この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、モビリティ サービス エンジン データのバックアップおよび復元方法とモビリティ サービス エンジン ソフトウェアの更新方法について説明します。また、その他のメンテナンス操作についても説明します。
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「モビリティ サービス エンジン データのバックアップおよび復元」
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パスワードを忘れないようにしてください。パスワードの変更は絶対に必要な場合にだけ行ってください。
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紛失したルート パスワードを回復する際、単一ユーザ モード パスワードを設定する場合はシェル プロンプトは表示されません。
モビリティ サービス エンジンのパスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。
ステップ 1
[GRUB] ページが表示されたら、Esc を押してブート メニューに入ります。
ステップ 3
kernel で始まる行に移動し、e を押します 。
行の最後に、スペースに続けて数字の 1 を入力します。Enter を押してこの変更を保存します。
ブート シーケンスの最後にシェル プロンプトが表示されます。
ステップ 5
passwd コマンドを入力すると、ルート パスワードを変更できます。
モビリティ サービス エンジンのルート パスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。
ステップ 1
[GRUB] ページが表示されたら、Esc を押してブート メニューに入ります。
ステップ 3
kernel で始まる行に移動し、eを押します 。
行の最後に、スペースに続けて数字の 1 を入力します。Enter を押してこの変更を保存します。
ブート シーケンスの最後にシェル プロンプトが表示されます。
(注) 単一ユーザ モードパスワードを設定する場合は、シェル プロンプトは表示されません。
ステップ 5
passwd コマンドを入力すると、ルート パスワードを変更できます。
(注) ルート パスワードを忘れないようにしてください。パスワードの変更は絶対に必要な場合にだけ行ってください。
ここでは、モビリティ サービス エンジン データのバックアップおよび復元方法について説明します。また、自動バックアップを有効にする方法についても説明します。
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「モビリティ サービス エンジンの履歴データのバックアップ」
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バックアップは、NCS のインストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。
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他の NCS ページで他のモビリティ サービス エンジン操作を実行しながら、バックアップ プロセスをバックグラウンドで実行できます。
NCS には、モビリティ サービス エンジン データをバックアップする機能があります。
モビリティ サービス エンジン データをバックアップするには、次の手順に従います。
ステップ 1
[Services] > [Mobility Services] の順に選択します 。
ステップ 2
バックアップするモビリティ サービス エンジンの名前をクリックします。
ステップ 3
[System] > [Maintenance] の順に選択します。
ステップ 6
[Submit] をクリックし、NCS が実行されているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。
バックアップの処理中に、バックアップのステータスをこのページに表示できます。バックアップ プロセス中に、このページには 3 つの項目が表示されます。(1)[Last Status] テキスト ボックスには、バックアップのステータスを示すメッセージが表示され、(2)[Progress] テキスト ボックスには、バックアップの完了率が表示され、(3)[Started at] テキスト ボックスには、バックアップの開始日時が表示されます。
(注) 他の NCS ページで他のモビリティ サービス エンジン操作を実行しながら、バックアップ プロセスをバックグラウンドで実行できます。
(注) バックアップは、NCS のインストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。
(バックアップからの)履歴データに NCS を使用できます。
モビリティ サービス エンジン データを復元するには、次の手順に従います。
ステップ 1
[Services] > [Mobility Services] の順に選択します。
ステップ 2
復元するモビリティ サービス エンジンの名前をクリックします。
ステップ 3
[System] > [Maintenance] の順に選択します。
ステップ 5
ドロップダウン リストから、復元するファイルを選択します。
ステップ 6
モビリティ サービス エンジンからすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments] チェックボックスをオンにします。
このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。
ステップ 7
[Submit] をクリックして復元プロセスを開始します。
ステップ 8
[OK] をクリックし、Cisco NCS Serverのハード ドライブからデータを復元することを確定します。
復元が完了すると、NCS にそのことを示すメッセージが表示されます。
(注) 復元プロセスの実行中に、他のモビリティ サービス エンジン操作を実行しないでください。
ロケーション データの自動バックアップを定期的に実行するように NCS を設定できます。
モビリティ サービス エンジンのロケーション データの自動バックアップを有効にするには、次の手順に従います。
ステップ 1
[Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。
ステップ 2
[Mobility Service Backup] チェックボックス をオンにします。
ステップ 3
[Select a command] ドロップダウン リストから、[Enable Task] を選択し、[Go] をクリックします。
バックアップは、NCS のインストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。
ソフトウェアをモビリティ サービス エンジンにダウンロードするには、次の手順に従います。
ステップ 1
アプリケーション コードのダウンロードに使用する Cisco NCS Serverまたは外部 FTP サーバから、モビリティ サービス エンジンに対して ping を実行できることを確認します。
ステップ 2
[Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。
ステップ 3
ソフトウェアをダウンロードするモビリティ サービス エンジンの名前をクリックします。
ステップ 4
左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Maintenance] > [Download Software] の順に選択します 。
ステップ 5
ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。
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NCS ディレクトリにリストされているソフトウェアをダウンロードするには、[Select from uploaded images to transfer into the Server] オプション ボタンを選択します。ドロップダウン リストからバイナリ イメージを選択します。
NCS により、バイナリ イメージが NCS のインストール時に指定した FTP サーバ ディレクトリにダウンロードされます。
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ローカルまたはネットワーク経由で使用可能なダウンロード済みソフトウェアを使用するには、[Browse a new software image to transfer into the Server] オプション ボタンを選択し、[Choose File] をクリックします。ファイルを見つけ、[Open] をクリックします。
ステップ 6
[Download] をクリックし、ソフトウェアをモビリティ サービス エンジンの /opt/installers ディレクトリにダウンロードします。
ステップ 7
イメージがモビリティ サービス エンジンに転送されたら、モビリティ サービス エンジンのコマンドライン インターフェイスにログインします。
ステップ 8
./.bin mse image コマンドを入力して、 /opt/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。これによりソフトウェアがインストールされます。
ステップ 9
ソフトウェアを実行するには、 /etc/init.d/msed start コマンドを入力します。
(注) ソフトウェアを停止するには、/etc/init.d/msed stop コマンドを入力し、ステータスをチェックするには、/etc/init.d/msed status コマンドを入力します。
NCS を使用してモビリティ サービス エンジン ソフトウェアを自動的に更新しない場合、次の手順に従い、ローカル(コンソール)またはリモート(SSH)接続を使用してソフトウェアを手動でアップグレードします。
ステップ 1
新しいモビリティ サービス エンジン イメージをハード ドライブに転送します。
a.
root としてログインし、バイナリ設定を使用して外部 FTP サーバのルート ディレクトリからイメージを送信します。リリース ノート形式は CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz のようになり、リリースごとに変更されます。
(注) この時点では、モビリティ サービス エンジン イメージは圧縮されています。
(注) FTP サーバのデフォルト ログイン名は ftp-user です。
b.
イメージ( CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz )がモビリティ サービス エンジンの /opt/installers ディレクトリにあることを確認します。
c.
イメージ ファイルを圧縮解除(解凍)するには、次のコマンドを入力します。
gunzip CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz
d.
CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz ファイルにルート ユーザの実行権限があることを確認します。ない場合は、次のコマンドを入力します。
chmod 755 CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin .
ステップ 2
モビリティ サービス エンジンを手動で停止します。
ステップ 3
root としてログインし、次のコマンドを入力します。
ステップ 4
新しいモビリティ サービス エンジン イメージをインストールするには、次のコマンドを入力します。
/opt/installers/CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin .
ステップ 5
次のコマンドを入力して、新しいモビリティ サービス エンジン ソフトウェアを開始します。
ステップ 6
次のコマンドを入力して、モビリティ サービス エンジンのスクリプト ファイルをアンインストールします。
NTP サーバを設定して、モビリティ サービス エンジンの時刻と日付を設定できます。
(注) • モビリティ サービス エンジンの自動インストール スクリプトの一環として、NTP をイネーブルにし、NTP サーバ IP アドレスを入力するように求めるプロンプトが自動的に表示されます。自動インストール スクリプトの詳細については、次の URL にある『Cisco 3350 Mobility Services Engine Getting Started Guide』または『Cisco 3310 Mobility Services Engine Getting Started Guide』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps9742/prod_installation_guides_list.html
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モビリティ サービス エンジンのインストール後に NTP サーバのインストールを追加または変更する必要がある場合、自動インストール スクリプトを再実行します。スクリプトをタブで指定して他の値を調整せずに NTP サーバを設定できます。
(注) NTP サーバの設定の詳細については、Linux の設定ガイドを参照してください。
モビリティ サービス エンジン ハードウェアの再起動またはシャットダウンについては、「システムの再起動またはシャットダウン」を参照してください。
コンフィギュレーション ファイルの消去については、「システム データベースの消去」を参照してください。