Interop Tokyo 2020
「Best of Show Award」 グランプリを 4 部門で受賞

インターネットテクノロジーの国内最大級イベント「Interop Tokyo 2020」は、新型感染症の影響で 2020 年 4 月 13 日~ 6 月 30 日までのオンライン開催となっています。このイベントにおいて次世代の IT トレンドを牽引する優れたイノベーションを決定する「Best of Show Award」が決定しました。
シスコは、ネットワークインフラ、モバイルコンピューティング、クラウドインフラ、産業ネットワークの 4 部門でグランプリを受賞しました。

グランプリ受賞製品

部門

受賞製品

製品概要

審査員コメント

クラウドインフラ部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 グランプリ

Cisco Nexus 9300-GX シリーズ

業界で初めて 400G ラインレート SRv6 転送を実現したボックス型 ToR スイッチ。

ポート速度が柔軟に構成でき、サーバの 100GbE 直接接続が見えてきた今後に対応しやすい点と、ToR スイッチとしての 400G ラインレートでの SRv6 対応を評価。8×400/100GbE+28×100/40GbE に加え、ブレイクアウトで 10/25/50/100/200GbE にも対応。SRv6 に関しては L3VPN over SRv6 などに加え、独自機能として VXLAN to SRv6 のゲートウェイ機能を搭載。MEC などでの SRv6 の利用シナリオに対応しやすい。

ネットワークインフラ
部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 グランプリ

Cisco 8000 シリーズ ルータ

シスコが開発した世界で初めて 10Tbps を超える ASIC「Cisco Silicon One」を搭載する究極の次世代ルータ。比類のない高密度、パフォーマンスを実現する。

増え続けるインターネットトラフィックを支えるネットワーク製品として、独自チップセットにより高い処理性能とコストパフォーマンスを実現した製品である。また、1U サイズから大規模シャーシサイズまでのラインナップがあり、コアバックボーンからデータセンターまで幅広い適用範囲を実現している。

モバイルコンピューティング部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 グランプリ

Cisco Catalyst 9130 シリーズアクセスポイント

シスコが開発した高性能 RF ASIC を搭載した Wi-Fi 6 対応のアクセスポイント。多様なネットワーク環境に高いパフォーマンスと拡張性を提供する。

Wi-Fi 6 対応アクセスポイントの最上位機種として、最大 8x8 + 4x4 のアップリンク・ダウンリンク MU-MIMO をサポートすることで高性能無線 LAN 通信を実現している点だけでなく、外部アンテナモデルの存在や、従来の Aironet シリーズから続く Flexible Radio Assignment 機能により 2.4 GHz 帯と5 GHz 帯の切り替えを行える点、CleanAir 等のためのモニタリング専用の ASIC を搭載した点を高く評価。さらに、クライアント側の製品ライフサイクルを考え、8x8 対応機器普及までの間、8x8 を 2 つの 4x4 ラジオに分割し、3つの 4x4 のラジオとしても利用可能である点についても評価する。

産業ネットワーク部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 グランプリ

Cisco IR1101 耐環境性能 サービス統合型ルータ

製造、採掘など複数の業種のリモート資産管理をする過酷な産業や分散型 IoT 環境に最適シスコの最小産業用ルータ。

衝撃、振動、埃、湿度などへの耐性、小型、低消費電力など、製造現場や採掘現場への導入に向けた設計が施されたルータ。アップリンクはイーサネットの他、LTE(5G 対応も予定)をアクティブ-アクティブ接続可能。SD-WAN 機能の搭載、およびゼロタッチプロビジョニングを含めてクラウドから多数(最大 5 万台)を集中管理できる管理サービスとの組み合わせも高く評価した。工作機械のクラウド管理・制御では本製品を機械に組み込む動きが進んでいる。

エンタープライズ IT
部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 グランプリ

Cisco Meraki MS390

Meraki ソリューションで初めて Catalyst スイッチのチップを搭載したクラウド管理型スタッカブルアクセススイッチ。

Cisco Meraki MS390 と Cisco Meraki MR36/46/56 との組み合わせで利用できる「アダプティブポリシー」は、メタデータを使った「タグ(CMD:Cisco Meta Data)」ベースで運用管理するための仕組みであり、利用者単位やデバイス単位に設定するポリシーに沿った運用を可能にする。クラウド型の運用管理で Wi-Fi 環境の運用を容易にした Meraki の発想と、エンタープライズレベルの強固な運用を実現する Catalyst の発想を融合させることで、IoT への対応などで複雑化すると同時に信頼性や安全性への要求が高まるネットワーク環境の運用不可の軽減を図っている点を高く評価。

Cisco Meraki MR36 / 46 / 56

クラウド管理型ハイパフォーマンス Wi-Fi 6 のアクセスポイント
 

クラウドサービス部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 準グランプリ

Cisco Webex Calling

固定電話回線などの宅内設備が不要、単一のユーザインターフェイスで電話、チャット、Web 会議、ファイル共有が可能になるクラウドベースソリューション

シスコの運営するクラウド PBX により、世界中の拠点にまたがる内線通話を IP 化できる。通話は IP 電話機に加えてスマートフォンや PC の Webex クライアントソフトで行え、在宅勤務などに即座に対応できる。単一ソフトに電話、チャット、Web 会議を集約できるのも便利。KDDI と組んだ「SP モデル」では、外線ゲートウェイを撤廃できる。0ABJ 番号の利用はもとより、ハントグループ、ピックアップ、コールパークなどの機能で、使い勝手を犠牲にせずに移行できる。こうして内線、外線共に柔軟なコミュニケーションを実現しやすい点を評価。

パーソナルメディア&デバイス部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 準グランプリ

Cisco Headset 730

家でも会社でも快適な会議環境を提供する高品質な Bluetooth ヘッドセット。

会議向けのヘッドセット製品で Bluetooth 対応は数多くあるが、本製品は着信について手元のボタンで応答・拒否・保留などを指示でき、また、通話品質やソフトウェア更新などを管理サーバから一括で行えるなど、管理性も高いことを評価。

エンタープライズ IT
部門

BEST OF SHOW AWARD Interop 2020 特別賞

Catalyst 9300-24H IEEE802.3bt 規格対応キャンパス スイッチ

IEEE802.3bt 規格に対応したポートあたり最大 90W の給電が可能な L3 スイッチ。スイッチ当たり 21ポート 90W が給電可能でキャンパスの電力網とネットワーク統合を可能にする。

給電可能な電力が高くなったことで、接続できるデバイスが、巨大なデジタルサイネージや、遠隔操作ができるセキュリティカメラ、ビルの照明などに広げられ、従来の 60W 給電とは異なるアプリケーションを実現できる可能性を高めている。スイッチ単体としてではなく、90W 給電による新たなアプリケーション実現の可能性に期待し審査員特別賞とする。

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その他のファイナリスト製品

部門

製品

製品説明

セキュリティ部門

Cisco Zero Trust アドバイザリーサービス

お客様の現状評価をおこない、効率的なゼロトラスト導入をサポートする安心、安全のためのコンサルティングサービス。

パーソナルメディア&デバイス部門

Cisco Webex Desk Pro

タッチ式 4K 対応ディスプレイ一体型最新ビデオコラボレーション端末。

マネジメント&モニタリング&テスティング部門

Cisco Network Insights

ネットワークの情報収集/分析/通知を行うことで、これまでにない高度な運用サポート機能を提供する。

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