Cisco Catalyst 9100 シリーズ Wi-Fi6/6E アクセスポイント（IOS-XE リリース）コマンドリファレンス

ap-type

AP に AP タイプを設定するには、ap-type コマンドを使用します。

ap-type {capwap | | mobility-express | word | | workgroup-bridge}

構文の説明


capwap	AP を CAPWAP AP タイプとして有効にします。
mobility-express	AP を Mobility Express AP タイプとして有効にします。
`word`	TFTP 転送コマンドの詳細を次の形式で入力します。 tftp://<tftp-server-ip-address>/<filename with path from root>
workgroup-bridge	ワークグループブリッジ（WGB）AP タイプを有効にします。

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。
8.8.120.0	workgroup-bridge パラメータを追加することで、このコマンドが拡張されました。

例

次に、AP タイプを CAPWAP に設定する例を示します。

cisco-ap# ap-type capwap

構文の説明


download-sw	ソフトウェアダウンロードコマンド
/no-reload	イメージのロード後にリロードしない
/reload	イメージのロード後にリロードする
capwap	イメージを Cisco WLC からダウンロードする
`word`	ap image type ap3g3/ap1g4 フォーマットでイメージの詳細を入力します。

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

copy

ファイルをコピーするには、copy コマンドを使用します。

copy { cores filename [ scp: scp-url | tftp: tftp-url] | flash filename [ scp: scp-url | tftp: tftp-url] | support-bundle [ scp: scp-url | tftp: tftp-url] | syslogs [ filename { scp: scp-url | tftp: tftp-url} | scp: scp-url | tftp: tftp-url] }

構文の説明


cores	コアファイルにアクションを適用する
`filename`	ファイルの名前
scp:	SCP プロトコルを使用する
`scp-url`	SCP URL は、次の形式で入力する： username@A.B.C.D:[/dir]/filename
tftp:	TFTP プロトコルを使用する
`tftp-url`	TFTP URL は、次の形式で入力する： A.B.C.D[/dir]/filename
flash	フラッシュファイルにアクションを適用する
support-bundle	サポートバンドルをサーバにコピーする
syslogs	syslog ファイルにアクションを適用する

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

delete

ファイルを削除するには、delete コマンドを使用します。

delete{ /force | /recursive | /rf } cores filename

構文の説明


/force	強制削除
/recursive	再帰的削除
/rf	再帰的な強制削除
cores	コアファイルにアクションを適用する
`filename`	削除するファイル名

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、ファイルを削除する例を示します。

cisco-ap# delete /rf cores file-name

disable

特権コマンドをオフにするには、disable コマンドを使用します。

disable

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、特権コマンドをオフにする例を示します。

cisco-ap# disable

enable

特権コマンドをオンにするには、enable コマンドを使用します。

enable

コマンドモード

User EXEC (>)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、特権コマンドをオンにする例を示します。

cisco-ap> enable

exec-timeout

exec-timeout を設定するには、exec-timeout コマンドを使用します。

exec-timeout timeout-value

構文の説明


`timeout-value`	タイムアウト値。有効な値は 0 ～ 2147483647

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、exec-timeout を 20 秒に設定する例を示します。

cisco-ap# exec-timeout 20

logging

コマンドのログを作成するには、logging コマンドを使用します。

logging { console [ disable] | host { clear | disable | enable} }

構文の説明


console	コンソールロギング
host	syslog サーバを設定する
disable	syslog ホストのロギングを無効にする
enable	syslog サーバを有効にする
clear	syslog サーバ IP をクリアする

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、コンソールロギングを有効にする例を示します。

cisco-ap# logging console

more

ファイルを表示するには、more コマンドを使用します。

more { flash | syslog} file-name

構文の説明


flash	フラッシュファイルにアクションを適用する
syslog	syslog ファイルにアクションを適用する
`name`	ファイル名

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、test-log という名前の syslog ファイルを表示する例を示します。

cisco-ap# more syslog test-log

reload

アクセスポイントを停止するには、または再起動を実行するには、reload コマンドを使用します。

reload [at hours minutes day-of-month year | cancel | in 分 | reason | reason-string]

構文の説明


at	特定の日時に AP をリロードするこのキーワードは、時間、分、日付、月、年をパラメータとして取る。有効な値は次のとおり： `hour` ：0 ～ 23 `minutes` ：0 ～ 59 `day-of-the-month` ：1 ～ 31 `month` ：1 ～ 12 `year` ：2015 ～ 2099
cancel	中断しているリロードをキャンセルする
in	一定の間隔後にリロードする。この時間は分で指定する。有効な値は 1 ～ 1440分
reason	リロードの理由を指定する文字列

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、10 分後に AP をリロードする例を示します。

cisco-ap# reload in 10

terminal

端末パラメータを設定するには、terminal コマンドを使用します。

terminal {length | monitor [disable ] | type word | width no-of-characters}

構文の説明


length	画面上の行数を指定する。有効な値は 0 ～ 512。出力を一時停止しない場合は 0 を入力する
monitor	デバッグの出力先を現在のターミナル回線に指定する。モニタリングを有効にするのには Enter キーを押す。モニタリングを無効にするには、キーワード disable を入力する。
type	ターミナルのタイプを指定する
width	ディスプレイターミナルの幅を指定する。有効な値は 0 ～ 132

コマンドモード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴


リリース	変更内容
8.1.111.0	このコマンドが導入されました。

例

次に、ターミナルの行数を 50 に設定する例を示します。

cisco-ap# terminal length 50

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