Cisco IP 電話 7800 および 8800 シリーズ用のエンタープライズ ファームウェアとマルチプラットフォーム ファームウェア間の変換ガイド

ホワイト ペーパー

ダウンロード オプション

  • PDF
    (4.4 MB)
    Adobe Reader を使ってさまざまなデバイスで表示
Updated: 2021 年 1 月 24 日

偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

ダウンロード オプション

  • PDF
    (4.4 MB)
    Adobe Reader を使ってさまざまなデバイスで表示
Updated: 2021 年 1 月 24 日
 

 

ファームウェア移行(概要)

マルチプラットフォーム電話機(MPP)のファームウェアを使用すれば、Cisco® IP 電話 680078008800 シリーズと、承認を受けたサードパーティ製コール制御システムや Cisco Webex® Calling を連携させることができます。このファームウェアによって提供される機能セットは、Cisco Unified Communications Manager 用に設計および構築されたファームウェアと同一ではありませんが、多くの類似点があります。本書ではこれ以降、Cisco Unified Communications Manager 用に設計および構築されたファームウェアを「エンタープライズ ファームウェア」と呼びます。MPP 電話機のファームウェアは、Cisco Unified Communications Manager では機能せず、サポートもされていません

MPP ファームウェアが機能するのは、680078008800 シリーズの一部のモデルです。ただし、7800 および 8800 シリーズのみ、MPP ファームウェアとエンタープライズ ファームウェアのどちらを使用しても動作します。
適切なライセンスをお持ちの場合は、7800 および 8800 シリーズの機器で MPP ファームウェアとエンタープライズ ファームウェアを相互に移行できます。注:7800 シリーズのファームウェアを移行するには、7800 モデルのハードウェアバージョンが正しい必要があります。

 

重要:新しい電話機を注文する場合は、導入タイプ(MPP エンタープライズ)に合った正しい電話機用 SKU を購入し、一方のタイプの電話機用 SKU は購入せずに他方のタイプの SKU に変換するのが正しいワークフローとなります。ファームウェア変換の目的は、電話機をすでに所有している企業のお客様がクラウドに移行するのを支援することにあります。

 

Phone firmware models and features

図 1.                     

電話機のファームウェアモデルと機能

バージョン(VID)は、電話機の背面にあるラベルで確認できます(図 2)。

How to find your version number on a phone

図 2.                     

電話機のバージョン番号を確認する方法

1 に、エンタープライズ ファームウェアから MPP ファームウェアに変換できる電話機モデルを示します。
2 に、MPP ファームウェアからエンタープライズ ファームウェアに変換できる電話機モデルを示します。

表 1.        エンタープライズ ファームウェアから MPP ファームウェアへの変換に対応しているデバイス

7800 シリーズ(*制限あり)

8800 音声電話シリーズ

8800 ビデオ電話シリーズ

CP-7811-K9=

CP-8811-K9= *V14 以前)

CP-8845-K9=

CP-7821-K9= *V03 以降)

CP-8841-K9= *V14 以前)

CP-8865-K9=

CP-7841-K9= *V04 以降)

CP-8851-K9= *V14 以前)

CP-7861-K9= *V03 以降)

CP-8861-K9= *V14 以前)

CP-7832-K9=

CP-8832-K9=

注:        8800 シリーズのデバイスのうち、88218851NR8865NR8831 については MPP に移行できません。
8832NR MPP に移行できますが、一部の機能はサポートされない場合があります。MPP ファームウェアに移行する前に、サービスプロバイダーに 8832NR のサポート状況を確認してください。

表 2.        MPP ファームウェアからエンタープライズ ファームウェアへの変換に対応しているデバイス

7800 シリーズ

8800 音声電話シリーズ

8800 ビデオ電話シリーズ

CP-7811-3PCC-K9=

CP-8811-3PCC-K9=

CP-8845-3PCC-K9=

CP-7821-3PCC-K9=

CP-8841-3PCC-K9=

CP-8865-3PCC-K9=

CP-7841-3PCC-K9=

CP-8851-3PCC-K9=

 

CP-7861-3PCC-K9=

CP-8861-3PCC-K9=

 

CP-7832-3PCC-K9=

CP-8832-3PCC-K9=

3 に、お客様が電話機を購入して移行するまでのフローの概要を示します。

Related image, diagram or screenshot

 

Related image, diagram or screenshot

図 3.                     

お客様のフロー

注:        Cisco Flex プランのサブスクライバの場合は、「付録 AFlex プラン - 注文」を参照してください。

すべての電話機について、表 3 に記載されているデバイス情報をすべて収集して、ファームウェアの移行が可能かどうかを確認したうえで移行ライセンスを生成してください。詳しくは「付録 B:ファームウェア変換用のライセンスファイルの生成方法」を参照してください。

表 3.        移行が可能かどうかを確認するのに必要なデバイス情報

デバイス情報

重要度

PID(モデル)

CP-8841-K9=

必須

VID(バージョン番号)

V03

MPP に移行する場合は必須

MAC アドレス

321ABC432DEF

必須

シリアル番号

FCH20100312/WZP20100113

推奨

移行可能なデバイスのファームウェア移行ライセンスを生成したら、https://upgrade.cisco.com [英語] に記載されている簡単な手順に従って電話機を別のタイプのファームウェアに移行できます。

所有する Web/TFTP サーバを使用して自身で設定を行いたい場合は、次のガイドの詳細な手順を参照してください。

エンタープライズから MPP への変換ガイド:https://cs.co/E2M-guide [英語]

MPP からエンタープライズへの変換ガイド:https://cs.co/M2E-guide [英語]

電話機のファームウェア移行の一括プロビジョニング:https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/collaboration-endpoints/unified-ip-phone-7800-series/phone-firmware-mig-bulk-provis.pdf

このガイドでは、Cisco Unified Communications ManagerUnified CM)ベースのアプローチについて説明します。これは、プロセス全体の動きをより詳しく理解していただくことを意図した構成になっています。

変換プロセスでは、最終的なロードの前に、ファームウェア移行ロードのインストール作業を行います。移行ロードファイルには、アップグレードするライセンスファイルと通常の MPP のロードの両方を利用します。どちらのライセンスに移行するかによって、それぞれの移行ロードは異なります。たとえば、エンタープライズから MPP に移行するためのファームウェアロードと、MPP からエンタープライズに移行するためのファームウェアロードが あります。どちらの移行の場合も同様に、異なるライセンスファイルが必要になります。変換の方向は、ライセンスファイル内とファームウェアイメージ名に反映されます。

Example MPP_2_ENT license file

図 4.                     

MPP_2_ENT ライセンスファイルの例

Example MPP_2_ENT license file

図 5.                     

ENT_2_MPP ライセンスファイルの例

ファームウェアの移行についてよく寄せられる質問(FAQ

Q.  電話機がエンタープライズ用なのか MPP/3PCC 用なのかを確認する方法を教えてください。
A.  電話機の背面にあるラベルを確認してください。PID のモデル番号の後に「3PCC 」、「3PC 」、または「3PW 」のいずれかが印字されている場合、その機種は MPP/3PCC 電話機です。それらの記号が付いていなければ、エンタープライズ電話機ということになります。図 6 にモデルの確認方法を示します。

Phone labels

図 6.                     

電話機のラベル

デバイスの現在のステータス(エンタープライズ ファームウェアまたは MPP ファームウェア)を確認するには、
次の手順に従います。

デバイスの [アプリケーション(Applications]、設定キー Press the applications の順に押します。

1.       画面の以下の設定メニューを確認します。

      [情報と設定(Information and settings]:お使いの電話機が MPP ファームウェアで動作している場合。
[
ステータス(Status] -> [製品情報(Product information] -> [製品名(Product Name] の順に移動し、「3PCC」という表示があることを確認します。例:CP-8841-3PCC

      [アプリケーション(Applications]:お使いの電話機がエンタープライズ ファームウェアが動作している場合。[電話機情報(Phone Information] -> [モデル番号(Model number] の順に移動し、「3PCC」という表示がないことを確認します。例:CP-8841。モデル番号に「3PCC」という表示がある場合は、10.x の古いファームウェアが動作している MPP 電話機です。

Q.  移行には費用がかかりますか。
A.  Flex プラン(以下に記載されている対象の SKU )については、一定のユーザ数まで追加料金なしでご利用いただけます。Cisco Collaboration Flex プランの詳細については、 https://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/collaboration-flex-plan/index.html を参照してください。

Flex プランをご利用でないお客様については、別のコール制御プラットフォームに移行する場合に費用が発生します。

表 4.        Flex プランのファームウェア移行の対象となる SKU

CCW ファームウェア移行の対象となる SKU

MCE で使用できる SKU

A-FLEX-EAB1-AUM

A-FLEX-EAHL1

A-FLEX-EAB2-AUM

A-FLEX-EAHL1-AUM

A-FLEX-EAB3-AUM

A-FLEX-EAHL1-EAM

A-FLEX-EABL1

A-FLEX-EAHL2

A-FLEX-EABL1-EAM

A-FLEX-EAHL2-AUM

A-FLEX-EABL2

A-FLEX-EAHL2-AUM

A-FLEX-EABL2-EAM

A-FLEX-EAHL2-EAM

A-FLEX-EABL3

A-FLEX-EAHL3

A-FLEX-EABL3-EAM

A-FLEX-EAHL3-AUM

A-FLEX-EACL1

A-FLEX-EAHL3-EAM

A-FLEX-EACL1-AUM

A-FLEX-EAPL1

A-FLEX-EACL1-EAM

A-FLEX-EAPL1-AUM

A-FLEX-EACL2

A-FLEX-EAPL1-EAM

A-FLEX-EACL2-AUM

A-FLEX-EAPL2

A-FLEX-EACL2-EAM

A-FLEX-EAPL2-AUM

A-FLEX-EACL3

A-FLEX-EAPL2-EAM

A-FLEX-EACL3-AUM

A-FLEX-EAPL3

A-FLEX-EACL3-EAM

A-FLEX-EAPL3-AUM

A-FLEX-NU-CLCOMMON

A-FLEX-EAPL3-EAM

A-FLEX-NUBL1

A-FLEX-NUHL1

A-FLEX-NUBL1-AUM

A-FLEX-NUHL1-AUM

A-FLEX-NUBL1-EAM

A-FLEX-NUHL1-EAM

A-FLEX-NUCL1

A-FLEX-NUPL1

A-FLEX-NUCL1-AUM

A-FLEX-NUPL1-AUM

A-FLEX-NUCL1-EAM

A-FLEX-NUPL1-EAM

A-FLEX-NUCMBL-BNDL

A-SPK-EDUEC-PCALL

A-FLEX-NUCMBL-BNDL

A-FLEX-EAPL

A-FLEX-NUBL-BASIC

A-FLEX-EAHL

A-FLEX-NUCL-BASIC

A-FLEX-NUPL-P

A-SPK-EDUEC-CCALL

A-FLEX-NUPL-E

A-SPK-EDUEC-BCALL

A-FLEX-NUPL-A

A-SPK-EDUEC-SCALL

A-FLEX-NUHL-P

A-FLEX-EACL

A-FLEX-NUHL-E

A-FLEX-NUCL-P

A-FLEX-NUHL-A

A-FLEX-NUCL-E

A-FLEX-EA-MPL

A-FLEX-EA-MCL

A-FLEX-EA-MHL

A-FLEX-NU-MCL

A-FLEX-NU-MPL

 

A-FLEX-NU-MHL

Q.  ファームウェア移行ライセンスの注文方法を教えてください。
A.  Flex プランをご利用のお客様は、「付録 A Flex プラン - ライセンスの注文方法」の手順に従ってください。Flex プランをご利用でないお客様は、シスコパートナーまたは認定ディストリビュータに連絡し、次の SKU を使用して必要なライセンスを注文できます。ライセンスを注文する前に、デバイスが対象となっているかどうかを必ずお客様に確認してもらうようにしてください。
L-CP-E2M-88XX-CNV=                8800 シリーズ エンタープライズ電話機を MPP ファームウェアに変換
L-CP-E2M-78XX-CNV=                7800 シリーズ エンタープライズ電話機を MPP ファームウェアに変換
L-CP-M2E-88XX-CNV=                8800 シリーズ MPP 電話機をエンタープライズ ファームウェアに変換
L-CP-M2E-78XX-CNV=                7800 シリーズ MPP 電話機をエンタープライズ ファームウェアに変換
Q.  電話機の移行ライセンスを別の電話機で使用できますか。
A.  いいえ。移行ライセンスは電話機の MAC アドレスに固定されているため、別の電話機では使用できません。
Q.  現在使用している電話機は返品許可(RMA )が必要です。その仕組みについて教えてください。
A.  交換された電話機の SKU は、最初に購入した電話機の SKU と同じです。たとえば、最初に購入した電話機の SKU CP-8811-K9= で、それを MPP ロードに移行した場合、交換された電話機の SKU CP-8811-K9= になります。
新しい移行ライセンスを取得するには、 https://mycase.cloudapps.cisco.com/case?swl でケースをオープンし、[ ソフトウェアライセンス(Software Licensing ] -> [CSSM およびLRP に関する問題(CSSM and LRP issues ] -> [ コラボレーション関連ライセンス(Collaboration Related Licensing ] オプションを選択して、Cisco Global Licensing Operations GLO )経由で要求する必要があります。交換された電話機に対して、返却する電話機と同じ移行プロセスを実行する必要があります。返却する電話機用に以前取得した移行ライセンスは、返却する電話機の MAC アドレスに関連付けられているため、交換された電話機で再利用できません。
Q.  エンタープライズ電話機を MPP/3PCC に移行しました。その電話機のエンタープライズから MPP/3PCC への移行ライセンスを使用して、エンタープライズに戻すことはできますか。
A.  いいえ。そのような移行を行うには、MPP/3PCC からエンタープライズへの移行ライセンスを取得する必要があります。移行ライセンスは、一方向の移行にしか対応していません。
Q.  電話機のユーザインターフェイスは、エンタープライズと MPP のどちらのファームウェアでも同じですか。
A.  いいえ。2 つのコール制御プラットフォームのユーザエクスペリエンスはまったく異なります。コールアピアランスや機能のアクティベーションなど、機能の違いを理解するためにエンドユーザ向けのトレーニングが必要になることもあります。Webex Calling 用のエンドユーザ向けドキュメントは、cisco.com および callinghelp.cisco.com でも入手できます。
Q.  ファームウェアの移行中にテクニカルサポートを受ける方法を教えてください。
A.  ファームウェア移行ライセンスを注文しているお客様については、シスコとのサービス契約を締結していない場合、ファームウェア移行ライセンスの注文時に表 5 のリストから該当するサービスの SKU を追加することにより、ソフトウェア限定(RMA は対象外)のサポートを受けることができます。

表 5.        該当するテクニカルサポートの SKU

ライセンス SKU

サービス SKU

L-CP-E2M-88XX-CNV=

CON-SW-LCPE2M8V

L-CP-E2M-78XX-CNV=

CON-SW-LCPE2M7N

L-CP-M2E-88XX-CNV=

CON-SW-LCPM2E8C

L-CP-M2E-78XX-CNV=

CON-SW-LCPM2E7X

Q.  サポートの依頼先を教えてください。
A.  サポート情報:

      My Cisco EntitlementsMCE)の問題の場合、https://mycase.cloudapps.cisco.com/swl?MCE でケースをオープンしてください。ケースには、サブスクリプション ID、契約番号、取得しようとしているライセンスのタイプ、必要な数量、Cisco.com のユーザ ID、表示されることがあるエラーメッセージなど、できるだけ詳細な情報を記載してください。カスタマーサービスチームがケースを確認し、依頼者に連絡します。

      ライセンス生成に関する問題については、https://mycase.cloudapps.cisco.com/case?swl でケースをオープンし、[ソフトウェアライセンス(Software Licensing] -> [CSSMおよびLRPに関する問題(CSSM and LRP issues] -> [コラボレーション関連ライセンス(Collaboration Related Licensing] オプションを選択して、Global Licensing OperationsGLO)に連絡してください。

      ファームウェア移行の問題については、スモールビジネスサポート(SBS)センター(https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/web/tsd-cisco-small-business-support-center-contacts.html)までご連絡ください。

Q.  お客様が UCM を使用しており、 BroadWorks または BroadCloud に移行する場合はどのようになりますか。
A.  移行機能をサポートしている 7800 または 8800 シリーズ デスクフォンをお持ちのお客様であれば、ユーザを BroadWorks または BroadCloud に移行する際にその電話機を移行できます。サポート対象の電話機の一覧は、表 1 に示されています。
Q.  エンタープライズ電話機を BroadSoft® のシステムにネイティブで登録できるようにする予定はありますか。
A.  エンタープライズ電話機と MPP 電話機ではソフトウェアイメージが異なります。これらのイメージはサイズが異なるため、すべてのコール制御システムをサポートするを 単一のソフトウェアイメージに統合するする予定はありません。
Q.  お客様が移行する電話機が数台しかありません。このような場合の現場での移行方法について教えてください。
A.  残念ですが、そのような方法はありません。移行作業は所定のプロセスに沿って実施していただく必要があります。このプロセスに従わずに電話機を移行しようとした場合、サードパーティのソフトウェアライセンス契約に違反することになります。
Q.  お客様が電話機のタイプを誤って購入してしまったため、その電話機をお客様が所持するコール制御に移行したいのですが、そのような移行は可能でしょうか。
A.  いいえ。販売担当者に連絡して電話機を返却し、お客様に合った電話機を注文してください。電話機の注文時にお客様側で手違いがあっても、シスコが電話機を交換または移行することはありません。
Q.  お客様が発注の前にこのプロセスを試してみたいと言っています。デモ/ ラボ用のライセンスを取得することはできますか。
A.  はい。お客様からシスコパートナーに連絡してもらうようにしてください。ファームウェア移行ライセンスは現在、Not-for-Resale NFR )プログラムでデモ/ ラボ専用として、100% ディスカウントの数量限定で提供されています。詳細については、 https://cisco.com/go/nfr を参照してください。

Cloud Upgrader

Cloud Upgrader には、移行プロジェクトに役立つ手順やサンプルビデオが用意されています。

エンタープライズから MPP への変換:https://upgrade.cisco.com/e2m_converter

      UCMUCM 登録済み電話機)を使用した一括移行:
https://upgrade.cisco.com/e2m_converter?cucm

      DHCP オプションを使用した一括移行(電話機のステージング機能):https://upgrade.cisco.com/e2m_converter?staging

      代替 TFTP サーバを利用した手動移行(ラボ/PoC/複数のデバイス):https://upgrade.cisco.com/e2m_converter?manual

MPP からエンタープライズへの変換:https://upgrade.cisco.com/m2e_converter

UCM ベースの手動移行方法(エンタープライズから MPP への移行)

UCM 向けの Cloud Upgrader の手順(https://upgrade.cisco.com/e2m_converter?cucm)を確認して実施することをお勧めします。

追伸:上記の Cloud Upgrader の手順を実施する場合は、以下の手順を実施する必要はありません。

次の手順では、オンプレミス環境を使用して、単一の 7800 または 8800 シリーズ電話機をエンタープライズ ファームウェアから MPP に変換する方法を説明します。

1.       7800/8800 シリーズ電話機のバージョンを確認します。7800/8800 シリーズ電話機を裏返し、表 1 に記載されている対象の機種であるかどうかを確認する必要があります。たとえば、以下の 7821 電話機のスクリーンショットには、V01 が含まれています。したがってこの機種は、アップグレードの対象外ということになります。同様に、たとえば V15 以降の 8851 電話機も、表 1 に記載されているとおり変換の対象とはなりません。

Phone labels

2.       ファームウェア移行プロセスを開始する前に、必ず電話機を最新のエンタープライズまたはオンプレミスファームウェアにアップグレードしておきます。オンプレミスファームウェアのリリースノートを参照し、最新のファームウェアを取得してくだい。

      Cisco IP 電話 7800 シリーズ:https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/collaboration-endpoints/unified-ip-phone-7800-series/products-release-notes-list.html

      Cisco IP 電話 8800 シリーズ:https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/collaboration-endpoints/unified-ip-phone-8800-series/products-release-notes-list.html

重要:電話機を動作させるには 12.5(1) 以降のバージョンが必要です。それよりも前のバージョンでは移行ロードにアップグレードされません。

3.       https://software.cisco.com/download/specialrelease/f2cb4317bcf61a5e189ea76e47a4519b
から移行ファームウェアを取得し、UCM に配置します。

a ファームウェアをコンピュータにダウンロードし、ディレクトリに解凍します。ファイル名については、表 6 を参照してください。

b https://CUCM-ip-address/cmplatform/ にアクセスします。CUCM-ip-address の部分は、UCM IP アドレスです。

c [ソフトウェアアップグレード(Software Upgrades] -> [TFTPファイル管理(TFTP File Management] -> [ファイルのアップロード(Upload file] の順に移動します。

d 移行ファームウェアを展開したディレクトリから 1 つずつファイルを選択し、各ファイルをアップロードします。

e UCM TFTP サービスを再起動します。

表 6.        ファームウェアファイル名

変換方向

モデル

変換ファームウェア

エンタープライズから MPP

7811/21/41/61

sip78xx.TLexE2M-11-2-3C-12.loads

7832

sip7832.TLexE2M-11-2-3C-12.loads

8811/41/51/61

sip88xx.TLexE2M-11-2-3C-12.loads

8832

sip8832.TLexE2M-11-2-3C-12.loads

8845/65

sip8845_65.TLexE2M-11-2-3C-12.loads

4.       シスコから受け取ったライセンスファイルを UCM にアップロードします。シスコからライセンスファイルを取得する方法の詳細については、付録 A を参照してください。

a ライセンスファイルをコンピュータにダウンロードします。

b https://CUCM-ip-address/cmplatform/ にアクセスします。CUCM-ip-address の部分は、UCM IP アドレスです。

c [ソフトウェアアップグレード(Software Upgrades] -> [TFTPファイル管理(TFTP File Management] -> [ファイルのアップロード(Upload file] の順に移動します。

d ライセンスファイルを選択してアップロードします。

e UCM TFTP サービスを再起動します。

5.       UCM にログインします。

6.       [デバイス(Device] -> [電話(Phone] の順に移動します。

7.       [電話を検索する場所(Find Phone where] フィールドで [含む(CONTAINS] を選択し、78xx または 88xx 電話機の MAC アドレスを入力したら、[検索(Find] をクリックします。

Phone

8.     [電話ロード(Phone Load] の項目が表示されるまで画面を下にスクロールし、電話ロードを入力します。たとえば、sip78xx.TLexE2M-11-2-3C-12.loads のように入力します。

9.       [保存(Save][設定の適用(Apply Config][OK] の順にクリックします。

10.    ブラウザのページを更新し、ダウンロードステータスに [アップグレード中(Upgrading] と表示されていることを確認します。電話機がリブートしますが、これはすぐに終わります。

 

重要:電話機を動作させるには 12.5(1) 以降のバージョンが必要です。それよりも前のバージョンでは移行ロードにアップグレードされません。

 

リブート後の電話機には移行ロードがインストールされています。[Configuration check in progress] という表示の後に、[Failed to downloaded configuration data. Contact your administrator.] という警告が表示されることがあります。この場合、[Retry] はクリックしないでください。

これは一括プロビジョニングにのみ関連する警告のため無視してください。一括プロビジョニングについては付録を参照ください。そのまま次の手順に進みます。

11.    次の順序に従って、電話機の IP アドレスを決定します。

      アプリケーションボタン Related image, diagram or screenshot を押し、[ステータス(Status] -> [ネットワークステータス(Network Status] -> [IPv4] の順に進みます。

12.    Web ブラウザに http://ip_address_of_phone/admin/advanced と入力します。

13.    Web ブラウザで、[Voice] -> [Provisioning] の順に移動します。

14.    画面を下にスクロールして [Firmware Upgrade] に進み、次の情報を [Upgrade Rule] に貼り付けます。

Upgrade Rulehttp://CUCM_ip_address:6970/sipxxxx.11-2-3MPP-398.loads CUCM_ip_address UCM IP アドレス、sipxxxx は適切な電話ロード(sip78xx または sip88xx)にします。ファイル名は手順 8 で入力したものと同じ名前です。

(これは通常の MPP イメージであり、承認済みのサードパーティ製コール制御システムに登録できます)

Transition Load Authorization Rule http://CUCM_ip_address:6970/$MAU.lic

[Submit All Changes] を押します。

例:

Example

注:        $MAU の部分はマクロです。マクロである $MAU は、電話機によってすべてが大文字の固有の MAC アドレスとして展開されます。展開されたリクエストはネットワークを介して送信されます。

15.    問題がなければ、電話機の画面に次のメッセージが表示されます。

successful

16.    電話機がリブートして画面表示が消えます。

MPP への変換手順はこれで終了です。Web ブラウザで [Info] -> [Status] の順に移動すると、電話機の移行が正常に完了していることを確認できます。[Product Information] [Software Version] は電話ロードのことであり、移行ロードのことではありません

successful

 

Set Password

UCM ベースの手動移行方法(MPP からエンタープライズへの移行)

Cloud Upgrader の手順(https://upgrade.cisco.com/m2e_converter)を確認し、それに従うことをお勧めします。

追伸:Cloud Upgrader の手順に従うことを選択した場合は、以下の手順に従う必要はありません。

次の手順に従って電話機のファームウェアを MPP からエンタープライズに変換します。

1.       次の手順に従って電話機を工場出荷時の状態にリセットします。過去にコール制御装置への登録済みの場合は、電話機がパスワードで保護されている可能性があるため、キーシーケンスの手順(電話機の画面では行えません)を行わなければならない場合があります。キーシーケンスを実行することでパスワードによる保護が無効になります。

ステップ 1. 電話機からイーサネットケーブルを抜きます。

ステップ 2. 5 秒間待ちます。

ステップ 3. # を押したまま電話機にケーブルを再接続します。

ステップ 4. ミュートとハンドセットボタンのライトが消灯し、その他すべてのライト(回線ボタン、ヘッドセットボタン、スピーカーフォンボタン、選択ボタン)が緑色に点灯しているときに、123456789*0# の順にボタンを押します。

手順が成功した場合、キーシーケンスの後にミュートボタンのライトが赤色に点灯します。そうならない場合は、ステップ 1 からやり直します。

これらのボタンを押すと、電話機を工場出荷時の状態にリセットするプロセスが実行されます。

ボタンを押す順番を間違えた場合は、工場出荷時の状態にリセットされません

2.       ファームウェアの移行プロセスを開始する前に、必ず電話機を最新の MPP ファームウェアにアップグレードしておきます。マルチプラットフォーム電話機のリリースノートを参照し、最新のファームウェアを取得してくだい。

a Cisco IP 電話 7800 シリーズ:https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/collaboration-endpoints/ip-phone-7800-series-multiplatform-firmware/products-release-notes-list.html

b Cisco IP 電話 8800 シリーズ:https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/collaboration-endpoints/ip-phone-8800-series-multiplatform-firmware/products-release-notes-list.html

3.       https://software.cisco.com/download/specialrelease/ae2a99d6d5f3fde88cee2e1adcbd07d3 から移行ファームウェアを取得し、次の手順に従って UCM に配置します。

a 移行ファイルをコンピュータにダウンロードし、ディレクトリに解凍します。

b https://CUCM-ip-address/cmplatform/ にアクセスします。CUCM-ip-address の部分は、UCM IP アドレスです。

c [ソフトウェアアップグレード(Software Upgrades] -> [TFTPファイル管理(TFTP File Management] -> [ファイルのアップロード(Upload file] の順に移動します。

d 移行ファームウェアを展開したディレクトリから 1 つずつファイルを選択し、各ファイルをアップロードします。

e UCM TFTP サービスを再起動します。

表 7.        ファームウェアとモデル

変換方向

モデル

変換ファームウェア

MPP からエンタープライズ

7811/21/41/61

sip78xx.TLexM2E-11-2-3C-12.loads

7832

sip7832.TLexM2E-11-2-3C-12.loads

8811/41/51/61

sip88xx.TLexM2E-11-2-3C-12.loads

8832

sip8832.TLexM2E-11-2-3C-12.loads

8845/65

sip8845_65.TLexM2E-11-2-3C-12.loads

4.       シスコから受け取ったライセンスファイルを UCM にアップロードします。シスコからライセンスファイルを取得する方法の詳細については、付録 A を参照してください。

a ライセンスファイルをコンピュータにダウンロードします。

b https://CUCM-ip-address/cmplatform/ にアクセスします。CUCM-ip-address の部分は、UCM IP アドレスです。

c [ソフトウェアアップグレード(Software Upgrades] -> [TFTPファイル管理(TFTP File Management] -> [ファイルのアップロード(Upload file] の順に移動します。

d ライセンスファイルを選択してアップロードします。

e Unified CM TFTP サービスを再起動します。

注:        過去にエンタープライズから MPP に変換するためのライセンスファイルを MAC.lic
00CCFC123456.lic)という名前でアップロードしている場合は、MPP からエンタープライズに変換するためのライセンスファイルに MAC_M2E.lic00CCFC123456_M2E.lic)などの別の名前を使用できます。

5.       次の順序に従って、MPP 電話機の IP アドレスを決定します。アプリケーション Related image, diagram or screenshot を押し、[設定
Settings] -> [ステータス(Status] -> [ネットワークステータス(Network Status] -> [IPv4] の順に選択します。

6.       Web ブラウザに http://ip_address_of_phone/admin/advanced と入力します。

7.       Web ブラウザで、[Voice] -> [Provisioning] の順に移動します。

8.       画面を下にスクロールして [Firmware Upgrade] に進み、次の情報を [Upgrade Rule] に入力します。

Upgrade Rulehttp://CUCM-ip-address:6970/sipxxxx.TLexM2E-11-2-3C-12.loads sipxxx の部分は手順 3 のファイル名です。

注:        これは MPP からエンタープライズに移行する場合の移行ロードのパスです。この移行ロードによりコール制御システムに登録することはできません。この移行ロードは、デバイスでライセンスファイルを使用した MPP ロードからエンタープライズロードへの移行が許可されているかを確認するための中途の段階にあるためです。

例:

Example

注:        [Info] -> [Download Status] -> [Firmware Upgrade Status] でアップグレードのステータスをモニタすれば、ダウンロードでエラーが発生していないかどうかを確認できます。しばらくすると電話機がリブートします。[Info] -> [Status] -> [Phone Status] > [Upgrade Status] の順に進むと、アップグレードに関するその他の情報も確認できます。

9.       リブートが終わると移行ロードにより動作している状態になります。[Configuration check in progress] という表示の後に、[Failed to download configuration. Contact your administrator.] という警告が表示されることがあります。この場合、[Retry] クリックしないでください[Retry] をクリックすると、電話機がリブートして警告メッセージが再度表示されます。この警告メッセージは、一括プロビジョニングに関連するものです。一括プロビジョニングについては付録を参照ください。

10.    [Settings] -> [Status] -> [Network Status] -> [IPv4] で電話機の IP アドレスを確認します。

11.    Web ブラウザに http://ip_address_of_phone/admin/advanced と入力します。

12.    Web ブラウザで、[Voice] -> [Provisionin] の順に移動します。

13.    画面をスクロールして [Firmware Upgrade] に進み、次の情報を [Upgrade Rule] に貼り付けます。

Upgrade Rulehttp://CUCM-ip-address:6970/sipxxxx.12-5-1SR1-4.loads  sipxxx は、UCM 上にあるファームウェアのファイル名です。

注:        このUpgrade Ruleは、12.5(1) へアップグレードすることを意味しています。これは UCM に登録できるエンタープライズ ファームウェアのイメージです。

14.    画面をスクロールして [Firmware Upgrade] に進み、次の情報を [Transition Load Authorization Rule] に貼り付けます。

Transition Load Authorization Rulehttp://CUCM-ip-address:6970/$MAU_M2E.lic

Upgrade RuleTransition Load Authorization Ruleの例:

Firmware Upgrade

15.    保存を実行すると、すぐに成功を示す次のメッセージが表示されます。

Transition

16.    アップグレードが正常に完了したら、DHCP オプションの 150 か代替 TFTP を使用して電話機を CUM に登録します。

a [設定(Settings] -> [管理者設定(Admin Settings] -> [ネットワークのセットアップ(Network Setup] -> [IPv4のセットアップ(IPv4 Setup] の順に選択します。

      代替TFTPAlternate TFTP):はい(Yes

      TFTPサーバ1TFTP Server 1):CUCM-IP-address

b [適用(Apply] をクリックします。

c 電話機が UCM に登録されていることを確認します。

MPP ファームウェアからエンタープライズ ファームウェアへの変換手順はこれで終了です。

付録 AFlex プラン - 注文

セクション 1:エンタープライズから MPP への移行ライセンス

CCW A-FLEX または A-FLEX-PUBLICSECT でエンタープライズから MPP への移行ライセンスを注文する方法については、以下の手順に従ってください。

1.       サブスクリプションでエンタープライズから MPP への移行オプションを選択するには、CCW のサブスクリプションに移動して新しい注文を行うか、注文を修正/変更する必要があります。

2.       A-FLEX サブスクリプションのお客様は、[Additional Calling Options] タブに移動し、[How many licenses are needed to convert 8800/7800 series Enterprise phones to MPP Firmware?] の欄に、必要なライセンスの数量を入力する必要があります。

Appendix A: Flex plan – Ordering

3.       A-FLEX-PUBLICSECT サブスクリプションのお客様は、[Calling] タブに移動して [Firmware Migration] のチェックマークを選択し、[How many licenses are needed to convert 8800/7800 series Enterprise phones to MPP Firmware?] の欄に必要なライセンスの数量を入力する必要があります。

Appendix A: Flex plan – Ordering

4.       数量を入力すると、部品表に無償で提供される SKUA-FLEX-E2MPP の要求した数量が表示されます。

5.       注文を送信します。

6.       注文を送信して Web 注文 ID 番号が生成されたら、https://mycase.cloudapps.cisco.com/case?swl でケースをオープンし、[Software Licensing] -> [CSSM and LRP issues] -> [Collaboration Related Licensing] オプションを選択して、Global Licensing OperationsGLO)に連絡してください(下のスクリーンショットの例を参照)。GLO に要求を送信する方法については、Cisco Collaboration Flex プランの GLO ケーステンプレートを参考にしてください。

Submit the order

セクション 2MPP からエンタープライズへの移行ライセンス

My Cisco EntitlementsMCE)を利用して MPP からエンタープライズへの移行ライセンスを注文する方法については、以下の手順に従ってください。

1.       このガイドでは、重要な手順の概要のみを説明します。詳細な手順については、MCE バージョン アップグレード ユーザ ガイド(https://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/entitlement_asset_mgmt/docs/MCE_User_Guide_Version_Upgrade.pdf)を参照してください。

2.       https://software.cisco.com [英語] に移動します。

3.       Flex サブスクリプションにアクセスできる Cisco.com アカウントでログインします。

4.       [ダウンロード&アップグレード(Download and Upgrade] セクションにある My Cisco EntitlementsMCE)へのリンクをクリックします。

Download and Upgrade

5.       使用可能なすべてのアップグレードオプションが表示されます。[ファームウェア移行(FIRMWARE MIGRATION] アップグレード製品グループを見つけ、「L-CP-M2E-FLEX-CNV =SKU で必要な数量を選択して、[注文に進む(Proceed to Order] をクリックします。

Proceed to Order

注:        対象のファームウェア移行 SKU を含んだアクティブな Flex サブスクリプションがあるにもかかわらず、対象のアップグレードが表示されない、またはエラーが発生する場合は、https://mycase.cloudapps.cisco.com/swl?MCE でケースをオープンしてください。詳細については、FAQ のセクションを参照してください。

6.       [注文の確認(Review Order] 画面で、電子配信電子メールアドレスとその他の必要な情報を入力し、注文します。

Review Order screen

7.       ライセンス契約書を確認して署名します。

license agreement

8.       注文確認画面が表示されます。[完了(Done] をクリックします。

order confirmation screen

9.       2 3 営業日以内に「Register Claim CertificatesPAK)」へのリンクが記載されたeDelivery電子メールが届きます。記載されているリンクをクリックし、eDelivery電子メールアドレスに関連付けられている Cisco.com アカウントでログインします。

Register Claim Certificates (PAKs)

10.    次のような確認ダイアログが表示されます。[OK] をクリックします。

Licenses

付録 B:ファームウェア変換用のライセンスの生成方法

ライセンスファイルの生成方法は、次のとおりです。

1.       ライセンスおよび登録ポータル(LRP
https://slexui.cloudapps.cisco.com/SWIFT/LicensingUI/Quickstart#)に移動します。

2.       Cisco.com に登録されている電子メールを使用してサインインします。

3.       PAK またはトークンをクリックします。Cisco.com の登録電子メールアドレスに配信された PAK は、ここに表示されます。その横にあるチェックボックスを選択し、[ライセンスの取得(Get License] をクリックします。

Get License

4.       [単一のPAK/トークンから新しいライセンスを取得する(Get New Licenses from a Single PAK/Token] 画面で [次へ(Next] をクリックします。

Single PAK/Token

5.       入力方法(一括または手動)を選択します。

      一括アップロードの場合:

I.    [Excelファイルからインポート(Import from Excel File] を選択し、[データファイルテンプレートのダウンロード(Download data file template] をクリックします。

Download data file template

II.   MAC アドレス(10 デバイス分)が含まれるデータ ファイル テンプレートの例は次のとおりです。

MAC addresses

III.  [参照(Browse] をクリックし、上記のファイルをアップロードして [次へ(Next] をクリックします。

MAC addresses

IV.  確認ページが表示されます。選択した SKU と数量を確認します。

SKU and quantity

      手動の場合:MAC アドレスを一括ではなく手動でアップロードすることもできます(最大 10 個)。

I.    [使用する方法(Method Used] [デバイスの手動追加(Add Device Manually] を選択します。

Add Device Manually

II.   デバイスの詳細を入力し、[次へ(Next] をクリックします。

Single PAK

III.   選択した SKU がデバイスに追加されます。[次へ(Next] をクリックします。

IV.  確認ページが表示されます。受信者の情報を入力し、[送信(Submit] をクリックします。

Single PAK/Token

6.       システムによってライセンスファイルが生成され、先ほど使用した電子メールアドレスにライセンス zip ファイルが送信されます。

license files

7.       トランザクション履歴で PAK のステータスを確認します。この時点では [処理中(In Process] と表示されており、ステータスが [処理中(In Process] から [処理済み(Processed] に変わるまでに数分かかる場合があります。

In Process

8.       トランザクションが [処理済み(Processed] のステータスになったら、ライセンス zip ファイルをダウンロードできます。

license zip file


9.       ライセンス zip ファイルには、大文字表記の MAC アドレスが名前として付けられた、各デバイスのライセンスファイルが個別に格納されています。ファイルがどのように表示されるのかがわかるスクリーンショットを以下に示します。

MAC address

付録 CCisco IP 電話マルチプラットフォーム電話機のユーザエクスペリエンスの概要

Cisco IP 電話 6800 および 7800 シリーズ:https://s3.amazonaws.com/bsftsupportcenter/Tutorials/Cisco_6800_7800/story_html5.html [英語]

Cisco IP 電話 8800 シリーズ:https://s3.amazonaws.com/bsftsupportcenter/Tutorials/Cisco_8800/story_html5.html [英語]

Learn more