Cisco Catalyst 9100 シリーズ Wi-Fi6/6E アクセスポイント（IOS-XE リリース）コマンドリファレンス

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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco Catalyst 9100 シリーズ Wi-Fi6/6E アクセスポイント（IOS-XE リリース）コマンドリファレンス

Chapter Title

config コマンド

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Updated:
2023年8月15日火曜日

章のタイトル： config コマンド

config コマンド

config ap address

AP IPv4 または IPv6 アドレスを設定するには、config ap address コマンドを使用します。

config ap address ipv4 { dhcp | static { static-ip-addr static-netmask default-gateway-ip-addr| ipv6 { auto-config { enable | disable} | dhcp | disable | link-local ipv6-addr| static ipv6-addr ipv6-prefix gateway-ipv6-addr

構文の説明

ipv4

IPv4 アドレスを設定する

ipv6

IPv6 アドレスを設定する

auto-config

IPv6 アドレスを自動設定する
dhcp

IPv6 DHCP を設定する

auto-config
auto-config

コマンド デフォルト

なし。

コマンド履歴

リリース 変更内容

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

例

関連コマンド

コマンド 説明
 
 

config ap client-trace

アクセスポイントにクライアントトレースを設定するには、config ap client-trace コマンドを使用します。

config ap client-trace {address {add | clear-all | delete} | all-clients {enable | disable} | filter {all {enable | disable} | arp {enable | disable} | assoc {enable | disable} | auth {enable | disable} | dhcp {enable | disable} | eap {enable | disable} | icmp {enable | disable} | ndp {enable | disable} | probe {enable | disable}} | inline-mon {enable | disable} | output console-log | start | stop}

構文の説明

addresses

トレースするクライアントを設定する。クライアントの MAC アドレスを指定する

add

トレースするクライアントを指定する

clear-all

このアクセス ポイント上のすべてのクライアント トレースを削除する

delete

トレースするように設定されているクライアントのアドレスを削除する。クライアントの MAC アドレスを使う
all-clients

すべてのクライアントをトレースする

enable

すべてのクライアントのトレースを有効にする

disable

すべてのクライアントのトレースを無効にする
filter

クライアント トレースのためのフィルタを設定する

all

すべてのフィルタをトレースする

arp

ARP パケットをトレースする

このフィルタを有効または無効にするには、enable または disable キーワードを使用します。

assoc

ASSOC パケットをトレースする

auth

auth パケットをトレースする

dhcp

DHCP パケットをトレースする

eap

EAP パケットをトレースする

icmp

ICMP パケットをトレースする

ndp

NDP パケットをトレースする

probe

プローブ パケットをトレースする

inline-mon

インライン モニタリングを有効または無効にする

output

コンソールまたはログファイルへのロギングを有効または無効にする

console-log

コンソール ログのキーワードを指定する

start

クライアントのトレースを開始する

stop

クライアント トラッキングを停止する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、AP でクライアント トレースを開始する例を示します。

cisco-ap# config ap client-trace start

config ap client-trace filter

クライアントトレースのフィルタを設定するには、config ap client-trace filter コマンドを使用します。

config ap client-trace filter { all [ disable | enable ] | arp [ disable | enable ] | assoc [ disable | enable ] | auth [ disable | enable ] | dhcp [ disable | enable ] | eap [ disable | enable ] | icmp [ disable | enable ] | ndp [ disable | enable ] }

構文の説明

all

すべてのフィルタをトレースする
arp

ARP パケットをトレースする
assoc

ASSOC パケットをトレースする
auth

auth パケットをトレースする
dhcp

DHCP パケットをトレースする
eap

EAP パケットをトレースする
icmp

ICMP パケットをトレースする
ndp

NDP パケットをトレースする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

クライアント トレースのフィルタを設定するには、次のコマンドを使用します。

cisco-ap# config ap client-trace filter

config ap client-trace output

トレースの出力を設定するには、config ap client-trace output コマンドを使用します。

config ap client-trace output console-log { disable | enable}

構文の説明

console-log

トレースの出力をコンソールとログに表示する
disable

コンソールとログへのトレースの出力を無効にする
enable

コンソールとログへのトレースの出力を有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

次に、トレースの出力を設定する例を示します。

cisco-ap# config ap client-trace output

config boot baudrate

ボーレートを設定するには、config boot baudrate コマンドを使用します。

config boot baudrate { 115200 | 9600}

構文の説明

115200

ボー レートを 115200 に設定する

9600

ボー レートを 9600 に設定する

コマンド デフォルト

デフォルトの config boot baudrate は 9600 です。

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ボー レートを 9600 に設定する例を示します。

cisco-ap# config boot baudrate 9600

config boot break

ブレイクを有効にするには、config boot break コマンドを使用します。

config boot break { enable | disable}

構文の説明

enable

ブート ブレイクを有効にする
disable

ブート ブレイクを無効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ブート ブレイクを有効にする例を示します。

cisco-ap# config boot break enable

config boot crashkernel

カーネルクラッシュを有効または無効にするには、config boot crashkernel コマンドを使用します。

config boot crashkernel { enable | disable}

構文の説明

enable

カーネル クラッシュを有効にする
disable

カーネル クラッシュを無効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、カーネル クラッシュを有効にする例を示します。

cisco-ap# config boot crashkernel enable

config boot debug-memory

メモリデバッグを有効にするには、config boot debug-memory コマンドを使用します。

config boot debug-memory {enable | disable}

構文の説明

enable

メモリ デバッグを有効にする
disable

メモリ デバッグを無効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

次に、メモリ デバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# config boot debug-memory enable

config boot manual

AP のマニュアルブートを有効にするには、config boot manual コマンドを使用します。

config boot manual { enable | disable}

構文の説明

enable

マニュアル ブートを有効にする
disable

マニュアル ブートを無効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、マニュアル ブートを有効にする例を示します。

cisco-ap# config boot manual enable

config boot path

ブートパスを設定するには、config boot path コマンドを使用します。

config boot path { 1 | 2}

構文の説明

{1 | 2}

パート 1 またはパート 2 として指定するパス

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ブートパスを 1 に設定する例を示します。

cisco-ap# config boot path 1

config cts debug enforcement host_ip

ホスト IP に基づいて SGACL 強制デバッグをフィルタリングするには、 config cts debug enforcement host_ip コマンドを使用します。

config cts debug enforcement host_ip { ipv4 dst-ip [ src-ip] | ipv6 dst-ip [ src-ip]}

構文の説明

ipv4 dst-ip [src-ip]

宛先 IP アドレス、またはオプションで送信元 IP アドレスに基づいた、IPv4 SGACL 強制デバッグのみを表示する
ipv6 dst-ip [src-ip]

宛先 IP アドレス、またはオプションで送信元 IP アドレスに基づいた、IPv6 SGACL 強制デバッグのみを表示する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

次に、ホスト IP に基づいて IPv4 SGACL 強制デバッグをフィルタリングする例を示します。

cisco-ap# config cts debug enforcement host_ip ipv4 209.165.200.224 209.165.200.227

config cts debug enforcement rate

デバッグログの出力レートを設定するには、config cts debug enforcement rate コマンドを使用します。

config cts debug enforcement rate { X Y }

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

構文の説明

rate

デバッグ ログの出力レートを設定する
X

処理した Y 個のパケットごとにデバッグを表示するパケットの数。有効な範囲は 0 ～ 10000

Y

処理するパケットの数。有効な範囲は 0 ～ 10000

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、処理される 500 パケットごとに 100 パケットのデバッグを表示するなど、デバッグ ログの出力レートの設定例を示します。

cisco-ap# config cts debug enforcement rate 100 500

config cts debug enforcement permissions

送信元グループタグ（SGT）および宛先グループタグ（DGT）に基づいて SGACL 強制デバッグをフィルタリングするには、 config cts debug enforcement permissions コマンドを使用します。

config cts debug enforcement permissions { dgt | sgt} tag-id

構文の説明

dgt

宛先グループ タグ
sgt

送信元グループ タグ
tag-id

タグ識別子。有効な値は 0 ～ 65535

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

次に、ID が 600 の宛先グループ タグに基づいて、SGACL 強制デバッグをフィルタリングする例を示します。

cisco-ap# config cts debug enforcement permissions dgt 600

config cts debug enforcement protocol

プロトコルに基づいて SGACL 強制デバッグをフィルタリングするには、 config cts debug enforcement protocol コマンドを使用します。

config cts debug enforcement protocol { protocol-id | icmp | tcp | udp}

構文の説明

protocol-id

プロトコル ID。有効な値は 0 ～ 65535
icmp

ICMP トラフィックで SGACL 強制デバッグをフィルタリングする
tcp

TCP トラフィックで SGACL 強制デバッグをフィルタリングする
udp

UDP トラフィックで SGACL 強制デバッグをフィルタリングする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

次に、UDP トラフィックのプロトコルに基づいて SGACL 強制デバッグをフィルタリングする例を示します。

cisco-ap# config cts debug enforcement protocol udp

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