ネットワーキング デバイスがリブートするときにインデックス番号が変更される場合あるため、cbQosConfigIndex、cbQosObjectsIndex、および cbQosPolicyIndex は一定ではありません。この現象は、システムのリブートによって、Modular
QoS CLI(MQC)の設定順序がユーザ駆動で予測不能な実際の設定順序と一致しなくなるために発生します。その結果、MIB を頻繁に読み取って、統計情報と設定情報を抽出する必要があります。そのため、リロードが発生したら、MIB をポーリングし直して、CBQoS
MIB に保存されたデータにインデックスを戻す必要があります。
MIB パーシステンスは、従来、インデックスとキー情報を NVRAM に保存する Cisco IOS API によって処理されていました。その後で、リロードが発生すると、データが取り出され、再生成されます。しかし、このアプローチは、保存すべき情報が多過ぎて、現行の
cbQosObjectsIndex の実装ではうまく機能しません。
動作シーケンスではなく、設定エントリに基づくインデックス符号化スキームが実装されていれば、ルータのリロード時にインデックスが変化しないため、MIB 情報にはネットワーキング デバイスがリブートしても変化しないオブジェクト値のセットが保存されます。
パフォーマンス/拡張性の問題を処理するために、インデックス符号化スキームが変更されました。各サービス ポリシーは、cbQosPolicyIndex と呼ばれるインデックスで一意に識別され、その cbQosObjectsIndex が、サービス
ポリシーの下で一意に識別されます。
(注) |
インデックス符号化スキームを変更した結果、cbQosPolicyIndex について、アプリケーションが cbQosObjectsIndex と同じポリシーマップであると見なすことはなくなりました。
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