2 つクリックします。
Roll From パスと Roll To パスは別々の回線に設定されます。回線のステータスはどちらも DISCOVERED でなければなりません。また、ロールを開始するには、これらの回線が同じサイズ、同じ方向でなければなりません。設定された Roll To 回線で、トラフィックが伝送されていてはなりません。最初の Roll To パスは、Roll To 回線の送信元ノードに接続された DCC でなければなりません。2 番めの Roll To パスは、Roll To 回線の宛先ノードに接続された DCC でなければなりません。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Roll Circuit を選択します。
ステップ 5 Roll Attributes 領域で、次の手順を実行します。
a. Circuit Roll Mode ドロップダウン リストで、 Auto を選択して、自動ロールを作成するか(一方向始点ロールの場合に必要)、または Manual を選択して、マニュアル ロールを作成します(一方向終点ロールの場合に必要)。
b. Circuit Roll Type ドロップダウン リストから Dual を選択します。
c. Roll From Circuit 領域で、Roll From パスを含む回線をクリックします。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Pivot/Fixed Point 1 ウィンドウで、ロールする最初のクロスコネクトの固定パスを表す正方形をクリックします(図19-6)。
このパスは、ロール プロセスに関連するクロスコネクトの固定位置を示します。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。選択されていないパスには、Roll From パスが含まれます。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 次のいずれかを行います。
• 複数の Roll From パスが存在する場合は、Select Roll From ダイアログボックスが表示されます。トラフィックのロール元となるパスを選択し、 OK をクリックします。
• 複数の Roll From パスが存在しない場合は、ステップ 10 に進みます。
Roll From パスの回線ステータスが、DISCOVERED から ROLL PENDING に変わります。
ステップ 10 Pivot/Fixed Point 2 ウィンドウで、ロールする 2 番めの接続の固定パスを表す正方形をクリックします。
選択されていないパスは、Roll From パスです。ロールを実行すると、Roll From パスは削除されます。図の下にあるテキスト ボックスにパスの ID が表示されます。
ステップ 11 Next をクリックします。
注意 終端カードが DS3i-N-12、E1-N-14、E1-42、または E3-12 カードの場合は、Roll To ポートで有効な信号が検出されなくても、ロールが実行されます。LOS、LOF、および AIS 回線障害に関する PDI-P ダウンストリームが存在しない場合は、有効な信号がなくても、ロールは継続します。このようになるのは、回線の両端でここに記載されたカードが使用されていて、DUAL ロール モードの場合のみです。
ステップ 12 Finish をクリックします。Circuits タブの Roll From 回線および Roll To 回線のステータスが、DISCOVERED から ROLL PENDING に変わります。
ステップ 13 Rolls タブをクリックします。Rolls タブに新しいロールが 2 つ表示されます。保留中のロールごとに、Roll Valid Signal ステータスを表示します。次のいずれかの条件が満たされる場合は、ステップ 14 に進みます。
• Roll Valid Signal ステータスが true である場合に、新しいポート上で有効な信号が検出されている。
• Roll Valid Signal ステータスが false である場合に、有効な信号が検出されていない。信号が検出されるまで待機してから、次のステップに進みます。信号が検出されない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』の「Circuits and Timing」を参照してください。ロールをキャンセルするには、「D240 ロールのキャンセル」を参照してください。
• ロールが一方向終点ロールであり、Roll Valid Signal ステータスが false である。一方向終点ロールの場合は、Roll Valid Signal ステータスが true になることはありません。
(注) 有効な信号が検出されたあとに、自動ロールをキャンセルすることはできません。
• Force Valid Signal ボタンを使用して、有効な信号を送らなくても、Roll To Circuit 宛先にロールを強制実行することができる。Force Valid Signal を選択した場合、ロールを実行すると、ロールに関連する回線でトラフィックが廃棄されます。
ステップ 14 ステップ 5 で Manual を選択した場合は、Rolls タブで両方のロールをクリックしてから、 Complete をクリックして、新しいポートにトラフィックをルーティングします。Auto を選択した場合は、ステップ 15 に進みます。
(注) 付随するロールをキャンセルした場合は、ロールを完了できません。2 つのロールは同時に完了する必要があります。
ステップ 15 マニュアル ロールと自動ロールのいずれの場合も、 Finish をクリックして、回線ロール プロセスを完了します。
ステップ 16 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D239 ロールの削除
目的 |
この作業では、ロールを削除します。このオプションを選択する場合は、注意してください。トラフィックに影響することがあります。ロールを削除するのは、ロールを完了できないか、または通常の方法でキャンセルできない場合に限定してください。このオプションが選択されている場合、回線は PARTIAL ステータスになることがあります。回線ステータスについては、表20-31を参照してください。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D332 トラフィックのブリッジおよびロール」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go To Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits > Rolls タブをクリックします。
ステップ 3 削除するロール済み回線をクリックします。
ステップ 4 Tools メニューから、 Circuits > Delete Rolls を選択します。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D240 ロールのキャンセル
目的 |
この作業では、ロールをキャンセルします。ロール モードが Manual の場合は、Complete ボタンをクリックする前でないと、ロールをキャンセルできません。ロール モードが Auto の場合は、ノードで正常な信号が検出される前、または Force Valid Signal ボタンをクリックする前でないと、ロールをキャンセルできません。デュアル ロールまたは単一ロールは、ロール ステートが ROLL_COMPLETED に変わる前にキャンセルできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D332 トラフィックのブリッジおよびロール」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 Manual モードでデュアル ロールを実行しているときにキャンセルをクリックすると、両方のロールで有効な信号が検出されている場合は、トラフィック ヒットが発生する可能性があることを示すダイアログボックスが表示され、キャンセルを継続するかどうか確認されます。有効な信号が検出されている場合は、デュアル ロールをキャンセルしないでください。回線を元の状態に戻すには、ロールを実行してから、ブリッジおよびロールを再使用して、回線をロール バックすることを推奨します。
ステップ 1 ネットワーク ビューまたはノード ビューで、 Circuits > Rolls タブをクリックします。
ステップ 2 キャンセルするロール済み回線をクリックします。
ステップ 3 Cancel をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D241 MS-SPRing 手動リング切り替えのクリア
目的 |
この作業では、手動リング切り替えをクリアします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 クリアする MS-SPRing 手動リング切り替えを選択して、 Edit をクリックします。
ヒント アイコンを新しい場所へ移動して MS-SPRing チャネル(ポート)の情報を見やすくするといったような場合は、Edit MS-SPRing のネットワーク図でアイコンをクリックし、Ctrl キーを押したままアイコンを新しい場所にドラッグします。
ステップ 4 手動リング切り替えが適用されている MS-SPRing ノード チャネル(ポート)を右クリックし、そのチャネルに応じて、 Set West Protection Operation または Set East Protection Operation を選択します。
ステップ 5 ダイアログボックス内で、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。 OK をクリックします。
ステップ 6 Confirm MS-SPRing Operation ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。チャネル(ポート)から文字「M」が消え、スパンがグリーンに変わります。
ステップ 7 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D242 単一ノードに MS-SPRing を作成
目的 |
この作業では、単一ノードに MS-SPRing を作成します。この作業は、ノードを既存の MS-SPRing に追加する場合、または 1 つのノードから一時的に MS-SPRing を削除して再度作成する場合に使用します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 2 Suggestion ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 3 Create MS-SPRing ダイアログボックスで、MS-SPRing の情報を入力します。
• Ring Type ― MS-SPRing のリング タイプ( 2 ファイバ または 4 ファイバ )を入力します。
• Ring ID ― MS-SPRing リング ID を入力します。
• Node ID ― ノード ID を入力します。MS-SPRing にノードを追加する場合は、他の MS-SPRing が使用していない ID を使用します。
• Ring Reversion ― 既存の MS-SPRing のリング復元時間を入力します。
• West Line ― ノードのウエスト ライン(ポート)を経由して既存の MS-SPRing に接続するノードのスロットを入力します。
• East Line ― ノードのイースト ライン(ポート)を経由して既存の MS-SPRing に接続するノードのスロットを入力します。
4 ファイバの MS-SPRing にノードを追加する場合は、ファイバの 2 番めのセットについて次の項目を入力する必要があります。
• Span Reversion ― 既存の MS-SPRing のスパン復元時間を入力します。
• West Line ― ノードのウエスト ライン(ポート)を経由して既存の MS-SPRing に接続するノードのスロットを入力します。
• East Line ― ノードのイースト ライン(ポート)を経由して既存の MS-SPRing に接続するノードのスロットを入力します。
ステップ 4 OK をクリックします。
(注) MS-SPRing は不完全なため、ノードを他の MS-SPRing ノードに接続するまで、アラームが表示されます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D243 VLAN の作成
目的 |
この作業では、新しい VLAN を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
回線の作成手順については、 第 6 章「回線と低次トンネルの作成」 を参照してください。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Tools メニューから、 Manage VLANS を選択します。
ステップ 3 All VLANs ダイアログボックスで Create をクリックします。
ステップ 4 Define New VLAN ダイアログボックスで、以下を実行します。
• VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
• VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN ID は、2 ~ 4093 の範囲で次に使用できる数値で、既存の VLAN に割り当てられていないものでなければなりません。1 つの ONS 15454 SDH ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
• Topology Host ― ドロップダウン リストからトロポジー ホストとして機能するノードを選択します。トポロジー ホストは、VLAN トポロジーの検出に使用されます。デフォルトはログイン ノードです。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 Close をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D244 再初期化ツールの使用によるデータベースのクリアおよびソフトウェアのアップロード(Windows)
目的 |
この作業では、CTC 再初期化ツールを Windows コンピュータで使用して、ONS 15454 SDH を再初期化します。初期化しなおすと、新しいソフトウェア パッケージが TCC2/TCC2P カードにアップロードされ、ノードのデータベースがクリアされて、工場出荷時のデフォルト パラメータが復元されます。 |
工具/機器 |
ONS 15454 SDH System Software CD, Version 7.2 再初期化の完了したノードにログインするには、そのコンピュータに Java Runtime Environment(JRE)1.4.2 または JRE 5.0 がインストールされている必要があります。再初期化ツールは、JRE 1.3.1_02、JRE 1.4.2 または JRE 5.0 で実行することができます。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
注意 ノードを工場出荷時の設定に復元すると、ノードのクロスコネクトはすべて削除されます。
ステップ 1 システム ソフトウェア CD をコンピュータの CD-ROM ドライブに挿入します。CTC Installation Wizard が開いたら、 Cancel をクリックします。
ステップ 2 Windows のスタート メニューから、 Run を選択します。Run ダイアログボックスで、 Browse をクリックし、ソフトウェア CD の CISCO15454SDH フォルダに移動します。
ステップ 3 Browse ダイアログボックスの Files of Type フィールドで、 All Files を選択します。
ステップ 4 RE-INIT.jar ファイルを選択して、 Open をクリックします。NE Re-Initialization ウィンドウが表示されます(図19-12)。
図19-12 再初期化ツール
ステップ 5 次のフィールドを設定します。
• GNE IP ― 再初期化するノードが、Gateway Network Element(GNE; ゲートウェイ ネットワーク エレメント)として設定されている別のノードを通してアクセスされる場合、GNE IP アドレスを入力します。ノードに直接接続している場合は、このフィールドを空白にしておきます。
• Node IP ― 再初期化しているノードのノード名または IP アドレスを入力します。
• User ID ― ノードのアクセスに必要なユーザ ID を入力します。
• Password ― ユーザ ID のパスワードを入力します。
• Upload Package ― このボックスをオンにすると、ソフトウェア パッケージ ファイルがノードに送られます。オフにしておくと、ノードに保存されているソフトウェアは編集されません。
• Force Upload ― このボックスをオンにすると、同じバージョンのソフトウェア パッケージ ファイルをノードが実行していても、そのソフトウェア パッケージがノードに送られます。オフにしておくと、同じバージョンのソフトウェア パッケージがノードですでに実行されている場合、再初期化ではそのソフトウェア パッケージは送られません。
• Activate/Revert ― このボックスをオンにすると、ソフトウェア ファイルがアップロードされるとただちに、アップロードされたソフトウェアを起動(ソフトウェアのバージョンがインストールされているものよりもあとの場合)、またはアップロードされたソフトウェアに復帰(ソフトウェアのバージョンがインストールされているものよりも前の場合)します。オフにしておくと、ソフトウェアはアップロード後に起動も復帰もされないため、あとでノード ビューの Maintenance > Software タブからその機能を起動できます。
• Re-init Database ― このボックスをオンにすると、新しいデータベースがノードに送られます(これは、CTC データベースの復元操作と同じです)。オフにしておくと、ノードのデータベースは編集されません。
• Confirm ― 操作を行う前に警告メッセージを表示させるには、このボックスをオンにします。オフにしておくと、再初期化では警告メッセージは表示されません。
• Search Path ― CD ドライブ上の CISCO15454SDH フォルダのパスを入力します。
ステップ 6 Go をクリックします。
注意 次のステップへ進む前に、アップロードするデータベースが正しいかどうか確認します。Yes をクリックしたあとに、アップロード処理を無効にすることはできません。
ステップ 7 Confirm NE Re-Initialization ダイアログボックスの情報を調べてから、 Yes をクリックして再初期化を開始します。
再初期化が始まります。ソフトウェアがダウンロードされて起動されると、データベースが TCC2/TCC2P カードにアップロードされます。ステータス バーに「Complete」と表示され、TCC2/TCC2P カードがリブートします。リブートの完了には 2、3 分かかります。
ステップ 8 リブートが完了したら、「D60 CTC へのログイン」を行ってノードにログインします。
ステップ 9 ノード名、IP アドレス、サブネット マスクとゲートウェイ、および Internet Inter-ORB Protocol(IIOP)ポートの設定については、「D316 名前、日付、時刻、連絡先情報の設定」および
「D169 CTC ネットワーク アクセスの設定」を実行します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D245 再初期化ツールの使用によるデータベースのクリアおよびソフトウェアのアップロード(UNIX)
目的 |
この作業では、UNIX コンピュータ上で CTC 再初期化(reinit)ツールを使用して ONS 15454 SDH を再初期化します。初期化しなおすと、新しいソフトウェア パッケージが TCC2/TCC2P カードにアップロードされ、ノードのデータベースがクリアされて、工場出荷時のデフォルト パラメータが復元されます。 |
工具/機器 |
ONS 15454 SDH System Software CD, Version 7.2 再初期化の完了したノードにログインするには、そのコンピュータに JRE 1.4.2 または JRE 5.0 がインストールされている必要があります。再初期化ツールは、JRE 1.3.1_02、JRE 1.4.2 または JRE 5.0 で実行することができます。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
ステップ 1 再初期化ツール、ソフトウェア、およびデフォルト値のデータベースが格納されているシステム ソフトウェア CD を、コンピュータの CD-ROM ドライブに挿入してください。CTC Installation Wizard が開いたら、 Cancel をクリックします。
ステップ 2 復旧ツールのファイルを検出するには、CD の CISCO15454SDH ディレクトリに移動します(通常/cdrom/cdrom0/CISCO15454SDH)。
ステップ 3 ファイル エクスプローラを使用している場合は、 RE-INIT.jar ファイルをダブルクリックします。コマンド ライン インターフェイスを使用している場合は、 java -jar RE-INIT.jar を実行します。NE Re-Initialization ウィンドウが開きます(図19-12)。
ステップ 4 次のフィールドを設定します。
• GNE IP ― 再初期化するノードが、GNE として設定されている別のノードを通してアクセスされる場合、GNE IP アドレスを入力します。ノードに直接接続している場合は、このフィールドを空白にしておきます。
• Node IP ― 再初期化しているノードのノード名または IP アドレスを入力します。
• User ID ― ノードのアクセスに必要なユーザ ID を入力します。
• Password ― ユーザ ID のパスワードを入力します。
• Upload Package ― このボックスをオンにすると、ソフトウェア パッケージ ファイルがノードに送られます。オフにしておくと、ノードに保存されているソフトウェアは編集されません。
• Force Upload ― このボックスをオンにすると、同じバージョンのソフトウェア パッケージ ファイルをノードが実行していても、そのソフトウェア パッケージがノードに送られます。オフにしておくと、同じバージョンのソフトウェア パッケージがノードですでに実行されている場合、再初期化ではそのソフトウェア パッケージは送られません。
• Activate/Revert ― このボックスをオンにすると、ソフトウェア ファイルがアップロードされるとただちに、アップロードされたソフトウェアを起動(ソフトウェアのバージョンがインストールされているものよりもあとの場合)、またはアップロードされたソフトウェアに復帰(ソフトウェアのバージョンがインストールされているものよりも前の場合)します。オフにしておくと、ソフトウェアはアップロード後に起動も復帰もされないため、あとでノード ビューの Maintenance > Software タブからその機能を起動できます。
• Re-init Database ― このボックスをオンにすると、新しいデータベースがノードに送られます(これは、CTC データベースの復元操作と同じです)。オフにしておくと、ノードのデータベースは編集されません。
• Confirm ― 操作を行う前に警告メッセージを表示させるには、このボックスをオンにします。オフにしておくと、再初期化では警告メッセージは表示されません。
• Search Path ― CD ドライブ上の CISCO15454SDH フォルダのパスを入力します。
ステップ 5 Go をクリックします。
注意 次のステップへ進む前に、アップロードするデータベースが正しいかどうか確認します。Yes をクリックしたあとに、アップロード処理を無効にすることはできません。
ステップ 6 Confirm NE Re-Initialization ダイアログボックスの情報を調べてから、 Yes をクリックして再初期化を開始します。
再初期化が始まります。ソフトウェアがダウンロードされて起動されると、データベースが TCC2/TCC2P カードにアップロードされます。ステータス バーに「Complete」と表示され、TCC2/TCC2P カードがリブートします。リブートの完了には 2、3 分かかります。
ステップ 7 リブートが完了したら、「D60 CTC へのログイン」を行ってノードにログインします。
ステップ 8 ノード名、IP アドレス、サブネット マスクとゲートウェイ、および IIOP ポートの設定については、「D81 ノード管理情報の変更」と「D201 CTC ネットワーク アクセスの変更」を実行します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング
目的 |
この作業では、E シリーズ イーサネット カードに、マルチカード EtherSwitch グループ、シングルカード EtherSwitch、ポートマップのいずれかのモードをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ネットワーク ビューで、プロビジョニングする E シリーズ イーサネット カードを取り付けたノードをダブルクリックして、そのイーサネット カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Card タブをクリックします。
ステップ 3 Card Mode 領域で、次のいずれかを選択します。
• マルチカード EtherSwitch 回線グループの場合は、 Multicard EtherSwitch Group を選択します。
• シングルカード EtherSwitch 回線の場合は、 Single-card EtherSwitch を選択します。
• ポートマップ回線の場合は、Port-mapped を選択します。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 マルチカード EtherSwitch 回線を使用している場合は、それらの回線を接続する、ノードのすべてのイーサネット カードに対してステップ 2 ~ 4 を繰り返します。
ステップ 6 必要に応じて、他のノードに対してステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D247 STM-N カードの変更
目的 |
この作業では、DCC/GCC、回線、保護、タイミング、およびリングを含む既存のプロビジョニングを維持しながら、STM-N カードを交換します。この作業は、タイプや回線レートが同じカードと交換する場合、スロットを事前にプロビジョニングし、カードの光伝送速度を変更したい場合、または自動スパン アップグレードから復帰した場合に使用することを目的としています。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 STM-N カードを物理的に取り外すと、現用トラフィックまたは保護スイッチの損失を引き起こす可能性があります。トラフィックをより高速度にアップグレードする情報については、
第 12 章「カードとスパンのアップグレード」 を参照してください。
(注) マルチポート カードをポート数が少ないカードと交換できるのは、新しいカードの回線レートがマルチポートと同じである場合のみです。(MRC-12 カードはシングルポート STM-4 カードまたはシングルポート STM-16 カードと交換できます)。
ステップ 1 カードが 1+1 保護グループのアクティブ カードの場合は、トラフィックをそのカードから切り替えてください。
a. ネットワーク上のノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ b. へ進みます。
b. CTC ノード(ログイン)ビューを表示します。
c. Maintenance > Protection タブをクリックします。
d. レポーティング カードを含む保護グループをダブルクリックします。
e. 選択したグループのアクティブ カードをクリックします。
f. Switch をクリックし、確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 2 CTC で、取り外すカードを右クリックし、Change Card を選択します。
ステップ 3 Change Card のドロップダウン リストからカード タイプを選択し、 OK をクリックします。カードを交換するまで、MEA アラームが表示されます。
ステップ 4 物理的にカードを取り外します。
a. カードのラッチ/イジェクタを開きます。
b. ラッチ/イジェクタを使用して、カードをシェルフから前に引き出します。
ステップ 5 「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」を実行します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D248 VLAN の削除
目的 |
この作業では、ドメインから VLAN を削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
回線の作成手順については、 第 6 章「回線と低次トンネルの作成」 を参照してください。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) 使用中の VLAN は削除されません。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Tools メニューから、 Manage VLANS を選択します。
ステップ 3 All VLANs ダイアログボックスで、削除する VLAN をクリックします。
ステップ 4 Delete をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D249 IP 設定のプロビジョニング
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH ノードの IP アドレス、デフォルト ルータ、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)アクセス、ファイアウォール アクセス、およびプロキシ サーバの設定など、IP 設定をプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
注意 ネットワークの変更はすべて、ネットワーク(または LAN)管理者の承認が必要です。
ステップ 1 ネットワーク ビューを開いている場合は、ネットワーク マップ上で立ち上げるノードをダブルクリックしてノード ビューに切り替えます。
ステップ 2 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 3 表示されたフィールドに次の情報を入力します。
• IP Address ― ONS 15454 SDH ノードに割り当てられた IP アドレスを入力します。
(注) TCC2P カードが取り付けられている場合は、セキュア モードを使用できます。セキュア モードがオフ(リピータ モードとも呼ばれます)の場合は、IP Address フィールドに入力された IP アドレスが TCC2P RJ-45 TCP/IP (LAN) ポートに適用されます。セキュア モードがオンの場合は、IP Address フィールドには、MIC-C/T/P LAN ポートに割り当てられたアドレスが表示され、スーパーユーザは MIC-C/T/P IP アドレスの表示をイネーブルまたはディセーブルにできます。必要に応じて、「D84 ノードのセキュア モードのイネーブル化」を参照してください。セキュア モードについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Management Network Connectivity」の章を参照してください。
• Suppress CTC IP Display ― セキュリティ レベルがプロビジョニング、メンテナンス、または検索のユーザの CTC にノード IP アドレスが表示されないようにする場合、このボックスをオンにします(IP アドレスの非表示はセキュリティ レベルがスーパーユーザ のユーザには適用されません)。
• LCD IP Display ― 次のいずれかを選択します。
– Allow Configuration ― (デフォルト)前面パネルの LCD にノード IP が表示され、ONS 15454 SDH LCD で変更できます。このオプションを設定すると、「D64 LCD による IP アドレス、デフォルト ルータ、ネットワーク マスクの設定」が行えるようになります。
– Display Only ― ノード IP アドレスを前面パネルの LCD に表示できますが、変更することはできません。
– Suppress Display ― 前面パネルの LCD にノード IP アドレスが表示されなくなります。
• Default Router ― ONS 15454 SDH が LAN に接続されている場合は、デフォルト ルータの IP アドレスを入力します。デフォルト ルータは、ONS 15454 SDH では直接アクセスできないネットワーク装置にパケットを転送します。このフィールドは、次のどれかが真の場合は無視されます。
–ONS 15454 SDH が LAN に接続されていない。
–SOCKS プロキシ サーバがイネーブルになっており、ONS 15454 SDH が End Network Element(ENE)としてプロビジョニングされている。
–Open Shortest Path First(OSPF)が、ONS 15454 SDH とその ONS 15454 SDH が接続されている LAN の両方でイネーブルになっている。
• Forward DHCP Request To ― DHCP をイネーブルにするには、このボックスをオンにします。また、DHCP サーバ IP アドレスを Request To フィールドに入力します。このボックスは、デフォルトではオフになっています。任意のゲートウェイ設定をイネーブルにして ONS 15454 SDH プロキシ サーバ機能を実装する場合は、このフィールドをブランクにします。
(注) DHCP をイネーブルにした場合、ONS 15454 SDH ノードに接続されたコンピュータは一時的な IP アドレスを外部 DHCP サーバから取得します。ONS 15454 SDH は DHCP 要求を転送するだけで、DHCP サーバとしては機能しません。
• MAC Address ― (表示専用)ONS 15454 SDH の IEEE 802 MAC(メディア アクセス制御)アドレスを表示します。
(注) セキュア モードでは、イーサネット ポートには異なる MAC アドレスが割り当てられ、スーパーユーザは MIC-C/T/P LAN 情報を表示または非表示にできます。
• Net/Subnet Mask Length ― サブネット マスク長(ビットでサブネット マスク長を表す 10 進数)を入力するか、または矢印をクリックしてサブネット マスク長を調整します。サブネット マスク長は、同一サブネットの ONS 15454 SDH ノードではすべて同じになります。
• CORBA (IIOP) Listener Port ― ONS 15454 SDH と CTC コンピュータ間の通信に使用される ONS 15454 SDH IIOP リスナー ポートをプロビジョニングします。ONS 15454 SDH がファイアウィオールの背後にある場合は別のポートが必要ですが、これ以外の場合は通常このフィールドは変更しません。詳細については、「D27 ファイアウォール アクセスを目的とした ONS 15454 SDH の設定」を参照してください。
• Gateway Settings ― ONS 15454 SDH SOCK プロキシ サーバ機能をプロビジョニングします。これらのオプションの選択は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Management Network Connectivity」の章で SOCKS プロキシ サーバのシナリオを調べたあとに行ってください。プロキシ サーバ ネットワークでは、ONS 15454 SDH は、ENE、GNE、または SOCKS プロキシ専用サーバのいずれかになります。プロビジョニングはNE(ネットワーク要素)タイプごとに一貫している必要があります。
• Enable proxy server on port ― このボックスをオンにすると、ONS 15454 SDH は、CTC クライアントと ONS 15454 SDH ノード(プロキシ ONS 15454 SDH には DCC で接続される)との間のプロキシとして機能します。CTC クライアントは、プロキシ ノードを介して DCC 接続ノードへの接続を確立します。CTC クライアントは、DCC 接続ノードに IP 接続する必要がなく、プロキシ ONS 15454 SDH に接続するだけで済みます。ポートの Enable SOCKS プロキシ サーバがオフになっている場合、ノードでは CTC クライアントに対する代理処理は行われません。このボックスをオンにすると、以下のオプションのいずれかをプロビジョニングできます。
– External Network Element(ENE) ― ONS 15454 SDH が LAN には接続されていないが、他の ONS ノードには DCC で接続されている場合、このオプションを選択します。
TCC2/TCC2P CRAFT または LANポートを通して ENE に接続されている CTC コンピュータは、ENE に DCC で接続されているノードを管理できます。ただし、CTC コンピュータは、これらのノードまたはこれらのノードが接続される可能性のある LAN/WAN には、直接 IP 接続することはできません。
–Gateway Network Element(GNE) ― ONS 15454 SDH が LAN に接続されていて、他の ONS ノードには DCC で接続されている場合、このオプションを選択します。LAN に接続されている CTC コンピュータは、GNE に DCC で接続されているすべてのノードを管理できますが、これらに直接 IP 接続することはできません。GNE オプションでは、LAN は DCC ネットワークから切り離されるので、DCC で接続されたノードおよびそれらに接続された CTC コンピュータから発信される IP トラフィックは、LAN には到達できません。
–SOCKS Proxy-Only ― ONS 15454 SDH が LAN に接続されていて、LAN がファイアウォールでノードから分離されている場合、このオプションを選択します。SOCKS Proxy Only は、SOCKS Proxy Only が DCC ネットワークを LAN から分離しない点を除けば、GNE オプションと同じです。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。
両方の TCC2/TCC2P カードは、一度に 1 つずつリブートします。この間(約 5 分間)、アクティブおよびスタンバイ状態の TCC2 カードの LED が 表19-4 に示すサイクルで変化します。最後に、「Lost node connection, switching to network view」 というメッセージが表示されます。
表19-4 TCC2/TCC2P リブート中の LED 動作
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新規ネットワーク情報で更新されたスタンバイ TCC2/TCC2P カード メモリ テスト(1 ~ 2 分) AIC または AIC-I カードが取り付けてある場合、AIC が更新されます。 スタンバイ TCC2/TCC2P はアクティブ TCC2/TCC2P になります。 |
ACT/STBY:グリーンで点滅 AIC FAIL とアラーム LED が短時間点灯します。 |
1. ACT/STBY:イエローで点滅 2. FAIL LED:レッドで点灯 3. ACT/STBY 以外のすべての LED がオン 4. CRIT がオフ 5. MAJ および MIN がオフ 6. REM、SYNC、および ACO がオフ 7. A&B PWR を除くすべてのLED:オフ(1 ~ 2 分) 8. ACT/STBY:イエローで点灯 9. ALARM LED:一度点滅 10. ACT/STBY:グリーンで点灯 |
メモリ テスト(1 ~ 2 分) TCC2/TCC2P は、新規ネットワーク情報で更新されます。 TCC2/TCC2P はスタンバイ TCC2/TCC2P になります。 |
1. すべての LED:オフ(1 ~ 2 分)。CTC に 「Lost node connection, switching to network view」 というメッセージが表示されます。 2. FAIL LED:レッドで点灯 3. FAIL LED:レッドで点滅 4. ACT/STBY 以外のすべての LED がオン 5. CRIT がオフ 6. MAJ および MIN がオフ 7. REM、SYNC、および ACO がオフ、すべての LED がオフ 8. ACT/STBY:イエローで点灯 9. ACT/STBY:イエローで点滅 10. ACT/STBY:イエローで点灯 |
ACT/STBY:グリーンで点灯 |
ステップ 6 OK をクリックします。ネットワーク ビューが表示されます。ノードにアクセスできない間は、ノードのアイコンがグレーで表示されます。
ステップ 7 グリーンに変わったらノードのアイコンをダブルクリックします。必要に応じて、「D65 スタティック ルートの作成」または「D250 OSPF プロトコルの設定または変更」を行います。スタティック ルートの作成または OSPF の設定が必要ない場合は、「D28 タイミングの設定」へ進みます。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D250 OSPF プロトコルの設定または変更
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の OSPF ルーティング プロトコルをイネーブルにします。ONS 15454 SDH を OSPF 対応のネットワークに組み込む場合に行います。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 ONS 15454 SDH の接続先のルータでプロビジョニングされている OSPF エリア ID、Hello インターバルと Dead インターバル、および認証鍵(OSPF 認証が有効な場合)が必要です。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Network > OSPF タブをクリックします。
ステップ 2 OSPF タブの左上部で次の項目を設定します。
• DCC/GCC OSPF Area ID Table ― ONS 15454 SDH ノードを固有の OSPF エリア ID として識別する数値を、ドット付き 10 進形式で入力します。000.000.000.000 ~ 255.255.255.255 までの任意の数値を使用できます。この数値は、LAN OSPF エリアごとに一意でなければなりません。
• RS-DCC Metric ― この値は通常、変更しません。Regenerator Section DCC(RS-DCC)を介したパケット送信コストを設定する値であり、OSPF ルータが最短パスを計算するために使用します。この値は、常に LAN メトリックより大きな値にする必要があります。デフォルトの RS-DCC メトリックは 100 です。
• MS-DCC Metric ― Multiplex Section DCC(MS-DCC)を介したパケット送信コストを設定します。この値は、常に RS-DCC メトリックより小さな値にする必要があります。デフォルトの MS-DCC メトリックは 33 です。通常は変更しません。
ステップ 3 OSPF on LAN 領域で次の項目を設定します。
• OSPF active on LAN ― オンにすると、ONS 15454 SDH の OSPF トポロジーを LAN 上の OSPF ルータにアドバタイズできます。このフィールドは、OSPF ルータに直接接続されている ONS 15454 SDH ノードでオンにします。
• LAN Port Area ID ― ONS 15454 SDH が接続されているルータ ポートの OSPF エリア ID(ドット付き 10 進形式)を入力します(この数値は、DCC OSPF エリア ID とは異なります)。
ステップ 4 デフォルトでは、OSPF は No Authentication に設定されています。OSPF ルータが認証を必要とする場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 5 へ進みます。
a. No Authentication ボタンをクリックします。
b. Edit Authentication Key ダイアログボックスで次の項目を指定します。
• Type ― Simple Password を選択します。
• Enter Authentication Key ― パスワードを入力します。
• Confirm Authentication Key ― 確認のために同じパスワードを入力します。
c. OK をクリックします。
認証ボタンのラベルが Simple Password に変わります。
ステップ 5 OSPF のプライオリティとインターバルの設定をプロビジョニングします。
OSPF のプライオリティとインターバルのデフォルト値は、OSPF ルータで最もよく使用される値です。これらのデフォルト値が、ONS 15454 SDH の接続先の OSPF ルータで使用される値と一致していることを確認します。
• Router Priority ― サブネットの宛先ルータを選択します。
• Hello Interval (sec) ― OSPF ルータが送信する OSPF hello パケットのアドバタイズ間隔の秒数を設定します。デフォルトは 10 秒です。
• Dead Interval ― OSPF ルータのパケットが表示されなくなってから近接ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数を設定します。デフォルトは 40 秒です。
• Transit Delay (sec) ― サービスの速度。デフォルトは 1 秒です。
• Retransmit Interval (sec) ― パケットを再送するまでの経過時間を設定します。デフォルトは 5 秒です。
• LAN Metric ― LAN を介したパケット送信コストを設定します。この値は、常に DCC メトリックよりも小さな値にする必要があります。デフォルトは 10 です。
ステップ 6 エリア範囲テーブルが必要な場合は、OSPF Area Range Table の下に作成します。
(注) エリア範囲テーブルは、OSPF エリア境界外にある情報を統合するテーブルです。ONS 15454 SDH の OSPF エリアにある 1 つの ONS 15454 SDH が OSPF ルータに接続されます。このノードにあるエリア範囲テーブルは、ルータに対して、ONS 15454 SDH の OSPF エリア内に存在する他のノードを指し示します。
a. OSPF Area Range Table の下で、 Create をクリックします。
b. Create Area Range ダイアログボックスで次の項目を指定します。
• Range Address ― OSPF エリア内にある ONS 15454 SDH ノードのエリア IP アドレスを入力します。たとえば、ONS 15454 SDH の OSPF エリア内に IP アドレスが 10.10.20.100、10.10.30.150、10.10.40.200、および 10.10.50.250 のノードがある場合、範囲アドレスは 10.10.0.0 となります。
• Range Area ID ― ONS 15454 SDH ノードの OSPF エリア ID を入力します。これは、DCC OSPF Area ID フィールドの ID または Area ID for LAN Port フィールドの ID のいずれかになります。
• Mask Length ― サブネット マスク長を入力します。上記の範囲アドレスの例では、この値は 16 になります。
• Advertise ― OSPF 範囲テーブルをアドバタイズする場合はオンにします。
c. OK をクリックします。
ステップ 7 すべての OSPF エリアはエリア 0 に接続されている必要があります。ONS 15454 SDH の OSPF エリアが物理的にエリア 0 に接続されていない場合は、次のステップに従って仮想リンク テーブルを作成し、接続されていないエリアにエリア 0 への論理パスを提供します。
a. OSPF Virtual Link Table の下で、 Create をクリックします。
b. Create Virtual Link ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。OSPF の設定は、ONS 15454 SDH の OSPF エリアの設定と一致する必要があります。
• Neighbor ― エリア 0 ルータのルータ ID。
• Transit Delay (sec) ― サービスの速度。デフォルトは 1 秒です。
• Hello Int (sec) ― OSPF ルータが送信する OSPF hello パケットのアドバタイズ間隔の秒数。デフォルトは 10 秒です。
• Auth Type ― ONS 15454 SDH の接続先のルータが認証を使用する場合は、 Simple Password を選択します。それ以外の場合は、 No Authentication を選択します。
• Retransmit Int (sec) ― パケットを再送するまでの経過時間を設定します。デフォルトは 5 秒です。
• Dead Int (sec) ― OSPF ルータのパケットがわからなくなってから近接ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数を設定します。デフォルトは 40 秒です。
c. OK をクリックします。
ステップ 8 ONS 15454 SDH の OSPF エリア データを入力したら、 Apply をクリックします。
エリア ID を変更した場合は、一度に 1 つずつ TCC2/TCC2P カードがリセットされます。リセットには約 10 ~ 15 分かかります。表19-4は、TCC2 リセット中の LED の動作を示しています。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D251 RIP の設定または変更
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH 上で Routing Information Protocol(RIP)のブロードキャストをイネーブルにします。この作業は、ONS 15454 SDH を RIP 対応のネットワークに組み込む場合に実行します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 DCC 接続されていないノードに ONS 15454 SDH からルーティング情報を伝えるために、ONS 15454 SDH に隣接するルータへのスタティック ルートを作成する必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Network > RIP タブをクリックします。
ステップ 2 RIP を有効にする場合は、RIP Active チェックボックスをオンにします。
ステップ 3 ネットワークでサポートされているバージョンに応じて、ドロップダウン リストから RIP Version 1 または RIP Version 2 を選択します。
ステップ 4 RIP メトリックを設定します。RIP メトリックは 1 ~ 15 までの数値に設定できます。これは、ホップ数を表します。
ステップ 5 デフォルトでは、RIP は No Authentication に設定されています。ONS 15454 SDH の接続先のルータが認証を必要とする場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 6 へ進みます。
a. No Authentication ボタンをクリックします。
b. Edit Authentication Key ダイアログボックスで次の項目を指定します。
• Type ― Simple Password を選択します。
• Enter Authentication Key ― パスワードを入力します。
• Confirm Authentication Key ― 確認のために同じパスワードを入力します。
c. OK をクリックします。
認証ボタンのラベルが Simple Password に変わります。
ステップ 6 アドレス サマリーを入力する場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 7 へ進みます。アドレス サマリーは、ONS 15454 SDH がゲートウェイ NE である場合だけ入力します。ゲートウェイ NE では、異なるサブネットの複数の外部 ONS 15454 SDH の NE が IP アドレスによって接続されています。
a. RIP Address Summary エリアで、 Create をクリックします。
b. Create Address Summary ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Summary Address ― サマリー IP アドレスを入力します。
• Mask Length ― 上矢印と下矢印を使用してサブネット マスク長を入力します。
• Hops ― ホップ数を入力します。ホップ数が少ないほど、プライオリティが高くなります。
c. OK をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D254 TCC2/TCC2P カードのアクティブ/スタンバイ切り替えテスト
目的 |
この作業では、TCC2/TCC2P カード間で効果的に切り替えができることを確認します。 |
工具/機器 |
受け入れテストの手順で指定した、接続および設定済みのテスト セット |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 3 Conditions タブをクリックします。不明な状態がネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明な状態が表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 4 ネットワーク ビュー マップ上で、テスト対象の TCC2/TCC2P カードを取り付けたノードをダブルクリックして、ノード ビューで開きます。
ステップ 5 シェルフの図で LED を調べ、アクティブな TCC2/TCC2P カードとスタンバイ状態の TCC2 カードを記録します。TCC2 カードは、スロット 7 とスロット 11 に取り付けられています。アクティブ TCC2/TCC2P カードには、グリーンの ACT LED、スタンバイ TCC2/TCC2P カードにはオレンジの SBY LED があります。
ステップ 6 シェルフの図でアクティブな TCC2/TCC2P カードを右クリックし、ショートカット メニューから Reset を選択します。
ステップ 7 Resetting Card ダイアログ ボックスで Yes をクリックします。20 ~ 40 秒後に 「lost node connection, changing to network view」 というメッセージが表示されます。
ステップ 8 OK をクリックします。ネットワーク ビュー マップ上では、TCC2/TCC2P カードをリセットしたノードがグレーで表示されます。
ステップ 9 ノード アイコンがグリーンに変わったら(1 ~ 2 分以内)、ダブルクリックします。シェルフの図で、次の点を調べます。
• 前回スタンバイ状態だった TCC2/TCC2P カードにグリーンの ACT LED が表示されていること。
• 前回アクティブだった TCC2/TCC2P カードの LED が、NP(カートなし)、Ldg(ソフトウェアのロード中)、オレンジの SBY LED(TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードである)の順に変わること。LED の変化は、5 ~ 10 分で完了します。
ステップ 10 ノードに接続されたテスト セットのトラフィックが動作していることを確認します。トラフィックが中断する場合は、作業を中断し、次のレベルのサポートに問い合わせます。
ステップ 11 ステップ 2 ~ 10 を繰り返し、この手順を開始したときの TCC2/TCC2P カードのアクティブ/スタンバイ設定に戻します。
ステップ 12 ステップ 5 で記録したとおりに TCC2/TCC2P カードが表示されることを確認します。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D255 クロスコネクト カードのサイド切り替えテスト
目的 |
この作業では、XC-VXL-10G、XC-VXL-2.5G、または XC-VXC-10G カードでサービスがアクティブとスタンバイの間で効果的に切り替えられることを確認します。 |
工具/機器 |
受け入れテストの手順で指定した、接続および設定済みのテスト セット |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 クロスコネクト カード(サイド)切り替えには、常に 60 秒かかります。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 3 Conditions タブをクリックします。不明な状態がネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明な状態が表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 4 ネットワーク マップ上で、テスト対象のクロスコネクト カードを取り付けたノードをダブルクリックして、ノード ビューで開きます。
ステップ 5 Maintenance > Cross-Connect タブをクリックします。
ステップ 6 Cross-Connect Cards 領域で、アクティブなスロットとスタンバイ状態のスロットを記録します。
ステップ 7 シェルフの図で、アクティブなクロスコネクト カードにグリーンの ACT LED が表示され、スタンバイ状態のクロスコネクト カードにオレンジの SBY LED が表示されていることを確認します。LED の状態が異なる場合は、「D333 XC-VXL-10G カード、XC-VXL-2.5G カード、または XC-VXC-10G カードの取り付け」を参照するか、次のレベルのサポートに問い合わせます。
ステップ 8 Switch をクリックします。
ステップ 9 Confirm Switch ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 10 ステップ 6 で記録したアクティブなスロットがスタンバイ スロットに変わり、スタンバイ スロットがアクティブなスロットに変わることを確認します。通常は、1 ~ 2 秒で切り替わります。
ステップ 11 ノードに接続されたテスト セットのトラフィックが動作していることを確認します。ビット エラーはあってもかまいませんが、トラフィック フローが中断する場合は問題があります。トラフィックが中断する場合は、作業を中断し、次のレベルのサポートに問い合わせます。
(注) XC-VXC-10G カードおよび TCC2/TCC2P カードを使用して実行されたクロスコネクトのサイド切り替えでは、エラーが発生しません。
ステップ 12 60 秒待ってから、ステップ 7 ~ 9 を繰り返して、この手順を開始したときのアクティブ/スタンバイ スロット設定に戻します。
ステップ 13 ステップ 6 で記録したとおりにクロスコネクト カードが表示されることを確認します。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D256 イーサネット統計情報 PM パラメータの表示
目的 |
この作業では、イーサネット カードおよびポートの現在の Performance Monitoring(PM)統計カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する E シリーズまたは G シリーズ イーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Statistics サブタブをクリックします。
ステップ 4 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて、PM の統計情報が表示されます。
ステップ 5 Param カラムには PM パラメータの名前が表示されます。Port # カラムには PM パラメータの現在の値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
(注) PM カウントをクリアするには、「D459 選択した PM カウントのクリア」を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D257 イーサネット利用率 PM パラメータの表示
目的 |
この作業では、イーサネット カードおよびポートについて回線利用率の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する E シリーズまたは G シリーズ イーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > Utilization タブをクリックします。
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて、PM の利用率の値が表示されます。
ステップ 4 モニタするポートを見つける場合は、Port # カラムを表示します。
ステップ 5 前の間隔の送信(Tx)および受信(Rx)の帯域利用率の値が Prev- n カラムに表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
(注) PM カウントをクリアするには、「D459 選択した PM カウントのクリア」を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D258 イーサネット履歴 PM パラメータの表示
目的 |
この作業では、イーサネット カードおよびポートについて、選択した間隔で統計をとった履歴の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する E シリーズまたは G シリーズ イーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 History サブタブをクリックします。
ステップ 4 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて、PM の統計情報が表示されます。
ステップ 5 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。Port # カラムに PM パラメータの値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
(注) PM カウントをクリアするには、「D459 選択した PM カウントのクリア」を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D259 イーサネット PM カウントの異なる間隔でのリフレッシュ
目的 |
この作業では、指定した PM カウントを選択した時間間隔で表示するようにビューを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示するイーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Utilization タブまたは History タブをクリックします。
ステップ 4 Interval ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
• 1 min ― 指定した PM カウントが 1 分間隔で表示されます。
• 15 min ― 指定した PM カウントが 15 分間隔で表示されます。
• 1 hour ― 指定した PM カウントが 1 時間間隔で表示されます。
• 1 day ― 指定した PM カウントが 1 日(24 時間)間隔で表示されます。
ステップ 5 Refresh をクリックします。選択した間隔に基づいて PM カウントの値がリフレッシュされます。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D260 表示される PM カウントの自動リフレッシュ間隔の設定
目的 |
この作業では、ウィンドウに表示される PM カウントの自動リフレッシュ間隔を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示するカードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Auto-refresh ドロップダウン リストをクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。
• None ― 自動リフレッシュ機能をディセーブルにします。
• 15 Seconds ― ウィンドウの自動リフレッシュ間隔を 15 秒に設定します。
• 30 Seconds ― ウィンドウの自動リフレッシュ間隔を 30 秒に設定します。
• 1 Minute ― ウィンドウの自動リフレッシュ間隔を 1 分に設定します。
• 3 Minutes ― ウィンドウの自動リフレッシュ間隔を 3 分に設定します。
• 5 Minutes ― ウィンドウの自動リフレッシュ間隔を 5 分に設定します。
ステップ 4 Refresh をクリックします。新たに選択した自動リフレッシュ間隔で PM カウントが表示されます。
選択した自動リフレッシュ間隔に基づいて、リフレッシュ間隔が終了するたびに PM カウントが自動的に更新されます。自動リフレッシュ間隔を None に設定した場合は、Refresh をクリックしないかぎり PM カウントは更新されません。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D261 別ポートの PM カウントの表示
目的 |
マルチポート カードで別のポートの PM カウントを表示するようにウィンドウの表示を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する STM-N カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Port ドロップダウン リストでポートを選択します。
ステップ 4 Refresh ボタンをクリックします。新たに選択したポートの PM カウントが表示されます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D262 回線表示のフィルタ処理
目的 |
この作業は、Circuits ウィンドウで回線の表示をフィルタ処理します。フィルタ処理された表示は、ネットワーク ビュー、ノード ビュー、またはカード ビューに表示されます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 適切な CTC ビューに移動します。
• ネットワークの回線をフィルタ処理するには、View メニューで Go to Network View を選択します。
• 特定のノードを始点/終点とする回線、または特定のノードをパススルーする回線をフィルタ処理するには、View メニューで Go to Other Node を選択してから、フィルタ処理するノードを選択して OK をクリックします。
• 特定のカードを始点/終点とする回線、または特定のカードをパススルーする回線をフィルタ処理するには、シェルフの図でカードをダブルクリックして、カード ビューでカードを開きます。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 次のサブステップを実行して、回線表示のフィルタリング属性を設定します。
a. Filter をクリックします。
b. Circuit Filter ダイアログボックスの General タブで、必要に応じて、以下のフィルタ属性を設定します。
• Name ― 回線名で回線をフィルタ処理する場合は、回線名または回線名の一部を入力します。フィルタ処理しない場合は空白にします。
• Direction ― Any (回線のフィルタ処理に方向を使用しない)、 1-way (一方向の回線だけを表示)または 2-way (双方向の回線だけを表示)のいずれかを選択します。
• OCHNC Dir ― (DWDM Optical Channel Network Connection [OCHNC] のみ)Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
• OCHNC Wlen ― (DWDM OCHNC のみ)DWDM については、 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide を参照してください。
• Status ― 回線のフィルタ処理に使用する回線ステータスを選択します。回線ステータスの詳細については、表20-32を参照してください。
• State ― 回線のフィルタ処理に使用する状態を 1 つ選択します。選択できる状態は、 Locked (アウト オブ サービスの回線だけ表示)、 Unlocked (イン サービス回線だけを表示、OCHNC のステータスは Unlocked だけ)、または Locked-partial (混合サービス状態でクロスコネクトを持つ回線だけ表示)です。
• Protection ― 回線のフィルタ処理に使用する保護タイプを選択します。保護タイプの詳細については、表20-31を参照してください。
• Slot ― 送信元スロットまたは宛先スロットに基づいて回線をフィルタ処理する場合はスロット番号を入力します。フィルタ処理をしない場合は空白のままにします。
• Port ― 送信元ポートまたは宛先ポートに基づいて回線をフィルタ処理する場合はポート番号を入力します。フィルタ処理をしない場合は空白のままにします。
• Type ― 回線のフィルタ処理に使用するタイプを 1 つ選択します。選択できるタイプは、 Any (回線のフィルタ処理にタイプを使用しない)、 VC_HO_PATH_CIRCUIT (VC4 および VC4-Nc の回線を表示)、 VC_LO_PATH_CIRCUIT (VC3、VC11、および VC12 の回線だけ表示)、 VC_LO_PATH_TUNNEL (低次トンネルだけ表示)、
VC_LO_PATH_AGGREGATION (低次集約ポイントだけ表示)、
VC_HO_PATH_VCAT_CIRCUIT (高次 VCAT 回線を表示)、
VC_LO_PATH_VCAT_CIRCUIT (低次 VCAT 回線を表示)、または OCHNC (OCHNC だけ表示)です。DWDM の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
• Size ― サイズに基づいて回線をフィルタ処理する場合は、 VC11 、 VC12 、 VC3 、 VC4 、 VC4-2c 、V C4-3c、VC4-4c 、 VC4-6c 、 VC4-8c 、 VC4-9c 、 VC4-16c 、 VC4-64c、 10 Gbps FEC 、 Equipped non specific 、 Multi-rate 、 2.5 Gbps No FEC 、 10 Gbps No FEC 、および 2.5 Gbps FEC の中から該当するチェックボックスをオンにします。表示されるチェックボックスは、Type フィールドで選択した内容により異なります。
Any を選択するとすべてのサイズの回線が表示されます。LO_PATH_CIRCUIT を選択すると、VC3、VC11、および VC12 のサイズが使用できるようになります。LO_PATH_TUNNEL または LO_PATH_AGGREGATION を選択すると、VC4 が使用できるようになります。
VC_HO_PATH_VCAT_CIRCUIT を選択すると、VC4 および VC4-4c が使用できるようになります。VC_LO_PATH_VCAT_CIRCUIT を選択すると、VC3 が使用できるようになります。
ステップ 4 リング、ノード、リンク、始点および終点のタイプのフィルタ処理を設定するには、 Advanced タブをクリックし、以下を実行します。詳細なフィルタ選択を実行しない場合は、ステップ 5 へ進みます。
a. General タブで選択した場合は、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックして設定を適用します。
b. Circuit Filter ダイアログボックスの Advanced タブで、必要に応じて、以下のフィルタ属性を設定します。
• Ring ― ドロップダウン リストからリングを選択します。
• Node ― ネットワークの各ノードに対して、ノードに基づいて回線をフィルタ処理する場合は、ネットワークの各ノードのチェックボックスをオンにします。
• Link ― ネットワーク内にある目的のリンクを選択します。
• Source/Drop ― 始点と終点の数が 1 つか、複数かに基づいて回線をフィルタ処理する場合は、 One Source and One Drop Only と Multiple Sources or Multiple Drops のどちらを使用するかを選択します。
ステップ 5 OK をクリックします。Filter Circuits ダイアログボックスの属性と一致する回線が Circuits ウィンドウに表示されます。
ステップ 6 フィルタリングをオフにする場合は、Circuits ウィンドウの右下隅にある、Filter アイコンをクリックします。フィルタリングをオンにする場合はこのアイコンをもう一度クリックし、フィルタ処理の属性を変更する場合は Filter ボタンをクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D263 SNCP DRI 回線ホールドオフ タイマーの編集
目的 |
この作業では、SNCP Dual-Ring Interconnect(DRI)トポロジー上でルーティングした回線について、パス セレクタ スイッチが遅延する時間を変更します。DRI では、パス セレクタの相対的な切り替えスピードや代替ルート上の伝送遅延に応じて、切り替えのコンテンションが発生する場合があります。Hold-Off Time(HOT)により、切り替え時間を変更し、切り替えのコンテンションを避けられます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D44 SNCP ノードのプロビジョニング」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 編集する SNCP 回線をクリックし、 Edit をクリックします。
ステップ 4 Edit Circuit ウィンドウで、 SNCP Selectors タブをクリックします。
ステップ 5 Hold-off Timer カラムで、編集する回線のスパンのセルをダブルクリックしてから、新しいホールド オフ時間を入力します。範囲は 0 ~ 10,000 ミリ秒で、100 ミリ秒の増分単位で指定します。
ステップ 6 必要に応じて ステップ 5 を繰り返し、各回線スパンごとにホールドオフ タイマーを調整します。
ステップ 7 Apply をクリックしてから、File メニューで Close を選択して Edit Circuit ウィンドウを閉じます。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D264 回線の送信元ポートと宛先ポートにおける J1 パス トレースのプロビジョニング
目的 |
この作業では、VC3 回線または VC4 回線の送信元ポートおよび宛先ポート、または VCAT 回線メンバー上に、J1 パス トレースを作成します。 |
工具/機器 |
回線の送信元ポートおよび宛先ポートには、J1 パス トレースを送信または受信できる ONS 15454 SDH カードが取り付けられている必要があります。カードのリストは 表19-5 を参照してください。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この作業では、双方向回線上にパス トレースを設定することと、回線の始点および終点に送信文字列を設定することを前提としています。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 モニタする VC3 回線または VC4 回線で、送信元および宛先のポートがパス トレース文字列の送受信が可能なカード上にあることを確認します。カードのリストは 表19-5 を参照してください。
表19-5 J1 パス トレース機能を備えた ONS 15454 SDH カード
|
|
送受信 |
E1-42 STM1E-12 E3-12 DS3i-N-12 |
受信のみ |
OC3 IR 4/STM1 SH 1310 OC3 IR 4/STM1 SH 1310-8 OC12/STM4-4 OC48 IR/STM16 SH AS 1310 OC48 LR/STM16 LH AS 1550 OC192 SR/STM64 IO 1310 OC192 LR/STM64 LH 1550 OC192 IR/STM SH 1550 ML100T-12 ML1000-2 FC_MR-4 |
(注) FC_MR-4 カードの場合、パス トレースの文字列は VCAT 回線のすべてのメンバーで同じである必要があります。
(注) どちらのポートも送受信カード上に存在しない場合、この手順を完了することはできません。片方のポートが送受信カード上にあり、もう片方が受信専用カード上にある場合、送信文字列を送受信ポートで、受信文字列を受信専用ポートでそれぞれ設定できます。ただし、双方向に送信することはできません。
ステップ 4 トレースする VC3 回線または VC4 回線を選択し、 Edit をクリックします。
ステップ 5 VCAT 回線を選択した場合、次の作業を行います。それ以外の場合は、ステップ 6 へ進みます。
a. Edit Circuit ウィンドウで、 Members タブをクリックします。
b. Edit Member をクリックし、ステップ 6 へ進みます。
ステップ 6 Edit Circuit ウィンドウで、ウィンドウ下部にある Show Detailed Map チェックボックスをクリックします。送信元ポートと宛先ポートの詳細マップが表示されます。
ステップ 7 回線の始点が送信する文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. 詳細な回線マップで、回線の送信元ポート(送信元ノード アイコンの右または左にある四角)を右クリックし、ショートカット メニューから Edit J1 Path Trace (port) を選択します。
b. 16 byte または 64 byte のいずれかの選択ボタンをクリックし、送信文字列の形式を選択します。
c. New Transmit String フィールドで、回線の始点が送信する文字列を入力します。入力する文字列は、ノードの IP アドレス、ノード名、回線名、その他の文字列など、送信元のポートが容易に識別できるものにします。New Transmit String フィールドを空白のままにすると、J1 はヌル文字列を送信します。
d. Apply をクリックしてから Close をクリックします。
ステップ 8 回線の終点が送信する文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. 詳細な回線マップで、回線の宛先ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit Path Trace を選択します。
b. New Transmit String フィールドで、回線の終点から送信する文字列を入力します。入力する文字列は、ノードの IP アドレス、ノード名、回線名、その他の文字列など、宛先ポートが容易に識別できるものにします。New Transmit String フィールドを空白のままにすると、J1 はヌル文字列を送信します。
c. Apply をクリックします。
ステップ 9 回線の終点で受信する予測文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. Circuit Path Trace ウィンドウで、Path Trace Mode ドロップダウン リストから、 Auto または Manual を選択して、パス トレースの予測文字列をイネーブルにします。
• Auto ― 送信元ポートから受信された最初の文字列が、現在の予測文字列として自動的にプロビジョニングされます。ベースラインとは異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
• Manual ― Current Expected String フィールドに入力された文字列がベースラインになります。Current Expected String と異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
b. Path Trace Mode フィールドを Manual に設定した場合、回線の終点が回線の始点から受信する文字列を New Expected String フィールドに入力します。Path Trace Mode を Auto に設定した場合は、このステップを省略してください。
c. VC3 または VC4 の High-Order Path Trace Identifier Mismatch(HP-TIM)アラームまたは Low-Order Path Trace Identifier Mismatch(LP-TIM)アラームが検出されたときに、AIS および Remote Defect Indication(RDI; リモート障害表示)を抑制する場合は、 Disable AIS and RDI if TIM-P is detected チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
d. (チェックボックスの表示はカードの選択により異なります)C2 の不一致が発生したときに AIS を抑制する場合は、Disable AIS on C2 Mis-Match チェックボックスをクリックします。
e. Apply をクリックしてから Close をクリックします。
(注) 回線の終点で受信する予測文字列に関しては、形式(16 バイトまたは 64 バイト)を設定する必要はありません。パス トレースの処理で自動的に形式が判別されるからです。
ステップ 10 回線の始点で受信する予測文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. Edit Circuit ウィンドウで(Show Detailed Map を選択して)、回線の送信元ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit Path Trace を選択します。
b. Circuit Path Trace ウィンドウで、Path Trace Mode ドロップダウン リストから、 Auto または Manual を選択して、パス トレースの予測文字列をイネーブルにします。
• Auto ― 現在の予測文字列として、反対側のパス トレースのポートから受信した最初の文字列を使用します。ベースラインとは異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
• Manual ― ベースライン文字列として、Current Expected String フィールドの値を使用します。Current Expected String と異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
c. Path Trace Mode フィールドを Manual に設定した場合は、回線の始点が回線の終点から受信する文字列を New Expected String フィールドに入力します。Path Trace Mode を Auto に設定した場合は、このステップを省略してください。
d. VC3 または VC4 の HP-TIM アラームまたは LP-TIM アラームが検出されたときに、AIS および RDI を抑制する場合は、 Disable AIS and RDI if TIM-P is detected チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
e. (チェックボックスの表示はカードの選択により異なります)C2 の不一致が発生したときに AIS を抑制する場合は、Disable AIS on C2 Mis-Match チェックボックスをクリックします。
f. Apply をクリックします。
(注) 回線の始点で受信する予測文字列に関しては、形式(16 バイトまたは 64 バイト)を設定する必要はありません。パス トレースの処理で自動的に形式が判別されるからです。
ステップ 11 パス トレースを設定すると、パス トレース設定ウィンドウの Received フィールドに受信した文字列が表示されます。次のオプションを指定します。
• パス トレースを 16 進モードで表示する場合は、 Hex Mode ボタンをクリックします。ボタンの名前が ASCII Mode に変わります。パス トレースを ASCII 形式に戻す場合は、このボタンをクリックします。
• ポートから値を再度読み取る場合は Reset をクリックします。
• パス トレースのデフォルト設定に戻す場合は、 Default をクリックします(Path Trace Mode は Off に、New Transmit String と New Expected Strings はヌルに設定されます)。
注意 相手ポートに異なる文字列がプロビジョニングされている場合に Default をクリックすると、アラームが発生します。
Path Trace Mode フィールドを Auto または Manual に設定した場合、予測文字列と受信文字列は数秒ごとに更新されます。
ステップ 12 Close をクリックします。
詳細な回線ウィンドウを表示すると、回線の送信元ポートと宛先ポートにパス トレースが M(マニュアル パス トレース)または A(自動パス トレース)という文字で表示されます。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D265 ログイン時の法的免責事項の説明の変更
目的 |
この作業は、CTC ログイン ウィンドウに表示される法的免責事項の説明を変更して、ユーザがネットワークにログインする際に独自の情報を表示するようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Legal Disclaimer > HTML タブをクリックします。
ステップ 2 現状の文章はデフォルトです。独自の免責事項を説明する文章ではありません。この文章は、ユーザ側で会社の方針に合わせて変更できます。必要に応じて、表19-6の HTML コマンドを使用してテキストの書式設定をします。
表19-6 法的免責事項の書式用 HTML コマンド
|
|
<b> |
太字の開始 |
</b> |
太字の終了 |
<center> |
ウィンドウの中央に表示 |
</center> |
中央配置の終了 |
<font= n 、 n = ポイント サイズ> |
フォント サイズの変更 |
</font> |
フォント サイズ コマンドの終了 |
<p> |
改行 |
<sub> |
下付き文字の開始 |
</sub> |
下付き文字の終了 |
<sup> |
上付き文字の開始 |
</sup> |
上付き文字の終了 |
<u> |
下線の開始 |
</u> |
下線の終了 |
ステップ 3 変更した文章とその書式を確認する場合は、 Preview サブタブをクリックします。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D266 IP 設定の変更
目的 |
この作業では、IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、DHCP アクセス、ファイアウォール アクセス、および ONS 15454 SDH のプロキシ サーバ設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
注意 ノードの IP アドレスやサブネット マスク、あるいは IIOP リスナー ポートを変更すると、
TCC2/TCC2P は再起動されます。STP(スパンニング ツリー プロトコル)を使用しているイーサネット回線が、ノードに取り付けられた E シリーズ イーサネット カード上で発信または終端する場合、回線トラフィックはスパンニング ツリーが再コンバージする間の数分間中断されます。他の回線は TCC2/TCC2P の再起動による影響を受けません。
(注) ノードに TCC2P カードが含まれ、デフォルト(リピータ)モードである場合、ノードの IP アドレスは TCC2P 前面アクセス TCP/IP (LAN) ポートを参照します。ノードがセキュア モードである場合は、この作業により MIC-C/T/P LAN アドレスのみが変更されます。ノードがセキュア モードであり、ロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートによりロックが解除されるまで、IP アドレスは変更できません。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 2 次のいずれかを変更します。
• IP Address
• Suppress CTC IP Display
• LCD IP Setting
• Default Router
• Forward DHCP Requests To
• MAC Address
• Net/Subnet Mask Length
• TCC CORBA (IIOP) Listener Port
• Gateway Settings
フィールドの詳細については、「D249 IP 設定のプロビジョニング」を参照してください。セキュア モードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Management Network Connectivity」の章を参照してください。
ステップ 3 Apply をクリックします。
ノードの再起動を伴うネットワーク フィールドの変更を行った場合、Change Network Configuration 確認ダイアログボックスが表示されます。ゲートウェイ設定を変更すると、ゲートウェイ フィールドの変更に関する確認ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4 確認のダイアログボックスが表示されたら、 Yes をクリックします。
IP アドレス、サブネット マスク長、または TCC CORBA(IIOP)リスナー ポートを変更すると、両方の ONS 15454 SDH TCC2/TCC2P カードが一度にひとつずつ再起動します。
ステップ 5 変更が表示されていることを確認します。必要に応じて『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D268 ネットワーク ビューへのカスタム背景マップの適用
目的 |
この作業では、CTC ネットワーク ビューの背景イメージまたはマップを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
(注) ネットワーク ビューの背景イメージは、ローカルまたはネットワーク上のドライブ上でアクセス可能な JPEG または GIF イメージに置き換えることができます。カスタム イメージを使用する場合、変更はコンピュータの CTC ユーザ プロファイルに保存されます。変更は、他の CTC ユーザには影響しません。
ステップ 1 Edit メニューから Preferences > Map を選択し、 Use Default Map チェックボックスをオフにします。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワークまたはドメイン マップを右クリックして、 Set Background Image を選択します。
ステップ 4 Browse をクリックします。背景に使用する画像ファイルを参照します。
ステップ 5 ファイルを選択します。 Open をクリックします。
ステップ 6 Apply をクリックして、次に OK をクリックします。
ステップ 7 ONS 15454 SDH のアイコンが表示されていない場合は、ネットワーク ビューを右クリックして、 Zoom Out を選択します。ONS 15454 SDH のすべてのアイコンが表示されるまでこのステップを繰り返します。
ステップ 8 ノード アイコンの位置を変更するには、アイコンをマップ上の新しい場所に 1 つずつドラッグ アンド ドロップします。
ステップ 9 アイコンの表示倍率を変更する場合は、ネットワーク ビューを右クリックして、 Zoom In を選択します。ONS 15454 SDH のアイコンが希望の倍率で表示されるまで繰り返します。
ステップ 10 ネットワーク ビューで、CTC ツールバーの Zoom ボタンを使用して(または図領域を右クリックして、ショートカット メニューから Zoom コマンドを選択して)、表示するイメージの領域を設定します。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D269 ダイアログボックスを非表示にするオプションのイネーブル化
目的 |
この作業では、ユーザが選択した非表示ダイアログボックスを以降のセッションに対してイネーブルにします。非表示ダイアログボックスのオプションをディセーブルにすることもできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ある操作(たとえば、回線の作成など)を実行する権限を持つユーザが、ダイアログボックスの Do not show this dialog again チェックボックスを選択すると、そのコマンドが以後の作業で上書きされないかぎり、同一のコンピュータからそのネットワーク上で操作を実行する他のユーザに対しても、ダイアログボックスは表示されません(設定は、ノードのデータベースではなく、CTC コンピュータに保存されます)。
ステップ 1 Edit メニューから Preferences を選択します。
ステップ 2 Preferences ダイアログボックスで、 General タブをクリックします。
Preferences Management 領域には、Do not show this dialog again がイネーブルになっているすべてのダイアログボックスが一覧表示されます。
ステップ 3 次のオプションのいずれかを選択するか、または表示したい個々のダイアログボックスをオフにします。
• Don't Show Any ― 非表示のチェックボックスをすべて非表示にします。
• Show All ― 非表示チェックボックスの選択を無視して、すべてのダイアログボックスを表示します。
ステップ 4 OK をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D271 ノード セキュリティ ポリシーの変更:単一ノード
目的 |
この作業では、アイドル ユーザのタイムアウト、ユーザ ロックアウト、パスワード変更、同時ログイン ポリシーなど、単一ノードのセキュリティ ポリシーを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Policy タブをクリックします。
ステップ 2 アイドル ユーザのタイムアウト時間を変更するには、設定したいセキュリティ レベル(検索、メンテナンス、プロビジョニング、スーパーユーザのみ)の Idle User Timeout 領域にある hour (H) と minute (M) の矢印をクリックします。アイドル時間の範囲は、0 ~ 16 時間と 0 ~ 59 分です。ユーザは、アイドル ユーザのタイムアウト時間に到達すると、ログアウトされます。
ステップ 3 User Lockout 領域では、次の情報を修正します。
• Failed Logins Before Lockout ― ユーザがノードにロックアウトされるまでの最大ログイン試行回数を入力します。0 ~ 10 の範囲で値を選択します。
• Manual Unlock by Superuser only ― 「スーパーユーザのみ」の権限を持つユーザは、ノードからロックアウトされたユーザを手動でロック解除できます。
• Lockout Duration ― ユーザがログインに失敗したあと、ロックアウトされている時間を設定します。0 ~ 10 分、0 ~ 55 秒(5 秒間隔)の値を選択します。
ステップ 4 Password Change 領域で、次の情報を修正します。
• Prevent Reusing Last [ ] Passwords ― ユーザが同じパスワードを再度利用できるようになるまで、別のパスワードをいくつ作成しなければならないかという数を、1 ~ 10 の間で選択します。
• New Password must Differ from the Old Password ― 古いパスワードと新しいパスワードで異なっていなければならない文字数を選択します。デフォルトの値は 1 です。
• Cannot Change New Password for [ ] days ― オンにすると、ユーザは一定の期間パスワードを変更できなくなります。範囲は 20 ~ 95 日です。
• Require Password Change on First Login to New Account ― オンにすると、ユーザが初めて自分のアカウントにログインした際にパスワードの変更を要求します。
ステップ 5 ユーザに定期的にパスワードの変更を要求するには、Password Aging 領域の Enforce Password Aging チェックボックスをオンにします。オンにした場合は、次のパラメータを設定します。
• Aging Period ― セキュリティ レベル(検索、メンテナンス、プロビジョニング、スーパーユーザのみ)ごとに、ユーザがパスワードを変更しなければならなくなるまでの日数を設定します。範囲は 20 ~ 95 日です。
• Warning ― セキュリティ レベルごとに、ユーザがパスワードの変更を警告されるまでの日数を設定します。範囲は 2 ~ 20 日です。
ステップ 6 Other 領域で、次の情報を設定します。
• Single Session Per User ― オンにすると、ユーザが一度にログインできるセッションを 1 つに制限します。
• Disable Inactive User ― オンにすると、Inactive Duration ボックスで指定した日数だけノードにログインしていないユーザをディセーブルにします。Inactive Duration の範囲は 45 ~ 90 日です。
ステップ 7 Apply をクリックします。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D272 ノード セキュリティ ポリシーの変更:複数ノード
目的 |
この作業では、アイドル ユーザのタイムアウト、ユーザ ロックアウト、パスワード変更、同時ログイン ポリシーなど、複数ノードのセキュリティ ポリシーを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > Security > Policy タブをクリックします。読み取り専用のテーブルに、ノードの一覧とそのポリシーが表示されます。
ステップ 3 テーブルで修正するノードをクリックして、次に Change ボタンをクリックします。
ステップ 4 アイドル ユーザのタイムアウト時間を変更するには、設定するセキュリティ レベル(検索、メンテナンス、プロビジョニング、スーパーユーザのみ)の Idle User Timeout 領域にある hour (H) と minute (M) の矢印をクリックします。アイドル時間の範囲は、0 ~ 16 時間と 0 ~ 59 分です。ユーザは、アイドル ユーザのタイムアウト時間に到達すると、ログアウトされます。
ステップ 5 User Lockout 領域では、次の情報を修正します。
• Failed Logins Before Lockout ― ユーザがノードにロックアウトされるまでの最大ログイン試行回数を入力します。0 ~ 10 の範囲で値を選択します。
• Manual Unlock by Superuser only ― 「スーパーユーザのみ」の権限を持つユーザは、ノードからロックアウトされたユーザを手動でロック解除できます。
• Lockout Duration ― ユーザがログインに失敗したあと、ロックアウトされている時間を設定します。0 ~ 10 分、0 ~ 55 秒(5 秒間隔)の値を選択します。
ステップ 6 Password Change 領域で、次の情報を修正します。
• Prevent Reusing Last [ ] Passwords ― ユーザが同じパスワードを再度利用できるようになるまで、別のパスワードをいくつ作成しなければならないかという数を、1 ~ 10 の間で選択します。
• New Password must Differ from the Old Password ― 古いパスワードと新しいパスワードで異なっていなければならない文字数を選択します。デフォルトの値は 1 です。
• Cannot Change New Password for [ ] days ― オンにすると、ユーザは一定の期間パスワードを変更できなくなります。範囲は 20 ~ 95 日です。
• Require Password Change on First Login to New Account ― オンにすると、ユーザが初めて自分のアカウントにログインした際にパスワードの変更を要求します。
ステップ 7 ユーザに定期的にパスワードの変更を要求するには、Password Aging 領域の Enforce Password Aging チェックボックスをオンにします。オンにした場合は、次のパラメータを設定します。
• Aging Period ― セキュリティ レベル(検索、メンテナンス、プロビジョニング、スーパーユーザのみ)ごとに、ユーザがパスワードを変更しなければならなくなるまでの日数を設定します。範囲は 20 ~ 95 日です。
• Warning ― セキュリティ レベルごとに、ユーザがパスワードの変更を警告されるまでの日数を設定します。範囲は 2 ~ 20 日です。
ステップ 8 Other 領域で、次の情報を設定します。
• Single Session Per User ― オンにすると、ユーザが一度にログインできるセッションを 1 つに制限します。
• Disable Inactive User ― オンにすると、Inactive Duration ボックスで指定した日数だけノードにログインしていないユーザをディセーブルにします。Inactive Duration の範囲は 45 ~ 90 日です。
ステップ 9 Select Applicable Nodes 領域で、変更しないノードをオフにします。
ステップ 10 OK をクリックします。
ステップ 11 Security Policy Change Results ダイアログボックスで、変更内容を確認して OK をクリックします。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D273 SNMP トラップ宛先の修正
目的 |
この作業では、コミュニティ名、デフォルトの UDP ポート、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)トラップ バージョン、1 秒間あたりの最大トラップ数など、ONS 15454 SDH の SNMP トラップ宛先を修正します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > SNMP タブをクリックします。
ステップ 2 Trap Destinations ダイアログボックスでトラップを選択します。
SNMP トラップの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「SNMP」の章を参照してください。
ステップ 3 Community フィールドに SNMP コミュニティ名を入力します。
(注) コミュニティ名は、アクセス制御と認証を組み合わせた形式で指定します。ONS 15454 SDH に割り当てられたコミュニティ名は、大文字と小文字の違いも含めて、ネットワーク管理システムのコミュニティ名と一致する必要があります。
(注) SNMP のデフォルトの UDP ポートは 162 です。
ステップ 4 Trap Version フィールドを、SNMPv1 または SNMPv2 のいずれかに設定します。
SNMPv1 または SNMPv2 のどちらを使用するかについては NMS のマニュアルを参照してください。
ステップ 5 ONS 15454 SDH の SNMP エージェントで特定の MIB に関する SNMP SET 要求を処理できるようにする場合は、 Allow SNMP Sets チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフにした場合、SET 要求は拒否されます。
ステップ 6 ONS 15454 SDH の SNMP エージェントをプロキシとして動作させる場合は(すなわち、SNMP の宛先に直接接続されている ONS 15454 SDH にトラップをリレーする場合)、 Allow SNMP Proxy チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフにした場合、ONS 15454 SDH はトラップをリレーしません。
ステップ 7 汎用 SNMP MIB の使用を許可する場合は、Use Generic MIB チェックボックスをオンにします。
ステップ 8 Apply をクリックします。
ステップ 9 SNMP の設定が完了しました。各ノードの SNMP 情報を表示する場合は、SNMP 画面の Trap Destinations 領域でノードの IP アドレスを選択します。変更内容を確認し、完了していなければ作業を繰り返します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D293 2 ファイバ MS-SPRing での手動スパン アップグレード
目的 |
この作業では、2 ファイバの MS-SPRing スパンを上位の光伝送速度にアップグレードします。2 ファイバ MS-SPRing の光スパンをダウングレードする場合にもこの作業を繰り返しますが、ステップ 5 で低速のカードを選択します。 |
工具/機器 |
高速のカード アップグレードに必要な互換ハードウェア |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
(注) 帯域幅が使用可能になる前に、MS-SPRing のノードに接続されているすべてのスパンをアップグレードする必要があります。
(注) MS-SPRing のスパンをアップグレードする場合、アラーム リストに MSSP-OSYNC アラームが表示されます。このアラームの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 1 最初にアップグレードするスパンの両方のエンドポイント(ノード)に強制切り替えを適用します。「D303 MS-SPRing 強制リング切り替えの開始」を参照してください。
ステップ 2 両方のエンドポイントからファイバを取り外し、トラフィックがまだ流れていることを確認します。
ステップ 3 両方のエンドポイントから STM-N カードを取り外します。
ステップ 4 ノード ビューで、両方のエンドポイントから各 STM-N スロットを右クリックし、 Change Card を選択します。
ステップ 5 Change Card ダイアログボックスで、新しい STM-N カード タイプを選択します。
ステップ 6 OK をクリックします。
ステップ 7 「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」を実行して、両方のエンドポイントに新しい STM-N カードを取り付けます。
ステップ 8 送信信号が許容範囲内にあることを確認します。STM-N カードの送受信レベルについては、表2-4を参照してください。
ステップ 9 「D338 MS-SPRing 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け」を行って、カードにファイバを接続します。IMPROPRMVL アラームがクリアされ、カードがアクティブになるまで待ちます。
ステップ 10 両方のエンドポイント ノードでカードが正常にアップグレードされ、すべてのファシリティ アラーム(LOS、SD、または SF)がクリアされたら、アップグレードされたスパンの両方のエンドポイントから強制切り替えを解除します。「D194 MS-SPRing 強制リング切り替えのクリア」を参照してください。
ステップ 11 MS-SPRing の各スパンについてこの作業を繰り返します。すべてのスパンの作業が完了すると、アップグレードは完了です。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D294 4 ファイバ MS-SPRing での手動スパン アップグレード
目的 |
この作業では、4 ファイバの MS-SPRing スパンを上位の光伝送速度にアップグレードします。リング内の各スパンを上位の光伝送速度にアップグレードするには、この作業を繰り返します。4 ファイバ MS-SPRing の光スパンをダウングレードする場合にもこの作業を繰り返しますが、その場合はステップ 5 で低速のカードを選択します。 |
工具/機器 |
高速のカード アップグレードに必要な互換ハードウェア |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
(注) 帯域幅が使用可能になる前に、MS-SPRing のノードに接続されているすべてのスパンをアップグレードする必要があります。
(注) MS-SPRing のスパンをアップグレードする場合、アラーム リストに MSSP-OSYNC アラームが表示されます。このアラームの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 1 最初にアップグレードするスパンの両方のエンドポイント(ノード)に強制切り替えを適用します。「D303 MS-SPRing 強制リング切り替えの開始」を参照してください。
ステップ 2 両方のスパン エンドポイント(ノード)で現用カードと保護カードからファイバを取り外し、トラフィックがまだ流れていることを確認します。
ステップ 3 両方のエンドポイントから STM-N カードを取り外します。
ステップ 4 スパンの両エンドポイントについて、ノード ビューで各 STM-N スロットを右クリックし、 Change Card を選択します。
ステップ 5 Change Card ダイアログボックスで、新しい STM-N カード タイプを選択します。
ステップ 6 OK をクリックします。
ステップ 7 「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」を実行して、両方のエンドポイントに新しい STM-N カードを取り付けます。
ステップ 8 送信信号が許容範囲内にあることを確認します。STM-N カードの送受信レベルについては、表2-4を参照してください。
ステップ 9 「D338 MS-SPRing 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け」を行って、カードにファイバを接続します。IMPROPRMVL アラームがクリアされ、カードがアクティブになるまで待ちます。
ステップ 10 両方のエンドポイント ノードのカードが正常にアップグレードされ、すべてのファシリティ アラーム(LOS、SD、または SF)がクリアされたら、アップグレードされたスパンの両方のエンドポイント(ノード)から強制切り替えを解除します。「D194 MS-SPRing 強制リング切り替えのクリア」を参照してください。
ステップ 11 MS-SPRing の各スパンについてこのステップを繰り返します。MS-SPRing リング内のすべてのスパンがアップグレードされると、リングがアップグレードされます。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D295 SNCP での手動スパン アップグレード
目的 |
この作業では、SNCP スパンを上位の光伝送速度にアップグレードします。各スパンをアップグレード、つまりリング全体を上位の光伝送速度にアップグレードするには、この作業を繰り返します。SNCP リングの光スパンをダウングレードする場合にもこの作業を繰り返しますが、その場合はステップ 5 で低速のカードを選択します。 |
工具/機器 |
高速のカード アップグレードに必要な互換ハードウェア |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
ステップ 1 「D197 SNCP の強制切り替え開始」を行って、アップグレードするスパンに強制切り替えを適用します。
ステップ 2 スパンの両方のエンドポイント ノードからファイバを取り外し、トラフィックがまだ流れていることを確認します。
ステップ 3 両方のスパン エンドポイントから STM-N カードを取り外します。
ステップ 4 スパンの両端について、ノード ビューで各 STM-N スロットを右クリックし、 Change Card を選択します。
ステップ 5 Change Card ダイアログボックスで、新しい STM-N カード タイプを選択します。
ステップ 6 OK をクリックします。
ステップ 7 「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」を実行して、両方のエンドポイントに新しい STM-N カードを取り付けます。
ステップ 8 送信信号が許容範囲内にあることを確認します。STM-N カードの送受信レベルについては、表2-4を参照してください。
ステップ 9 「D337 SNCP 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け」を行って、カードにファイバを接続します。IMPROPRMVL アラームがクリアされ、カードがアクティブになるまで待ちます。
ステップ 10 両方のエンドポイント ノードのカードが正常にアップグレードされ、すべてのファシリティ アラーム(LOS、SD、または SF)がクリアされたら、「D198 SNCP の強制切り替えのクリア」を行います。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D296 1+1 保護グループでの手動スパン アップグレード
目的 |
この作業では、1+1 保護グループ スパンをアップグレードします。光スパンをダウングレードする場合にもこの作業を繰り返しますが、その場合はステップ 6 で低速のカードを選択します。 |
工具/機器 |
高速のカード アップグレードに必要な互換ハードウェア |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
ステップ 1 保護ポートから順に、アップグレードするポートで強制切り替えを開始します。
(注) 1+1 保護グループで切り替えモードが双方向の場合は、一方のスパンにだけ Force コマンドを適用します。切り替えモードが双方向の場合に、Force コマンドを両端に適用すると、切り替えに 50 ミリ秒以上かかります。
a. ノード ビューで、Maintenance > Protection タブをクリックします。
b. Protection Groups 領域から保護グループを選択します。Selected Group 領域に、現用スパンおよび保護スパンが表示されます。
c. Selected Group 領域で、保護 STM-N ポートをクリックします。
d. Switch Commands で、Force を選択します。
e. 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。
強制切り替えを適用するスパンの隣に FORCE-SWITCH-TO-WORKING が表示されます。
ステップ 2 アップグレードする各ポートについて ステップ 1 を繰り返します。
ステップ 3 スパンの両端からファイバを取り外し、トラフィックがまだ流れていることを確認します。
ステップ 4 両方のスパン エンドポイントから STM-N カードを取り外します。
ステップ 5 スパンの両端について、ノード ビューで STM-N スロットを右クリックし、Change Card を選択します。
ステップ 6 Change Card ダイアログボックスで、新しい STM-N カード タイプを選択します。
ステップ 7 OK をクリックします。
ステップ 8 「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」を実行して、両方のエンドポイントに新しい STM-N カードを取り付けます。
ステップ 9 送信信号が許容範囲内にあることを確認します。STM-N カードの送受信レベルについては、表2-4を参照してください。
ステップ 10 「D19 光カードへの光ファイバ ケーブルの取り付け」を行って、カードにファイバを接続します。IMPROPRMVL アラームがクリアされ、カードがアクティブになるまで待ちます。
ステップ 11 スパンの両端のカードが正常にアップグレードされ、すべてのファシリティ アラーム(LOS、SD、または SF)がクリアされたら、次の手順で強制切り替えを解除します。
a. ノード ビューで、Maintenance > Protection タブをクリックします。
b. Protection Groups 領域で、クリアするカード/ポートを含む保護グループをクリックします。
c. Selected Group 領域で、クリアするカードをクリックします。
d. Switch Commands 領域で、Clear を選択します。
e. 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 12 1+1 リニア構成の他のスパンについてこの作業を繰り返します。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D297 非保護スパンでの手動スパン アップグレード
目的 |
この作業では、非保護スパンを上位の光伝送速度に手動でアップグレードします。 |
工具/機器 |
高速のカード アップグレードに必要な互換ハードウェア |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
注意 非保護スパンをアップグレードすると、そのスパンで伝送されているすべてのトラフィックが失われます。
注意 ファイバを取り外すと、非保護スパンのすべてのトラフィックが失われます。
ステップ 1 スパンの両方のエンドポイント ノードからファイバを取り外します。
ステップ 2 両方のスパン エンドポイントから STM-N カードを取り外します。
ステップ 3 スパンの両端について、ノード ビューで各 STM-N スロットを右クリックし、 Change Card を選択します。
ステップ 4 Change Card ダイアログボックスで、新しい STM-N タイプを選択します。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 両方のノードについてステップ 3 ~ 5 が完了したら、両方のエンドポイントに新しい STM-N カードを取り付け、ファイバをカードに接続します。IMPROPRMVL アラームがクリアされ、カードがアクティブになるまで待ちます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D298 ネットワークに発生しているアラームと状態のチェック
目的 |
この作業では、ネットワーク上にアラームや状態が存在しないことを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。ネットワーク マップ上で、影響を受けるすべてのスパンがグリーンであることを確認します。
ステップ 2 ネットワーク マップ上で、影響を受けるスパンにアクティブなスイッチが存在しないことを確認します。スパン リングの切り替えは、ロックアウト リングの場合は「L」、強制リングの場合は「F」、手動リングの場合は「M」、試験リングの場合は「E」という文字で表されます。
ステップ 3 第 2 の確認方式は、Conditions タブで実行できます。 Retrieve Conditions をクリックして、アクティブなスイッチが存在しないことを確認します。Filter ボタンが選択されていないことを確認します。
ステップ 4 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。アラームが表示されている場合は、操作を続ける前にこれらのアラームをよく調べて解決してください。手順については、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D299 MS-SPRing スパンのロックアウト開始
目的 |
この作業では、MS-SPRing スパンのロックアウトを実行します。これにより、トラフィックがロックアウトされたスパンに切り替わらなくなります。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 スパンのロックアウト中、トラフィックは保護されません。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing を選択して、 Edit をクリックします。
ヒント アイコンを新しい場所へ移動して MS-SPRing チャネル(ポート)の情報を見やすくするといったような場合は、Edit MS-SPRing のネットワーク図でアイコンをクリックし、Ctrl キーを押したままアイコンを新しい場所にドラッグします。
ステップ 4 次の手順で、ウエスト スパンをロックアウトします。
a. MS-SPRing ノードのウエスト チャネル(ポート)を右クリックして、 Set West Protection Operation を選択します。図19-4 に例を示します。
(注) 2 ファイバ MS-SPRing の場合、ノード アイコンの四角形は、MS-SPRing の現用チャネルと保護チャネルを表します。どちらのチャネルも右クリックできます。4 ファイバ MS-SPRing の場合、四角形はポートを表します。いずれかの現用ポートを右クリックします。
b. Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから LOCKOUT SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。保護切り替えを起動した選択チャネル(ポート)上に、ロックアウトを示す「L」が表示されます。
ロックアウト切り替えを実行すると LKOUTPR-S 状態と FE-LOCKOUTOFPR-SPAN 状態が生成されます。
ステップ 5 次の手順を実行して、イースト スパンをロックアウトします。
a. ノードのイースト チャネル(ポート)を右クリックして、 Set East Protection Operation を選択します。
b. Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから LOCKOUT SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。保護切り替えを起動した選択チャネル(ポート)上に、ロックアウトを示す「L」が表示されます。
ロックアウト切り替えを実行すると LKOUTPR-S 状態と FE-LOCKOUTOFPR-SPAN 状態が生成されます。
ステップ 6 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。