安全に関する注意事項
Cisco ASR 903 ルータの設置を開始する前に、けがや機器の損傷を避けるために、この章の安全に関する注意事項を確認してください。
また、Cisco ASR 903 ルータの交換、設定、またはメンテナンスを行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco ASR 903 Router』に記載されている安全上の警告を確認してください。
標準の警告文
このマニュアルに記載されている警告の翻訳については、この装置に添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information』を参照してください。
警告 |
アプライアンスはアース付コンセントに接続する必要があります。ステートメント 0414 |
警告 |
けがの危険を避けるもしくは減少するため、製品が不規則な環境状況にさらされた場合や製品が不当に扱われた場合、もしくは製品の一部でも破損している場合は、この製品を使用しないでください。専門知識のあるサービス担当者にご相談ください。製品を自分で修理することは絶対に避けてください。ステートメント 0416 |
警告 |
感電、火災、ケガの危険性を抑えるため、通路沿いや家具の周辺に電源ケーブルを位置することを避けてください。ステートメント 0417 |
警告 |
この製品は、規格 IEC 60950-1 に基づいた通常の環境での使用を目的としています。この製品を車内、船上、航空機内、患者とつながっている医療用途アプリケーションで使用しないでください。また、湿気、ほこり、振動や水の浸水にさらされた環境においても使用しないでください。ステートメント 0418 |
警告 |
雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001 |
警告 |
設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004 |
警告 |
ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次のガイドラインは、安全に作業を行ってもらうために用意してあります。この装置は、ラックに 1 つだけの場合は、一番下に搭載するようにしてください。ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006 |
警告 |
この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017 |
警告 |
火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023 |
警告 |
ポートの上にある適格性を示す記号に×印が付いている場合は、EU 規格に準拠する公衆網にこのポートを接続しないでください。このタイプの公衆網にポートを接続すると、ルータの重大な障害または損傷の原因となることがあります。ステートメント 1031 |
警告 |
バスタブ、洗面台、台所のシンク、洗濯機の周辺や、湿度の高い地下室、スイミング プールの近くなど、水のある場所の近くでは、この製品を使用しないでください。ステートメント 1035 |
警告 |
防水設計されていない電話ジャックは、湿気の多い場所に取り付けないでください。ステートメント 1036 |
警告 |
電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。ステートメント 1037 |
警告 |
雷雨時には電話(コードレス型を除く)を使用しないでください。雷によって感電する危険性があります。ステートメント 1038 |
警告 |
ガス漏れを報告するには、ガス漏れの近くで電話を使用しないでください。ステートメント 1039 |
警告 |
本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040 |
警告 |
TNV に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。ステートメント 1041 |
警告 |
システムの過熱を防ぐため、周囲温度が推奨範囲の最大値である 149°F(65°C)度を超える場所ではシステムを使用しないでください。ステートメント 1047 |
警告 |
シャーシは、建物に恒久的に固定されたラックに取り付ける必要があります。ステートメント 1049 |
警告 |
安全上の重要事項:「危険」の意味です。You are in a situation that could cause bodily injury.Before you work on any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standard practices for preventing accidents.Use the statement number provided at the end of each warning to locate its translation in the translated safety warnings that accompanied this device.Statement 1071 |
警告 |
スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073 |
警告 |
これは、クラス A 準拠装置であり、工業用の EMC 要件のために登録されます。営業担当者または購入者はこれを認識する必要があります。このタイプを誤って販売または購入した場合、住宅用途タイプと交換する必要があります。ステートメント 294 |
警告 |
本製品はクラス A 製品です。国内環境で本製品を使用すると、電波障害を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザが十分な対策を講じるように求められることがあります。ステートメント 340 |
警告 |
This equipment is in compliance with the essential requirements and other relevant provisions of Directive 1999/5/EC. |
個人の安全と機器の保護のための安全に関する注意事項
安全を確保して、機器を保護するため、次のガイドラインに従ってください。このリストには、生じる可能性のある危険な状況がすべて網羅されているわけではありません。そのため、注意を怠らないでください。
- システムを移動する前に、常にすべての電源コードおよびインターフェイス ケーブルを外してください。
- 回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず確認してください。
- 取り付けの前後に、シャーシの周辺は、できるだけ埃のない清潔な状態に保ってください。
- 工具とアセンブリ コンポーネントは、通行の邪魔にならない場所に保管してください。
- 危険を伴う作業は、1 人では行わないでください。
- 人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。
- シャーシに引っ掛かるような衣服は着用しないでください。
- 眼を傷つける可能性がある場合は、作業時に保護眼鏡を着用してください。
モジュールの脱着の安全上の注意事項
ルータで作業をする場合は、次の安全上の注意事項に従ってください。
このマニュアルに記載されている警告の翻訳については、この装置に添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information』を参照してください。
警告 |
装置が設置されている建物の外部に接続する場合は、認定された回線保護機能内蔵のネットワーク終端装置を介してポートを接続してください。ステートメント 1044 |
警告 |
接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051 |
警告 |
開いた状態では、クラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器で直接見ないでください。ステートメント 1053 |
警告 |
クラス 1(CDRH)およびクラス 1M(IEC)レーザー製品です。ステートメント 1055 |
警告 |
ビームを直視しないでください。または光学機器で直接見ないでください。ステートメント 1011 |
警告 |
Invisible laser radiation present.Statement 1016 |
警告 |
ユニットの電源がオフかオンかに関係なく、WAN ポートには危険なネットワーク間電圧があります。感電を防ぐため、WAN ポートの近くで作業するときは注意してください。ケーブルの接続を外すときは、ユニット側ではない方から先に取り外してください。ステートメント 1026 |
警告 |
ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029 |
警告 |
システムの稼働中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが生じています。作業を行うときは注意してください。ステートメント 1034 |
警告 |
接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051 |
電気機器の安全な取り扱い
警告 |
シャーシの作業や電源モジュール周辺の作業を行う前に、AC 装置の電源コードを外し、DC 装置の回路ブレーカーの電源を切ってください。ステートメント 12 |
警告 |
電力系統に接続された装置で作業する場合は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外してください。金属は電源やアースに接触すると、過熱して重度のやけどを引き起こしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。ステートメント 43 |
警告 |
電力線交差による偶発的な放電を防止するために、構内配線は、構外配線および電源ケーブルと離して配置するか、またはアースされたシールドを使用して、構外配線および電源ケーブルから構内配線を分離します。電力線交差は、落雷などと同様、電力サージの原因となる事象です。構外配線は、電力線交差に耐えられるように設計されています。構内配線は、過電流および過電圧から保護する機能を備えたデバイスによって電力線交差から保護されています。ただし、落雷または電力サージの際に構内配線が構外配線や電源ケーブルの近くにあるか、またはシールドされていない場合、構内配線に接続されているインターフェイス、機器、および近くの人体に危険な放電が起こることがあります。ステートメント 338 |
警告 |
システムの電源接続の前に高リーク電流アース接続を行う必要があります。ステートメント 342 |
警告 |
雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001 |
警告 |
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003 |
警告 |
設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004 |
警告 |
この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。550 W DC電源(PID A900-PWR550-D および A900-PWR550-D-E)の保護装置の定格を確認します。-48/-60 VDC の取り付けでは、ワイヤは 20 A の分岐回路ブレーカーで最小 12 AWG です。VDC 24 の取り付けでは、ワイヤは 40 A の分岐回路ブレーカーで最小 8 AWG です。ステートメント 1005 |
警告 |
この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。1200 W DC 電源(PID A900-PWR1200-D)の保護装置の定格を確認します。-48/-60 VDC の取り付けでは、ワイヤは 50 A の分岐回路ブレーカーで最小 10 AWG です。ステートメント 1005 |
警告 |
この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。AC の取り付けでは、分岐回路ブレーカーの定格は最大 20A であることを確認します。 |
警告 |
バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。ステートメント 1015 |
警告 |
この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017 |
警告 |
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。ステートメント 1018 |
警告 |
いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019 |
警告 |
感電を防ぐために、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が、WAN ポートには TNV 回路が組み込まれています。一部の LAN ポートおよび WAN ポートでは、共に RJ45 コネクタが使用されています。ケーブルを接続する際は、注意してください。ステートメント 1021 |
警告 |
容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022 |
警告 |
火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023 |
警告 |
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024 |
警告 |
必ず銅の導体を使用してください。ステートメント 1025 |
警告 |
ユニットの電源がオフかオンかに関係なく、WAN ポートには危険なネットワーク間電圧があります。感電を防ぐため、WAN ポートの近くで作業するときは注意してください。ケーブルの接続を外すときは、ユニット側ではない方から先に取り外してください。ステートメント 1026 |
警告 |
この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028 |
警告 |
怪我またはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。ステートメント 1032 |
警告 |
装置は、必ず、IEC 60950 に基づいた安全基準の安全超低電圧(SELV)の要件に準拠する DC 電源に接続してください。ステートメント 1033 |
警告 |
バスタブ、洗面台、台所のシンク、洗濯機の周辺や、湿度の高い地下室、スイミング プールの近くなど、水のある場所の近くでは、この製品を使用しないでください。ステートメント 1035 |
警告 |
防水設計されていない電話ジャックは、湿気の多い場所に取り付けないでください。ステートメント 1036 |
警告 |
TNV に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。ステートメント 1041 |
警告 |
この装置の設置および保守は、保守担当者(AS/NZS 3260 で定義)が行ってください。この装置を誤って汎用コンセントに接続すると危険な場合があります。主電源コネクタの電源を抜く前、ハウジングが開いている間、または主電源コネクタの電源を抜く前でハウジングが開いている間に、通信回線を切断する必要があります。ステートメント 1043 |
警告 |
この製品は、設置する建物に回路短絡(転倒)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045 |
警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046 |
警告 |
電源が入った状態で電源およびリレー コネクタを接続または切断すると、電気アークが発生する可能性があります。これは、危険な場所での設置中に爆発を引き起こす原因になる可能性があります。スイッチおよびアラーム回路に電力が供給されていないことを確認してください。電源が誤ってオンにならないようにし、そのエリアが危険でないことを確認してから、作業を進めてください。電源およびリレー コネクタの非脱落型ネジをしっかり締めないと、コネクタが誤って外れたときに電気アークが発生する可能性があります。ステートメント 1058 |
警告 |
電源およびリレー コネクタの非脱落型ネジをしっかり締めないと、コネクタが誤って外れたときに電気アークが発生する可能性があります。ステートメント 397 |
警告 |
この機器は接地されることを前提にしています。通常の使用時にホストが接地されていることを確認してください。 |
警告 |
スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態でコンソール ケーブルを接続したり、切断したりすると、電気アークが発生する可能性があります。これは、危険な場所への設置中に爆発を引き起こす原因となります。電源が入っていないか、またはそのエリアが危険でないことを確認してから、作業を進めてください。装置の動作を確認するには、設置前に危険ではない場所で POST を実施してください。ステートメント 1065 |
警告 |
装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074 |
警告 |
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075 |
電気機器を取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。
- 部屋の緊急電源遮断スイッチを確認します。電気事故が発生した場合、ただちに電源をオフにします。
- システムで作業を行う前に、DC メイン回路ブレーカーをオフにし、電源端子ブロックのケーブルを取り外します。
- 次を実行する前に、すべての電源を切断してください。
- 電源付近で作業する場合
- ルータ シャーシまたはネットワーク プロセッサ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合
- ほとんどのハードウェア アップグレードを行う場合
- 故障していると思われる機器は取り付けないでください。
- 床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。
- 回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず確認してください。
- 人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。
- 電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。
- 十分注意して、自分自身が被害者にならないようにしてください。
- ルータの電源をオフにしてください。
- 可能であれば、医療を受けるために別の人を呼びます。それができないときは、被害者の状態を判別してから助けを呼んでください。
- 負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。
さらに、電源は切断されているが、電話回線またはネットワーク ケーブルにはまだ接続されている機器を取り扱う場合は、次のガイドラインに従ってください。
- 雷が発生しているときには、電話線の接続を行わないでください。
- ジャックが特別に設計されている場合を除き、電話のジャックを水気のある場所では設置しないでください。
- 電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されていない限り、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。
- 電話回線の設置または変更時には、注意してください。
電源モジュールに関する考慮事項
設置場所の電源を調べ、クリーンな電力(スパイクやノイズのない電力)が供給されていることを確認してください。必要に応じて、電力調整器を取り付けてください。
警告 |
この装置は、TN および IT 電源システムに接続するように設計されています。ステートメント 16 |
ESD による損傷の防止
警告 |
この機器にはアース接続が必要です。グリーンおよびイエローの 6 AWG アース線を使用して、ホストを接地点に接続した状態で使用してください。ステートメント 383 |
静電放電(ESD)によって機器が損傷し、電子回路に不具合が生じる可能性があります。静電放電は、電気プリント基板の取り扱いが不適切な場合に生じ、障害あるいは断続的障害を引き起こします。モジュールの取り外しおよび交換時は、静電放電防止手順に必ず従ってください。
- ルータのシャーシがアースに接続されていることを確認してください。
- 静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。不要な ESD 電圧をアースに流すために、シャーシ フレームの塗装されていない表面にクリップを留めます。静電破壊と感電を防ぐために、リスト ストラップとコードは効果的に使用する必要があります。
- リスト ストラップを使用できない場合、シャーシの金属部分に触れることで自分自身をアースしてください。
- コンポーネントの取り付けを行うときには、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンのバス コネクタに適切に固定します。これらの器具は、プロセッサの脱落を防ぐだけではなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に固定させるために必要です。
- コンポーネントの取り外しを行うときには、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを外します。
- コンポーネントはハンドルまたは端だけを持ち、プリント基板またはコネクタには決して触れないでください。
- 取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用容器に入れます。コンポーネントを工場に返却する場合は、ただちに静電気防止用容器に入れてください。
- プリント基板と衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは体内の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気によってコンポーネントが損傷することがあります。
- 金属製フレームからプリント基板を取り外さないでください。
(注) |
機器の安全を確保するために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は、1 ~ 10 Mohm でなければなりません。 |