ワイヤレス タイマーについて
この機能を使用すると、クライアントが Cisco WLC との関連付けを初めて試行する際の認証タイムアウト期間を設定できます。クライアントが認証されると、Cisco WLC はデフォルトのタイムアウト期間(10 秒)を使用します。
AP の障害により無線カバレッジ領域にギャップが生じているために、クライアントが他の AP を探している状況では、AP は再び関連付けられた後に、クライアントの接続性に関するレポートを Cisco WLC に送信します。これらの AP からのレポートに基づき、コントローラは AP の伝送パワーを増やして、カバレッジ ギャップを減らします。この機能は、AP の統計情報レポートを現在の 90 秒ではなく 60 秒で Cisco WLC に送信するニーズに対応しています。このレポートは、現在の設定サイクル期間の 180 秒ではなく、60 秒ごとに WLC からアカウンティング サーバに送信されます。これにより、デバイスでのアカウンティング データの使用における遅延が削減されます。
ワイヤレス タイマーの制約事項
RADIUS アカウンティング サーバの [Interim Interval] 値は、[AP CHD Report] に設定されている値(秒単位)の倍数で指定する必要があります。残りの [AP CHD report] 値の許容値は 30 秒です。
[AP CHD report] 値が 60 秒の場合、[AAA accounting interim interval value id] は、60、120、180 秒などの倍数です。