電話機の MAC アドレスの決定
サードパーティ コール制御システムに電話機を追加するために、Cisco IP Phone の MAC アドレスを決定します。
手順
次のいずれかの操作を実行します。
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この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
サードパーティ コール制御システムに電話機を追加するために、Cisco IP Phone の MAC アドレスを決定します。
次のいずれかの操作を実行します。
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Cisco IP Phone は、SIP(Session Initiation Protocol)をサポートしているため、SIP ネットワークの一部として使用されます。Cisco IP Phone は BroadSoft、MetaSwitch、Asterisk など他の SIP IP PBX コール制御システムと互換性があります。
これらのシステムの設定はこのドキュメントでは説明しません。詳細については、お使いの Cisco IP Phone を接続する SIP PBX システムのマニュアルを参照してください。
このドキュメントでは一般的なネットワーク設定を説明しますが、設定はサービス プロバイダーが使用する機器の種類によって異なることがあります。
電話機がネットワークに接続したとき、電源が入れられたとき、および設定した間隔で、リモート サーバから設定プロファイルをダウンロードしたり、ファームウェアを更新するように、プロビジョニングすることができます。プロビジョニングは通常、大規模な Voice-over-IP(VoIP)展開の一環で、サービス プロバイダーに限定されます。設定プロファイルや更新されたファームウェアは TFTP、HTTP、または HTTPS を使用してデバイスに転送されます。
プロビジョニングの詳細は、Cisco IP Phone 8800 Series Multiplatform Phones プロビジョニング ガイド を参照してください。
完全な設定、設定の変更、またはステータス データをサーバにレポートするように、電話機を設定することができます。レポート ルールフィールドに URL を 2 つ追加して、レポートの宛先を指定します。また、必要があれば、暗号キーを含めることも可能です。
差分設定およびステータスレポートを一度に要求する場合は、レポートルールをスペースで区切ります。各レポートルールには、通知先アップロードの URL を含めるようにします。オプションで、1 つまたは複数のコンテンツ引数を使用してレポートルールの前に角かっこ [] で囲まれたオプションを指定できます。
レポートのアップロードを試行すると、[Http レポートメソッド (http report Method)] フィールドは、電話機が送信する http 要求を http PUT にするか、または http POST にするかを指定します。次のどちらかを選択します。
PUT 方式:サーバ上の既知の場所で新しいレポートを作成するか、既存のレポートを上書きします。たとえば、送信した各レポートを上書きし続けて、最新の設定のみをサーバに保存する場合などに使用します。
POST メソッド: PHP スクリプトを使用するなどして、処理のためにレポートデータをサーバに送信します。このアプローチでは、より柔軟に設定情報を保存することが可能です。たとえば、電話機の一連のステータス レポートを送信し、すべてのレポートをサーバに格納する場合などに利用します。
特定の設定レポートを送信するには、[レポートルール (Report Rule)] フィールドで次のコンテンツ引数を使用します。
Content 引数 |
レポート内容 |
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---|---|---|---|
デフォルト:空白 |
完全な設定レポート |
||
[--delta] |
最新の変更されたフィールドのみを含む設定レポート
|
||
[--status] |
完全な電話機状態レポート |
||
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レポートルールで [--key < encryption key> ] 引数を指定すると、電話機は指定された暗号化キーを使用して、ファイル (設定、ステータス、または差分) に AES-256-CBC 暗号化を適用します。
(注) |
入力キー素材 (IKM) を使用して電話機をプロビジョニングした場合、電話機が RFC 8188 ベースの暗号化をファイルに適用するようにするには、-key 引数を指定しないでください。 |
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
ステップ 1 |
[ を選択します |
ステップ 2 |
アップロード設定オプションの説明に従って、5 つのフィールドのそれぞれにパラメータを設定します。 |
ステップ 3 |
[すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 レポート ルールに関する上記のユーザ入力例の結果として生じる電話とプロビジョニング サーバのアクション:
|
電話機のシステム管理者は、ユーザによる電話機の統計状況の表示や、一部またはすべてのパラメータの変更を許可することができます。このセクションでは、電話機の Web ユーザ インターフェイスで変更可能な電話機の機能について説明します。
サブネットワーク上の電話機に到達可能なコンピュータの Web ブラウザから、電話機の Web ページにアクセスします。
サービス プロバイダーが設定ユーティリティへのアクセスを無効にしている場合は、続行する前にサービス プロバイダーに問い合わせてください。
ステップ 1 |
コンピュータが電話機と通信できることを確認します。VPN が使用されていないことを確認します。 |
ステップ 2 |
Web ブラウザを起動します。 |
ステップ 3 |
Web ブラウザのアドレス バーに電話機の IP アドレスを入力します。
たとえば、 |
電話機パラメータを表示するには、設定プロファイルを有効にします。パラメータのいずれかを変更するには、設定プロファイルを変更できる必要があります。システム管理者が電話機の Web ユーザ インターフェイスを表示可能または書き込み可能にする電話機オプションを無効にしている場合があります。
詳細については、Cisco IP Phone 8800 シリーズ マルチプラットフォーム電話機プロビジョニング ガイド [英語] を参照してください。
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
ステップ 1 |
をクリックします。 |
ステップ 2 |
[システム設定(System Configuration)] セクションで、[Web サーバの有効化(Enable Web Server)] を [はい(Yes)] に設定します。 |
ステップ 3 |
設定プロファイルを更新するには、電話機の Web ユーザ インターフェイスでフィールドを変更してから、[すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 電話機がリブートして、変更が適用されます。 |
ステップ 4 |
現在のセッション中(または [すべての変更を送信(Submit All Changes)] を最後にクリックした後)に加えたすべての変更をクリアするには、[すべての変更の取り消し(Undo All Changes)] をクリックします。値が以前の設定に戻ります。 |
DHCP サーバは、電話機がブートアップして、サブネットワークに接続できるように、IP アドレスを割り当てます。
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[IPv4 情報(IPv4 Information)] までスクロールします。現在の IP に IP アドレスが表示されます。 |
ステップ 3 |
[IPv6情報(IPv6 Information)] までスクロールします。現在の IP に IP アドレスが表示されます。 |
ユーザが電話登録に失敗するときには、電話の Web ページからダウンロード ステータスを表示することができます。
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
ファームウェア アップグレード ステータス(Firmware Upgrade Status) 、 、および の説明に従って、ファームウェア アップグレード、プロビジョニングおよびカスタム CA ステータスの詳細を確認します。 |
各タブには特定の機能に関連するパラメータが含まれています。一部のタスクでは異なるタブの複数のパラメータを設定する必要があります。
情報 で、電話機の Web ユーザ インターフェイスで使用可能な各パラメータについて簡単に説明します。
Cisco IP Phone ファームウェアは、特定の管理者アカウントとユーザ アカウントを提供します。これらのアカウントは特定のログイン権限が与えられています。管理者アカウント名は admin で、ユーザ アカウント名は user です。これらのアカウント名は変更できません。
admin アカウントはサービス プロバイダーや付加価値再販業者(VAR)に Cisco IP Phone への設定アクセス権限を提供します。user アカウントは、デバイスのエンドユーザに限定的な設定可能コントロールを提供します。
user アカウントと admin アカウントは個別にパスワードで保護することができます。サービス プロバイダーが管理者アカウント パスワードを設定した場合は、[管理者ログイン(Admin Login)] をクリックしたときに、その入力が求められます。パスワードがまだ設定されていない場合、画面が更新されて管理パラメータが表示されます。管理者アカウントにもユーザ アカウントにもデフォルトのパスワードは割り当てられていません。パスワードを割り当てたり変更したりできるのは、管理者アカウントだけです。
管理者アカウントは Web パラメータを含めてすべての Web プロファイル パラメータを表示、変更でき、そうしたパラメータはユーザのログインに使用されます。Cisco IP Phone のシステム管理者は、さらにプロビジョニング プロファイルを使用して、ユーザ アカウントが表示および変更できるパラメータを制限できます。
ユーザ アカウントに使用できる設定パラメータは Cisco IP Phone で設定できます。電話機の Web ユーザ インターフェイスへのユーザ アクセスは無効にできます。
admin アカウントを使用して、user アカウントによる電話機 Web ユーザ インターフェイスへのアクセスを有効または無効にします。ユーザ アカウントにアクセス権限がある場合、ユーザは電話機の Web ユーザ インターフェイスから各種パラメータを設定することができます。
(注) |
電話機のプロファイル プロビジョニングを使用して、個々のパラメータの設定を制限します。たとえば、Connection_Type パラメータでは、電話機のユーザモードが 「はい」に設定されている場合、再同期ファイルでの "ua" 属性は以下の通りです。
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プロビジョニングの詳細は、Cisco IP Phone 8800 シリーズ マルチプラットフォーム フォン プロビジョニング ガイド を参照してください。
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[システム設定(System Configuration)] の [電話機 UI ユーザ モード(Phone-UI-User-Mode)] フィールドで、[はい(Yes)] を選択します。 |
ステップ 3 |
[すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機 Web ページへのアクセスを参照してください。
プロンプトが表示されたら、[管理パスワード(Admin Password)] を入力します。 |
Cisco IP Phone の IP アドレスを Web ブラウザで入力して、admin/ 拡張子を含めます。 例: |