第 2 回 シスコ テクノロジー論文コンテスト

受賞論文の発表

2014 年 11 月 13 日 、「Internet of Everything (IoE)」「クラウド」「エンタープライズネットワーク」をテーマに開催したテクノロジー論文コンテストの受賞論文が決定しました。

優秀賞発表式の模様と、受賞論文 4 編を掲載致しました。

優秀論文表彰式

授賞式の模様
(最優秀賞 ネットワンシステムズ株式会社 荒牧様の受賞スピーチ)

2014 年 11 月 13 日(木)Cisco Partner Conference Japan 2014 において、論文コンテストの優秀賞表彰式を行いました。

表彰式の冒頭では、シスコ システムズエンジニアリング 執行役員の吉野から、今回のコンテストにご応募頂いた皆さまへの御礼と本コンテストの主旨、テーマ及び審査プロセスなどについてご説明させて頂きました。引き続きシスコ パートナー事業統括 専務執行役員の高橋とシステムズエンジニアリング シニアマネージャー 財津より優秀者を発表及び表彰させて頂きました。最後に最優秀賞を受賞されたネットワンシステムズ株式会社 荒牧様から、受賞スピーチを頂き、無事に表彰式を終えることが出来ました。

受賞された皆様、大変おめでとうございました!


最優秀賞

「Cisco ACIとOpenStack連携と今後の展望」

ネットワンシステムズ株式会社
荒牧 大樹 様

シスコ パートナー事業統括 専務執行役員の高橋からネットワンシステムズ株式会社 荒牧様に盾の授与

記念撮影
左よりシスコ パートナー事業統括 専務執行役員 高橋、ネットワンシステムズ株式会社 荒牧様、シスコ アジア パシフィック ジャパンリージョン プレジデント アーヴィン・タン、シスコ システムズエンジニアリング 執行役員 吉野

最優秀賞 ネットワンシステムズ株式会社 荒牧様の受賞スピーチ


優秀賞

「IOS Embedded Packet Capture(EPC) 機能検証結果報告」

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
高原 也寿明 様

シスコ パートナー事業統括 専務執行役員の高橋から伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 高原様に盾の授与

記念撮影
左よりシスコ パートナー事業統括 専務執行役員 高橋、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 高原様、シスコ アジア パシフィック ジャパンリージョン プレジデント アーヴィン・タン、シスコ システムズエンジニアリング 執行役員 吉野

 


優秀賞

「NGNを利用した高速インターネットVPNの提案」

株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
海保 人士 様

シスコ パートナー事業統括 専務執行役員の高橋から株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ 海保様に盾の授与

記念撮影
左よりシスコ パートナー事業統括 専務執行役員 高橋、株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ 海保様、シスコ アジア パシフィック ジャパンリージョン プレジデント アーヴィン・タン、シスコ システムズエンジニアリング 執行役員 吉野


シスコ パートナー事業統括 専務執行役員の高橋からネットワンシステムズ株式会社 松戸様に盾の授与

記念撮影
左よりシスコ パートナー事業統括 専務執行役員 高橋、ネットワンシステムズ株式会社 松戸様、シスコ アジア パシフィック ジャパンリージョン プレジデント アーヴィン・タン、シスコ システムズエンジニアリング 執行役員 吉野


優秀者全員で記念撮影
左よりシステムズエンジニアリング シニアマネージャー 財津、シスコ パートナー事業統括 専務執行役員 高橋、ネットワンシステムズ株式会社 松戸様、株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ 海保様、ネットワンシステムズ株式会社 荒牧様、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 高原様、シスコ アジア パシフィック ジャパンリージョン プレジデント アーヴィン・タン、シスコ システムズエンジニアリング執行役員 吉野

受賞論文紹介

最優秀賞

近年ITシステムをクラウドと捉えて、ITシステムの利用を簡素化 する傾向が主流になって来ている。本論文ではクラウド基盤との関係性について、OpenStackとCisco ACIを利用して検討を行う。

ネットワンシステムズ株式会社 : 荒牧 大樹 様

受賞者プロフィール

荒牧 大樹 様

CCIE Voice #14716 保持
クラウド管理ソフトウェア全般の評価・検証作業に従事
Cisco UCS DirectorやOpenStack等の各種クラウド管理ソフトウェア評価・検証や
クラウド管理ソフトウェアとCisco ACI等の外部製品との連携の評価・検証作業を行っている。

受賞者コメント(荒牧 大樹 様)

今回最優秀賞をいただきまして大変嬉しく思います。今回受賞させていただいた論文で取り上げているCisco ACIとOpenStackは今後インフラの中核をなす技術です。
今後両製品共に採用や利用事例が増えて行き今回の論文の内容が皆様の御役に立つことを願っております。今回このような機会により、更に将来に目を向けた調査・実装を実現できましたので、機会を提供いただいたCiscoさんには感謝しております。
また、上司・同僚の助けがなければこのような賞を受賞する事はありませんでしたので感謝したいと思います。

審査員コメント

  • ACIとOpenStackの有用性について論述検証しており、先進的なところを取り組んでいる。技術屋としては目を通しておきたい内容である。
  • まだまだCiscoも検討及び情報量が少ない分野であるものの、今後必要となる検討要素に対して現実的な検討がなされている。
  • ACIとOpenStackの実装上の制約の中で、(現時点および近い将来において)できることとできないことを検証作業も行いながら明らかにしようとする取り組みが先進的で素晴らしい。

 


優秀賞

Embedded Packet Capture (EPC)と呼ばれるIPv4 /IPv6 パケットをキャプチャする機能について、検証により仕様を明らかにし、その中で判明した動作および仕様を報告する。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 : 高原 也寿明 様

受賞者プロフィール

 

高原 也寿明 様

1984 年伊藤忠テクノソリューションズ株式会社に入社。
入社当初よりRouter/Switchの製品担当SEとして業務に従事。CCIE Routing and Switchingの資格を 1995 年に取得し、10 年以上保持している。

受賞者コメント(高原 也寿明 様)

この度、優秀賞を受賞させていただきました。光栄です。
実は論文コンテストのためにあまり特別なことをやった意識はなく、通常行っている業務の延長として、シスコシステムズ様の機器に実装された機 能を少し深く掘り下げ、その結果を指定されたフォーマットにあてはめたものを論文として提出させていただきました。
今後もシスコシステムズ様が提供する様々な技術や機能と楽しく付き合っていきたいと思います。

審査員コメント

  • あまり知られていない機能に着目し、利用できるレベルまで深堀りを行いドキュメントとしてまとめているという点について評価したい。シスコルータの有効利用、また販売の促進に貢献できるようなポイントであり非常に興味深い。
  • EPCに注目して、有効性と現実性を検証したことはISRの差別化に有効である。この論文・検証により、Debug同様、必要な場面で使われることが増えていくのではないか。
  • 保守運用の立場から実際には有用な機能に着目し、そのメリットと利用時の注意事項を整理している。


優秀賞

本論文では、インターネットVPNとNGNを利用したVPNの課題を整理したうえで、技術的課題の解決法を示し、ダイナミックVPNの特徴を引き継いだ、新しい高速インターネットVPNを提案する。

株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ : 海保 人士 様

受賞者プロフィール

海保 人士 様

2000 年株式会社NTTPCコミュニケーションズに入社。
ISPバックボーンネットワーク運用、VoIPサービスの開発・構築を経て、現在は医療業界向け大規模VPNサービスのアーキテクトとして、サービス開発から運用の最適化をする仕事に従事。

受賞者コメント(海保 人士 様)

このたびは優秀賞を受賞させていただき、本当にありがとうございました。これまでの業務においてコアルーターからCPEまでCisco製品を利用し、サービス開発とサービス提供を手がけてきましたが、Cisco製品の機能とコストパフォーマンスの高さ、特にISRシリーズの総合力には非常に感銘を受けております。今回の受賞を機に、よりエンドユーザー様にとって有益なサービスを開発、提供していきたいと思っております。

審査員コメント

  • 課題提起とそのソリューションがわかりやすく論述されている。現在のトレンドであるゼロタッチとプログラマブルを先進的に取り扱っているという点も特筆すべきである。
  • 提案として、よく考えられており、実現方法も理にかなっている。特に、Routerのみで、IPv6の動的なアドレスを検知しつつ、その上にDMVPNを構成する手法は非常に新規性に富む。


特別賞

Cisco ClientLinkは無線端末に特別な仕組みを不要とする手軽さと通信品質の改善効果を明確に持つため、あらゆる無線LANの利活用の場面でより信頼性の向上した無線LANの実現に貢献できる。

ネットワンシステムズ株式会社 : 松戸 孝 様

受賞者プロフィール

 

松戸 孝 様

無線LANの製品担当SEとして製品や技術の調査、CiscoWirelessLAN製品を中心にした検証評価、技術者の育成、及び、Wirelessソリューションの提案、導入を支援する業務に従事。第1級無線技術士、航空級無線通信士の無線系資格を有する。

受賞者コメント(松戸 孝 様)

無線LAN担当の皆と試行錯誤してきた約 5 年間の集大成の論文に、特別賞という素晴らしい賞を受賞させていただきましたことは、とてもうれしく思います。受賞できましたのは、偏に日頃より弊社にご期待を寄せてくださるお客様のご厚情、シスコシステムズの皆様の長年にわたるご支援、弊社の関係各位の協力の賜物です。誠にありがとうございました。今回の受賞を励みに、お客様の課題解決により貢献できる無線LANの実現を目指して、さらなる技術力の向上に努めて参ります。

審査員コメント

  • ClientLinkの有効性について実証的な検証を筆者の丁寧なデータ取得の元、考察を行っているという点について興味深い。
  • 無線LANの需要が増える中、その品質の向上は重要な要素であり、それを支える有効的な技術としての評価は非常に有意義な内容となっている。また、競合他社製品の比較においても、Cisco自身が踏み込み辛い(公表し辛い)細部まで確認をされており、インテグレータならではの意味のある内容となっている。

実施要領

応募資格


シスコ認定パートナー(ゴールド、シルバー、プレミア、セレクト)、ラーニングパートナーおよび、 シスコ認定ディストリビュータに勤務されているエンジニア

テーマ


以下 3 つのテーマから選択頂きます。

  • 「Internet of Everything (IoE)」
  • 「クラウド」
  • 「エンタープライズネットワーク」

テーマ解説:

シスコは、人・モノ・プロセス・データなどすべてがつながることにより価値が生み出される Internet of Everything (IoE) を提唱しています。
また、IoE の実現するための基盤としてのクラウド・データセンターはICTの変革にとっても重要な要素でありシスコは関連するテクノロジーやソリューションを積極的に展開しています。
さらに、ネットワークの観点からサービスの提供元であるクラウドとその利用者、ならびに利用者同士の円滑なコミュニケーションを促進し利便性を向上させるためのエンタープライズネットワークを実現するためのテクノロジーやソリューションを提供しています。
今回の論文募集では、上記のテーマに関連したシスコのテクノロジーやソリューションを通して新たな価値を創造し、日本の未来に貢献できる事例や研究、提案を幅広く募ります。
(事前登録、論文提出に際しては、該当するテーマと具体的な論文タイトルを提示ください)

参考:

各テーマに関する情報としては以下を紹介しますが、ここに記載されている内容に限られるものではありません。

応募区分


  • 事例型論文
    ワークスタイルの変革や独自の研究・開発による改善、社会に対する貢献を実現するための先進的な取り組みなどの、実践的な事例、経験を通して著者の知見を論文にまとめてください。
  • 研究型論文
    技術の評価や検証から導かれる考察、社会やICT業界の発展に役立つ研究成果を論文にまとめてください。
  • 提言型論文
    実際の取り組みや事例の有無にかかわらず、テーマに対しての新しいアイデアや新しいビジネスモデル、新しいソリューションの提案・主張、シスコとともに新たに開拓する未来への提言などを論文にまとめてください。

審査基準


下記の観点から審査し、授賞対象論文を選定します。

  • 先進性・独自性
    現在のテクノロジートレンドに対してタイムリーかつ斬新であり、主張に独自性があり他に類似するものが少ないことを評価します。
  • 貢献度
    広い範囲での応用が期待され、社会・ ICT 業界への貢献度が高いことを評価します。
  • 実現性
    技術的な裏づけが十分含まれており、費用的にも極端なものでなく、現在または近い将来に実現可能であることが認められることを評価します。
  • 表現力
    事例研究論文および研究型論文では、問題の分析および解決方法が客観的・具体的・技術的に解説され、提言型論文では著者の主張に対する根拠が明解であるものを評価。また、文章の論理構成に優れ、わかりやすく読みやすいものを評価します。

選定委員会


本件の優秀論文の選定はシスコの以下のメンバーが行います。

  • 高橋 慎介 専務執行役員 パートナー事業統括
  • 吉野 正則 執行役員 システムエンジニアリング
  • 及川 芳雄 執行役員 テクニカルサービス
  • 萩島 功一 本部長 サービスデリバリエグゼクティブ グローバルサービスプロバイダ

応募方法と応募期限


論文の提出を希望される方は事前に応募登録を実施してください。応募は こちら より実施してください。登録にあたっては、会社名、部署名、氏名(共著の場合は代表者氏名)、連絡先メールアドレス、選択テーマおよび仮タイトルを登録いただきます。

応募締め切り: 2014 年 6 月 13 日 (金) 17 : 00 (厳守)

提出方法と提出期限


応募登録を実施された申し込み者の方に別途ご連絡する方法にて提出してください。

提出締め切り: 2014 年 8 月 29 日(金) 17 : 00 (厳守)

提出物とフォーマット


  • 要約文
    文字数は 300 字以上 400 字以内程度
    (A4 1 頁程度、横組 1 行 44 文字 × 37 行、MS 明朝 10.5 P)
    論文の要点をポイント毎にまとめて簡潔に記載してください。
  • 本文
    文字数は 5,000 字以上 15,000 字以内程度
    (A4 10 頁程度、横組 1 行 44 文字 × 37 行、MS 明朝 10.5 P)
    図表はこれとは別に 10 頁以内程度とします。
  • 原稿の形式
    論文(要約文・本文)は MS-WORD で日本語にて作成し、提出する際には原稿ファイル( .doc または .docx 形式)、及びその PDF 形式ファイル( .pdf 形式)にて提示してください。

応募・提出に当たっての条件および注意事項


  1. 論文応募および提出前に上長の承認を受けてください。また顧客事例に関して応募される場合は顧客の承認を受けてください。
  2. 論文は極力未発表、未提出のものであることを条件とします。既発表論文・既提出論文の応募の場合はその旨申告してください。
  3. 論文中に他の文献からの引用・転載がある場合は、出典や引用した範囲と参考文献情報を明記してください。
  4. 最優秀論文、優秀論文受賞者のお名前、会社名、所属部署、及び受賞論文につきましてはシスコウェブサイトで 1 年間公開させて頂きます。予めご了承ください。
  5. 提出頂いた論文の著作権は、執筆者及び執筆者の所属する企業・団体に帰属します。提出論文を所属企業のホームページや刊行誌などに掲載されることに問題はございません。

受賞論文カテゴリー


最優秀賞: 1 件
優秀賞: 1 - 3 件
審査結果により最優秀賞の該当なしや優秀賞の件数が少なくなる場合もあります。

ご参考


第一回論文コンテストの受賞論文